JPH073531B2 - カメラの露出制御装置 - Google Patents

カメラの露出制御装置

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JPH073531B2
JPH073531B2 JP61266066A JP26606686A JPH073531B2 JP H073531 B2 JPH073531 B2 JP H073531B2 JP 61266066 A JP61266066 A JP 61266066A JP 26606686 A JP26606686 A JP 26606686A JP H073531 B2 JPH073531 B2 JP H073531B2
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JP
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photometric
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lock
mode
switch
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JP61266066A
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明彦 藤野
学 井上
政昭 中井
信行 谷口
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自然光撮影モードおよび閃光撮影モードで選
択的に作動するカメラに関し、特に、閃光撮影モードに
おいても自然光撮影モードと同様に露出制御値が測光値
に基づいて定められるカメラに関する。
従来の技術 この種のカメラでは、閃光撮影モードにおいては、測光
値(例えば平均測光値又は画面周辺部の測光値)に基づ
いてカメラの閃光撮影用露出制御値を定めており、例え
ば画面中央部の主被写体に対しては電子閃光器の発光量
制御で、画面周辺部の従被写体に対してはカメラの上記
露出制御でそれぞれ所望の露出が得られる。
又、画面中央部を測光するスポット測光手段を備えたカ
メラが知られているが、このカメラは、輝度差の大きい
被写体を自然光撮影するときに所望の被写体部分を所望
露出とする場合には有効であるが、上述の閃光撮影の場
合には適しない。尚、このような撮影者の作画に応じた
撮影を可能とするために、カメラのシャッターレリーズ
操作とは異なる手動操作に応答して測光値を記憶させる
AEロック手段をカメラに設けることは広く知られてい
る。
発明が解決しようとする問題点 しかし、上述のような閃光撮影が行なえるとともに自然
光撮影ではスポット測光が行なえ、且つ自然光撮影、閃
光撮影にかかわらずAEロックが行なえるようにカメラを
構成しようとした場合、以下のような問題点が生じる。
即ち、例えば被写体の所望部分をスポット測光してAEロ
ックし、そのAEロックによる自然光撮影を行なおうとし
ている状態において、撮影モードが閃光撮影モードに切
換わった場合を考える。尚、撮影モードの切換えは、撮
影モード切換部材により手動的に又は電子閃光器の閃光
撮影準備完了(例えば主コンデンサの充電完了)により
自動的になされるものとする。この場合、撮影モードが
切換っているにもかかわらず、測光値は上記AEロックに
よりスポット測光値のままであるので、従被写体に対し
て所望露出が与えられないことが生じる。
本発明は、上述の問題点を解消しAEロック状態で撮影モ
ードが切換わってもその切換わった撮影モードに応じた
所望露出の撮影が行なえる露出制御装置を提供しようと
するものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、自然光撮影モードおよび閃光撮影モードで選
択的に作動し、いずれの撮影モードも測光値に基づいた
AEロックによる露出制御がなされるカメラにおいて、撮
影モードの切換が指定されたときに既にAEロックがなさ
れている場合に作動し、指定された撮影モードに適した
測光値を再記憶するようAEロックをやり直す再記憶手段
を備えたことを特徴とする。
作用 撮影モードの切換が指定されたときに既にAEロックがな
されている場合は、指定された撮影モードに適した測光
値(例えば自然光撮影モードから閃光撮影モードに切換
わった場合は平均測光値)を再記憶するようAEロックが
やり直され、常に切換わった撮影モードに応じた所望露
出が得られる。
実施例 第1図は本発明が適用されるフォーカルプレンシャッタ
を備えた一眼レフレックスカメラ本体を上から見た平面
図であり、第2図は第1図のカメラ本体の回路構成を示
すブロック図である。第1図において、カメラ本体
(1)の上部には、メインスイッチ(2),レリーズ釦
(3),アップキー(4),ダウンキー(5),AEロッ
クスイッチ(6),液晶表示部(7)およびアクセサリ
ーシュー(8)が設けられている。ここで、アップキー
(4)の近傍には閃光同調限界速度(例えば、1/250
秒)を示す記号Xが、ダウンキー(5)の近傍にはバル
ブ露出を示す記号Bがそれぞれ印字されている。また、
AEロックスイッチ(6)はこれがシャッタレリーズ操作
に先立って操作された時の測光値に基づいて露光制御を
行なう(所謂、AEロック撮影)ときにAEロック不可能な
非AEロック位置からAEロック可能なAEロック位置へ切換
えられるが、AEロック位置にはAEロック可能を示す文字
“AEL"の他に部分測光を示す文字“SPOT"が、非AEロッ
ク位置にはAEロック不可を示す文字“OFF"の他に平均測
光を示す文字“AVE"がそれぞれ印字されている。
第2図において、カメラ本体(1)は、主としてマイク
ロコンピュータ(11),フィルム情報読取部(12),測
光部(13),露出制御部(14)および表示制御部(15)
で構成される。ここで、フィルム情報読取部(12)は、
フィルムパトローネの外周側面に電気的コード信号(以
下、DXコードと称する)の形態で形成されたフィルム情
報を読取り、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと
称する)へ出力する回路部である。測光部(13)は、平
均測光用受光素子(16)およびスポット測光用受光素子
(17)を備え、受光素子の測光出力をマイコン(11)へ
出力する。尚、これら受光素子(16),(17)は、例え
ば、撮影レンズ、反射ミラーの半透光部を通過しシャッ
タ幕面又はフィルム面で反射された被写体からの光を受
光しうる撮影光路外の位置に配置されている。露出制御
部(14)は、マイコン(11)の出力に応じてシャッタ速
度および絞りの制御を行なう。表示制御部(15)は、マ
イコン(11)の出力に応じてファインダ内表示部(18)
および上記外部表示部(7)を駆動制御する。尚、メイ
ンスイッチ(2)が“LOCK"位置にあるときは、後述の
第12図に示すように、上記2つの表示部の表示素子を全
て消すよう制御する。
また、カメラ本体(1)には撮影レンズ(19)および電
子閃光器(20)が着脱可能に装着される。ここで、撮影
レンズ(19)はその光学的、機械的特性や絞り値等に関
するレンズ固有のデータをカメラ本体(1)のマイコン
(11)へ出力し、マイコン(11)はこのレンズ情報や前
記フィルム情報,測光情報等に基づいて露出制御情報を
演算する。同様に、電子閃光器(20)はその装着信号や
充電完了信号等のフラッシュ情報をマイコン(11)へ出
力する。マイコン(11)は、入力端(IP0)〜(IP9)や
出力端(OP0),割込端(INT),クリア端(CLR)を有
し、割込端(INT)への信号立下りで後述の割込み動作
を開始し、クリア端(CLR)への信号立上りで後述のリ
セット動作を開始する。スイッチ(S0),(Su),(S
d),(Sa)はそれぞれ前述のメインスイッチ(2),
アップキー(4),ダウンキー(5),AEロックスイッ
チ(6)によって操作されるスイッチである。尚、メイ
ンスイッチ(2)の“ON"位置でスイッチ(S0)が閉
じ、アップキー(4),ダウンキー(5)の押圧でスイ
ッチ(Su),(Sd)が閉じ、AEロックスイッチ(6)の
“AEL"位置でスイッチ(Sa)が閉じるようになってい
る。スイッチ(S1),(S2)は前述のレリーズ釦(3)
の押圧動作に連動し、押圧動作の初期で測光スイッチ
(S1)が閉じ、最終段階で測光スイッチ(S1)が閉じた
ままレリーズスイッチ(S2)が閉じる。
スイッチ(S0)は、マイコン(11)の入力端(IP0)に
直接接続されるとともに、ワンショット回路(21),ア
ンドゲート(AN1),オアゲート(OR1)を介して割込端
(INT)に接続されている。尚、アンドゲート(AN1)の
他の入力端にはスイッチ(S1),(Sa)および後述のオ
アゲート(OR2)の出力が接続され、オアゲート(OR1
の他の入力端にはマイコン(11)の出力端(OP0)の反
転出力およびスイッチ(S0)が接続されている。スイッ
チ(S1),(Sa),(Su),(Sd)はそれぞれマイコン
(11)の入力端(IP2),(IP4),(IP5),(IP6)に
直接接続され、スイッチ(S2)はオアゲート(OR2)を
介してマイコン(11)の入力端(IP3)に接続されてい
る。また、スイッチ(S1),(Sa)およびオアゲート
(OR2)の出力はアンドゲート(AN2)に入力され、その
出力はマイコン(11)の入力端(IP2)に接続されてい
る。この入力端(IP2)は、後述のスイッチ(S3)が閉
じている場合に、スイッチ(S1),(S2),(Sa)のい
ずれか1つが閉じてから所定期間は測光状態を保持する
(以下、測光ホールドと称する)ために設けられてい
る。
本実施例のカメラは、予め定められたプログラム線図に
基づいてシャッタ速度および絞りの組合せが一義的に定
まるプログラムモードを有する。なお、このプログラム
モードには、自然光撮影用プログラムモード(以下、P
モードと称する)と閃光撮影用プログラムモード(以
下、FPモードと称する)との2種類が用意されている。
また、各モードとも、上記予め定められたプログラム線
図による組合せを手動操作に応じて適正露光を保ちなが
らシフトさせる(以下、PシフトまたはFPシフトと称す
る)ことができる。更に、これらの自動露出制御とは別
にシャッタ速度および絞りを手動的に設定できるマニュ
アルモードをも有している。
スイッチ(S3)は露出制御部(14)の露出制御動作完了
で開き、フィルム巻上げ動作の完了で閉じるスイッチで
ある。このスイッチ(S3)はマイコン(11)の入力端
(IP7)に直接接続されるとともに、オアゲート(OR2
の他の入力端に接続される。従って、フィルム巻上げが
完了していない状態ではレリーズ釦(3)が押圧されて
レリーズスイッチ(S2)が閉じてもオアゲート(OR2
の出力は“High"のままであるので、マイコン(11)は
露出制御動作には移行しない。また、マイコン(11)は
スイッチ(S3)が開いたことを入力端(IP7)により判
別すると露出制御動作を停止する。
スイッツ(Sx)は、フラッシュの同調発光のための所謂
X接点であり、シャッタ先幕の走行完了からシャッタ後
幕の走行完了までの間は接点(b)に、それ以外のとき
は接点(a)に接続されている。このスイッチ(Sx)が
接点(a)に接続されている間は測光部(13)でのフィ
ルム面からの反射光を積分する積分動作が禁止され、接
点(b)に切換わると積分動作が開始されるとともに、
電子閃光器(20)の発光が開始する。
測光部(13)は、平均測光用受光素子(16)および部分
測光用受光素子(17)ごとに設けられた測光回路と、こ
れらの2つの測光回路の出力、即ち平均測光値(以下、
AVEと称する)およびスポット測光値(以下、SPOTと称
する)を時系列で選択的に入力し、A/D変換をおこなうA
/D変換器と、A/D変換されたデータを順次マイコンに送
るデータ出力用レジスタとを備えており、この出力デー
タによりマイコン(11)は露出演算を行なう。また、測
光部(13)は、更に、マイコン(11)から送られてくる
フィルム感度データを読取る部分と、そのフィルム感度
データをアナログ信号に変換するD/A変換器と、平均測
光用測光回路の出力にD/A変換器からのフィルム感度信
号を加算する加算回路と、スイッチ(Sx)が接点(b)
に接続されると加算回路の出力の積分を行なう回路と、
積分値が所定値に達すると端子(e)に電子閃光器(2
0)の発光を停止させるための信号を出力する回路とか
らなる発光量制御部を備えている。
また、この発光量制御部は、FPモードでFill−In領域が
判別(後述)されたときと、FPモードでPシフトのとき
は、フィルム感度データを例えば1Ev分増加させて測光
回路に送り閃光発光量を1Ev分適正露光レベルから低下
させるようにしている。上述以外の閃光撮影時はフィル
ム感度データをそのまま出力して閃光発光量を適正露光
レベルとするようにしている。
電子閃光器(20)は、出力端(g)からマイコン(11)
の入力端(IP8)に対して充電の完了/未完了を示す充
電完了信号を出力し、出力端(f)からマイコン(11)
の入力端(IP9)に対して電子閃光器(20)の電源スイ
ッチが閉成されていることを示す装着信号を出力する。
第3図は、第2図のマイコン(11)の作動を示すフロー
チャートであり、このフローに基づいてカメラ全体の作
動を説明する。
まず、カメラ本体に電源(22)が装填されると、パワー
アップクリア回路(23)によりクリア端子(CLR)が瞬
間的に“LOW"レベルとなる。これによりマイコン(11)
はRESETルーチンを走り出し、入出力ポートおよびRAMの
初期設定を行なった(#1)後にSTOPルーチンへと進
む。このルーチンへは後述の測光ホールド終了時等にも
飛んでくるようになっているため、まず、測光動作を停
止し(#2)、出力ポート(OP0)を“High"とすること
によって割込みを許可する(#3)。そして、AEロック
フラグAFのリセット,装着フラグNFのセットを行なう
(#4)。ここで、フラグAFはAEロック時にセットさ
れ、フラグNFは電子閃光器(20)の非装着時にセットさ
れる。尚、このステップ#4により、AEロックスイッチ
(6)が“AEL"位置に設定されていても測光部(13)は
1回目は必ず測光動作を行なう。
次に、マニュアルフラグMFの判定を行なう(#5)。こ
こで、フラグMFはメインスイッチ(S0)の閉成時にスイ
ッチ(Su),(Sd)のいずれかが閉じているときにセッ
トされる。尚、このセットにより、以後カメラの露光制
御はプログラムモードからマニュアルモードへ切換わ
る。ここで、フラグMFがリセットされていると表示部
(7)および(15)は第13図に示すスタンバイ表示を行
ない(#6)、セットされていると第14図または第15図
に示すようなシャッタ速度のみの表示を行なう。尚、そ
の具体的な表示形態は後述するが、フラグMFの状態に応
じて表示形態を変えることにより測光状態でないときで
もオートかマニュアルかが分かる。これら表示の後に、
マイコンは作動を停止する(#8)。
次に、カメラのメインスイッチ(S0)が閉成されると、
第2図に示すワンショット回路(21)によりマイコン
(11)の割込端(INT)が一瞬“LOW"となり、割込みが
かかる。これにより、マイコン(11)はINTルーチンを
走り出す。INTルーチンでは、出力端(OP0)を“LOW"と
することによって次の割込みを禁止し(#9)、このIN
Tルーチン実行中に他の割込みがかかるのを防止する。
次に、入力端(IP1)によりスイッチ(S1),(S2),
(Sa)が全て開いているか否かの判定を行なう(#1
0)。ここで、スイッチ(S1),(S2),(Sa)が全て
開いている場合は、ステップ#11へ進み、フラグMFをリ
セットし、スイッチ(Su),(Sd)が閉じているか否か
の判定を行なう(#12,#13)。スイッチ(Su)が閉じ
ている場合はシャッタ速度を1/250秒として(#14)か
らフラグMFをセットし(#16)、スイッチ(Sd)が閉じ
ている場合はシャッタ速度をバルブとして(#15)から
フラグMFをセットする(#16)。これによりフラグMFが
セットされると、以後はシャッタ速度は設定値(1/250
秒またはバルブ)に固定され、絞りがアップキー
(4),ダウンキー(5)の操作に応じて設定されるマ
ニュアルモードとなる。一方、スイッチ(Su),(Sd)
がともに開いている場合、フラグMFはリセットされたま
までステップ#17へ進む。ステップ#17ではレジスタP
R,FRをクリアし、フラグFFをリセットする。ここでレジ
スタPR,FRにはそれぞれ自然光撮影用プログラムモー
ド、閃光撮影用プログラムモードでのプログラムシフト
量、即ちPシフト量、FPシフト量が格納され、フラグFF
は閃光撮影時にオートをはずして、絞りがマニュアルで
設定できるモード(以下、FLマニュアルモードと称す
る)にするときにセットされる。即ちメインスイッチ
(S0)の閉成により、Pシフト,FPシフト,FLマニュアル
は全て解除されることになる。そして、前述のSTOPルー
チンへと進み、マイコンは停止する。
マイコンのSTOPルーチン実行中または停止状態でスイッ
チ(S1),(S2),(Sa)のいずれかが閉じると、マイ
コンに割込みがかかり、マイコンはINTルーチンを走り
出す。尚、これらスイッチ(S1),(S2),(Sa)を起
動スイッチと総称する。これら起動スイッチのいずれか
によりINTルーチンを実行する場合、入力端(IP1)は
“LOW"である(#10)ので、S.LOOPのルーチンへ進み、
まず、入力端(IP0)によりメインスイッチ(S0)が閉
じているか否かを判定する(#18)。ここで、メインス
イッチ(S0)が開いていると前述のステップ#17へ進
み、Pシフト,FPシフト,FLマニュアルを解除し、STOPル
ーチンを実行してから停止する。一方、メインスイッチ
(S0)が閉じている場合は、測光動作を開始させ(#1
9)、250msごとに測光部(13)はAVE,SPOTの両測光値の
A/D変換動作を行ないA/D変換されたデータを出力用レジ
スタに格納する。さらに、フィルムパトローネのDXコー
ドからフィルム情報を読取り、DXコードがなければISO
値を100にセットする(#20)。そして、電子閃光器(2
0)から装着、充電完了のフラッシュ情報を読取り(#2
1)、撮影レンズ(19)から開放絞り値(Av0),最小口
径絞り値Avmax等のレンズ情報を読取り(#22)、キー
スイッチ(Su),(Sa)の判定を行なう(#23)。以上
の情報をもとにして露出演算を行ない、撮影用シャッタ
速度および絞り値を求め(#24)、これを表示する(#
25)。
次に、入力端(IP1)により起動スイッチが閉じている
か否かを判定し(#26)、起動スイッチのいずれかが閉
じていればタイマをリセットし、計時動作を再開させて
(#27)からステップ#28へ進み、全て開いていれば直
ちにステップ#28へ進む。このタイマは、測光ホールド
判定用のタイマであり、起動スイッチが全て開いたとき
から10秒が経過すると、測光部(13)の測光動作をや
め、マイコンが停止するように構成されている。次に、
レリーズスイッチ(S2)が閉じていればステップ#24で
求めたシャッタ速度および絞り値で露出制御を行なって
(#29)からタイマの計時状態を判定し(#30)、スイ
ッチ(S2)が開いていれば直ちに上記ステップ#30へ飛
ぶ。ここで、10秒が経過していない場合は、上述のS.LO
OPルーチンを繰返し、10秒が経過している場合(即ち、
測光ホールド終了時)にはSTOPルーチンへ進み、停止す
る。尚、この測光ホールド終了時には、メインスイッチ
(S0)の開放時とは異なり、ステップ#17を実行しない
ため、Pシフト,FPシフト,FLマニュアルは解除されな
い。
以上が本実施例の大まかな動きである。以下に本実施例
の詳細な動きを述べる。
第4図は、第3図のフローのうち、レンズ情報読取りの
ステップ#22およびKEY判定のステップ#23を詳細に示
したものである。まず、レンズから開放絞り値Av0およ
び最小口径絞り値Avmaxのレンズ情報を読取り(#3
1)、次に、レンズ情報の有無を判定する(#32)。こ
こで、レンズがカメラに装着されていなかったり、レン
ズ情報のないレンズがカメラに装着されたりする場合の
ように、レンズ情報が読取られなかった場合は、ステッ
プ#33へ進み、Av0,Avmaxをともに“0"とし、レジスタP
R,FRをクリアし、後述の実絞り演算を行なう。尚、Pシ
フト,FPシフトはレンズをカメラ本体からはずすと(レ
ンズ情報がなくなると)解除される。
一方、レンズ情報がある場合、KEY判定ルーチンへ進
み、まず、フラグMFを判定する(#34)。フラグMFがリ
セットされている場合は、次に入力端(IP9)により電
子閃光器(20)の装着を判定する(#35)。ここで、電
子閃光器(20)が装着されていない場合は、アップキー
(4)またはダウンキー(5)が押されたか否かを判定
し(#36,#38)、これらキーが押されるごとにレジス
タPRに1を加算あるいは減算する(#37,#39)ことに
より、PモードでのPシフト量が設定される。電子閃光
器(20)が装着されている場合には、ステップ#40へ進
み、入力端(IP8)により充電完了状態を判定する。充
電が完了していない場合は、直ちに第3図のステップ#
24へ進み、KEY判定をしない。即ち、電子閃光器(20)
が装着されていても充電が完了していないときは、アッ
プキー(4),ダウンキー(5)は機能しない。一方、
充電が完了している場合は、フラグAFによりAEロックが
なされているか否かを判定し(#41)、AEロックされて
いる場合は、アップキー,ダウンキーを判定し(#42,
#44)、これらキーが押されるごとにレジスタFRに1を
加算あるいは減算する(#43,#45)ことによりFPモー
ドでのFPシフト量が設定される。
AEロックされていない場合は、レンズ情報がない場合や
フラグMFがセットされている場合と共にステップ#46へ
進み、撮影用絞り値を設定用レジスタAvsへ移す。そし
て、アップキー、ダウンキーを判定し(#47,#49)、
これらキーが押されるごとにレジスタAvsに0.5EVを加算
あるいは減算し(#48,#50)、フラグFFをセットする
(#51)。ここで、絞りはAv0〜Avmaxの範囲内でのみ変
更可能であり、Av0以下またはAvmax以上となるときは、
Avsの内容はそれぞれAv0またはAvmaxに固定される。
尚、レンズ情報がない場合、Avsの内容は自動的に0と
なる。以上の処理によりFLマニュアルモード,マニュア
ルモードおよびレンズ情報なしの場合の絞り値が決定さ
れる。
第5図に基づいて第3図のステップ#24の演算ルーチン
を詳細に説明する。まず、入力端(IP9)により電子閃
光器(20)の装着を判定する(#53)。電子閃光器(2
0)が装着されていない場合は、レジスタFRをクリア、
フラグFFをリセットして、FPシフト,FLマニュアルを解
除し(#56)、フラグNFをセットして電子閃光器(20)
が装着されていないことを記憶する(#57)。一方、電
子閃光器(20)が装着されている場合は、レジスタPRを
クリアしてPモードでのPシフト量をリセットする(#
54)。そして、フラグNFを判定し(#55)、新規装着で
ない場合は、フラグAFによりAEロックがなされているか
否かの判定を行なう(#59)。ここで、AEロックでない
場合は、測光部(13)よりAVE,SPOTの両測光値を読取
り、AVE値をR1レジスタへ、SPOT値をR2レジスタへ入力
する(#60)。AEロックされている場合は、測光値の入
力を行なわない。尚、必ず両測光値AVE,SPOTを読込むの
は、測光周期に比べ、S.LOOPルーチンでの周期(即ち、
測光部の情報をマイコンが読込む周期)が短いためであ
る。例えば、スイッチ(Sa)が閉じられてスポット測光
値SPOTをロックしなければならないとき、このように常
時両測光値を入力していることで、次の測光周期まで待
つことなく即座に測光値を選択してロックし、その値に
基づいて演算・表示・露出制御を行なえる。
一方、ステップ#55でフラグNFがセットされている場
合、即ち、電子閃光器(20)が装着されたばかりであれ
ば、フラグNFをリセットして電子閃光器(20)が装着さ
れたことを記憶し(#58)、フラグAFの判定をせずに直
ちにステップ#60へ進み、測光値の入力を行なう。これ
は、AEロックしたまま電子閃光器(20)を装着すると、
撮影条件がそれまでとまったく変わるため、Pモードで
の測光値をFPモードへ持ちこまないように再測光をする
ためである。
次に、AEロックスイッチ(Sa)が閉じていればフラグAF
をセットし(#62)、開いていればレジスタFRをクリア
しフラグAFをリセットする(#63)。更に、電子閃光器
の装着の有無とAEロックの有無とに応じて前記測光値AV
E,SPOTのいずれかを選択的に採用する(#64〜#67)。
即ち、電子閃光器の装着時はAEロックの有無に拘わらず
平均測光値AVEを、電子閃光器の非装着時はAEロックで
スポット測光値SPOTを、非AEロックで平均測光値AVEを
採用する。その後、マニュアルモード時の設定露出値と
適正露出値との差の正負を表示するためのメータード・
マニュアル用レジスタをクリアし、FPモード時のFill−
Inフラッシュ用フラグFIをリセットする(#68)。
次に、第3図のステップ#20で得たフィルム感度情報Sv
に上述のステップ#66または#67で得た測光値情報Bvを
加算して露出値Evを算出する(#69)。そして、マニュ
アルフラグMFおよび電子閃光器(20)の充電完了の有無
に応じて演算モードを決定する(#70,#71)。即ち、
フラグMFのセット時は充電完了の有無に拘わらずTv一定
値,AV設定値のマニュアルモードとなり、フラグMFのリ
セット時は充電未完了時にPモード,充電完了時にFPモ
ードとなる。
Pモードの場合、第6図Aにおいて、まず、レンズ情報
の有無を判定する(#72)。ここで、レンズ情報がない
場合、レンズの実絞りに基づいてシャッタ速度が定まる
実絞りAE演算を行なう(#73)。この場合、絞り値の表
示は“−−”となる。一方、レンズ情報がある場合、予
め定められたプログラム線図に基づいてシャッタ速度と
絞り値を算出するPモードでのプログラムAE演算を行な
う(#74)。尚、レジスタPRの内容が“0"でなければそ
の値に応じて上記算出値からシャッタ速度と絞り値をシ
フトさせるプログラムシフト演算を行なう(#76)。
FPモードの場合、第6図Bにおいて、まず、レンズ情報
の有無とAEロックの有無とFLマニュアルフラグFFの状態
とに応じて演算モードを決定する。即ち、レンズ情報が
ありAEロックがなされている場合はAEロックに適合した
FPモード用プログラムAE演算(詳細は後述)を行なって
シャッタ速度と絞り値を算出し(#79)、レジスタFRの
内容が“0"でなければその値に応じて上記算出値からシ
ャッタ速度と絞り値をシフトさせる(#81)。又、レン
ズ情報がありAEロックでなくフラグFFがリセットされて
いる場合は、FPモード用プログラムAE演算を行なう(#
83)。尚、フラグFFがセットされている場合は、レンズ
情報がない場合と同様に、マニュアルモードとなり、シ
ャッタ速度は1/250秒に固定され(#84)、絞り値はア
ップキー(4)またはダウンキー(5)により設定され
た値となる(#85)。この組合せの露出値と適正露出値
との差がメータードマニュアル値として演算される(#
87)。
第7図Aは、第5図のステップ#83におけるFPモード用
プログラムAE演算を詳細に示したものである。このFP演
算は、シャッタ速度を閃光同調速度限界の1/250秒(Tv
=8)に固定し、自然光のみで定まる適正露出値から1E
vアンダーになる絞り値を求めるものである。
まず、シャッタ速度を1/250秒とし(#88)、固定とす
る。次に、第5図のステップ#69で求めたEv値に1Evを
加算しEv′とし、同時にフィルインフラッシュ用フラグ
FIをセットする。これは電子閃光器の発光量制御を適正
からはずし加減するためである。次に、EvからSvを減算
し(#90)、BvがAPEX値で8以上であれば、Svに1を加
算した値をAvとし(#93)、Bvが8未満であれば、Ev′
からTvを減算した値をAvとする(#92)。尚、AvはAv0
とF2.8とのうちの大きいAv値からAvmaxまで(例えば、F
2.8〜F22)の範囲内で決定される。そして、(Tv+Av)
がEv′よりも大きく(即ち、適正露出値Evから1Ev以上
アンダー)なれば、フラグFIをリセットする。以上の処
理により、FPモードでのシャッタ速度と絞り値が求ま
る。第9図は、このFPモード用プログラム線図を示して
いる。尚、第9図において、横軸はEv値を示し、縦軸は
それぞれAv値,Tv値,△Ev値(適正露出レベルからのず
れ量)を示す。
第7図Bは、第5図のステップ#79におけるAEロックに
適合したFPモード用プログラムAE演算を示す。このAEロ
ック用FPモードでは、シャッタ速度は被写体輝度に応じ
て変化し、1/250秒よりも低速の所謂スローシンクロも
可能となる。このため自然光による露出を低輝度でも適
正から1Evアンダー以上に保つことができるので、前輝
度でFill−Inとなる。また、ISOによる絞り値の上限制
限もはずれる。このAEロック用FP演算では、まずフラグ
FIがセットされ、第5図のステップ#69で求めたEvに1
を加算した値をEv′とする(#97)。次に、シャッタ速
度を1/250秒とし(#98)、Ev′からTvを減算し、Av0
Avmaxの範囲内で制限した値をAvとする(#99)。この
とき、AvがAv0で制限された場合は制限されたAvをEv′
から減算しTvとする。第10図の実線は、このAEロック用
FPモードでのプログラム線図を示している。尚、第9図
と同様に、横軸はEv値を示し、縦軸はそれぞれAv値,Tv
値,△Ev値を示す。
第7図Cは、第5図のステップ#81におけるFPシフト演
算を詳細に示したものである。ここで、FPシフトとは、
上記のAEロック用FP演算で求めたTv,Av値を(Tv+Av)
は一定のまま設定されたシフト量に基づいて組み合せを
変えることを言う。第10図にFPシフトでプログラム線図
が変化する様子を実線以外の破線や一点鎖線等で示す。
まず、シフト段数をカウントするレジスタR3を0とする
(#103)。次に、レジスタR3とFRとを比較し(#10
4)、シフト量がレジスタFRの内容に応じた設定シフト
段数分行なわれているかどうかを判定する。ここで、R3
とFRとが一致していれば、ステップ#120へ進み、FPシ
フトは終了する。
一方、シフト量が上記設定シフト段数分行なわれていな
ければ、レジスタFRの正負を判定し(#105)、正であ
ればオーバーシフトルーチンへ、負であればアンダーシ
フトルーチンへ進む。オーバーシフトルーチンは、Tvを
アップ方向、Avをダウン方向にシフトするルーチンであ
り、まず、シャッタ速度が1/250秒より高速度であれ
ば、これより高速側にシフトすると電子閃光器が同調発
光できないため、ステップ#120へ進み、シフトは終了
する。一方、シャッタ速度が1/250秒以下の低速度であ
れば、シフト用レジスタR3に1を加算し(#107)、Tv
に0.5を加算する(#108)。このときシャッタ速度が1/
250秒より高速となればシャッタ速度を1/250秒に固定し
(#110)、EvからTvを減算してAvを算出し(#111)、
AvをAv0〜Avmaxの範囲内で制限しステップ#120へ進ん
でシフト終了となる。また、シフトしたシャッタ速度が
1/250秒より低速の場合は、次に、絞り値がAv0(即ち、
開放絞り値)であるか否かを判定し(#113)、開放で
あればR3から1を減算する(#114)。これはオーバー
シフトによりAvがすでに開放で、これ以上開放側にシフ
トできないために、シフトカウンタを1減算するもので
ある。その後、Avから0.5Evを減算し(#115)、シフト
したAvがAv0以上であれば前述のステップ#104へ戻り、
再び、シフトを続行する。一方、シフトしたAvがAv0
満であれば、AvをAv0に固定し(#117)、EvからAvを減
算してTvを算出し(#118)、Tvを30秒〜1/250秒の範囲
内で制限してステップ#120へ進み、シフト終了とな
る。尚、第10図の破線は2回オーバーシフトした状態を
示す。
アンダーシフトルーチンは、Tvをダウン方向、Avをアッ
プ方向にシフトするルーチンであり、まず、Tvが30秒よ
りも低速度であれば、これより低速側にシフト不能なた
めステップ#120へ進み、シフトは終了する。一方、Tv
が30秒より高速度であればR3に1を減算し(#122)、T
vから0.5Evを減算する(#123)。このとき、Tvが30秒
より低速となれば(#124)、Tvを30秒に固定し(#12
5)、EvからTvを減算してAvを算出し(#111)、AvをAv
0〜Avmaxの範囲内で制限して、ステップ#120へ進み、
シフト終了となる。一方、Tvが30秒より高速の場合は、
次に、AvがAvmax(即ち、最小口径絞り値)であるか否
かを判定し(#126)、最小絞りであればR3に1を加算
する(#127)。これはアンダーシフトによりAvがすで
に最小絞りで、これ以上絞込めないためにシフトカウン
タを1加算するものである。その後、Avに0.5Evを加算
し(#128)、シフトしたAvがAvmax未満であれば前述の
ステップ#104へ戻り、再び、シフトを続行する。一
方、シフトしたAvがAvmax以上であれば、AvをAvmaxに固
定し(#130)、EvからAvを減算してTvを算出し(#11
8)、Tvを30秒〜1/250秒の範囲内で制限し、ステップ#
120へ進み、シフト終了となる。尚、第10図で一点鎖線
は2回アンダーシフトした状態を示す。
ステップ#120においては、R3の内容をFRへ格納する
が、このようにしたのは、シフト時に被写体輝度が変化
してシフト量が制限された時に、制限されたシフト量に
FRを置き換えるためである。これによって逆方向にシフ
トした場合、即座にTv,Avが変化し、アップキー又はダ
ウンキー操作時の応答性がよくなる。
第11図は、本実施例の外部表示部(7)およびファイン
ダ内表示部(15)の全点灯状態を示す図であり、第12図
はメインスイッチ(S0)を開いた場合の全消灯状態を示
す図である。第13図ないし第15図は共にスタンバイ状態
(メインスイッチ閉成で測光状態でない時)の表示を表
わす。第14図はアップスイッチ(Su)を閉じながらメイ
ンスイッチ(S0)を閉じた場合、第15図はダウンスイッ
チ(Sd)を閉じながらメインスイッチ(S0)を閉じた場
合であり、スタンバイ状態でもTvを表示し、マニュアル
モードであることを示している。
第16図は、測光中の各モードにおける表示を表わす。
尚、AEロックスイッチ(Sa)が閉じていても、電子閃光
器の装着時はSPOT表示が出ず平均測光値AVEによる露出
制御がなされることを示す。また、電子閃光器の充電完
了状態でアップスイッチまたはダウンスイッチを閉じた
とき(即ち、FLマニュアル時)、あるいはマニュアルモ
ードで1/250秒がセットされている時は、 によりメータード・マニュアル表示が行なわれる。第16
図におけるこれらのデータ表示は、演算されたデータが
それぞれ時系列で表示制御部(15)に送られて、Tv,Av
が表示され、さらに測光・演算・露出制御モードおよび
充電完了信号が表示制御部(15)に送られてモードと充
電完了表示が行なわれる。この動作は第3図のステップ
#25で行なわれるが、具体的なフローは当業者であれば
容易に類推できるので省略する。
本実施例では、電子閃光器の充電完了状態でAEロックス
イッチが開いているときにアップスイッチまたはダウン
スイッチを閉じるとTvは1/250秒に固定され、Avは設定
値となるFLマニュアルモードを採用しているが、別の例
として、Tvは1/250秒に固定し、AvはBvとSvからFP演算
で求めた値からアップスイッチまたはダウンスイッチで
定まるシフト量だけシフトした値とすることもできる。
このFLマニュアルシフトの場合のプログラム線図を第17
図に示す。この時、Avは輝度によって変化し、全輝度に
おいてFP演算で求まるAvに対して設定されたシフト段数
分の差を持つ。
又、Fill−In領域から通常領域に切換わるところでは、
絞り値が限界に達すると、1/250秒から低速側へ、明る
さに応じてシャッタ速度を変化させ、1/60秒となる輝度
よりも低輝度のときにF2.8と1/60秒に固定させるように
して、Fill−In領域が拡大するようにしてもよい。
効果 上述のように本発明によれば、撮影モードの切換が指定
されたときに既にAEロツクがなされている場合は、指定
された撮影モードに適した測光値(例えば自然光撮影モ
ードから閃光撮影モードに切換わった場合は平均測光
値)を記憶するようAEロツクがやり直されるので、切換
わった撮影モードに応じた所望露出が常に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるカメラの外観を示す平面
図、第2図は第1図のカメラの回路構成を示すブロック
図、第3図ないし第7図は第2図のマイコンの動作を示
すフローチャート、第8図ないし第10図は各閃光撮影モ
ードにおける露出制御データを示すプログラム線図、第
11図ないし第16図はカメラの各作動状態における表示部
の表示状態を示す説明図、第17図は他の閃光撮影モード
における露出制御データを示すプログラム線図である。 13,16,17:測光手段、#53:指定手段、Sa:信号出力手
段、#59,#60:AEロック手段、#64〜#67:再記憶手
段、14,#29:露出制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 大元 修二 (56)参考文献 特開 昭59−123824(JP,A) 特開 昭59−2021(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自然光撮影モードおよび閃光撮影モードで
    選択的に作動するカメラにおいて、複数の測光感度分布
    に対応した複数の測光値を出力する測光手段と、撮影モ
    ードの切替えを指定する指定手段と、シャッターレリー
    ズ操作とは独立して測光値記憶のためのAEロック信号を
    出力する信号出力手段と、AEロック信号が出力されると
    所定測光感度分布に対応する測光値を記憶するAEロック
    手段と、前記指定手段により撮影モードの切換えが指定
    されたときに既にAEロック信号が出力されていて前記AE
    ロック手段が所定測光感度分布の測光値の記憶を行なっ
    ている場合に作動し、その記憶値に代えて上記測光感度
    分布とは異なる測光感度分布の測光値を再記憶するよう
    前記AEロック手段の記憶動作をやり直させる再記憶手段
    と、前記AEロック手段の記憶値に基づいて露出制御を行
    なう露出制御手段とを備えたことを特徴とするカメラの
    露出制御装置。
  2. 【請求項2】測光手段は平均測光手段およびスポット測
    光手段を有し、AEロック手段は自然光撮影モードの指定
    時はスポット測光手段からのスポット測光値を、閃光撮
    影モードの指定時は平均測光手段からの平均測光値をそ
    れぞれ記憶する特許請求の範囲第(1)項記載のカメラ
    の露出制御装置。
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JPS59123824A (ja) * 1982-12-29 1984-07-17 Minolta Camera Co Ltd 閃光撮影装置

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