JPH0735251Y2 - レバースイッチ装置 - Google Patents

レバースイッチ装置

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JPH0735251Y2
JPH0735251Y2 JP1988012728U JP1272888U JPH0735251Y2 JP H0735251 Y2 JPH0735251 Y2 JP H0735251Y2 JP 1988012728 U JP1988012728 U JP 1988012728U JP 1272888 U JP1272888 U JP 1272888U JP H0735251 Y2 JPH0735251 Y2 JP H0735251Y2
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JP
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lever
switch device
housing
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lever switch
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JP1988012728U
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靖宏 日名子
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Yamaha Corp
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【考案の詳細な説明】 本考案は電子鍵盤楽器、特に電子パイプオルガンの音色
選択スイッチ等に使用されるレバースイッチ装置に関
し、一対の可動ゴム接点と固定接点によってスイッチを
構成するとともに、レバーの揺動方向の両側にそれぞれ
可動ゴム接点を配設することにより、部品点数の削減と
ともに、調整の容易な新規な構造のレバースイッチ装置
を提供するものである。
[従来の技術] 従来よりこの種のレバースイッチ装置としては例えば第
9図に示すようなもの(実開昭56−28143号公報)が知
られていた。
この図において示すように、取付板11に支点13を介して
図示平面内で上下動自在に支持されたレバー15は、その
支点部13を境にして所定角度をなしてくの字型に屈曲し
ている。
レバー15の一端部は該取付板11から突出して手動により
操作され、その他端部には円弧状のマグネット固定板17
が固着されている。
このマグネット固定板17には互いに所定間隔離間して2
個のマグネット19、21が固着されている。これらのマグ
ネット19、21は互いに異なる極性を有し、上記取付板11
に固着されたソレノイドコイル23の鉄心25に所定の間隔
を有して対向配置されている。
また、レバー15他端部の上方にはブラケット27を介して
スイッチ基板29が配設され、この基板29下面のリードス
イッチ素子31に対向して該他端部にはマグネット33が固
定されている。
なお、35はコイルばねであり、レバー15他端部を図中下
方に向かって付勢するものである。37、39はレバー15の
上限位置、下限位置をそれぞれ規制するストッパであ
る。
従って、このような従来のレバースイッチ装置にあって
は、レバー15を揺動させてマグネット31がリードスイッ
チ素子31に近接・離隔することにより、ON・OFF動作さ
れている。
このとき、レバー15は一端部を操作しての手動により、
または、ソレノイドコイル23に通電する電動により、ON
・OFFの2位置に揺動されるものである。手動の場合は
上記コイルばね35によってレバー15は復帰し、その状態
を保持するものである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来のレバースイッチ装置に
あっては、レバーの復帰用のコイルばねとスイッチ素子
(接点部材)とはそれぞれ別体として設けられていたた
め、部品点数が多くなっていたという問題点が生じてい
た。また、このレバースイッチ装置にあっては、レバー
はON・OFFの2位置を必ずとる構成のため、ON位置での
スイッチ素子とレバーとの相対的な位置関係(接点部材
と接点部材を付勢するレバーとの位置関係であって、電
子パイプオルガンの音栓スイッチにあっては発音位置の
調整)を厳密に設定しなければならず、その調整が面倒
であるという問題点も生じていた。
そこで、本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、部品点数の削減とともに、調整の容易な新規な構造
のレバースイッチ装置を提供することをその目的として
いる。
[問題点を解決するための手段] そこで、上記目的を達成するための本考案に係るレバー
スイッチ装置は、ハウジングと、このハウジングに揺動
自在に支持されてその一端部がハウジングの外部に配設
されたレバーと、可動接点とこれが接近・離隔する固定
接点とを有し、レバーの揺動に応じてそれぞれが独立し
て信号を出力する1対の出力手段と、ハウジングの外部
に設けられ、それぞれがハウジングとの間に各可動接点
の少なくとも一部を挟持する1対のプリント基板とを備
え、レバーの他端部においてレバーの揺動方向の両側に
各可動接点が対向するように、各可動接点をそれぞれ設
けたものである。
[作用] 本考案に係るレバースイッチ装置においては、レバーの
一端部を操作してレバーをいずれか一方向に揺動させる
ことにより、一方の可動ゴム接点を固定接点に接触させ
て当該スイッチ装置をON又はOFFとする。この場合、レ
バーを離せば可動ゴム接点の弾性力によってレバーは元
位置に復帰する。
そして、レバーを逆方向に揺動させることにより、残り
の他方の可動ゴム接点を固定接点に接触させて該スイッ
チ装置をOFF又はONとする。レバーそのものは非操作時
は常に一定の位置にあるものである。また、レバーの中
立位置の位置決め、調整はハウジングの外部から行うこ
とができ、高精度でありかつ容易である。
[実施例] 以下、本考案に係るレバースイッチ装置を実施例に基づ
いて具体的に説明する。
第1図は本考案の第1実施例に係るレバースイッチ装置
の縦断面図、第2図及び第3図はそのレバーの正面図及
び底面図、第4図及び第5図はそのゴム接点の正面図及
び斜視図である。
これらの図において、51は金属製L字型取付レールであ
り、該レバースイッチ装置を例えば電子パイプオルガン
のコンソール等に取り付けるためのものである。
この取付レール51には、上下に2分割され互いに嵌合す
ることにより形成された該スイッチ装置の箱型ハウジン
グが固定されている。すなわち、上ハウジング53及び下
ハウジング55は共にプラスチック等の樹脂製で、これら
を上下に重ね合わせて形成した箱型ハウジングの内部に
は、くの字型に屈曲したレバー57が上下方向に揺動自在
に配設されている。58は上ハウジング53より下向きに突
出したボスで、ネジ60がねじ込まれている。62はレバー
57に形成したボス58挿通用の透孔である。
くの字型のレバー57は、その長さ方向中間部分である屈
曲部59においてその幅方向に両側に向かって突出した軸
ピン61を有している。これらの軸ピン61は上下ハウジン
グ53、55の側壁内面に形成された支点穴に遊嵌されてい
る。すなわち、レバー57は軸ピン61を支点として上下方
向に所定角度範囲内で揺動自在に支持されているもので
ある。
そして、このレバー57の長さ方向の一端部は、第1図に
示すように、箱型ハウジングの同じく長さ方向の一端か
ら所定長さだけ突出して設けられている。また、レバー
57の一端部はハウジング53上面に対して所定角度(例え
ば30度)だけ傾斜して突出している。一端部は手動によ
る操作部となるものである。
レバー57の他端部は上記ハウジング内に配設され、その
先端上下面にはフェルト63が貼着されている。このフェ
ルト63を介して該他端部は、第4図及び第5図に示すよ
うな、略椀型の上下一対のゴム接点71、73によって挟ま
れている。
第1図に示すように、上ハウジング53の上面及び下ハウ
ジング55の下面にはそれぞれプリント基板75、77が固定
されており、これらのゴム接点71、73はその裾部分81が
両ハウジング53、55とプリント基板75、77との間に挟持
されることにより、所定の位置に取り付けられている。
また、91、93は各プリント基板75、77をハウジング53、
55に固定するためのネジである。
なお、第4図及び第5図は、これらのゴム接点71、73に
あってその裾部分(挟圧される部分)81を除いた状態を
示しているものである。
従って、各ゴム接点71、73は、裾部分81に対して立設さ
れた椀形状の脚部83と、その上側に連続して形成された
円筒部85と、脚部83内に位置する本体部87と、本体部87
の先端の導電ゴム部89と、から構成されている。
この導電ゴム部89はスイッチ装置の可動ゴム接点とし
て、プリント基板75、77の対向面に印刷等によって配設
された固定接点に所定間隔離間して対向して配置されて
いる。
また、レバー57の他端部(可動ゴム接点押圧部)フェル
ト面63は、該ゴム接点71、73の各円筒部85に対して接触
して、又は、僅かな隙間を有して近接して配設されてい
る。その結果、レバー57の他端部は該ハウジング内でほ
ぼ水平の状態に保持されている。さらに、95、97はこの
レバー57の上下動を規制するストッパである。
そして、この実施例にあっては、上記ゴム接点71、73の
いずれか一方をレバー57により押圧してONとした場合に
は、レバースイッチ装置としてはON状態となり、残りの
他方を押圧してONとした場合にはレバースイッチ装置と
してはOFF状態となるものである。
このレバースイッチ装置のON・OFFを示すものが発光ダ
イオードLED101であり、レバー57の一端部に固定されて
いる。103はこのレバー57一端部における固定用の孔で
ある。105は該一端部でその上面の起立した部分を介し
てダイオード101を視認させるための導光路であり、例
えば透明ガラス、レンズ等によって形成されている。ま
た、107はプリント基板75の端子と発光ダイオード101と
を結線するハーネスである。
以上の構成に係るレバースイッチ装置は例えば取付レー
ル51に複数個直線状に配列されることにより、電子パイ
プオルガンの音色選択スイッチ群を構成するものであ
る。
このスイッチ装置にあっては、レバー57は常に一定の中
立的な位置に保持されている。レバー57の他端部フェル
ト面63が上下一対のゴム接点71、73の各円筒部85にその
上下動を規制されているからである。
従って、レバー57の一端部を例えば上方向に押圧操作す
ることにより、その他端部が下方向に揺動する。その結
果、ゴム接点73を押圧してその導電ゴム部89をプリント
基板77の固定接点に接触させることにより、該レバース
イッチ装置はONとなる。この場合、例えば発光ダイオー
ド101は点灯して導光路105及び窓を介してこれをレバー
57一端部において表示する。
該レバースイッチ装置をこの状態からOFFとするには、
レバー57を上述の方向とは逆の下方向に操作する。レバ
ー57の他端部63はゴム接点71を押圧してプリント基板75
の固定接点にその導電ゴム部89を接触させる。よってOF
Fとなるものである。そして、発光ダイオード101は消灯
してこのOFF状態を表示する。
これらの場合においてレバー57は一旦押圧した後これを
離せば元の位置に常に戻ることとなる。すなわち、ゴム
接点71、73の弾性力によって復帰するものである。
第6図及び第7図は本考案の第2実施例を示している。
これらの図に示すように、この実施例にあっては、レバ
ー57の屈曲部59にLED挿入孔111を形成するとともに、上
側のプリント基板75の下面にスペーサ113を介して発光
ダイオード101を取り付けたものである。発光ダイオー
ド101の先端部は該挿入孔111内に遊挿されていることと
なる。そして、この発光ダイオード101からの光は導光
路105を介してレバー57の一端部の窓115から外部に照射
されるものである。
従って、この実施例にあっては、上記実施例における発
光ダイオード用配線としてのハーネスを廃止することが
でき、さらに部品点数を削減することができる。
その他の構成及び作用は上記実施例と同様であり、省略
している。
第8図は本考案の第3実施例に係るゴム接点を示すその
概略斜視図である。
この実施例にあっては、ゴム接点121を2色成形による
押し出し成形品として形成したものである。すなわち、
長さ方向に沿って延在する本体部123の下面に導電ゴム
部125を配設し、プリント基板の固定接点に対向させた
ものである。
本体部123は斜めに形成した支持部127によって左右から
固定部129に連結、支持されており、レバーの他端部は
この本体部123に上側から当接して下方に向かって押圧
するものである。
従って、本実施例によっては、複数のスイッチ装置とし
て使用する場合の部品点数の削減、組立工数の減少、及
び、中立位置へのレバーの復帰を容易ならしめるもので
もある。なお、この場合、ハウジングは複数のスイッチ
装置として形成し、また、プリント基板も一体として成
形したものを使用する。
その他の構成及び作用は上記実施例と同様であり、省略
している。
[効果] 以上説明してきたように本考案に係るレバースイッチ装
置にあっては、部品点数の大幅な削減ができるととも
に、スイッチ装置としての調整が不要となり、組立工数
の低減を達成することができた。これは従来必要とした
技能工による発音位置の調整作業、ユニット化した場合
の個々のスイッチレバー位置の調整等が不必要となる等
多大な効果を奏するものである。また、プリント基板を
使用することにより、さらに組立工数、部品点数の削減
がなし得る等設計の自由度が増しているものでもある。
さらに、ゴム接点によれば雑音の発生をも未然に防止す
ることができ、電子楽器のスイッチ装置としては好適な
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係るレバースイッチ装置
を示すその縦断面図、 第2図は第1実施例に係るレバーを示すその正面図、 第3図は第1実施例に係るレバーを示すその底面図、 第4図は第1実施例に係るゴム接点を示すその正面図、 第5図は第1実施例に係るゴム接点を示すその斜視図、 第6図は本考案の第2実施例に係るレバースイッチ装置
を示すその縦断面図、 第7図は第2実施例に係るレバーを示すその斜視図、 第8図は本考案の第3実施例に係るゴム接点を示すその
斜視図、 第9図は従来のレバースイッチ装置を示すその正面図で
ある。 53……上ハウジング、55……下ハウジング、57……レバ
ー、71、73……ゴム接点(可動接点)、75、77……プリ
ント基板(および固定接点)。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、 このハウジングに揺動自在に支持されてその一端部がハ
    ウジングの外部に配設されたレバーと、 可動接点とこれが接近・離隔する固定接点とを有し、レ
    バーの揺動に応じてそれぞれが独立して信号を出力する
    1対の出力手段と、 ハウジングの外部に設けられ、それぞれがハウジングと
    の間に各可動接点の少なくとも一部を挟持する1対のプ
    リント基板とを備え、 レバーの他端部においてレバーの揺動方向の両側に各可
    動接点が対向するように、各可動接点をそれぞれ設けた
    レバースイッチ装置。
  2. 【請求項2】上記レバースイッチ装置において、上記1
    対の出力手段の状態を表示する表示手段を、上記レバー
    の一端部に配設した実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載のレバースイッチ装置。
  3. 【請求項3】上記レバースイッチ装置は複数組配列さ
    れ、各組のプリント基板は各組共通の単一体で形成した
    実用新案登録請求の範囲第1項または第2項に記載のレ
    バースイッチ装置。
JP1988012728U 1988-02-01 1988-02-01 レバースイッチ装置 Expired - Lifetime JPH0735251Y2 (ja)

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