JPH0735187B2 - キャップの閉栓トルク測定装置 - Google Patents

キャップの閉栓トルク測定装置

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JPH0735187B2
JPH0735187B2 JP62334136A JP33413687A JPH0735187B2 JP H0735187 B2 JPH0735187 B2 JP H0735187B2 JP 62334136 A JP62334136 A JP 62334136A JP 33413687 A JP33413687 A JP 33413687A JP H0735187 B2 JPH0735187 B2 JP H0735187B2
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JP
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torque
capping
cap
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capper
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志有 村中
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、容器に螺着されるキャップの閉栓トルク測定
装置に関する。
「従来の技術」 従来一般に、キャップを容器の口部に螺着するキャッパ
は、容器を把持固定する把持機構と、キャップを把持し
て該キャップを上記容器に形成したねじ部に螺着するキ
ャッピングヘッドとを備えている。そしてこの種のキャ
ッパにおいては、上記キャッピングヘッドによるキャッ
プの締付力つまり閉栓トルクが常に所定値となるように
維持する必要があり、そのために定期的にキャッピング
ヘッドによるキャップの閉栓トルクを測定する必要があ
る。
「発明が解決しようとする問題点」 しかるに従来、上記キャピングヘッドの閉栓トルクを測
定するには、例えばクラッチ付きのキャピングヘッドで
は直接そのキャッピングヘッドによる閉栓トルクを検出
することができないことから、該キャピングヘッドによ
って容器に締付けたキャップを開栓する際の開栓トルク
を検出して、その値から間接的に閉栓トルクを測定して
いた。
また、近年のサーボモータによってキャピングヘッドを
回転駆動するようにしたキャッパにあっては、該キャッ
パの運転を停止させてそのキャピングヘッドにトルク検
出器を連結することによって直接閉栓トルクを検出する
ことができるが、特に多数のキャピングヘッドを有する
キャッパでは各キャピングヘッドのそれぞれにトルク検
出器を連結する必要があるため、その測定に多大の時間
を必要とするという欠点があった。
「問題点を解決する手段」 上述した問題点に鑑み、本願の第1発明においては、上
記キャッパに供給されて上記把持機構に把持されるハウ
ジングに、上記キャップが螺着されるねじ部を形成した
トルク検出部材と、該トルク検出部材に加えられた閉栓
トルクを検出するトルク検出器と、さらに該トルク検出
器で検出された検出結果を記憶する記憶手段とを設けた
キャップの閉栓トルク測定装置を提供するものである。
また本願の第2発明においては、上記キャッパに供給さ
れて上記把持機構に把持されるハウジングに、上記キャ
ッピングヘッドに把持されて捩られるトルク検出部材
と、該トルク検出部材に加えられた閉栓トルクを検出す
るトルク検出器と、さらに該トルク検出器で検出された
検出結果を記憶する記憶手段とを設けたキャップの閉栓
トルク測定装置を提供するものである。
「作用」 上記構成によれば、本発明に係る閉栓トルク測定装置を
キャッパに供給してキャッピングヘツドで上記トルク検
出部材にキャップを螺着させ、或いはキャッピングヘッ
ドでトルク検出部材のねじ部を把持させてこれを捩らせ
れば、その際の閉栓トルクを記憶手段に記憶させること
ができるので、該閉栓トルク測定装置を回収することに
よって上記閉栓トルクを測定することができる。
したがって、クラッチ付きのキャピングヘッドであって
も直接その閉栓トルクを検出することができるととも
に、従来に比較して、閉栓トルクの測定作業に要する時
間を大幅に短縮することができる。
「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、第1図に
おいて、本発明に係るキャップの閉栓トルク測定装置1
は、キャッパの把持機構2によって把持固定される実際
の容器とほぼ同様な形状のハウジング3を備えており、
該ハウジング3内に棒状のトルク検出部材4の下端部を
支持部材5を介して一体に連結固定している。
上記トルク検出部材4の上端部は、上記ハウジング3の
上端開口部に設けた軸受6を介して回転可能にハウジン
グ3の外部に突出させてあり、その突出部にキャップ7
が螺着されるねじ部4aを螺設している。そして上記キャ
ップ7は、上記キャッパを構成するキャピングヘッド8
によって把持され、その回転によって上記ねじ部4aに螺
着されるようになっている。
上記トルク検出部材4の下方小径部4bには、上記ねじ部
4aにキャップ7が螺着された際の閉栓トルクを検出する
トルク検出器10を設けてあり、このトルク検出器10から
の信号を記憶手段11を有する制御装置12に入力させてい
る。上記トルク検出器10は、例えばブリッジ接続したス
トレインゲージから構成することができ、上記制御装置
12はそのストレインゲージからの信号によりトルク検出
部材4に加えられた閉栓トルクを演算できるようになっ
ている。
上記記憶手段11は、第2図に示すように、制御装置12が
演算した閉栓トルクの値を2t時間だけ記憶できるように
なっており、該記憶手段11は制御装置12から常に新たな
値を入力してそれを記憶すると同時に2t時間以前に記憶
された値を消去するようになっている。そして入力した
閉栓トルクの値が予め定めた所定トルクαを越えたら、
それ以後のt時間経過した時点で入力を停止し、上記所
定トルクαを入力した時点の前後t時間ずつを記憶でき
るようになっている。
上記時間2tは、キャッピングが開始されてからそれが完
了するのに必要な時間よりも充分に大きく設定してある
ことは勿論であり、このような検出結果から単位時間に
対する閉栓トルクの増大率を得ることができる。
さらに上記制御装置12は、記憶手段11に記憶した閉栓ト
ルクの検出結果を外部に出力するための出力部13を備え
ており、その出力部13には、ハウジング3の胴部に形成
した開口3aを介してハウジング外部から図示しないコネ
クタを接続することができるようにしている。
また、上記ハウジング3内には制御装置12に電力を供給
する電源部14を設けてあり、その電源部14のスイッチ14
aをハウジング3の開口3bから外部に突出させている。
以上の構成において、例えば回転式のキャッパが備える
各キャッピングヘッド8の閉栓トルクを測定する場合に
は、そのキャッパが備えるキャッピングヘッド8の数と
同一の数だけ閉栓トルク測定装置1を準備する。そして
回転式キャッパを通常の状態で運転させたら、各閉栓ト
ルク測定装置1の電源スイッチ14aを入れ、各記憶手段1
1によってトルク検出部材4に加わる閉栓トルクの値の
記憶を開始させる。
この状態で各閉栓トルク測定装置1を通常の容器と同様
にキャッパに供給すれば、各閉栓トルク測定装置1のハ
ウジング3はキャッパの把持機構2によって把持固定さ
れ、さらに各キャッピングヘッド8によってキャップ7
がトルク検出部材4のねじ部4aに螺着される。
この間、上記制御装置12はトルク検出部材4に加わる閉
栓トルクを演算検出して記憶手段11に記憶させており、
上述したように閉栓トルクの値が予め定めた所定トルク
αを越えたら、それ以後のt時間経過した時点で入力を
停止し、上記所定トルクαを入力した時点の前後t時間
ずつの閉栓トルクを記憶する。
このようにしてキャッピングヘッド8によるトルク検出
部材4へのキャップ7の螺着が終了すると、キャッピン
グヘッド8によるキャップ7の把持が解放されるととも
に把持機構2によるハウジング3の把持が解放され、各
閉栓トルク測定装置1はキャッパから排出される。
この後、各閉栓トルク測定装置1を回収したら上記出力
部13に図示しないコネクタを接続することにより、上記
記憶手段11に記憶した閉栓トルクの検出結果を得ること
ができる。
なお、上記記憶手段11は単に閉栓トルクの最大値のみを
記憶するだけでもよく、その場合にはハウジング5の開
口3aにその値を表示する表示部を設けるようにしてもよ
い。また上記実施例では、トルク検出部材4にねじ部4a
を形成してここにキャッピングヘッド8に把持したキャ
ップ7を螺着するようにしているが、より簡単には、キ
ャッピングヘッド8でトルク検出部材4を把持させ、直
接このトルク検出部材4を捩らせるようにしてもよい。
「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、クラッチ付きのキャッ
ピングヘッドであっても直接その閉栓トルクを検出する
ことができ、しかも従来に比較して閉栓トルクの測定作
業に要する時間を大幅に短縮することができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は測定
中における閉栓トルクの値と経過時間との関係を示す図
である。 1…閉栓トルク測定装置、2…把持機構 3…ハウジング、4…トルク検出部材 7…キャップ、8…キャッピングヘッド 10…トルク検出器、11…記憶手段 12…制御装置、13…出力部 14…電源部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器を把持固定する把持機構と、キャップ
    を把持して該キャップを上記容器に形成したねじ部に螺
    着するキャッピングヘッドとを備えるキャッパにおける
    キャップの閉栓トルク測定装置であって、 上記キャッパに供給されて上記把持機構に把持されるハ
    ウジングに、上記キャップが螺着されるねじ部を形成し
    たトルク検出部材と、該トルク検出部材に加えられた閉
    栓トルクを検出するトルク検出器と、さらに該トルク検
    出器で検出された検出結果を記憶する記憶手段とを設け
    たことを特徴とするキャップの閉栓トルク測定装置。
  2. 【請求項2】容器を把持固定する把持機構と、キャップ
    を把持して該キャップを上記容器に形成したねじ部に螺
    着するキャッピングヘッドとを備えるキャッパにおける
    キャップの閉栓トルク測定装置であって、 上記キャッパに供給されて上記把持機構に把持されるハ
    ウジングに、上記キャッピングヘッドに把持されて捩ら
    れるトルク検出部材と、該トルク検出部材に加えられた
    閉栓トルクを検出するトルク検出器と、さらに該トルク
    検出器で検出された検出結果を記憶する記憶手段とを設
    けたことを特徴とするキャップの閉栓トルク測定装置。
JP62334136A 1987-12-28 1987-12-28 キャップの閉栓トルク測定装置 Expired - Fee Related JPH0735187B2 (ja)

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JPS58154634A (ja) * 1982-03-09 1983-09-14 Suntory Ltd 瓶類の状態応力測定装置
DE3217335C1 (de) * 1982-05-08 1983-07-28 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh, 7730 Villingen-Schwenningen Verfahren zur Ermittlung gleicher Modulationsinhalte in mindestens zwei Empfängerzügen und Empfangseinrichtung zur Durchführung des Verfahrens

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