JPH0735092A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JPH0735092A
JPH0735092A JP18462193A JP18462193A JPH0735092A JP H0735092 A JPH0735092 A JP H0735092A JP 18462193 A JP18462193 A JP 18462193A JP 18462193 A JP18462193 A JP 18462193A JP H0735092 A JPH0735092 A JP H0735092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
centrifugal
air
fan
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP18462193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Ikegami
達也 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Publication of JPH0735092A publication Critical patent/JPH0735092A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を減らすことができるとともに振動
の発生することのない、しかも小型化を図ることのでき
る電動送風機を提供する。 【構成】 駆動モータ11と、この駆動モータ11の出
力軸12に取付けられ前面の中央開口20aから吸引し
たエアを周縁開口20bから吐出する遠心ファン20
と、この遠心ファン20の後方に配置されこの遠心ファ
ン20が吐出したエアと駆動モータ11のケーシング1
5内を流れる冷却風とを仕切るともにこれらエアおよび
冷却風を前記ケーシングに設けた孔19を介して外へ導
く整流板25とを備えてた電動送風機において、前記整
流板25と駆動モータ11のステータ14及びロータ1
3との間の出力軸12に、ケーシング15の後部に設け
た開口15aから冷却用空気を吸引してケーシング15
内に冷却風を流す遠心型冷却用ファン30を設けた

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば電気掃除機等
に使用され水分等の吸引可能な電動送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、水分等の吸引可能な電動送風
機として、図4に示すものが知られている。
【0003】図4において、1は駆動モータ2の出力軸
で、この出力軸1の先端部には遠心ファン3が取り付け
られている。この遠心ファン3は前面に設けた中央開口
4からエアを吸引して周縁開口5から吐出する。6は中
央に開口6aを有するファンカバー、7は遠心ファン3
の周縁開口5から吐出されたエアを外方へ案内する整流
板であり、この整流板7はその周縁開口5から吐出され
たエアと駆動モータ2のケーシング8内を流れる冷却風
とを仕切るようになっている。
【0004】すなわち、整流板7によって中央開口4か
ら吸引されたエアは矢印Aで示すようにケーシング8外
へ流れていくので、水分を吸引することが可能となる。
【0005】他方、出力軸1の後部には、図5および図
6に示す冷却ファン9が取り付けられており、この冷却
ファン9によってケーシング8内に冷却風が送り込ま
れ、この冷却風がケーシング8内を矢印Bで示す方向に
流れてステータ2aやロータ2bを冷却していく。
【0006】冷却ファン9は、ファンカバーKで覆われ
このファンカバーKはケーシング8にネジNにより固定
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電動送風機にあっては、ファンカバーKがケーシン
グ8にネジNによって固定されているため、ネジNが緩
むとファンカバーKとケーシング8との間で振動が発生
するという問題があった。また、ファンカバーKはケー
シング8と別体なので、部品点数が多くなりコストアッ
プになるという問題があり、さらに、冷却ファン9は所
定の風量を得るために厚さL1(図6参照)を厚くしな
ければならず、このため電動送風機が大型化してしまう
等の多くの問題があった。
【0008】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、部品点数を減らすことができると
ともに振動の発生することのない、しかも小型化を図る
ことのできる電動送風機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、駆動モータと、この駆動モータの出力軸
に取付けられ前面の中央開口から吸引したエアを周縁開
口から吐出する遠心ファンと、この遠心ファンの後方に
配置されこの遠心ファンが吐出したエアと前記駆動モー
タのケーシング内を流れる冷却風とを仕切るともにこれ
らエアおよび冷却風を前記ケーシングに設けた孔を介し
て外へ導く整流板とを備えてた電動送風機において、前
記整流板と前記駆動モータのステータ及びロータとの間
の前記出力軸に、前記ケーシングの後部に設けた開口か
ら冷却用空気を吸引してケーシング内に冷却風を流す遠
心型冷却用ファンを設けた。
【0010】
【作用】この発明は、整流板と駆動モータのステータ及
びロータとの間の出力軸に、ケーシングの後部に設けた
開口から冷却用空気を吸引してケーシング内に冷却風を
流す遠心型冷却用ファンを設けたものであるから、遠心
型冷却用ファンをケーシングや整流板で覆うことがで
き、遠心型冷却用ファンを覆うカバーを設ける必要がな
くなり、しかも、冷却用ファンは遠心型を使用している
ので電動送風機の小型軽量化を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明に係わる電動送風機の実施例
を図面に基づいて説明する。
【0012】図1において、10は交流整流子型の駆動
モータ11を備えた電動送風機で、この駆動モータ11
は出力軸12に固定されたロータ13とこのロータ13
に回転力を与えるステータ14とを備えており、ロータ
13およびステータ14はケーシング15に覆われてい
る。ステータ14は保持部材Hによってケーシング15
に固定されている。
【0013】ケーシング15は後部側(図1において下
側)が閉塞され前方側(図1において上側)が開口され
た筒状の形状を有しており、ケーシング15の後部には
冷却用空気を取り入れるための開口15aが複数形成さ
れている。このケーシング15の後部には出力軸12の
後部をベアリング16を介して回転自在に保持する軸受
部17が形成され、ケーシング15の上部(図1におい
て)にはフランジ部18が形成され、このフランジ部1
8には複数の孔19が形成されている。
【0014】出力軸12の先端部12aには遠心ファン
20が取り付けられており、この遠心ファン20は前面
の中央開口20aから吸引したエアを周縁開口20bから
吐出するものである。遠心ファン20は中央に開口21
aを有するファンカバー21で覆われており、ファンカ
バー21はケーシング15のフランジ部18に取り付け
られている。
【0015】遠心ファン20の後方には、整流板25が
配置され、この整流板25には後方に延びた環状の脚部
26が形成され、この脚部26がケーシング15のフラ
ンジ部18に固定されている。整流板25は、遠心ファ
ン20によって吸引されて周縁開口20bから吐出され
たエアを外方に案内するとともにケーシング15内に入
るのを阻止するものであり、このエアとケーシング15
内を流れる後述する冷却風とを仕切るものである。
【0016】整流板25の中央部には軸受孔27が形成
され、この軸受孔27に出力軸12の先端部12a側を
回転自在に保持したベアリング28が取り付けられてい
る。そして、整流板25と駆動モータ11のロータ13
およびステータ14との間の出力軸12に図2および図
3に示す遠心型冷却ファン30が取り付けられており、
出力軸12とともに冷却用遠心ファン30が回転するよ
うになっている。この遠心型冷却ファン30はエアを吸
引する中央開口31と、吸引したエアを吐出する周縁開
口32とを有している。
【0017】この遠心型冷却ファン30が回転すると、
ケーシング15の後部に形成された開口15aから矢印
Pで示すように冷却用の空気が入ってきて矢印Qに示す
ようにロータ13とステータ14との隙間を冷却風が通
っていき、ロータ13およびステータ14を冷却してい
く。この冷却風は遠心ファン30の中央開口31から吸
引されて周縁開口32から吐出され、フランジ部18の
孔19を介してケーシング15外へ流れていくことな
る。
【0018】他方、遠心ファン20の回転によって中央
開口20aからエアが吸引されて周縁開口20bから吐出
される。この吐出されたエアは整流板25によって外方
に案内されるとともに矢印Rで示すようにケーシング1
5内に入らずに外へ流れていく。これにより、水分の吸
引が可能となる。
【0019】ところで、整流板25と駆動モータ11の
ロータ13およびステータ14との間の出力軸12に遠
心型冷却ファン30を取り付けたものであるから、この
遠心型冷却ファン30をケーシング15や整流板25で
覆うことができ、遠心型冷却ファン30を覆うカバーを
設ける必要がなくなり、この結果、部品点数が減りコス
トの低減を図ることができる。しかも、カバーを設ける
必要がないので従来のようにカバーとケーシングとの間
で振動が生じてしまうこともない。
【0020】また、遠心型冷却ファン30はその厚さL
(図3参照)が薄くても十分な冷却用の風量を得ること
ができるので、電動送風機10の小型軽量化を図ること
ができる。
【0021】
【効果】この発明は、以上説明したように、整流板と駆
動モータのステータ及びロータとの間の出力軸に、ケー
シングの後部に設けた開口から冷却用空気を吸引してケ
ーシング内に冷却風を流す遠心型冷却用ファンを設けた
ものであるから、この遠心型冷却用ファンをケーシング
や整流板で覆うことができ、遠心型冷却用ファンを覆う
カバーを設ける必要がなくなり、この結果、部品点数が
減りコストの低減を図ることができる。しかも、カバー
を設ける必要がないので従来のようにカバーとケーシン
グとの間で振動が生じてしまうこともない。
【0022】また、遠心型冷却ファンはその厚さが薄く
ても十分な冷却用の風量を得ることができるので、電動
送風機の小型軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる電動送風機の構成を示した部
分断面図である。
【図2】遠心型冷却ファンを示した平面図である。
【図3】図2に示す遠心型冷却ファンの側面図である。
【図4】従来の電動送風機の構成を示した部分断面図で
ある。
【図5】冷却ファンを示した平面図である。
【図6】図5に示す冷却ファンの側面図である。
【符号の説明】
11 駆動モータ 12 出力軸 15 ケーシング 15a 開口 19 孔 20 遠心ファン 20a 中央開口 20b 周縁開口 25 整流板 30 遠心型冷却ファン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】図1において、10は交流整流子型の駆動
モータ11を備えた電動送風機で、この駆動モータ11
は出力軸12に固定されたロータ13とこのロータ13
に回転力を与えるステータ14とを備えており、ロータ
13およびステータ14はケーシング15に覆われてい
る。Hはロータ13とステータ14との間に強制的に風
を流す遮蔽板である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータと、この駆動モータの出力軸
    に取付けられ前面の中央開口から吸引したエアを周縁開
    口から吐出する遠心ファンと、この遠心ファンの後方に
    配置されこの遠心ファンが吐出したエアと前記駆動モー
    タのケーシング内を流れる冷却風とを仕切るともにこれ
    らエアおよび冷却風を前記ケーシングに設けた孔を介し
    て外へ導く整流板とを備えてた電動送風機において、 前記整流板と前記駆動モータのステータ及びロータとの
    間の前記出力軸に、前記ケーシングの後部に設けた開口
    から冷却用空気を吸引してケーシング内に冷却風を流す
    遠心型冷却用ファンを設けたことを特徴とする電動送風
    機。
JP18462193A 1993-07-27 1993-07-27 電動送風機 Pending JPH0735092A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18462193A JPH0735092A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 電動送風機

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JP18462193A JPH0735092A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 電動送風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0735092A true JPH0735092A (ja) 1995-02-03

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ID=16156442

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JP18462193A Pending JPH0735092A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 電動送風機

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JP (1) JPH0735092A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001204654A (ja) * 1995-07-31 2001-07-31 Miwa Science Kenkyusho:Kk 還流式電気掃除機
JP2002031090A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動送風機
US6461124B1 (en) * 2000-12-14 2002-10-08 Ametek, Inc. Through-flow blower with cooling fan
CN104235038A (zh) * 2014-09-18 2014-12-24 中国船舶重工集团公司第七0四研究所 一体化电动离心通风机

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