JP2681973B2 - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
- Publication number
- JP2681973B2 JP2681973B2 JP63045213A JP4521388A JP2681973B2 JP 2681973 B2 JP2681973 B2 JP 2681973B2 JP 63045213 A JP63045213 A JP 63045213A JP 4521388 A JP4521388 A JP 4521388A JP 2681973 B2 JP2681973 B2 JP 2681973B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- air guide
- fan
- electric blower
- rotary fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用掃除機等に使われている電動送風機に
関するものである。
関するものである。
従来の技術 近年、掃除機等における高効率化が望まれており、そ
の主要構成部品である電動送風機についても、効率の高
い送風機が求められるようになってきた。
の主要構成部品である電動送風機についても、効率の高
い送風機が求められるようになってきた。
以下、図面を参照しながら上述した従来の電動送風機
について説明する。
について説明する。
第７図は従来の電動送風機を示すものである。第７図
において、１はロータとステータからなり、シャフト1a
を介してロータの回転を出力するモータ、２は複数枚の
羽根を有し、モータ１のシャフト1aに固定されてシャフ
ト1aと共に回転する回転ファン、３は回転ファン２と平
行な位置に配置され、回転ファン２からの気流をモータ
１に導くエアガイド、４は回転ファン２とエアガイド３
を覆うファンケースで、中央に吸気口５が開いている。
またこの吸気口５の反対側はモータ１のブラケット６に
圧入固定してある。上記の構成のもとで、モータ１のシ
ャフト1aが回転すると、ファンケース４の吸気口５から
流れ込んだ気流は、回転ファン２を経て、エアガイド３
に沿って、モータ１の内部へ流れ込む。そしてモータ１
の内部を冷却しながら排出される。
において、１はロータとステータからなり、シャフト1a
を介してロータの回転を出力するモータ、２は複数枚の
羽根を有し、モータ１のシャフト1aに固定されてシャフ
ト1aと共に回転する回転ファン、３は回転ファン２と平
行な位置に配置され、回転ファン２からの気流をモータ
１に導くエアガイド、４は回転ファン２とエアガイド３
を覆うファンケースで、中央に吸気口５が開いている。
またこの吸気口５の反対側はモータ１のブラケット６に
圧入固定してある。上記の構成のもとで、モータ１のシ
ャフト1aが回転すると、ファンケース４の吸気口５から
流れ込んだ気流は、回転ファン２を経て、エアガイド３
に沿って、モータ１の内部へ流れ込む。そしてモータ１
の内部を冷却しながら排出される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、エアガイド３が
単に回転ファン２からの気流を導くだけであった為、実
負荷点での効率が低くなるという問題点を有していた。
単に回転ファン２からの気流を導くだけであった為、実
負荷点での効率が低くなるという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、モータの効率改善を簡単
な手段により解決するものである。
な手段により解決するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決する為に、本発明の電動送風機は、モ
ータの回転軸に固定された回転ファンと、この回転ファ
ンの回転による気流を導くエアガイドと、前記モータの
ブラケットに圧入固定され、回転ファンとエアガイドを
覆うファンケースを有する電動送風機において、エアガ
イドのデェフューザにより形成される通風路の断面積を
デェフューザ入口部より回転中心から５°〜18°までの
範囲において等しく、その後しだいに大きくした構成で
ある。
ータの回転軸に固定された回転ファンと、この回転ファ
ンの回転による気流を導くエアガイドと、前記モータの
ブラケットに圧入固定され、回転ファンとエアガイドを
覆うファンケースを有する電動送風機において、エアガ
イドのデェフューザにより形成される通風路の断面積を
デェフューザ入口部より回転中心から５°〜18°までの
範囲において等しく、その後しだいに大きくした構成で
ある。
作用 本発明は上記した構成により、通風路に入ってきた気
流に圧損効果を加え、定格運転時の風量を抑える一方
で、実負荷風量での真空圧を高くする。
流に圧損効果を加え、定格運転時の風量を抑える一方
で、実負荷風量での真空圧を高くする。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
第１図〜第４図は本発明の電動送風機を示すものであ
る。１はロータとステータからなり、シャフト1aを介し
てロータの回転を出力するモータ、2aは複数枚の羽根を
有し、シャフト1aに固着した遠心形の回転ファン、3aは
回転ファン2aの外周部にディフェーザ６で形成される複
数の通風路７（第２図に示す）を有するエアガイド、4a
は回転ファン2aとエアガイド3aを覆うファンケースで、
中央に吸気口５が開いている。上記構成のもとで、モー
タ１のシャフト1aが回転すると、ファンケース4aの吸気
口５から空気を吸い込み、回転ファン2a,エアガイド3a
を経てモータ１の内部へ送り込まれる。そしてモータ１
の内部を冷却しながら排出される。
る。１はロータとステータからなり、シャフト1aを介し
てロータの回転を出力するモータ、2aは複数枚の羽根を
有し、シャフト1aに固着した遠心形の回転ファン、3aは
回転ファン2aの外周部にディフェーザ６で形成される複
数の通風路７（第２図に示す）を有するエアガイド、4a
は回転ファン2aとエアガイド3aを覆うファンケースで、
中央に吸気口５が開いている。上記構成のもとで、モー
タ１のシャフト1aが回転すると、ファンケース4aの吸気
口５から空気を吸い込み、回転ファン2a,エアガイド3a
を経てモータ１の内部へ送り込まれる。そしてモータ１
の内部を冷却しながら排出される。
次にこの一実施例の構成による作用を説明する。回転
ファン2aより吐き出された気流は、エアガイド3aのディ
フェーザ６で形成される通風路７を通って送り込まれる
が、ディフェーザ６入口部の通風断面積を、回転ファ
ン2aの吐出断面積の15％〜25％とすると、モータファン
の効率が30％以上になり、実負荷風量での効率を改善す
ることができる。（第５図参照）。ディフェーザ６入
口部から回転中心回りのａ°の角度を５°〜18°までの
範囲において、通風断面積を等しくする（第６図参照）
ことにより、気流に圧損効果を加え、定格運転時の風量
を抑える一方で、実負荷風量点での真空圧を高くする。
よって実負荷測定点での出力が高くなり、効率を改善す
ることができる。本実施例によると、実負荷風量点（1.
12m3/sec）での効率を25％から33％へ８％改良すること
ができた。
ファン2aより吐き出された気流は、エアガイド3aのディ
フェーザ６で形成される通風路７を通って送り込まれる
が、ディフェーザ６入口部の通風断面積を、回転ファ
ン2aの吐出断面積の15％〜25％とすると、モータファン
の効率が30％以上になり、実負荷風量での効率を改善す
ることができる。（第５図参照）。ディフェーザ６入
口部から回転中心回りのａ°の角度を５°〜18°までの
範囲において、通風断面積を等しくする（第６図参照）
ことにより、気流に圧損効果を加え、定格運転時の風量
を抑える一方で、実負荷風量点での真空圧を高くする。
よって実負荷測定点での出力が高くなり、効率を改善す
ることができる。本実施例によると、実負荷風量点（1.
12m3/sec）での効率を25％から33％へ８％改良すること
ができた。
また、エアガイド3aの圧損効果による風量の低減によ
り、電動機から発生する騒音も低減することができた。
り、電動機から発生する騒音も低減することができた。
発明の効果 以上のように、本発明は、通風路に入ってきた気流に
圧損効果を加え、定格運転時の風量を抑える一方で、実
負荷風量での真空圧を高くすることができるので、実負
荷風量点での効率を改善することができ、しかも騒音を
低減させ、実用上きわめて有利なものである。
圧損効果を加え、定格運転時の風量を抑える一方で、実
負荷風量での真空圧を高くすることができるので、実負
荷風量点での効率を改善することができ、しかも騒音を
低減させ、実用上きわめて有利なものである。
第１図は本発明の一実施例を示す電動送風機で一部を切
断した断面図、第２図はエアガイドの外観図、第３図及
び第４図はエアガイドのディフェーザ部を示す要部詳細
図、第５図はエアガイドの通風断面積の違いによる性能
測定図、第６図は通風断面積の等しい部分の角度変化に
よる性能測定図、第７図は従来の電動送風機の一部断面
図である。 １……モータ、2a……回転ファン、3a……エアガイド、
4a……ファンケース、６……ディフェーザ、７……通風
路、ａ°……通風路の同一面積角。
断した断面図、第２図はエアガイドの外観図、第３図及
び第４図はエアガイドのディフェーザ部を示す要部詳細
図、第５図はエアガイドの通風断面積の違いによる性能
測定図、第６図は通風断面積の等しい部分の角度変化に
よる性能測定図、第７図は従来の電動送風機の一部断面
図である。 １……モータ、2a……回転ファン、3a……エアガイド、
4a……ファンケース、６……ディフェーザ、７……通風
路、ａ°……通風路の同一面積角。
Claims (1)
- 【請求項１】モータの回転軸に固定された回転ファン
と、この回転ファンの回転による気流を導くエアガイド
と、前記モータのブラケットに圧入固定され、回転ファ
ンとエアガイドを覆うファンケースを有する電動送風機
において、エアガイドのデェフューザにより形成される
通風路の断面積をデェフューザ入口部より回転中心から
５°〜18°までの範囲において等しく、その後しだいに
大きくした電動送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63045213A JP2681973B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63045213A JP2681973B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 電動送風機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01218337A JPH01218337A (ja) | 1989-08-31 |
| JP2681973B2 true JP2681973B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=12712989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63045213A Expired - Lifetime JP2681973B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 電動送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2681973B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2756884B2 (ja) * | 1992-01-21 | 1998-05-25 | 矢崎総業株式会社 | 軸貫流型キャンドポンプ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5898225A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-11 | Hitachi Ltd | レンズ系の製造方法 |
| JPH03193332A (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-23 | Olympus Optical Co Ltd | レンズ等の光学系と枠の一体成形方法、成形用金型および一体成形品 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02117501U (ja) * | 1989-03-09 | 1990-09-20 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63045213A patent/JP2681973B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5898225A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-11 | Hitachi Ltd | レンズ系の製造方法 |
| JPH03193332A (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-23 | Olympus Optical Co Ltd | レンズ等の光学系と枠の一体成形方法、成形用金型および一体成形品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01218337A (ja) | 1989-08-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070808 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808 Year of fee payment: 11 |