JPH0735051Y2 - パネル取付構造 - Google Patents

パネル取付構造

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Publication number
JPH0735051Y2
JPH0735051Y2 JP1990049452U JP4945290U JPH0735051Y2 JP H0735051 Y2 JPH0735051 Y2 JP H0735051Y2 JP 1990049452 U JP1990049452 U JP 1990049452U JP 4945290 U JP4945290 U JP 4945290U JP H0735051 Y2 JPH0735051 Y2 JP H0735051Y2
Authority
JP
Japan
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panels
panel
cross
pillar
mounting structure
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990049452U
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English (en)
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JPH048672U (ja
Inventor
俊正 兵頭
雅章 同前
宏 入江
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
Application filed by ナショナル住宅産業株式会社 filed Critical ナショナル住宅産業株式会社
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Publication of JPH048672U publication Critical patent/JPH048672U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、パネルによって外構塀を構成する場合のパ
ネル取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のパネル取付構造としては、第6図および
第7図に示すようなものがあった。すなわち、第6図で
は、パネル50の巾間隔に立設した角柱51を一対のパネル
50,50の両側縁で挟み込むようにして固定していた。ま
た第7図では、一対のパネル50,50の裏面を当接させた
状態で、パネル50の両側縁を上記角柱51に固定してい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
第6図の従来例では、角柱51が一対のパネル50,50間に
介在されることになり、角柱51の厚さにより塀の厚さが
厚くなるという問題があった。
また第7図の従来例では、一対のパネル50,50の裏面を
当接させたので塀の厚さを薄くすることができるが、角
柱51が見えて外観が悪くなるという問題があった。
したがって、この考案の目的は、塀の厚さを薄くし、か
つ支柱が外側から見えにくいパネル取付構造を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のパネル取付構造は、横断面形状が略十字形の
支柱をパネル巾間隔に立設し、4枚のパネルのうち、2
枚のパネルの側縁部で、パネル巾方向に延びる前記支柱
の十字の一辺を挟み込んだ状態で前記2枚のパネルを前
記支柱に支持させ、残り2枚のパネルの側縁部で、前記
支柱の十字の一辺と反対側に延びる他辺を挟み込んだ状
態で前記残り2枚のパネルを前記支柱に支持させたこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
この考案の構成によれば、支柱の横断面形状を略十字形
にしてこの支柱のパネル巾方向に延びる十字の一辺およ
びこの一辺と反対側に延びる他辺をそれぞれ2枚のパネ
ルで挟み込むようにしたので、支柱に支持させる4枚の
パネルの支持強度は高く、かつパネルの厚さ方向に並ぶ
2枚のパネルすなわち塀の厚さを薄くすることができ
る。また、これに伴い、パネルの厚さ方向に延びる支柱
の十字の一辺およびこの一辺と反対側に延びる他辺はパ
ネルの支持を考慮しなくてもよいので、その巾を薄くす
ることができ、美観が向上する。また、上記のように支
柱の十字の一辺および他辺をそれぞれ2枚のパネルで挟
み込んでいるので、一辺および他辺は外側から見えず外
観がさらに向上するとともに、塀の表裏両側からの外力
をともに一辺(他辺)で受けることができる。
〔実施例〕
この考案の第1の実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。1は支柱であり、2は外構塀を構成するパ
ネルである。支柱1は、4本のL字形鋼1aの各面を組み
合わせて横断面形状が十字形になるように溶接したもの
である。この支柱1はパネル2巾間隔に立設されるが、
具体的にはアンカーボルト3およびナット4にてプレー
ト5を支柱1が配置される基礎6に固定しておき、この
固定されたプレート5に支柱1が立設される。一方、パ
ネル2は、化粧コンクリートパネルと呼ばれるものであ
り、850℃以上の高温に耐える特殊軽量コンクリートに
中空穴10…および鉄筋を設けたものを基材としてこの基
材の表面に上薬を塗布して一体に焼成したものである。
このパネル2の側縁部近傍の上下端縁部から裏面にかけ
て露出するように金物7a,7bが埋設してある。具体的に
は金物7a,7bの固定部(図示せず)をパネル2の中空穴1
0に入れてモルタルで固定している。そして、支柱1の
一側において、一対のパネル2,2に設けた金物7a,7aおよ
び金物7b,7bが支柱1のパネル2巾方向に延びる十字の
一辺8の両側面に溶接される。すなわち、外構塀を構成
する一対のパネル2,2の裏面側の側縁部で上記支柱1の
十字の一辺8が挟み込まれる。また、支柱1の他側にお
いても一側と同様に、一対のパネル2,2の裏面側の側縁
部で支柱1の十字の一辺8と反対側に延びる他辺8′が
挟み込まれる。このとき、パネル2厚さ方向に延びる支
柱1の十字の一辺9はパネル2巾方向に並ぶパネル2,2
の側縁で挟まれることになる。この支柱1の十字の一辺
9およびこの一辺9と反対側に延びる他辺9′は薄く形
成されていることもあった外側から目立たない。また、
下側の金物7bの水平な部分はプレート5に溶接される。
なお、対応する金物7a,7aおよび金物7b,7bどうしを溶接
してもよい。
また、この実施例では、外構塀の末端12に配置される一
対のパネル2,2を、その末端12側の側縁部で連結して形
成してある。そして、この末端12に対応する基礎6にも
プレート5′が設置され、パネル2,2の末端12側に取付
けられた下側の金物7b,7bをこのプレート5′に溶接し
てある。この場合、プレート5′に支柱1を設置してい
ないので金物7a,7aおよび金物7b,7bどうしを溶接してい
る。また、支柱1は横断面形状が略十字形であればよく
上述の構成に限定するものではない。
この考案の第2の実施例を第5図に示す。すなわち、こ
の実施例では金物7a,7bを取付けずに、一対のパネル2,2
に設けられた中空穴10…にコ字形の金具11を差し込むこ
とにより、パネル2巾方向に延びる支柱1の十字の一辺
8を、一対のパネル2,2の側縁で挟み込むものである。
その他の構成効果は、第1の実施例と同様である。
〔考案の効果〕
この考案のパネル取付構造によれば、支柱の横断面形状
を略十字形にしてこの支柱のパネル巾方向に延びる十字
の一辺およびこの一辺と反対側に延びる他辺をそれぞれ
2枚のパネルで挟み込むようにしたので、支柱に支持さ
せる4枚のパネルの支持強度は高く、かつパネルの厚さ
方向に並ぶ2枚のパネルすなわち塀の厚さを薄くするこ
とができる。また、これに伴い、パネルの厚さ方向に延
びる支柱の十字の一辺およびこの一辺と反対側に延びる
他辺はパネルの支持を考慮しなくてもよいので、その巾
を薄くすることができ、美観が向上する。また、上記の
ように支柱の十字の一辺および他辺をそれぞれ2枚のパ
ネルで挟み込んでいるので、一辺および他辺は外側から
見えず外観がさらに向上するとともに、塀の表裏両側か
らの外力をともに一辺(他辺)で受けることができる。
このため、パネルと支柱の固着力が低下しても、パネル
は倒れることはなく安全性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例のパネル取付構造の要
部平面図、第2図はその正面図、第3図は支柱の平面
図、第4図はその正面図、第5図は第2の実施例の要部
平面図、第6図および第7図は従来例の要部平面図であ
る。 1……支柱、2……パネル、8……パネル巾方向に延び
る支柱の十字の一辺

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横断面形状が略十字形の支柱をパネル巾間
    隔に立設し、4枚のパネルのうち、2枚のパネルの側縁
    部で、パネル巾方向に延びる前記支柱の十字の一辺を挟
    み込んだ状態で前記2枚のパネルを前記支柱に支持さ
    せ、残り2枚のパネルの側縁部で、前記支柱の十字の一
    辺と反対側に延びる他辺を挟み込んだ状態で前記残り2
    枚のパネルを前記支柱に支持させたことを特徴とするパ
    ネル取付構造。
JP1990049452U 1990-05-11 1990-05-11 パネル取付構造 Expired - Lifetime JPH0735051Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990049452U JPH0735051Y2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 パネル取付構造

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JP1990049452U JPH0735051Y2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 パネル取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH048672U JPH048672U (ja) 1992-01-27
JPH0735051Y2 true JPH0735051Y2 (ja) 1995-08-09

Family

ID=31567157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990049452U Expired - Lifetime JPH0735051Y2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 パネル取付構造

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JP (1) JPH0735051Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550300U (ja) * 1978-09-29 1980-04-02
JPH028466A (ja) * 1988-06-14 1990-01-11 Natl House Ind Co Ltd コンクリート板の固定部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH048672U (ja) 1992-01-27

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