JPH0735003B2 - ボルト切断機 - Google Patents

ボルト切断機

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JPH0735003B2
JPH0735003B2 JP27255786A JP27255786A JPH0735003B2 JP H0735003 B2 JPH0735003 B2 JP H0735003B2 JP 27255786 A JP27255786 A JP 27255786A JP 27255786 A JP27255786 A JP 27255786A JP H0735003 B2 JPH0735003 B2 JP H0735003B2
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JP
Japan
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cutting
blade
cutting blade
bolt
screw
Prior art date
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JP27255786A
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English (en)
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JPS63127810A (ja
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智海 吉水
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は軸部にネジ部を形成したボルトを切断するボル
ト切断機に関するものである。
〔従来の技術〕
ビル等の建築現場において、照明機器や空調設備等を天
井からつり下げる際に全ネジボルトを使用している。該
全ネジボルトは定尺であるため、建築現場で適当な長さ
に切断して使用している。第8図に該切断作業に使用す
るボルト切断機の切断刃を示す。該切断刃は、切断され
る全ネジボルトのネジ部と等ピッチのメネジを設けた一
対の切断刃10と切断刃20から形成され、一方の切断刃20
を固定とし、他方の切断刃10を全ネジボルトを介して切
断刃20に対向させた状態で切断刃10を切断刃20に向かっ
て押し進めることにより、前記全ネジボルトを剪断によ
って切断する。第9図に切断時の全ネジボルト40と切断
刃10、切断刃20の関係を示す。全ネジボルト40のネジ山
をつぶさずに切断するには、全ネジボルト40と切断刃1
0、切断刃20の各々のネジ面が正しく噛み合っている必
要がある。
従来の切断刃10、20のネジ面の形状を第10図〜第14図に
示す。第10図において、切断刃10は、その厚みが全ネジ
ボルト40のネジピッチの整数倍で、かつメネジの谷の切
り上り13が、第11図に示す如く、分割面14から90゜ずれ
た位置すなわち半円形のネジ面の円弧の底部にあった。
このためネジ面の形状は、第10図に示すように、表側刃
部11と裏側刃部12が点対称の形状となり、切断刃10の表
と裏では方向性がなかった。すなわち切断刃10を180度
回転させても使用できるものである。第12図に切断時の
切断刃10と切断刃20の位置関係を示す。また第13図、第
14図に切断刃10と組み合わせて使用される切断刃20のネ
ジ面の形状を示す。全ネジボルト40をネジ山をつぶさず
に剪断するには、第12図のように切断刃10と切断刃20の
ネジのリードが連続的に正しく続いている必要があり、
その場合の切断刃20のネジ面は第13図のようになる。切
断刃20の表側刃部21と裏側刃部22は点対称の形状である
ため前記切断刃10同様、表と裏の取り付けに方向性が無
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、切断刃20の表側刃部21や裏側刃部22は、切断刃
10の表側刃部11や裏側刃部12とは全く異なっているため
に、切断刃10と切断刃20は必ずペアで用いる必要があ
り、製作時に両者の区別が容易でなく、また取り付け交
換時に間違える恐れがあった。
また第9図、第10図に示す切断刃10の表側刃部11の肉厚
δ11や裏側刃部12の肉厚δ12はW3/8″のネジの場合1ピ
ッチ分の1.58mm程の厚肉の刃部で強度が強いが、第9図
や第13図に示す切断刃20の表側刃部21の肉厚δ21や裏側
刃部22の肉厚δ22はW3/8″のネジの場合前記肉厚δ11
(δ12)の半分の0.5ピッチ分の0.79mmと薄肉となり、
欠け易く、寿命が短いという欠点があった。すなわちか
かるネジ式切断刃においては、切断される全ネジボルト
の反力を受けるメネジの谷の部分で欠けるのがほとんど
であり、端面から谷までの間隔δ11、δ12、δ21、δ22
の内狭い間隔δ21、δ22すなわち薄肉の刃部21、22を有
する切断刃20が欠け易くなる。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、前
記一対の切断刃に互換性を持たせ、製作上及び取り付け
交換時の誤りを無くすと共に切断刃の寿命を向上させ、
安価なボルト切断機を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために本発明は、切断刃を切断
されるボルトのネジ部のネジピッチの整数倍に1/2ピッ
チを加えた厚さとすると共にネジ面の谷の切り上がりを
各切断刃の分割面上に設けたネジ面を刻設するように
し、一対の切断刃のネジ面の形状が同一となるようにし
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
一対の切断刃を全く同じ形状としたので、製作上の管理
が容易になると共に取り付け交換が容易となる。また、
刃部の肉厚も全て同じ厚さとなるので、従来の薄肉の刃
部に比べて切断刃の寿命を長くできる。
〔実施例〕
本発明の上下一対の切断刃の形状を第1図〜第5図に、
ボルト切断機を第15図に示す。電動機1の回転を複数の
歯車からなる歯車箱2で減速し、出力軸であるクランク
3の先端にはアーム4を設け、カッタホルダ5と連結さ
せ、クランク3の回転によりアーム4及びカッタホルダ
5を揺動運動させる。カッタホルダ5及び歯車箱2に固
定されたカッタホルダ6には切断刃10及び切断刃20が夫
々固定されており、全ネジボルト40は切断刃10、20によ
って剪断される。
切断刃10と切断刃20は、その厚さが全ネジボルト40のネ
ジ部のネジピッチの3.5倍の厚さで製作されている。ま
たメネジの谷の切り上がり13及び23は、第2図及び第5
図に示す如く、メネジの半円形の左端すなわち上下切断
刃10、20の分割面14、24上の左側にあるように、切り上
がり切断を定められている。
これにより、第1図の切断刃10において、表側刃部11と
裏側刃部12は点対称の形状となり、切断刃10の表と裏に
は方向性が無い。第4図の切断刃20も、切断刃10、20の
厚さをネジピッチの整数倍に1/2ピッチを加えた厚さと
したために、切断刃10と同一形状となる。
切断刃10の表側刃部11、裏側刃部12と切断刃20の表側刃
部21、裏側刃部22は全く同一の形状となるので、切断刃
10と切断刃20は全く同一のものとなり互換性がでてく
る。以上により、切断刃製作時や取り付け交換時に切断
刃10と切断刃20の区別をする必要が無く、また切断刃10
と切断刃20の表と裏の区別も必要なく、取り付け交換が
容易となる。また前記刃部11、刃部12及び刃部21、刃部
22は、肉厚δ11、δ12、δ21、δ22がW3/8″の場合1ピ
ッチ分の約1.58mmと厚く強度の強い刃が同一形状にでき
るので、上記した第13図の刃部21、22の肉厚δ21、δ22
が約0.79mmの切断刃20に比べて寿命を長くできる。
第6図と第7図に、メネジの切り上がり33の位置を上記
実施例の180度反対側に設けた切断刃30を示す。メネジ
の谷の上がり33を上下切断刃30の分割面上の右側に設け
た場合でも、上記実施例同様に、切断刃30の表と裏及び
上下一対の刃で方向性の無い選択組合せ自在な刃部が得
られる。ただし、刃部は薄肉で強度的には劣る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、相対向する一対の切断刃
の計4個所の刃部を全く同一とできるので、切断刃の製
作時及び対向する一対の切断刃を区別する必要が無くな
ると共に取り付け交換も容易となる。また強度上も同強
度のものとすることができ、寿命を長くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第4図は本発明を構成する切断刃の一実施例を
示す平面図、第2図、第5図は夫々第1図、第4図の正
面図、第3図は切断刃の取り付け状態を示す平面図、第
6図は第1図の切断刃のネジの切り上がりを180度反対
側にした切断刃の平面図、第7図は第6図の正面図、第
8図はボルト切断機の一対の切断刃を示す斜視図、第9
図は全ネジボルト切断時の全ネジボルトと切断刃の関係
を示す断面図、第10図、第13図は従来の切断刃の一例を
示す平面図、第11図、第14図は夫々第10図、第13図の正
面図、第12図は従来の切断刃の取り付け状態を示す平面
図、第15図は全ネジボルト切断機の一実施例を示す斜視
図である。 図において、10、20は切断刃、11、12、21、22は刃部、
13、23は切り上がり、14、24は分割面である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸部にネジ部を備えたボルトを、該ボルト
    のネジ部と等ピッチのメネジを設け、該ボルトを介して
    対向した一対の切断刃の少なくとも一方を押し進め、一
    対の切断刃の剪断作用によって、切断するようにしたボ
    ルト切断機であって、 前記切断刃を、ボルトネジ部のネジピッチの整数倍に1/
    2ピッチを加えた厚さとすると共に切断刃の刃部にネジ
    部のネジピッチと同一のネジ面であってネジ面の谷の切
    り上がりを各切断刃の分割面上に設けたネジ面を刻設
    し、該切断刃の各々が、そのネジ面の表裏の刃部の形状
    が点対称となるように成形して一対の切断刃のネジ面の
    形状が同一の形状となるように成形したことを特徴とす
    るボルト切断機。
JP27255786A 1986-11-14 1986-11-14 ボルト切断機 Expired - Lifetime JPH0735003B2 (ja)

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JPS63127810A JPS63127810A (ja) 1988-05-31
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JPH07115256B2 (ja) * 1993-01-13 1995-12-13 株式会社曽根工具製作所 剪断機
JPH07299641A (ja) * 1994-05-02 1995-11-14 Hitachi Koki Co Ltd ボルト切断機の切断刃取付装置
JP2002331416A (ja) 2001-05-08 2002-11-19 Ogura:Kk 棒状部材切断機
DE10313827A1 (de) 2003-03-21 2004-09-30 REMS-WERK Christian Föll und Söhne GmbH & Co. Trennvorrichtung für Werkstücke, wie Stangen, Bolzen und dergleichen, insbesondere für Gewindestangen
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