JPH0644572Y2 - ボルト切断機の切断刃 - Google Patents
ボルト切断機の切断刃Info
- Publication number
- JPH0644572Y2 JPH0644572Y2 JP1508989U JP1508989U JPH0644572Y2 JP H0644572 Y2 JPH0644572 Y2 JP H0644572Y2 JP 1508989 U JP1508989 U JP 1508989U JP 1508989 U JP1508989 U JP 1508989U JP H0644572 Y2 JPH0644572 Y2 JP H0644572Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- cutting
- cutting blade
- cut
- thread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Shearing Machines (AREA)
- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はボルト切断機の切断刃に関するものである。
ビル等の建築において、照明機器や空調設備等を天井か
ら吊下げる際に全ねじ14を用いる場合がある。この全ね
じ14は定尺であるため建設現場で適当な長さに切断して
使用している。第6図にこの切断作業に用いるボルト切
断機の切断刃1と全ねじ14の剪断の状態を示す。該切断
刃1には、切断される全ねじ14と等ピッチのめねじ11が
刻設されており、全ねじ14と図の如く正しくかみ合った
状態で剪断により切断する。
ら吊下げる際に全ねじ14を用いる場合がある。この全ね
じ14は定尺であるため建設現場で適当な長さに切断して
使用している。第6図にこの切断作業に用いるボルト切
断機の切断刃1と全ねじ14の剪断の状態を示す。該切断
刃1には、切断される全ねじ14と等ピッチのめねじ11が
刻設されており、全ねじ14と図の如く正しくかみ合った
状態で剪断により切断する。
従来の切断刃1は、刻設されためねじ11の端部の不完全
ねじ山がそのまま切断刃1の切り刃となっていたため、
切り刃となるエッヂ16の角度θが150°位の鈍角であっ
た。そのため、全ねじ14の切断面はダレやすく、第7図
の如くバリ15が出やすかった。バリ15は鋭い形状のため
手を傷つける等安全上好ましくない。またバリ15により
ナットが入らない等の問題もあった。
ねじ山がそのまま切断刃1の切り刃となっていたため、
切り刃となるエッヂ16の角度θが150°位の鈍角であっ
た。そのため、全ねじ14の切断面はダレやすく、第7図
の如くバリ15が出やすかった。バリ15は鋭い形状のため
手を傷つける等安全上好ましくない。またバリ15により
ナットが入らない等の問題もあった。
〔考案の目的〕 本考案の目的は、上記した従来技術の欠点を無くし、バ
リの発生を少なくすることである。
リの発生を少なくすることである。
本考案は、切断刃の切り刃となるねじ山の端面に形成さ
れた不完全ねじ山を削り取り、エッヂの角度を90°にす
ることにより、バリが発生しにくくなる点に着目し、切
断刃のねじ面の形状を工夫したものである。
れた不完全ねじ山を削り取り、エッヂの角度を90°にす
ることにより、バリが発生しにくくなる点に着目し、切
断刃のねじ面の形状を工夫したものである。
本考案の一実施例を第1図〜第5図および第8図を用い
て説明する。第8図は電動式のボルト切断機であり、電
動機3の回転軸の回転は歯車箱4に内蔵された複数の歯
車列で減速されて、出力軸であるクランク5に伝達さ
れ、クランク5を回転させて、アーム6を介してカッタ
ホルダ7を揺動運動させる。カッタホルダ7及び歯車箱
4に固定されたカッタホルダ8には、それぞれ本考案の
切断刃1が取付ねじ18で固定されており、全ねじ14は切
断刃1で剪断により切断される。
て説明する。第8図は電動式のボルト切断機であり、電
動機3の回転軸の回転は歯車箱4に内蔵された複数の歯
車列で減速されて、出力軸であるクランク5に伝達さ
れ、クランク5を回転させて、アーム6を介してカッタ
ホルダ7を揺動運動させる。カッタホルダ7及び歯車箱
4に固定されたカッタホルダ8には、それぞれ本考案の
切断刃1が取付ねじ18で固定されており、全ねじ14は切
断刃1で剪断により切断される。
第1図において、切断刃1には切断される全ねじ14と等
ピッチのめねじ11が刻設されてあり、その厚みは、ねじ
ピッチの3.5倍にしてある。
ピッチのめねじ11が刻設されてあり、その厚みは、ねじ
ピッチの3.5倍にしてある。
また、めねじ11の厚み方向の端部の半円の底付近には、
めねじ11の内径よりも小さい径の円弧状の切欠け12が設
けられている。第4図は全ねじ14を切断刃1で切断する
状態を示すが、前記円弧状の切欠け12によって、切り刃
となるエッヂ17は角度θが90°となり、従来のエッヂ角
度よりも鋭くなるため切断面がダレにくくなり、第5図
の如く全ねじ14の切断面のバリ15を小さくすることがで
きる。
めねじ11の内径よりも小さい径の円弧状の切欠け12が設
けられている。第4図は全ねじ14を切断刃1で切断する
状態を示すが、前記円弧状の切欠け12によって、切り刃
となるエッヂ17は角度θが90°となり、従来のエッヂ角
度よりも鋭くなるため切断面がダレにくくなり、第5図
の如く全ねじ14の切断面のバリ15を小さくすることがで
きる。
本考案によれば、切り刃となるエッヂ部を鋭くすること
ができるので、バリの発生が少なく安全である。またバ
リによりナットの挿入が阻害されることも無く信頼性が
増す。
ができるので、バリの発生が少なく安全である。またバ
リによりナットの挿入が阻害されることも無く信頼性が
増す。
第1図は本考案切断刃の一実施例を示す斜視図、第2図
は第1図の平面図、第3図は第1図の正面図、第4図は
本考案になる切断刃でボルトを切断している状態を示す
断面図、第5図は本考案になる切断刃で切断したボルト
の切断面を示す斜視図、第6図は従来の切断刃でボルト
を切断している状態を示す断面図、第7図は従来の切断
刃で切断したボルトの切断面を示す斜視図、第8図は電
動式のボルト切断機の外観を示す斜視図である。 図において、1は切断刃、3は電動機、4は歯車箱、5
はクランク、6はアーム、7、8はカッタホルダ、9は
吊下げフック、10はハンドル、11はめねじ、12は切欠
け、13は止めねじ穴、14は全ねじ、15は切断面のバリ、
16、17はエッヂ、18は止めねじ、θはエッヂの角度であ
る。
は第1図の平面図、第3図は第1図の正面図、第4図は
本考案になる切断刃でボルトを切断している状態を示す
断面図、第5図は本考案になる切断刃で切断したボルト
の切断面を示す斜視図、第6図は従来の切断刃でボルト
を切断している状態を示す断面図、第7図は従来の切断
刃で切断したボルトの切断面を示す斜視図、第8図は電
動式のボルト切断機の外観を示す斜視図である。 図において、1は切断刃、3は電動機、4は歯車箱、5
はクランク、6はアーム、7、8はカッタホルダ、9は
吊下げフック、10はハンドル、11はめねじ、12は切欠
け、13は止めねじ穴、14は全ねじ、15は切断面のバリ、
16、17はエッヂ、18は止めねじ、θはエッヂの角度であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】軸部が全てねじである全ねじ等のボルトを
一対の切断刃で剪断により切断する切断機の切断刃の、
切断されるボルトに接する内周面に、該ボルトと等ピッ
チのねじ面を刻設したボルト切断機の切断刃において、 前記ねじ面の切断刃端部の不完全ねじ山部の、半割りに
しためねじの谷底付近にめねじの内径よりも小さい径の
円弧状の切欠けを設け、切り刃となるねじ山端部のエッ
ヂを90°として、ボルト切断面のバリの発生を少なくし
たことを特徴とするボルト切断機の切断刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1508989U JPH0644572Y2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | ボルト切断機の切断刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1508989U JPH0644572Y2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | ボルト切断機の切断刃 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02107421U JPH02107421U (ja) | 1990-08-27 |
JPH0644572Y2 true JPH0644572Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31226841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1508989U Expired - Lifetime JPH0644572Y2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | ボルト切断機の切断刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644572Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5891033B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2016-03-22 | 亀倉精機株式会社 | ネジ棒切断装置 |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP1508989U patent/JPH0644572Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02107421U (ja) | 1990-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |