JPH0734974Y2 - 壁材の取付け構造 - Google Patents
壁材の取付け構造Info
- Publication number
- JPH0734974Y2 JPH0734974Y2 JP8702789U JP8702789U JPH0734974Y2 JP H0734974 Y2 JPH0734974 Y2 JP H0734974Y2 JP 8702789 U JP8702789 U JP 8702789U JP 8702789 U JP8702789 U JP 8702789U JP H0734974 Y2 JPH0734974 Y2 JP H0734974Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- wall material
- hollow
- mounting structure
- wall member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は壁材の取付け構造に関し、詳しくは中空壁材
を壁下地側にボルトを用いて留めつける構造に関する。
を壁下地側にボルトを用いて留めつける構造に関する。
従来、セメントのような無機質原料を用いて製作した中
空壁材を壁下地に留めつけて外壁を構築する場合、第5
図に示すように壁材21のファスナー部分において下地側
のチャンネル材22に逆T字状の受けライナー23をボルト
24により止着し、この受けライナー23上に壁材21を載せ
ると共に、この壁材21の中空部25に挿嵌させた板ナット
26等に、イナズマ金物27を通したボルト28を結合させ、
受けライナー23をイナズマ金物27と壁材21との間に挟み
つけ、もって壁材21を下地側に引きつけ、かつ、壁材自
重を受けライナー23で支えるようにしていた。
空壁材を壁下地に留めつけて外壁を構築する場合、第5
図に示すように壁材21のファスナー部分において下地側
のチャンネル材22に逆T字状の受けライナー23をボルト
24により止着し、この受けライナー23上に壁材21を載せ
ると共に、この壁材21の中空部25に挿嵌させた板ナット
26等に、イナズマ金物27を通したボルト28を結合させ、
受けライナー23をイナズマ金物27と壁材21との間に挟み
つけ、もって壁材21を下地側に引きつけ、かつ、壁材自
重を受けライナー23で支えるようにしていた。
ところが、第5図に示した従来構造では、上記のように
いなずま金物27及び壁材21及び壁下地側に引きつけるた
めの板ナット26の他に、壁材自重を支える受けライナー
23が別部材として必要であると共に、受けライナー23は
柱、開口枠等が邪魔になり取付が困難であるなどの問題
があった。
いなずま金物27及び壁材21及び壁下地側に引きつけるた
めの板ナット26の他に、壁材自重を支える受けライナー
23が別部材として必要であると共に、受けライナー23は
柱、開口枠等が邪魔になり取付が困難であるなどの問題
があった。
又、第5図における23部品のパネル受け部のないものに
あっては、パネル自重が直接ボルト穴部にかかりこの部
品が局部破壊するおそれがあった。
あっては、パネル自重が直接ボルト穴部にかかりこの部
品が局部破壊するおそれがあった。
この考案は上記問題点に鑑み、壁材の壁下地側への引き
つけと壁材自重の支持とを、この壁材自体に取付けられ
た部材によって行なうことにより、壁材自重を受けライ
ナーによって支持する必要をなくし、容易に施工できる
壁材の取付け構造を提供することを目的としてなされた
ものである。
つけと壁材自重の支持とを、この壁材自体に取付けられ
た部材によって行なうことにより、壁材自重を受けライ
ナーによって支持する必要をなくし、容易に施工できる
壁材の取付け構造を提供することを目的としてなされた
ものである。
即ち、この考案の壁材の取付け構造は、中空壁材の中空
部に該壁材下方から、この中空壁材の下端面に係合して
位置決めされた壁材受け部材が挿嵌され、この壁材受け
部材に中空壁材を通して壁下地側から壁材留めつけ用の
ボルトが締結されてなることを特徴とするものである。
部に該壁材下方から、この中空壁材の下端面に係合して
位置決めされた壁材受け部材が挿嵌され、この壁材受け
部材に中空壁材を通して壁下地側から壁材留めつけ用の
ボルトが締結されてなることを特徴とするものである。
次に、この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の実施例の斜視図、第2図は実施例の
断面図、第3図は実施例の分解図である。
断面図、第3図は実施例の分解図である。
この考案は、セメントあるいは、石膏などの無機質原料
により主として押出成形され、かつ内部に中空部が形成
された中空壁材の取付け構造であって、壁下地側のチャ
ンネル材1において、その上面の要所部にL字状のブラ
ケット2がボルト止め3され、一方壁材4の中空部5に
下方から壁材受け部材6が挿嵌される。この壁材受け部
材6は台板7と、その上に固着したブロック台8とから
なり、ブロック台8には、ネジ穴9が横貫設されてい
て、台板7を壁材4の下端面4aに係合させた状態でブロ
ック台8が中空部5に突入されている。そして、壁材4
の背面にイナズマ金物10がボルト11で取付けられ、か
つ、該ボルト11が壁材4に貫設されているボルト通し穴
12を通し、ブロック台8のネジ穴9にねじこまれ、これ
によりブラケット2がイナズマ金物10と壁材4との間に
挟みこまれて壁材4が壁下地側に引きつけられる。
により主として押出成形され、かつ内部に中空部が形成
された中空壁材の取付け構造であって、壁下地側のチャ
ンネル材1において、その上面の要所部にL字状のブラ
ケット2がボルト止め3され、一方壁材4の中空部5に
下方から壁材受け部材6が挿嵌される。この壁材受け部
材6は台板7と、その上に固着したブロック台8とから
なり、ブロック台8には、ネジ穴9が横貫設されてい
て、台板7を壁材4の下端面4aに係合させた状態でブロ
ック台8が中空部5に突入されている。そして、壁材4
の背面にイナズマ金物10がボルト11で取付けられ、か
つ、該ボルト11が壁材4に貫設されているボルト通し穴
12を通し、ブロック台8のネジ穴9にねじこまれ、これ
によりブラケット2がイナズマ金物10と壁材4との間に
挟みこまれて壁材4が壁下地側に引きつけられる。
この考案によれば、ボルト11をねじこんで壁材4を壁下
地側に引きつけるための壁材受け部材6に、壁材自重が
働いて該部材により支持されるから、壁材受け部材6は
壁材引きつけとその自重支持との2つの働きをしてカー
テンウォール方式のファスナー構造が得られ、従って、
従来の受けライナーが不要になると共に、壁下地側に対
して壁材4を自重支持のために精密に位置決めする必要
がなくなる。
地側に引きつけるための壁材受け部材6に、壁材自重が
働いて該部材により支持されるから、壁材受け部材6は
壁材引きつけとその自重支持との2つの働きをしてカー
テンウォール方式のファスナー構造が得られ、従って、
従来の受けライナーが不要になると共に、壁下地側に対
して壁材4を自重支持のために精密に位置決めする必要
がなくなる。
尚、壁材受け部材は第4図のような、壁材下端面4aとの
係合部13を備えた略L字状金物であってもよい。
係合部13を備えた略L字状金物であってもよい。
この考案は以上のように構成されているから、壁下地側
からの受けライナーによる壁材自重支持が不要になっ
て、ファスナー部分のみで支えるロッキング方式が採ら
れ、横目地構造部分が簡単となり、該部分の自由度が増
す。
からの受けライナーによる壁材自重支持が不要になっ
て、ファスナー部分のみで支えるロッキング方式が採ら
れ、横目地構造部分が簡単となり、該部分の自由度が増
す。
第1図はこの考案の実施例の斜視図、第2図は実施例の
断面図、第3図は実施例の分解図、第4図は変形例の斜
視図、第5図は従来例の側面図である。
断面図、第3図は実施例の分解図、第4図は変形例の斜
視図、第5図は従来例の側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】中空壁材の中空部に該壁材下方から、この
中空壁材の下端面に係合して位置決めされた壁材受け部
材が挿嵌され、この壁材受け部材に中空壁材を通して壁
下地側から壁材留めつけ用のボルトが締結されてなるこ
とを特徴とする壁材の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8702789U JPH0734974Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 壁材の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8702789U JPH0734974Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 壁材の取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0325715U JPH0325715U (ja) | 1991-03-15 |
JPH0734974Y2 true JPH0734974Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31636681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8702789U Expired - Lifetime JPH0734974Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 壁材の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734974Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP8702789U patent/JPH0734974Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0325715U (ja) | 1991-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |