JPH0734961A - 車両用データの記憶装置及びその方法 - Google Patents

車両用データの記憶装置及びその方法

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JPH0734961A
JPH0734961A JP17517493A JP17517493A JPH0734961A JP H0734961 A JPH0734961 A JP H0734961A JP 17517493 A JP17517493 A JP 17517493A JP 17517493 A JP17517493 A JP 17517493A JP H0734961 A JPH0734961 A JP H0734961A
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JP17517493A
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Kazutomo Sasaki
一智 佐々木
Seiji Yashiki
誠二 屋敷
Kazuo Niide
和雄 新出
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より少ない記憶容量で、車両走行データのよ
り多いデータ記憶を可能とした車両用データの記憶装置
及びその方法を提案する。 【構成】 エンジンの状態を表すエンジン回転数信号
(Ne等)を検出し、エンジンを制御する目的でエンジ
ン回転数信号を第1の記憶精度で記憶するメモリ11
と、エンジンの運転状態を再現する目的で前記エンジン
回転数信号を第2の記憶精度で記憶するメモリ12とを
具備し、第1の記憶精度を前記第2の記憶精度よりも細
かくしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用データの記憶装置
及びその方法に関し、特に、車両の走行状態の再現の目
的で各種データを記憶する記憶装置及びその方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】車両の走行を制御する各種コントロー
ラ、例えば、燃料噴射量やタイミングを制御するエンジ
ンコントローラ、後輪の転舵角を制御する4WSコント
ローラ、アンチロックブレーキシステムやトラクション
コントロールを行なうABS/トラクションコントロー
ラ等は、夫々の制御データや収集したデータを記憶する
ためのメモリを具備している。
【0003】これらのデータは、その制御に必要とされ
る精度で記憶することが好ましい。例えば、特公平3−
33915号は、燃料噴射量の算出、アイドル回転数制
御は高い精度のエンジン回転数が必要なので、大きいビ
ット長のメモリにエンジン回転数データを書き込み、そ
の書き込んだデータに基づいて精度の良いエンジン制御
を行ない、燃料遮断あるいは加速増量の制御は高い精度
のエンジン回転数を必要としないので、上述の制御より
も少ないビット長のメモリにデータを書き込んで、その
書き込んだデータに基づいて制御を行なうようにしてい
る。
【0004】このようにすると、燃料遮断あるいは加速
増量の制御は、燃料噴射量の算出制御やアイドル回転数
制御の制御よりも、少ないステップ数で制御処理が可能
となるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】即ち、車両走行の制御
に用いる各種データは、データ長が長ければ長いほど精
度の高い制御が可能となるので、これらデータのデータ
長は長いのが一般的である。ところで、車両走行の制御
に用いる各種データは、その本来の制御に用いられるほ
かに、例えば故障などが発生したときの解析時に、その
故障状態の再現の目的で記憶することが実際問題として
必要となることが多い。
【0006】このような再現目的のデータの記憶は、比
較的に長時間に亘る必要があるために、大容量のメモリ
を必要とする。しかしながら、車両に許されるメモリ容
量には限界がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
欠点を解消するために提案されたもので、その目的は、
より少ない記憶容量で、車両走行データのより多いデー
タ記憶を可能とした車両用データの記憶装置及びその方
法を提案するものである。かかる目的の本発明の構成
は、車両の走行状態を表す各種信号を記憶する車両用デ
ータの記憶装置において、パワートレインの状態を表す
信号を検出する検出手段と、前記パワートレインを制御
する目的で前記パワートレイン信号を第1の記憶精度で
記憶する第1の記憶手段と、前記パワートレインの運転
状態を再現する目的で前記パワートレイン信号を第2の
記憶精度で記憶する第2の記憶手段とを具備し、前記第
1の記憶精度を前記第2の記憶精度よりも細かくしたこ
とを特徴とする。
【0008】他の構成になる本発明は、車両の走行状態
を表す各種信号を記憶する車両用データの記憶装置にお
いて、前記車両の故障診断を行なう目的で前記各種信号
を第1の記憶精度で記憶する第1の記憶手段と、前記車
両の故障時の運転状態を再現する目的で前記各種信号を
第2の記憶精度で記憶する第2の記憶手段とを具備し、
前記第1の記憶精度を前記第2の記憶精度よりも細かく
したことを特徴とする。
【0009】他の構成になる本発明は、車両の走行状態
を表す各種信号を記憶する車両用データの記憶方法にお
いて、パワートレインを制御する目的で検出した各種パ
ワートレイン信号を第1の記憶精度で記憶すると共に、
前記パワートレインの運転状態を再現する目的で前記パ
ワートレイン信号を第2の記憶精度で記憶し、前記第1
の記憶精度を前記第2の記憶精度よりも細かくしたこと
を特徴とする。
【0010】他の構成になる本発明は、車両の走行状態
を表す各種信号を記憶する車両用データの記憶方法にお
いて、前記車両の故障診断を行なう目的で前記各種信号
を第1の記憶精度で記憶すると共に、前記車両の故障時
の運転状態を再現する目的で前記各種信号を第2の記憶
精度で記憶し、前記第1の記憶精度を前記第2の記憶精
度よりも細かくしたことを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら詳細に説明する。これらの実施例では、本発
明の記憶装置及び記憶方法を、自動車用のエンジンコン
トローラに適用したものである。図1は、本発明の好適
な実施例を示す図である。同図において、CPU10
は、エンジン制御を行なうCPUである。このCPU1
0には、データバスを介して制御用RAM11と記録用
RAM12とが接続されている。即ち、CPUは、制御
用RAMと記録用RAMとに独立してアクセスが可能で
ある。
【0012】エンジン制御は、比較的短期間のデータし
か保存しておく必要がないので、図1の実施例では、現
時点の制御データA,データB,データC…を記憶す
る。一方、記録用のRAM12は、長時間のデータ記録
が目的なので、複数回に亘ったデータA,B,C…の記
憶が可能である。この実施例では、記録用RAM12に
記録するときのデータ長を、制御用RAM11に記憶す
るデータ長よりも短く設定したことに特徴がある。図2
は、制御用データが、記録用RAM12に記憶されると
きにデータ長に応じてどのように短縮されるかを示す。
図2の例では、 :2バイトデータは1バイトデータ(上位1バイトの
み)に圧縮してメモリ12に記憶する。 :4バイトデータは、再現時には、上位1バイトと下
位1バイトとはほとんど使わないので、中位2バイトの
みをメモリ12に記憶する。 :また、4バイトデータの種類によっては、上位3バ
イトを2バイトに圧縮してメモリ12に記憶する。この
手法は、4バイトデータの上位3バイトのパターンが数
種類に限定されているときに有効である。即ち、各パタ
ーン毎に例えば2バイトコードを割り当て、この2バイ
トコードRAM12に記憶するのである。 :ランレングス符号化法を用いて圧縮する。ラン長
は、制御データに発生することのないパターンをまえも
って調べておき、各ラン長毎に割り当てる。例えば、20
なるパターンが20回連続するときは、(20)B(X
14)Hとする。ここで、Bは2進値を表し、Hは16進
値を示す。また、Xは次の2バイトがラン長であること
を示すデリミタコードである。
【0013】図3,図4は、図1実施例の応用例を示
す。図3は、エンジンコントローラ内には、データ記録
用RAM12が含まれない場合を示し、RAM12は、
ICメモリカードの形態で外部蓄積ツール200内に搭
載されている。即ち、ECU100は、エンジン水温T
wや吸気量Qや回転数センサからの信号Ne等を読み込
み、エンジン回転数や燃料噴射量、噴射タイミング、点
火タイミングなどを演算して、出力ポートから出力する
と共に、制御用RAM11に記憶する。RAM11に記
憶されたデータは一過性のものなので次々と書き換えら
れていく。RAM11に書き込まれるべきデータはI/
Fを会して、外部の蓄積ツール200に送られ、RAM
12内に記憶されていく。このツール200は、RAM
203やROM204に格納されているプログラムによ
り故障解析機能を有し、必要に応じて、解析結果を表示
装置DSPに出力する。また、RAM12に記録される
べきデータはFD(フロッピディスク)にも必要に応じ
て書き込まれる。
【0014】図4は、ECU300内に、制御用RAM
11と記録用RAM12とが内蔵された例である。RA
M12に格納されたデータは、I/F305を介して外
部ツール400により読みだされる。本発明はその趣旨
を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。例えば、上
記実施例では、ECUを例にして説明したが、本発明は
これに限定されず、4WSコントローラ、やABS/ト
ラクションコントローラ等にも適用が可能である。
【0015】また、データの圧縮形態や、データ長につ
いても上記実施例に限定されるものではない。
【0016】
【発明の効果】以上説明した本発明によると、より少な
い記憶容量で、車両走行データのより多いデータ記憶を
可能とした車両用データの記憶装置及びその方法を提供
することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例を説明する図。
【図2】実施例におけるデータ長の変換の例を示す図。
【図3】本発明のさらなる応用例を示す図。
【図4】本発明のさらなる応用例を示す図。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行状態を表す各種信号を記憶す
    る車両用データの記憶装置において、 パワートレインの状態を表す信号を検出する検出手段
    と、 前記パワートレインを制御する目的で前記パワートレイ
    ン信号を第1の記憶精度で記憶する第1の記憶手段と、 前記パワートレインの運転状態を再現する目的で前記パ
    ワートレイン信号を第2の記憶精度で記憶する第2の記
    憶手段とを具備し、 前記第1の記憶精度を前記第2の記憶精度よりも細かく
    したことを特徴とする車両用データの記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶手段と前記第2の記憶手
    段を同一回路基板内に有し、この基板上に、更に、前記
    第1の記憶手段に記憶されたデータを用いて前記パワー
    トレインを制御する制御回路を具備することを特徴とす
    る請求項1に記載の車両用データの記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の記憶手段とこの第1の記憶手
    段に記憶されたデータを用いて前記パワートレインを制
    御する制御回路とを同一の回路基板上に有し、この回路
    基板上に、前記第2の記憶手段へのデータ転送端子を具
    備することを特徴とする請求項1に記載の車両用データ
    の記憶装置。
  4. 【請求項4】 車両の走行状態を表す各種信号を記憶す
    る車両用データの記憶装置において、 前記車両の故障診断を行なう目的で前記各種信号を第1
    の記憶精度で記憶する第1の記憶手段と、 前記車両の故障時の運転状態を再現する目的で前記各種
    信号を第2の記憶精度で記憶する第2の記憶手段とを具
    備し、 前記第1の記憶精度を前記第2の記憶精度よりも細かく
    したことを特徴とする車両用データの記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の記憶手段と前記第2の記憶手
    段を同一回路基板内に有し、この基板上に、更に、前記
    第1の記憶手段に記憶されたデータを用いて前記車両の
    故障を診断する診断回路を具備することを特徴とする請
    求項4に記載の車両用データの記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の記憶手段は前記第1の記憶手
    段の外部の故障診断装置内に含まれ、 この車両用データの記憶装置は、前記故障診断装置内の
    前記第2の記憶手段にデータを転送するための出力端子
    を有し、前記外部故障診断装置は、この第2の記憶手段
    に記憶されたデータを用いて前記車両の故障を診断する
    回路を具備することを特徴とする請求項4に記載の車両
    用データの記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の記憶精度でデータを記憶する
    ときの記憶単位長を、前記第2の記憶精度で前記データ
    を記憶するときの記憶単位長よりも長くしたことを特徴
    とする請求項4乃至6に記載の車両用データの記憶装
    置。
  8. 【請求項8】 記憶されるべき前記各種信号はエンジン
    のストップ時のデータであることを特徴とする請求項4
    乃至7に記載の車両用データの記憶装置。
  9. 【請求項9】 車両の走行状態を表す各種信号を記憶す
    る車両用データの記憶方法において、 パワートレインを制御する目的で検出した各種パワート
    レイン信号を第1の記憶精度で記憶すると共に、前記パ
    ワートレインの運転状態を再現する目的で前記パワート
    レイン信号を第2の記憶精度で記憶し、 前記第1の記憶精度を前記第2の記憶精度よりも細かく
    したことを特徴とする車両用データの記憶方法。
  10. 【請求項10】 車両の走行状態を表す各種信号を記憶
    する車両用データの記憶方法において、 前記車両の故障診断を行なう目的で前記各種信号を第1
    の記憶精度で記憶すると共に、前記車両の故障時の運転
    状態を再現する目的で前記各種信号を第2の記憶精度で
    記憶し、 前記第1の記憶精度を前記第2の記憶精度よりも細かく
    したことを特徴とする車両用データの記憶方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の記憶精度でデータを記憶す
    るときの記憶単位長を、前記第2の記憶精度で前記デー
    タを記憶するときの記憶単位長よりも長くしたことを特
    徴とする請求項9または10に記載の車両用データの記
    憶方法。
JP17517493A 1993-07-15 1993-07-15 車両用データの記憶装置及びその方法 Withdrawn JPH0734961A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007138713A (ja) * 2005-11-14 2007-06-07 Yanmar Co Ltd 内燃機関

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007138713A (ja) * 2005-11-14 2007-06-07 Yanmar Co Ltd 内燃機関

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