JPH0734960Y2 - ロール軸方向ブレード圧接度粗調整装置付き長尺ドクタ。 - Google Patents

ロール軸方向ブレード圧接度粗調整装置付き長尺ドクタ。

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JPH0734960Y2
JPH0734960Y2 JP10848290U JP10848290U JPH0734960Y2 JP H0734960 Y2 JPH0734960 Y2 JP H0734960Y2 JP 10848290 U JP10848290 U JP 10848290U JP 10848290 U JP10848290 U JP 10848290U JP H0734960 Y2 JPH0734960 Y2 JP H0734960Y2
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doctor back
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賢治 前田
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ロール外周面に対しそれの軸方向に亘り圧接
可能なブレードを有するロール軸方向ブレード圧接度粗
調整装置付き長尺ドクタに関し、特に抄紙機に設けられ
るドライヤロールなどに好適に用いられるロール軸方向
ブレード圧接度粗調整装置付き長尺ドクタに関する。
[従来の技術] 従来、この種の長尺ドクタとしては、例えば第3図に示
すように、ロール1の外周面10に対しそれの軸方向に亘
り圧接可能なブレード24をブレードホルダ部材22を介し
て保持するための突出部200を形成されたドクタバック2
0が回転軸26をもって回動自在に軸支されてなる、フロ
ーチング・ブレードホルダ型の長尺ドクタ2が多用され
ている。また、図示していないが前記ドクタバック突出
部にブレードを直付けする形式の長尺ドクタも用いられ
ている。そしてブレードホルダ部材22は、ドクタバック
突出部200の先端切欠き部204に固定螺子220によって片
持ち支持されると共に、ドクタバック20側のブレードホ
ルダ部材22の後端部には軸方向に亘って間隔を置かれて
多数の微調整螺子222が出没可能に螺子込まれており、
各微調整螺子222を選択的に手回して出没させることに
より、微調整螺子222の先端をドクタバック20の先端切
欠き部204の表面に当接させてブレードホルダ部材22を
各固定螺子220の螺子芯を結ぶ線を枢軸として第3図
中、矢印a,aで示す方向へ回動させ、ロール外周面10と
ブレード24との圧接度を該ロール軸方向に関して部分的
乃至全体的に微調整可能に成されたロール軸方向ブレー
ド圧接度微調整装置付き長尺ドクタが多用されている。
[考案が解決しようとする課題] さて第3図に示される様な構成の長尺ドクタ2にあって
は、微調整螺子222を手回しすることによってロール外
周面10とブレード24との圧接度を前記ロール軸方向に関
して部分的乃至全体的に微調整出来るのであるが、それ
らの調整幅は微々たる量である。処で、この種の長尺ド
クタは約4m〜10m以上の長尺(前記ロール軸方向に沿う
長さ)である。従って、ドクタバック20が前記ロール軸
方向と直交する方向に関して撓む。この撓みは長尺ドク
タ2の自重や長尺ドクタ2の経時変形などに起因してい
る。そして長尺ドクタの現場での設置態様は表面側を上
向きにする場合と裏面側を上向きにする場合があり様々
である。この様な長尺ドクタの撓みを補正するために、
特にブレードの交換時にはそれの芯出し調整作業をしな
ければならないのであるが、その撓み量が大きいと芯出
し不能となり、たとえ該撓みを補正出来るとしてもその
補正作業には熟練と長時間を要する。
本考案は、長尺ドクタの撓み量が大きくとも容易かつ正
確に該撓みを補正することが出来る簡単な構成のロール
軸方向ブレード圧接度粗調整装置付き長尺ドクタを提供
するものである。
[課題を解決するための手段] 本第1の考案によれば、ロール外周面に対しそれの軸方
向に亘り圧接可能なブレードをブレードホルダ部材を介
して保持するための突出部を形成されたドクタバックが
回転軸をもって回動自在に軸支されている長尺ドクタに
於いて、前記ドクタバック突出部はそれの突出方向と直
交する方向に関して該軸方向に亘り凹凸状に湾曲可能な
材料で形成されており、前記ドクタバック突出部の各側
端近傍部分に当接する脚部をそれぞれ形成され且つ該脚
部間のドクタバック突出部分に対し僅少間隙を置かれて
前記ドクタバックの軸方向に対しほぼ平行に延び且つ前
記ドクタバック突出部に対しほぼ直立させたビーム部材
を備え、前記各脚部間の前記ビーム部材部分に相互間隔
を置かれて多数の螺子孔がタッピングされ且つ該各螺子
孔に対峙する該ドクタバック突出部部分には馬鹿穴をそ
れぞれ開穴されていて、該馬鹿穴を貫通しそれに対向す
る該螺子孔に先端を螺着させた多数の押えボルトを具備
して成る事を特徴とするロール軸方向ブレード圧接度粗
調整装置付き長尺ドクタが提供される。
(作用) 本第1の考案に係るロール軸方向ブレード圧接度粗調整
装置付き長尺ドクタは、前記の様な構成であるから、ド
クタバック突出部が、長尺ドクタの自重や経時変形など
により該突出方向と直交し且つ該ドクタバック突出部の
表側へ向かって凸状に湾曲して、ブレードがブレードホ
ルダ部材を介して該表側方向へ向かって凸状に変形する
場合がある。すると該ブレードはロール外周面に対しそ
れの軸方向に亘りほぼ均等な強さで圧接しなくなるか、
或は該ブレードが該軸方向に関して部分的に該ロール外
周面より離される。そこで作業者は前記ブレードの凸状
変形を矯正すべく、各押えボルトを選択的に回して前記
ブレードの凸状変形を矯正する。即ち、前記凸状変形の
大なるドクタバック突出部部分に対応する該押えボルト
ほど、強く締め付ける。すると該ビーム部材部分の螺子
孔へ該押えボルトは螺子込まれる。この螺子込みによっ
て、剛直な該ビーム部材は撓まないが湾曲可能な材料で
形成されている該ドクタバック突出部部分及びそれの近
傍部分はそれの凸状方向と反対方向に強制的に変形せし
められる。これらの操作をそれぞれ前記各押えボルトに
就いて実施すれば、前記ドクタバック突出部の凸状変形
は矯正され、その結果、前記ブレードホルダ部材を介し
て前記ブレードの変形も矯正されてロール軸方向ブレー
ド圧接度が粗調整出来るのである。
本第2の考案によれば、ロール外周面に対しそれの軸方
向に亘り圧接可能なブレードをブレードホルダ部材を介
して保持するための突出部を形成されたドクタバックが
回転軸をもって回動自在に軸支されている長尺ドクタに
於いて、前記ドクタバック突出部はそれの突出方向と直
交する方向に関して該軸方向に亘り凹凸状に湾曲可能な
材料で形成されており、前記ドクタバック突出部の各側
端近傍部分に固設された脚部をそれぞれ形成され且つ該
脚部間のドクタバック突出部部分に対し僅少間隙を置か
れて前記ドクタバックの軸方向に対しほぼ平行に延び且
つ前記ドクタバック突出部に対しほぼ直立させたビーム
部材を備え、前記各脚部間の前記ドクタバック突出部部
分には相互間隔を置かれて多数の螺子孔を開孔されてい
て該螺子孔を貫通しそれに対峙する該ビーム部材部分に
先端を当接させ且つ該各螺子孔にそれぞれ螺着させた多
数の通しボルトを具備して成る事を特徴とするロール軸
方向ブレード圧接度粗調整装置付き長尺ドクタが提供さ
れる。
(作用) 本第2の考案に係るロール軸方向ブレード圧接度粗調整
装置付き長尺ドクタは、前記の様な構成であるから、ド
クタバック突出部が長尺ドクタの自重や経時変化などに
より該突出方向と直交し且つ該ドクタバック突出部の裏
側へ向かって凸状に湾曲して、ブレードがブレードホル
ダ部材を介して該裏側方向へ向かって凸状に変形する場
合がある。すると該ブレードはロール外周面に対しそれ
の軸方向に亘りほぼ均等な強さで圧接しなくなるか、或
は該ブレードが該軸方向に関して部分的に該ロール外周
面より離される。そこで作業者は前記ブレードの凸状変
形を矯正すべく、各通しボルトを選択的に回して前記ブ
レードの凸状変形を矯正する。即ち、前記凸状変形の大
きさに応じてそれに対応する通しボルトを締め付ける。
つまり前記凸状変形の大きいドクタバック突出部部分に
位置する通しボルトほど強く締め付ける。すると該通し
ボルトは前記ビーム部材とドクタバック突出部との間隙
に螺子込まれるのであるが、該通しボルトの先端は撓む
事のない剛直な該ビーム部材に当接されているから、ジ
ャッキ作用により該通しボルトが螺着している螺子孔の
ある該ドクタバック突出部部分が該凸状方向と反対方向
へ強制に圧される。斯くして湾曲可能な材料で形成され
ている該ドクタバック突出部部分及びそれの近傍部分は
それの凸状方向と反対方向に強制的に変形せしめられ
る。これらの操作をそれぞれ前記各通しボルトに就いて
実施すれば、前記ドクタバック突出部の凸状変形は矯正
され、その結果、前記ブレードホルダ部材を介して前記
ブレードの変形も矯正されてロール軸方向ブレード圧接
度が粗調整出来るのである。
尚、前記ロール外周面に対する前記ブレード圧接度の微
調整は前記した様に微調整ねじを操作して実施出来る事
は言うまでもない。また、前記第1、2の考案に係るそ
れぞれのロール軸方向ブレード圧接度粗調整装置を共に
具備した構成の長尺ドクタであってもよい。
(第1実施例) 本第1の考案に係るロール軸方向ブレード圧接度粗調整
装置付き長尺ドクタの実施例は、第1図に示す様に、ロ
ール1の外周面10に対しそれの軸方向(第1図のイ−イ
線断面図中、矢印cで示す。)に亘り圧接可能なブレー
ド24をブレードホルダ部材22を介して保持するための突
出部200を形成されたドクタバック20が回転軸26をもっ
て回動自在に軸支されている全長約3400mmの長尺ドクタ
2に於いて、ドクタバック突出部200はそれの突出方向
(第1図中、矢印bで示す。)と直交する方向(第1図
中、矢印aで示す。)に関して軸方向cに亘り凹凸状に
湾曲可能な、例えば、鋳鋼などの材料で形成されてお
り、ドクタバック突出部200の各側端近傍部分206、206
に対し約70mm長さに亘り当接する脚部300、300をそれぞ
れ形成され且つ脚部300、300の間のドクタバック突出部
部分208に対し約6mmの僅少間隙を置かれてドクタバック
軸方向cに対しほぼ平行に延び且つドクタバック突出部
200に対しほぼ直立させた剛直で湾曲しないビーム部材3
0を備え、各脚部300、300の間のビーム部材部分302に相
互に約450mmの間隔を置かれて6つの螺子孔304、304、
…がタッピングされ且つ各螺子孔304、304、…に対峙す
るドクタバック突出部部分208には馬鹿穴202をそれぞれ
開穴されていて、馬鹿穴202を貫通しそれに対向する螺
子孔304に先端230を螺着させた多数の押えボルト32を具
備して成る事を特徴とするロール軸方向ブレード圧接度
粗調整装置3付き長尺ドクタ2の構成である。
本第1実施例は前記の様な構成であるから、ドクタバッ
ク突出部200が、長尺ドクタ2の自重や経時変形などに
より、第1図のイ−イ線断面図で示す様に、それの突出
方向bと直交し且つドクタバック突出部200の表側へ向
かって(第1図のイ−イ線断面図中、矢印aで示す向
き)凸状に湾曲して、ブレード24がブレードホルダ部材
22を介して表側方向aへ向かって凸状に湾曲した場合、
ブレード24はロール1の外周面10に対しそれの軸方向c
に亘りほぼ均等な強さで圧接しなくなり、或はブレード
24が軸方向cに関して部分的にロール外周面10より離さ
れる。そこで作業者はブレード24の凸状変形を矯正する
べく、前記凸状変形の大なるドクタバック突出部部分20
8に対応する押えボルト32ほど、強く締め付ける。する
とビーム部材30部分の螺子孔304へ押えボルト32は螺子
込まれる。この螺子込みによって、剛直なビーム部材30
には何らの撓みも生じないが湾曲可能な材料で形成され
ているドクタバック突出部部分208及びそれの近傍部分
はそれの凸状方向aと反対方向に強制的に変形せしめら
れる。このような操作をそれぞれ各えボルト32、32、…
に就いて実施することにより、第1図のイ−イ線断面図
中、仮想線dで示す様に前記ドクタバック突出部200の
変形が矯正される。その結果、ブレードホルダ部材22を
介して前記の様なブレード24の変形も矯正されてロール
軸方向ブレード圧接度が粗調整出来るのである。
(第2実施例) 本第2の考案に係るロール軸方向ブレード圧接度粗調整
装置付き長尺ドクタの実施例は、第2図に示す様に、ロ
ール1の外周面10に対しそれの軸方向(第2図のロ−ロ
線断面図中、矢印cで示す。)に亘り圧接可能なブレー
ド24をブレードホルダ部材22を介して保持するための突
出部200を形成されたドクタバック20が回転軸26をもっ
て回動自在に軸支されている全長約10000mmの長尺ドク
タ2に於いて、ドクタバック突出部200はそれの突出方
向(第2図中、矢印bで示す。)と直交する方向(第2
図中、矢印aで示す。)に関して軸方向cに亘り凹凸状
に湾曲可能な鋳鋼などの材料で形成されており、ドクタ
バック突出部200の各側端近傍部分206、206にボルト締
めされて固設された脚部300、300をそれぞれ形成され且
つ脚部300、300の間のドクタバック突出部部分208に対
し約8mmの僅少間隙を置かれてドクタバック軸方向cに
対しほぼ平行に延び且つドクタバック突出部200に対し
ほぼ直立させた剛直で湾曲しないビーム部材30を備え、
ドクタバック突出部部分208には相互に約1300mmの間隔
を置かれて6つの螺子孔203、203、…を開孔されてい
て、螺子孔203を貫通しそれに対峙するビーム部材部分3
02に先端330を当接させ且つ各螺子孔203、203、…にそ
れぞれ螺着させた多数の通しボルト33を具備して成る事
を特徴とするロール軸方向ブレード圧接度粗調整装置3
付き長尺ドクタ2の構成である。
本第2実施例は前記の様な構成であるから、ドクタバッ
ク突出部200が、長尺ドクタ2の自重や経時変形などに
より、第2図のロ−ロ線断面図で示す様に、突出方向b
と直交し且つドクタバック突出部200の裏側へ向かって
(第2図のロ−ロ線断面図中、矢印aと反対な向き。)
凸状に湾曲して、ブレード24がブレードホルダ部材22を
介して該裏側方向へ向かって凸状に変形する場合、ブレ
ード24はロール1の外周面10に対しそれの軸方向cに亘
りほぼ均等な強さで圧接しなくなり、或はブレード24が
軸方向cに関して部分的にロール外周面10より離され
る。そこで作業者はブレード24の凹状変形を矯正すべ
く、前記凸状変形の大きさに応じた締付け長さで各通し
ボルト33、33、…を締付ける。つまり凸状変形の大きい
ドクタバック突出部部分208に位置する通しボルト33ほ
ど強く締め付ける。すると通しボルト33はビーム部材30
とドクタバック突出部部分208の間隙に螺子込まれるの
であるが、通しボルト33の先端330は撓みの生じない剛
直なビーム部材部分302当接されているから、ジャッキ
作用により通しボルト33が螺着している螺子孔203のあ
るドクタバック突出部部分208が凸状方向aと反対方向
へ強力に圧される。斯くして湾曲可能な材料で形成され
ているドクタバック突出部部分208及びそれの近傍部分
は前記凸状方向と反対方向aへと強制的に変形せしめら
れる。これらの操作をそれぞれ各通しボルト33、33、…
に就いて実施することにより、第2図のロ−ロ線断面図
中、仮想線dで示す様に前記ドクタバック突出部200の
変形が矯正される。その結果、ブレードホルダ部材22を
介して前記の様なブレード24の変形も矯正されてロール
軸方向ブレード圧接度が粗調整出来るのである。尚、前
記各実施例に於いて用いられるビーム部材は厚板である
が、断面がH型など撓まない形状の部材であれば何なる
形状であっても差支えない。
(効果) 以上、詳述したように、本考案により、長尺ドクタがそ
れの自重や経時変化などによりそれの軸方向に関して凹
状及び/又は凸状に大きく撓んでも、ブレードの芯出し
作業は極めて容易に実施出来、その作業に特別な熟練は
要求されない。又、本考案に係る粗調整装置は極めて簡
単な構成であるからそれの製作は容易であるばかりでな
く、既設の長尺ドクタであっても容易に取付けることが
出来るなど極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本第1の考案に係るロール軸方向ブレード圧接
度粗調整装置付き長尺ドクタの実施例を示す部分断面を
含む側面図及びそれのイ−イ線断面図、第2図は本第2
の考案に係るロール軸方向ブレード圧接度粗調整装置付
き長尺ドクタの実施例を示す部分断面を含む側面図及び
それのロ−ロ線断面図。第3図は従来の長尺ドクタを示
す部分断面を含む側面図である。 (符号の説明) 1……ロール 10……外周面 2……長尺ドクタ 20……ドクタバック 200……突出部 202……馬鹿穴 203……螺子孔 204……先端切欠部 206……側端近傍部分 208……突出部部分 22……ブレードホルダ部材 220……固定ねじ 222……微調整ねじ 24……ブレード 26……回転軸 3……ロール軸方向ブレード圧接度粗調整装置 30……ビーム部材 300……脚部 302……ビーム部材部分 304……螺子孔 32……押えボルト 320……先端 33……通しボルト 330……先端

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール外周面に対しそれの軸方向に亘り圧
    接可能なブレードをブレードホルダ部材を介して保持す
    るための突出部を形成されたドクタバックが回転軸をも
    って回動自在に軸支されている長尺ドクタに於いて、前
    記ドクタバック突出部はそれの突出方向と直交する方向
    に関して該軸方向に亘り凹凸状に湾曲可能な材料で形成
    されており、前記ドクタバック突出部の各側端近傍部分
    に当接する脚部をそれぞれ形成され且つ該脚部間のドク
    タバック突出部部分に対し僅少間隙を置かれて前記ドク
    タバックの軸方向に対しほぼ平行に延び且つ前記ドクタ
    バック突出面に対しほぼ直立させたビーム部材を備え、
    前記各脚部間の前記ビーム部材部分に相互間隔を置かれ
    て多数の螺子孔がタッピングされ且つ該各螺子孔に対峙
    する該ドクタバック突出部部分には馬鹿穴をそれぞれ開
    穴されていて、該馬鹿穴を貫通しそれに対向する該螺子
    孔に先端を螺着させた多数の押えボルトを具備して成る
    事を特徴とするロール軸方向ブレード圧接度粗調整装置
    付き長尺ドクタ。
  2. 【請求項2】ロール外周面に対しそれの軸方向に亘り圧
    接可能なブレードをブレードホルダ部材を介して保持す
    るための突出部を形成されたドクタバックが回転軸をも
    って回動自在に軸支されている長尺ドクタに於いて、前
    記ドクタバック突出部はそれの突出方向と直交する方向
    に関して該軸方向に亘り凹凸状に湾曲可能な材料で形成
    されており、前記ドクタバック突出部の各側端近傍部分
    に固設された脚部をそれぞれ形成され且つ該脚部間のド
    クタバック突出部部分に対し僅少間隙を置かれて前記ド
    クタバックの軸方向に対しほぼ平行に延び且つ前記ドク
    タバック突出部に対しほぼ直立させたビーム部材を備
    え、前記ドクタバック突出部部分には相互間隔を置かれ
    て多数の螺子孔を開孔されていて該螺子孔を貫通しそれ
    に対峙する該ビーム部材部分に先端を当接させ且つ該各
    螺子孔にそれぞれ螺着させた多数の通しボルトを具備し
    て成る事を特徴とするロール軸方向ブレード圧接度粗調
    整装置付き長尺ドクタ。
JP10848290U 1990-10-18 1990-10-18 ロール軸方向ブレード圧接度粗調整装置付き長尺ドクタ。 Expired - Lifetime JPH0734960Y2 (ja)

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