JPH0734711Y2 - X―yプロッタのy軸駆動装置 - Google Patents
X―yプロッタのy軸駆動装置Info
- Publication number
- JPH0734711Y2 JPH0734711Y2 JP14121289U JP14121289U JPH0734711Y2 JP H0734711 Y2 JPH0734711 Y2 JP H0734711Y2 JP 14121289 U JP14121289 U JP 14121289U JP 14121289 U JP14121289 U JP 14121289U JP H0734711 Y2 JPH0734711 Y2 JP H0734711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timing
- axis
- axis rail
- carriage
- drive device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばモータ駆動により自動作図されるX−
YプロッタのY軸駆動装置に関する。
YプロッタのY軸駆動装置に関する。
[従来の技術] X−Yプロッタは、例えば、作図板を保持した基台に取
付けられた一対のX軸レールに沿ってY軸レールを移動
可能に設けるとともに、Y軸レールに沿って作図用のペ
ン等を有するキャリッジを移動可能に設け、Y軸レール
をX軸駆動装置により、キャリッジをY軸駆動装置によ
りそれぞれ作動し、所定のプロッタ位置を決定するよう
にしている。
付けられた一対のX軸レールに沿ってY軸レールを移動
可能に設けるとともに、Y軸レールに沿って作図用のペ
ン等を有するキャリッジを移動可能に設け、Y軸レール
をX軸駆動装置により、キャリッジをY軸駆動装置によ
りそれぞれ作動し、所定のプロッタ位置を決定するよう
にしている。
Y軸駆動装置としては、従来、Y軸レールに取付けられ
てこれと一緒に移動する駆動モータとキャリッジとをベ
ルトやワイヤを介して作動連結したものが公知であり、
実開昭62−80691号や実開昭63−113697号に開示されて
いる。
てこれと一緒に移動する駆動モータとキャリッジとをベ
ルトやワイヤを介して作動連結したものが公知であり、
実開昭62−80691号や実開昭63−113697号に開示されて
いる。
一方、キャリッジを作動する駆動モータを、Y軸レール
に取付けることなく、基台に取付けたY軸駆動装置も公
知である。具体的には、駆動モータを介して二分され、
一対の両X軸レール部材に沿って、それぞれ配されたワ
イヤの両領域の端部を作図台に固定するとともに、該両
領域を、キャリッジに支持された一対のプーリにそれぞ
れ係合し、Y軸方向に沿って緊張状態に保持したもの
や、キャリッジとその駆動モータとをエンドレスのワイ
ヤを介して作動連結するとともに、そのワイヤとY軸レ
ールとその駆動モータとを、一端をY軸レールに他端を
作図台にそれぞれ固定したワイヤを介して作動連結して
なるX軸駆動装置のそのワイヤとを緊張状態に保持する
一対のプーリをX軸レールに沿って移動可能に設けたも
のが実開昭57−151793号に開示されており、Y軸レール
がX軸レールに沿っていずれの位置にあっても、キャリ
ッジを作動可能としている。
に取付けることなく、基台に取付けたY軸駆動装置も公
知である。具体的には、駆動モータを介して二分され、
一対の両X軸レール部材に沿って、それぞれ配されたワ
イヤの両領域の端部を作図台に固定するとともに、該両
領域を、キャリッジに支持された一対のプーリにそれぞ
れ係合し、Y軸方向に沿って緊張状態に保持したもの
や、キャリッジとその駆動モータとをエンドレスのワイ
ヤを介して作動連結するとともに、そのワイヤとY軸レ
ールとその駆動モータとを、一端をY軸レールに他端を
作図台にそれぞれ固定したワイヤを介して作動連結して
なるX軸駆動装置のそのワイヤとを緊張状態に保持する
一対のプーリをX軸レールに沿って移動可能に設けたも
のが実開昭57−151793号に開示されており、Y軸レール
がX軸レールに沿っていずれの位置にあっても、キャリ
ッジを作動可能としている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記従来のX−YプロッタのY軸駆動装置に
あって、キャリッジを作動する駆動モータをY軸レール
に取付けたものでは、駆動モータの重量分、Y軸レール
の重量が大きくなり、その制動等の面で作動性が劣り、
問題であった。
あって、キャリッジを作動する駆動モータをY軸レール
に取付けたものでは、駆動モータの重量分、Y軸レール
の重量が大きくなり、その制動等の面で作動性が劣り、
問題であった。
一方、キャリッジを作動する駆動モータを基台に取付け
たものによれば、上記問題は解消されるが、その反面、
キャリッジとその駆動モータとを作動連結するのにワイ
ヤを相当、広い範囲にわたって張設しなければならない
のでワイヤ等の組付けが煩雑となるばかりか、高精度で
の組付ならびに作動性が期待し得ず、更に耐久性も十
分、得られない等の問題が生じていた。
たものによれば、上記問題は解消されるが、その反面、
キャリッジとその駆動モータとを作動連結するのにワイ
ヤを相当、広い範囲にわたって張設しなければならない
のでワイヤ等の組付けが煩雑となるばかりか、高精度で
の組付ならびに作動性が期待し得ず、更に耐久性も十
分、得られない等の問題が生じていた。
本考案は上記諸問題に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、キャリッジを作動する駆動モータ等の駆動源
をY軸レールに取付けることなく、かつキャリッジとそ
の駆動源とをワイヤで作動連結することなく構成し、Y
軸レールの軽量化を図り、その作動性を向上させるとと
もに、装置の組付けが容易かつ迅速となり、高精度での
組付けや作動性が期待でき、更に優れた耐久性が得られ
るX−YプロッタのY軸駆動装置を提供するにある。
の目的は、キャリッジを作動する駆動モータ等の駆動源
をY軸レールに取付けることなく、かつキャリッジとそ
の駆動源とをワイヤで作動連結することなく構成し、Y
軸レールの軽量化を図り、その作動性を向上させるとと
もに、装置の組付けが容易かつ迅速となり、高精度での
組付けや作動性が期待でき、更に優れた耐久性が得られ
るX−YプロッタのY軸駆動装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記従来の課題を解決するために、本考案においては、
基台に取付けられたX軸レールと、該X軸レールに沿っ
てX軸駆動装置により移動するY軸レールと、該Y軸レ
ールに沿ってY軸駆動装置により移動するとともに筆記
用具を有するキャリッジとを備えたX−Yプロッタにお
いて、前記Y軸駆動装置は、前記Y軸レールの一端部に
支持されるとともに第1及び第2の噛合部を有する一対
のタイミング回転体と、前記Y軸レールの他端部に支持
された一対の案内体と、前記キャリッジに支持された一
対の移動体と、前記タイミング回転体の第1の噛合部と
前記案内体と前記移動体とにそれぞれ係合するエンドレ
スのタイミングベルトとを備え、前記タイミング回転体
が相互に同方向に第一の回転をなす際、前記キャリッジ
が不動状態に保持されるとともに、前記タイミング回転
体が相互に逆方向に第2の回転をなす際、前記キャリッ
ジが移動してなり、前記タイミング回転体の第2の噛合
部は、前記基台に取付けられた駆動源により可逆走行可
能に噛合駆動されるとともに前記X軸レールに沿って配
設されたエンドレスの第2のタイミングベルトと噛合
し、前記Y軸レールの移動に伴ない、前記タイミング回
転体が前記第2のタイミングベルトに沿って転動して前
記第1の回転をなすとともに、前記第2のタイミングベ
ルトの走行に伴ない、前記タイミング回転体が前記第2
の回転をなす構成を特徴とするX−YプロッタのY軸駆
動装置を提案するものである。
基台に取付けられたX軸レールと、該X軸レールに沿っ
てX軸駆動装置により移動するY軸レールと、該Y軸レ
ールに沿ってY軸駆動装置により移動するとともに筆記
用具を有するキャリッジとを備えたX−Yプロッタにお
いて、前記Y軸駆動装置は、前記Y軸レールの一端部に
支持されるとともに第1及び第2の噛合部を有する一対
のタイミング回転体と、前記Y軸レールの他端部に支持
された一対の案内体と、前記キャリッジに支持された一
対の移動体と、前記タイミング回転体の第1の噛合部と
前記案内体と前記移動体とにそれぞれ係合するエンドレ
スのタイミングベルトとを備え、前記タイミング回転体
が相互に同方向に第一の回転をなす際、前記キャリッジ
が不動状態に保持されるとともに、前記タイミング回転
体が相互に逆方向に第2の回転をなす際、前記キャリッ
ジが移動してなり、前記タイミング回転体の第2の噛合
部は、前記基台に取付けられた駆動源により可逆走行可
能に噛合駆動されるとともに前記X軸レールに沿って配
設されたエンドレスの第2のタイミングベルトと噛合
し、前記Y軸レールの移動に伴ない、前記タイミング回
転体が前記第2のタイミングベルトに沿って転動して前
記第1の回転をなすとともに、前記第2のタイミングベ
ルトの走行に伴ない、前記タイミング回転体が前記第2
の回転をなす構成を特徴とするX−YプロッタのY軸駆
動装置を提案するものである。
[作用] 上記構成による本考案に係るX−YプロッタのY軸駆動
装置によれば、キャリッジを作動する駆動源を基台に取
付けているので、Y軸レールの軽量化が果され、その制
動等の作動性が向上し、また、キャリッジとその駆動源
とを、エンドレスのタイミングベルト及びタイミング回
転体を介して作動連結しているので、それらの組付けが
容易,迅速となり、高精度での組付けや作動性が期待で
き、更には優れた耐久性が得られる。
装置によれば、キャリッジを作動する駆動源を基台に取
付けているので、Y軸レールの軽量化が果され、その制
動等の作動性が向上し、また、キャリッジとその駆動源
とを、エンドレスのタイミングベルト及びタイミング回
転体を介して作動連結しているので、それらの組付けが
容易,迅速となり、高精度での組付けや作動性が期待で
き、更には優れた耐久性が得られる。
[実施例] 本考案のX−YプロッタのY軸駆動装置の一実施例を、
第1乃至第3図に基づき説明する。
第1乃至第3図に基づき説明する。
図中1は、図示を省略する作図板を保持してなる基台で
あり、これに一対のX軸レール2,2が配設されている。
あり、これに一対のX軸レール2,2が配設されている。
3は、Y軸レールであり、X軸レール2に沿って移動
し、X軸方向のプロット位置を決定するようになってい
る。4は、基台1に取付けられ、Y軸レール3を作動す
る可逆駆動モータである。この駆動モータ4とY軸レー
ル3とは第1図によれば、ワイヤ5で作動連結されてい
るが、ワイヤ5の替りにタイミングベルトを用いること
も可能である。6は、作図用のペン7等の筆記具を有す
るキャリッジである。このキャリッジ6は、Y軸レール
部材2に沿って移動し、Y軸方向のプロッタ位置を決定
するようになっている。
し、X軸方向のプロット位置を決定するようになってい
る。4は、基台1に取付けられ、Y軸レール3を作動す
る可逆駆動モータである。この駆動モータ4とY軸レー
ル3とは第1図によれば、ワイヤ5で作動連結されてい
るが、ワイヤ5の替りにタイミングベルトを用いること
も可能である。6は、作図用のペン7等の筆記具を有す
るキャリッジである。このキャリッジ6は、Y軸レール
部材2に沿って移動し、Y軸方向のプロッタ位置を決定
するようになっている。
上記Y軸レール部材3の一端部、第1図において前端部
には、タイミング回転体8,9が、他端部には、一対の案
内体を構成するタイミングホイール10,10がそれぞれ並
設され、回転可能に支持されている。各タイミング回転
体8,9は、上端部に位置し、第1の噛合部をなす第1の
タイミングホイール8a,9aと、下端部に位置し、第2の
噛合部をなす第2のタイミングホイール8b,9bとより同
軸上に一体構成されている。
には、タイミング回転体8,9が、他端部には、一対の案
内体を構成するタイミングホイール10,10がそれぞれ並
設され、回転可能に支持されている。各タイミング回転
体8,9は、上端部に位置し、第1の噛合部をなす第1の
タイミングホイール8a,9aと、下端部に位置し、第2の
噛合部をなす第2のタイミングホイール8b,9bとより同
軸上に一体構成されている。
また、キャリッジ6には、これと一体的に移動するとと
もにY軸方向に沿って配置された一対の移動体を構成す
るローラ11,11が回転可能に支持されている。
もにY軸方向に沿って配置された一対の移動体を構成す
るローラ11,11が回転可能に支持されている。
一方、12は、エンドレスの第1のタイミングベルトであ
り、上記タイミング回転体8,9の第1のタイミングホイ
ール8a,9aと、タイミングホイール10,10とに、それぞれ
内接状態かつ噛合状態に係合するとともに、第1のタイ
ミングホイール8a,9a間の第1のタイミングベルト12の
領域と、タイミングホイール10,10間の第1のタイミン
グベルト12の領域とにおいてローラ11,11に外接状態
に、両領域の間隔を常時一定に保持するように係合して
いる。
り、上記タイミング回転体8,9の第1のタイミングホイ
ール8a,9aと、タイミングホイール10,10とに、それぞれ
内接状態かつ噛合状態に係合するとともに、第1のタイ
ミングホイール8a,9a間の第1のタイミングベルト12の
領域と、タイミングホイール10,10間の第1のタイミン
グベルト12の領域とにおいてローラ11,11に外接状態
に、両領域の間隔を常時一定に保持するように係合して
いる。
これにより、第2図に示すように、タイミング回転体8,
9が、例えば矢印Aの向きに、相互に同方向に第1の回
転をなす際、第1のタイミングベルト12が走行してもロ
ーラ11,11はY軸方向に沿って不動状態に保持される。
すなわち、キャリッジ6は不動である。また、第3図に
示すように、タイミング回転体8,9が、例えばそれぞれ
矢印B,Cの向きに、相互に逆方向に第2の回転をなす
際、第1のタイミングベルト12が走行するのに伴ない、
ローラ11,11がY軸方向に沿って矢印Dの向きに移動す
る。すなわち、キャリッジ6が矢印Dの向きに移動す
る。
9が、例えば矢印Aの向きに、相互に同方向に第1の回
転をなす際、第1のタイミングベルト12が走行してもロ
ーラ11,11はY軸方向に沿って不動状態に保持される。
すなわち、キャリッジ6は不動である。また、第3図に
示すように、タイミング回転体8,9が、例えばそれぞれ
矢印B,Cの向きに、相互に逆方向に第2の回転をなす
際、第1のタイミングベルト12が走行するのに伴ない、
ローラ11,11がY軸方向に沿って矢印Dの向きに移動す
る。すなわち、キャリッジ6が矢印Dの向きに移動す
る。
なお、第1のタイミングベルト12とキャリッジ6に支持
されたローラ11,11とは噛合状態になくとも、第1のタ
イミングベルト12の走行を許容するように係合されてお
ればよく、従って、本実施例にあっては、第1のタイミ
ングベルト12の少なくとも内面が、タイミング回転体8,
9の第1のタイミングホイール8a,9aと噛合する噛合部12
aで形成されておればよいものである。
されたローラ11,11とは噛合状態になくとも、第1のタ
イミングベルト12の走行を許容するように係合されてお
ればよく、従って、本実施例にあっては、第1のタイミ
ングベルト12の少なくとも内面が、タイミング回転体8,
9の第1のタイミングホイール8a,9aと噛合する噛合部12
aで形成されておればよいものである。
また、タイミング回転体8,9は、Y軸方向に沿いずれて
支持され、後述する第2のタイミングベルト13に、タイ
ミング回転体8,9の第2のタイミングホイール8b,9bが噛
合し易いようになっている。
支持され、後述する第2のタイミングベルト13に、タイ
ミング回転体8,9の第2のタイミングホイール8b,9bが噛
合し易いようになっている。
13は、両面がそれぞれ噛合部13aで形成されたエンドレ
スの第2のタイミングベルトであり、X軸レール2に沿
って配設されている。この第2のタイミングベルト13
は、タイミングホイール14,15と内接状態に噛合、保持
され、各タイミングホイール14,15は第1図中、前記基
台1の左,右各端にそれぞれ回転可能に支持され、一方
(図中、右端部に位置する)のタイミングホイール15と
直結された駆動源を構成する駆動モータ16により上記第
2のタイミングベルト13が可逆走行可能に噛合駆動され
るようになっており、この駆動モータ16は基台1に取付
けられている。
スの第2のタイミングベルトであり、X軸レール2に沿
って配設されている。この第2のタイミングベルト13
は、タイミングホイール14,15と内接状態に噛合、保持
され、各タイミングホイール14,15は第1図中、前記基
台1の左,右各端にそれぞれ回転可能に支持され、一方
(図中、右端部に位置する)のタイミングホイール15と
直結された駆動源を構成する駆動モータ16により上記第
2のタイミングベルト13が可逆走行可能に噛合駆動され
るようになっており、この駆動モータ16は基台1に取付
けられている。
また、第2のタイミングベルト13には、上記両タイミン
グホイール14,15により二分される一方の領域に前記一
方の第2のタイミングホイール8bが外接状態に、他方の
領域に他方の第2のタイミングホイール9bが内接状態に
それぞれ噛合している。
グホイール14,15により二分される一方の領域に前記一
方の第2のタイミングホイール8bが外接状態に、他方の
領域に他方の第2のタイミングホイール9bが内接状態に
それぞれ噛合している。
なお、17,17は一方の第1のタイミングホイール8bの前
後に位置し,第2のタイミングベルト13に内接状態に噛
合するタイミングホイールであり、18,18は、他方の第
2のタイミングホイール9bの前後に位置し、第2のタイ
ミングベルト13に外接状態に噛合するタイミングホイー
ルであり、これらタイミングホイール17,18は、Y軸レ
ール3に回転可能に支持され、第2のタイミングホイー
ル8b,9bの噛合状態を良好に保持するようになってい
る。
後に位置し,第2のタイミングベルト13に内接状態に噛
合するタイミングホイールであり、18,18は、他方の第
2のタイミングホイール9bの前後に位置し、第2のタイ
ミングベルト13に外接状態に噛合するタイミングホイー
ルであり、これらタイミングホイール17,18は、Y軸レ
ール3に回転可能に支持され、第2のタイミングホイー
ル8b,9bの噛合状態を良好に保持するようになってい
る。
これにより、第2図に示すように、上記Y軸レール3
が、例えば矢印Eの向きに移動すると、この移動に伴な
い、タイミング回転体8,9は、図中に示す矢印Aの向き
に前記第1の回転をなして転動する。また、第3図に示
すように第2のタイミングベルト13が、例えば矢印Fの
向きに走行すると、その走行に伴ない、タイミング回転
体8,9は、図中に示す矢印B,Cの向きに前記第2の回転を
なす。
が、例えば矢印Eの向きに移動すると、この移動に伴な
い、タイミング回転体8,9は、図中に示す矢印Aの向き
に前記第1の回転をなして転動する。また、第3図に示
すように第2のタイミングベルト13が、例えば矢印Fの
向きに走行すると、その走行に伴ない、タイミング回転
体8,9は、図中に示す矢印B,Cの向きに前記第2の回転を
なす。
このようにして、Y軸レール3がX軸レル2に沿ってい
かなる位置にあっても、その影響を受けず、基台1に取
付けられた駆動モータ16により、前記キャリッジ6を作
動することが可能となる。
かなる位置にあっても、その影響を受けず、基台1に取
付けられた駆動モータ16により、前記キャリッジ6を作
動することが可能となる。
上記構成によれば、キャリッジ6を作動する駆動モータ
16を基台1に取付けているので、Y軸レール3の軽量化
が果され、その制動等の作動性が向上し、また、キャリ
ッジ6とその駆動モータ16とを、エンドレスのタイミン
グベルト12,13及びタイミング回転体8,9を介して作動連
結しているので、それらの組付けが容易,迅速となり、
高精度での組付や作動性が期待でき、更には優れた耐久
性が得られる。
16を基台1に取付けているので、Y軸レール3の軽量化
が果され、その制動等の作動性が向上し、また、キャリ
ッジ6とその駆動モータ16とを、エンドレスのタイミン
グベルト12,13及びタイミング回転体8,9を介して作動連
結しているので、それらの組付けが容易,迅速となり、
高精度での組付や作動性が期待でき、更には優れた耐久
性が得られる。
以上、実施例を挙げて本考案を説明したが、本考案は、
上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を変更
しない範囲で種々変更可能である。
上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を変更
しない範囲で種々変更可能である。
[考案の効果] 上記構成による本考案に係るX−YプロッタのY軸駆動
装置によれば、キャリッジを作動する駆動源を基台に取
付けているので、Y軸レールの軽量化が果され、その制
動等の作動性が向上し、また、キャリッジとその駆動源
とを、エンドレスのタイミングベルト及びタイミング回
転体を介して作動連結しているので、それらの組付が容
易,迅速となり、高精度での組付や作動性が期待でき、
更には優れた耐久性が得られる等、種々の効果を奏す
る。
装置によれば、キャリッジを作動する駆動源を基台に取
付けているので、Y軸レールの軽量化が果され、その制
動等の作動性が向上し、また、キャリッジとその駆動源
とを、エンドレスのタイミングベルト及びタイミング回
転体を介して作動連結しているので、それらの組付が容
易,迅速となり、高精度での組付や作動性が期待でき、
更には優れた耐久性が得られる等、種々の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案のX−YプロッタのY軸駆動装置の一実
施例を示す要部斜視図、第2図及び第3図はその作動状
態を示す平面説明図である。 1……基台、2……X軸レール 3……Y軸レール、6……キャリッジ 7……ペン、8,9……タイミング回転体 8a,9a……第1のタイミングホイール 8b,9b……第2のタイミングホイール 10……タイミングホイール、11……ローラ 12……第1のタイミングベルト 13……第2のタイミングベルト 16……駆動モータ
施例を示す要部斜視図、第2図及び第3図はその作動状
態を示す平面説明図である。 1……基台、2……X軸レール 3……Y軸レール、6……キャリッジ 7……ペン、8,9……タイミング回転体 8a,9a……第1のタイミングホイール 8b,9b……第2のタイミングホイール 10……タイミングホイール、11……ローラ 12……第1のタイミングベルト 13……第2のタイミングベルト 16……駆動モータ
Claims (1)
- 【請求項1】基台に取付けられたX軸レールと、該X軸
レールに沿ってX軸駆動装置により移動するY軸レール
と、該Y軸レールに沿ってY軸駆動装置により移動する
とともに筆記用具を有するキャリッジとを備えたX−Y
プロッタにおいて、前記Y軸駆動装置は、前記Y軸レー
ルの一端部に支持されるとともに第1及び第2の噛合部
をそれぞれ有する一対のタイミング回転体と、前記Y軸
レールの他端部に支持された一対の案内体と、前記キャ
リッジに支持された一対の移動体と、前記タイミング回
転体の第1の噛合部と前記案内体と前記移動体とにそれ
ぞれ係合するエンドレスのタイミングベルトとを備え、
前記タイミング回転体が相互に同方向に第一の回転をな
す際、前記キャリッジが不動状態に保持されるととも
に、前記タイミング回転体が相互に逆方向に第2の回転
をなす際、前記キャリッジが移動してなり、前記タイミ
ング回転体の第2の噛合部は、前記基台に取付けられた
駆動源により可逆走行可能に噛合駆動されるとともに前
記X軸レールに沿って配設されたエンドレスの第2のタ
イミングベルトと噛合し、前記Y軸レールの移動に伴な
い、前記タイミング回転体が前記第2のタイミングベル
トに沿って転動して前記第1の回転をなすとともに、前
記第2のタイミングベルトの走行に伴ない、前記タイミ
ング回転体が前記第2の回転をなすことを特徴とするX
−YプロッタのY軸駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14121289U JPH0734711Y2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | X―yプロッタのy軸駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14121289U JPH0734711Y2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | X―yプロッタのy軸駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0379997U JPH0379997U (ja) | 1991-08-15 |
JPH0734711Y2 true JPH0734711Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31688127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14121289U Expired - Lifetime JPH0734711Y2 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | X―yプロッタのy軸駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734711Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-06 JP JP14121289U patent/JPH0734711Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0379997U (ja) | 1991-08-15 |
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