JPH07344A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

Info

Publication number
JPH07344A
JPH07344A JP5143682A JP14368293A JPH07344A JP H07344 A JPH07344 A JP H07344A JP 5143682 A JP5143682 A JP 5143682A JP 14368293 A JP14368293 A JP 14368293A JP H07344 A JPH07344 A JP H07344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
curved
outer tube
endoscope
curved rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5143682A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Ozeki
和彦 大関
Ryuta Sekine
竜太 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP5143682A priority Critical patent/JPH07344A/ja
Publication of JPH07344A publication Critical patent/JPH07344A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、器具や検査作業を必要とせず、ピン
ホ−ル等の発生を容易、かつ確実に検知できる内視鏡装
置を提供することにある。 【構成】内視鏡1の弯曲部7を被覆する弯曲ゴム12又
は弯曲ゴム12の内周部の少なくとも一部に、洗浄水や
体液に溶解又は分散して発色や発泡することによってピ
ンホ−ルや亀裂の発生を指示する染料粉末13又は染料
溶液20を含有させた。これにより、ピンホ−ルや亀裂
の発生時、染料粉末13又は染料溶液29が弯曲ゴム1
2外に流出して発色又は発泡し、目視によって、ピンホ
−ルや亀裂が発生したことを知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弯曲部を有してなる内
視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の略先端部には、弯曲部が設けら
れている。通常、この弯曲部の外周部には、弯曲動作を
円滑に行えるように、比較的柔軟なゴム材料で作成され
た薄肉チュ−ブ状の弯曲ゴムが被覆されている。
【0003】弯曲ゴムは、その機能上、薄肉であるため
に、内視鏡の取扱い、使用などによって、ピンホ−ルが
あいたり、亀裂が生じることがある。こうしたピンホ−
ルや亀裂が生じた状態で内視鏡を使用し続けると、内視
鏡内に体液、洗浄液、消毒液などが侵入してしまう。
【0004】そこで、この侵入を起こす前段階で、ピン
ホ−ルや亀裂を発見するために、従来、特開昭60−5
122号公報、特開昭60−29128号公報、実公昭
63−37922号公報に示されるような漏れ検知治具
の器具を用いて検査していた。
【0005】具体的には、水中に浸漬した内視鏡内を空
気で加圧し、このとき内視鏡から気泡が発生したか否
か、すなわち気泡の有無を確認することによって、検査
することが行われてきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした検
査は、定期的に内視鏡を検査作業することが必要であ
る。ところが、この検査は、操作が煩雑であるために、
あまり実施されないことが多く、ピンホ−ルや亀裂の早
期発見の機会を失うことが多かった。
【0007】本発明は、このような事情に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、漏れ検知治具な
どの器具や、検査作業を必要とせずに、ピンホ−ルや亀
裂の発生を容易、かつ確実に検知することができる内視
鏡装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の内視鏡装置は、内視鏡の弯曲部を被覆する弯
曲ゴム又は弯曲ゴムの内周部の少なくとも一部に、発色
や発泡することによってピンホ−ルや亀裂の発生を指示
する指示部材を含有させた。
【0009】
【作用】本発明の内視鏡装置によると、ピンホ−ルや亀
裂の発生時には、指示部材による着色、発泡により、目
視によって、ピンホ−ルや亀裂が発生したことを知るこ
ととなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図1および図2に第1の実施
例にもとづいて説明する。図1は、内視鏡装置を構成す
る内視鏡1の全体構成を示す。内視鏡1は、操作部2
に、挿入部3,ライドガイド部4を連結して構成され
る。またライドガイド部4の先端部には、光源装置(図
示しない)やビデオプロセッサ(図示しない)に接続さ
れるコネクタ−5が連結されている。
【0011】上記挿入部3は、可撓性を有する挿入部蛇
管6に先端部に、弯曲部7、先端硬性部8を順に設け構
成される。上記弯曲部7は、操作部2に設けた弯曲ノブ
2aの操作により、任意の方向へ弯曲可能となってい
る。
【0012】すなわち、弯曲部7は、図2の断面図に示
されるように複数個の弯曲駒9aを回動自在に連結して
構成される弯曲管9を有している。この弯曲管9内に
は、上記弯曲ノブ2aにつながる弯曲用ワイヤ−10が
挿通している。この弯曲用ワイヤ−10の端部は、先端
硬性部8に連結されている。これにより、弯曲部7は、
弯曲ノブ2aで弯曲用ワイヤ−10を押し引きすること
により、弯曲動作するようになる。
【0013】この弯曲管9内に、イメ−ジガイドファイ
バ−又はCCD用ケ−ブル(いずれも図示しない)、ラ
イトガイドファイバ−(図示しない)、送気送水用チュ
−ブ(図示しない)、吸引処置用チュ−ブ(図示しな
い)などが内蔵される。
【0014】上記弯曲管9の外周には、金属線を筒状に
編み込んで作られた保護用ブレ−ド11が設けられてい
る。さらにこの保護用ブレ−ド11の外周には、防水の
目的で、柔軟なゴム性薄膜で構成された弯曲ゴム12が
被覆されている。
【0015】また弯曲ゴム12の内周と保護用ブレ−ド
11との間には、指示部材である染料粉末13が充填さ
れている。この染料粉末13には、つぎのような特性を
有したものが用いられている。
【0016】すなわち、第1として、体液や水、消毒液
などに可溶な水溶性を有する。第2として、目視によ
り、明確に識別可能な着色性を有する。さらに第3とし
て、生体に対して、安全性が高い特性を有することが挙
げられる。
【0017】具体的には、このような染料の例として
は、β−カロチン水溶性粉末(黄色に発色)、水溶性ア
トナ−(赤黄色に発色)、鉄クロロフィリンナトリウム
(緑色に発色)、食料赤色2号(食品添加物で、赤色に
発色)、食料緑色3号(食品添加物で、緑色に発色)、
食料青色1号(食品添加物で、青色に発色)、銅クロロ
フィル(緑色に発色)、インジゴカルミン(青色に発
色)などが挙げられる。
【0018】むろん、この他、水溶性、かつ着色性を有
し、生体に無害の染料であればよいことはいうまでもな
い。つぎに、作用について説明する。
【0019】内視鏡を、臨床の使用中、又は洗浄などを
行っている際に、弯曲ゴム12にピンホ−ルや亀裂が発
生したり、弯曲ゴム12の劣化によりピンホ−ルや亀裂
が発生したとする。
【0020】すると、弯曲ゴム12の内周に充填されて
いる染料粉末13は、弯曲ゴム12外に流出して、体
液,洗浄液などに溶けて(又は分散して)、発色する。
したがって、目視により、弯曲ゴム12にピンホ−ルや
亀裂等の異常が発生したことを知ることができる。
【0021】よって、検査治具などの機器や検査作業を
必要とせず、目視により、弯曲ゴム12にピンホ−ル等
の発生を、容易、かつ確実に検知することができる。こ
うした目視による検知は、ピンホ−ル等の異常が発生し
た時点で、異常を検出することができるので、内視鏡の
早期修理に役立つ。しかも、修理は軽微なものとなるの
で、修理期間は短く、修理費用も安価ですむ。
【0022】図3は、本発明の第2の実施例を示す。本
実施例は、弯曲ゴム12の内周でなく、弯曲ゴム12自
身に上記第1の実施例で述べた染料を含有させたもので
ある。
【0023】具体的には、弯曲ゴム12は、同ゴム内に
上記第1の実施例で挙げた染料粉末又は同染料の染料溶
液を内蔵したマイクロカプセル15をゴムに練り込ませ
た状態で形成してある。
【0024】しかして、内視鏡を、臨床の使用中、又は
洗浄などを行っている際に、弯曲ゴム12にピンホ−ル
や亀裂が発生したり、弯曲ゴム12の劣化によりピンホ
−ルや亀裂が発生したとする。
【0025】すると、弯曲ゴム12に練り込まれたマイ
クロカプセル15内の染料粉末又は染料溶液が弯曲ゴム
12外に流出して発色する。したがって、目視により、
弯曲ゴム12にピンホ−ルや亀裂等の異常が発生したこ
とを知ることができる。
【0026】よって、第1の実施例で述べたのと同じ効
果を奏する。しかも、染料溶液を内蔵したマイクロカプ
セル15を用いたときは、弯曲ゴム12の外周に体液や
洗浄液等の水分が存在しないときでも、溶液状の染料が
流出するため、容易にピンホ−ル等の異常を検出するこ
とができる。
【0027】図4は、本発明の第3の実施例を示す。本
実施例は、弯曲ゴム12を、保護用ブレ−ド11の外周
に設けた第1の弯曲ゴム12aと、この第1の弯曲ゴム
12aの外周に設けた第2の弯曲ゴム12bとから構成
し、これら第1の弯曲ゴム12aと第2の弯曲ゴム12
bとの間に上記第1の実施例で挙げた染料粉末又は染料
溶液20を内蔵させている。
【0028】しかして、内視鏡を、臨床の使用中、又は
洗浄などを行っている際に、第2の弯曲ゴム12bにピ
ンホ−ルや亀裂が発生したり、同ゴム12bの劣化によ
りピンホ−ルや亀裂が発生したとする。
【0029】すると、第2の弯曲ゴム12bの内側の染
料粉末又は染料溶液20が第2の弯曲ゴム12b外に流
出して発色する。したがって、目視により、弯曲ゴム1
2にピンホ−ルや亀裂等の異常が発生したことを知るこ
とができる。
【0030】よって、第1の実施例で述べたのと同じ効
果を奏する。しかも、弯曲ゴム12を、第1の弯曲ゴム
12aと第2の弯曲ゴム12bとの2重構造にしたの
で、軽度のピンホ−ルや亀裂であれば、第2の弯曲ゴム
12bの異常のみですむ。
【0031】このことは、軽度の場合は、弯曲管9や内
蔵物には全く異常を与えない状態で、ピンホ−ルや亀裂
等の発生を検出することができる。つまり、この場合に
は、内視鏡の修理は極めて軽微なものですみ、修理期間
および修理費用を大幅に削減することができる。
【0032】なお、上述した第1〜第3の実施例とも、
指示部材として染料を用いたが、この染料以外にも生体
に安全で容易にピンホ−ル等の異常を目視で検出できる
ものであればよく、例えば発泡剤等を上記した第1〜第
3の実施例に挙げた構造の染料又は染料溶液の代わりに
用いてもよい。
【0033】詳しくは、例えば染料の代わりに弯曲ゴム
12内に、酒石酸と炭酸水素ナトリウムとの混合粉末
[CH(OH)COOH)2 ,炭酸水素ナトリウムNa
HCO3 (混合モル比 約1:2)]を入れることが挙
げられる。
【0034】これによると、弯曲ゴム12にピンホ−ル
等が発生して、混合粉末が体液等の水分に接触すると、
化学反応により二酸化炭素ガスが発生して発泡する。こ
れにより、目視で容易に異常を検出することができるも
のである。
【0035】図5〜図7は、別の第1の実施例を示す。
図5は、外套シ−スが装着された硬性鏡の外観を示し、
30は経尿道的に膀胱鏡や尿道鏡を生体内に挿入するた
めに用いられる外套管(挿入補助具)、31はその外套
管30に組み合う光学視管を示す。
【0036】この外套管31は、図6に示されるように
シ−ス部32を形成した外套管本体33を有している。
シ−ス部32には、チュ−ブ外周の表面全面に親水性潤
滑処理層が設けられた熱収縮チュ−ブ34が被せられ
る。
【0037】またシ−ス部32の外周面には、軸方向に
延びるくぼみ35が形成されている。このくぼみ35
は、上記熱収縮チュ−ブ34の収縮時のチュ−ブ長さお
よびチュ−ブ肉厚と略同じ長さと深さを有している。
【0038】これによると、図6に示すようにシ−ス部
32に被せられていた熱収縮チュ−ブ34に熱を加えて
収縮させると、熱収縮チュ−ブ34は、図7に示される
ようにシ−ス部33のくぼみ35に合致した状態で嵌合
して、収縮・密着していき、シ−ス部32の外周には熱
収縮チュ−ブ34の肉厚による段差およびエッジが生じ
ない。
【0039】つまり、外套管30のシ−ス部32にくぼ
み35を設けたことによって、親水性潤滑処理を行った
熱収縮チュ−ブ34をシ−ス部32に装着した場合、熱
収縮チュ−ブ34のチュ−ブ厚による段差、エッジが形
成されずにすむ。
【0040】これにより、外套管30は、よりスム−ズ
な生体への挿入が可能となる。図8ないし図11は、同
硬性鏡の第2の実施例を示す。本実施例は、外套管の先
端部と外套管本体部とを独立させ、これら先端部と外套
管本体部とを軸方向に移動可能にしたものである。
【0041】具体的には、つぎのようになっている。す
なわち、図8において、32は外套管30のシ−ス部、
41はこのシ−ス部32から分割された外套管先端部3
0、42は同じくシ−ス部32から分割された外套管本
体部である。
【0042】外套管先端部30の基部の外径、外套管本
体部42の先端部の外径は、熱収縮チュ−ブ34の収縮
時のチュ−ブ肉厚と略同じ深さとなるように、シ−ス部
32の外径よりも大きくしてある。
【0043】シ−ス部32の両端部には、図9に示され
るように周壁にスリット43を有する嵌挿部44が一体
に形成してある。この嵌挿部45の先端外周には、断面
が円形な突起部45が全周に渡り形成してある。
【0044】外套管先端部30の基部、外套管本体部4
2の先端部の孔部分には、嵌挿部44が嵌挿可能な部分
が形成してある。この孔部分の内周には、突起部44の
形状に対応した環状の凹部46が軸方向に複数、並設し
てある。
【0045】これによると、図8に示すようにシ−ス部
32に被せられていた熱収縮チュ−ブ34に熱を加えて
収縮させると、熱収縮チュ−ブ34は収縮して、シ−ス
部32の外周面に密着する。
【0046】このとき、熱収縮チュ−ブ34の軸方向へ
の収縮や熱収縮チュ−ブ34の位置ずれなどにより、図
10に示されるように外套管先端部41および外套管本
体部42と熱収縮チュ−ブ34との間に隙間δが生じ
る。
【0047】この際、外套管30を見ると、外套管先端
部41および外套管本体部42は、突起部45と凹部4
6との係合によって、シ−ス部32に支持されている。
ここで、シ−ス部32の端にはスリット43が在り、突
起部45は、このスリット43で得られる嵌挿部44の
周壁のたわみによって、凹部46間にある山部分を越え
て移動することが可能となっている。
【0048】つまり、外套管先端部41および外套管本
体部42は、外力を加えることにより、シ−ス部32の
外周面を軸方向に沿って移動する。そこで、熱収縮チュ
−ブ34をシ−ス部32に密着させた後、外套管先端部
41と外套管本体部42とを、熱収縮チュ−ブ34に対
して接近する方向へ移動させて、図11に示されるよう
に外套管先端部41および外套管本体部42と熱収縮チ
ュ−ブ34との間の隙間δをなくせば、外套管先端部4
1および外套管本体部42と熱収縮チュ−ブ34とを密
着できる。
【0049】こうした構造にすると、上記した硬性鏡の
第1の実施例に加え、熱収縮チュ−ブ34と外套管30
との間に生じる隙間δによるエッジがなくなり、よりス
ム−ズな生体への挿入が可能となる。
【0050】図12ないし図14は、同硬性鏡の第3の
実施例を示す。本実施例は、上記第2の実施例の変形例
で、外套管本体部分42のみを移動可能としたものであ
る。
【0051】具体的には、外套管先端部41はシ−ス部
32の先端部に固定されている。外套管本体部42は、
シ−ス部41に摺動自在に挿通されて、シ−ス部41の
後端部に配置されている。
【0052】また外套管本体部42には、外周側からシ
−ス部32に向けて、止めねじ50が進退可能に螺挿さ
れている。この止めねじ50によって、外套管本体部4
2を挿通しているシ−ス部分を押さえ、シ−ス部32に
外套管本体部42を固定させている。
【0053】これによると、収縮したチュ−ブ端が外套
管先端部41に合致するように、熱収縮チュ−ブ34を
シ−ス部32の外周面に収縮させて固定させる。このと
き、図13に示されるように熱収縮チュ−ブ34と外套
管本体部42との間に隙間δが生じる。
【0054】このときには、止めねじ50を緩めてシ−
ス部32の固定を解除した後、外套管本体部42を、熱
収縮チュ−ブ34に接近する方向へ移動させて、図14
に示されるように外套管本体部42を熱収縮チュ−ブ3
4の端に合わせた後、止めねじ50を締めてシ−ス部3
2に外套管本体部42を固定すれば、隙間δはなくな
る。
【0055】この隙間δをなくす構造は、上記第2の実
施例よりも、構造が簡単である。図15は、同硬性鏡の
第4の実施例を示す。本実施例は、外套管30におい
て、熱収縮チュ−ブ34が装着されるシ−ス部32の外
周面に軸方向に沿って溝55を設けたものである。
【0056】具体的には、シ−ス部32の外周面には、
上記第1の実施例で説明したくぼみ35が設けられてお
り、このくぼみ35の底面に溝部55がシ−ス部32の
軸方向に沿って設けられてある。
【0057】これによると、外套管30に装着した熱収
縮チュ−ブ(図示してしない)を外套管30から取り外
すとき、溝55に沿ってカッタ−等で熱収縮チュ−ブ
(図示してしない)を切り裂き、外套管30から外せば
よいようにしている。
【0058】こうした溝55に沿ってカッタ−で熱収縮
チュ−ブを切り裂く構造は、カッタ−で熱収縮チュ−ブ
を切り裂く際、カッタ−が外套管30から外れてしまう
ことがない。
【0059】以上述べた熱収縮チュ−ブの段差、エッジ
を形成しない構造、熱収縮チュ−ブとの隙間をなくす構
造、溝でカッタ−の外れを抑制する構造は、硬性鏡の外
套管(挿入補助具)に限らず、トラカ−ル、硬性鏡用把
持鉗子等の鉗子類、硬性鏡本体等に用いてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、漏
れ検知治具などの器具や検査作業を必要とせずに、ピン
ホ−ルや亀裂の発生を、目視により、容易かつ確実に知
ることができる。
【0061】また目視による検知は、ピンホ−ル等の異
常が発生した時点で、異常を検出することができるの
で、早期に修理を行うことができる。しかも、修理は軽
微なものとなるので、修理期間は短く、修理費用も安価
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかる内視鏡の構成を
説明するための図。
【図2】同内視鏡の弯曲部の断面図
【図3】本発明の第2の実施例の要部となる弯曲部の断
面図。
【図4】本発明の第3の実施例の要部となる弯曲部の断
面図。
【図5】別な第1の実施例となる外套シ−スが装着され
た硬性鏡の外観を示す斜視図。
【図6】同実施例の外套管の断面図。
【図7】同実施例において熱収縮チュ−ブが装着された
外套管を示す断面図。
【図8】別な第2の実施例となる外套シ−スを示す一部
断面した正面図。
【図9】同実施例におけるシ−ス部の端部形状を示す斜
視図。
【図10】同実施例において熱収縮チュ−ブをシ−ス部
に密着させたときの状態を示す正面図。
【図11】同実施例において外套管先端部および外套管
本体部を熱収縮チュ−ブとの隙間がなくなるまで移動さ
せた状態を示す正面図。
【図12】別な第3の実施例となる外套シ−スを示す一
部断面した正面図。
【図13】同実施例において熱収縮チュ−ブをシ−ス部
に密着させたときの状態を示す正面図。
【図14】同実施例において外套管本体部を熱収縮チュ
−ブとの隙間がなくなるまで移動させた状態を示す正面
図。
【図15】別な第4の実施例となる外套シ−スを示す斜
視図。
【符号の説明】
1…内視鏡 3…挿入部
7…弯曲部 12…弯曲ゴム 13…染料粉末(指示部
材) 15…染料粉末又は染料溶液が入ったマイクロカプセル 20…染料溶液(指示部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の弯曲部を被覆する弯曲ゴム又は
    弯曲ゴムの内周部の少なくとも一部に、発色や発泡する
    ことによってピンホ−ルや亀裂の発生を指示する指示部
    材を含有させたことを特徴とする内視鏡装置。
JP5143682A 1993-06-15 1993-06-15 内視鏡装置 Withdrawn JPH07344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5143682A JPH07344A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5143682A JPH07344A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 内視鏡装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07344A true JPH07344A (ja) 1995-01-06

Family

ID=15344501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5143682A Withdrawn JPH07344A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07344A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015015845A1 (ja) * 2013-07-31 2015-02-05 オリンパス株式会社 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡
JP2016198207A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 オリンパス株式会社 内視鏡リークテスタ及び内視鏡リプロセッサ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015015845A1 (ja) * 2013-07-31 2015-02-05 オリンパス株式会社 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡
CN105431073A (zh) * 2013-07-31 2016-03-23 奥林巴斯株式会社 内窥镜用引导管及内窥镜
US10016118B2 (en) 2013-07-31 2018-07-10 Olympus Corporation Endoscope guide tube and endoscope
JP2016198207A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 オリンパス株式会社 内視鏡リークテスタ及び内視鏡リプロセッサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3379821B2 (ja) 内視鏡
US5735793A (en) Endoscope
DE69804396T2 (de) Anschlusshülse für abgeschirmte Kabel
JP2009089908A (ja) 内視鏡
JPH07344A (ja) 内視鏡装置
JP5064090B2 (ja) 内視鏡装置
JP2005279128A (ja) 体内挿入型検査装置
JP3504391B2 (ja) 内視鏡
JPH08112286A (ja) 超音波プローブ
JP2010069096A (ja) 内視鏡用アダプタ、内視鏡
JP2007151748A (ja) 内視鏡
JP2004252070A (ja) 抗張力繊維を縦添えした金属管型光ファイバケーブルと光コネクタの接続構造
JP2004113579A (ja) 内視鏡用管路洗浄ブラシ
JPH11252418A (ja) 撮像装置
JPH045134Y2 (ja)
JP2649844B2 (ja) 管路導通試験装置
JP3026844B2 (ja) 内視鏡
JP5457773B2 (ja) 内視鏡挿入部案内用ガイドチューブ
ATE239210T1 (de) Füllstandsgeber für druckgeräte
JP4505233B2 (ja) 内視鏡
WO2019159592A1 (ja) 起立操作ワイヤ、及び内視鏡
JPH11243634A (ja) ケーブルクロージャ用シール部材及びケーブル接続部
JP2003250749A (ja) 内視鏡の挿入部に対する汚染防止シースの被覆方法
US20040042738A1 (en) Closed space for optical fibre connection
JPH0338975A (ja) 管路導通試験方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905