JPH0734391Y2 - 媒体検出装置 - Google Patents
媒体検出装置Info
- Publication number
- JPH0734391Y2 JPH0734391Y2 JP1990052774U JP5277490U JPH0734391Y2 JP H0734391 Y2 JPH0734391 Y2 JP H0734391Y2 JP 1990052774 U JP1990052774 U JP 1990052774U JP 5277490 U JP5277490 U JP 5277490U JP H0734391 Y2 JPH0734391 Y2 JP H0734391Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- sensor
- light
- guide
- support plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、タイムレコーダのタイムカードやプログラム
カード、またはプリンタの記録紙などの媒体の通過また
は有無を検出する媒体検出装置に関する。
カード、またはプリンタの記録紙などの媒体の通過また
は有無を検出する媒体検出装置に関する。
(従来の技術と解決しようとする課題) タイムレコーダやプリンタには紙などの媒体の有無を検
知するためにフォトインタラプタ型のセンサを設けてい
る。このセンサは互いに対向する発光部と受光部とを有
し、媒体により発光部から受光部への光が遮断されるの
を検知し、これにより物体の有無を検知している。
知するためにフォトインタラプタ型のセンサを設けてい
る。このセンサは互いに対向する発光部と受光部とを有
し、媒体により発光部から受光部への光が遮断されるの
を検知し、これにより物体の有無を検知している。
媒体検出装置には、表面に沿って媒体が搬送される支持
板に、センサが挿通される開口部と、この開口部の一端
縁部の近傍に位置する窓穴とが形成してあり、センサが
この開口部に挿通され、上記発光部と上記受光部とが上
記開口部の上記一端縁部を跨いで上記窓穴と対向するよ
うに設置してあるものがある。
板に、センサが挿通される開口部と、この開口部の一端
縁部の近傍に位置する窓穴とが形成してあり、センサが
この開口部に挿通され、上記発光部と上記受光部とが上
記開口部の上記一端縁部を跨いで上記窓穴と対向するよ
うに設置してあるものがある。
上記の従来技術によれば、粉塵等の多い場所で使用する
と、装置を長期間使用しているうちに窓穴内にほこりや
紙粉等が堆積し、またほこりや紙粉等がセンサの発光
部、受光部に付着して発光部と受光部との間を光が通過
するのを妨げられ該検出動作を招くことがあった。
と、装置を長期間使用しているうちに窓穴内にほこりや
紙粉等が堆積し、またほこりや紙粉等がセンサの発光
部、受光部に付着して発光部と受光部との間を光が通過
するのを妨げられ該検出動作を招くことがあった。
また窓穴内に堆積したほこりや紙粉等を除去する場合、
その作業が煩雑である。
その作業が煩雑である。
上述の問題点を解決するための第1の従来技術として、
実開昭62−161135号「シート検出センサ」が公知であ
る。これは1対の対向するシート搬送ガイドにそれぞれ
投光器,受光器を設け、これらによりシート搬送ガイド
間を通るシートを検出するもので、シート搬送ガイドの
投光器,受光器に対向する部分に窓穴を設け、その窓穴
に投光器,受光器を覆う1対の透明な防塵カバーを設け
ている。その防塵カバーはシート搬送ガイド面よりもシ
ート側に突出している。防塵カバーにより窓穴にほこり
や紙粉が堆積せず、またセンサにほこりや紙粉等が付着
しない。また防塵カバーにほこりや紙粉等が付着して
も、シートがシート搬送ガイド間を搬送されるときに防
塵カバー先端に摺接していくのでこれを清掃することが
できる。
実開昭62−161135号「シート検出センサ」が公知であ
る。これは1対の対向するシート搬送ガイドにそれぞれ
投光器,受光器を設け、これらによりシート搬送ガイド
間を通るシートを検出するもので、シート搬送ガイドの
投光器,受光器に対向する部分に窓穴を設け、その窓穴
に投光器,受光器を覆う1対の透明な防塵カバーを設け
ている。その防塵カバーはシート搬送ガイド面よりもシ
ート側に突出している。防塵カバーにより窓穴にほこり
や紙粉が堆積せず、またセンサにほこりや紙粉等が付着
しない。また防塵カバーにほこりや紙粉等が付着して
も、シートがシート搬送ガイド間を搬送されるときに防
塵カバー先端に摺接していくのでこれを清掃することが
できる。
また、上述の問題点を解決するための第2の従来技術と
して、特開昭59−195180号「防塵型光電スイッチ」が公
知である。これは透光性材料によりなる断面コ字状の防
塵カバーを、互いに対向してセンサ基端部から立設して
いる発光部(投光器),受光部(受光器)間に嵌入した
状態で設けてある。これによりほこりや紙粉等がセンサ
の投光器,受光器に付着するのを防止している。防塵カ
バーはセンサ基端部にねじ止めしてある。
して、特開昭59−195180号「防塵型光電スイッチ」が公
知である。これは透光性材料によりなる断面コ字状の防
塵カバーを、互いに対向してセンサ基端部から立設して
いる発光部(投光器),受光部(受光器)間に嵌入した
状態で設けてある。これによりほこりや紙粉等がセンサ
の投光器,受光器に付着するのを防止している。防塵カ
バーはセンサ基端部にねじ止めしてある。
しかし上述の第1の従来技術によると、防塵カバーを投
光器,受光器に取り付けるのが煩雑である。すなわちタ
イムレコーダ,プリンタ等で使用するシート検出センサ
はごく小型のものであり投光器,受光器およびこれらの
間隔はいずれも小さい。したがってねじ等で防塵カバー
を投光器,受光器に取り付けるのはきわめて細かい作業
になる。また上述の第2の従来技術によると、防塵カバ
ーはセンサ基端部にねじ止めしてあるので投光器,受光
器間の狭い部分に防塵カバーをねじ止めするのはやはり
きわめて細かい作業になる。したがって上述の第1,2の
従来技術によると媒体検出装置の組立に手間を要すると
いう問題があった。
光器,受光器に取り付けるのが煩雑である。すなわちタ
イムレコーダ,プリンタ等で使用するシート検出センサ
はごく小型のものであり投光器,受光器およびこれらの
間隔はいずれも小さい。したがってねじ等で防塵カバー
を投光器,受光器に取り付けるのはきわめて細かい作業
になる。また上述の第2の従来技術によると、防塵カバ
ーはセンサ基端部にねじ止めしてあるので投光器,受光
器間の狭い部分に防塵カバーをねじ止めするのはやはり
きわめて細かい作業になる。したがって上述の第1,2の
従来技術によると媒体検出装置の組立に手間を要すると
いう問題があった。
本考案の目的は、組立性がよく、かつほこりや紙粉が堆
積しにくく、ほこりや紙粉が付着してもこれらを清掃し
やすくセンサによる媒体の検出を誤るのを防止できる媒
体検出装置を提供することにある。
積しにくく、ほこりや紙粉が付着してもこれらを清掃し
やすくセンサによる媒体の検出を誤るのを防止できる媒
体検出装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案による媒体検出装置
は、互いに対向する発光部と受光部とが基端部より一体
に立設してあるフォトインタラプタ型のセンサによって
発光部と受光部との間を横切るように搬送される媒体を
検出するとともに、センサの発光部と受光部との内側に
透光性材料で形成されるセンサーカバーが装着される媒
体検出装置であって、センサーカバーは、可撓性の互い
に対向する1対の腕部を有する断面コ字状に形成してあ
るとともに、当該腕部のそれぞれには導光突部が内側に
向けて一体に互いに対向するように形成してあり、片面
側にそって媒体が搬送される支持板の片面側には、媒体
の端部をガイドする媒体ガイドが設けてあり、支持板に
は、センサとセンサーカバーが一側より挿通される開口
部と、この開口部の一端縁部の近傍にあって導光突部の
一方が外側より嵌合される第1の窓穴とが設けてあり、
媒体ガイドには、導光突部の他方が外側より嵌入される
第2の窓穴が一体に設けてあり、媒体ガイドは、第2の
窓穴が支持板の第1の窓穴と対向するように支持板に対
して片面側で固定してあり、センサカバーは、両腕部が
開口部の一端縁部と媒体ガイドとを跨いで両導光突部の
それぞれを第1,2の窓穴に嵌合させてあり、この嵌合状
態において、両導光突部の各端面は、支持板の片面およ
び媒体ガイドの裏面と実質的に同一面をなすように形成
してあり、センサは、センサーカバーの両腕部の外側に
発光部と受光部とがそれぞれ密着位置するように媒体ガ
イドに対し固定されている 媒体ガイドにはセンサのホルダ部が一体に形成してある
ことが望ましい。
は、互いに対向する発光部と受光部とが基端部より一体
に立設してあるフォトインタラプタ型のセンサによって
発光部と受光部との間を横切るように搬送される媒体を
検出するとともに、センサの発光部と受光部との内側に
透光性材料で形成されるセンサーカバーが装着される媒
体検出装置であって、センサーカバーは、可撓性の互い
に対向する1対の腕部を有する断面コ字状に形成してあ
るとともに、当該腕部のそれぞれには導光突部が内側に
向けて一体に互いに対向するように形成してあり、片面
側にそって媒体が搬送される支持板の片面側には、媒体
の端部をガイドする媒体ガイドが設けてあり、支持板に
は、センサとセンサーカバーが一側より挿通される開口
部と、この開口部の一端縁部の近傍にあって導光突部の
一方が外側より嵌合される第1の窓穴とが設けてあり、
媒体ガイドには、導光突部の他方が外側より嵌入される
第2の窓穴が一体に設けてあり、媒体ガイドは、第2の
窓穴が支持板の第1の窓穴と対向するように支持板に対
して片面側で固定してあり、センサカバーは、両腕部が
開口部の一端縁部と媒体ガイドとを跨いで両導光突部の
それぞれを第1,2の窓穴に嵌合させてあり、この嵌合状
態において、両導光突部の各端面は、支持板の片面およ
び媒体ガイドの裏面と実質的に同一面をなすように形成
してあり、センサは、センサーカバーの両腕部の外側に
発光部と受光部とがそれぞれ密着位置するように媒体ガ
イドに対し固定されている 媒体ガイドにはセンサのホルダ部が一体に形成してある
ことが望ましい。
(作用) センサカバーをセンサ、支持板の開口部の一端縁部、媒
体ガイドにより挾持するようにして取り付ける構成であ
るから、ねじなど特別な部材を必要とせずに簡単にセン
サカバーをセンサ、支持板、媒体ガイドに取り付けるこ
とが可能である。
体ガイドにより挾持するようにして取り付ける構成であ
るから、ねじなど特別な部材を必要とせずに簡単にセン
サカバーをセンサ、支持板、媒体ガイドに取り付けるこ
とが可能である。
またセンサカバーの導光突部はセンサの発光部、受光部
間の光の通路上にある支持板の窓穴、媒体ガイドの窓穴
に嵌合し、端面が支持板の片面,媒体ガイドの裏面と実
質的に同一面をなしている。センサカバーの存在のため
にセンサの発光部、受光部にほこりや紙粉等が付着しな
い。また導光突部の存在のために、窓穴にはほこりや紙
粉等が堆積することがない。
間の光の通路上にある支持板の窓穴、媒体ガイドの窓穴
に嵌合し、端面が支持板の片面,媒体ガイドの裏面と実
質的に同一面をなしている。センサカバーの存在のため
にセンサの発光部、受光部にほこりや紙粉等が付着しな
い。また導光突部の存在のために、窓穴にはほこりや紙
粉等が堆積することがない。
また媒体は支持板片面,媒体ガイドの裏面に沿って搬送
され、導光突部の端面にほこり、紙粉等が付着してして
も、媒体が導光突部を通過するときに導光突部の端面に
摺接し、そのほこりや紙粉等が除去される。以上によ
り、本考案による媒体検出装置によれば窓穴にはほこり
や紙粉等が堆積しにくく、またセンサカバーの導光突部
に付着したほこりや紙粉等は自動的に清掃され、センサ
の誤検出を生じることがなくなり、信頼性が向上する。
され、導光突部の端面にほこり、紙粉等が付着してして
も、媒体が導光突部を通過するときに導光突部の端面に
摺接し、そのほこりや紙粉等が除去される。以上によ
り、本考案による媒体検出装置によれば窓穴にはほこり
や紙粉等が堆積しにくく、またセンサカバーの導光突部
に付着したほこりや紙粉等は自動的に清掃され、センサ
の誤検出を生じることがなくなり、信頼性が向上する。
(実施例) 以下、本考案による実施例を図面を参照して説明する。
第1図のようにタイムレコーダ内の支持板3には、後述
のセンサ1が挿通される開口部3aと、開口部3aの一端縁
部の近傍に位置する第1の窓穴3bが穿設してある。支持
板3の側面にはカードガイド(媒体ガイド)4がその取
付部4aにより取付けてある。支持板3のカードガイド4
が固着してある側(表面)に沿って搬送される図示しな
いカード(媒体)の端部はカードガイド4の裏面4f、内
側面4gによりガイドされる。なお図示しないがカードガ
イドはカードの両端部をガイドするようにカードガイド
4に対向してもう1つ設けてある。カードガイド4の裏
面4fには、第1の窓穴3bと対向する位置に第2の窓穴4b
が穿設してある。カードガイド4にはセンサのホルダ部
4cが形成され、これにはセンサ1の取付穴4d、固定穴4e
が設けてある。
のセンサ1が挿通される開口部3aと、開口部3aの一端縁
部の近傍に位置する第1の窓穴3bが穿設してある。支持
板3の側面にはカードガイド(媒体ガイド)4がその取
付部4aにより取付けてある。支持板3のカードガイド4
が固着してある側(表面)に沿って搬送される図示しな
いカード(媒体)の端部はカードガイド4の裏面4f、内
側面4gによりガイドされる。なお図示しないがカードガ
イドはカードの両端部をガイドするようにカードガイド
4に対向してもう1つ設けてある。カードガイド4の裏
面4fには、第1の窓穴3bと対向する位置に第2の窓穴4b
が穿設してある。カードガイド4にはセンサのホルダ部
4cが形成され、これにはセンサ1の取付穴4d、固定穴4e
が設けてある。
センサカバー2は投光性材料により成り、両腕部2b、2c
と連結部2dとよりなる一体コの字状に形成されている。
腕部2b、2cは連結部2dに対し弾性的に変形可能である。
両腕部2b、2cは、自由状態ではそれぞれ外方へ開いた状
態に形成してあり、腕部2b、2cは、センサカバー2をフ
ォトインタラプタ型センサ1に組込んだときに、発光部
1eと受光部1fとの間に弾接するようになっている。そし
て腕部2b、2cの内面には、それぞれ導光突部2a、2a′が
設けてある。導光突部2aの突出高さは支持板3の板厚に
ほぼ等しく、導光突部2a′の突出高さは、これが嵌合す
る第2の窓穴4bを含むカードガイド4の側板の板厚とほ
ぼ等しく設定されている。
と連結部2dとよりなる一体コの字状に形成されている。
腕部2b、2cは連結部2dに対し弾性的に変形可能である。
両腕部2b、2cは、自由状態ではそれぞれ外方へ開いた状
態に形成してあり、腕部2b、2cは、センサカバー2をフ
ォトインタラプタ型センサ1に組込んだときに、発光部
1eと受光部1fとの間に弾接するようになっている。そし
て腕部2b、2cの内面には、それぞれ導光突部2a、2a′が
設けてある。導光突部2aの突出高さは支持板3の板厚に
ほぼ等しく、導光突部2a′の突出高さは、これが嵌合す
る第2の窓穴4bを含むカードガイド4の側板の板厚とほ
ぼ等しく設定されている。
また、第2図に示すようにフォトインタラプタ型センサ
1は互いに対向する発光部1e,受光部1fを有し、それら
は互いに対向する溝部1a、1bを有する。
1は互いに対向する発光部1e,受光部1fを有し、それら
は互いに対向する溝部1a、1bを有する。
フォトインタラプタ型センサ1には固定穴1c、1cが穿設
してある。
してある。
次に支持板3にフォトインタラプタ型センサ1、センサ
カバー2を取付ける方法について第2図を参照して説明
する。
カバー2を取付ける方法について第2図を参照して説明
する。
支持板3にカードガイド4を取付け、センサカバー2の
腕部2bを支持板3の開口部3a内に侵入させ、同時に腕部
2cをホルダ部4cの取付穴4d内に侵入させる。このとき、
センサカバー2の両腕部2b、2cはそれぞれ前述のように
外方へ開いているから、センサカバー2の導光突部2a、
2a′はそれぞれ支持板3、カードガイド4の側面に接触
せずスムースに侵入することができる。そして突起2a、
2a′がそれぞれ第1、第2の窓穴3b、4bに対向した状態
でセンサカバー2は溝部4hとホルダ部4cの取付穴4dとに
より保持される。
腕部2bを支持板3の開口部3a内に侵入させ、同時に腕部
2cをホルダ部4cの取付穴4d内に侵入させる。このとき、
センサカバー2の両腕部2b、2cはそれぞれ前述のように
外方へ開いているから、センサカバー2の導光突部2a、
2a′はそれぞれ支持板3、カードガイド4の側面に接触
せずスムースに侵入することができる。そして突起2a、
2a′がそれぞれ第1、第2の窓穴3b、4bに対向した状態
でセンサカバー2は溝部4hとホルダ部4cの取付穴4dとに
より保持される。
その後、フォトインタラプタ型センサ1の発光部1eを支
持板3の開口部3a内に侵入させ、同時に受光部1fを取付
穴4d内に侵入させ、発光部1e、受光部1fの間の間隙1dを
センサカバー2の両腕部2b、2cと嵌合させる。両腕部2
b、2cは発光部1e、受光部1fの内面により押され、導光
突部2a、2a′はそれぞれ第1、第2の窓穴3b、4bと嵌合
し、導光突部2aの前端面は支持板3の表面と同一面とな
り、導光突部2a′の前端面はカードガイド4の裏面4fと
同一面となる。
持板3の開口部3a内に侵入させ、同時に受光部1fを取付
穴4d内に侵入させ、発光部1e、受光部1fの間の間隙1dを
センサカバー2の両腕部2b、2cと嵌合させる。両腕部2
b、2cは発光部1e、受光部1fの内面により押され、導光
突部2a、2a′はそれぞれ第1、第2の窓穴3b、4bと嵌合
し、導光突部2aの前端面は支持板3の表面と同一面とな
り、導光突部2a′の前端面はカードガイド4の裏面4fと
同一面となる。
このとき、フォトインタラプタ型センサ1の発光部1eは
支持板3の裏面側に位置し、受光部1fはカードガイド4
の外面側に位置しており、発光部1eは第1の窓穴3bにそ
の裏面側より対向し、受光部1fは第2の窓穴4bにその外
面側より対向している。
支持板3の裏面側に位置し、受光部1fはカードガイド4
の外面側に位置しており、発光部1eは第1の窓穴3bにそ
の裏面側より対向し、受光部1fは第2の窓穴4bにその外
面側より対向している。
その後で止めネジ6を、フォトインタラプタ型センサ1
の固定穴1cに挿入し、カードガイド4の固定穴4eに螺着
する。これによりフォトインタラプタ型センサ1の支持
板3への固定が終了する。このときセンサカバー2は溝
部4hにより止めネジ6の回りに回動不能に保持されるか
ら、止めネジ6 1つにより回動不能に確実に支持板3
に取り付けられる。
の固定穴1cに挿入し、カードガイド4の固定穴4eに螺着
する。これによりフォトインタラプタ型センサ1の支持
板3への固定が終了する。このときセンサカバー2は溝
部4hにより止めネジ6の回りに回動不能に保持されるか
ら、止めネジ6 1つにより回動不能に確実に支持板3
に取り付けられる。
次に作用について説明する。
第2図において、支持板3と、カードガイド4の裏面4f
との間隙内(経路5)にタイムカードなどの媒体(図示
せず。)が有るかどうかが以下のようにして検知され
る。
との間隙内(経路5)にタイムカードなどの媒体(図示
せず。)が有るかどうかが以下のようにして検知され
る。
導光突部2a′、2aは透光性を有しているから通常、溝部
1aからは導光突部2a′、2aを通過して光が溝部1bへ到達
している。媒体が支持板3表面に沿って搬送され経路5
を通過し、発光部1e、受光部1fの間を横切ると、受光部
1fへの光が遮断され、これにより媒体が存在することが
検知される。媒体が経路5に存在しないときは、溝部1a
から溝部1bへ光が到達し、これにより媒体が経路5に存
在しないことが検知される。
1aからは導光突部2a′、2aを通過して光が溝部1bへ到達
している。媒体が支持板3表面に沿って搬送され経路5
を通過し、発光部1e、受光部1fの間を横切ると、受光部
1fへの光が遮断され、これにより媒体が存在することが
検知される。媒体が経路5に存在しないときは、溝部1a
から溝部1bへ光が到達し、これにより媒体が経路5に存
在しないことが検知される。
センサカバー2の腕部2b,2cは発光部1e、受光部1fとそ
れぞれ接しており、またセンサカバー2の導光突部2a、
2a′は支持板3の第1の窓穴3b、カードガイド4の第2
の窓穴4bにそれぞれ嵌合しているから、タイムレコーダ
を長時間使用したり、粉塵等の多い場所で使用しても、
センサの発光部1e、受光部1fにほこりや紙粉等が付着し
ない。またカードの紙粉やほこりが第1、第2の窓穴3
b、4bに堆積することがなく光の通路が確実に確保され
る。
れぞれ接しており、またセンサカバー2の導光突部2a、
2a′は支持板3の第1の窓穴3b、カードガイド4の第2
の窓穴4bにそれぞれ嵌合しているから、タイムレコーダ
を長時間使用したり、粉塵等の多い場所で使用しても、
センサの発光部1e、受光部1fにほこりや紙粉等が付着し
ない。またカードの紙粉やほこりが第1、第2の窓穴3
b、4bに堆積することがなく光の通路が確実に確保され
る。
またセンサカバー2の導光突部2a′、2aの先端面はそれ
ぞれ支持板3の表面、カードガイド4の裏面4fと同一面
であり、経路5内に露出している。そのためもしほこり
や紙粉等が導光突部2a′、2aの先端面に付着してもカー
ドが通過するときに、同時に導光突部2a′、2aの端面に
摺接し、ほこりや紙粉等が清掃される。
ぞれ支持板3の表面、カードガイド4の裏面4fと同一面
であり、経路5内に露出している。そのためもしほこり
や紙粉等が導光突部2a′、2aの先端面に付着してもカー
ドが通過するときに、同時に導光突部2a′、2aの端面に
摺接し、ほこりや紙粉等が清掃される。
このように本考案によれば、第1、第2の窓穴3b、4b内
にほこりや紙粉等が堆積しにくく、センサカバー2の導
光突部2a′、2aにほこりや紙粉等が付着してもそれが自
動的に清掃される。これにより、ほこりや紙粉等により
溝部1a、1b間を光が通過するのが妨げられず、媒体の検
出に誤動作を生じることがない。
にほこりや紙粉等が堆積しにくく、センサカバー2の導
光突部2a′、2aにほこりや紙粉等が付着してもそれが自
動的に清掃される。これにより、ほこりや紙粉等により
溝部1a、1b間を光が通過するのが妨げられず、媒体の検
出に誤動作を生じることがない。
なお、媒体は本実施例のようなタイムカードに限られ
ず、例えば記録紙であってもよい。
ず、例えば記録紙であってもよい。
また、センサの発光部をカードガイド裏面側とし、受光
部を支持板裏面側としてもよい。
部を支持板裏面側としてもよい。
(効果) 本考案によれば、断面コ字状のセンサカバーの腕部が支
持板の開口部の一端縁部および媒体ガイドを跨いで第1,
2の窓穴に嵌合するようにし、センサカバーをセンサ、
支持板の開口部の一端縁部,媒体ガイドにより挾持する
ようにして支持板,媒体ガイドに取り付ける。これによ
り、ねじなど特別な部材を必要とせずに簡単にセンサカ
バーをセンサ、支持板,媒体ガイドに取り付けることが
可能である。またセンサカバーはセンサの発光部、受光
部に密着しており、これにより発光部、受光部にほこり
や紙粉等が付着しない。またセンサカバーの導光突部は
支持板,媒体ガイドのそれぞれの窓穴に嵌合しているか
ら、窓穴に紙粉、ほこりが堆積することがなく、またセ
ンサカバーの導光突部は支持板片面,媒体ガイド裏面と
同一面であるから、ほこりや紙粉等がこの導光突部の端
面に付着しても、媒体が搬送されるときに同時に導光突
部の先端に摺接したほこりや紙粉等を清掃する。そのた
めほこりや紙粉等による窓穴の目詰まりが防止されて誤
検出がなくなり、長期に亘る信頼性が確保される。
持板の開口部の一端縁部および媒体ガイドを跨いで第1,
2の窓穴に嵌合するようにし、センサカバーをセンサ、
支持板の開口部の一端縁部,媒体ガイドにより挾持する
ようにして支持板,媒体ガイドに取り付ける。これによ
り、ねじなど特別な部材を必要とせずに簡単にセンサカ
バーをセンサ、支持板,媒体ガイドに取り付けることが
可能である。またセンサカバーはセンサの発光部、受光
部に密着しており、これにより発光部、受光部にほこり
や紙粉等が付着しない。またセンサカバーの導光突部は
支持板,媒体ガイドのそれぞれの窓穴に嵌合しているか
ら、窓穴に紙粉、ほこりが堆積することがなく、またセ
ンサカバーの導光突部は支持板片面,媒体ガイド裏面と
同一面であるから、ほこりや紙粉等がこの導光突部の端
面に付着しても、媒体が搬送されるときに同時に導光突
部の先端に摺接したほこりや紙粉等を清掃する。そのた
めほこりや紙粉等による窓穴の目詰まりが防止されて誤
検出がなくなり、長期に亘る信頼性が確保される。
図面は本考案による一実施例を示すもので、第1図は一
部断面平面図、第2図はその展開斜視図である。 1……フォトインタラプタ型センサ、1c……発光部、1f
……受光部、2……センサカバー、2a,2a′……導光突
部、2b,2c……腕部、3……支持板、3a……開口部、3b
……第1の窓穴、4……媒体カイド、4b……第2の窓
穴、4c……センサのホルダ部。
部断面平面図、第2図はその展開斜視図である。 1……フォトインタラプタ型センサ、1c……発光部、1f
……受光部、2……センサカバー、2a,2a′……導光突
部、2b,2c……腕部、3……支持板、3a……開口部、3b
……第1の窓穴、4……媒体カイド、4b……第2の窓
穴、4c……センサのホルダ部。
Claims (2)
- 【請求項1】互いに対向する発光部と受光部とが基端部
より一体に立設してあるフォトインタラプタ型のセンサ
によって上記発光部と上記受光部との間を横切るように
搬送される媒体を検出するとともに、上記センサの上記
発光部と上記受光部との内側に透光性材料で形成される
センサーカバーが装着される媒体検出装置であって、 上記センサーカバーは、可撓性の互いに対向する1対の
腕部を有する断面コ字状に形成してあるとともに、当該
腕部のそれぞれには導光突部が内側に向けて一体に互い
に対向するように形成してあり、 片面側にそって上記媒体が搬送される支持板の上記片面
側には、上記媒体の端部をガイドする媒体ガイドが設け
てあり、 上記支持板には、上記センサと上記センサーカバーが一
側より挿通される開口部と、この開口部の一端縁部の近
傍にあって上記導光突部の一方が外側より嵌合される第
1の窓穴とが設けてあり、 上記媒体ガイドには、上記導光突部の他方が外側より嵌
入される第2の窓穴が一体に設けてあり、 上記媒体ガイドは、上記第2の窓穴が上記支持板の上記
第1の窓穴と対向するように上記支持板に対して上記片
面側で固定してあり、 上記センサカバーは、上記両腕部が上記開口部の上記一
端縁部と上記媒体ガイドとを跨いで上記両導光突部のそ
れぞれを上記第1,2の窓穴に嵌合させてあり、 この嵌合状態において、上記両導光突部の各端面は、上
記支持板の上記片面および上記媒体ガイドの裏面と実質
的に同一面をなすように形成してあり、 上記センサは、上記センサーカバーの上記両腕部の外側
に上記発光部と上記受光部とがそれぞれ密着位置するよ
うに上記媒体ガイドに対し固定されている ことを特徴とする媒体検出装置。 - 【請求項2】請求項1において、上記媒体ガイドには上
記センサのホルダ部が一体に形成してあることを特徴と
する媒体検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990052774U JPH0734391Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 媒体検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990052774U JPH0734391Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 媒体検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0411484U JPH0411484U (ja) | 1992-01-30 |
JPH0734391Y2 true JPH0734391Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=31573369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990052774U Expired - Lifetime JPH0734391Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 媒体検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734391Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200069658A (ko) * | 2018-12-07 | 2020-06-17 | 한국정보통신주식회사 | 카드 리더기 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59195180A (ja) * | 1983-04-21 | 1984-11-06 | Toshiba Corp | 防塵形光電スイッチ |
JPS62161135U (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-13 |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP1990052774U patent/JPH0734391Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200069658A (ko) * | 2018-12-07 | 2020-06-17 | 한국정보통신주식회사 | 카드 리더기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0411484U (ja) | 1992-01-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |