JPH0734323B2 - 放電灯を用いた投光装置 - Google Patents

放電灯を用いた投光装置

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JPH0734323B2
JPH0734323B2 JP9101183A JP9101183A JPH0734323B2 JP H0734323 B2 JPH0734323 B2 JP H0734323B2 JP 9101183 A JP9101183 A JP 9101183A JP 9101183 A JP9101183 A JP 9101183A JP H0734323 B2 JPH0734323 B2 JP H0734323B2
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JP
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reflector
discharge lamp
arc
lamp
magnetic field
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JP9101183A
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JPS59215603A (ja
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龍太郎 田中
光俊 木村
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、光源としてメタルハライドランプや高圧水銀
ランプなどの放電灯を用いた投光装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来における投光装置はその光源にハロゲン電球などの
抵抗発熱フィライト形ランプを使用しているが、この種
のいわゆる白熱電球は光効率が低く、寿命も短い欠点が
ある。そこで最近において、白熱電球よりも高効率、長
寿命な放電灯、たとえばメタルハライドランプや高圧水
銀ランプもしくは高圧ナトリウムランプなどを投光装置
の光源として使用する県入が進められている。特に100
ワット級以下のこの種の放電灯を反射鏡面のほぽ焦点位
置に設置して用いる投光装置が、例えばオートバイを始
めとする車輛の前照灯或いは屋内もしくは店舗用スポッ
トライトなどに適用する技術開発が進められている。放
電灯、たとえば小形メタルハライドランプをハロゲン電
球に替って使用すると、理想的には消費電力を30〜60%
とすることが可能となるものである。
放電灯を反射体のほぼ焦点位置に設置して使用する場
合、配光特性の関係から光源が点光源に近いことが望ま
れるため、発光管の管軸を水平方向の姿勢に設置するこ
とが好ましい。しかしながら発光管を水平姿勢として使
用すると、発光管内の対流によりアークの中央部が上方
へ持ち上げられて彎曲する傾向がある。このようなアー
クの曲がりは発光点が反射体の焦点位置から外れるので
配光特性に狂いを生じさせる。このような対流によるア
ークの曲がりを防止する手段として、従来から電極を下
向きに傾けるなどの種々の対策が採用されている。
ところが、アークの曲がり現象は発光管内の対流だけが
原因するばかりでなく、自己放電が生じるサポートワイ
ヤなどの磁界や、周囲の各種装置によって発生する磁界
によっても発生する。例えばオートバイなどの前照灯に
おいては周囲にセルモータや発電機などが設置されるた
め、この磁界によりアークが曲がり、配光特性が大幅に
狂う不具合がある。
またこの種の放電灯を直流により点灯し、しかも外部の
磁界の影響を受ける場所で使用した場合、陰極側のスポ
ットが外部磁界によって陰極の基端部、つまり発光管封
止部に近い場所に発生し、これが直流点灯であるから電
極の先端に移り難く、発光管を加熱しすぎてクラックの
発生を招くなどの欠点もある。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情にもとづきなされたもので、そ
の目的とするところは、外部からの磁界の影響によるア
ークの外乱を防止して、アークの曲がりやアークスポッ
トの不所望な発生を解消して配光特性が高精度となる放
電灯を用いた投光装置を提供しようとするものである。
〔発明の概要〕
すなわち本発明は放電灯を覆う反射体に、強磁性体から
なる磁器シールド層を形成して外部からの磁界の影響を
なくしたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図にもとづき説明する。
図面は投光装置の構成図であり、1は反射体である。こ
の反射体1は、鉄・ニッケル合金、たとえば78パーマイ
ロ(商品名)などの強磁性体によって形成されており、
回転放物面などの回転二次曲線をなしている。反射体1
の内面にはアルミ蒸着膜などからなる反射鏡面2が形成
されているとともに、この反射体1の前面開口部には前
面レンズ3が取着されている。
反射体1内には光源として小形メタルハライドランプ4
が収容されている。小形メタルハライドランプ4は外管
5内に石英ガラス製の発光管6を収容したもので、この
発光管6の電極7,8は投光装置の外部に設けた点灯回路
9を介してバッテリなどの電源10に接続されている。発
光管6はこの管軸が水平方向、つまり反射中心軸線と一
致するように設けられ、そのアーク中心が反射体1のほ
ぼ焦点位置に合致するように配置されている。なお詳図
しないが電極7,8は、発光管6内の対流によるアーク曲
がりが生じてもアーク中心が管軸上に位置するように、
公知のごとくたとえば下向きに傾斜して設けられてい
る。
このような構成の投光装置は電源10および点灯回路9を
介して直流点灯されることになり、発光管6内にアーク
放電が生じると、この光はその大部分が反射鏡面2によ
って反射されて前面レンズ3を透過し、かつ残りは直接
に前面レンズ3を透過することにより、前方へ投光され
る。反射鏡面2および前面レンズ3の屈折作用により所
定の配光特性が得られる。
しかして反射体1はパーマイロなどの強磁性体によって
構成してあるので、例えばオートバイなどの前照灯のよ
うに外部にセルモータや発電機などが接近して設けられ
ることにより投光装置が磁界の中に位置されても、この
反射体1が磁気シールドするため外部の磁界はメタルハ
ライドランプ4の発光管6に及ぶことを防止する。よっ
て発光管6のアークが外部の磁界で外乱されることがな
く、焦点位置に安定するから配光特性に乱れを生じるこ
とがなくなる。
また体部の磁界によりアークスポットが陰極の基端部に
発生させられることもなくなり、発光管6のクラックも
防止する。
上記実施例では反射体1自身を強磁性体により構成した
が本発明はこれに限らず、たとえば第2図もしくは第3
図に示すような他の実施例であっても実施可能である。
すなわち第2図の例は、反射体1が弱磁性体もしくは非
磁性体で形成される場合に、この反射体1の外面に強磁
性体、たとえばフェライトなどの磁気シールド層20を焼
き付けもしくは張り付けなどの手段で形成したものであ
り、また第3図の例は、同じく反射体1が弱磁性体もし
くは非磁性体によって形成されている場合に、この反射
体1の内面に反射鏡面2との間に位置してフェライトな
どの磁気シールド層30を形成したものである。
また、上記実施例ではメタルハライドランプを使用した
場合について説明したが、光源として使用する放電灯は
メタルハライドランプに限らず、高圧水銀ランプ、高圧
ナトリウムランプであってもよい。
さらに磁気シールド層は一層のみならず複数層に構成
し、各層ごとに透磁率の異なる材料を用いて多領域の周
波数に亘る磁界をシールドできるようにしてもよい。
そしてまた本発明は直流点灯される放電灯には限らず、
交流点灯であってもよい。
さらに放電灯は水平点灯させることに限定されるもので
はなく、その他の姿勢で点灯させてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べた通り本発明によれば、外部の磁界を磁気シー
ルド層によって遮蔽するから、外部磁界により放電灯の
アークが外乱されることがなくなり、安定したアークを
維持するので配光特性をより高精度に保つことができ、
かつアークスポットを乱すこともなくなるから発光管の
クラックも防止するなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す投光装置についての構
成図、第2図および第3図はそれぞれ変形例を示す構成
図である。 1…反射体、2…反射鏡面、3…前面レンズ、4…メタ
ルハライドランプ、5…外管、6…発光管、20,30…磁
気シールド層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転二次曲線を成す反射体のほぼ焦点位置
    に、高圧金属蒸気放電灯を設置し、この放電灯から放射
    された光を上記反射体にて前方へ反射して投光する投光
    装置において、上記反射体に強磁性体からなる磁気シー
    ルド層を形成したことを特徴とする放電灯を用いた投光
    装置。
JP9101183A 1983-05-24 1983-05-24 放電灯を用いた投光装置 Expired - Lifetime JPH0734323B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS59215603A JPS59215603A (ja) 1984-12-05
JPH0734323B2 true JPH0734323B2 (ja) 1995-04-12

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