JPH0734305U - 歪量測定装置 - Google Patents

歪量測定装置

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JPH0734305U
JPH0734305U JP6951693U JP6951693U JPH0734305U JP H0734305 U JPH0734305 U JP H0734305U JP 6951693 U JP6951693 U JP 6951693U JP 6951693 U JP6951693 U JP 6951693U JP H0734305 U JPH0734305 U JP H0734305U
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JP
Japan
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strain amount
measured
measuring device
strain
amount measuring
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Application number
JP6951693U
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English (en)
Inventor
修 吉田
利幸 中島
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定部材に生じた歪の測定の精度向上をは
かる。 【構成】 歪量を増幅する歪量増幅板3に歪量測定器2
を貼り付ける。歪量増幅板3は剛な部分3aとよく伸縮
する柔な部分3bからなり、柔な部分3bの表面に歪量
測定器2を貼り付ける。歪量増幅板3の両端に固縛金物
4を取り付ける。被測定部材1への歪量測定器2の取り
付けは、固縛金物4を被測定部材1にボルト5とナット
6の締め付けで固定することにより行う。被測定部材1
に生じた歪は歪量増幅板3にて増幅されるので、歪量測
定が高感度・高精度になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は応力状態にある部材の歪を測定する歪量測定装置に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、ディーゼルエンジン筒内の圧力測定の場合、筒内に圧力計を伸入し て直接圧力の測定を行うことが理想であるが、圧力計を伸入した孔にはすすが溜 ってしまい、直ちに測定が出来なくなってしまう。そのため、計測するときだけ 開け、通常は閉めておくようにしているが、常時計測することができない。そこ で、連続的に計測できるようにしてエンジンを監視するようにするために、間接 的な圧力測定方法として、円柱状をした部材を設け、上記筒内の圧力が該部材に 外力として加わるようにし、その結果、該部材に生じた歪を測定することで、上 記筒内圧力を求めるようにする方法が用いられている。
【0003】 上記した方法を含め、一般に様々な要因により外力を受けて応力状態にある部 材に生じた歪を測定するようにした従来の歪量測定装置としては、図3に一例を 示す如く、応力状態にある被測定部材1に歪量測定器2を直接貼り付けて歪量の 測定をしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の歪量測定装置の場合、応力状態にある被測定物としての 部材に、歪量測定器を直接貼り付けるため、部材に生じた歪量が微少な場合、歪 量測定の感度が落ちるという問題があり、更には、上記歪量測定器の被測定部材 への貼り付けが歪量測定を行う現場でなされる為、 歪量測定器の貼り付け状態の良し悪しの確認が出来ない、 歪量測定器の貼り付け方向精度を出しにくい、 歪量測定器の測定初期状態の設定が変更できない、 歪量測定器の貼り付けの為の作業時間が余計にかかる、 等の問題がある。
【0005】 そこで、本考案は、微少な歪でも増幅して測定できるようにして高感度且つ高 精度で、迅速且つ安定した歪量測定を可能にしようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、長手方向の伸縮に対して剛な部分と伸 縮し易い柔な部分とからなる平板状の歪量増幅板における上記伸縮し易い柔な部 分に、歪量測定器を貼り付け、且つ上記歪量増幅板の両端部に歪量の測定対象と なる被測定部材に固縛するための固縛金物を取り付け、歪量測定器を固縛金物を 介して被測定部材に取り付けられるようにした構成とする。
【0007】
【作用】
歪量測定器を歪量増幅板を介して、固縛金物により被測定部材へ固縛すること で、歪量測定器の取り付け作業が簡略化すると共に取り付け精度が向上し、更に 被測定部材に生じた歪量が歪量増幅板により増幅され、歪量測定が高感度且つ高 精度となる。
【0008】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
【0009】 図1及び図2は本考案の一実施例として、応力状態にある被測定部材1内で軸 心方向に生じる歪量を測定する場合について示すもので、軸心方向(長手方向) の伸縮に対してほとんど伸縮をしない極めて剛な部分3aと、良く伸縮する柔な 部分3bとからなる平板状をした歪量増幅板3の上記柔な部分3bの位置に、軸 心方向の歪量を測定する歪量測定器2を貼り付け、更に被測定部材1に固縛でき るように2つ割れ型として、表側金物4aと裏側金物4bとをボルト5及びナッ ト6にて締め付けられるようにしてある固縛金物4を用意して、該固縛金物4の 表側金物4aを、上記歪量増幅板3の両端部に固定し、固縛金物4を介して歪量 増幅板3を被測定部材1に固定できるようにする。
【0010】 応力状態にある被測定部材1の軸心方向の歪量を測定する為、上記被測定部材 1に歪量測定器2を取り付ける場合には、測定しようとする個所の被測定部材1 に、歪量増幅板3の両端に固定した固縛金物4を利用して取り付けるようにする 。この際、固縛金物4は、表側金物4aと裏側金物4bとをボルト5及びナット 6で締め付けることにより被測定部材1の表面に簡単に取り付けることができる ようになっているので、上記のように固縛金物4を介して歪量測定器2を被測定 部材1に取り付けるようにすることにより、歪量測定器2の測定初期の設定を任 意に且つ容易に変更することができることになり、又、被測定部材1への歪量測 定器2の取り付け作業を非常に簡単に行うことができることになる。
【0011】 歪量測定器2及び歪量増幅板3は、固縛金物4により堅固に被測定部材1に固 定されるので、外部からの力に対し応力を発生させている被測定部材1に生じた 歪は、固縛金物4を介して歪量増幅板3へ伝えられる。
【0012】 この時、応力状態にある被測定部材1の歪量をε0 、歪量増幅板3の両端に取 り付けられたそれぞれの固縛金物4の間の距離をL、固縛金物4間の距離Lでの 被測定部材1の伸び(或いは縮み)をx0 とすると、 x0 =ε0 ・L という関係が成り立つ。
【0013】 一方、歪量増幅板3上では、被測定部材1から伝わってきた歪は、軸心方向の 伸縮に対し極めて剛な部分3aには、ほとんど発生せず、非常に柔な部分3bに 集中的に発生する。
【0014】 この場合、歪量増幅板3上に生じた歪量をε1 、軸心方向の伸縮に対し非常に 柔な部分3bの長さをlとし、更に上記した固縛金物4間の距離L、被測定部材 1の歪量ε0 、被測定部材1の伸び(或いは縮み)x0 を用いると、ε1 とε0 の間には ε1 =x0 /l=ε0 ・L/l という関係が成立する。
【0015】 すなわち、被測定部材1上と比較すると、歪量増幅板3上では歪量がL/l倍 に増幅されることになる。したがって、歪量増幅板3に取り付けられている歪量 測定器2では、L/l倍に増幅された歪量が測定されるので、歪量測定の感度及 び精度は著しく向上させることができる。
【0016】 なお、本考案は上記実施例のみに限定されるものではなく、たとえば、固縛金 物4として2つ割れ取付具としてあるが、被測定部材1に容易に着脱でき且つ被 測定部材1に堅固に固定できるものであれば、2つ割れ以外のものとしてもよい こと、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること は勿論である。
【0017】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案の歪量測定装置によれば、次の如き優れた効果を有す る。 (i) あらかじめ歪量測定器が歪量増幅板に貼り付けてあるので、貼り付け状態の 確認が出来ると共に取付方向の精度が確保でき、したがって、再現性のある安定 した測定が可能となる。 (ii)被測定部材への取り付けは、ボルトとナットにより締めつけるだけなので、 取り付け作業が非常に簡単なものとなって、測定現場での作業時間が大幅に短縮 される。 (iii) 測定される歪量が歪量増幅板により増幅されるので、微少な歪量の測定も 極めて高感度・高精度に測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の歪量測定装置の一実施例を示す正面図
である。
【図2】本考案の歪量測定装置の一実施例を示す側面図
である。
【図3】従来の歪量測定装置の一例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 被測定部材 2 歪量測定器 3 歪量増幅板 3a 剛な部分 3b 柔な部分 4 固縛金物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の伸縮に対して極めて剛な部分
    とよく伸縮する柔な部分とからなる平板状の歪量増幅板
    の該柔な部分の表面に、歪量増幅板の長手方向に生じた
    歪量を測定する歪量測定器を貼り付け、且つ上記歪量増
    幅板の両端に、歪量の測定対象となる被測定部材に固縛
    するための固縛金物を取り付け、被測定部材に生じた歪
    が、該固縛金物を介して歪量測定器に伝えられるように
    したことを特徴とする歪量測定装置。
JP6951693U 1993-12-02 1993-12-02 歪量測定装置 Pending JPH0734305U (ja)

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JP6951693U JPH0734305U (ja) 1993-12-02 1993-12-02 歪量測定装置

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JPH0734305U true JPH0734305U (ja) 1995-06-23

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ID=13404979

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JP (1) JPH0734305U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011156381A (ja) * 2011-04-11 2011-08-18 Showa Denko Kk 生体情報計測ベッド
WO2012153871A1 (en) * 2011-05-12 2012-11-15 Olympus Corporation Surgical instrument device

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