JP3056305U - クレーン等に使用するロードセル - Google Patents
クレーン等に使用するロードセルInfo
- Publication number
- JP3056305U JP3056305U JP1998005726U JP572698U JP3056305U JP 3056305 U JP3056305 U JP 3056305U JP 1998005726 U JP1998005726 U JP 1998005726U JP 572698 U JP572698 U JP 572698U JP 3056305 U JP3056305 U JP 3056305U
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- JP
- Japan
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- strain gauge
- fixing plate
- load cell
- mounting
- thickness
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この考案はクレーン等のビームの伸縮を検出
し、ビーム等に掛る荷重を測定することを目的としたも
のである。 【解決手段】 幅広で取付けボルト孔とピン孔を有する
２枚の取付け平板の間に、幅狭く、かつ取付け平板より
薄肉の歪ゲージ固定板を設け、該歪ゲージ固定板に歪ゲ
ージを固定したことを特徴とするクレーン等に使用する
ロードセル。
し、ビーム等に掛る荷重を測定することを目的としたも
のである。 【解決手段】 幅広で取付けボルト孔とピン孔を有する
２枚の取付け平板の間に、幅狭く、かつ取付け平板より
薄肉の歪ゲージ固定板を設け、該歪ゲージ固定板に歪ゲ
ージを固定したことを特徴とするクレーン等に使用する
ロードセル。
Description
【０００１】
この考案は、クレーン等のビーム等の伸縮を検出し、ビーム等に掛る荷重を測 定することを目的としたクレーン等に使用するロードセルに関するものである。
【０００２】
従来クレーン等のビームに掛る荷重を測定するには、クレーン等のビームを取 付けた支盤と、基盤との間に歪計を介装し、支盤の下圧力を測定し、その数値に よりビーム等に掛る荷重を算定している。
【０００３】 また荷重測定については、板状部材の荷重を検出する為に、板状部材の穴に歪 ゲージを取付ける発明が知られている（特開平９−３１１０８４号）。
【０００４】
前記従来のロードセル中直接荷重を受ける方式は、ロードセルが破損するおそ れがあるのみならず、クレーン等の取付け部の中心が高くなり不安定にするおそ れがある。
【０００５】 またブリッジ回路を有するロードセルにあっては、比較的小荷重（体重計など ）によいが、ビームなどにはそのまま適用することができない。
【０００６】
然るにこの考案は、２枚の幅広い取付け平板の間に、幅狭く、薄肉の歪ゲージ 固定板を設け、これに歪ゲージを固定したので、簡単な構造で、ビーム等の歪を 正確に捕え得るロードセルを得ることに成功したのである。
【０００７】 即ちこの考案は、幅広で取付けボルト孔とピン孔を有する２枚の取付け平板の 間に、幅狭く、かつ取付け平板より薄肉の歪ゲージ固定板を設け、該歪ゲージ固 定板に歪ゲージを固定したことを特徴とするクレーン等に使用するロードセルで ある。たま他の考案は、幅広で取付けボルト孔とピン孔を有する２枚の取付け平 板の縁部中央の間に、幅狭い歪ゲージ固定板を設け、前記歪ゲージ固定板に歪ゲ ージを固定したロードセルにおいて、前記歪ゲージ固定板と、歪ゲージとの肉厚 の和を、前記取付け平板の肉厚より小さすると共に、コード溝を設けたことを特 徴とするクレーン等に使用するロードセルである。
【０００８】 前記ロードセルは、測定すべきビーム等の伸縮位置にボルトなどにより固定す ればよいので、取付けが容易である。また構造も簡単であるから、外的条件によ り破損又は精度低下のおそれがなく、長く使用し得る利点がある。
【０００９】 また１本のビームに複数個つけて集計演算することにより、適宜外的ノイズを 修正し、高精度の結果を得ることができる。
【００１０】 前記歪ゲージ固定板を薄く形成し、ロードセルと歪ゲージ固定板との肉厚の和 を取付け平板の肉厚より小さくすれば、荷重測定時に、ビーム等の伸縮がそのま ま歪ゲージに伝達され精度を向上することができる。
【００１１】
この発明は、幅広い２枚の取付け平板の間に、幅狭く、前記取付け平板より肉 厚の薄い歪ゲージ固定板を設け、該歪ゲージ固定板に歪ゲージを固定したロード セルである。
【００１２】 前記において、歪ゲージと歪ゲージ固定板の肉厚の和を取付け平板肉厚よりお 小さくしたものである。
【００１３】 この発明のロードセルは、クレーンなどのビーム等に固定し、ビーム等の伸縮 量を検出して、ビーム等に掛る荷重を算出し、過荷重による事故を未然に防止す るものである。
【００１４】
この考案の実施例を図１、２、３、４に基づいて説明する。幅広で、取付けボ ルト孔２とノックピン孔２ａを有する２枚の取付け平板１、１の中央間部へ、幅 狭で、薄肉の歪ゲージ固定板３を設け、該歪ゲージ固定板３上に歪ゲージ４を固 定してロードセル５を構成した。図中１４はカバー取付け用のビス穴、１５はコ ード１６を入れるコード溝である。
【００１５】 前記ロードセル５は、図３のようにクレーン６のビーム７の圧縮側及び伸張側 に固定し、その伸縮量を測定して、取扱い物８の荷重Ｗを測定するようにしたも のである。
【００１６】 またバケット９による扛重物１０の荷重は、吊下げワイヤ１１及び操作ワイヤ １２に掛る荷重による機台１３の変形（伸縮）量と比例するので、ロードセル５ を機台１３の複数箇所に貼着し、その総出力から演算して決定する。
【００１７】 前記実施例において、取付け平板１、１の肉厚より、歪ゲージ固定板３の肉厚 と歪ゲージ４の肉厚との和を小さくすれば、ロードセル５を貼着した際にビーム などの外壁へ、歪ゲージ４が直接圧着しないので、ビームの伸縮が歪ゲージに正 確に伝えられて伸縮し、その精度を向上することができる。
【００１８】
この考案によれば、ロードセルをクレーンのビームなどへ容易に固着できると 共に、ノックピンとボルトによる固定で、全体を安定して固定し、かつビーム等 の伸縮を正確に捕捉し、演算による荷重精度を向上し得る効果がある。
【００１９】 然して歪ゲージ固定板を幅狭くしたので、伸縮が高精度でかつ明確に行われ効 果がある。
【図１】この考案の実施例の拡大平面図。
【図２】同じく拡大正面図。
【図３】同じくクレーンについてロードセルの使用状態
を示す説明図。
を示す説明図。
【図４】同じくバケットについてロードセルの使用状態
を示す説明図。
を示す説明図。
１ 取付け平板 ２ ボルト孔 ２ａ ノックピン孔 ３ 歪ゲージ固定板 ４ 歪ゲージ ５ ロードセル ６ クレーン ７ ビーム ８ 取扱い物 ９ バケット １０ 扛重物 １１、１２ ワイヤ １３ 機台 １４ ビス穴 １５ コード溝 １６ コード
Claims (2)
- 【請求項１】 幅広で取付けボルト孔とピン孔を有する
２枚の取付け平板の間に、幅狭く、かつ取付け平板より
薄肉の歪ゲージ固定板を設け、該歪ゲージ固定板に歪ゲ
ージを固定したことを特徴とするクレーン等に使用する
ロードセル。 - 【請求項２】 幅広で取付けボルト孔とピン孔を有する
２枚の取付け平板の縁部中央の間に、幅狭い歪ゲージ固
定板を設け、前記歪ゲージ固定板に歪ゲージを固定した
ロードセルにおいて、前記歪ゲージ固定板と、歪ゲージ
との肉厚の和を、前記取付け平板の肉厚より小さくする
と共に、コード溝を設けたことを特徴とするクレーン等
に使用するロードセル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998005726U JP3056305U (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | クレーン等に使用するロードセル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998005726U JP3056305U (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | クレーン等に使用するロードセル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3056305U true JP3056305U (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=43190280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1998005726U Expired - Lifetime JP3056305U (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | クレーン等に使用するロードセル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3056305U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017070748A (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | パラマウントベッド株式会社 | ベッド用外付け荷重検出器及びベッド |
| JP2019077147A (ja) * | 2017-10-27 | 2019-05-23 | エムテックスマツムラ株式会社 | 樹脂成形装置用プランジャ及び樹脂成形装置 |
-
1998
- 1998-07-30 JP JP1998005726U patent/JP3056305U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017070748A (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | パラマウントベッド株式会社 | ベッド用外付け荷重検出器及びベッド |
| JP2019077147A (ja) * | 2017-10-27 | 2019-05-23 | エムテックスマツムラ株式会社 | 樹脂成形装置用プランジャ及び樹脂成形装置 |
| JP7017368B2 (ja) | 2017-10-27 | 2022-02-08 | エムテックスマツムラ株式会社 | 樹脂成形装置用プランジャ及び樹脂成形装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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