JPH07342A - 内視鏡用測長具 - Google Patents

内視鏡用測長具

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JPH07342A
JPH07342A JP5140956A JP14095693A JPH07342A JP H07342 A JPH07342 A JP H07342A JP 5140956 A JP5140956 A JP 5140956A JP 14095693 A JP14095693 A JP 14095693A JP H07342 A JPH07342 A JP H07342A
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JP
Japan
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tip
scale
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JP5140956A
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English (en)
Inventor
Takakazu Ishigami
崇和 石神
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 観察像からスケールの目盛を読み取ることで
起きる測長精度の低下防止や作業者の疲労を軽減できる
内視鏡用測長具を提供すること。 【構成】 内視鏡2のチャンネル4内に通される外装管
21内に着色液体23が収納された透明パイプ22が挿
通され、この透明パイプ22の先端には測長部25が形
成され、この透明パイプ22の後端には目盛が設けられ
たシリンジ24が接続され、シリンジ24を構成さるピ
ストンを移動することによって測長部25側での着色液
体23の液面が移動し、この移動量に対応して目盛られ
た目盛を手元側で読み取ることにより、被測長物体の長
さを計測可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡と共に使用され、
液体の移動量から被検査物の長さを測定する内視鏡用測
長具に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、機械内部の検査や体腔内の患
部の診断等に広く用いられている。内視鏡での検査の
際、観察と共に例えば機械内部の亀裂とか体腔内のポリ
ープの寸法を測定することが必要になる場合がある。こ
の様な場合には実公平2−44722に示されるような
内視鏡用測長具が使用される。
【0003】この内視鏡用測長具は内視鏡のチャンネル
に挿通可能な外装管と、外装管に挿通されたワイヤと、
外装管に一端を固定されたワイヤと、これらのワイヤに
より両端を支持される棒状のスケールとから成る。
【0004】使用する場合は内視鏡用測長具を、はじめ
に内視鏡のチャンネルに挿通し、スケールをチャンネル
内に収納しておく。内視鏡先端を被測長部に近づけた
後、内視鏡先端より内視鏡用測長具を突出させ、スケー
ルを被測長部(例えば機械内部の亀裂)に沿わせる。ス
ケールの目盛を内視鏡の観察光学系を介して読みとり測
定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】被測長部の測長は、内
視鏡の観察光学系を介してスケールの目盛を読み取らな
ければならない。しかしながら、 1.内視鏡の観察像が小さい為、スケールの目盛も小さ
く見えることになり、目盛が読み取りにくい。
【0006】2.観察像が暗い場合、スケールの目盛が
読み取りにくい。といった理由から測長精度が悪くなっ
たり、作業者の疲労が多くなるなど改善が望まれる状況
にある。
【0007】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、観察像からスケールの目盛を読み取ることで起
きる測長精度の低下や作業者の疲労を防止することを可
能とする内視鏡用測長具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】内視鏡用測長
具の内視鏡先端部から突出し被測長部に合わせるスケー
ルの目盛を廃止し、この部分を着色液体が注入された透
明パイプや液体によって間隔が変化する一対のツメを側
えた部材に置きかえる。
【0009】透明パイプ内の着色液体の液面の変化やツ
メの間隔の変化を手元に設置した目盛が設けられたシリ
ンジ等で移動操作を行い、このシリンジ等の目盛を読み
取ることで(内視鏡像を介さないで目盛を読み取ること
で)上記の問題点を解決する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図4は本発明の第1実施例に係り、図
1は第1実施例を備えた内視鏡装置の構成を示し、図2
は第1実施例の内視鏡用測長具の先端側の構造を示し、
図3は手元側のシリンジの構造を示し、図4は測長して
いる場合の観察視野を示す。
【0011】図1に示す内視鏡装置1は内視鏡2と、こ
の内視鏡2に照明光を供給する光源装置3と、内視鏡2
のチャンネル4に挿通して使用される第1実施例の内視
鏡用測長具(以下、測長具と記す)5とから構成され
る。
【0012】内視鏡2は細長の挿入部6と、この挿入部
6の後端に形成された操作部7と、この操作部7の頂部
に形成された接眼部8と、操作部7の側部から延出され
たライトガイドケーブル9とから構成される。挿入部6
は硬質の先端部11と、この先端部11の後端に形成さ
れ、湾曲可能な湾曲部12と、この湾曲部12後端から
操作部7の前端に至る長尺の可撓部13とからなり、操
作部7に設けられた湾曲ノブ14を操作することによっ
て図示しない湾曲機構を介して湾曲部12を湾曲するこ
とができる。
【0013】ライトガイドケーブル9の先端のコネクタ
15を光源装置3に接続することによって、光源装置3
からの照明光はライトガイドケーブル9内の図示しない
ライトガイドで伝送され、先端部11の先端端面に形成
された図示しない照明窓に固定された出射端面から前方
に出射され、前方の被検査物17を照明する。
【0014】照明された被検査物17は照明窓に隣接し
て形成された図示しない観察窓に取り付けられた対物レ
ンズにより、その焦点面に光学像が結ばれる。この焦点
面にはイメージガイドの先端面が配置され、このイメー
ジガイドによって接眼部8側の端面に光学像が伝送さ
れ、接眼レンズを介して拡大観察することができる。
【0015】挿入部6にはチャンネル4が設けられ、先
端部11の先端端面と、操作部7に傾斜して突設された
挿入口19で開口している。
【0016】上記チャンネル4には測長具5を挿通でき
る。この測長具5は、チャンネル4内に挿通される外装
管21と、この外装管21内に挿通される透明パイプ2
2と、この透明パイプ22の後端に接続され、収納され
た着色液体23を移動する操作を行うことにより測長を
行うシリンジ24とから構成される。
【0017】図1に示すように内視鏡2と測長具4が組
合わされて、被検査物17を観察及び測長する状態で
は、シリンジ24は挿入口19から突出する外装管21
の後端よりさらに外部に延出する透明パイプ22の後端
に接続される。
【0018】図2(a)(b)は測長具4の先端の詳細
を示す。図2(a)において、測長具4の外装管21は
内視鏡2のチャンネル4(図1)の中を挿通可能な外径
の柔軟なチューブでチャンネル4の両側の開口部から突
出するだけの長さを持つ。
【0019】また、外装管21の中には柔軟な透明パイ
プ22が挿通され、この透明パイプ22の先端側は外装
管21の先端端面より突出していて、図2(a)の様に
三角形となる様に成形されている。この三角形の水平部
分が測長部25となる。透明パイプ22の端部は外装管
21にピン26によって固定される。
【0020】透明パイプ22の中には着色液体23が後
側より注入されている。着色液体23を斜線で示す。
又、透明パイプ22のピン26側の端は空気の流通の為
開放している。
【0021】図2(a)において、透明パイプ22を矢
印Cの方向に移動させることにより、図2(a)では三
角形となっていた透明パイプ22が変形して図2(b)
に示すように折り返した直線形状になった状態になる。
【0022】つまり、透明パイプ22を矢印Cの方向へ
移動させると測長部25は中心軸に沿った形となり、測
長部25の部分もチャンネル4(図1)に挿通可能な状
態となる。また、図2(b)に示す状態で、透明パイプ
22を矢印Cの方向と逆の方向に移動させることによ
り、図2(a)に示すように測長する状態に設定でき
る。
【0023】図3(a)(b)は測長具4の後側に設け
られたシリンジ24の詳細を示す。図3(a)におい
て、測長具4の外装管21の後側にはツマミ28が設け
てある。この外装管21の中を挿通された透明パイプ2
2の後端はシリンジ24に接続される。このシリンジ2
4は本体31と,この本体31に対し移動自在のピスト
ン32と,本体31の外側に設けられた表示管33とか
らなる。
【0024】本体31の先端に透明パイプ22が接続さ
れている。この本体31は筒状で、ピストン32がスラ
イド可能に嵌合しており、このピストン32の移動によ
り、内部容積を変化させることが可能である。
【0025】透明パイプ22の管内及び本体31の内部
には着色液体23が入っている。図3においては着色液
体23は本体31の内部でのみ図示している)。従っ
て、図3(a)の状態から図3(b)の様にピストン3
2の位置を変化させると、本体31の内部の着色液体2
3の量が変化し透明パイプ22に入る着色液体23の量
が変化する。従って、この透明パイプ22内の着色液体
23の量変化分だけ、透明パイプ22の管内の先端側に
おける着色液体23の液面が移動することになる。
【0026】表示管33は本体31に外挿されてスライ
ド自在である。この表示管33には本体31の内部容積
の変化量を示す目盛、具体的には透明パイプ22内の着
色液体23の移動長さに対応する基準長さで目盛った目
盛34が設けられている。例えば、透明パイプ22の先
端側での着色液体23の液面の移動が1mmあった場合
に、本体31内での液面(ピストン32の先端面)が目
盛34の単位目盛分だけ移動するように目盛り34が設
定してある。又、この目盛34はゼロポイント35の表
示が設けてある。
【0027】本体31,表示管33は透明又は半透明な
材質から作られており、したがって本体31の内部の着
色液体23,ピストン32の先端との境界位置が、表示
管33の上(外側)からも確認することができる。ツマ
ミ28,シリンジ24などは図1の様に挿入口19から
後方側に延出され、操作部7と同様に観察者の手元側に
設置できる。次に作用を説明する。
【0028】1.あらかじめ内視鏡2と測長具4を組合
わせる。 (a)測長具4のツマミ28を持ち、手元側の透明パイ
プ22を引き測長具4の先端の形状を図2(b)の様に
する。
【0029】(b)測長具4を、挿入口19よりチャン
ネル4に挿入しておく。 2.内視鏡2を観察する機械内部等に挿入し、被検査物
17へ先端部11を導く。 3.測長具4を内視鏡2の先端部11から突出させる。
【0030】4.測定するものが見えたら、ツマミ28
を持ち手元側の透明パイプ22を押し込み測長具4の先
端の形状を図2(a)の様にする(このとき図1の状態
である。)。 5.被検査物17のクラック37の測長を例にとり説明
する。
【0031】図4(a)(b)は内視鏡2による観察視
野像を示す。マスク36内にクラック37を観察できて
いる。 (a)内視鏡2の湾曲ノブ14を操作し、クラック37
をマスク36内に収める。
【0032】(b)測長具4を手元側で前後、回転させ
測長部5をクラック37に沿わせる。 (c)シリンジ24のピストン32をスライドさせて透
明パイプ22の中に入る着色液体23の量を調整し、測
長部25における着色液体23の先端液面とクラック3
7の一方の端37aを合わせる。
【0033】(d)(c)のとき、シリンジ24の表示
管33を本体31に対してスライドさせピストン32の
先端面とゼロポイント35を一致させる(図3(a)の
状態)。
【0034】(e)再びピストン32を操作し、クラッ
ク37の他方の端37bと先端液面を合わせる。 (f)表示管33の目盛34を読み、クラック37の全
長を測長する。
【0035】この実施例の効果は次のようになる。 1.測長部25を直接クラック37等の被測長物に沿わ
せて測長するので誤差の少ない測長が可能になる。
【0036】2.手元側のシリンジ24の目盛34を読
み取るので、内視鏡像を介した目盛の読み取り(目盛が
小さい、暗い)とは異なり、目盛34の読み取り作業が
やり易く、作業者の疲労が少ない。
【0037】3.表示管33をスライドさせて、任意の
位置をゼロポイントに設定できるので、目盛34の読み
間違いが防止できる。 4.着色液体23の移動をシリンジ24で行うだけなの
で複雑な機構が不要となり安価な内視鏡用測長具を提供
できる。
【0038】次に本発明の第2実施例を説明する。この
第2実施例は内視鏡の軸方向の測長を行うのに適してい
る。図5は第2実施例の測長具41を示す。
【0039】この測長具41は第1実施例の測長具5に
おいて、基本的には外装管21を設けないで、透明パイ
プ22の先端側を平たくつぶし、巻きぐせを付けたもの
となっている。
【0040】つまり、この測長具41は測長パイプ43
と、この測長パイプ43の後端に設けられたシリンジ2
4と、測長パイプ43及びシリンジ24内に収納された
着色液体23とから構成される。シリンジ24の構造は
第1実施例と同じである。図5ではシリンジ24は本体
31の先端側部分のみが示されている。
【0041】測長パイプ43は内視鏡42(図6参照)
のチャンネル4′に挿通される。この測長パイプ43は
柔軟で透明なパイプで、先端が測長部44となってい
る。測長部44は平たくつぶされて、巻きぐせがつけら
れている。又、外周には先端目盛45が備えている。
【0042】図6は内視鏡42の先端部46を示す。内
視鏡42と測長具41が組み合わされている。すなわち
チャンネル4′内に測長パイプ43が挿通され、内視鏡
42の先端部46の先端端面から測長部44が突出して
いる。又、測長パイプ43の中に第1実施例と同様に着
色液体23(斜線で示す)が注入されている。
【0043】着色液体23が注入されている部分は着色
液体23の圧力により、つぶれと巻きぐせがなく真直ぐ
なパイプ状となっている。ところで、第2実施例におい
て内視鏡42の観察光学系47の視野方向は矢印fの様
に形成されている。次にこの実施例の作用を、例えば図
6及び図7の被検査物48のクラック49の測長につい
て説明する。
【0044】1.内視鏡42のチャンネル内に測長具4
1を挿入する。測長具41の先端の測長部44の巻きぐ
せがつているが柔軟な材質なのでチャンネル4′への挿
入は無理なく行うことができる。
【0045】2.内視鏡42の先端部46をクラック4
9の近くまで導いて、測長具41を先端部46より突出
させてクラック49の上へ重ね合わせる。 3.第1実施例と同様に、シリンジ24を操作して着色
液体23の先端液面を図6に示すようにクラック49の
一方の端49aに合わせ、表示管33のゼロポイント3
5の位置を決める(シリンジ24については図3
(a))。
【0046】4.図7の様にクラック49の他方の端4
9bに着色液体23の先端液面を合わせてシリンジ24
の表示管33の目盛34によってクラック49の49a
−49b間の測長を行う。なお、測長部44の外周の先
端目盛45により観察像から大まかな数値を読み取るこ
ともできる。
【0047】この実施例の効果は次のようになる。第1
実施例で述べた1〜4の効果を有する。 5.測長部44の外周に設けられ先端目盛45によっ
て、内視鏡像からも(ラフではあるが)測長が可能にな
る。
【0048】6.第1実施例の様な外装管21を持たな
いので、測長具41の外径が小さくなり、細いチャンネ
ル4′内に挿通可能である。したがって組合わせる内視
鏡42はチャンネル4′が細く、したがって外径も細い
ものが使用できる様になる。
【0049】次に本発明の第3実施例を説明する。図8
に第3実施例の測長具51の先端を示す。この測長具5
1の先端側の構成は測長シリンダ52と、スライド部材
53と、送水パイプ54と、対向するツメ55a、55
bと、送水パイプ54内に収納された液体56とから成
る。
【0050】測長シリンダ52はツメ55aを取り付け
る固定部57aを備える。この固定部57aよりも後側
は管状となっている。この測長シリンダ52の管状の部
分の内部をスライド部材53がスライドする。このスラ
イド部材53は先端にツメ55bを取り付ける固定部5
7bを備えている。
【0051】測長シリンダ52の固定部57aよりも後
側は側面に開口部59が設けられている。開口部59が
あることでスライド部材53の固定部57bにツメ55
bを突出して固定することが可能である。
【0052】測長シリンダ52の後端には内視鏡61
(図9)の図示しないチャンネルに挿通可能で柔軟な送
水パイプ54が接続される。
【0053】測長具51の先端はツメ55a,55bが
固定されていない状態ではチャンネルに挿通可能な外径
である。
【0054】測長シリンダ52とスライド部材53によ
って作られる空間及び送水パイプ54の管内は流体56
が注入されている(図8で斜線で示す)。
【0055】測長具51は、内視鏡61のチャンネルを
挿通され先端部62の先端端面より突出してからツメ5
5a,55bが固定(はめ込み、接着など)される(図
9参照)。
【0056】図10は送水パイプ54の後端と接続され
るシリンジ65を示す。このシリンジ65は、本体6
6,ピストン69とから成り、本体66の先端は送水パ
イプ54の後端と接続される。又、シリンジ65は第1
実施例と同様で、手元側に設置できる。
【0057】第1実施例とは異なり本体66に外挿され
る表示管はなく、本体66に目盛67及びゼロポイント
68が表示されている。シリンジ65の中には図8に示
した流体56が注入されている。ピストン69をスライ
ドさせると流体56の働きにより図8におけるスライド
部材53がピストン59の動きに合わせてスライドする
(矢印i)。
【0058】ツメ55aとツメ55bが取付けられてい
るとき、スライド部材53を先端側へスライドさせ、ツ
メ55a,ツメ55bの隙間を0とするときのピストン
69の端面位置がゼロポイント68に設定してある。ツ
メ55aとツメ55bの隙間の長さは目盛67によって
示される。次に作用を説明する。
【0059】1.内視鏡61と測長具51を組合わせ
る。 (a)ツメ55a,ツメ55bは取付けていない状態と
する。 (b)測長具51を第1実施例と同様にチャンネル内へ
挿入する。
【0060】(c)測長具51の先端を内視鏡61の先
端部62の先端端面より突出させる。 (d)ツメ55aを、固定部57aに取付け(例えば接
着)、測長シリンダ52に固定する。又、ツメ55b
を、固定部57bに取り付け、スライド部材53に固定
する。
【0061】2.被検査物63の突起物64を測長する
場合、 (a)内視鏡61の先端部62を突起物64の近くまで
導く。 (b)測長具51の手元側を操作して測長具51の先端
を前後及び回転させて、ツメ55aとツメ55bを突起
物64に近づける。
【0062】(c)内視鏡61の先端部62の位置をさ
らに調整すると共に、シリンジ65のピストン69を操
作してツメ55aとツメ55bを開閉し、突起物64を
はさむ様にする(図9)。 (d)ピストン69の端面位置を目盛67で読み取り、
測長する。
【0063】この実施例の効果は次のようになる。 1.測長部(突起物)をノギスの様に直接2個のツメで
はさみ測長するので誤差の少ない測長が可能になる。 2.第1実施例の2と同じ効果がある。
【0064】3.ツメ55a,55bの開閉は流体の圧
力による作動であり、複雑な機構が不要である。従っ
て、安価な内視鏡用測長具が提供できる。
【0065】なお、手元側で長さを計測する(読み取
る)手段としてはシリンジ等に設けられた目盛を視認す
ることで行うものに限定されるものでなく、電気的に測
定できるようにしても良い。例えば、ピストンの移動量
に応じて抵抗値が変化し、その抵抗値変化から測長でき
るようにしても良い。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、測
長の際、測定数値の読み取りを、内視鏡像を介して行う
のではなく手元にある液体を移動させる操作手段側の目
盛を読み取り、測定を行うので、作業がやり易くなり、
作業者の疲労を軽減できる。また、シリンジ等の操作に
よって液体を移動させているだけなので、複雑な機構が
不要である。したがって安価な内視鏡用測長具を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を備えた内視鏡装置の構成
図。
【図2】第1実施例の内視鏡用測長具の先端側の構造を
示す断面図。
【図3】手元側のシリンジの構造を示す断面図。
【図4】測長している場合の観察視野を示す説明図。
【図5】本発明の第2実施例の内視鏡用測長具の主要部
を示す側面図。
【図6】第2実施例の内視鏡用測長具を内視鏡の先端か
ら突出して測長している様子を示す説明図。
【図7】第2実施例の内視鏡用測長具で測長している様
子を示す説明図。
【図8】本発明の第3実施例の内視鏡用測長具の先端側
の構造を示す断面図。
【図9】第3実施例の内視鏡用測長具を内視鏡の先端か
ら突出して測長している様子を示す説明図。
【図10】第3実施例の内視鏡用測長具の手元側のシリ
ンジの側面図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…内視鏡 3…光源装置 4…チャンネル 5…測長具 6…挿入部 7…操作部 8…接眼部 17…被検査物 21…外装管 22…透明パイプ 23…着色液体 24…シリンジ 25…測長部 26…ピン 31…本体 32…ピストン 33表示管… 34…目盛 35…ゼロポイント

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡のチャンネルを挿通して先端側に
    設けた測長部を突出させ、被検査物の長さを測定する内
    視鏡用測長具において、 手元側に設けられ、液体を移動させる操作を行う操作手
    段と、 前記測長部を形成し、前記操作手段の操作量に応じて移
    動し、被検査物の長さを測定する移動部と、 手元側に設けられ、前記移動部の移動量を前記操作量か
    ら計測するための基準長さが設けられたスケール手段
    と、 を有することを特徴とする内視鏡用測長具。
JP5140956A 1993-06-11 1993-06-11 内視鏡用測長具 Withdrawn JPH07342A (ja)

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JP5140956A JPH07342A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 内視鏡用測長具

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JP5140956A JPH07342A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 内視鏡用測長具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102151134A (zh) * 2011-04-14 2011-08-17 王向前 内镜专用直接测量尺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102151134A (zh) * 2011-04-14 2011-08-17 王向前 内镜专用直接测量尺

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