JPH0734116U

JPH0734116U - 吊り掛け可能な軽い材質の壁板構造

Info

Publication number: JPH0734116U
Application number: JP6486993U
Authority: JP
Inventors: シュー，チェン−フイ
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1993-12-03
Filing date: 1993-12-03
Publication date: 1995-06-23

Abstract

(57)【要約】（修正有）【構成】軽い材質の発泡粒にセメント・ミルクと発泡
剤と化学接着剤をかき混ぜて成る混合料或いはセメント
・ミルクと発泡剤と化学接着剤から成る混合料３１の中
間に穿孔鋼片３２を配置して予め一体的に鋳造し、その
全体的な重さを軽くする並び、ねじを利用してこれを穿
孔鋼片の上に固定し、吊り掛けできるようにする。【効果】従来一般に使用されている予めサンドイッチ
状に鋳造された軽い合成板は、内部の強さが不足し品物
を吊り掛ける力を引き受け難いのに対し、本考案は穿孔
鋼片で力で加えており、曲げられたり押えられるのに抵
抗する強さを増加できる外に、ねじで固定して重い物を
吊り掛けることもできる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は壁板の構造に関し、特に軽い材質の壁板構造の中に穿孔鋼片を加入した吊り掛け可能な壁板構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

図１及び図２に示すのは一般に知られている軽い材質の壁板１０であり、その内部にセメント・ミルクと発泡剤と化学接着剤から成る軽い材質の混合料１２があり、縦向き鉄筋１１で力を加えその強度を増しているが、鉄筋は曲げ強さを強化するのに供されているので、内部疎らの構造は締め付けの力が不足し、吊り掛けの力を引き受け難いのがその欠点である。

【０００３】図３及び図４に示すのは一般に知られている予めサンドイッチ状に鋳造された軽い材質の合成板構造２０であり、その外層は２切れの繊維セメント薄板２１であり、内部は疎らなポリロン粒と発泡セメントの混合料２２であり、同じ様に内部の締め付け力が不足し吊り掛け難いのがその欠点である。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

軽い材質のコンクリート１０或いは予めサンドイッチ状に鋳造された軽い材質の合成板２０は一般に知られている技術に属し、現在使用されている軽い材質の壁板の構造は、セメント・ミルクと発泡剤と化学接着剤の混合料の中に鉄筋を配置し予め一つの全体的な壁板に鋳造され、そして予めサンドイッチ状に鋳造された軽い材質の合成板の構造は、外層が２切れの繊維セメント薄板であり、内部の核心は発泡ポリロン粒或いは発泡煉石粒と発泡セメント・ミルクの混合料であるが、上記の両者は皆内部の細粒が疎らなために強さが不足し一般の品物或いは重い物を吊り掛け難いので、ユーザーの不満を招いている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本考案者は上記の欠点に鑑み不断に研究改良した後本考案を完成した。本考案の目的は軽い材質の壁板構造の中に穿孔鋼片を設置して力を加え、一般の品物或いは重い物を吊り掛けできる重さの軽い吊り掛け可能な軽い材質の壁板構造を提供するにある。

【０００６】

【実施例】

以下、添付した図面を参照し、具体的な実施例により本考案の特徴及び技術の内容を詳細に説明する。図５と図６は本考案の吊り掛け可能な軽い材質の壁板構造３０を示し、この軽い壁板は軽い材質の発泡粒にセメント・ミルクと発泡剤・化学接着剤をかき混ぜて混合料３１を構成した後、壁板構造３０の中央に曲げられたり押えられるのに抵抗できる穿孔鋼片３２を設け予め一体的に鋳造されており、そして図５に示す如く上記の穿孔鋼片３２は平直な形を成し且つその上に数個の穿孔３３が設けられている。上記の穿孔３３の形は円形或いはその他各種の形に設計でき、且つその各エッジにもそれぞれ数個の半円形穴３４が設けられ、軽い材質の混合料３１が穿孔鋼片３２と互いに通じ結合する力を持たせる。

【０００７】図９に示す吊り掛け可能な軽い材質の壁板構造３３は本構造３７の第２実施例に属し、その第１実施例と異なる点は本考案に係る穿孔鋼片３５を波形に設計でき、そして図８に示す如くこの波形の鋼片３５の側辺に数個の穿孔３６が設けられ、これらの穿孔３６の形は円形或いはその他各種の形に設計できる。図１０及び図１１はそれぞれ本考案の第３実施例と第４実施例を示し、その上記構造と異なる点は壁板構造３８，３９の内部は２切れ或いは２切れ以上の穿孔鋼片３２，３５に適当な間隔を置いている並びに、予め一体的に鋳造されている。

【０００８】本考案に係る吊り掛け可能な軽い材質の壁板３０，３７，３８，３９は、それを構成する材料の特性を利用して一般に知られている軽い材質の建築材料の欠点を改善し並びに、穿孔鋼片３２，３５の特性を発揮しており、上記構造の改良により生じる利点と長所は下記の通りでる。（１）穿孔鋼片の上にある穿孔の形は円形或いはその他各種の形でもよく、穿孔鋼片が力を加える作用を有するので、軽い材質の壁板の曲げられたり押さえられるのに抵抗する強さを増加できる外に、その穿孔３３，３４，３６の損失する面積でそれ自体の重さを減少でき、又軽い材質の混合料と穿孔鋼片が互いに通じ結合する力にすることもできる。

【０００９】（２）軽い材質は世界各地で運用され、その研究開発に携わる者が益々多くなっているが、目前一般に知られている技術製品は皆穿孔鋼片を使って力を加えていないので、ユーザーが品物をその上に吊り掛けできないのに不満を感じており、従って、穿孔鋼片と軽い材料により結合されたこの創作的な建築材料構造の設計は、ねじで固定して吊り掛けに適する実用性を増加できる。

【００１０】（３）本考案はユーザーのニーズに基づき予め穿孔の位置を企画し、直接に二次面板例えば石膏封じ板、セメント板、装飾板等に施工でき、別に骨組を立てずに直ぐに直接止めねじで穿孔鋼片を固定し、ユーザーのニーズを満足させることができる。

【００１１】

【考案の効果】

従来一般に使用されている予めサンドイッチ状に鋳造された軽い材質の合成板は、内部の強さが不足し品物を吊り掛ける力を引き受け難いので、ユーザーの不満を招いている。然し本考案の吊り掛け可能な軽い壁板の構造は穿孔鋼片で力を加えており、一般に知られている軽い壁板が鉄筋で力を加えているのと異なり、従って曲げられたり押さえられるのに抵抗する強さを増加する効能を有する外に、ねじで固定してそれに重い物を吊り掛けることもでき、確かに特殊な創新的な建築材料構造の設計である。

【図面の簡単な説明】

【図１】伝統的な軽い材質の壁板の立体図である。

【図２】図１の２−２線に沿う断面図である。

【図３】伝統的な予めサンドイッチ状に鋳造された軽い
材質の合成板の立体図である。

【図４】図２の４−４線に沿う断面図である。

【図５】本考案の吊り掛け可能な軽い壁板構造の立体図
である。

【図６】図３の６−６線に沿う断面図である。

【図７】本考案に係る穿孔鋼片の正面図である。

【図８】本考案の第２実施例の立体図である。

【図９】本考案の第２実施例の断面図であり、本考案に
係る穿孔鋼片は波形に設計されている。

【図１０】本考案の第３実施例の横断面図である。

【図１１】本考案の第４実施例の横断面図である。

【符号の説明】

３０，３７，３８，３９軽い材質の壁板構造３１混合料３２，３５穿孔鋼片３３，３６数個の穿孔３４半円形穴

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】軽い材質の発泡粒にセメント・ミルクと
発泡剤、化学接着剤をかき混ぜて成る混合料或いはセメ
ント・ミルクと発泡剤と化学接着剤の混合料及び穿孔鋼
片で組成され、軽い材質の壁板構造の中に穿孔鋼片が設
けられ吊り掛けの効能を持たしていることを特徴とする
吊り掛け可能な軽い材質の壁板構造。
【請求項２】上記の穿孔鋼片が平直な形に設計できる
ことを特徴とする請求項１記載の吊り掛け可能な軽い材
質の壁板構造。
【請求項３】上記の穿孔鋼片が波の形に設計できるこ
とを特徴とする請求項１記載の吊り掛け可能な軽い材質
の壁板構造。
【請求項４】上記の穿孔鋼片を必要に応じて２切れ或
いは２切れ以上設置できることを特徴とする吊り掛け可
能な材質の壁板構造。
【請求項５】上記の穿孔鋼片の上に数個の穿孔が設け
られ、当該穿孔の形は円形或いはその他各種の形に設計
できることを特徴とする請求項１記載の吊り掛け可能な
軽い材質の壁板構造。