JPH073395U - 自動車用シート - Google Patents

自動車用シート

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Publication number
JPH073395U
JPH073395U JP3293793U JP3293793U JPH073395U JP H073395 U JPH073395 U JP H073395U JP 3293793 U JP3293793 U JP 3293793U JP 3293793 U JP3293793 U JP 3293793U JP H073395 U JPH073395 U JP H073395U
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JP
Japan
Prior art keywords
side support
door
air supply
seat
seat body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3293793U
Other languages
English (en)
Inventor
康之 清水
Original Assignee
高島屋日発工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 高島屋日発工業株式会社 filed Critical 高島屋日発工業株式会社
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Publication of JPH073395U publication Critical patent/JPH073395U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドア側のサイドサポート部の起伏作動が素早
く行われて乗降上便利なうえに起立された使用時におい
ても乗員に全く圧迫感を与えることのない自動車用シー
トを提供すること。 【構成】 シート本体1の両側が座面より隆起するサイ
ドサポート部2a、2bに形成された自動車用シートに
おいて、前記サイドサポート部2a、2bのうち少なく
ともドア側のサイドサポート部2aがシート本体1に内
蔵されてスイッチ操作で作動されるエア給排機構5によ
り膨張・収縮するエアバック3をもって構成してあるも
の。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乗降上便利な自動車用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シート本体の両側が座面より隆起するサイドサポート部に形成された自動車用 シートにおいて、乗降上便利なようにサイドサポート部のうちドア側のサイドサ ポート部がスイッチ操作で起伏されるようにした自動車用シートは、実開平1− 104830号公報などによりすでに知られているが、従来のこの種自動車用シ ートのサイドサポート部の起伏機構はシート本体に内蔵させたフレームをモータ により枢動されるようにしたものであるため、起伏作動が緩慢で作動完了までに かなりの時間を要するうえ、内蔵された硬いフレームが乗員に圧迫感を与えると いう問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとするところは前記のような問題点を解決して、ドア側の サイドサポート部の起伏作動が素早く行われて乗降上便利なうえに起立された使 用時においても乗員に全く圧迫感を与えることのない自動車用シートを提供しよ うとすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記のような課題を解決した本考案に係る自動車用シートの特徴とするところ は、シート本体の両側が座面より隆起するサイドサポート部に形成された自動車 用シートにおいて、前記サイドサポート部のうち少なくともドア側のサイドサポ ート部がシート本体に内蔵されてスイッチ操作で作動されるエア給排機構により 膨張・収縮するエアバックにより構成されている点にある。
【0005】
【作用】 このような自動車用シートは、常時はシート本体の両側が座面より隆起するサ イドサポート部に形成されていることにより乗員が両側より支えられているが、 乗降時にスイッチ操作をするとシート本体のドア側に内蔵されてドア側のサイド サポート部を構成しているエアバックがエア給排機構の作動で素早く収縮してシ ート本体の座面からの立ち上がりが少なくなるので、ドア側のサイドサポート部 が乗降上邪魔となることがない。そして、再びスイッチ操作をすると前記したエ アバックがエア給排機構の作動で素早く膨張して通常のサイドサポート部に復帰 する。
【0006】
【実施例】
次に、本考案を一側がドアに面する1人掛け用の自動車用シートを実施例とし て詳細に説明する。 図1において、1は両側が座面より隆起するサイドサポート部2a、2bに形 成されたシート本体であって、このサイドサポート部2a、2bのうちドアに面 しない側のサイドサポート部2bはどのような構成であってもよいが、ドア側の サイドサポート部2aはシート本体1に内蔵されてスイッチ操作で作動されるエ ア給排機構5により膨張・収縮するエアバック3により構成されている。
【0007】 すなわち、ドア側のサイドサポート部2aは例えばシート本体1のパッド材の ドア側上面にエアーバック3を保持させた状態でシートカバーを被装し、このエ アーバック3に通気管4の一端を接続するとともに通気管4の他端をシート本体 1の下方の床面に設置されてドアの開閉を感知して作動するスイッチ機構9と電 気的に接続されたエア給排機構5に配管したものとしている。実施例に示すエア 給排機構5は、前記通気管4に接続される切換弁5aと該切換弁5aに接続管4 a、4bをもって接続されるエアー供給装置6とエアー吸引装置7とよりなるも のとである。なお、図において8は車体のセンターピラー、10はスイッチ機構 9とエア給排機構5との結線、11はドア、12はシートフレーム、13はボデ イーである。
【0008】 このように構成されたものは、常時はエアーバック3にエアー供給装置6から エアが供給されてシート本体1の座面より隆起させておくことにより両側が座面 より隆起するサイドサポート部2a、2bに形成されて乗員が両側より支えられ ることとなるが、乗降時にドア11を開くとドアの開閉を感知して作動するスイ ッチ機構9が操作されてシート本体1のドア側に内蔵されてドア側のサイドサポ ート部2aを構成しているエアバック3はエア給排機構5のエアー吸引装置7の 作動で素早く収縮してシート本体1の座面からの立ち上がりが少なくなり、従っ て、ドア側のサイドサポート部2aが乗降上邪魔となることがない。
【0009】 しかして、乗員(図示せず)がシート本体1に座りドア11を閉じると、スイ ッチ機構9が電気信号を結線10を経由して切換弁5aとエアー供給装置6へ信 号を送り、切換弁5aはエアーバック3の通気管4とエアー供給装置6とが連通 するように切換えられ、同時にエアー供給装置6は起動してエアーを通気管4お よび接続管4bを経てエアーバック3へ供給し、シート本体1のドア側のサイド サポート部2aを素早く膨張せしめて通常のサイドサポート部2aに復帰し、乗 員の身体安定を確実にする。しかも、内蔵されたエアバッグ3により起伏自在と するドア側のサイドサポート部2aは異物感が全くないので、起立された使用時 においても乗員に全く圧迫感を与えることのない。
【0010】 また、実施例のようにエアバッグ3へエアを給排するエア給排機構5の作動が 、ドアの開閉を感知して作動するスイッチ機構9で行われるようにしておけば、 乗降とエアバッグ3の起伏との連動性がよくて特に好ましく、さらに、実施例の ようにエア給排機構5がエアーバック3に通気管4をもって接続される切換弁5 aと該切換弁5aに接続管4a、4bをもって接続されるエアー供給装置6とエ アー吸引装置7とよりなるものとしておけば、安価なうえにエア給排機構5が嵩 張ることなくシート本体1の下方の床面に設置できるうえに給排の切替えが特に 迅速にできて好ましい。
【0011】 なお、このようにシート本体1のドア側のサイドサポート2aが内蔵されたエ アーバック3により膨張、収縮する本考案の自動車用シートは、例えば、運転席 シート、助手席シート、後部座席シートのいずれにも適用できるが、後部座席シ ートが一連の場合には両側のサイドサポートがいずれもドア側となるので、両両 側のサイドサポートを同様な構成としておくことは勿論である。
【0012】
【考案の効果】
本考案は前記説明から明らかなように、サイドサポート部のうち少なくともド ア側のサイドサポート部がシート本体に内蔵されてスイッチ操作で作動されるエ ア給排機構により膨張・収縮するエアバックにより構成してあるので、ドア側の サイドサポート部の起伏作動が素早くて乗降上便利なうえ、エアバックにより構 成されたサイドサポート部は起立された使用時においても乗員に全く圧迫感を与 えることのないなどの利点がある。 従って、本考案は従来のこの種自動車用シートの問題点を解決したもので、軽 量なうえに安価に提供できる利点と相俟ち実用的価値極めて大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドア側のサイドサポート部のエアバッグが膨張
した状態で示す本考案の実施例の正面図である。
【図2】ドア側のサイドサポート部のエアバッグが収縮
した状態で示す本考案の実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 シート本体 2a ドア側のサイドサポート部 2b サイドサポート部 3 エアーバック 4 通気管 4a 接続管 4b 接続管 5 エア供排機構 5a 切換弁 6 エアー供給装置 7 エアー吸引装置 9 スイッチ機構

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート本体(1) の両側が座面より隆起す
    るサイドサポート部(2a)、(2b)に形成された自動車用シ
    ートにおいて、前記サイドサポート部(2a)、(2b)のうち
    少なくともドア側のサイドサポート部(2a)がシート本体
    (1) に内蔵されてスイッチ操作で作動されるエア給排機
    構(5) により膨張・収縮するエアバック(3) により構成
    されていることを特徴とする自動車用シート。
  2. 【請求項2】 スイッチ操作がドアの開閉により行われ
    る請求項1に記載の自動車用シート。
  3. 【請求項3】 エア給排機構(5) が、エアーバック(3)
    に通気管(4) をもって接続される切換弁(5a)と、該切換
    弁(5a)に接続管(4a)、(4b)をもって接続されるエアー供
    給装置(6) およびエアー吸引装置(7) とよりなるものと
    した請求項1または2に記載の自動車用シート。
JP3293793U 1993-06-18 1993-06-18 自動車用シート Withdrawn JPH073395U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3293793U JPH073395U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 自動車用シート

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3293793U JPH073395U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 自動車用シート

Publications (1)

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JPH073395U true JPH073395U (ja) 1995-01-20

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ID=12372862

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JP3293793U Withdrawn JPH073395U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 自動車用シート

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JP (1) JPH073395U (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19971106