JPH0545551Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545551Y2 JPH0545551Y2 JP1989039115U JP3911589U JPH0545551Y2 JP H0545551 Y2 JPH0545551 Y2 JP H0545551Y2 JP 1989039115 U JP1989039115 U JP 1989039115U JP 3911589 U JP3911589 U JP 3911589U JP H0545551 Y2 JPH0545551 Y2 JP H0545551Y2
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- JP
- Japan
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- seat
- driver
- opening
- cargo
- partition
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 29
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 4
- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 description 3
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 108010066114 cabin-2 Proteins 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は主にワゴンタイプの自動車等の運転席
後部の貨客兼用室に設置利用される車両用間仕切
り兼用シートに関する。
後部の貨客兼用室に設置利用される車両用間仕切
り兼用シートに関する。
(従来の技術)
最近のワゴンタイプの自動車では、運転席やそ
の後部の貨客兼用室の空調効率のアツプや防臭
性・遮音性或いは荷崩れ防止などの安全性を持た
せる等の目的で、該運転席室と貨客兼用室との間
を必要に応じて間仕切れるものが要望されて来て
いる。その間仕切る手段としてはパネルやカーテ
ン等の間仕切り専用物を用いる以外に、操作が簡
便で且つ経済的に有利な間仕切り兼用シートを設
ける提案がなされている。
の後部の貨客兼用室の空調効率のアツプや防臭
性・遮音性或いは荷崩れ防止などの安全性を持た
せる等の目的で、該運転席室と貨客兼用室との間
を必要に応じて間仕切れるものが要望されて来て
いる。その間仕切る手段としてはパネルやカーテ
ン等の間仕切り専用物を用いる以外に、操作が簡
便で且つ経済的に有利な間仕切り兼用シートを設
ける提案がなされている。
この間仕切り兼用シートを第5図により簡単に
説明する。図中1はワゴンタイプの自動車を示
し、2は一段高くなつたエンジンカバー3上に運
転席や助手席のフロントシート4を備えた運転
室、5は前記運転席より後部の貨客兼用室、6は
その貨客兼用室5の床面上の前寄り部にセカンド
シートとして設置された間仕切り兼用シート、7
は同じく貨客兼用室5の床面上の後寄り部に設置
されたサードシートである。
説明する。図中1はワゴンタイプの自動車を示
し、2は一段高くなつたエンジンカバー3上に運
転席や助手席のフロントシート4を備えた運転
室、5は前記運転席より後部の貨客兼用室、6は
その貨客兼用室5の床面上の前寄り部にセカンド
シートとして設置された間仕切り兼用シート、7
は同じく貨客兼用室5の床面上の後寄り部に設置
されたサードシートである。
上記セカンドシートとしての間仕切り兼用シー
ト6は、シートクツシヨン8の後部にシートバツ
ク9がリクライニング装置10などを介して起立
転倒操作可能に設けられていると共に、シートク
ツシヨン8の前端下部から前脚11が突設され、
その前脚11の下部前端がヒンジ12でもつて貨
客兼用室5の床面上に枢着されている。またシー
トクツシヨン8の後端下部にヒンジ13を介して
後脚14が突設されている。そして実線で示す如
く乗客が着座できる座席としての状態から、シー
トバツク9をリクライニング装置10を介して後
方に倒してシートクツシヨン8と共にフラツト状
態とし、その状態でヒンジ12を支点に前脚11
もろとも全体的に前方に起立させることで、想像
線の状態で適宜ストツパにより保持されて運転室
2と貨客兼用室5との間の間仕切りとなる。
ト6は、シートクツシヨン8の後部にシートバツ
ク9がリクライニング装置10などを介して起立
転倒操作可能に設けられていると共に、シートク
ツシヨン8の前端下部から前脚11が突設され、
その前脚11の下部前端がヒンジ12でもつて貨
客兼用室5の床面上に枢着されている。またシー
トクツシヨン8の後端下部にヒンジ13を介して
後脚14が突設されている。そして実線で示す如
く乗客が着座できる座席としての状態から、シー
トバツク9をリクライニング装置10を介して後
方に倒してシートクツシヨン8と共にフラツト状
態とし、その状態でヒンジ12を支点に前脚11
もろとも全体的に前方に起立させることで、想像
線の状態で適宜ストツパにより保持されて運転室
2と貨客兼用室5との間の間仕切りとなる。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、上述した間仕切り兼用シート6を運
転室2と貨客兼用室5との間の間仕切りとして起
立した場合、この間仕切り兼用シート6により運
転席から後方視界が完全に遮られて、ルームミラ
ーが全く役に立たず、貨客兼用室5内の様子や自
動車後方の様子が見えなくなつてしまつて安全性
に問題が生じる欠点があつた。
転室2と貨客兼用室5との間の間仕切りとして起
立した場合、この間仕切り兼用シート6により運
転席から後方視界が完全に遮られて、ルームミラ
ーが全く役に立たず、貨客兼用室5内の様子や自
動車後方の様子が見えなくなつてしまつて安全性
に問題が生じる欠点があつた。
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、運転室と貨客兼用室との間
の間仕切りとして起立した場合、運転席から後方
が透視できる窓を簡単に確保でき、貨客兼用室内
の様子や自動車後方の様子が見えて、安全性が図
れると共に、貨客兼用室での通常の座席としての
状態では、窓用開口部内に別成形したクツシヨン
体を嵌め込んで確実に受けて、乗客が安楽に着席
できるようになり、しかもその窓用開口部に対す
るクツシヨン体の挿脱操作が楽にできると共に、
そのクツシヨン体の保管場所の面倒な選定や紛失
の虞れなどの心配がない非常に簡便な車両用間仕
切り兼用シートを提供することにある。
目的とするところは、運転室と貨客兼用室との間
の間仕切りとして起立した場合、運転席から後方
が透視できる窓を簡単に確保でき、貨客兼用室内
の様子や自動車後方の様子が見えて、安全性が図
れると共に、貨客兼用室での通常の座席としての
状態では、窓用開口部内に別成形したクツシヨン
体を嵌め込んで確実に受けて、乗客が安楽に着席
できるようになり、しかもその窓用開口部に対す
るクツシヨン体の挿脱操作が楽にできると共に、
そのクツシヨン体の保管場所の面倒な選定や紛失
の虞れなどの心配がない非常に簡便な車両用間仕
切り兼用シートを提供することにある。
(問題を解決するための手段)
本考案は上記目的を達成すべく、自動車等の車
両の運転席後部の貨客兼用室に設置され、乗客が
着座できる座席としての状態から、シートクツシ
ヨンとシートバツクとを略フラツト状態にして起
立させることで運転室と貨客兼用室との間の間仕
切りとなせる車両用間仕切り兼用シートにおい
て、前記シートバツクの一部をくりぬいて開口す
ると共に、この開口部の裏面側に透明シートを張
設することで、前記間仕切り状態で運転席から後
方を透視できる窓を構成とする一方、その窓用開
口部内に別成形したクツシヨン体を該開口部縁部
から突設したヒンジ帯片と連結した状態で挿脱可
能に嵌設すると共に、そのクツシヨン体を開口部
から抜き出すための引手を設け、且つその開口部
内の一部に前記透明シートの直前に配して前記ク
ツシヨン体を受け止めるクツシヨン受けを設けて
構成としたことを特徴とする。
両の運転席後部の貨客兼用室に設置され、乗客が
着座できる座席としての状態から、シートクツシ
ヨンとシートバツクとを略フラツト状態にして起
立させることで運転室と貨客兼用室との間の間仕
切りとなせる車両用間仕切り兼用シートにおい
て、前記シートバツクの一部をくりぬいて開口す
ると共に、この開口部の裏面側に透明シートを張
設することで、前記間仕切り状態で運転席から後
方を透視できる窓を構成とする一方、その窓用開
口部内に別成形したクツシヨン体を該開口部縁部
から突設したヒンジ帯片と連結した状態で挿脱可
能に嵌設すると共に、そのクツシヨン体を開口部
から抜き出すための引手を設け、且つその開口部
内の一部に前記透明シートの直前に配して前記ク
ツシヨン体を受け止めるクツシヨン受けを設けて
構成としたことを特徴とする。
(作用)
上記構成の車両用間仕切り兼用シートであれ
ば、運転室と貨客兼用室との間の間仕切りとして
全体的に略フラツトな状態として起立させた場合
は、運転室側からシートバツクの窓用開口部内の
クツシヨン体を引手を持つて簡単に抜き出せて、
その窓用開口部が開放し、裏面側に透明シートを
介し運転席から後方が透視できるようになる。つ
まり間仕切りとして全体的に起立した状態でも、
シートバツクに窓を簡単に確保でき、運転席から
該窓を介して貨客兼用室内の様子や自動車後方の
様子が見え、安全性の向上が図れるようになる。
この際、抜き出したクツシヨン体はシートバツク
の開口部縁部から突設したヒンジ帯片に連結支持
され、そのクツシヨン体の保管場所の面倒な選定
や紛失の虞れなどの心配がなくなる。
ば、運転室と貨客兼用室との間の間仕切りとして
全体的に略フラツトな状態として起立させた場合
は、運転室側からシートバツクの窓用開口部内の
クツシヨン体を引手を持つて簡単に抜き出せて、
その窓用開口部が開放し、裏面側に透明シートを
介し運転席から後方が透視できるようになる。つ
まり間仕切りとして全体的に起立した状態でも、
シートバツクに窓を簡単に確保でき、運転席から
該窓を介して貨客兼用室内の様子や自動車後方の
様子が見え、安全性の向上が図れるようになる。
この際、抜き出したクツシヨン体はシートバツク
の開口部縁部から突設したヒンジ帯片に連結支持
され、そのクツシヨン体の保管場所の面倒な選定
や紛失の虞れなどの心配がなくなる。
また、貨客兼用室での通常の座席としての状態
では、ヒンジ帯片に連結支持されているクツシヨ
ン体を窓用開口部内に嵌め込んめば、そのクツシ
ヨン体が該開口部内裏面側寄りのクツシヨン受け
に確実に受け止められ、乗客が安楽に着席できる
ようになると共に、その乗客の荷重によりクツシ
ヨン体がズレたり、裏面側の透明シートが破損す
る心配がなく、非常に簡便なものとなる。
では、ヒンジ帯片に連結支持されているクツシヨ
ン体を窓用開口部内に嵌め込んめば、そのクツシ
ヨン体が該開口部内裏面側寄りのクツシヨン受け
に確実に受け止められ、乗客が安楽に着席できる
ようになると共に、その乗客の荷重によりクツシ
ヨン体がズレたり、裏面側の透明シートが破損す
る心配がなく、非常に簡便なものとなる。
(実施例)
以下本考案の一実施例を第1図乃至第4図によ
り説明する。なお図中前記第5図に示したものと
重複するものには同一符号を付して説明の簡略化
を図ることにする。
り説明する。なお図中前記第5図に示したものと
重複するものには同一符号を付して説明の簡略化
を図ることにする。
まず第1図はセカンドシートとして貨客兼用室
5の床部上に設置した本考案の間仕切り兼用シー
ト6を運転室2の運転席と助手席のフロントシー
ト4の後側部位に間仕切りとして起立させた状態
の斜視図、第2図は同シート6の起立状態の後面
側から見た斜視図である。この間仕切り兼用シー
ト6は左右に長いシートクツシヨン8とシートバ
ツク9とからなる長椅子(ベンチ)タイプで、第
5図に示したものと同様に乗客が着座できる座席
としての状態から、シートクツシヨン8とシート
バツク9とを略フラツト状態として脚もろとも全
体的に前方に起立させることにより運転室2と貨
客兼用室5との間の間仕切りとなる構成である。
5の床部上に設置した本考案の間仕切り兼用シー
ト6を運転室2の運転席と助手席のフロントシー
ト4の後側部位に間仕切りとして起立させた状態
の斜視図、第2図は同シート6の起立状態の後面
側から見た斜視図である。この間仕切り兼用シー
ト6は左右に長いシートクツシヨン8とシートバ
ツク9とからなる長椅子(ベンチ)タイプで、第
5図に示したものと同様に乗客が着座できる座席
としての状態から、シートクツシヨン8とシート
バツク9とを略フラツト状態として脚もろとも全
体的に前方に起立させることにより運転室2と貨
客兼用室5との間の間仕切りとなる構成である。
ここで前記シートバツク9は第3図及び第4図
に示す如くSばね等のスプリング16を設けたパ
イプフレーム17の前面にパツド18を設け、こ
れらの外周に表皮19を被せてなる。このシート
バツク9の中央部にルームミラーで覗ける範囲の
大きさの長方形状の窓20が設けられている。こ
の窓20は該シートバツク9の中央部をくりぬい
た如く開口し、この開口部21に別成形したクツ
シヨン体22を挿脱可能に設けると共に、その開
口部21の裏面側に厚手の合成樹脂フイルムなど
の透明シート23を張設した構成で、クツシヨン
体22を開口部21から抜き出せば前方から後方
が透視できるようになつている。なお開口部21
の内周面にはパツド18が表出しないように表皮
19aが張られて体裁が整えられていると共に、
前記フレーム16の上下辺部に上下端を溶接固定
して左右一対の丸パイプ状のクツシヨン受け24
がそれぞれ前記透明シート23の直前にて開口部
21を上下本体に横切るように配設され、これに
前記クツシヨン体22が後面側より受け止め支持
されてシートバツク9の一部を構成する状態に開
口部21内に納まるようになつている。このクツ
シヨン体22は裏面板22aとパツド22bと表
皮22cよりなり、ヒンジ帯片25によりシート
バツク9の開口部21下縁部に連結されている共
に、開口部21上面部には面フアスナ26a,2
6bにより係脱可能に係止できる構造で、且つ開
口部21から抜き出し易いように引手27を有し
ている。
に示す如くSばね等のスプリング16を設けたパ
イプフレーム17の前面にパツド18を設け、こ
れらの外周に表皮19を被せてなる。このシート
バツク9の中央部にルームミラーで覗ける範囲の
大きさの長方形状の窓20が設けられている。こ
の窓20は該シートバツク9の中央部をくりぬい
た如く開口し、この開口部21に別成形したクツ
シヨン体22を挿脱可能に設けると共に、その開
口部21の裏面側に厚手の合成樹脂フイルムなど
の透明シート23を張設した構成で、クツシヨン
体22を開口部21から抜き出せば前方から後方
が透視できるようになつている。なお開口部21
の内周面にはパツド18が表出しないように表皮
19aが張られて体裁が整えられていると共に、
前記フレーム16の上下辺部に上下端を溶接固定
して左右一対の丸パイプ状のクツシヨン受け24
がそれぞれ前記透明シート23の直前にて開口部
21を上下本体に横切るように配設され、これに
前記クツシヨン体22が後面側より受け止め支持
されてシートバツク9の一部を構成する状態に開
口部21内に納まるようになつている。このクツ
シヨン体22は裏面板22aとパツド22bと表
皮22cよりなり、ヒンジ帯片25によりシート
バツク9の開口部21下縁部に連結されている共
に、開口部21上面部には面フアスナ26a,2
6bにより係脱可能に係止できる構造で、且つ開
口部21から抜き出し易いように引手27を有し
ている。
而して、上述した構成の車両用間仕切り兼用シ
ート6の作用を述べる。平時は貨客兼用室5内に
て乗客が着座できる座席として使用できる状態に
置かれる。この場合シートバツク9中央部の窓2
0はこの開口部21にクツシヨン体22を嵌め込
むことで閉塞状態とされているので、シートバツ
ク9は一般のものと殆ど変わらず、乗客が違和感
なく且つ座り心地良く着座できるようになる。こ
の状態からシートクツシヨン8とシートバツク9
とを略フラツトな状態として全体的に起立させる
ことで、運転室2と貨客兼用室5との間の間仕切
りとなり、運転室2又は貨客兼用室5の冷暖房等
の空調効率のアツプや、積荷から運転室2への防
臭性や、荷崩れ防止などが図れるようになる。し
かもこの間仕切りとして起立した状態でも、シー
トバツク9中央の窓20の開口部21からクツシ
ヨン体22を抜き出せば、該窓20が開けて視界
が確保され、運転席からバツクミラー或いは直接
該窓20の透明シート23を介して貨客兼用室5
内の様子や自動車後方の様子が見えるようにな
る。これで貨客兼用室5内の荷物等の管理や安全
運転が図れるようになる。
ート6の作用を述べる。平時は貨客兼用室5内に
て乗客が着座できる座席として使用できる状態に
置かれる。この場合シートバツク9中央部の窓2
0はこの開口部21にクツシヨン体22を嵌め込
むことで閉塞状態とされているので、シートバツ
ク9は一般のものと殆ど変わらず、乗客が違和感
なく且つ座り心地良く着座できるようになる。こ
の状態からシートクツシヨン8とシートバツク9
とを略フラツトな状態として全体的に起立させる
ことで、運転室2と貨客兼用室5との間の間仕切
りとなり、運転室2又は貨客兼用室5の冷暖房等
の空調効率のアツプや、積荷から運転室2への防
臭性や、荷崩れ防止などが図れるようになる。し
かもこの間仕切りとして起立した状態でも、シー
トバツク9中央の窓20の開口部21からクツシ
ヨン体22を抜き出せば、該窓20が開けて視界
が確保され、運転席からバツクミラー或いは直接
該窓20の透明シート23を介して貨客兼用室5
内の様子や自動車後方の様子が見えるようにな
る。これで貨客兼用室5内の荷物等の管理や安全
運転が図れるようになる。
本考案の車両用間仕切り兼用シートは、前述の
如く構成したので、運転室と貨客兼用室との間の
間仕切りとして起立した場合、運転席から後方が
透視できる窓を簡単に確保でき、貨客兼用室内の
様子や自動車後方の様子が見えて、安全性が図れ
ると共に、貨客兼用室での通常の座席としての状
態では、窓用開口部内に別成形したクツシヨン体
を嵌め込んで確実に受けて、乗客が安楽に着席で
き、しかもその窓用開口部に対するクツシヨン体
の挿脱操作が楽にできると共に、そのクツシヨン
体の保管場所の面倒な選定や紛失の虞れなどの心
配がない非常に簡便なものとなる。
如く構成したので、運転室と貨客兼用室との間の
間仕切りとして起立した場合、運転席から後方が
透視できる窓を簡単に確保でき、貨客兼用室内の
様子や自動車後方の様子が見えて、安全性が図れ
ると共に、貨客兼用室での通常の座席としての状
態では、窓用開口部内に別成形したクツシヨン体
を嵌め込んで確実に受けて、乗客が安楽に着席で
き、しかもその窓用開口部に対するクツシヨン体
の挿脱操作が楽にできると共に、そのクツシヨン
体の保管場所の面倒な選定や紛失の虞れなどの心
配がない非常に簡便なものとなる。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は間仕切り兼用シートを自動車の運
転室と貨客兼用室との間の間仕切りとして起立し
た状態の斜視図、第2図は同シートの起立状態の
後面側から見た斜視図、第3図はシートバツクの
右半分を省略した正面図、第4図は同シートバツ
クの縦断面図、第5図は従来例を示す自動車全体
の概略的断面図である。 1……自動車、2……運転席室、5……貨客兼
用室、6……間仕切り兼用シート、8……シート
クツシヨン、9……シートバツク、20……窓、
21……開口部、22……クツシヨン体、23…
…透明シート。
ので、第1図は間仕切り兼用シートを自動車の運
転室と貨客兼用室との間の間仕切りとして起立し
た状態の斜視図、第2図は同シートの起立状態の
後面側から見た斜視図、第3図はシートバツクの
右半分を省略した正面図、第4図は同シートバツ
クの縦断面図、第5図は従来例を示す自動車全体
の概略的断面図である。 1……自動車、2……運転席室、5……貨客兼
用室、6……間仕切り兼用シート、8……シート
クツシヨン、9……シートバツク、20……窓、
21……開口部、22……クツシヨン体、23…
…透明シート。
Claims (1)
- 自動車等の車両の運転席後部の貨客兼用室に設
置され、乗客が着座できる座席としての状態か
ら、シートクツシヨンとシートバツクとを略フラ
ツト状態にして起立させることで運転室と貨客兼
用室との間の間仕切りとなせる車両用間仕切り兼
用シートにおいて、前記シートバツクの一部をく
りぬいて開口すると共に、この開口部の裏面側に
透明シートを張設することで、前記間仕切り状態
で運転席から後方を透視できる窓を構成とする一
方、その窓用開口部内に別成形したクツシヨン体
を該開口部縁部から突設したヒンジ帯片と連結し
た状態で挿脱可能に嵌設すると共に、そのクツシ
ヨン体を開口部から抜き出すための引手を設け、
且つその開口部内の一部に前記透明シートの直前
に配して前記クツシヨン体を受け止めるクツシヨ
ン受けを設けて構成としたことを特徴とする車両
用間仕切り兼用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989039115U JPH0545551Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989039115U JPH0545551Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02129933U JPH02129933U (ja) | 1990-10-26 |
JPH0545551Y2 true JPH0545551Y2 (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=31547733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989039115U Expired - Lifetime JPH0545551Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545551Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6138235B2 (ja) * | 1978-03-31 | 1986-08-28 | Daikin Kogyo Co Ltd |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6138235U (ja) * | 1984-08-14 | 1986-03-10 | マツダ株式会社 | 自動車のシ−ト装置 |
JPH033235Y2 (ja) * | 1986-03-13 | 1991-01-28 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1989039115U patent/JPH0545551Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6138235B2 (ja) * | 1978-03-31 | 1986-08-28 | Daikin Kogyo Co Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02129933U (ja) | 1990-10-26 |
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