JPH08386A - シ−トカバ−を収納した車両用シ−ト - Google Patents
シ−トカバ−を収納した車両用シ−トInfo
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- JPH08386A JPH08386A JP13595594A JP13595594A JPH08386A JP H08386 A JPH08386 A JP H08386A JP 13595594 A JP13595594 A JP 13595594A JP 13595594 A JP13595594 A JP 13595594A JP H08386 A JPH08386 A JP H08386A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シ−トに対するシ−トカバ−必要時の被覆性
及びシ−トカバ−不要時の収納性に優れ、かつ、容易に
シ−トカバ−を被覆することができる、シ−トカバ−を
収納した車両用シ−トを提供する。 【構成】 シ−トクッション1の着座部後部に、開口部
2を表面側に有するカバ−用ポケット6が設けられ、該
カバ−用ポケット6にはシ−トクッション1を被覆する
ためのシ−トカバ−3、およびシ−トバック8を被覆す
るためのシ−トカバ−4が各々取り出し可能に収納され
ている。
及びシ−トカバ−不要時の収納性に優れ、かつ、容易に
シ−トカバ−を被覆することができる、シ−トカバ−を
収納した車両用シ−トを提供する。 【構成】 シ−トクッション1の着座部後部に、開口部
2を表面側に有するカバ−用ポケット6が設けられ、該
カバ−用ポケット6にはシ−トクッション1を被覆する
ためのシ−トカバ−3、およびシ−トバック8を被覆す
るためのシ−トカバ−4が各々取り出し可能に収納され
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シ−トクッション
(座部)とシ−トバック(背もたれ)とよりなる車両用
のシ−トの改良に関し、詳しくはシ−トクッションある
いはシ−トバックを覆うシ−トカバ−をシ−ト内に収納
した車両用シ−トに係るものである。
(座部)とシ−トバック(背もたれ)とよりなる車両用
のシ−トの改良に関し、詳しくはシ−トクッションある
いはシ−トバックを覆うシ−トカバ−をシ−ト内に収納
した車両用シ−トに係るものである。
【0002】
【従来の技術】通常、車両用シ−トは、例えば衣服に雨
やドロが付着したまま、あるいは海水浴等において濡れ
た水着のまま車両に乗り込み、シ−トに着座しなければ
ならない場合がある。この場合、シ−トが汚れたり濡れ
たりする不都合がある。これを防止するため、従来は図
10に示すように、シ−ト50と別体のビニ−ル製のシ
−トカバ−53が用いられている。即ち、このシ−トカ
バ−53はシ−ト50とは別個に形成され、シ−トクッ
ション51及びシ−トバック52の各上面51A、52
Aを覆い得る形状にされている。そして、このシ−トカ
バ−53を使用しない場合は、車両のトランク等に収納
しておき、使用をする場合は、取り出してシ−トクッシ
ョン51及びシ−トバック52に覆うようにしていた。
やドロが付着したまま、あるいは海水浴等において濡れ
た水着のまま車両に乗り込み、シ−トに着座しなければ
ならない場合がある。この場合、シ−トが汚れたり濡れ
たりする不都合がある。これを防止するため、従来は図
10に示すように、シ−ト50と別体のビニ−ル製のシ
−トカバ−53が用いられている。即ち、このシ−トカ
バ−53はシ−ト50とは別個に形成され、シ−トクッ
ション51及びシ−トバック52の各上面51A、52
Aを覆い得る形状にされている。そして、このシ−トカ
バ−53を使用しない場合は、車両のトランク等に収納
しておき、使用をする場合は、取り出してシ−トクッシ
ョン51及びシ−トバック52に覆うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のシ−トカバ−53は、シ−ト50とシ−トカバ
−53が別体であるため、必要時に迅速にシ−トカバ−
53を取り出して使用することが困難であった。また、
シ−トカバ−53をコンパクトに収納することが困難で
あり、シ−トカバ−53がかさばり邪魔になるといった
問題点もあった。さらに、一般的には搭乗者のズボン等
の下肢部分が汚れ、あるいは濡れることが多く、このよ
うな場合には、シ−トクッション51のみをシ−トカバ
−53で覆いたい場合があるが、従来のシ−トカバ−5
3の形状は、シ−トクッション51とシ−トバック52
とが一体に形成されているために、シ−トクッション5
1のみには適用しにくいといった問題点もあった。
た従来のシ−トカバ−53は、シ−ト50とシ−トカバ
−53が別体であるため、必要時に迅速にシ−トカバ−
53を取り出して使用することが困難であった。また、
シ−トカバ−53をコンパクトに収納することが困難で
あり、シ−トカバ−53がかさばり邪魔になるといった
問題点もあった。さらに、一般的には搭乗者のズボン等
の下肢部分が汚れ、あるいは濡れることが多く、このよ
うな場合には、シ−トクッション51のみをシ−トカバ
−53で覆いたい場合があるが、従来のシ−トカバ−5
3の形状は、シ−トクッション51とシ−トバック52
とが一体に形成されているために、シ−トクッション5
1のみには適用しにくいといった問題点もあった。
【0004】そこで、この発明の目的は、上記した従来
の問題点に鑑み、シ−トに対するシ−トカバ−必要時の
被覆性及びシ−トカバ−不要時の収納性に優れ、かつ、
シ−トクッション及びシ−トバックの両方あるいはいず
れか一方に対して容易にシ−トカバ−を被覆することが
できる、シ−トカバ−を収納した車両用シ−トを提供す
ることにある。
の問題点に鑑み、シ−トに対するシ−トカバ−必要時の
被覆性及びシ−トカバ−不要時の収納性に優れ、かつ、
シ−トクッション及びシ−トバックの両方あるいはいず
れか一方に対して容易にシ−トカバ−を被覆することが
できる、シ−トカバ−を収納した車両用シ−トを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では以下の技術的手段を講じている。すな
わち、請求項1の発明は、シ−トクッションとシ−トバ
ックを備えた車両用シ−トの、前記シ−トクッションあ
るいは前記シ−トバックの一部に、開口部を表面側に有
するカバ−用ポケットが設けられ、該カバ−用ポケット
には前記シ−トクッションおよび前記シ−トバック又は
前記シ−トバックの表面を被覆するためのシ−トカバ−
が取り出し可能に収納されていることを要旨とする。ま
た、請求項2の発明は、シ−トクッションの着座部後部
に、開口部を表面側に有するカバ−用ポケットが設けら
れ、該カバ−用ポケットにはシ−トクッションを被覆す
るためのシ−トカバ−、およびシ−トバックを被覆する
ためのシ−トカバ−が各々取り出し可能に収納されてい
ることを要旨とする。
め、この発明では以下の技術的手段を講じている。すな
わち、請求項1の発明は、シ−トクッションとシ−トバ
ックを備えた車両用シ−トの、前記シ−トクッションあ
るいは前記シ−トバックの一部に、開口部を表面側に有
するカバ−用ポケットが設けられ、該カバ−用ポケット
には前記シ−トクッションおよび前記シ−トバック又は
前記シ−トバックの表面を被覆するためのシ−トカバ−
が取り出し可能に収納されていることを要旨とする。ま
た、請求項2の発明は、シ−トクッションの着座部後部
に、開口部を表面側に有するカバ−用ポケットが設けら
れ、該カバ−用ポケットにはシ−トクッションを被覆す
るためのシ−トカバ−、およびシ−トバックを被覆する
ためのシ−トカバ−が各々取り出し可能に収納されてい
ることを要旨とする。
【0006】
【作用】上記のように構成された請求項1の車両用シ−
トにおいては、車両用シ−トの一部に設けたカバ−用ポ
ケットから、その内部に収納したシ−トカバ−を取りだ
し得る。また、請求項2の車両用シ−トにおいては、シ
−トクッションの着座部後部のカバ−用ポケットから、
その内部に収納した各シ−トカバ−を取り出し得る。カ
バ−用ポケットにはシ−トクッションを覆うカバ−と、
シ−トバックを覆うカバ−が収められていて、各々個別
に取り出し得る。また、カバ−用ポケットの開口部は着
座面の後部にあり、着座に支障はない。
トにおいては、車両用シ−トの一部に設けたカバ−用ポ
ケットから、その内部に収納したシ−トカバ−を取りだ
し得る。また、請求項2の車両用シ−トにおいては、シ
−トクッションの着座部後部のカバ−用ポケットから、
その内部に収納した各シ−トカバ−を取り出し得る。カ
バ−用ポケットにはシ−トクッションを覆うカバ−と、
シ−トバックを覆うカバ−が収められていて、各々個別
に取り出し得る。また、カバ−用ポケットの開口部は着
座面の後部にあり、着座に支障はない。
【0007】
(実施例1)この発明の実施例1を図1〜図7に従って
説明する。図7に示すように、本例の車両用シ−トは自
動車の前部シ−ト、例えば運転者用とされるものであ
り、シ−トクッション1の後端部にシ−トバック8が取
付けられた構造よりなる。前記車両用シ−トのシ−トク
ッション1及びシ−トバック8は図2の形状及び図4の
仮想線の形状に示すように、着座者のホ−ルド性と座り
心地を良くするために両側部が盛り上がった形状にされ
ている。
説明する。図7に示すように、本例の車両用シ−トは自
動車の前部シ−ト、例えば運転者用とされるものであ
り、シ−トクッション1の後端部にシ−トバック8が取
付けられた構造よりなる。前記車両用シ−トのシ−トク
ッション1及びシ−トバック8は図2の形状及び図4の
仮想線の形状に示すように、着座者のホ−ルド性と座り
心地を良くするために両側部が盛り上がった形状にされ
ている。
【0008】前記シ−トクッション1はクッションフレ
−ム及びクッションパン(図示しない)にポリウレタン
のクッション材が配置され、表皮で被着した構造よりな
る。このシ−トクッション1は図1に示すようにシ−ト
クッション1の着座面を避けた後部にシ−トカバ−3、
4を取り出し可能に収納するためのカバ−用ポケット6
が設けられている。カバ−用ポケット6はシ−トクッシ
ョン1の後部のクッション材を適宜に凹設して、該凹設
部位に表皮と同材質あるいは適宜な表皮により袋状に逢
着形成され、開口部2は図2に示すようにシ−トクッシ
ョン1の左右方向に長く設けられている。開口部2の前
後の各辺部にはファスナ−、マジックテ−プあるいはボ
タンなどの開閉手段、本例ではファスナ−、が取り付け
られて開閉自在にされるとともに、開口部2がシ−トク
ッション1の上面と同一面となるように形成されてい
る。前記カバ−用ポケット6の大きさはシ−トカバ−を
折り畳んで十分に収納し得る容量にされている。
−ム及びクッションパン(図示しない)にポリウレタン
のクッション材が配置され、表皮で被着した構造よりな
る。このシ−トクッション1は図1に示すようにシ−ト
クッション1の着座面を避けた後部にシ−トカバ−3、
4を取り出し可能に収納するためのカバ−用ポケット6
が設けられている。カバ−用ポケット6はシ−トクッシ
ョン1の後部のクッション材を適宜に凹設して、該凹設
部位に表皮と同材質あるいは適宜な表皮により袋状に逢
着形成され、開口部2は図2に示すようにシ−トクッシ
ョン1の左右方向に長く設けられている。開口部2の前
後の各辺部にはファスナ−、マジックテ−プあるいはボ
タンなどの開閉手段、本例ではファスナ−、が取り付け
られて開閉自在にされるとともに、開口部2がシ−トク
ッション1の上面と同一面となるように形成されてい
る。前記カバ−用ポケット6の大きさはシ−トカバ−を
折り畳んで十分に収納し得る容量にされている。
【0009】本例のシ−トカバ−はシ−トクッション1
を覆うカバ−3と、シ−トバック8及びヘッドレストを
一体に覆うカバ−4とよりなり、カバ−用ポケット6内
に各々取り出し易い状態で折り畳まれている。なお、シ
−トクッション1を覆うカバ−3とシ−トバック8を覆
うカバ−4は分離したものでも繋がったものでもよい
が、シ−トクッション1を覆うカバ−3はシ−トクッシ
ョン1を覆い易く、またシ−トバック8を覆うカバ−4
はシ−トバック8を覆い易いように、前者はカバ−用ポ
ケット6内の前側に、後者はカバ−用ポケット6内の後
側に配置することが望ましい。また、繋がったシ−トカ
バ−3、4の内側端縁となる部分はカバ−用ポケット6
の内側底部7にマジックテ−プなどの取り出し可能な止
着手段5にて止着されていて、各シ−トカバ−3、4を
引き出した場合にカバ−用ポケット6内に一端縁が残る
ようにされている。シ−トカバ−3、4を使用しない通
常の車両用シ−トにおけるカバ−用ポケット6は折り畳
んだシ−トカバ−3、4が収納され、開閉手段により開
口部2が閉じた状態にされている。
を覆うカバ−3と、シ−トバック8及びヘッドレストを
一体に覆うカバ−4とよりなり、カバ−用ポケット6内
に各々取り出し易い状態で折り畳まれている。なお、シ
−トクッション1を覆うカバ−3とシ−トバック8を覆
うカバ−4は分離したものでも繋がったものでもよい
が、シ−トクッション1を覆うカバ−3はシ−トクッシ
ョン1を覆い易く、またシ−トバック8を覆うカバ−4
はシ−トバック8を覆い易いように、前者はカバ−用ポ
ケット6内の前側に、後者はカバ−用ポケット6内の後
側に配置することが望ましい。また、繋がったシ−トカ
バ−3、4の内側端縁となる部分はカバ−用ポケット6
の内側底部7にマジックテ−プなどの取り出し可能な止
着手段5にて止着されていて、各シ−トカバ−3、4を
引き出した場合にカバ−用ポケット6内に一端縁が残る
ようにされている。シ−トカバ−3、4を使用しない通
常の車両用シ−トにおけるカバ−用ポケット6は折り畳
んだシ−トカバ−3、4が収納され、開閉手段により開
口部2が閉じた状態にされている。
【0010】本例の車両用シ−トは、カバ−用ポケット
6及びその開口部2の位置がシ−トクッション1の後部
に設けられていることにより、着座者の着座に対しては
何ら支障はなく、かつ、開口部2はシ−トバック8に隠
れるシ−トクッション1の後部にあるため、閉じた状態
では外観上目立ちにくく、車両用シ−トとしての見栄え
は良好である。また、この開口部2はシ−トバック8の
上面と同一面に位置しているので、外部から見た場合に
おいても外観上の見苦しさはない。
6及びその開口部2の位置がシ−トクッション1の後部
に設けられていることにより、着座者の着座に対しては
何ら支障はなく、かつ、開口部2はシ−トバック8に隠
れるシ−トクッション1の後部にあるため、閉じた状態
では外観上目立ちにくく、車両用シ−トとしての見栄え
は良好である。また、この開口部2はシ−トバック8の
上面と同一面に位置しているので、外部から見た場合に
おいても外観上の見苦しさはない。
【0011】しかして、車両用シ−トのシ−トカバ−
3、4を使用する場合は、シ−トクッション1の開口部
2を開閉手段の操作で開き、シ−トクッション用のシ−
トカバ−3を前方へ引き出してシ−トクッション1の上
面及び両側部を覆い、また、開口部よりシ−トバック用
のシ−トカバ−4を上方へ引き出してシ−トバック8と
ヘッドレストの前面及び両側部を覆って、図4に示すよ
うに、シ−トカバ−3、4でシ−トクッション1とシ−
トカバ−8を覆った状態にすることができる。なお、車
両用シ−トのシ−トクッション1のみにシ−トカバ−3
を覆う場合は、図5に示すように、カバ−用ポケット6
からシ−トクッション用のシ−トカバ−3のみを引き出
してシ−トクッション1を覆うことができ、また、車両
用シ−トのシ−トバック8にシ−トカバ−4を覆う場合
は、図6に示すように、カバ−用ポケット6からシ−ト
バック用のシ−トカバ−4のみを引き出して、シ−トバ
ック8を覆うことができる。
3、4を使用する場合は、シ−トクッション1の開口部
2を開閉手段の操作で開き、シ−トクッション用のシ−
トカバ−3を前方へ引き出してシ−トクッション1の上
面及び両側部を覆い、また、開口部よりシ−トバック用
のシ−トカバ−4を上方へ引き出してシ−トバック8と
ヘッドレストの前面及び両側部を覆って、図4に示すよ
うに、シ−トカバ−3、4でシ−トクッション1とシ−
トカバ−8を覆った状態にすることができる。なお、車
両用シ−トのシ−トクッション1のみにシ−トカバ−3
を覆う場合は、図5に示すように、カバ−用ポケット6
からシ−トクッション用のシ−トカバ−3のみを引き出
してシ−トクッション1を覆うことができ、また、車両
用シ−トのシ−トバック8にシ−トカバ−4を覆う場合
は、図6に示すように、カバ−用ポケット6からシ−ト
バック用のシ−トカバ−4のみを引き出して、シ−トバ
ック8を覆うことができる。
【0012】シ−トカバ−3、4を覆った車両用シ−ト
すなわち運転者用シ−トには雨やドロで汚れた衣服の運
転者(着座者)が着座し、シ−トクッション1及びシ−
トバック8を汚すことなく自動車を運転することができ
る。そして、シ−トカバ−3、4の装着が不要になった
場合は、カバ−用ポケット6内の止着手段5を外すこと
により、シ−トクッションのシ−トカバ−3及びシ−ト
バックのシ−トカバ−4を車両用シ−トから外すことが
できる。シ−トカバ−3、4を取り外したカバ−用ポケ
ット6には次の必要時のために清潔なシ−トカバ−3、
4が収納される。なお、取り外した使用済みのシ−トカ
バ−3、4は適宜に洗濯して再使用に供せられる。な
お、本実施例1におけるシ−トバック用のシ−トカバ−
4は、シ−トバック8の前面とともに、ヘッドレストを
覆うものとしたが、シ−トバック用のシ−トカバ−4は
シ−トバック8のみを覆う大きさのものとしてもよい。
すなわち運転者用シ−トには雨やドロで汚れた衣服の運
転者(着座者)が着座し、シ−トクッション1及びシ−
トバック8を汚すことなく自動車を運転することができ
る。そして、シ−トカバ−3、4の装着が不要になった
場合は、カバ−用ポケット6内の止着手段5を外すこと
により、シ−トクッションのシ−トカバ−3及びシ−ト
バックのシ−トカバ−4を車両用シ−トから外すことが
できる。シ−トカバ−3、4を取り外したカバ−用ポケ
ット6には次の必要時のために清潔なシ−トカバ−3、
4が収納される。なお、取り外した使用済みのシ−トカ
バ−3、4は適宜に洗濯して再使用に供せられる。な
お、本実施例1におけるシ−トバック用のシ−トカバ−
4は、シ−トバック8の前面とともに、ヘッドレストを
覆うものとしたが、シ−トバック用のシ−トカバ−4は
シ−トバック8のみを覆う大きさのものとしてもよい。
【0013】(実施例2)次に、実施例2を図8および
図9に基づいて説明する。なお、この実施例2のカバ−
用ポケット6は図8に示すように、シ−トカバ−9が使
用しやすい車両用シ−トのシ−トバック8の上端前面側
に形成したもので、これ以外の構成は実施例1のものと
同じである。従って、実施例1と同じ部分についてのそ
れらの説明は、図に共通の符号を付してその説明を省略
する。
図9に基づいて説明する。なお、この実施例2のカバ−
用ポケット6は図8に示すように、シ−トカバ−9が使
用しやすい車両用シ−トのシ−トバック8の上端前面側
に形成したもので、これ以外の構成は実施例1のものと
同じである。従って、実施例1と同じ部分についてのそ
れらの説明は、図に共通の符号を付してその説明を省略
する。
【0014】すなわち、図8におけるシ−トバック8は
上部前面側のクッション材を、ヘッドレストのステ−支
持部を妨げないように凹設して、該凹設部位に表皮と同
材質或いは適宜な表皮によりカバ−用ポケット6を袋状
に逢着形成し、その開口部2及びカバ−用ポケット6の
前面側はシ−トバック8の前面と同一面となるように設
けられている。なお、開口部2はシ−トバック8の左右
方向に長く形成されて、カバ−用ポケット6内部に収納
したシ−トカバ−9の出し入れがし易くされている。開
口部2の上下の各辺部にはファスナ−等の開閉手段が取
り付けられて、開閉自在にされている。シ−トカバ−9
は、シ−トバック8とシ−トクッション1を覆う大きさ
のもの、あるいはシ−トバック8のみを覆う大きさのも
のが折り畳んだ状態でカバ−用ポケット6内に収納され
ている。収納したシ−トカバ−9の一端縁はマジックテ
−プなどの取り外し可能な止着手段5により止着されて
いて、シ−トカバ−9を引き出した際にシ−トカバ−9
の一端縁がカバ−用ポケッット6内に固定されるように
なっている。
上部前面側のクッション材を、ヘッドレストのステ−支
持部を妨げないように凹設して、該凹設部位に表皮と同
材質或いは適宜な表皮によりカバ−用ポケット6を袋状
に逢着形成し、その開口部2及びカバ−用ポケット6の
前面側はシ−トバック8の前面と同一面となるように設
けられている。なお、開口部2はシ−トバック8の左右
方向に長く形成されて、カバ−用ポケット6内部に収納
したシ−トカバ−9の出し入れがし易くされている。開
口部2の上下の各辺部にはファスナ−等の開閉手段が取
り付けられて、開閉自在にされている。シ−トカバ−9
は、シ−トバック8とシ−トクッション1を覆う大きさ
のもの、あるいはシ−トバック8のみを覆う大きさのも
のが折り畳んだ状態でカバ−用ポケット6内に収納され
ている。収納したシ−トカバ−9の一端縁はマジックテ
−プなどの取り外し可能な止着手段5により止着されて
いて、シ−トカバ−9を引き出した際にシ−トカバ−9
の一端縁がカバ−用ポケッット6内に固定されるように
なっている。
【0015】しかして、車両用シ−トのシ−トカバ−9
を必要とする場合は、前記した実施例1の場合と同様
に、開閉手段の操作により開口部2を開き、カバ−用ポ
ケット6内のシ−トカバ−9を開口部2より引き出して
下方へ広げ、シ−トバック8とシ−トクッション1、あ
るいはシ−トバック8を覆った後(図9参照)、汚れた
衣服の着座者が着座することができる。なお、シ−トカ
バ−9の使用状態におけるカバ−用ポケット6は、シ−
トカバ−9を引き出した分が空隙部となることにより、
その部分が少しへこむが、着座に際しほとんど支障はな
い。この実施例2のシ−トカバ−9も使用により汚れた
場合は取り外して清潔なものと取り替えることができ
る。
を必要とする場合は、前記した実施例1の場合と同様
に、開閉手段の操作により開口部2を開き、カバ−用ポ
ケット6内のシ−トカバ−9を開口部2より引き出して
下方へ広げ、シ−トバック8とシ−トクッション1、あ
るいはシ−トバック8を覆った後(図9参照)、汚れた
衣服の着座者が着座することができる。なお、シ−トカ
バ−9の使用状態におけるカバ−用ポケット6は、シ−
トカバ−9を引き出した分が空隙部となることにより、
その部分が少しへこむが、着座に際しほとんど支障はな
い。この実施例2のシ−トカバ−9も使用により汚れた
場合は取り外して清潔なものと取り替えることができ
る。
【0016】前記した実施例1のカバ−用ポケット6は
シ−トクッション1の後部に設け、前記実施例2のカバ
−用ポケット6はシ−トバック8の上部前面に設けた
が、本発明におけるカバ−用ポケット6はこれに限定す
るものではなく、着座の際に支障の少ない車両用シ−ト
の各部位に適用することができ、また、車両の後部シ−
トに対しても実施可能である。
シ−トクッション1の後部に設け、前記実施例2のカバ
−用ポケット6はシ−トバック8の上部前面に設けた
が、本発明におけるカバ−用ポケット6はこれに限定す
るものではなく、着座の際に支障の少ない車両用シ−ト
の各部位に適用することができ、また、車両の後部シ−
トに対しても実施可能である。
【0017】
【発明の効果】以上に述べたように、請求項1の発明に
よれば、車両用シ−トのシ−トクッションあるいはシ−
トバックの一部にシ−ト用ポケットを設け、このシ−ト
用ポケットにシ−トカバ−を取り出し可能に収納したた
め、コンパクトな収納ができ、シ−トカバ−不要時の収
納性は良好であり、シ−トカバ−の必要時には即座に取
り出しができて都合がよい。シ−ト用ポケットにはシ−
トクッションおよびシ−トバック又はシ−トクッション
若しくはシ−トバックの表面を被覆し得るシ−トカバ−
を納めてあることにより、取り出したシ−トカバ−によ
り必要なシ−ト表面を覆うことができる。また、請求項
2の発明によれば、上記請求項1の発明の効果に加え
て、使い易さの効果が得られる。すなわち、請求項2の
発明におけるカバ−用ポケットは着座の際に邪魔になら
ないシ−トクッションの着座面後部に設け、かつ、その
開口部はシ−トカバ−の引き出し易い位置となっている
ことより、使い勝手のよいものであり、シ−トカバ−は
シ−トクッション用とシ−トバック用のものを各々納め
てあるので、必要性の大きいシ−トクッション用はもち
ろん、シ−トバックに対しても各単独で使用可能であ
る。
よれば、車両用シ−トのシ−トクッションあるいはシ−
トバックの一部にシ−ト用ポケットを設け、このシ−ト
用ポケットにシ−トカバ−を取り出し可能に収納したた
め、コンパクトな収納ができ、シ−トカバ−不要時の収
納性は良好であり、シ−トカバ−の必要時には即座に取
り出しができて都合がよい。シ−ト用ポケットにはシ−
トクッションおよびシ−トバック又はシ−トクッション
若しくはシ−トバックの表面を被覆し得るシ−トカバ−
を納めてあることにより、取り出したシ−トカバ−によ
り必要なシ−ト表面を覆うことができる。また、請求項
2の発明によれば、上記請求項1の発明の効果に加え
て、使い易さの効果が得られる。すなわち、請求項2の
発明におけるカバ−用ポケットは着座の際に邪魔になら
ないシ−トクッションの着座面後部に設け、かつ、その
開口部はシ−トカバ−の引き出し易い位置となっている
ことより、使い勝手のよいものであり、シ−トカバ−は
シ−トクッション用とシ−トバック用のものを各々納め
てあるので、必要性の大きいシ−トクッション用はもち
ろん、シ−トバックに対しても各単独で使用可能であ
る。
【図1】実施例1の車両用シ−トにおけるカバ−用ポケ
ット6の構造を主体とした断面図である。
ット6の構造を主体とした断面図である。
【図2】実施例1のシ−トクッション1の斜視図であ
る。
る。
【図3】実施例1の車両用シ−トにシ−トカバ−3、4
を被着した際のカバ−用ポケット6部分の断面図であ
る。
を被着した際のカバ−用ポケット6部分の断面図であ
る。
【図4】実施例1の車両用シ−トにシ−トカバ−3、4
を被着した状態図である。
を被着した状態図である。
【図5】シ−トクッション1のみにシ−トカバ−3を被
着した場合のカバ−用ポケット6部分の断面図である。
着した場合のカバ−用ポケット6部分の断面図である。
【図6】シ−トバック8のみにシ−トカバ−4を被着し
た場合のカバ−用ポケット6部分の断面図である。
た場合のカバ−用ポケット6部分の断面図である。
【図7】実施例1の車両用シ−トを適用した車両の略体
側面図である。
側面図である。
【図8】実施例2におけるカバ−用ポケット6及びシ−
トカバ−9の収納状態を主体とした一部破断の側面図で
ある。
トカバ−9の収納状態を主体とした一部破断の側面図で
ある。
【図9】図8におけるシ−トカバ−9を被着した車両用
シ−トの全体図である。
シ−トの全体図である。
【図10】従来の車両用のシ−トカバ−53及び車両用
シ−トを示す斜視図である。
シ−トを示す斜視図である。
1 シ−トクッション 2 開口部 3 シ−トクッションを覆うシ−トカバ− 4 シ−トバックを覆うシ−トカバ− 5 止着手段 6 カバ−用ポケット 7 カバ−用ポケット底部 8 シ−トバック 9 シ−トカバ− 10 ヘッドレスト
Claims (2)
- 【請求項1】 シ−トクッションとシ−トバックを備え
た車両用シ−トの、前記シ−トクッションあるいは前記
シ−トバックの一部に、開口部を表面側に有するカバ−
用ポケットが設けられ、該カバ−用ポケットには前記シ
−トクッションおよび前記シ−トバック又は前記シ−ト
バックの表面を被覆するためのシ−トカバ−が取り出し
可能に収納されていることを特徴とするシ−トカバ−を
収納した車両用シ−ト。 - 【請求項2】シ−トクッションの着座部後部に、開口部
を表面側に有するカバ−用ポケットが設けられ、該カバ
−用ポケットにはシ−トクッションを被覆するためのシ
−トカバ−、およびシ−トバックを被覆するためのシ−
トカバ−が各々取り出し可能に収納されていることを特
徴とする請求項1の記載のシ−トカバ−を収納した車両
用シ−ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13595594A JPH08386A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | シ−トカバ−を収納した車両用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13595594A JPH08386A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | シ−トカバ−を収納した車両用シ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08386A true JPH08386A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15163754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13595594A Pending JPH08386A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | シ−トカバ−を収納した車両用シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08386A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4955463A (en) * | 1988-05-12 | 1990-09-11 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Work supplying system to machine tools |
CN1091003C (zh) * | 1996-01-26 | 2002-09-18 | 切夫里昂美国公司 | 制备非沸石分子筛催化剂的方法 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP13595594A patent/JPH08386A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4955463A (en) * | 1988-05-12 | 1990-09-11 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Work supplying system to machine tools |
CN1091003C (zh) * | 1996-01-26 | 2002-09-18 | 切夫里昂美国公司 | 制备非沸石分子筛催化剂的方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040511 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |