JP3638186B2 - 車両用後部座席 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、後傾可能な可倒部を含むシートバックを備えた車両用後部座席に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗用車の後部座席は、客席用として最も快適であることが望ましいが、小型車の場合はスペース上の制約が大きく、こうした要望(快適性)を満たすことが困難である。
【0003】
限られた空間内での快適性を高めるには、上体を倒したくつろいだ姿勢を乗客がとり得るようにして眼前の空間を広げることが有効であり、シートバックを後傾可能なようにする、所謂リクライニング機構を採用すれば、小型車であっても十分に快適な乗り心地の後部座席を得ることができるものと考えられる。このような観点に立脚し、後傾可能な可倒部を含むシートバックを備えた車両用後部座席が、例えば実公平1−21054号公報等に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、後部座席回りには、後輪のホイールハウスの張り出しや、車体剛性を確保する都合上設けるリアバルクヘッド等があるため、シートバックの全体を後傾可能にすることは極めて困難である。そこで、ホイールハウスの張り出しに干渉するシートバックの側端部分と、乗客の背中を支持するバックレスト部分とを分割し、側端部分を車体に固定し、バックレスト部分のみを可倒部とする構成を取らざるを得なかった。
【0005】
本発明は、このような従来技術に課せられた問題点の解消、即ち、後傾式後部座席に於ける可倒部を後傾した際の快適性をより一層高めることを目的に案出されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を果たすために、本発明に於いては、ホイールハウス4の側方投影面に対してその一部が重なり合う位置に配設されると共に、ホイールハウスの車室内に張り出した部分を覆って車体に固定された側端固定部2a及び乗員の背中を実質的に支えるべく左右に分割された一対の後傾可能な可倒部2bからなるシートバック2と、側端固定部に於ける可倒部との境界部分に出し入れ自在に設けられた側部アームレスト13と、一対の可倒部間に挟まれた中央部2cに設けられた折りたたみ可能な中央部アームレスト16とを備えた車両用後部座席であって、シートバックの背面上縁部とリアウインドウ7の内面下縁部との間に、車幅方向に延在する分割線に沿って前後2つの部分に分割され、且つ後側部分8fが車体に固定され、前側部分8mがシートバックの後傾動作に追従して分割線から下向きに折れ曲がるようにヒンジ9を介して屈曲可能に連結されたリアシェルフ8が設けられるものとした(請求項1)。これにより、シートバックの可倒部2bの後傾角度を大きくとることができので、可倒部を後傾した際の快適性をより一層高めることができる。特に、側部アームレスト並びに中央部アームレストを前倒させた際に、アームレストの収容部としてシートバックに形成された窪みに乗員の肘が入るようにしてなるものとすれば(請求項2)、アームレストを出すことで開放された空間に肘を入れることができるので、窮屈感が緩和される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された具体的な実施例を参照して本発明について詳細に説明する。
【0008】
図1は、本発明が適用されたノッチバック型乗用車の後部側面の概略を示している。図1において、シート1とシートバック2とからなる後部座席は、後輪3のタイヤハウス4の前縁に接続したフロワパネル5の上面に設置されている。そしてシート1の後端とシートバック2の下端とがヒンジ軸6を介して連結されており、シートバック2は、所定角度範囲を後傾可能になっている。またシート1とシートバック2とを連結するヒンジ軸6の部分には、公知のラチェット式などであって良いロック機構(図示せず)が組み込まれており、一般のリクライニングシートと同様に、シートバック2の後傾角度を適宜に調節し得ると共に、後傾状態でロックを解除すると、その一端を当該シートバック2の背面に当接させると共に、その他端を荷室の床10(スペアタイヤ収納部の周縁部など)に当接させたトーションバースプリング11の弾発力により、元の角度、つまり起立位置にシートバック2が自動復帰し得るようになっている。なお、トーションバースプリング11の装着部は、スペアタイヤカバー12などによって隠されて目立たなくされている。
【0009】
シートバック2の背面上縁部とリアウインドウ7の内面下縁部との間には、リアシェルフ8が設けられている。このリアシェルフ8は、車幅方向に延在する分割線に沿って前後に分割されると共に、ヒンジ9を介して屈曲可能に連結された2つの部分からなり、後側部分8fが車体に固定され、前側部分8mがシートバック2の後傾動作に追従して分割線から下向きに折れ曲がるようになっている。
【0010】
シートバック2は、ホイールハウス4の側方投影面に対してその一部が重なり合う位置に配設されており、図2に示すように、ホイールハウス4の車室内に張り出した部分を覆って車体に固定された側端固定部2aと、乗員の背中を実質的に支える可倒部2bとに分割されている。そして可倒部2bは上記の通り所定角度範囲を後傾可能になっているが、側端固定部2aは後傾不能である。
【0011】
側端固定部2aに於ける可倒部2bとの分割面Pには、下端側が枢支された折り畳み式のアームレスト13が組み込まれており、アームレスト13を前倒しすると、それまでアームレスト13で塞がれていた部分に窪み14が出現する。この窪み14には、図3に示すように、着座した乗客が肘を突入させることができるので、可倒部2bを後傾させた際の肩回りのゆとりが増え、特に室内幅が制限される小型車の場合に、窮屈感を低減する上に有効である。このアームレスト7は、ボールジョイントで支持することによって水平面上で左右方向にある程度自由に回動できるように構成したり、図4に示したように、使用位置での上面がドアの内面に固設されたアームレスト15の上面に連続するようにしたりしても良い。なお、可倒部2bを後傾した際に露出する分割面Pをパッドと表皮とで覆うことにより、頭をもたれかけた際のクッション性の付与と共に、遮音性の向上を企図している。
【0012】
図5は、本発明の第2の実施例を示している。本第2実施例に於いては、シートバック2の可倒部2bが左右に分割されており、それぞれが単独で後傾可能になっている。本実施例の場合、左右の可倒部2bで挟まれた中央固定部2cも車体に固定されており、この部分に折り畳み式のアームレスト16が組み込まれている。本実施例の場合も、アームレスト16を前倒しすると、アームレスト16が収容されていた空間(窪み17)が開放されるので、その窪み17に肘を突入させることができる。これにより、上記と同様に可倒部2bを後傾させた際の肩回りのゆとりが増えて窮屈感が低減される。
【0013】
この可倒部2bを左右分割式としたものの場合、図6に示すように、リアバルクヘッド18の面積を大きくとれるので、車体剛性を確保するうえで有利である。
【0014】
上記の左右の側端固定部2aと中央固定部2cとの各アームレスト13・16は、それぞれを単独で実施しても良いし、両者を組み合わせた形で実施しても良いことは言うまでも無い。
【0015】
上記の構成に加えて、アームレスト13・16の回動軸にねじりばね手段を設けると共に、ワイヤーなどでドアと連結しておき、ドアを閉じた状態ではねじりばね手段の付勢力によってアームレスト13・16が前倒し状態になっているが、ドアを開くとワイヤーで牽引されて各固定部2a・2cの窪み14・17内にアームレスト13・16が折り畳まれた状態となるようにしたり、回動軸に電動機を組み込み、ドアの開閉と連動させることにより、或いは任意なスイッチ操作により、アームレスト13・16の出し入れを行うようにしたりすることもできる。
【0016】
【発明の効果】
このように本発明によれば、後輪のホイールハウスとの干渉を避け、或いは車体剛性を十分に確保した上で、シートバック後傾時の窮屈感を払拭することが可能となるので、後部座席の快適性を高める上に大きな効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたノッチバック型車両の後部概略側面図。
【図2】本発明の一実施例を示す後部座席の要部斜視図。
【図3】本発明による後部座席の部分的な俯瞰図。
【図4】本発明の応用例を示す後部座席の要部斜視図。
【図5】本発明の第2の実施例を示す後部座席の要部斜視図。
【図6】図5のシートバックの構成に対応した車体構造を示す要部斜視図。
【符号の説明】
1 シート
2 シートバック
2a 側端固定部
2b 可倒部
2c 中央固定部
3 後輪
4 ホイールハウス
5 フロワパネル
6 ヒンジ軸
7 リアウインドウ
8 リアシェルフ
9 ヒンジ
10 荷室の床
11 トーションバースプリング
12 スペアタイヤカバー
13 アームレスト(側端固定部の)
14 窪み(側端固定部の)
15 アームレスト(ドアの内面の)
16 アームレスト(中央固定部の)
17 窪み(中央固定部の)
18 リアバルクヘッド
Claims (2)
- ホイールハウスの側方投影面に対してその一部が重なり合う位置に配設されると共に、前記ホイールハウスの車室内に張り出した部分を覆って車体に固定された側端固定部及び乗員の背中を実質的に支えるべく左右に分割された一対の後傾可能な可倒部からなるシートバックと、前記側端固定部に於ける前記可倒部との境界部分に出し入れ自在に設けられた側部アームレストと、前記一対の可倒部間に挟まれた中央部に設けられた折りたたみ可能な中央部アームレストとを備えた車両用後部座席であって、
前記シートバックの背面上縁部とリアウインドウ7の内面下縁部との間に、車幅方向に延在する分割線に沿って前後2つの部分に分割され、且つ後側部分が車体に固定され、前側部分がシートバックの後傾動作に追従して分割線から下向きに折れ曲がるようにヒンジを介して屈曲可能に連結されたリアシェルフが設けられることを特徴とする車両の後傾式後部座席。 - 前記側部アームレスト並びに前記中央部アームレストを前倒させた際に、前記アームレストの収容部として前記シートバックに形成された窪みに乗員の肘が入るようにしてなることを特徴とする請求項1に記載の車両用後部座席。
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1996
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