JPH0733944B2 - 冷蔵庫の温度制御方法 - Google Patents

冷蔵庫の温度制御方法

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JPH0733944B2
JPH0733944B2 JP63284712A JP28471288A JPH0733944B2 JP H0733944 B2 JPH0733944 B2 JP H0733944B2 JP 63284712 A JP63284712 A JP 63284712A JP 28471288 A JP28471288 A JP 28471288A JP H0733944 B2 JPH0733944 B2 JP H0733944B2
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refrigerator
temperature
detector
internal temperature
control method
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隆親 笹倉
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷凍冷蔵ショーケース等の冷蔵庫の温度制御
方法に関する。
〔従来の技術〕
冷凍冷蔵ショーケースなどの冷蔵庫で庫内温度を制御す
るには、従来第3図、第4図に示すような方法で行って
いる。
第3図中、(1)は冷蔵庫の庫内に設けられたサーミス
タ等の庫内温度検出器、(2)は庫内目標温度設定器
で、これらの出力はマイクロコンピュータ等を用いた制
御装置(3)に導入され、該制御装置(3)の出力は冷
凍機(4)に導入される。
そして、制御装置(3)では庫内温度検出器(1)の温
度情報を庫内目標温度設定器(2)の設定値と比較し、
この目標設定値を維持すべく冷凍機(4)をON−OFF制
御する。
その詳細を第4図に示すと、庫内温度検出器(1)によ
り検出された検出値は制御装置(3)により、正常範囲
内であるかどうか判定される。
この時の正常範囲とは、冷蔵庫がそのあらゆる使用条件
において起こり得る温度状態を包含し、庫内温度検出器
(1)の故障、例えばサーミスタであれば断線またはシ
ョートのごとき異常状態を排除したものである。
検出値が正常範囲内であれば、庫内目標温度設定器
(2)により設定された目標温度(T)に維持すべく
制御装置(3)は冷凍機(4)をON−OFF制御する。第
5図で特性曲線(a)は庫内温度、波形(b)は冷凍機
(4)の出力を示すもので、庫内温度が目標温度
(T)に対し所定温度高い上限温度(T)以上とな
った時、冷凍機(4)をONし、冷凍機の冷却作用により
庫内温度が降下し、目標温度(T)に対し所定温度低
い下限温度(T)以下となった時、冷凍機(4)をOF
Fする。
しかし、検出器(1)により検出された検出値が前記正
常範囲を逸脱した時、すなわち検出器(1)が故障した
時にはこのような庫内温度維持機能が発揮できないた
め、検出器異常表示を出すとともに冷凍機(4)を停止
させることにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし前記のごとき従来の温度制御方法では、庫内温度
検出器(1)の故障時には、検出器異常表示に気付いて
検出器の修理がなされるまでの間、冷凍機(4)はOFF
し続け、結果として庫内は温度上昇し、収納食品が変質
等により、その価値を失うおそれがある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、庫内温度
検出器の故障時その異常表示をするとともに、故障に気
付いてしかるべき処置が施されるまでの間、収納食品を
温度上昇による変質等から守ることができる冷蔵庫の温
度制御方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、冷蔵庫の庫内温度検
出器と、庫内目標温度設定器と、これらからの出力を受
け冷凍機を制御する制御装置とを設け、庫内温度検出器
からの温度情報に基づき、冷凍機をON−OFF制御する冷
蔵庫の温度制御方法において、庫内温度検出器の検出値
が正常範囲内を逸脱した時は、検出値の演算による冷凍
機制御を停止しするとともに検出器異常を表示、既設定
の運転パターンプログラムによる冷凍機のON−OFF制御
に切り換えることを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、検出器故障時に、その異常検出値をキ
ャンセルし、所定の運転パターンで冷凍機をON−OFF制
御することにより、庫内温度は上昇せずにすむ。また、
検出器異常の表示を見ることで異常時運転であることを
知り、これに対処する。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
本発明においても前記従来例と同じく、第3図に示すよ
うに冷蔵庫の庫内温度検出器(1)と、庫内目標温度設
定器(2)と、これらからの出力を受け冷凍機(4)を
制御する制御装置(3)とを設けたものである。
第1図は本発明の1実施例を示すフローチャートで、庫
内温度検出器(1)による検出値が正常範囲内であれ
ば、制御装置(3)は、その検出値を庫内目標温度設定
器(2)により設定された設定値と比較演算して冷凍機
(4)をON−OFF制御する。
しかし、庫内温度検出器(1)が故障してその検出値が
正常範囲内を逸脱した時には、制御装置(3)はその検
出値をキャンセルし、検出器異常表示を発するととも
に、既設定運転プログラムにより冷凍機をON−OFF制御
する。同時に検出器(1)の異常を表示して異常時運転
に移行したことを使用者に知らせる。よって、使用者は
故障に気づいてしかるべき処理を施す。
この時冷凍機(4)は、第2図に示すように、時間t1
止、時間t2運転のサイクルを繰り返す。この運転パター
ンは予め制御装置(3)に設定されているもので、周囲
条件(冷蔵庫を使用する環境においてはその周囲温度・
湿度及び通風等を指すが、冷蔵庫は扉付きであるので、
周囲温度が周囲条件の主要素となる。)の上限における
運転パターンと、下限における運転パターンとの平均と
すればよい。
ここで、周囲温度を主要素とする環境条件において、上
限とは冷蔵庫としての規定の保冷性能を満足に発揮し得
る環境条件の上限(例えば40℃程度)を示し、下限とは
その下限(例えば5℃程度)を示す。この様に規定の保
冷性能を発揮し得る環境条件(周囲温度)には範囲があ
り、冷凍装置は上限条件では高負荷に見合った高い運転
率の運転パターンとなり、また、下限条件では低い運転
率の運転パターンとなる。年間と通してごく一部の期間
を除けば大部分の期間はこの上限と下限の平均条件(例
えば20℃〜25℃程度)で代表することができ、運転パタ
ーン即ち運転率も両条件下の平均的な値となる。なお、
各条件下の運転パターンは、当該する冷蔵庫の開発段階
において通常確認するものであるからプログラムとして
上限条件と下限条件の各運転パターンの平均運転パター
ンを設定することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の冷蔵庫の温度制御方法は、冷
蔵庫の庫内温度検出器と、庫内目標温度設定器と、これ
らからの出力を受け冷凍機を制御する制御装置とを設
け、庫内温度検出器からの温度情報に基づき、冷凍機を
ON−OFF制御する冷蔵庫の温度制御方法において、庫内
温度検出器の異常時の冷凍機の運転を完全停止でなく、
簡単な運転パターンで運転できるから制御しやすく、ま
た、収納食品の変質を防止することができ、同時に異常
時運転に移行したことを使用者に知らせることができる
から、検出器の故障に対して早期に対処できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷蔵庫の温度制御方法の1実施例を示
すフローチャート、第2図は本発明方法で検出器故障時
における冷凍機の出力波形図、第3図は冷蔵庫の制御を
示すブロック図、第4図は従来例を示すフローチャー
ト、第5図はその動作を示す説明図である。 (1)……庫内温度検出器、(2)……庫内目標温度設
定器 (3)……制御装置、(4)……冷凍機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵庫の庫内温度検出器と、庫内目標温度
    設定器と、これらからの出力を受け冷凍機を制御する制
    御装置とを設け、庫内温度検出器からの温度情報に基づ
    き、冷凍機をON−OFF制御する冷蔵庫の温度制御方法に
    おいて、庫内温度検出器の検出値が正常範囲内を逸脱し
    た時は、検出値の演算による冷凍機制御を停止するとと
    もに検出器異常を表示し、既設定の運転パターンプログ
    ラムによって、周囲条件の上限における運転パターン
    と、下限における運転パターンとの平均とすることを特
    徴とする冷蔵庫の温度制御方法。
JP63284712A 1988-11-10 1988-11-10 冷蔵庫の温度制御方法 Expired - Lifetime JPH0733944B2 (ja)

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JPH02130376A JPH02130376A (ja) 1990-05-18
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