JPH0733931Y2 - ミラーユニット付サンバイザ - Google Patents

ミラーユニット付サンバイザ

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JPH0733931Y2
JPH0733931Y2 JP3560390U JP3560390U JPH0733931Y2 JP H0733931 Y2 JPH0733931 Y2 JP H0733931Y2 JP 3560390 U JP3560390 U JP 3560390U JP 3560390 U JP3560390 U JP 3560390U JP H0733931 Y2 JPH0733931 Y2 JP H0733931Y2
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JP
Japan
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sun visor
mirror unit
lid body
printed wiring
wiring board
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JP3560390U
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JPH03125611U (ja
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春夫 中村
剛 野上
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、ミラーユニット付サンバイザに関するもの
で、特にミラーを照光する照明具のスイッチ構造を簡素
化したミラーユニット付サンバイザに関する。
《従来の技術》 近時、車両用サンバイザに化粧用ミラー等を付設し、商
品価値を高めたミラー付サンバイザが一部採用されてお
り、特に高級車種に多用される傾向にある。
第5図は化粧用ミラーの夜間使用時の便宜を図るため
に、この化粧用ミラーに照明具を付設したミラーユニッ
ト付サンバイザを示すもので、図面において、サンバイ
ザ本体1は回動用シャフト2を介して、車体側に固定さ
れたブラケットに回動可能に支承されており、このサン
バイザ本体1の表面側ほぼ中央部に取付けられるミラー
ユニット3は、化粧用ミラー4並びにその両側に配置さ
れる照明具5を備えたユニットベース3aと、このユニッ
トベース3aに回動可能に取付けられるリッド体3bとから
なり、このリッド体3bをユニットベース3aに対して閉鎖
することにより、化粧用ミラー4並びに照明具5を覆う
ように構成されている。
さらに、照明具5は、照明用ランプ5aと、この照明用ラ
ンプ5aの前方側に位置する照光用レンズ5bとから構成さ
れており、照明用ランプ5aの配線構造は、第6図に示す
ように、プリント配線基板6がミラーユニット3の裏面
側に取付けられており、このプリント配線基板6のプリ
ント配線7a、7bにそれぞれ銅板8、9がはんだ付けされ
て、スイッチを構成している。
したがって、第7図に示すように、リッド体3bを閉じた
状態においては、プリント配線基板6にはんだ付けされ
ている銅板8、9はOFF状態であり、照明用ランプ5aは
点灯しない。
そして、第5図に示すように、リッド体3bを開放した状
態では、リッド体3bの回動支点側端縁部が銅板8の先端
8aを可動させて、銅板9の先端9aに接触させることにな
り、スイッチがON状態となり、照明用ランプ5aが点灯す
る。
このように従来のミラーユニット付サンバイザにおいて
は、プリント配線基板6に銅板からなるスイッチ機構を
設け、リッド体3bの開閉操作により、この銅板スイッチ
8、9を開閉するという構造をとっている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、従来のミラーユニット付サンバイザは、
プリント配線基板に銅板スイッチを設けるという構成で
あるため、スイッチの構造が、銅板と銅板とを接触させ
るだけであり、その間にホコリ等の異物が入ると接触不
良が生じ易く、また、銅板8、9を繰返し動作した場
合、永久変形が生じ、スイッチが閉じたままになるな
ど、スイッチの信頼性に劣るという欠点が指摘されてい
る。
さらにプリント配線基板6に対して銅板8、9をはんだ
付けしなければならず、加工コストが高く、製品のコス
トアップを招来するという欠点も同時に指摘されてい
る。
この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、
本考案の目的は、ミラーユニット付サンバイザにおける
ランプ点灯用のスイッチ構造に関し、簡単かつ廉価なス
イッチ構造を得ることができるとともに、スイッチの信
頼性を著しく高めたミラーユニット付サンバイザを提供
することにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は車体側に回動用シ
ャフトを介して回動可能に支承されるサンバイザ本体の
中央部に対して、ユニットベースに化粧用ミラー,照明
具をそれぞれ配置して、上記ユニットベース表面側を被
覆する開閉式のリッド体を備えたミラーユニットを設置
してなるミラーユニット付サンバイザにおいて、 前記ユニットベース裏面には、照明具に電流を供給する
プリント配線基板が取付けられ、該プリント配線基板に
は配線の一部に切欠部が設けられた離間接点が形成され
ているとともに、上記リッド体の回動支点側端縁部にコ
ンダクタが設置され、リット体の開放状態時、プリント
配線基板の離間接点に上記コンダクタが当接し、このコ
ンダクタにより両離間接点を導通させることを特徴とす
る。
《作用》 以上の構成から明らかなように、リッド体を開放状態で
保持したとき、リッド体の回動支点側端縁部に設置され
ているコンダクタがプリント配線基板上の離間接点上に
圧接されるため、接点上に異物等が存在しても、接点上
を擦りながら両接点を接続させるため、接触不良にはな
らない。
また、コンダクタをリッド体に設置するという簡単な構
成であり、従来のような銅板のバネ性を利用したスイッ
チ構造でないため、変形歪みによる接点不良を確実に防
止できる。
《実施例の説明》 以下、本考案に係るミラーユニット付サンバイザの実施
例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図はサンバイザ本体とミラーユニットとを分解して
示す斜視図、第2図はサンバイザ本体にミラーユニット
を組付けた状態を示す斜視図、第3図,第4図は本考案
に使用するミラーユニットの構成を示す断面図であり、
第3図はリッド体の閉鎖状態時を示し、第4図はリッド
体の開放状態時をそれぞれ示している。
第1図において、本考案によるミラーユニット付サンバ
イザ10は、車体側に固定されるブラケット11内に回動自
在に挿通される回動用シャフト12を介して回動自在に支
承されるサンバイザ本体13と、このサンバイザ本体13の
表面側(サンバイザ使用時において乗員と対向する面
側)のほぼ中央部に取付固定されるミラーユニット20と
から大略構成されている。
さらに詳しくは、上記サンバイザ本体13はループ状に曲
成され、製品外形を形作るワイヤ芯材14と、このワイヤ
芯材14の両面に積層配置されるウレタンフォーム等のパ
ッド材15と、それらの外周を被包する塩ビシート,クロ
ス等の表皮材16とから構成されている。
さらに、ミラーユニット20をサンバイザ本体13に取付け
るための取付用プレート17がワイヤ芯材14の上縁並びに
下縁にかけて溶接固定されており、この取付用プレート
17には適宜箇所に取付孔18が複数個開設されている。
次に、上記ミラーユニット20はプレート状の樹脂成形体
からなるユニットベース21と、ヒンジ部22を介して、こ
のユニットベース21に回動可能に取着されているリッド
体23とからなり、ユニットベース21の表面ほぼ中央部に
化粧用ミラー24が配置され、その両側に化粧用ミラー24
を照光する照明具25が装備されている。
ところで、本考案によるミラーユニット付サンバイザ10
においては、照明具25は、照明用ランプ26とその前方に
位置する照光用レンズ27とから構成されており、この照
明用ランプ26に電流を供給する配線構造は、図示するよ
うに、ユニットベース21裏面側に取付けられるプリント
配線基板28により行なう。
すなわち、プリント配線基板28には、プリント配線29が
施されており、このプリント配線29は、照明用ランプ26
のプラス極、マイナス極と接続されているとともに、バ
ッテリ側から電流を供給し、アース側に電流を流すよう
になっている。
そして、このプリント配線29に切欠部を設け、離間接点
30a、30bが形成されているとともに、この離間接点30
a、30bに対応するリッド体23の回動支点側端縁部23aに
は銅板等からなるコンダクタ31が取付けられている。
このリッド体23は、ユニットベース21に対して、ヒンジ
部22を介して回動自在に取付けられているが、回動角度
がほぼ45°の角度でデッドポイントを作るように形成さ
れており、45°までの回動角度においてはリッド体23が
閉じる方向に付勢され、かつ45°を越えた回動角度にお
いては開放方向に付勢されることになる。このように、
デッドポイントバネによるバネ力により、リッド体23の
閉鎖状態並びに開放状態でこのリッド体23を確実に保持
するようにしている。
本考案は、以上のように構成されているため、例えば、
第3図においては、リッド体23は閉鎖状態にあり、この
ときプリント配線基板28のプリント配線29における離間
接点30a、30bは接続されていないため、照明用ランプ26
に電流が供給されず、照明用ランプ26は消灯した状態で
ある。
次に、リッド体23を回動させた場合、第4図に示すよう
に、リッド体23の回動支点側端部23aに設けたコンダク
タ31はプリント配線29に設けられた離間接点30a、30b上
を擦りながら押付けられるため、両接点30a、30bが導通
し、スイッチがON状態となり、照明用ランプ26が点灯す
ることになる。
また、リッド体23を閉鎖状態にすれば、離間接点30a、3
0bは離れるため、照明用ランプ26は自動的に消灯するこ
とになる。
このように、リッド体23の開閉操作により照明用ランプ
26を点灯あるいは消灯させるスイッチ構造において、本
考案は上述したようにプリント配線基板28に離間接点30
a、30bを設け、かつ、この離間接点30a、30bにリッド体
23の開閉時それぞれ当接するコンダクタ31を設けるとい
う簡単な構成であるため、製作が廉価にできるととも
に、ホコリ等の異物が離間接点30a、30b上に付着して
も、コンダクタ31が両接点30a、30b上を擦り付けながら
接触することになり、接点機構の信頼性を著しく高める
ことができるという利点がある。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案によるミラーユニット付サ
ンバイザによれば、以下に記載する格別の作用効果を有
する。
本考案によれば、従来のように銅板スイッチのバネ性
を利用するものではなく、リッド体の回動支点側端縁に
設けたコンダクタにより、リッド体の開放操作に伴い擦
りながら両接点を接触させるというものであるため、接
点上にホコリ等の異物が付着していても、接点の接続を
確実に行なうことができ、接点の信頼性を著しく高める
という効果を有する。
本考案によれば、リッド体の開閉に伴い、プリント配
線基板側の接点に圧接されるコンダクタをリッド体に設
けるという簡単な構成であるため、従来のようにはんだ
付等の加工コストが省け、製作コストが大幅に引下げら
れるという効果を有する。
本考案によれば、従来のように銅板スイッチのバネ性
を利用するものではなく、リッド体に設けたコンダクタ
をリッド体開閉時、プリント配線基板側の接点に圧接す
るという構成であるため、経時変化により銅板スイッチ
が永久変形するという不具合はなくなり、スイッチの信
頼性を高めるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるミラーユニット付サンバイザ実施
例を示すもので、サンバイザ本体並びにミラーユニット
を分解して示す全体斜視図、第2図は同実施例における
ミラーユニットをサンバイザ本体に取付けた状態を示す
斜視図、第3図は同実施例におけるミラーユニットの要
部を示すもので、リッド体の閉鎖状態時を示す断面図、
第4図は同実施例におけるミラーユニットの要部を示す
もので、リッド体の開放状態時を示す断面図、第5図は
従来のミラーユニット付サンバイザを示す斜視図、第6
図はミラーユニットのスイッチ構造を示す説明図、第7
図は第5図中VII-VII断面図である。 10……ミラーユニット付サンバイザ 13……サンバイザ本体 20……ミラーユニット 21……ユニットベース 23……リッド体 24……化粧用ミラー 25……照明具 26……照明用ランプ 28……プリント配線基板 29……プリント配線 30(30a、30b)……接点 31……コンダクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に回動用シャフト(12)を介して回
    動可能に支承されるサンバイザ本体(13)の中央部に対
    して、ユニットベース(21)に化粧用ミラー(24),照
    明具(25)をそれぞれ配置して、上記ユニットベース
    (21)表面側を被覆する開閉式のリッド体(23)を備え
    たミラーユニット(20)を設置してなるミラーユニット
    付サンバイザにおいて、 前記ユニットベース(21)裏面には、照明具(25)に電
    流を供給するプリント配線基板(28)が取付けられ、該
    プリント配線基板(28)には配線(29)の一部に切欠部
    が設けられた離間接点(30a、30b)が形成されていると
    ともに、上記リッド体(23)の回動支点側端縁部(23
    a)にコンダクタ(31)が設置され、リッド体(23)の
    開放状態時、プリント配線基板(28)の離間接点(30
    a、30b)に上記コンダクタ(31)が当接し、このコンダ
    クタ(31)により両離間接点(30a、30b)を導通させる
    ことを特徴とするミラーユニット付サンバイザ。
JP3560390U 1990-04-02 1990-04-02 ミラーユニット付サンバイザ Expired - Lifetime JPH0733931Y2 (ja)

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JP3560390U JPH0733931Y2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 ミラーユニット付サンバイザ

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JP3560390U JPH0733931Y2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 ミラーユニット付サンバイザ

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JPH03125611U JPH03125611U (ja) 1991-12-18
JPH0733931Y2 true JPH0733931Y2 (ja) 1995-08-02

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ID=31541103

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