JPH0733859Y2 - 冷凍式除湿装置 - Google Patents

冷凍式除湿装置

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JPH0733859Y2
JPH0733859Y2 JP1988068584U JP6858488U JPH0733859Y2 JP H0733859 Y2 JPH0733859 Y2 JP H0733859Y2 JP 1988068584 U JP1988068584 U JP 1988068584U JP 6858488 U JP6858488 U JP 6858488U JP H0733859 Y2 JPH0733859 Y2 JP H0733859Y2
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air
heat exchangers
heat exchanger
defrosting
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順 一岡
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、たとえば0℃以下の低露点の空気を得るため
の冷凍式除湿装置に関し、特に複数台の熱交換器を備
え、除湿時とデフロスト時とで複数台の熱交換器を切り
換えて運転を行なうようにした冷凍式除湿装置に関す
る。
[従来の技術] 低露点の空気が連続的に得られるよう複数台の熱交換器
を除湿時とデフロスト時とで切り換えて運転を行なう冷
凍式除湿装置が従来より知られている。
この冷凍式除湿装置は、第8図に示すように空気入口側
の通風路40が複数の通風路40a、40b、40cに分岐し、こ
れら通風路40a、40b、40cがそれぞれ熱交換器41、41、4
1の吸込口に接続されている。それぞれの通風路40a、40
b、40cには、モーターMで駆動されるダンパー42が設け
られている。
また、前記熱交換器41、41、41の吸出口側には通風路43
a、43b、43cが接続され、これら通風路43a、43b、43cは
合流して出口側の通風路43となっている。
それぞれの通風路43a、43b、43cにもモーターMで駆動
されるダンパー44が設けられ、また、それぞれの熱交換
器41、41、41には、冷凍サイクルに接続され、除湿時に
低温液冷媒が流される熱交換コイル41a、41a、41aが設
けられている。
このような冷凍式除湿装置では、複数台の熱交換器41、
41、41のうち、1台の熱交換器は空気出入口のダンパー
42、44が閉成されてデフロストが行なわれ、デフロスト
終了後は除湿運転に切り換えられるとともに、つぎの1
台の熱交換器は空気出入口がダンパー42、44によって閉
成されてデフロストが行なわれる。この動作が順次繰り
返えされ、空気出口側の通風路43より連続して低露点空
気が取り出せる。
なお、熱交換器41、41、41のデフロストを行なうには、
デフロスト時に熱交換コイル41aにホットガスを通す
か、図示しない散水管にて熱交換コイル41aに散水を行
なう。
[考案が解決しようとする課題] 上述した従来の冷凍式除湿装置では、熱交換器41、41、
41の空気入口側および空気出口側に通風路40a、40b、40
cおよび通風路43a、43b、43cを分岐して設けなければな
らず、またそれぞれの通風路にダンパー42、44を設ける
必要があるので、構造が複雑となり、設備費のコスト高
を招くという問題点がある。
また、通風路の分岐が多いことで、空気圧損を招くとい
う問題点がある。
さらに、除湿運転とデフロスト運転の切り換えが多く、
切り換えショックによって空気出口側の露点が変化する
という不都合が生じる。
本考案はこのような従来の課題を解決するために提案さ
れたものであり、運転制御を単純化できて、効率よく低
露点空気を造り出せきる冷凍式除湿装置を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本考案に係る冷凍式除湿装
置は下部に空気吸込口を、上部に同吹出口を有するハウ
ジング内に同一円周線上で円陣状に配設された複数台の
除湿用熱交換器と、モータの間欠駆動により回転して前
記熱交換器の空気通路を順次一定時間ずつ閉ざす回転ダ
ンパーと、回転ダンパーによって空気通路を閉ざされて
いる熱交換器のデフロストを行う除霜手段を備えたもの
としてある。
[作用] モータによって駆動される回転ダンパーにより空気吸込
口および空気吹出口が閉成されている熱交換器において
は順次デフロストが行われ、一方、他の熱交換器におい
ては除湿運転が行なわれるので、間断なくしかも効率よ
く低露点空気が得られる。
[実施例] 以下本考案を添付図面の第1〜7図に示す一具体例に基
いて詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る冷凍式除湿装置の系統図を示
し、第2図は同装置の縦断面図を示す。
両図で、放射状に配列される複数の熱交換器1の吸込口
1aは、空気入口側の通風路2に連通しており、この通風
路2に設けられた回転ダンパー3によって、デフロスト
時には第2図中のたとえば対向する熱交換器13,13の吸
込口が順次閉成される。
また、各熱交換器1の吹出口1bは空気出口側の通風路4
に連通され、この通風路4には前記回転ダンパー3と連
通する回転ダンパー5が設けられており、対向する熱交
換器の吹出口1b、1bがデフロスト時に順次閉成される。
これら回転ダンパー3、5は、モータMによって駆動さ
れる。
また、低温液冷媒が送り込まれる冷媒管6は、電磁弁
7、膨張弁8、8を介して対向位置の各熱交換コイルC
に接続されており、各ホットガス管9は開閉弁10を介し
て対向位置の熱交換コイルC、Cに接続されている。各
熱交換コイルCの出口側は戻り管11を介してアキュムレ
ーターに接続されている。このように、各熱交換コイル
Cは冷凍サイクルに接続されている。
上記冷凍式除湿装置では、回転ダンパー3および5が低
速で間欠的に回転されて、たとえば対向する熱交換器の
吸込口1a、1aおよび吹出口1b、1bが順次閉成されてゆ
き、吸込口1aおよび吹出口1bが閉ざされた対向する2台
の熱交換器1、1において順次除霜手段が作動され、他
の複数台の熱交換器1で除湿運転が行なわれる。ここ
で、除湿運転時は開閉弁10が閉成されて、電磁弁7が開
成され熱交換コイルCが冷却されて吸込空気との熱交換
が行なわれる。
また除霜手段が作動時は、デフロストが行なわれる2組
の熱交換コイルC側の電磁弁7が閉成されて、開閉弁10
が開閉されることにより熱交換コイルCにホットガスが
通されてデフロストが行われる。
これにより通風路4の出口からは連続して低露点空気が
取り出せる。
次ぎに、上記冷凍式除湿装置の具体的な一実施例を第2
図及至第4図に基いて説明する。
同図で、円筒状のハウジング12の内周部には複数台の縦
型の熱交換器13が、ハウジング12に固定されたベース板
14上に放射状に配列されて取り付けられており、このベ
ース板14には、中心孔と各熱交換器13の下端の吸込口13
a部のみに開口部が形成されている。
上記熱交換器13は、第4図のようにケース15の上下端部
のみが開口しており、下端開口部が吸込口13aを、上端
開口部が吹出口13bとなっている。
このケース15内には熱交換コイルCが段違いに設けられ
ており、またハウジング12内の熱交換器13の上方には、
ハウジング12に固定されたステー16上にモーターMが取
り付けられている。このモーターMの下向き回転軸17の
下端部には水平連結軸18が取付けられ、その両端に扇状
の回転ダンパー19、19が熱交換器の吸込口13a、13aに近
接して取り付けられていて、これら回転ダンパー19、19
によって対向する熱交換器13、13の吸込口13a、13aを塞
ぐことができるようになっている。
また、モータMの回転軸17の上部には水平連結軸20が取
り付けられて、その両端にも扇状の回転ダンパー21、21
が吹出口13b、13bに接近して取り付けられており、これ
ら回転ダンパー21、21によって対向する熱交換器13、13
の吹出口13b、13bを塞ぐことができるようになってい
る。
なお、熱交換器13は第1図中の熱交換器1に対応し、回
転ダンパー19および21は第1図中の回転ダンパー3およ
び5に対応する。
上記ハウジング12の下側部には空気入口側のダクト22が
設けられており、ハウジング12の頂部には空気出口側の
ダクト23が設けられている。
また、ベース板14の下面およびハウジング12の下部には
デフロスト時の排水用ドレーン24が取り付けられてい
る。
このように構成される上記冷凍式除湿装置では、間欠的
に低速回転するモータMにより回転ダンパー19、19およ
び21、21が回転されることで、対向する熱交換器13、13
の吸込口13a、13aおよび吹出口13b、13bが順次閉成され
る。対向する熱交換器13、13の吸込口および吹出口が閉
ざされるとモータMが停止し、回転ダンパーが熱交換器
を塞いでいる状態でこれらの熱交換器のデフロストが行
なわれ、他の複数台の熱交換器13で除湿運転が行われ
る。
デフロストが終了すると熱交換器13、13は除湿運転に切
り換えられ、再びモータMが駆動して回転ダンパーが次
の熱交換器を塞いでデフロストが行われる。
これによりダクト22から取り入れられた空気は、各熱交
換器13で除湿され、上方の空気出口側のダクト23からは
連続して低露点空気が取り出せる。
このように上記冷凍式除湿装置では、従来のように各通
風路に設けたダンパーを除湿時およびデフロスト時に切
り変えるのと異なり、回転ダンパー19、21を用いている
ので、構造が簡単であり、また従来のようなダンパーに
よる切換えショックが発生しないことから、効率よく低
露点空気を造り出すことができる。
次ぎに第5図及至第7図に基いて他の実施例の冷凍式除
湿装置を説明する。
この実施例に用いられる横型の熱交換器25は、第7図の
ようにケース26の水平方向に抜ける吸込口25aおよび吹
出口25bが設けられており、ケース26内に段違いに熱交
換コイルCが配列されている。
円筒状のハウジング27内の中央部には、ベース板28上に
複数台の上記熱交換器25が放射状に配列されて取り付け
られている。
また、ハウジング27内の熱交換器25の上方には、ステー
29によってモータMが取り付けられている。
このモーターMの下向き回転軸30には、空気取入口31か
ら入った空気の上方への吹き抜けを防ぐための水平遮蔽
板33が取り付けられており、この遮蔽板33の下面には、
デフロスト時に対向する熱交換器25、25の内周側に位置
する吸込口25a、25aを塞ぐための弧状の回転ダンパー3
2、32が垂設されている。
また、水平遮蔽板33の外周部に突設した水平軸33a,33a
の先端部には、対向する熱交換器25、25の外周側に位置
する吹出口25b、25bを塞ぐための弧状の回転ダンパー3
4、34が垂設されている。
上記モータMが間欠的に低速回転すると、回転ダンパー
32、32が吸込口25a、25aを順次閉成してゆき、回転ダン
パー34、34が吹出口25b、25bを順次閉成してゆくので、
吸込口25aおよび吹出口25bが閉ざされた対向する熱交換
器25、25においてデフロスト運転を順次行うことがで
き、他の複数台の熱交換器25で除湿運転を行うことがで
きる。
上記冷凍式除湿装置では、ハウジング27の下側部に設け
られた空気取入用のダクト35から入った空気が、空気取
入口を経て、水平遮蔽板33により水平方向に向きを変え
られ、除湿運転中の各熱交換器25で冷却・除湿された
後、放射状に吹き出される。そして低露点空気は、ハウ
ジング27の内周壁側を立ち上がって、ハウジング27頂部
の空気出口用のダクト36より取り出される。
このように上記冷凍式除湿装置では、前述した実施例の
除湿装置と同様、回転ダンパー32および34によって熱交
換器25の吸込口25aおよび吹出口25bを開閉するように構
成され、従来のようなダンパーによる切換えショックが
発生せず、効率よく低露点空気を取り出すことができ
る。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、複数台の熱交換器
を放射状に配設し、これら熱交換器の吸込口および吹出
口を順次閉成可能な回転ダンパーを設けるようにしたの
で、従来の除湿装置のように各通風路にダンパーを設け
た構成に比べて構造が簡単化され、熱交換器の空気圧の
損失も非常に少なく、またダンパーの切り換えショック
が抑えられるので空気出口側の露点が変化するような不
具合は解消される。
また、回転ダンパーを用いているので、単純な運転制御
で連続的に低露点空気が得られるというメリットがあ
り、駆動制御部の構成も簡単化される。
さらに、装置全体の構成が簡単になることから設備費の
コスト削減を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による冷凍式除湿装置の系統図、第2図
は具体的な一実施例を示す上記冷凍式除湿装置の縦断面
図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図は第2
図の冷凍式除湿装置に用いられる熱交換器の斜視図、第
5図は他の実施例の冷凍式除湿装置の縦断面図、第6図
は第5図VI−VI線断面図、第7図は第5図の冷凍式除湿
装置に用いられる熱交換器の斜視図、第8図は従来の冷
凍式除湿装置の構成図である。 図中 1,13,25……熱交換器 1a,13a,25a……吸込口 1b,13b,25b……吹出口 2,4……通風路 3,5,19,21,32,34……回転ダンパー 6……冷媒管、7……電磁弁 8……膨張弁、9……ホットガス管 10……開閉弁、11……配管 12,27……ハウジング 14,28……ベース板、15,26……ケース 16,29……ステー、17,30……回転軸 18,20……水平軸 22,23,35,36……ダクト 24……ドレーン、31……空気取入口 32……水平遮蔽板、33……水平軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部に空気吸込口を、上部に同吹出口を有
    するハウジング内に同一円周線上で円陣状に配設された
    複数台の除湿用熱交換器と、モータの間欠駆動により回
    転して前記熱交換器の空気通路を順次一定時間ずつ閉ざ
    す回転ダンパーと、回転ダンパーによって空気通路を閉
    ざされている熱交換器のデフロストを行う除霜手段を備
    えてなる冷凍式除湿装置。
JP1988068584U 1988-05-23 1988-05-23 冷凍式除湿装置 Expired - Lifetime JPH0733859Y2 (ja)

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JPH01172623U JPH01172623U (ja) 1989-12-07
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JPH01172623U (ja) 1989-12-07

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