JPH0733829Y2 - 遊技媒体収容箱 - Google Patents
遊技媒体収容箱Info
- Publication number
- JPH0733829Y2 JPH0733829Y2 JP1990119269U JP11926990U JPH0733829Y2 JP H0733829 Y2 JPH0733829 Y2 JP H0733829Y2 JP 1990119269 U JP1990119269 U JP 1990119269U JP 11926990 U JP11926990 U JP 11926990U JP H0733829 Y2 JPH0733829 Y2 JP H0733829Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- game medium
- storage box
- finger
- thumb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、把手部を備えた遊技媒体収容箱に関する。
[従来の技術及び考案が解決しようとする課題] パチンコ等の遊技においては、遊技継続中に遊技媒体が
残り少なくなると、遊技機の近傍に設けられている遊技
媒体貸機に硬貨を投入して遊技媒体を追加取得するとい
うような急な硬貨使用の必要性が度々発生することがあ
るので、そのような必要性に迅速に応じることができる
ようにするために、遊技機の前の台上に硬貨を積層して
おくことがよく行われている。ところが、硬貨をこのよ
うにして積み上げておくと、遊技者或は他人が過ってこ
れを突き崩すことにより硬貨が散逸するというおそれが
ある。もし硬貨が散逸すると、遊技を中断するか、場合
によっては硬貨を放置して遊技を継続せざるを得ず、何
れにせよ遊技者にとって不都合この上なかった。
残り少なくなると、遊技機の近傍に設けられている遊技
媒体貸機に硬貨を投入して遊技媒体を追加取得するとい
うような急な硬貨使用の必要性が度々発生することがあ
るので、そのような必要性に迅速に応じることができる
ようにするために、遊技機の前の台上に硬貨を積層して
おくことがよく行われている。ところが、硬貨をこのよ
うにして積み上げておくと、遊技者或は他人が過ってこ
れを突き崩すことにより硬貨が散逸するというおそれが
ある。もし硬貨が散逸すると、遊技を中断するか、場合
によっては硬貨を放置して遊技を継続せざるを得ず、何
れにせよ遊技者にとって不都合この上なかった。
一方、遊技者が遊技を終了し、取得したパチンコ玉やコ
インなどの遊技媒体を大量に遊技媒体収容箱中に収容し
て景品交換のためそれを運搬することができるようにす
るために、従来から遊技媒体収容箱に把手を設けてい
る。
インなどの遊技媒体を大量に遊技媒体収容箱中に収容し
て景品交換のためそれを運搬することができるようにす
るために、従来から遊技媒体収容箱に把手を設けてい
る。
ところが、運搬する人の握力が弱い場合や、遊技場内が
混雑して運搬中に他の人や物にぶつかった場合、或は、
収容された遊技媒体を遊技媒体計数機のホッパ内に排出
するために遊技媒体収容箱を傾斜させたり倒立状態にす
るなどのその収容箱の姿勢の変化に対応して遊技媒体収
容箱に対する支持力の作用方向や位置を変化させる必要
がある場合等に、指を滑らせたり支持力の作用方向や位
置を適切に変化させることができずに床面や計数機の周
囲などに遊技媒体を散乱させてしまうことがあった。
混雑して運搬中に他の人や物にぶつかった場合、或は、
収容された遊技媒体を遊技媒体計数機のホッパ内に排出
するために遊技媒体収容箱を傾斜させたり倒立状態にす
るなどのその収容箱の姿勢の変化に対応して遊技媒体収
容箱に対する支持力の作用方向や位置を変化させる必要
がある場合等に、指を滑らせたり支持力の作用方向や位
置を適切に変化させることができずに床面や計数機の周
囲などに遊技媒体を散乱させてしまうことがあった。
本考案は、従来技術に存した上記のような問題点に鑑み
行われたものであって、その目的とするところは、硬貨
を脱落しないように保持し、且つ硬貨使用の必要性に迅
速に応じることができると共に、取扱者の握力の強弱、
並びに運搬及び計数機への遊技媒体の排出などの作業に
応じた遊技媒体収容箱の姿勢の変化によらず、常に堅固
に把手部を把持して確実に作業を行うことのできる遊技
媒体収容箱を提供することにある。
行われたものであって、その目的とするところは、硬貨
を脱落しないように保持し、且つ硬貨使用の必要性に迅
速に応じることができると共に、取扱者の握力の強弱、
並びに運搬及び計数機への遊技媒体の排出などの作業に
応じた遊技媒体収容箱の姿勢の変化によらず、常に堅固
に把手部を把持して確実に作業を行うことのできる遊技
媒体収容箱を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の遊技媒体収容箱
は、下方に突出する指掛け部の内側に、ほぼ上方に開口
する親指の挿入が可能な硬貨収容溝部を有すると共に、
前記指掛け部と箱部との間に、親指以外の1本以上の指
をほぼ下方より挿入し得る挿入部を有し、指掛け部の外
側における指又は掌と、硬貨収容溝部内に挿入された親
指との間に指掛け部の各側壁部又は底壁部を挟むことが
できる把手部を備えるものとしている。
は、下方に突出する指掛け部の内側に、ほぼ上方に開口
する親指の挿入が可能な硬貨収容溝部を有すると共に、
前記指掛け部と箱部との間に、親指以外の1本以上の指
をほぼ下方より挿入し得る挿入部を有し、指掛け部の外
側における指又は掌と、硬貨収容溝部内に挿入された親
指との間に指掛け部の各側壁部又は底壁部を挟むことが
できる把手部を備えるものとしている。
また本考案の遊技媒体収容箱は、前記硬貨収容溝部が、
硬貨支持部の曲率半径が異なる2以上の部分に分かれた
ものとすることもできる。
硬貨支持部の曲率半径が異なる2以上の部分に分かれた
ものとすることもできる。
なお、本明細書において、上方及び下方というのは、何
れも遊技媒体収容箱を水平面上に正立載置した場合を基
準としている。
れも遊技媒体収容箱を水平面上に正立載置した場合を基
準としている。
[作用] 硬貨収容溝部が指掛け部の内側にてほぼ上方に開口する
ので、遊技媒体収容箱を遊技者の前に載置してその硬貨
収容溝部に硬貨を収容させておけば、収容された硬貨は
硬貨収容溝部内に脱落しないように保持され、硬貨使用
の必要性に迅速に応じることができる。
ので、遊技媒体収容箱を遊技者の前に載置してその硬貨
収容溝部に硬貨を収容させておけば、収容された硬貨は
硬貨収容溝部内に脱落しないように保持され、硬貨使用
の必要性に迅速に応じることができる。
また、指掛け部が下方に突出し、且つ指掛け部と箱部と
の間に親指以外の1本以上の指をほぼ下方より挿入し得
る挿入部を有するので、把手部を把持して遊技媒体収容
箱の持ち上げ及び運搬を行う場合に、親指以外の1本以
上の指或は親指以外の1本以上の指及び掌を略フック形
状に屈曲して指掛け部の外周面に沿わせると共に少なく
ともその指先を挿入部に挿入し、以って遊技媒体を収容
した遊技媒体収容箱の重量を支持するようにすれば、大
量の遊技媒体が収容されていてもその大重量を支持し易
い。
の間に親指以外の1本以上の指をほぼ下方より挿入し得
る挿入部を有するので、把手部を把持して遊技媒体収容
箱の持ち上げ及び運搬を行う場合に、親指以外の1本以
上の指或は親指以外の1本以上の指及び掌を略フック形
状に屈曲して指掛け部の外周面に沿わせると共に少なく
ともその指先を挿入部に挿入し、以って遊技媒体を収容
した遊技媒体収容箱の重量を支持するようにすれば、大
量の遊技媒体が収容されていてもその大重量を支持し易
い。
また指掛け部の内側に、ほぼ上方に開口する硬貨収容溝
部を有するので、前記のように親指以外の1本以上の指
或はその指及び掌を略フック形状に屈曲して指掛け部の
外周面に沿わせ且つ少なくともその指先を挿入部に挿入
すると共に、親指をほぼ上方から硬貨収容溝部に挿入す
ることにより、指掛け部の外周面に沿い、また挿入部に
挿入された指、或はその指及び掌と、その指掛け部の内
側の硬貨収容溝部内に挿入された親指との間に指掛け部
の両側壁部及び底壁部を挟むようにして堅固に把手部を
掴むことができる。
部を有するので、前記のように親指以外の1本以上の指
或はその指及び掌を略フック形状に屈曲して指掛け部の
外周面に沿わせ且つ少なくともその指先を挿入部に挿入
すると共に、親指をほぼ上方から硬貨収容溝部に挿入す
ることにより、指掛け部の外周面に沿い、また挿入部に
挿入された指、或はその指及び掌と、その指掛け部の内
側の硬貨収容溝部内に挿入された親指との間に指掛け部
の両側壁部及び底壁部を挟むようにして堅固に把手部を
掴むことができる。
そのため、たとえ握力があまり強くなくても、遊技媒体
を収容した状態の遊技媒体収容箱を運搬する際に指を滑
らせるおそれがほとんどなく、また、指掛け部の両側壁
部及び底壁部の何れをも、親指以外の指或はその指及び
掌と、親指との間に挾持することができるので、収容さ
れた遊技媒体を遊技媒体計数機のホッパ内に排出するた
めに遊技媒体収容箱を傾斜させたり倒立状態にする場合
に、その遊技媒体収容箱の姿勢に応じて適切な壁部を自
由に挾持することによって常に堅固に把手部を把持し得
る。
を収容した状態の遊技媒体収容箱を運搬する際に指を滑
らせるおそれがほとんどなく、また、指掛け部の両側壁
部及び底壁部の何れをも、親指以外の指或はその指及び
掌と、親指との間に挾持することができるので、収容さ
れた遊技媒体を遊技媒体計数機のホッパ内に排出するた
めに遊技媒体収容箱を傾斜させたり倒立状態にする場合
に、その遊技媒体収容箱の姿勢に応じて適切な壁部を自
由に挾持することによって常に堅固に把手部を把持し得
る。
一方、硬貨収容溝部が、硬貨支持部の曲率半径が複雑種
の硬貨の外径に対応して異なる2以上の部分に分かれた
ものとすれば、当該複数種の硬貨が硬貨収容溝部に収容
されて安定保持される。
の硬貨の外径に対応して異なる2以上の部分に分かれた
ものとすれば、当該複数種の硬貨が硬貨収容溝部に収容
されて安定保持される。
[実施例] 本考案の実施例を、図面を参照しつつ説明する。
第1図乃至第4図は本考案遊技媒体収容箱の1実施例と
してのパチンコ玉収容箱であって、そのうち第1図は正
面半断面図、第2図は平面図、第3図は右側面図、第4
図は、正面要部拡大断面図である。
してのパチンコ玉収容箱であって、そのうち第1図は正
面半断面図、第2図は平面図、第3図は右側面図、第4
図は、正面要部拡大断面図である。
10は、数千個のパチンコ玉を収容することができる箱部
である。
である。
箱部10は、平面長方形状をなし、各側壁12、14は、上方
に向かって外向きに傾斜している。従って箱部10は、上
方に拡開するよう形成されている。箱部10の底外周部は
下方に延設されて支持部20を構成している。22は、支持
部20の内側において箱部10の底面に設けられた補強用の
突条である。
に向かって外向きに傾斜している。従って箱部10は、上
方に拡開するよう形成されている。箱部10の底外周部は
下方に延設されて支持部20を構成している。22は、支持
部20の内側において箱部10の底面に設けられた補強用の
突条である。
箱部10における両短側壁14の上部中央部には、把手部24
が設けられている。
が設けられている。
把手部24において、26は、下方に湾曲突出し、断面略U
字状をなす溝形部(指掛け部)であって、両端部が端壁
28によって閉塞された溝形部26の内側は、断面略U字状
をなし且つほぼ上方に開口する硬貨収容溝部29に構成さ
れている。
字状をなす溝形部(指掛け部)であって、両端部が端壁
28によって閉塞された溝形部26の内側は、断面略U字状
をなし且つほぼ上方に開口する硬貨収容溝部29に構成さ
れている。
その硬貨収容溝部29の湾曲部の曲率半径は、百円硬貨30
の半径に対応している。
の半径に対応している。
溝形部26における片側の上端縁部と箱部10における短側
壁14の上端縁部とは、水平連結板31により連結され、溝
形部26における両端壁28の側縁部と箱部10における短側
壁14の外側面とは、それぞれ垂直連結板32により連結さ
れている。このような構成により、溝形部26の一方の側
壁26aと箱部10の短側壁14との間に、下方開口から指先
部34aを挿入し得る挿入部36が形成されている。
壁14の上端縁部とは、水平連結板31により連結され、溝
形部26における両端壁28の側縁部と箱部10における短側
壁14の外側面とは、それぞれ垂直連結板32により連結さ
れている。このような構成により、溝形部26の一方の側
壁26aと箱部10の短側壁14との間に、下方開口から指先
部34aを挿入し得る挿入部36が形成されている。
硬貨収容溝部29内には百円硬貨30が脱落しないように保
持され、その上方開口から自在に百円硬貨30を出し入れ
することができる。
持され、その上方開口から自在に百円硬貨30を出し入れ
することができる。
また、把手部24における溝形部26が断面略U字状に下方
に湾曲突出し、且つ溝形部26と箱部10の短側壁14との間
に下方開口から指先部34aを挿入し得る挿入部36が形成
されているので、把手部24を把持してパチンコ玉収容箱
の持ち上げ及び運搬を行う場合に、親指42以外の4本の
指34及び掌44を略フック形状に屈曲して溝形部26の外周
面に沿わせると共にその4本の指34の指先部34aを挿入
部36に挿入し、以ってパチンコ玉を収容したパチンコ玉
収容箱の重量を支持するようにすれば、溝形部26の外周
面が湾曲していて指34及び掌44に対する当たりが柔らか
いことと相まって、大量のパチンコ玉が収容されていて
もその大重量を支持し易い。
に湾曲突出し、且つ溝形部26と箱部10の短側壁14との間
に下方開口から指先部34aを挿入し得る挿入部36が形成
されているので、把手部24を把持してパチンコ玉収容箱
の持ち上げ及び運搬を行う場合に、親指42以外の4本の
指34及び掌44を略フック形状に屈曲して溝形部26の外周
面に沿わせると共にその4本の指34の指先部34aを挿入
部36に挿入し、以ってパチンコ玉を収容したパチンコ玉
収容箱の重量を支持するようにすれば、溝形部26の外周
面が湾曲していて指34及び掌44に対する当たりが柔らか
いことと相まって、大量のパチンコ玉が収容されていて
もその大重量を支持し易い。
溝形部26の内側に、ほぼ上方に開口する硬貨収容溝部29
を有するので、第4図に示されるように、親指42以外の
4本の指34及び掌44を略フック形状に屈曲して溝形部26
の外周面に沿わせ且つその4本の指34の指先部34aを挿
入部36に挿入すると共に、親指42をほぼ上方から硬貨収
容溝部29に挿入することにより、前記4本の指34及び掌
44と親指42との間に溝形部26の両側壁部及び底壁部を挟
むようにして堅固に把手部24を掴むことができる。
を有するので、第4図に示されるように、親指42以外の
4本の指34及び掌44を略フック形状に屈曲して溝形部26
の外周面に沿わせ且つその4本の指34の指先部34aを挿
入部36に挿入すると共に、親指42をほぼ上方から硬貨収
容溝部29に挿入することにより、前記4本の指34及び掌
44と親指42との間に溝形部26の両側壁部及び底壁部を挟
むようにして堅固に把手部24を掴むことができる。
そのため、たとえ握力があまり強くなくても、パチンコ
玉を収容した状態のパチンコ玉収容箱を運搬する際に指
34を滑らせるおそれがほとんどなく、また、溝形部26の
両側壁部及び底壁部の何れをも、前記4本指34及び掌44
と親指42との間に挾持することができるので、収容され
たパチンコ玉をパチンコ玉計数機のホッパ内に排出する
ためにパチンコ玉収容箱を傾斜させたり倒立状態にする
場合に、そのパチンコ玉収容箱の姿勢に応じて適切な壁
部を自由に挾持することによって常に堅固に把手部24を
把持し得る。それに加えて、挿入部36に挿入された指34
を垂直連結板32の内側面に、硬貨収容溝部29に挿入され
た親指42を端壁28の内側面に、必要に応じそれぞれ当接
させることにより、パチンコ玉収容箱の姿勢に応じた把
手部24の把持をより一層確実堅固に行うことができる。
玉を収容した状態のパチンコ玉収容箱を運搬する際に指
34を滑らせるおそれがほとんどなく、また、溝形部26の
両側壁部及び底壁部の何れをも、前記4本指34及び掌44
と親指42との間に挾持することができるので、収容され
たパチンコ玉をパチンコ玉計数機のホッパ内に排出する
ためにパチンコ玉収容箱を傾斜させたり倒立状態にする
場合に、そのパチンコ玉収容箱の姿勢に応じて適切な壁
部を自由に挾持することによって常に堅固に把手部24を
把持し得る。それに加えて、挿入部36に挿入された指34
を垂直連結板32の内側面に、硬貨収容溝部29に挿入され
た親指42を端壁28の内側面に、必要に応じそれぞれ当接
させることにより、パチンコ玉収容箱の姿勢に応じた把
手部24の把持をより一層確実堅固に行うことができる。
勿論、必要に応じ、親指42を硬貨収容溝部29に挿入せず
に水平連結板31などに当接させておいても差し支えな
い。
に水平連結板31などに当接させておいても差し支えな
い。
なお、このパチンコ玉収容箱は合成樹脂により一体成形
されているが、本考案が材料や製造方法において特に限
定されるものではないことは云うまでもない。
されているが、本考案が材料や製造方法において特に限
定されるものではないことは云うまでもない。
また、硬貨収容溝部は、内面部に凹凸や突条を有してい
てもよく、壁部に透孔を有していてもよい。
てもよく、壁部に透孔を有していてもよい。
更に、硬貨収容溝部は、収容された硬貨が容易には脱落
しないように構成されていればよく、必ずしも両端部を
閉塞することを要しない。例えば、上記のような溝形部
の内面を弾力性のある材料により構成して硬貨の直立支
持及び抜き取りを自在ならしめたり、硬貨を支持する突
起部や突条を上記のような溝形部の内面に設けたりして
もよい。
しないように構成されていればよく、必ずしも両端部を
閉塞することを要しない。例えば、上記のような溝形部
の内面を弾力性のある材料により構成して硬貨の直立支
持及び抜き取りを自在ならしめたり、硬貨を支持する突
起部や突条を上記のような溝形部の内面に設けたりして
もよい。
またこの実施例では、両方の把手部24に硬貨収容溝部29
を有しているが、片方のみであっても十分に本考案の効
果を奏し得る。
を有しているが、片方のみであっても十分に本考案の効
果を奏し得る。
第5図乃至第7図は別の実施例における把手部24を表わ
すものであって、そのうち第5図は平面図、第6図は第
5図におけるVI−VI線断面図、第7図は第5図における
VII−VII線断面図である。
すものであって、そのうち第5図は平面図、第6図は第
5図におけるVI−VI線断面図、第7図は第5図における
VII−VII線断面図である。
この実施例では、断面略U字状をなす効果収容溝部29
が、湾曲部38a、39a(硬貨支持部)の曲率半径が異なる
2つの溝部38及び39に分かれており、各溝部38及び39の
曲率半径は、2種の硬貨の外径に対応している。
が、湾曲部38a、39a(硬貨支持部)の曲率半径が異なる
2つの溝部38及び39に分かれており、各溝部38及び39の
曲率半径は、2種の硬貨の外径に対応している。
実施例を示して以上に説明した本考案の遊技媒体収容箱
において対象となる遊技媒体としては、パチンコ玉の外
に遊技用コインを挙げることができるが、特にこれらに
限定されるものでないことは云うまでもない。
において対象となる遊技媒体としては、パチンコ玉の外
に遊技用コインを挙げることができるが、特にこれらに
限定されるものでないことは云うまでもない。
なお、本考案とは異なり、収容箱における把手以外の部
分に硬貨を収容する溝部を設けたり、把手において指掛
け用の下方突出部の内側以外の部分に硬貨を収容する溝
部を設けた場合でも、硬貨を安定保持することは勿論可
能である。
分に硬貨を収容する溝部を設けたり、把手において指掛
け用の下方突出部の内側以外の部分に硬貨を収容する溝
部を設けた場合でも、硬貨を安定保持することは勿論可
能である。
[考案の効果] 本考案の遊技媒体収容箱では、遊技媒体収容箱を遊技者
の前に載置してその硬貨収容溝部に硬貨を収容させてお
けば、収容された硬貨は硬貨収容溝部内に脱落しないよ
うに保持されて、単に台上に硬貨を積み上げておく場合
のように崩れて散逸することが防がれ、而も、遊技継続
中に遊技媒体が残り少なくなって遊技機の近傍に設けら
れている遊技媒体貸機に硬貨を投入して遊技媒体を追加
取得するというような急な硬貨使用の必要性に迅速に応
じることができるので、遊技者が遊技に専念することが
できる。そして、指掛け部が下方に突出し、且つ指掛け
部と箱部との間に挿入部を有するため、大量の遊技媒体
が収容されていてもその大重量を支持し易く、而も、指
掛け部の内側にほぼ上方に開口する硬貨収容溝部を有す
るので、指掛け部の外周面に沿い、また挿入部に挿入さ
れた親指以外の指、或はその指及び掌と、その指掛け部
の内側の硬貨収容溝部内に挿入された親指との間に指掛
け部の両側壁部及び底壁部を挟むようにして堅固に把手
部を掴むことができて、たとえ握力があまり強くなくて
も、遊技媒体を収容した状態の遊技媒体収容箱を運搬す
る際に指を滑らせて遊技媒体を散乱させるおそれを効果
的に回避することができ、また、指掛け部の両側壁部及
び底壁部の何れをも、親指以外の指或はその指及び掌
と、親指との間に挾持することができるので、遊技媒体
収容箱の姿勢に応じて適切な壁部を自由に挾持すること
によって常に堅固に把手部を把持し得、それによって、
遊技媒体計数機などへの遊技媒体の排出作業を確実且つ
円滑に行うことが可能となる。
の前に載置してその硬貨収容溝部に硬貨を収容させてお
けば、収容された硬貨は硬貨収容溝部内に脱落しないよ
うに保持されて、単に台上に硬貨を積み上げておく場合
のように崩れて散逸することが防がれ、而も、遊技継続
中に遊技媒体が残り少なくなって遊技機の近傍に設けら
れている遊技媒体貸機に硬貨を投入して遊技媒体を追加
取得するというような急な硬貨使用の必要性に迅速に応
じることができるので、遊技者が遊技に専念することが
できる。そして、指掛け部が下方に突出し、且つ指掛け
部と箱部との間に挿入部を有するため、大量の遊技媒体
が収容されていてもその大重量を支持し易く、而も、指
掛け部の内側にほぼ上方に開口する硬貨収容溝部を有す
るので、指掛け部の外周面に沿い、また挿入部に挿入さ
れた親指以外の指、或はその指及び掌と、その指掛け部
の内側の硬貨収容溝部内に挿入された親指との間に指掛
け部の両側壁部及び底壁部を挟むようにして堅固に把手
部を掴むことができて、たとえ握力があまり強くなくて
も、遊技媒体を収容した状態の遊技媒体収容箱を運搬す
る際に指を滑らせて遊技媒体を散乱させるおそれを効果
的に回避することができ、また、指掛け部の両側壁部及
び底壁部の何れをも、親指以外の指或はその指及び掌
と、親指との間に挾持することができるので、遊技媒体
収容箱の姿勢に応じて適切な壁部を自由に挾持すること
によって常に堅固に把手部を把持し得、それによって、
遊技媒体計数機などへの遊技媒体の排出作業を確実且つ
円滑に行うことが可能となる。
また、硬貨収容溝部が、硬貨支持部の曲率半径が複数種
の硬貨の外径に対応して異なる2以上の部分に分かれた
ものとすれば、当該複数種の硬貨が硬貨収容溝部に収容
されて安定保持されるので、その時々の必要に応じ、遊
技者が適切な硬貨を選択して使用することができる。
の硬貨の外径に対応して異なる2以上の部分に分かれた
ものとすれば、当該複数種の硬貨が硬貨収容溝部に収容
されて安定保持されるので、その時々の必要に応じ、遊
技者が適切な硬貨を選択して使用することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第4図は本考案遊技媒体収容箱の1実施例と
してのパチンコ玉収容箱であって、そのうち第1図は正
面半断面図、第2図は平面図、第3図は右側面図、第4
図は、正面要部拡大断面図である。 第5図乃至第7図は別の実施例における把手部を表わす
ものであって、そのうち第5図は平面図、第6図は第5
図におけるVI−VI線断面図、第7図は第5図におけるVI
I−VII線断面図である。 図面中、10は箱部、24は把手部、26は溝形部、29は硬貨
収容溝部、34は指、36は挿入部、38a、39aは湾曲部、42
は親指である。
してのパチンコ玉収容箱であって、そのうち第1図は正
面半断面図、第2図は平面図、第3図は右側面図、第4
図は、正面要部拡大断面図である。 第5図乃至第7図は別の実施例における把手部を表わす
ものであって、そのうち第5図は平面図、第6図は第5
図におけるVI−VI線断面図、第7図は第5図におけるVI
I−VII線断面図である。 図面中、10は箱部、24は把手部、26は溝形部、29は硬貨
収容溝部、34は指、36は挿入部、38a、39aは湾曲部、42
は親指である。
Claims (2)
- 【請求項1】下方に突出する指掛け部の内側に、ほぼ上
方に開口する親指の挿入が可能な硬貨収容溝部を有する
と共に、 前記指掛け部と箱部との間に、親指以外の1本以上の指
をほぼ下方より挿入し得る挿入部を有し、 指掛け部の外側における指又は掌と、硬貨収容溝部内に
挿入された親指との間に指掛け部の各側壁部又は底壁部
を挟むことができる把手部を備えることを特徴とする遊
技媒体収容箱。 - 【請求項2】前記硬貨収容溝部が、硬貨支持部の曲率半
径が異なる2以上の部分に分かれている請求項1記載の
遊技媒体収容箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990119269U JPH0733829Y2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 遊技媒体収容箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990119269U JPH0733829Y2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 遊技媒体収容箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0475586U JPH0475586U (ja) | 1992-07-01 |
JPH0733829Y2 true JPH0733829Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=31867238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990119269U Expired - Lifetime JPH0733829Y2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | 遊技媒体収容箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733829Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0793982B2 (ja) * | 1990-11-26 | 1995-10-11 | 寿雄 谷角 | 硬貨ホルダー付パチンコ店用手持ち玉箱 |
JP2577738Y2 (ja) * | 1992-08-24 | 1998-07-30 | 狭山精密工業株式会社 | 遊技媒体収納箱 |
JP2602649Y2 (ja) * | 1992-10-29 | 2000-01-24 | 株式会社光新星 | パチンコ玉ケース |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219190A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-27 | 谷角 寿雄 | パチンコ店用手持ち玉箱 |
JPS62243576A (ja) * | 1986-04-12 | 1987-10-24 | 谷角 寿雄 | 硬貨ホルダ−付きパチンコ機 |
-
1990
- 1990-11-13 JP JP1990119269U patent/JPH0733829Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0475586U (ja) | 1992-07-01 |
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