JPH0733776Y2 - 排泄処理装置の排泄物用センサ - Google Patents

排泄処理装置の排泄物用センサ

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JPH0733776Y2
JPH0733776Y2 JP9284190U JP9284190U JPH0733776Y2 JP H0733776 Y2 JPH0733776 Y2 JP H0733776Y2 JP 9284190 U JP9284190 U JP 9284190U JP 9284190 U JP9284190 U JP 9284190U JP H0733776 Y2 JPH0733776 Y2 JP H0733776Y2
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excrement
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は特に病人等用の排泄処理装置の排泄物用センサ
に関する。
[従来の技術] 従来この種の装置として、パンツ主体に排泄物用セン
サ,空気供給装置,温水供給装置および排泄物排出装置
を接続して、排泄が排泄物用センサにより検知されるれ
排泄物の排出と洗浄を行って、排泄物を自動的に処理す
るものが特開昭61−342号公報で提案されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来技術においては、排泄用センサが湿分量の変化
によりスイッチ動作を行う半導体素子などを用いていた
ため、排出物の排出と洗浄後であっても排泄物用センサ
の廻りが所定の湿分量に達しているような場合には、誤
動作する虞れがあった。
そこで本考案は前記問題点を解決して排泄物を正確に検
知する排泄処理装置の排泄物用センサを提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案の排泄処理装置の排泄物用センサは、絶縁材を介
在した外筒電極及び該外筒電極より突出した内筒電極を
備えるとともに前記内筒電極の内側に空気通路を開口し
た排泄処理装置の排泄物用センサである。
[作用] 上記構成によって絶縁材上の排泄物により、外筒電極と
内筒電極が導通状態となり、また排泄処理時においては
内筒電極の内側から空気が供給され前記絶縁材上の排泄
物を除去して外筒電極と内筒電極間を非導通状態とする
ことができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図乃至第20図は本考案の一実施例を示し、第1図乃
至第6図に示すように、本考案は空気および液体の供給
並びに排泄物の排出を行う複数の通路を内部に形成した
高分子樹脂成型体1と、この高分子樹脂成型体1に被装
されたシリコーンシート体2とからなる排泄用着用体3
を有し、また第14図乃至第18図に示すように排泄用着用
体3内の通路に接続された弁ユニット4と、この弁ユニ
ット4に接続された洗浄水供給装置たる温水供給装置5,
空気供給装置6,脱気装置7とを有し、さらに前記排泄用
着用体3の通路に接続された排泄物排出装置8を有し、
さらにまた予め定められたプログラムに従い弁ユニット
4並びに各装置5,6,7,8等を制御する制御部9を有して
いる。また、前記排泄用着用体3は使用者の股部に配置
された状態で紐10付きの布カバー11により取り付け保持
されるものであり、前記空気供給装置6,脱気装置7に接
続された膨縮可能な腰当バッグ12と共用して使用するよ
うになっている。
高分子樹脂成型体1は股部側に配置される主壁部13尻部
側に配置される副壁部14とをL字形状に交差して一体化
しており、主壁部13と副壁部14の内面側の両側縁には端
縁が股形状に沿ってカーブしている側壁部15が一体に形
成されている。前記主壁部13の中央よりやや内端側に対
応する左右の側壁部15の端縁内側と、前記副壁部14内面
とには排泄物を検知する排泄物用センサ16(以下、セン
サと称す)が設けられ、このセンサ16は図示しない電気
コードによって前記制御部9に電気的に接続されてい
る。前記主壁部13内面の外端側中央には供給口たる第1
のエジェクタノズル17が1個設けてあり、その内端側中
央には第1のエジェクタノズル17A,17B,17Cが縦列で3
個設けてあり、このうちの外端側のエジェクタノズル17
Aには噴霧口を使用者の会陰部に向けて折り曲げて方向
設定可能なノズル端部18が設けられている。前記副壁部
14内面の外端側中央には第2のエジェクタノズル19が1
個設けられている。前記主壁部13内面の中央より一側方
には外端側と中側とに1個ずつ空気吐出口たる温風吹出
口20,20Aが設けられ、前記副壁部14内面の中央より一側
方には外端側に1個の温風吹出口20Bが設けられてい
る。前記主壁部13内端部の中央より他側方には排泄物吸
込口21が形成されている。前記高分子樹脂成型体1内に
は前記各第1のエジェクタノズル17,17A,17B,17Cの基端
および第2のエジェクタノズル19の端部およびセンサ16
の基端中心部に連通する温められた圧縮空気供給用の第
1の通路22と各第1のエジェクタノズル17,17A,17B,17C
の中程および第2のエジェクタノズル19の端部に連通す
る温水圧送用の第2の通路23と、前記各温風吹出口20,2
0A,20Bに連通する温風圧送用の第3の通路24と、前記排
泄物吸込口21に連通する第4の通路25とが形成されてい
る。各通路22,23,24,25は主壁部13の外端面に開口し、
第1の通路22の開口部には前記弁ユニット4に接続する
ヒータ26付きの第1のホース27が接続され、第2の通路
23の開口部には弁ユニット4に接続するヒータ26付きの
第2のホース28が接続され、第3の通路24にはエルボ29
のヒータ26付きの孔30を介して弁ユニット4に接続する
第3のホース31が接続され、第4の通路25にはエルボ29
の孔32を介して前記排泄物排出装置8に接続する第4の
ホース33が接続されている。前記エルボ29は前記主壁部
13の外端面に螺子34によって固設されている。この場
合、第1,第2の通路22,23の開口部には金属管35が装着
され、この金属管35に第1,第2のホース27,28が挿着さ
れており、第3,第4のホース31,33はエルボ29のホース
接続部36に挿着されている。
シリコーンシート体2は前記高分子樹脂成型体1の外周
面形状に合わせて形成した外装部37を有し、この外装部
37によって高分子樹脂成型体1の外周面を被装し、この
外装部37の外側部に当板38を当接し複数の螺子39によっ
て固設して外装部37を高分子樹脂成形体に一体化させて
いる。また外装部37の開口全周縁には舌部40が延在し、
この開口全周部付近および舌部40は高分子樹脂成型体の
外周面に接着剤にて接着固設している。シリコーンシー
ト体2はさらに前記外装部37の周囲が外方に延在、この
部分に圧縮空気の給脱により膨縮可能な袋状のエアシー
ル部41が高分子樹脂成型体1の全周を囲むようにして楕
円状に一体形成されている。このエアシール部41は連通
ホース42によって前記腰当バッグ12に連通しているとと
もに圧縮空気の供給および吸引を行う第5のホース43に
よって前記弁ユニット4に接続されており、この第5の
ホース43は分岐ホース44により前記エアシール部41と腰
当バッグ12とに接続されている。また、エアシール部41
の全周囲にはシリコーン延設部45が一体形成されてい
る。
センサ16は第7図,第8図に示すように導電材料からな
る外筒電極46の中心に同様な材料からなる内筒電極47を
配置し、外筒電極46の内面と内筒電極47の外面との間に
合成樹脂等の絶縁材たる絶縁性モールド材48を充填して
双方の電極46,47を一体化しており、前記外筒電極46の
先端は、前記排泄用着用体3の内面と略同一面状に設け
られた絶縁性モールド材48の表面と同一面状に設けら
れ、また内筒電極47の先端には外筒電極46より0.5〜1mm
程度突出する突出部49を有し、さらに内筒電極47内には
前記第1の通路22と連通する空気通路50を縦設するとと
もにこの空気通路50は内筒電極47の先端に開口してお
り、そしてこの空気通路50を通って突出部49から吐出す
る圧縮空気によって内筒電極47の先端周囲に付着する水
分(排泄物)を吹き飛ばして除去する。尚、各電極46,4
7の基端には突片形状のコード接続部51が形成されてい
る。
第1のエジェクタノズル17,17A,17B,17Cは第9図,第10
図に示すように空気供給管52の先端にカップ状の水供給
筒53の底部側が一体に形成されており、前記水供給筒53
内にはノズル体54が嵌着されている。前記空気供給管52
の中程周面には段差部55が形成され、この段差部55には
仕切部材56が嵌着され、この仕切部材56を介して空気供
給管52内の空気通路57の基端開口部を第1の通路22と連
通し、水供給管53の周囲に複数形成された水通路58の基
端開口部を前記第2の通路23と連通している。前記水通
路58は空気通路57の周囲位置でこれと平行に配置してい
る。ノズル体54は中央孔59の両端に末広がりのテーパ孔
60,61が連設されており、基端側のテーパ孔60によって
空気通路57からの圧縮空気と水通路58からの温水が混合
して絞られ、これが中央孔59を経て先端側のテーパ孔61
によって拡散され霧状のジェット水として噴射される。
水供給筒53の周面にはパッキン62の装着溝63が形成され
ている。
第2のエジェクタノズル19は第11図乃至第13図に示すよ
うに円柱ノズル64の内部にL字状の通路65が形成され、
この通路65の一端が円柱ノズル体64の上面に開口して噴
射口66を形成し、通路65の他端上部には第1の扇状切欠
部67が連設され、下部には切欠部67より幅広の第2の扇
状切欠部68が連設され、この第1,第2の切欠部67,68に
は前記第2の通路23が連通し、第1の切欠部67には第1
の通路22が連通しており、第1の切欠部67にて第1の通
路22からの圧縮空気が第2の通路23からの温水と混合し
て絞られながら通路65を経て噴射口66から霧状のジェッ
ト水として噴射される。円柱ノズル体64の周面にはパッ
キン69の装着溝70が形成されている。
弁ユニット4および各装置5,6,7,8および制御部9は台
車71に搭載しており、台車71の前列には排泄物排出装置
8が配設され、中央には温水供給装置5,弁ユニット4お
よび各装置5,6,7,8を構成するコンプレッサ72が配設さ
れ、後列には制御部9が配設されている。前記コンプレ
ッサ72の空気取出口は第6のホース73により弁ユニット
4に接続されている。
温水供給装置5は第14図,第15図に示すように水タンク
74を有し、この水タンク74の上面中央に水注入筒75が立
設され、この水注入筒75には圧力弁76付きの蓋77が開閉
可能に装着されている。また水タンク74には水位センサ
78,サーミスタ79およびヒータ80を有し、制御部9によ
ってサーミスタ79の検知温度が一定になるようにヒータ
80の通断電を制御するとともに水位センサ78からの信号
に基づき水切れ状態を報知できるようになっている。ま
た、水タンク74の上面には圧縮空気を水タンク74内に圧
送する第7のホース81が接続されているとともに水タン
ク74の胴部下方には弁ユニット4を介して第2のホース
23に連通する第8のホース82が接続され、さらに上面に
も弁ユニット4を介して第2のホース23に連通する第9
のホース83が接続されている。第7のホース81を通して
水タンク74内に供給される圧縮空気の圧力によって水タ
ンク74内の温水を排泄用着用体3に第8のホース83を通
して供給し、かつ弁切換によって第9のホース83を通し
て空気供給する。
排泄物排出装置8は第14図乃至第18図に示すように排泄
物タンク84を有し、この排泄物タンク84の側方に上下分
割可能なサクションチャンバ85が設けられ、このサクシ
ョンチャンバ85内に吸引動力源としてのサクションモー
タ86が配設されている。前記排泄物タンク84の上口部に
は臭気排出チャンバ87が着脱可能に装着され、前記サク
ションチャンバ85の上部には中継チャンバ88が固設され
ている。また、サクションチャンバ85の側部には分離室
89が設けられている。前記中継チャンバ88内には前記第
4のホース33が接続され排泄物を臭気排出チャンバ87に
送る排泄物通路90と、臭気排出チャンバ87からの臭気を
前記分離室87に送る第1の臭気通路91と、分離室87から
の臭気を前記サクションチャンバ85に送る第2の臭気通
路92とを有している。前記臭気排出チャンバ87の上蓋部
には上板93が固着されているとともに下口部は一体な仕
切壁94により仕切られており、チャンバ87内には前記排
泄物通路90に一端を接続しタンク84に他端を開口するエ
ルボ管95が配設され、また、一端を第1の臭気通路91と
接続し他端をチャンバ87内に開口する吸込管96が配設さ
れている。前記仕切壁94に連通孔97が形成され、この連
通孔97には上壁98と周側壁99を有する内筒100が立設さ
れ、その周側壁99には同一角度をなす多数の傾斜孔101
が設けられ、この外方に内筒100より高い外筒102が立設
されている。前記連通孔97の下方には邪魔板103が水平
に配設されている。また、臭気排出チャンバ87にはタン
ク84内の排泄物量を検知する水位センサ104が設けら
れ、またタンク84との気密を保持するパッキン105が設
けられているとともに、ハンドル106および臭気排出チ
ャンバ87と中継チャンバ88とを気密保持状態で密着させ
るための係脱可能の連結レバー107を設けている。分離
室89は入口108と出口109が並設され、入口108の下方に
邪魔板110が斜設され、下方に貯溜物のセンサ111および
ドレン112が設けられている。また、サクションチャン
バ85下方の出口には消臭フィルタ113が装着されてる。
サクションモータ86による吸引力で第4のホース33を通
して送られてきた排泄物は第14図の矢印のように中継チ
ャンバ87の排泄物通路90と臭気排出チャンバ87のエルボ
管95を経て排泄物タンク84内に収納される。一方、タン
ク84内の臭気は邪魔板103に衝突して攪乱されて内筒100
の傾斜孔101から螺旋状に旋回しながら流出し外筒102に
沿って上昇し上板93に衝突しさらに攪乱してから吸込管
96,第1の臭気通路91を経て分離室89に送られ、ここで
邪魔板110に衝突して攪乱,滞留し、不純物と分離さ
れ、この後第2の臭気通路92を経てサクションチャンバ
85内に入り、さらに消臭フィルタ113を通して消臭状態
で大気中に放散される。
弁ユニット4は第19図に示すように複数の電磁切換弁を
備えており、コンプレッサ72からの圧縮空気圧力を調整
する圧力調整弁114と、エアシール,腰当バッグ膨張用
の第1の切換弁115と、エアシール,腰当バッグ収縮用
の第2の切換弁116と、温風吹出用の第3の切換弁117
と、ノズル用の第4の切換弁118と、水圧送用の第5の
切換弁119とからなる。第1の切換弁115を通電するとエ
アシール部41および腰当バッグ12に圧縮空気が供給さ
れ、断電により通路が遮断される。第3の切換弁117に
電通するとノズル,温風用の第2,第3の通23,24に空気
が圧送され、断電により通路が遮断される。第4,第5切
換弁118,119に通電するとノズル用の第1の通路22に温
水が圧送され、断電すると第1の通路22に空気が圧送さ
れる。第2の切換弁116に通電するとエアシール部41お
よび腰当バッグ12内の空気がコンプレッサ72により吸引
される。
次に上記構成につきその作用を第20図を参照して説明す
る。
排泄用着用体3を使用者120の股部分に着用させ、布カ
バー11にて取付保持させるとともに腰部に腰当バッグ12
を配置する。この場合、高分子樹脂成型体1の主壁部13
は股部側、副壁部は尻部側に位置させる。使用者120が
寝たままの状態で排泄を行うと、排泄物により外筒電極
46と内筒電極47が導通状態となって、センサ16が排泄物
を検知し、この検知信号に基づき制御部9は本装置を起
動させ予め定められたプログラムに従い一連の排泄処理
動作を実行する。
まず、コンプレッサ72およびサクションモータ86が作動
するとともに第1の切換弁115が通電し、これによって
圧縮空気が第5のホース43,分岐ホース44,連通ホース42
を通してエアシール部41および腰当バッグ12に供給され
て膨張する。腰当バッグ12の膨張により腰が持ち上げら
れ、エアシール部41を介しシリコーンシート体2の全周
が肌に密着し、肌と高分子樹脂成型体の内面との間に密
閉空間を形成する。
つぎに第1の切換弁115が断電し、第3,第4,第5の切換
弁117,118,119が同時に通電して各エジェクタノズル17,
17A,17B,17C,19から水と空気が混合され、かつ、温めら
れ空気を混合した水が霧状に噴射し、かつ各温風吹出口
20,20A,20B及びセンサ16の空気通路50から温風が20〜50
分間吹き出す。この間排泄物吸込口21からは排泄物が空
気を混合した水とともに順次吸い出され、かつ空気を混
合した水と温風により洗浄され続ける。この場合第4,第
5の切換弁118,119は例えば15秒間隔で通断電して空気
を混合した水を断続的に噴出させている。所定時間経過
後、第4,第5の切換弁118,119は断電され、これによっ
て各エジェクタノズル17,17A,17B,17C,19からは温めら
れた空気が噴射し続け、温風吹出口20,20A,20B及び空気
通路50からの温風とともに密閉空間内を乾燥させる。こ
の乾燥工程を20〜50分間行ったのち、第3の切換弁117
を断電し、第2の切換弁116を通電させてエアシール部4
1および腰当バッグ12内の空気を吸引して収縮させた時
点で装置を停止し処理動作を完了するものである。
このように上記実施例においては、排泄物を検知するた
めのセンサ16がモールド材48を介してその内外に内筒電
極47,外筒電極46を設けて水分(排泄物)の有無を検知
でき、検知後においては空気を空気通路50の開口より噴
出しせしめて水分(排泄物)を除去できるものであるた
め排泄物の検知を確実に行うことができる。さらに前記
内筒電極47を外筒電極46より突出させたことにより、排
泄物は外筒電極46に邪魔されることなく外方へ飛散でき
るため排泄処理後誤動作が生ずることはない。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例
えば内,、外筒電極及び樹脂モールド材の形状,寸法並
びに樹脂の種類などは適宜選定すればよい。
[考案の効果] 本考案は洗浄水供給装置に接続した供給口と、空気供給
装置に接続した空気吐出口と、排泄物排出装置に接続し
た排泄物吸込口と、排泄物を検知する排泄物用センサを
排泄用着用体の内面に設けて、前記排泄物用センサによ
り前記洗浄水供給装置,空気供給装置及び排泄物排出装
置を作動する排泄処理装置の排泄物用センサにおいて、
前記排泄物用センサが絶縁材を介在した外筒電極及び該
外筒電極より突出した内筒電極を備えるとともに前記内
筒電極の内側に前記空気供給装置に接続した空気通路を
開口したことにより検知後においては排泄物を飛散して
除去することにより排泄物を正確に検知できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第20図は本考案の一実施例を示し、第1図は
排泄用着用体の斜視図、第2図(A)(B)は同断面
図、第3図は高分子樹脂成型体とエルボを示す斜視図、
第4図,第5図は高分子樹脂成型体の断面図、第6図は
着用状態を示す断面図、第7図はセンサの断面図、第8
図は同斜視図、第9図は第1のエジェクタノズルの断面
図、第10図は同斜視図、第11図は第2のエジェクタノズ
ルの断面図、第12図は同平面図、第13図は同切欠斜視
図、第14図は各装置を台車に搭載した状態を示す斜視
図、第15図は同平面図、第16図は排泄物排出装置を示す
断面図、第17図は第16図のA−A線拡大断面図、第18図
はサクション構造を示す断面図、第19図は空気および水
の流れを示す回路図、第20図は処理動作を示すタイムチ
ャートである。 3……排泄用着用体 5……温水供給装置(洗浄水供給装置) 6……空気供給装置 8……排出物排出装置 16……排泄物用センサ 17,17A,17B,17C,19……エジェクタノズル(供給口) 20,20A,20B……温風吹出口(空気吐出口) 21……排泄物吸込口 46……外筒電極 47……内筒電極 48……絶縁性モールド材(絶縁材) 50……空気通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄水供給装置に接続した供給口と、空気
    供給装置に接続した空気吐出口と、排泄物排出装置に接
    続した排泄物吸込口と、排泄物を検知する排泄物用セン
    サを排泄用着用体の内面に設けて、前記排泄物用センサ
    により前記洗浄水供給装置,空気供給装置及び排泄物排
    出装置を作動する排泄処理装置の排泄物用センサにおい
    て、前記排泄物用センサが絶縁材を介在した外筒電極及
    び該外筒電極より突出した内筒電極を備えるとともに前
    記内筒電極の内側に前記空気供給装置に接続した空気通
    路を開口したことを特徴とする排泄処理装置の排泄物用
    センサ。
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JP2008178701A (ja) * 2008-03-10 2008-08-07 Sanyo Electric Co Ltd 排泄物処理装置

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