JPH0715539Y2 - 排泄処理装置 - Google Patents

排泄処理装置

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JPH0715539Y2
JPH0715539Y2 JP9369590U JP9369590U JPH0715539Y2 JP H0715539 Y2 JPH0715539 Y2 JP H0715539Y2 JP 9369590 U JP9369590 U JP 9369590U JP 9369590 U JP9369590 U JP 9369590U JP H0715539 Y2 JPH0715539 Y2 JP H0715539Y2
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excrement
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誠二 川崎
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誠二 川崎
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は特に病人等用の排泄処理装置に関し、特に液体
供給装置,空気供給装置および排泄物排出装置を備えた
排泄処理装置に関する。
[従来の技術] 従来この種の装置として、パンツ主体にセンサ,空気供
給装置,温水供給装置および排泄物排出装置を接続し
て、排泄がセンサにより検知されると予め定められたプ
ログラムに従い排泄物の排出と洗浄を行って、排泄物を
自動的に処理するものが特開昭51-122994号公報で提案
されている。
この種の装置においては、空気供給装置はポンプまたは
コンプレッサにより圧縮空気を供給し、温水供給装置は
別途に設けられたポンプにより加圧した温水を供給し、
排泄物供給装置は排泄物をタンク内に収容するように構
成されていた。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来技術においては、ポンプまたはコンプレッサに
より圧縮空気を供給し、これとは別途に設けられたポン
プによって温水を圧送するものであるため装置が大型化
すると、排泄物供給装置は単にタンク内に排泄物を収容
するものであるためタンク内に臭気が充満し悪臭を放つ
という問題があった。
そこで本考案は装置の小型化を図ると共に悪臭を防止し
得る排泄処理装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は液体供給装置からの液体を供給する供給口と、
空気供給装置からの空気を供給する供給口と、排泄物排
出装置により排泄物を吸引排出する排泄物吸込口とを排
泄用着用体の内面に備えてなる排泄処理装置において、
前記液体供給装置は液体を収容したタンク内に空気供給
装置からの圧縮空気を供給して液体を圧送し、前記排泄
物排出装置はサクション手段により排泄物をタンク内に
収容するとともにタンク内の臭気を脱臭経路を経てフィ
ルタを介し排出するものである。
[作用] 上記構成によって、空気供給装置からの圧縮空気を液体
が収容されたタンク内に供給して液体を圧送することに
より液体圧送用のポンプを省略でき装置の小型化が図ら
れる。また、排泄物が収容されたタンク内の臭気を脱臭
経路を経てフィルタを介し排出することにより排泄物に
よる悪臭の発生を解消できる。。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図乃至第20図は本考案の一実施例を示し、第1図乃
至第6図に示すように、本装置は空気および液体の供給
並びに排泄物の排出を行う複数の通路を内部に形成した
高分子樹脂成型体1と、この高分子樹脂成型体1に被装
された柔軟なシート体たるシリコーンシート体2とから
なる排泄用着用体3を有し、また第14図乃至第18図に示
すように排泄用着用体3内の通路に接続された弁ユニッ
ト4と、この弁ユニット4に接続された温水供給装置5,
空気供給装置6,脱気装置7とを有し、さらに前記排泄用
着用体3の通路に接続された排泄物排出装置8を有し、
さらにまた予め定められたプログラムに従い弁ユニット
4並びに各装置5,6,7,8等を制御する制御部9を有して
いる。また、前記排泄用着用体3は使用者の股部に配置
された状態で紐10付きの布カバー11により取り付け保持
されるものであり、前記空気供給装置6,脱気装置7に接
続された膨縮可能な腰当バッグ12と共用して使用するよ
うになっている。
高分子樹脂成型体1は股部側に配置される主壁部13とこ
の主壁部13より短く形成され尻部側に配置される副壁部
14とをL字形状に交差して一体化しており、主壁部13と
副壁部14の内面側の両側縁には端縁が股形状に沿ってカ
ーブしている側壁部15が一体に形成されている。前記主
壁部13の中央よりやや内端側に対応する左右の側壁部15
の端縁内側と、前記副壁部14内面とには排泄物を検知す
るセンサ16が設けられ、このセンサ16は図示しない電気
コードによって前記制御部9に電気的に接続されてい
る。前記主壁部13内面に外端側中央には第1のエジェク
タノズル17が1個設けてあり、その内端側中央には第1
のエジェクタノズル17A,17B,17Cが縦列で3個設けてあ
り、このうちの外端側のエジェクタノズル17Aには噴霧
口を使用者の会陰部に向けて折り曲げて方向設定可能な
ノズル端部18が設けられている。前記副壁部14内面の外
端側中央には第2のエジェクタノズル19が1個設けられ
ている。前記主壁部13内面の中央より一側方には外端側
と中側とに1個ずつ温風吹出口20,20Aが設けられ、前記
副壁部14内面の中央より一側方には外端側に1個の温風
吹出口20Bが設けられている。前記主壁部13内端部の中
央より他側方には排泄物吸込口21が形成されているとと
もに副壁部14内面が排泄物吸込口21に向って傾斜して排
泄物吸込口21が低くなっている。前記高分子樹脂成型体
1内には前記各第1のエジェクタノズル17,17A,17B,17C
の基端および第2のエジェクタノズル19の端部およびセ
ンサ16の基端中心部に連通する温められた圧縮空気供給
用の第1の通路22と各第1のエジェクタノズル17,17A,1
7B,17Cの中程および第2のエジェクタノズル19の端部に
連通する温水圧送用の第2の通路23と、前記各温風吹出
口20,20A,20Bに連通する温風圧送用の第3の通路24と、
前記排泄物吸込口21に連通する第4の通路25とが形成さ
れている。各通路22,23,24,25は主壁部13の外端面に開
口し、第1の通路22の開口部には前記弁ユニット4に接
続するヒータ26付きの第1のホース27が接続され、第2
の通路23の開口部には弁ユニット4に接続するヒータ26
付きの第2のホース28が接続され、第3の通路24にはエ
ルボ29のヒータ26付きの孔30を介して弁ユニット4に接
続する第3のホース31が接続され、第4の通路25にはエ
ルボ29の孔32を介して前記排泄物排出装置8に接続する
第4のホース33が接続されている。前記エルボ29は前記
主壁部13の外端面に螺子34によって固設されている。こ
の場合、第1,第2の通路22,23の開口部には金属管35が
装着され、この金属管35に第1,第2のホース27,28が挿
着されており、第3,第4のホース31,33はエルボ29のホ
ース接続部36に挿着されている。
シリコーンシート体2は前記高分子樹脂成型体1の外周
面形状に合わせて形成した外装部37を有し、この外装部
37によって高分子樹脂成型体1の外周面を被装し、この
外装部37の外側部に当板38を当接し複数の螺子39によっ
て固設して外装部37を高分子樹脂成形体に一体化させて
いる。また外装部37の開口全周縁には舌部40が延在し、
この開口全周部付近および舌部40は高分子樹脂成型体の
外周面に接着剤にて接着固設している。シリコーンシー
ト体2はさらに前記外装部37の周囲が外方に延在し、こ
の部分に圧縮空気の給脱により膨縮可能な袋状のエアシ
ール部41が高分子樹脂成型体1の全周を囲むようにして
楕円状に一体形成されている。このエアシール部41は連
通ホース42によって前記腰当バッグ12に連通していると
ともに圧縮空気の供給および吸引を行う第5のホース43
によって前記弁ユニット4に接続されており、この第5
のホース43は分岐ホース44により前記エアシール部41と
腰当バッグ12とに接続されている。また、エアシール部
41の全周囲にはシリコーン延設部45が一体形成されてい
る。
センサ16は第7図,第8図に示すように外筒電極46の中
心に内筒電極47を配置し、外筒電極46の内面と内筒電極
47の外面との間に合成樹脂等の絶縁性モールド材48を充
填して双方の電極46,47を一体化しており、内筒電極47
の先端には外筒電極46より0.5〜1mm程度突出する突出部
49を有し、また内筒電極47内には前記第1の通路22と連
通する空気通路50を形成している。この空気通路50を通
って突出部49から吐出する圧縮空気によって内筒電極47
の先端周囲に付着する水分を吹き飛ばして除去する。各
電極46,47の基端には突片形状のコード接続部51が形成
されている。
第1のエジェクタノズル17,17A,17B,17Cは第9図,第10
図に示すように空気供給管52の先端にカップ状の水供給
筒53の底部側が一体に形成されており、前記水供給筒53
内にはノズル体54が嵌着されている。前記空気供給管52
の中程周面には段差部55が形成され、この段差部55には
仕切部材56が嵌着され、この仕切部材56を介して空気供
給管52内の空気通路57の基端開口部を第1の通路22と連
通し、水供給管53の周囲に複数形成された水通路58の基
端開口部を前記第2の通路23と連通している。前記水通
路58は空気通路57の周囲位置でこれと平行に配置してい
る。ノズル体54は圧縮空気と温水とを混合する通路を有
し、これは中央孔59の両端に末広がりのテーパ孔60,61
が連設されており、基端側のテーパ孔60によって空気通
路57からの圧縮空気と水通路58からの温水が混合して絞
られ、これが中央孔59を経て先端側の噴射口たるテーパ
孔61によって拡散され霧状の空気混合水として噴射され
る。水供給筒53の周面にはパッキン62の装着溝63が形成
されている。
第2のエジェクタノズル19は第11図乃至第13図に示すよ
うに円柱ノズル64の内部に圧縮空気と水とを混合するL
字状の通路65が形成され、この通路65の一端が円柱ノズ
ル体64の上面に開口した噴射口66を形成し、通路65の他
端上部には第1の扇状切欠部67が連設され、下部には切
欠部67より幅広の第2の扇状切欠部68が連設され、この
第1,第2の切欠部67,68には前記第2の通路23が連通
し、第1の切欠部67には第1の通路22が連通しており、
第1の切欠部67にて第1の通路22からの圧縮空気が第2
の通路23からの温水と混合して絞られながら通路65を経
て噴射口66から霧状の空気混合水として噴射される。円
柱ノズル体64の周面にはパッキン69の装着溝70が形成さ
れている。
弁ユニット4および各装置5,6,7,8および制御部9は台
車71に搭載しており、台車71の前列には排泄物排出装置
8が配設され、中央には温水供給装置5,弁ユニット4お
よび各装置5,6,7,8を構成するコンプレッサ72が配設さ
れ、後列には制御部9が配設されている。前記コンプレ
ッサ72の空気取出口は第6のホース73により弁ユニット
4に接続されている。
温水供給装置5は第14図,第15図に示すように水タンク
74を有し、この水タンク74の上面中央に水注入筒75が立
設され、この水注入筒75には圧力弁76付きの蓋77が開閉
可能に装着されている。また水タンク74には水位センサ
78,サーミスタ79およびヒータ80を有し、制御部9によ
ってサーミスタ79の検知温度が一定になるようにヒータ
80の通断電を制御するとともに水位センサ78からの信号
に基づき水切れ状態を報知できるようになっている。ま
た、水タンク74の上面には圧縮空気を水タンク74内に圧
送する第7のホース81が接続されているとともに水タン
ク74の胴部下方には弁ユニット4を介して第2のホース
23に連通する第8のホース82が接続され、さらに上面に
も弁ユニット4を介して第2のホース23に連通する第9
のホース83が接続されている。第7のホース81を通して
水タンク74内に供給される圧縮空気の圧力によって水タ
ンク74内の温水を排泄用着用体3に第8のホース83を通
して供給し、かつ弁切換によって第9のホース83を通し
て空気を供給する。
排泄物排出装置8は第14図乃至第18図に示すように排泄
物タンク84を有し、この排泄物タンク84の側方に上下分
割可能なサクションチャンバ85が設けられ、このサクシ
ョンチャンバ85内に吸引動力源としてのサクションモー
タ86が配設されている。前記排泄物タンク84の上口部に
は臭気排出チャンバ87が着脱可能に装着され、前記サク
ションチャンバ85の上部には中継チャンバ88が固設され
ている。また、サクションチャンバ85の側部には分離室
89が設けられている。前記中継チャンバ88内には前記第
4のホース33が接続され排泄物を臭気排出チャンバ87に
送る排泄物通路90と、臭気排出チャンバ87からの臭気を
前記分離室87に送る第1の臭気通路91と、分離室87から
の臭気を前記サクションチャンバ85に送る第2の臭気通
路92とを有している。前記臭気排出チャンバ87の上蓋部
には上板93が固着されているとともに下口部は一体な仕
切壁94により仕切られており、チャンバ87内には前記排
泄物通路90に一端を接続しタンク84に他端を開口するエ
ルボ管95が配設され、また、一端を第1の臭気通路91と
接続し他端をチャンバ87内に開口する吸込管96が配設さ
れている。前記仕切壁94に連通孔97が形成され、この連
通孔97には上壁98と周側壁99を有する内筒100が立設さ
れ、その周側壁99には同一角度をなす多数の傾斜孔101
が設けられ、この外方に内筒100より高い外筒102が立設
されている。前記連通孔97の下方には邪魔板103が水平
に配設されている。また、臭気排出チャンバ87にはタン
ク84内の排泄物量を検知する水位センサ104が設けら
れ、またタンク84との気密を保持するパッキン105が設
けられているとともに、ハンドル106および臭気排出チ
ャンバ87と中継チャンバ88とを気密保持状態で密着させ
るための係脱可能な連結レバー107を設けている。分離
室89は入口108と出口109が並設され、入口108の下方に
邪魔板110が斜設され、下方に貯溜物のセンサ111および
ドレン112が設けられている。また、サクションチャン
バ85下方の出口には消臭フィルタ113が装着されてい
る。前記サクションチャンバ85,臭気排出チャンバ87,中
継チャンバ88おび分離室89によって脱臭経路を構成して
いる。サクションモータ86による吸引力で第4のホース
33を通して送られてきた排泄物は第14図の矢印のように
中継チャンバ87の排泄物通路90と臭気排出チャンバ87の
エルボ管95を経て排泄物タンク84内に収納される。一
方、タンク84内の臭気は邪魔板103に衝突し撹乱されて
内筒100の傾斜孔101から螺旋状に旋回しながら流出して
稀薄になり、さらに外筒102に沿って上昇し上板93に衝
突しさらに撹乱してから吸込管96,第1の臭気通路91を
経て分離室89に送られ、ここで邪魔板110に衝突して撹
乱,滞留し、不純物と分離されて一層稀薄化され、この
後第2の臭気通路92を経てサクションチャンバ85内に入
り、さらに消臭フィルタ113を通して消臭状態で大気中
に放散される。
弁ユニット4は第19図に示すように複数の電磁切換弁を
備えており、コンプレッサ72からの圧縮空気圧力を調整
する圧力調整弁114と、エアシール,腰当バック膨張用
の第1の切換弁115と、エアシール,腰当バッグ収縮用
の第2の切換弁116と、温風吹出用の第3の切換弁117
と、ノズル用の第4の切換弁118と、水圧送用の第5の
切換弁119とからなる。第1の切換弁115を通電するとエ
アシール部41および腰当バッグ12に圧縮空気が供給さ
れ、断電により通路が遮断される。第3の切換弁117に
通電するとノズル,温風用の第2,第3の通23,24に空気
が圧送され、断電により通路が遮断される。第4,第5切
換弁118,119に通電するとノズル用の第1の通路22に温
水が圧送され、断電すると第1の通路22に空気が圧送さ
れる。第2の切換弁116に通電するとエアシール部41お
よび腰当バッグ12内の空気がコンプレッサ72により吸引
される。
次に上記構成につきその作用を第20図を参照して説明す
る。
排泄用着用体3を使用者120の股部分に着用させ、布カ
バー11にて取付保持させるとともに腰部に腰当バッグ12
を配置する。この場合、高分子樹脂成型体1の主壁部13
は股部側、副壁部14は尻部側に位置させる。使用者120
が寝たままの状態で排泄を行うと、これをセンサ16で検
知し、この検知信号に基づき制御部9は本装置を起動さ
せ予め定められたプログラムに従い一連の排泄処理動作
を実行する。
まず、コンプレッサ72およびサクションモータ86が作動
するとともに第1の切換弁115が通電し、これによって
圧縮空気が第5のホース43,分岐ホース44,連通ホース42
を通してエアシール部41および腰当バッグ12に供給され
て膨張する。腰当バッグ12の膨張により腰が持ち上げら
れ、エアシール部41を介しシリコーンシート体2の全周
が肌に密着し、肌と高分子樹脂成型体の内面との間に密
閉空間を形成する。
つぎに第1の切換弁115が断電し、第3,第4,第5の切換
弁117,118,119が同時に通電して各エジェクタノズル17,
17A,17B,17C,19から温められた空気混合水が霧状に噴射
し、かつ各温風吹出口20,20A,20Bから温風が20〜50分間
吹き出す。この間排泄物吸込口21からは排泄物が空気混
合水とともに順次吸い出され、かつ空気混合水と温風に
より洗浄され続ける。この場合第4,第5の切換弁118,11
9は例えば15秒間隔で通断電して空気混合水を断続的に
噴出させている。所定時間経過後、第4,第5の切換弁11
8,119は断電され、これによって各エジェクタノズル17,
17A,17B,17C,19からは温められた空気が噴射し続け、温
風吹出口20,20A,20Bからの温風とともに密閉空間内を乾
燥させる。この乾燥行程を20〜50分間行ったのち、第3
の切換弁117を断電し、第2の切換弁116を通電させてエ
アシール部41および腰当バッグ12内の空気を吸引して収
縮させた時点で装置を停止し処理動作を完了するもので
ある。
このように上記実施例においては、温水供給装置5から
の温水を供給する供給口と、空気供給装置6からの空気
を供給する供給口と、排泄物排出装置8により排泄物を
吸引排出する排泄物吸込口21とを排泄用着用体3の内面
に備えてなり、前記温水供給装置5は水タンク74内に空
気供給装置6のコンプレッサ72からの圧縮空気を供給し
て水タンク74内の温水を圧送し、排泄物排出装置8はサ
クションモータ86により排泄物を排泄物タンクに84内に
収容すると共に、そのタンク84内の臭気を脱臭経路を経
て脱臭フィルタ113を介し排出するように構成している
ので、温水圧送用のポンプを省略し装置の小型化を図る
ことができる上、排泄物タンク84内の臭気を消臭処理す
るため排泄物による悪臭を周囲に放つことがない。ま
た、エジェクタノズル17,17A,17B,17C,19から噴射され
る水は空気と混合されるので一般的なジェットノズルの
ように水のみを加圧して噴射する場合よりも使用水量が
が少なくてすみ効率的な洗浄が可能であり、水タンク74
の容量も少なくてすので装置全体の小型化が図れる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく本
考案の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能であ
る。例えば脱臭経路の構造は適宜選定すればよい。
[考案の効果] 本考案は液体供給装置からの液体を供給する供給口と、
空気供給装置からの空気を供給する供給口と、排泄物排
出装置により排泄物を吸引排出する排泄物吸込口とを排
泄用着用体の内面に備えてなる排泄処理装置において、
前記液体供給装置は液体を収容したタンク内に空気供給
装置からの圧縮空気を供給して液体を圧送し、前記排泄
物排出装置はサクション手段により排泄物をタンク内に
収容するとともにタンク内の臭気を脱臭経路を経てフィ
ルタを介し排出することにより、装置の小型化を図ると
共に悪臭を防止し得る排泄処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第20図は本考案の一実施例を示し、第1図は
排泄用着用体の斜視図、第2図(A)(B)は同断面
図、第3図は高分子樹脂成型体とエルボを示す斜視図、
第4図,第5図は高分子樹脂成型体の断面図、第6図は
着用状態を示す断面図、第7図はセンサの断面図、第8
図は同斜視図、第9図は第1のエジェクタノズルの断面
図、第10図は同斜視図、第11図は第2のエジェクタノズ
ルの断面図、第12図は同平面図、第13図は同切欠斜視
図、第14図は各装置を台車に搭載した状態を示す斜視
図、第15図は同平面図、第16図は排泄物排出装置を示す
断面図、第17図は第16図のA−A線拡大断面図、第18図
はサクション構造を示す断面図、第19図は空気および水
の流れを示す回路図、第20図は処理動作を示すタイムチ
ャートである。 3……排泄用着用体 5……温水供給装置(液体供給装置) 6……空気供給装置 8……排泄物排出装置 17,17A,17B,17C,19……エジェクタノズル(供給口) 20,20A,20B……温風吹出口(供給口) 21……排泄物吸込口 72……コンプレッサ 74……水タンク(タンク) 84……排泄物タンク(タンク) 85……サクションチャンバ(脱臭経路) 86……サクションモータ(サクション手段) 87……臭気排出チャンバ(脱臭経路) 88……中継チャンバ(脱臭経路) 89……分離室(脱臭経路) 113……消臭フィルタ(フィルタ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体供給装置からの液体を供給する供給口
    と、空気供給装置からの空気を供給する供給口と、排泄
    物排出装置により排泄物を吸引排出する排泄物吸込口と
    を排泄用着用体の内面に備えてなる排泄処理装置におい
    て、前記液体供給装置は液体を収容したタンク内に空気
    供給装置からの圧縮空気を供給して液体を圧送し、前記
    排泄物排出装置はサクション手段により排泄物をタンク
    内に収容するとともにタンク内の臭気を脱臭経路を経て
    フィルタを介し排出することを特徴とする排泄処理装
    置。
JP9369590U 1990-09-05 1990-09-05 排泄処理装置 Expired - Lifetime JPH0715539Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9369590U JPH0715539Y2 (ja) 1990-09-05 1990-09-05 排泄処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9369590U JPH0715539Y2 (ja) 1990-09-05 1990-09-05 排泄処理装置

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JPH0451923U JPH0451923U (ja) 1992-05-01
JPH0715539Y2 true JPH0715539Y2 (ja) 1995-04-12

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ID=31831108

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