JPH07336313A - 音声符号化処理装置 - Google Patents

音声符号化処理装置

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Publication number
JPH07336313A
JPH07336313A JP13188794A JP13188794A JPH07336313A JP H07336313 A JPH07336313 A JP H07336313A JP 13188794 A JP13188794 A JP 13188794A JP 13188794 A JP13188794 A JP 13188794A JP H07336313 A JPH07336313 A JP H07336313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplitude
error
adpcm
decoding
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP13188794A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Yamada
誠一 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13188794A priority Critical patent/JPH07336313A/ja
Publication of JPH07336313A publication Critical patent/JPH07336313A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル移動通信に用いる音声符号化処理
装置において伝送誤りが検出された場合、ADPCM復
号処理で逆量子化する際に求める量子化スケールファク
タから伝送誤りによって復号音声の振幅が大きくなる可
能性がある音声サンプルを抽出し、そのサンプルのみを
抑圧することで伝送誤りによる音声品質の劣化を防ぐ。 【構成】 誤りを検出する誤り検出部11と、復号処理
を行なうADPCM復号処理部12と、復号音声の平均
振幅値を求める平均振幅算出部13と、量子化スケール
ファクタとエラーフラグとから振幅抑圧要求を出力する
パラメータ判定部14と、復号音声の振幅値を抑圧する
振幅抑圧部15とを備え、パラメータ判定部14から振
幅抑圧要求が出力された時のみ復号音声の振幅値を抑圧
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路誤りが問題とな
るディジタル移動通信において、A/D変換されたAD
PCM符号を順次符号化処理する音声符号化処理号化装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3はディジタル移動通信にADPCM
符号化処理を用いるときのADPCM符号の伝送フォー
マットの例である。この例では、32kbpsADPCM符
号を40サンプル分まとめて1フレームとし、誤り検出
符号はADPCM符号40サンプルを対象としている。
【0003】図2は従来の音声符号化処理装置を示して
いる。図2において、21は受信したADPCM符号の
伝送誤りを検出する誤り検出部であり、22はADPC
M符号を復号処理するADPCM復号処理部であり、2
3は伝送誤りが検出された場合に復号音声の振幅レベル
を抑圧する振幅抑圧部である。
【0004】次に上記従来の音声符号化処理装置に入力
されるADPCM符号に伝送誤りが付加された場合の復
号処理について説明する。図3に示すフョーマットで受
信するADPCM符号+誤り検出符号b(n)は、誤り
検出部21に入力され、ADPCM符号d(k)だけを
取り出し、ADPCM符号処理部22へ出力する。ま
た、受信した1フレーム中から誤りが検出された場合に
は、そのフレームのデータがADPCM復号処理部22
で復号処理されている間、エラーフラグe(n)を出力
する。ADPCM復号処理部22では、ADPCM符号
d(k)を復号処理して復号音声s(k)を出力する。
この復号音声s(k)を受信した振幅抑圧部23は、エ
ラーフラグe(k)が出力されていれば、復号音声の振
幅レベルを一定レベルに抑圧して、出力音声s’(k)
の中に大振幅であるノイズが発生するのを抑える。
【0005】
【発明が解決使用とする課題】しかしながら、上記従来
の構成では、エラーグラフe(n)が出力されている
間、つまりエラーグラフが検出されたフレームに対応す
る復号音声s(k)を出力している間、一定レベルの振
幅抑圧を行なっているため、1フレーム中に1ビットで
も誤りがあった場合、そのフレーム全体の復号音声が抑
圧されてしまうので、音声品質が劣化してしまうという
問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、誤りがあった場合の音声品質の劣化を防止する
ことのできる音声符号化処理装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、符号化されたADPCM符号を数サンプ
ル分まとめたフレーム内の誤りを検出する誤り検出部
と、ADPCM符号を復号処理して復号音声を出力する
ADPCM復号処理部と、復号処理された復号音声のフ
レーム毎の平均振幅値を求める平均振幅算出部と、AD
PCM復号処理で逆量子化する際に求める量子化スケー
ルファクタから伝送誤りによって復号音声の振幅が大き
くなる可能性がある音声サンプルを抽出して振幅抑圧要
求を出力するパラメータ判定部と、この振幅抑圧要求に
従って復号音声の振幅値を抑圧する振幅抑圧部とを備え
たものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記構成により、誤りが検出された
場合は、そのフレームの復号音声振幅を全て抑圧するの
ではなく、誤りが付加されることによって復号音声の振
幅が大きくなる部分のみを、誤りのなかった復号音声フ
レームの平均振幅値にあわせて抑圧するので、音声品質
の劣化を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
音声符号化処理装置の構成を示すものである。図1にお
いて、11は受信したADPCM符号+誤り検出符号b
(n)の1フレーム中での伝送誤りを検出する誤り検出
部であり、12はADPCM符号d(k)を復号処理す
るADPCM復号処理部であり、13は誤りが検出され
なかったフレームの復号音声の平均振幅レベルmag
(n)を求める平均振幅算出部であり、14は量子化ス
ケールファクタから復号音声の振幅が大きくなる可能性
がある復号音声を抽出するパラメータ判定部であり、1
5はパラメータ判定部14から振幅抑圧要求req
(k)が出力された時のみ平均振幅算出部13で計算さ
れる平均振幅値mag(k−i)にあわせて復号音声s
(k)の振幅レベルを抑圧する振幅抑圧部である。
【0010】次に上記音声符号化処理装置に入力される
ADPCM符号に伝送誤りが付加された場合の復号処理
について説明する。図3に示すフォーマットで受信する
ADPCM符号+誤り検出符号b(n)は、誤り検出部
11に入力され、ADPCM符号d(k)だけを取り出
し、ADPCM復号処理部12へ出力する。また、受信
した1フレーム中から誤りが検出された場合には、その
フレームのデータがADPCM復号処理部12で復号処
理されている間、エラーフラグe(n)を出力する。A
DPCM復号処理部12では、受信したADPCM符号
d(k)を復号処理して復号音声s(k)を出力する。
この復号処理で求められた量子化スケールファクタy
(k)は、パラメータ判定部14へ出力される。パラメ
ータ判定部14では、誤り検出部11からエアラーフラ
グe(n)が出力されていない時には、フレーム内で量
子化スケールファクタy(k)が最大値であるかどうか
を判定し、最大値であった場合はその値を保持する。も
しエラーフラグe(n)が出力された場合は、その保持
していた量子化スケールファクタの最大値ymaxとA
DPCM復号処理部12から出力される量子化スケール
ファクタy(k)を比較し、ymax<y(k)の時の
み振幅抑圧要求req(k)を出力する。一方、平均振
幅算出部13では、エラーフラグe(n)が出力されて
いなければ(誤りが検出されなければ)、復号音声s
(n)から平均振幅値mag(n)を計算する。復号音
声s(k)を受信した振幅抑圧部15は、振幅抑圧要求
req(k)が出力されているときのみ、復号音声の振
幅レベルを平均振幅値mag(k−i){i:現フレー
ムからみて直前の誤り検出がされなかったフレーム数}
のレベルに抑圧して、出力音声s’(k)を出力する。
【0011】このように、上記本実施例によれば、誤り
のあるフレームのうち量子化スケールファクタがyma
xより大きい場合のみ、復号音声の振幅値を抑圧するの
で、振幅値の大きいノイズの発生を防ぐとともに、その
フレームの復号音声全体を抑圧しないので、音声品質の
劣化を防止することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、符号化されたADPCM符号を数サンプル分まとめ
たフレーム内の誤りを検出する誤り検出部と、ADPC
M符号を復号処理して復号音声を出力するADPCM復
号処理部と、復号処理された復号音声のフレーム毎の平
均振幅値を求める平均振幅算出部と、ADPCM復号処
理で逆量子化する際に求める量子化スケールファクタか
ら伝送誤りによって復号音声の振幅が大きくなる可能性
がある音声サンプルを抽出して振幅抑圧要求を出力する
パラメータ判定部と、この振幅抑圧要求に従って復号音
声の振幅値を抑圧する振幅抑圧部とを備えているので、
耳障りな振幅値の大きいノイズを抑圧できるとともに、
誤りが検出されたフレームの復号音声全体を抑圧するこ
とがないので、音声品質の劣化を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における音声符号化処理装置
の構成を示すブロック図
【図2】従来の音声符号化処理装置の構成を示すブロッ
ク図
【図3】ADPCM符号の伝送フォーマットの一例を示
す模式図
【符号の説明】
11 誤り検出部 12 ADPCM復号処理部 13 平均振幅算出部 14 パラメータ判定部 15 振幅抑圧部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化されたADPCM符号を数サンプ
    ル分まとめたフレーム内の誤りを検出する誤り検出部
    と、前記ADPCM符号を復号処理して復号音声を出力
    するADPCM復号処理部と、前記復号処理された復号
    音声のフレーム毎の平均振幅値を求める平均振幅算出部
    と、前記ADPCM復号処理で逆量子化する際に求める
    量子化スケールファクタから伝送誤りによって復号音声
    の振幅が大きくなる可能性がある音声サンプルを抽出し
    て振幅抑圧要求を出力するパラメータ判定部と、前記振
    幅抑圧要求に従って復号音声の振幅値を抑圧する振幅抑
    圧部とを備えた音声符号化処理装置。
  2. 【請求項2】 誤り検出部でフレーム中のADPCM符
    号に誤りが検出された場合、量子化スケールファクタの
    値が、誤りのなかった直前のフレームの量子化スケール
    ファクタの最大値より大きい時のみ、平均振幅算出部で
    算出される平均振幅値にあわせて復号音声振幅の抑圧を
    行なう請求項1記載の音声符号化処理装置。
JP13188794A 1994-06-14 1994-06-14 音声符号化処理装置 Pending JPH07336313A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13188794A JPH07336313A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 音声符号化処理装置

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JP13188794A JPH07336313A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 音声符号化処理装置

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JPH07336313A true JPH07336313A (ja) 1995-12-22

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ID=15068474

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JP13188794A Pending JPH07336313A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 音声符号化処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006359A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Sony Corp 復号化装置,復号化方法及びデジタル音声通信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006359A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Sony Corp 復号化装置,復号化方法及びデジタル音声通信システム
JP4572755B2 (ja) * 2005-06-27 2010-11-04 ソニー株式会社 復号化装置,復号化方法及びデジタル音声通信システム

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