JPH1069298A - 音声復号化方法 - Google Patents

音声復号化方法

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JPH1069298A
JPH1069298A JP8225221A JP22522196A JPH1069298A JP H1069298 A JPH1069298 A JP H1069298A JP 8225221 A JP8225221 A JP 8225221A JP 22522196 A JP22522196 A JP 22522196A JP H1069298 A JPH1069298 A JP H1069298A
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frame
frame loss
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JP8225221A
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Akitoshi Kataoka
章俊 片岡
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PHSにCS−ACELPを適用し、更に伝
送路誤りに対する品質劣化を小とする。 【解決手段】 PHSの2フレームごとあるいは4フレ
ームごとにCS−ACELPの符号化音声8kbit/sを
乗せ、受信側でフレームごとのCRCチェックにより誤
り検出し(S1)、誤りがなければ通常の復号化処理し
(S3)、誤りがあれば過去100msで誤り数により
誤り率PE 、過去300msでの誤り数により伝送路誤
り率PL を算出し、PL >th1とth2<PE <th3、か
つ前フレームも誤り検出した条件を満すと(S5)、フ
レームロス処理を行い(S6)、誤りが検出されても前
記条件を満さなければ通常の復号化処理をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばPHS(Pe
rsonal Hand-phone System:簡易移動通信方式)に適用
され、音声情報をフレーム単位で復号化する復号化方
法、特に電波状態の劣化に対し補償を行う復号化方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル移動通信などの分野では、電
波の有効利用などを図るため、種々の高能率符号化法が
用いられている。8kbit/s程度の情報量で符号化する
方法としては、CELP(符号駆動型線形予測)、VS
ELP(ベクトル加算駆動型線形予測)、CS−ACE
LPなどが知られている。それぞれの技術については、
M.R.Schroeder and B.S.Atal:“Code-Excited Linear
Prediction(CELP):High-quality Speech at Very LowR
ates”,Proc. ICASSP '85, 25.1.1, pp.937-940,1985
(文献1)やI.A.Gerson and M.A.Jasiuk:“Vector Sum
Excited LinearPrediction(VSELP) Speech Coding at
8kps ”,proc. ICASSP'90,S9.3, pp.461-464,1990
(文献2)やA.Kataoka et al:“ITU-T 8-kbit/s Sta
ndard SpeechCodec for Personal Communication Servi
ces,”Int. Conf. on Universal Personal Communicat
ions, pp.818-822, 1995 (文献3)などに述べられて
いる。
【0003】これらの方式では図3に示す通り、入力端
子よりのディジタル化された音声信号のサンプル系列の
複数サンプルからフィルタ係数決定部12で線形予測係
数が計算され、その予測係数がフィルタ係数量子化部1
3で量子化され、その量子化フィルタ係数が線形予測合
成フィルタ14に設定される。合成フィルタ14の伝達
関数はA(z) である。ピッチ励振源(適応符号化帳励振
源)15の複数のピッチ周期成分(励振候補)から取り
出したピッチ周期成分(残差信号ベクトル)と、符号帳
励振源16の複数の雑音波形ベクトル(例えば乱数ベク
トル、励振候補)から取り出した候補に対しそれぞれ利
得部17で適当な利得が加えられた後、加算手段18で
加算されて合成フィルタ14に駆動信号として供給さ
れ、音声が合成される。利得予測部19は過去の雑音波
形ベクトルよりおおよその利得を予測して、予測利得部
21にセットされる。合成フィルタ14からの合成音声
と入力端子11からの入力音声との差が減算手段22で
とられ、歪パワー計算部23に入力され、入力音声に対
する合成音声の歪が小となるように両励振源15,16
中の各励振候補が選択され、かつ利得部21の各利得が
設定される。符号出力部24は予測係数、入力音声パワ
ー、ピッチ周期成分候補と符号帳の候補のそれぞれに対
して選ばれたコード番号と利得などが符号として出力さ
れる。
【0004】復号化器(図4)においては、送られてき
た符号にもとづいて復号音声を合成する。入力端子31
に入力された受信符号化音声情報は、ピッチ周期成分候
補、符号帳の候補、入力音声パワー、量子化フィルタ係
数に分離され、ピッチ周期成分候補がピッチ励振源32
より取出され、符号帳候補が符号帳励振源33から取出
され、入力音声パワーが利得部34に設定され、利得予
測部35による利得予測、その予測による予測利得部3
6に対する利得設定は符号化器と同様に行われ、利得が
与えられたピッチ励振候補及び符号帳励振候補は加算手
段37で加算されて合成フィルタ38に励振信号として
供給され、分離された量子化フィルタ係数がフィルタ係
数復号化部39で復号されて合成フィルタ38にフィル
タ係数として設定され、合成フィルタ38から復号化音
声が得られる。
【0005】ところで現在、PHSは32kbit/sの伝
送能力があって、音声符号化方式には32kbit/s,A
DPCMが用いられている。PHSについては“第二世
代コードレス電話システム標準規格(RCRSTD−2
8)、財団法人電波システム開発センター”(文献4)
に述べられている。しかし、ADPCMを用いることに
よりPHSの伝送能力をすべて音声伝送に用いられ、他
のデータを伝送できない。このPHSにITU−T国際
標準の8kbit/sの音声符号化方式CS−ACELP
(G.729)を用いれば、8kbit/sでADPCMと
同等の音声品質を実現できるため、残りの24kbit/s
分を画像やデータなどの他のメディアに振り分け、PH
Sをマルチメディア対応の方式に拡張できる。CS−A
CELP音声符号化方式は8kbit/sで32kbit/s,
ADPCMと同等の品質を実現している。また、次世代
公表陸上移動通信システム(FPLMTS)での使用を
想定して設計されているため、伝送路誤りに強く、フレ
ーム消失時の補間処理が標準で付加されている。このフ
レーム消失時の補間処理については“ITU-T Recommenda
tion G.729 Nov.1995 ”(文献5)に述べられている。
【0006】既存のPHSシステムでは5msのフレー
ムごとに160ビットの音声データとCRCを含め80
ビットの制御情報、計240ビットを伝送している。P
HSにCS−ACELPを適用する場合、CS−ACE
LPのフレームは10msであるから8kbit/s分の音
声データ伝送方式には遅延を最小とするには図5Aに示
すようにPHSの2フレームに1回10ms分のデータ
を伝送する方法と、伝送遅延は増加するが構成が簡単と
なる図5Bに示すように(4フレームに1回20ms分
のデータ)を伝送する方法が考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】PHSは基地局を小型
にできる代わりにその基地局の適用領域をはずれると、
電波状態が急速に劣化する。つまり、復号化器が受信す
る情報に多くの誤りが含まれることになる。CS−AC
ELP(G.729)はADPCMより伝送路誤りに強
いが、受信した情報が多くの誤りが含まれると、復号音
声が劣化したり、異音が発生すると言う問題点が予測さ
れる。
【0008】この発明の目的は、PHSのようなフレー
ム単位で復号化する方法において、伝送路誤りが生じた
場合復号化器を適応的に動作させ、品質の劣化を小さく
する復号化方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれば
受信信号から伝送路誤りを第1過程で検出し、所定期間
前から現在までの平均誤り率を第2過程で算出し、その
伝送路誤りが検出され、フレームロスの条件を満すかを
上記平均誤り率を用いて第3過程で判定し、フレームロ
スの条件を満すと判定されると、そのフレームについて
フレームロス処理を第4過程で行い、フレームロスの条
件を満さない場合と伝送路誤りが検出されない場合はフ
レームロス処理を伴なわない復号化処理を第5過程で行
う。
【0010】請求項2の発明では上記第2過程の所定期
間は、バースト的誤りが生じているか否かを推定できる
期間であり、上記フレームロスの条件は上記平均誤り率
が第1しきい値th2以上である。請求項3の発明では上
記伝送路の誤り率を求める第6過程とを有し、上記フレ
ームロスの条件には上記第1しきい値th2以下の第2し
きい値th1より上記伝送路の誤り率が大であることを含
む。
【0011】請求項4の発明では請求項2又は3の発明
で上記フレームロスの条件には上記第1しきい値th2よ
り大きい第3しきい値th3より上記平均誤り率が小さい
ことを含む。請求項5の発明では受信信号のフレーム中
の予め決められたビットの誤りを検出し、第1過程でそ
の第1過程でビット誤りが検出されるとフレームロス処
理を第2過程で行い、第1過程でビット誤りが検出され
ないと、フレームロス処理を伴なわない復号化処理を第
3過程で行う。
【0012】請求項6の発明では受信信号のフレーム中
の予め決められたビットの誤りを第1過程で検出し、所
定期間前から現在までの平均誤り率を第2過程で算出
し、上記第1過程で誤りが検出されると、フレームロス
の条件を満すかを上記平均誤り率を用いて第3過程で判
定し、上記フレームロスの条件を満すと判定されると、
そのフレームについてフレームロス処理を第4過程で行
い、上記フレームロスの条件を満さない場合と、上記第
1過程で誤りが検出されない場合はフレームロス処理を
伴なわない復号化処理を第5過程で行う。
【0013】請求項7の発明では請求項6において、上
記フレームロスの条件は上記平均誤り率が第1しきい値
th3以下であること。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1の発明の機能構成例を図
1Aに示す。入力端子41からの受信検波出力データは
誤り検出部42で伝送中に生じた情報誤りが含まれてい
るかが検出され、誤りが検出されると、フレームロス判
定部44で、フレームロスの処理を行うか否かの判定が
なされる。復号化器45は実際に音声を復号化するもの
であって、通常の復号化処理部46とフレームロス処理
部47とよりなる。
【0015】以下に図1Aの流れ図をも参照して復号化
処理方法を説明する。受信された符号化音声は先ず伝送
路誤りの有無が誤り検出部42で検出される(S1)。
PHSではその5ms毎のフレームに16ビットのCR
C(Cyclic Redundancy Check)が付加されており、この
誤り検出機能を利用することができる。誤りが検出され
なければ(S2)、受信符号化音声を通常の復号化処理
を行う(S3)、誤りが検出されると、この例ではこの
誤り検出結果を用いて誤り率を算出する(S4)。つま
り予め決められた連続するフレーム数FC 内に、誤りが
検出されたフレーム数FE から誤り率PE =FE /FC
(%)を求める。
【0016】次にフレームロス条件を満すかを調べる
(S5)。つまり無線伝送路の誤りはバースト的である
ため、多くの誤りを含んだ情報を用いて音声を復号する
より、そのフレームは受信されなかった(フレームロ
ス)として処理した方が良いか、誤りが少ない場合も、
フレームロスとして処理してしまうとかえって品質が劣
化する。従ってフレームロス条件として、誤り率PE
第1しきい値th2以上であればバースト誤りと判断し
て、フレームロスとして処理し(S6)、誤り率PE
第1しきい値th2以下であれば、フレームロスとして処
理せず、通常の復号化処理とする(S3)。
【0017】フレームロス処理はフレームロス時に、補
間処理により行われ、この補間処理は例えば前述した文
献5に述べられている手法を用いるが、フレームロスの
直前のフレーム復号音声波形をそのフレームに再び用い
たり、あるいは、フレームロス直前の復号化前の符号化
音声を用いて復号化処理を行う場合がある。フレームロ
ス処理が長く連続すると、同一音声波形が連続し音声品
質が劣化する。従って、誤り率PE が特に高いと、フレ
ームロスが長く連続する状態と推定して、フレームロス
処理を行わない方が好ましい。つまり誤り率PE が第1
しきい値th2より大きい第2しきい値th3より大きい場
合はフレームロス処理を行わないことも条件とするとよ
い。
【0018】また伝送路の状態を考慮して、伝送路誤り
率を求め、これが第3しきい値th1より大きいことをフ
レームロス処理の条件に加えることが好ましい。th1
th2とする。更に前フレームに誤りが検出され、現フレ
ームも誤りが検出されたことをフレームロス処理の条件
とし、つまり誤りがバースト的であることをこの点から
も推定するとよい。
【0019】上述において誤り率PE としては過去50
〜200ms、例えば100msについて計算したもの
が考えられ、伝送路誤りPL としては過去300ms以
上について求めた誤り率が考えられる。この場合は長い
期間の平均であればよいが、長い程、過去の状態を記憶
しておく必要が生じ、その記憶バッファの容量が大とな
る。しきい値th1,th2,th3としては、それぞれ0.
1〜0.3、0.1〜0.35、0.3〜0.5が考え
られるが、常にth1th2<th3であり、例えばth1=
0.1、th2=0.1、th3=0.3とされる。
【0020】フレームロス処理の条件としては第1に PE >th2 であり、次に PE <th3 であり、更に次の何れかが両者を条件とする。
【0021】PL >th1 ,CRCm-1 =1 かつ C
RCm =1 (CRCm =1はフレームmで誤りが検出されたことを
意味する)。 次にこの発明の他の実施例を説明する。前述したように
CS−ACELP音声符号化方式では、各種の符号化イ
ンデックスが送出されるが、その中でも誤りが生じると
音声品質に大きく影響するものと、影響が比較的小さい
ものとがある。例えばフィルタ係数の量子化インデック
ス、ピッチ励振ベクトルインデックス、ゲインインデッ
クスなどは誤りが生じると音声品質への影響が大きい。
またこれらインデックス中でも、例えばフィルタ係数の
量子化インデックスの場合は、その低減成分に関係する
ビットの誤りは音声品質への影響が特に大きい。
【0022】このような関係から、誤ると影響の大きい
特定ビットに対して数ビットのパクティなどの誤り検出
ビットを付加し、図2Aに示すように、その特定ビット
に誤りがあるかの検出を行い(S1)、誤りがなければ
(S2)、通常の復号化処理を行い(S3)、誤りが検
出されるとフレームロス処理を行なう(S4)。あるい
は図2Bに示すように、特定ビットの誤り検出を行い
(S1)、誤りがなければ(S2)、通常の復号化処理
を行い(S3)、誤りがあれば誤り率PEを算出する
(S4)。この誤り率の算出は、例えば、その判定ビッ
トについて過去か所定フレーム期間内に生じた誤ったフ
レームの数により求めることができる。次にフレームロ
ス条件を満すかを調べ(S5)、満していなければ通常
の復号化処理を行い(S3)、満していればフレームロ
ス処理を行う(S6)。
【0023】このフレームロス条件としては、誤り率P
E がしきい値 t1より大きいこと、更に必要に応じて先
の実施例と同様に、PE が t1より大きいしきい値 t2
より小さいことを条件とすることができる。また同様に
伝送路誤り率PL を求め、これが t1以下のしきい値 t
0より大きいことやCRCm-1 =1かつCRCm =1を
条件に加えてもよい。
【0024】また上述において誤り率PE ,PL の計算
は、各ビットごとの受信電界強度を測定して、その測定
結果からCNR(搬送波電力/雑音電力)を求め、この
CNRから誤り率を計算してもよい。図2Bの実施例に
おいては、誤り率PE ,PLとして図1Bで説明したよ
うにフレームごとのCRC検査結果をもとに計算したも
のを用いてもよい。更に符号化音声としてはCS−AC
ELPに限らず、従来技術の項で述べた各種のものなど
を使用してもよい。
【0025】次に図1に示した実施例についての実験結
果を示す。まず、伝送路誤りに対する品質をMOS(オ
ピニオン試験)で評価した結果を図6に示す。音声は日
本語10文章(男女5名)、誤りパターンはフェージン
グ周波数15Hzの条件の異なる10パターンを用い
た。被験者は一般人24名である。ADPCMとCS−
ACELPは同じ誤りパターン、同じ誤り率になるよう
に設定した。正確を期すためこの誤り率は総ビット数に
対する誤りのあったビット数の比率で表わしている。測
定する期間が長ければ誤り率PE はこの値と同じであ
る。CS−ACELPは明らかにADPCMより品質が
良い。しかもCS−ACELPでは誤り率が小さい状態
(0.1%以下)では誤り率が増加しても品質劣化がほ
とんどない。この特性からPHSにCS−ACELPを
用いると伝送路誤りに強いものとなることが理解され
る。
【0026】図1Bの実施例にもとづく誤り処理を行っ
た結果を図7に示す。誤り率が小さい状態では図6に示
したように品質劣化が小さいから、誤り率0.3%以上
について実験した。実験は誤りに対し対処しないCS−
ACELPの通常の復号したものである。誤り率0.3
〜0.5%では改善が見られる。誤り率が増加するにし
たがって逆に劣化している。前述したようにth3=0.
3%に設定していても伝送路誤り率が0.5%以上では
伝送路の状態が非常に悪いが、PE が0.3%以下に短
時間発生することが頻繁に発生し、このため、0.5%
以上ではフレームロスの頻度が高くなり過ぎるため、同
一音声波形の連続が長くなり過ぎるためである。
【0027】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、フ
レーム単位で符号化音声を復号化する際に、伝送路誤り
の状態に応じて誤りが生じてもフレームロス処理するこ
となく、通常の復号化処理を行うことにより、伝送路の
状態が悪くても、通話品質の劣化を小さくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明の実施例を適用した復号化装置の
機能構成図、Bはこの発明の実施例の処理手順を示す流
れ図である。
【図2】Aはこの発明の他の実施例の処理手順を示す流
れ図、Bはこの発明の更に他の実施例の処理手順を示す
流れ図である。
【図3】従来の予測符号化器の機能構成を示す図。
【図4】図3の符号化器と対応する復号化器の機能構成
を示す図。
【図5】8kbit/s圧縮音声符号をPHSに適用した伝
送方法を示す図。
【図6】PHSにCS−ACELPを適用した場合と、
従来のADPCMを用いたPHSとの伝送路誤り率に対
する各品質評価結果を示す図。
【図7】PHSにこのCS−ACELPを適用した場合
と、これにこの発明を適用した場合との伝送路誤り率に
対する各品質評価結果を示す図。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信符号化音声情報をフレーム単位で復
    号化する方法において、 受信信号から伝送路誤りを検出する第1過程と、 所定期間前から現在までの平均誤り率を算出する第2過
    程と、 上記伝送路誤りが検出されると、フレームロスの条件を
    満すかを上記平均誤り率を用いて判定する第3過程と、 上記フレームロスの条件を満すと判定されると、そのフ
    レームについてフレームロス処理を行う第4過程と、 上記フレームロスの条件を満さない場合と伝送路誤りが
    検出されない場合はフレームロス処理を伴なわない復号
    化処理を行う第5過程とを有する音声復号化方法。
  2. 【請求項2】 上記第2過程の所定期間は、バースト的
    誤りが生じているか否かを推定できる期間であり、上記
    フレームロスの条件は上記平均誤り率が第1しきい値th
    2以上であることを特徴とする請求項1記載の音声復号
    化方法。
  3. 【請求項3】 上記伝送路の誤り率を求める第6過程と
    を有し、 上記フレームロスの条件には上記第1しきい値th2以下
    の第2しきい値th1より上記伝送路の誤り率が大である
    ことを含むことを特徴とする請求項2記載の音声復号化
    方法。
  4. 【請求項4】 上記フレームロスの条件には上記第1し
    きい値th2より大きい第3しきい値th3より上記平均誤
    り率が小さいことを含むことを特徴とする請求項2又は
    3記載の音声復号化方法。
  5. 【請求項5】 受信符号化音声情報をフレーム単位で復
    号化する方法において、 受信信号のフレーム中の予め決められたビットの誤りを
    検出する第1過程と、 その第1過程でビット誤りが検出されるとフレームロス
    処理を行う第2過程と、 上記第1過程でビット誤りが検出されないと、フレーム
    ロス処理を伴なわない復号化処理を行う第3過程とを有
    する音声復号化方法。
  6. 【請求項6】 受信符号化音声情報をフレーム単位で復
    号化する方法において、 受信信号のフレーム中の予め決められたビットの誤りを
    検出する第1過程と、 所定期間前から現在までの平均誤り率を算出する第2過
    程と、 上記第1過程で誤りが検出されると、フレームロスの条
    件を満すかを上記平均誤り率を用いて判定する第3過程
    と、 上記フレームロスの条件を満すと判定されると、そのフ
    レームについてフレームロス処理を行う第4過程と、 上記フレームロスの条件を満さない場合と、上記第1過
    程で誤りが検出されない場合はフレームロス処理を伴な
    わない復号化処理を行う第5過程とを有する音声復号化
    方法。
  7. 【請求項7】 上記フレームロスの条件は上記平均誤り
    率が第1しきい値th3以下であることを特徴とする請求
    項6記載の音声復号化方法。
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