JPH07336251A - Ptyバースト信号の検出方法 - Google Patents
Ptyバースト信号の検出方法Info
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- JPH07336251A JPH07336251A JP6126092A JP12609294A JPH07336251A JP H07336251 A JPH07336251 A JP H07336251A JP 6126092 A JP6126092 A JP 6126092A JP 12609294 A JP12609294 A JP 12609294A JP H07336251 A JPH07336251 A JP H07336251A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
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- H04H20/26—Arrangements for switching distribution systems
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H60/00—Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
- H04H60/68—Systems specially adapted for using specific information, e.g. geographical or meteorological information
- H04H60/73—Systems specially adapted for using specific information, e.g. geographical or meteorological information using meta-information
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- H04H20/28—Arrangements for simultaneous broadcast of plural pieces of information
- H04H20/33—Arrangements for simultaneous broadcast of plural pieces of information by plural channels
- H04H20/34—Arrangements for simultaneous broadcast of plural pieces of information by plural channels using an out-of-band subcarrier signal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H2201/00—Aspects of broadcast communication
- H04H2201/10—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
- H04H2201/13—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system radio data system/radio broadcast data system [RDS/RBDS]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 RDS受信機において、他のネットワークに
おける任意の情報番組をその放送開始時点から自動的に
割り込み受信することのできるPTYバースト信号の検
出方法を提供する。 【構成】 グループタイプ14Aで、かつ、第2ブロッ
クの情報分類コード(Usage Code)=(13)からなる
RDSデータを短時間のうちに複数回伝送することによ
り、他のネットワークの情報番組の放送切り換わりを示
すPTYバースト信号として規定するRDSデータのP
TYバースト信号の検出方法であって、少なくとも前記
14Aグループの第1ブロックを除く他の3つのブロッ
クのデータの各々をそれ以前に受信した当該3つのブロ
ックのデータと比較し、各データが所定回一致したとき
にPTYバースト信号として検出する。
おける任意の情報番組をその放送開始時点から自動的に
割り込み受信することのできるPTYバースト信号の検
出方法を提供する。 【構成】 グループタイプ14Aで、かつ、第2ブロッ
クの情報分類コード(Usage Code)=(13)からなる
RDSデータを短時間のうちに複数回伝送することによ
り、他のネットワークの情報番組の放送切り換わりを示
すPTYバースト信号として規定するRDSデータのP
TYバースト信号の検出方法であって、少なくとも前記
14Aグループの第1ブロックを除く他の3つのブロッ
クのデータの各々をそれ以前に受信した当該3つのブロ
ックのデータと比較し、各データが所定回一致したとき
にPTYバースト信号として検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RDS受信機におい
て、他のネットワークにおける任意の情報番組をその放
送開始時点から自動的に割り込み受信することのできる
PTYバースト信号の検出方法に関する。
て、他のネットワークにおける任意の情報番組をその放
送開始時点から自動的に割り込み受信することのできる
PTYバースト信号の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】RDS(Radio Data System :ラジオデ
ータシステム)は、国際無線通信諮問委員会(CCI
R)で勧告されたFM多重放送方式であり、カーラジオ
を主な対象として、放送局の局名表示、自動選局、交通
情報の自動受信などの各種サービスを行なうものであ
る。
ータシステム)は、国際無線通信諮問委員会(CCI
R)で勧告されたFM多重放送方式であり、カーラジオ
を主な対象として、放送局の局名表示、自動選局、交通
情報の自動受信などの各種サービスを行なうものであ
る。
【0003】従来、RDS受信機における交通情報の自
動受信は、受信機に予め設定しておいた受信局とその系
列局、すなわち自ネットワーク局の交通情報しか受信す
ることができなかった。このため、自ネットワークで交
通情報番組が放送されない場合には、いつまでたっても
交通情報を聴くことができないという問題があった。
動受信は、受信機に予め設定しておいた受信局とその系
列局、すなわち自ネットワーク局の交通情報しか受信す
ることができなかった。このため、自ネットワークで交
通情報番組が放送されない場合には、いつまでたっても
交通情報を聴くことができないという問題があった。
【0004】このような問題を解決するために、本出願
人は先に、他のネットワーク局の交通情報番組を自動的
に割り込み受信できる交通情報受信方法について出願し
た(特願平4−213910号参照)。この先願の交通
情報受信方法は、新たに制定された14A,14Bグル
ープからなるEON情報(Enhanced Other NetworksInf
ormation)を利用して他のネットワーク局で交通情報番
組が放送開始されたことを検出し、RDS受信機の受信
局を予め設定しておいた自ネットワーク局から他のネッ
トワーク局へ自動的に切り換え、他のネットワークで放
送中の交通情報を割り込み受信するようにしたものであ
った。
人は先に、他のネットワーク局の交通情報番組を自動的
に割り込み受信できる交通情報受信方法について出願し
た(特願平4−213910号参照)。この先願の交通
情報受信方法は、新たに制定された14A,14Bグル
ープからなるEON情報(Enhanced Other NetworksInf
ormation)を利用して他のネットワーク局で交通情報番
組が放送開始されたことを検出し、RDS受信機の受信
局を予め設定しておいた自ネットワーク局から他のネッ
トワーク局へ自動的に切り換え、他のネットワークで放
送中の交通情報を割り込み受信するようにしたものであ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先願発
明の場合、他のネットワーク局の交通情報を割り込み受
信するものであり、交通情報以外の任意の情報番組に対
して割り込むことができなかった。また、任意の情報番
組に対して割り込み受信する場合には、できるだけ情報
番組の放送開始時点から割り込みできることが望まれる
ところであるが、前記した先願発明を初めとして、従来
のRDS受信機ではこのような割り込み受信を行うこと
ができなかった。
明の場合、他のネットワーク局の交通情報を割り込み受
信するものであり、交通情報以外の任意の情報番組に対
して割り込むことができなかった。また、任意の情報番
組に対して割り込み受信する場合には、できるだけ情報
番組の放送開始時点から割り込みできることが望まれる
ところであるが、前記した先願発明を初めとして、従来
のRDS受信機ではこのような割り込み受信を行うこと
ができなかった。
【0006】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、他のネットワー
クの任意の情報番組をその放送開始時点から自動的に割
り込み受信することのできるRDS受信機のためのPT
Yバースト信号の検出方法を提供することである。
れたもので、その目的とするところは、他のネットワー
クの任意の情報番組をその放送開始時点から自動的に割
り込み受信することのできるRDS受信機のためのPT
Yバースト信号の検出方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、グループタイプ14Aで、
かつ、第2ブロックの情報分類コード(Usage Code)=
(13)からなる同一のEON情報を短時間のうちに複
数回伝送することにより、他のネットワークの情報番組
の放送切り換わりを示すPTYバースト信号として規定
したRDSシステムにおけるRDS受信機のためのPT
Yバースト信号の検出方法であって、少なくとも前記1
4Aグループの第1ブロックを除く他の3つのブロック
のデータの各々をそれ以前に受信した当該3つのブロッ
クのデータと比較し、各データが所定回一致したときに
PTYバースト信号として検出することを特徴とするも
のである。
め、請求項1記載の発明は、グループタイプ14Aで、
かつ、第2ブロックの情報分類コード(Usage Code)=
(13)からなる同一のEON情報を短時間のうちに複
数回伝送することにより、他のネットワークの情報番組
の放送切り換わりを示すPTYバースト信号として規定
したRDSシステムにおけるRDS受信機のためのPT
Yバースト信号の検出方法であって、少なくとも前記1
4Aグループの第1ブロックを除く他の3つのブロック
のデータの各々をそれ以前に受信した当該3つのブロッ
クのデータと比較し、各データが所定回一致したときに
PTYバースト信号として検出することを特徴とするも
のである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、比較する3つのブロックのデータの
すべてが連続して所定回一致したときにPTYバースト
信号として検出することを特徴とするものである。
載の発明において、比較する3つのブロックのデータの
すべてが連続して所定回一致したときにPTYバースト
信号として検出することを特徴とするものである。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、比較する3つのブロックのデータの
すべてが所定時間内に所定回一致したときにPTYバー
スト信号として検出することを特徴とするものである。
載の発明において、比較する3つのブロックのデータの
すべてが所定時間内に所定回一致したときにPTYバー
スト信号として検出することを特徴とするものである。
【0010】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、比較する3つのブロックを第2ブロ
ックと第3ブロックの対および第2ブロックと第4ブロ
ックの対に分けて各対単位でデータを比較し、各対のデ
ータがそれぞれ所定回連続して一致したときにPTYバ
ースト信号として検出することを特徴とするものであ
る。
載の発明において、比較する3つのブロックを第2ブロ
ックと第3ブロックの対および第2ブロックと第4ブロ
ックの対に分けて各対単位でデータを比較し、各対のデ
ータがそれぞれ所定回連続して一致したときにPTYバ
ースト信号として検出することを特徴とするものであ
る。
【0011】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の発明において、比較する3つのブロックを第2ブロ
ックと第3ブロックの対および第2ブロックと第4ブロ
ックの対に分けて各対単位でデータを比較し、各対のデ
ータがそれぞれ所定時間内に所定回一致したときにPT
Yバースト信号として検出することを特徴とするもので
ある。
載の発明において、比較する3つのブロックを第2ブロ
ックと第3ブロックの対および第2ブロックと第4ブロ
ックの対に分けて各対単位でデータを比較し、各対のデ
ータがそれぞれ所定時間内に所定回一致したときにPT
Yバースト信号として検出することを特徴とするもので
ある。
【0012】
【作用】RDSデータは、未定義グループを含む0〜1
5グループまでの16種類のグループによって構成され
ている。最近、このRDSデータの未定義グループのう
ち、14Aと14Bグループが図5に示すように新たに
EON情報用として制定された。これにより、現在受信
中の自ネットワークの情報だけでなく、受信していない
他のネットワークの情報も伝送可能となった。本発明
は、この新しく制定された14Aグループの情報分類コ
ード(Usage Code)=(13)で規定される
データを利用してなされたものである。
5グループまでの16種類のグループによって構成され
ている。最近、このRDSデータの未定義グループのう
ち、14Aと14Bグループが図5に示すように新たに
EON情報用として制定された。これにより、現在受信
中の自ネットワークの情報だけでなく、受信していない
他のネットワークの情報も伝送可能となった。本発明
は、この新しく制定された14Aグループの情報分類コ
ード(Usage Code)=(13)で規定される
データを利用してなされたものである。
【0013】まず、本発明成立の前提条件となる図5の
EON情報のデータフォーマットについて説明する。な
お、図5中、各コードの後に付された(TN)は自ネッ
トワーク(This Network) についてのデータ、また、
(ON)は他のネットワーク(Other Network)について
のデータであることをそれぞれ示している。
EON情報のデータフォーマットについて説明する。な
お、図5中、各コードの後に付された(TN)は自ネッ
トワーク(This Network) についてのデータ、また、
(ON)は他のネットワーク(Other Network)について
のデータであることをそれぞれ示している。
【0014】図5(A)の14Aグループにおいて、第
1ブロックには、自ネットワークのプログラム識別コー
ドPI(TN)が与えられている。このPI(TN)コ
ードは、国別コード(4ビット)、放送エリアコード
(4ビット)、プログラム参照ナンバーコード(8ビッ
ト)の16ビットからなり、同じコードの局をサーチす
ることにより、車の移動中でも同じプログラムを継続し
て聴取できるようにするためのコードである。
1ブロックには、自ネットワークのプログラム識別コー
ドPI(TN)が与えられている。このPI(TN)コ
ードは、国別コード(4ビット)、放送エリアコード
(4ビット)、プログラム参照ナンバーコード(8ビッ
ト)の16ビットからなり、同じコードの局をサーチす
ることにより、車の移動中でも同じプログラムを継続し
て聴取できるようにするためのコードである。
【0015】14Aグループの第2ブロックには、グル
ープタイプコード(Group type code)、バージョンビッ
トB0 、交通番組局コードTP(TN)、プログラムタ
イプコードPTY(TN)、交通番組局コードTP(O
N)、情報分類コード(Usage code)が与えられてい
る。
ープタイプコード(Group type code)、バージョンビッ
トB0 、交通番組局コードTP(TN)、プログラムタ
イプコードPTY(TN)、交通番組局コードTP(O
N)、情報分類コード(Usage code)が与えられてい
る。
【0016】グループタイプコード(Group type code)
は、その後に送られてくるデータに何が送られているか
を識別させるための4ビットのコードであり、4ビット
を用いて0〜15までの16のグループを指定し、その
あとのバージョンビットB0(1ビット)によりバージ
ョンAまたはBを指定する。B0 =0がAバージョン
を、B0 =1がBバージョンを示す。したがって、14
Aグループのグループタイプコードは、図5(A)中に
示す通り、“11100”で与えられ、一方、14Bグ
ループのグループタイプコードは、図5(B)中に示す
通り、“11101”で与えられる。
は、その後に送られてくるデータに何が送られているか
を識別させるための4ビットのコードであり、4ビット
を用いて0〜15までの16のグループを指定し、その
あとのバージョンビットB0(1ビット)によりバージ
ョンAまたはBを指定する。B0 =0がAバージョン
を、B0 =1がBバージョンを示す。したがって、14
Aグループのグループタイプコードは、図5(A)中に
示す通り、“11100”で与えられ、一方、14Bグ
ループのグループタイプコードは、図5(B)中に示す
通り、“11101”で与えられる。
【0017】交通番組局コードTP(TN)は、自ネッ
トワーク中に現在交通番組局が存在するか否かを示す1
ビットのコードである。プログラムタイプコードPTY
(TN)は、0〜31の32種類の番組タイプ(音楽番
組、ニュース番組、スポーツ番組など)を識別するため
の5ビットのコードであり、予め定めた規約に基づいて
番組種類が割り当てられている。
トワーク中に現在交通番組局が存在するか否かを示す1
ビットのコードである。プログラムタイプコードPTY
(TN)は、0〜31の32種類の番組タイプ(音楽番
組、ニュース番組、スポーツ番組など)を識別するため
の5ビットのコードであり、予め定めた規約に基づいて
番組種類が割り当てられている。
【0018】交通番組局コードTP(ON)は、他のネ
ットワーク中に現在交通番組局が存在するか否かを示す
1ビットのコードである。したがって、このTP(O
N)コードを常時監視することにより、他のネットワー
クに交通番組局が存在するか否かをリアルタイムに知る
ことができる。
ットワーク中に現在交通番組局が存在するか否かを示す
1ビットのコードである。したがって、このTP(O
N)コードを常時監視することにより、他のネットワー
クに交通番組局が存在するか否かをリアルタイムに知る
ことができる。
【0019】情報分類コード(Usage code)は、次の第
3ブロックで送られてくる情報の種類が何であるかを示
す4ビットのコードであり、図5(A)中に示されてい
るように、4ビットの符号“0000”〜“1111”
を用いて(0)から(15)までの16種類の情報が規
定されている。
3ブロックで送られてくる情報の種類が何であるかを示
す4ビットのコードであり、図5(A)中に示されてい
るように、4ビットの符号“0000”〜“1111”
を用いて(0)から(15)までの16種類の情報が規
定されている。
【0020】第3ブロックの(0)〜(3)には放送局
名の文字コード(char.1〜char.8)が記述されている。
(4)にはメソッドA(MethodA)形式による他のネッ
トワークの放送局周波数データAF(ON)が、また
(5)〜(9)にはマップド・フレクェンシー(Mapppe
d frequencies)形式による自ネットワークの放送局周波
数データ(Tuning freq.(TN))と他のネットワークの放
送局周波数データ(Mapped FM freq.(ON))がそれぞれ記
述されている。この(4)または(5)〜(9)の放送
局周波数データは、各放送局によって予めいずれかの形
式が選択され、その選択された形式によって放送局周波
数データが送信される。
名の文字コード(char.1〜char.8)が記述されている。
(4)にはメソッドA(MethodA)形式による他のネッ
トワークの放送局周波数データAF(ON)が、また
(5)〜(9)にはマップド・フレクェンシー(Mapppe
d frequencies)形式による自ネットワークの放送局周波
数データ(Tuning freq.(TN))と他のネットワークの放
送局周波数データ(Mapped FM freq.(ON))がそれぞれ記
述されている。この(4)または(5)〜(9)の放送
局周波数データは、各放送局によって予めいずれかの形
式が選択され、その選択された形式によって放送局周波
数データが送信される。
【0021】(10)(11) は未定義、(12)はリン
キング情報(Linking Information)、(13)は他のネ
ットワークのプログラムタイプコードPTY(ON)と
交通アナウンスコードTA、(14)には他のネットワ
ークの放送開始予約コードPIN(ON)がそれぞれ与
えられている。(15)は放送局専用のデータエリアで
ある。また、第4ブロックには、他のネットワークのプ
ログラム識別コードPI(ON)が与えられている。し
たがって、(13)の他のネットワークのプログラムタ
イプコードPTY(ON)を監視することにより、他の
ネットワークの任意の情報番組を割り込み受信すること
が可能である。
キング情報(Linking Information)、(13)は他のネ
ットワークのプログラムタイプコードPTY(ON)と
交通アナウンスコードTA、(14)には他のネットワ
ークの放送開始予約コードPIN(ON)がそれぞれ与
えられている。(15)は放送局専用のデータエリアで
ある。また、第4ブロックには、他のネットワークのプ
ログラム識別コードPI(ON)が与えられている。し
たがって、(13)の他のネットワークのプログラムタ
イプコードPTY(ON)を監視することにより、他の
ネットワークの任意の情報番組を割り込み受信すること
が可能である。
【0022】一方、図(B)の14Bグループにおい
て、第1ブロックには、自ネットワークのプログラム識
別コードPI(TN)が与えられている。第2ブロック
には、14Bグループを示すグループ識別コード“11
101”、交通番組局コードTP(TN)、プログラム
タイプコードPTY(TN)、交通番組局コードTP
(ON)、交通アナウンスコードTA(ON)が与えら
れている。したがって、この他のネットワークの交通ア
ナウンスコードTA(ON)を監視することにより、他
のネットワーク中のいずれかの局で交通情報が放送され
ていることを知ることができる。
て、第1ブロックには、自ネットワークのプログラム識
別コードPI(TN)が与えられている。第2ブロック
には、14Bグループを示すグループ識別コード“11
101”、交通番組局コードTP(TN)、プログラム
タイプコードPTY(TN)、交通番組局コードTP
(ON)、交通アナウンスコードTA(ON)が与えら
れている。したがって、この他のネットワークの交通ア
ナウンスコードTA(ON)を監視することにより、他
のネットワーク中のいずれかの局で交通情報が放送され
ていることを知ることができる。
【0023】14Bグループの第3ブロックには、自ネ
ットワークのプログラム識別コードPI(TN)が、ま
た第4ブロックには、他のネットワークのプログラム識
別コードPI(ON)がそれぞれ与えられている。
ットワークのプログラム識別コードPI(TN)が、ま
た第4ブロックには、他のネットワークのプログラム識
別コードPI(ON)がそれぞれ与えられている。
【0024】前述したように、14Aグループの情報分
類コード(Usage code)=(13)のデータを伝送する
ことにより、当該データ中のプログラムタイプコードP
TY(ON)を監視すれば、他のネットワークの任意の
情報番組に対して割り込み受信をかけることが可能であ
る。
類コード(Usage code)=(13)のデータを伝送する
ことにより、当該データ中のプログラムタイプコードP
TY(ON)を監視すれば、他のネットワークの任意の
情報番組に対して割り込み受信をかけることが可能であ
る。
【0025】ところで、任意の情報番組に対して割り込
み受信をかける場合、できるなら当該情報番組の放送開
始時点から割り込み受信できるようにすることが望まし
い。このため、任意の情報番組の放送開始時点から割り
込み受信するには、放送開始時点を何らかの方法で伝送
してやる必要がある。
み受信をかける場合、できるなら当該情報番組の放送開
始時点から割り込み受信できるようにすることが望まし
い。このため、任意の情報番組の放送開始時点から割り
込み受信するには、放送開始時点を何らかの方法で伝送
してやる必要がある。
【0026】そこで、本発明では、発明の前提条件とな
る情報番組の切り換わり時点を知らせるための伝送形式
として、図6(A)(B)に例示するように、グループタ
イプ14Aで、かつ、第2ブロックの情報分類コード
(Usage Code)=(13)からなる同一のRDSデータ
を短時間のうちに複数回伝送所定回連続して送信するよ
うに規定した場合を仮定した。図6(A)は情報分類コ
ード(Usage Code)=(13)からなる14Aグループ
を8回連続して送信するようにした場合、図6(B)は
途中に他の異なるグループタイプのデータを挿入して8
回連続送信するようにした場合の例である。
る情報番組の切り換わり時点を知らせるための伝送形式
として、図6(A)(B)に例示するように、グループタ
イプ14Aで、かつ、第2ブロックの情報分類コード
(Usage Code)=(13)からなる同一のRDSデータ
を短時間のうちに複数回伝送所定回連続して送信するよ
うに規定した場合を仮定した。図6(A)は情報分類コ
ード(Usage Code)=(13)からなる14Aグループ
を8回連続して送信するようにした場合、図6(B)は
途中に他の異なるグループタイプのデータを挿入して8
回連続送信するようにした場合の例である。
【0027】本発明では、この所定回連続する14Aグ
ループのひとかたまりを「PTYバースト信号」と呼
ぶ。1グールプの長さは87.6msec(図5(A)参
照)であるから、図6(A) の場合のPTYバースト信
号の長さは700.8msec、図6(B) の場合のPTY
バースト信号の長さは約788.4msecとなる。
ループのひとかたまりを「PTYバースト信号」と呼
ぶ。1グールプの長さは87.6msec(図5(A)参
照)であるから、図6(A) の場合のPTYバースト信
号の長さは700.8msec、図6(B) の場合のPTY
バースト信号の長さは約788.4msecとなる。
【0028】通常、RDSデータの受信状態が良好であ
れば、上記した図6(A)または図6(B)のPTYバ
ースト信号をエラーなく完全に受信することができ、1
4Aグループの個数を数えることにより、他のネットワ
ークの情報番組の放送開始を知らせるPTYバースト信
号であるか否かを検出することができる。
れば、上記した図6(A)または図6(B)のPTYバ
ースト信号をエラーなく完全に受信することができ、1
4Aグループの個数を数えることにより、他のネットワ
ークの情報番組の放送開始を知らせるPTYバースト信
号であるか否かを検出することができる。
【0029】しかしながら、例えば車載のRDS受信機
のように、走行環境によってはマルチパスなどの影響で
PTYバースト信号を完全に受信できない場合も生ず
る。このような場合には、せっかくPTYバースト信号
を送信しているにもかかわらず、放送開始時点を検出す
ることができず、放送開始時点から割り込みをかけるこ
とができなくなる。そこで、本発明は、このような受信
不良の場合でも放送開始時点から割り込み受信を行うこ
とのできるPTYバースト信号の検出方法を開発したも
のである。
のように、走行環境によってはマルチパスなどの影響で
PTYバースト信号を完全に受信できない場合も生ず
る。このような場合には、せっかくPTYバースト信号
を送信しているにもかかわらず、放送開始時点を検出す
ることができず、放送開始時点から割り込みをかけるこ
とができなくなる。そこで、本発明は、このような受信
不良の場合でも放送開始時点から割り込み受信を行うこ
とのできるPTYバースト信号の検出方法を開発したも
のである。
【0030】すなわち、本発明は、PTYバースト信号
が完全に受信されない場合を考慮し、14Aグループの
第1ブロックを除く他の3つのブロック、すなわち図5
(A)の第2、第3、第4ブロックの3つのブロックの
データを14Aグループ同士で比較し、この3つのブロ
ックのデータがそれぞれ所定回一致したときにPTYバ
ースト信号として検出するようにしたものである。
が完全に受信されない場合を考慮し、14Aグループの
第1ブロックを除く他の3つのブロック、すなわち図5
(A)の第2、第3、第4ブロックの3つのブロックの
データを14Aグループ同士で比較し、この3つのブロ
ックのデータがそれぞれ所定回一致したときにPTYバ
ースト信号として検出するようにしたものである。
【0031】このような検出方法とした場合、たとえP
TYバースト信号を完全に受信できない場合でも、PT
Yバースト信号として検出できるようになり、他のネッ
トワークの任意の情報番組に対してその放送開始時点か
ら割り込み受信することが可能となる。
TYバースト信号を完全に受信できない場合でも、PT
Yバースト信号として検出できるようになり、他のネッ
トワークの任意の情報番組に対してその放送開始時点か
ら割り込み受信することが可能となる。
【0032】なお、本発明方法では、14Aグループ中
の第2、第3、第4ブロックの3つのブロックだけを用
い、第1ブロックについては用いていないが、これは図
5(A)のデータフォーマットからも明らかなように、
14Aグループの第1ブロックは現在受信中の自ネット
ワークのプログラム識別コードPI(TN)のデータで
あり、割り込み受信する他のネットワークとは直接関係
のないデータであるからである。
の第2、第3、第4ブロックの3つのブロックだけを用
い、第1ブロックについては用いていないが、これは図
5(A)のデータフォーマットからも明らかなように、
14Aグループの第1ブロックは現在受信中の自ネット
ワークのプログラム識別コードPI(TN)のデータで
あり、割り込み受信する他のネットワークとは直接関係
のないデータであるからである。
【0033】
【実施例】図1に、本発明方法の第1の実施例を示す。
この第1実施例は、PTYバースト信号として送られて
きた各14Aグループのうち、第2ブロック、第3ブロ
ック、第4ブロックの3つのブロックのすべてが連続し
て1回以上一致したときに正規のPTYバースト信号と
して検出するようにした場合の例である。
この第1実施例は、PTYバースト信号として送られて
きた各14Aグループのうち、第2ブロック、第3ブロ
ック、第4ブロックの3つのブロックのすべてが連続し
て1回以上一致したときに正規のPTYバースト信号と
して検出するようにした場合の例である。
【0034】図1は、説明を分りやすくするために、P
TYバースト信号を構成する各14Aグループのデータ
を1グループ毎に縦方向に並べていったもので、縦方向
が受信時間の経過を表している。なお、14Aグループ
のデータとして、第2、第3、第4ブロックのみを示
し、本発明に直接関係のない第1ブロックについては図
示を略した。また、符号Eを記した点線枠のブロック
は、受信エラーしたブロックであることを表している。
TYバースト信号を構成する各14Aグループのデータ
を1グループ毎に縦方向に並べていったもので、縦方向
が受信時間の経過を表している。なお、14Aグループ
のデータとして、第2、第3、第4ブロックのみを示
し、本発明に直接関係のない第1ブロックについては図
示を略した。また、符号Eを記した点線枠のブロック
は、受信エラーしたブロックであることを表している。
【0035】いま、図示するように、PTYバースト信
号を構成する第1番目の14Aグループについては第
2、第4ブロックのみが正常に受信され、続く第2番目
の14Aグループについては第2、第3、第4ブロック
のすべてが正常に受信されたものとすると、この第1番
目と第2番目の14Aグループについて、第2、第3、
第4の各ブロックのデータが一致するか否かを比較す
る。この場合、第1番目の14Aグループの第3ブロッ
クが受信エラーしているので、第3ブロックにおいて一
致しない。
号を構成する第1番目の14Aグループについては第
2、第4ブロックのみが正常に受信され、続く第2番目
の14Aグループについては第2、第3、第4ブロック
のすべてが正常に受信されたものとすると、この第1番
目と第2番目の14Aグループについて、第2、第3、
第4の各ブロックのデータが一致するか否かを比較す
る。この場合、第1番目の14Aグループの第3ブロッ
クが受信エラーしているので、第3ブロックにおいて一
致しない。
【0036】次に、第3番目の14Aグループのデータ
が受信されるが、この第3番目の14Aグループについ
ては第2、第3、第4グループのすべてが正常に受信さ
れたものとする。前述したと同様に、第2番目と第3番
目の14Aグループの各ブロックについてそのデータが
一致するか否かを比較する。図1の場合、第2番目と第
3目の14Aグループでは第2、第3、第4のすべての
ブロックのデータが一致しているので、この一致した時
点でPTYバースト信号として検出する。
が受信されるが、この第3番目の14Aグループについ
ては第2、第3、第4グループのすべてが正常に受信さ
れたものとする。前述したと同様に、第2番目と第3番
目の14Aグループの各ブロックについてそのデータが
一致するか否かを比較する。図1の場合、第2番目と第
3目の14Aグループでは第2、第3、第4のすべての
ブロックのデータが一致しているので、この一致した時
点でPTYバースト信号として検出する。
【0037】したがって、当該14Aグループ中の第3
ブロックのプログラムタイプコード(PTY(ON))
によって表示される情報番組が、予めRDS受信機にセ
ットしておいた割り込み受信を希望する他のネットワー
クの情報番組に一致する場合、前記PTYバースト信号
の検知信号が発生した時点で、当該他ネットワークの情
報番組に対して割り込みをかければ、当該情報番組をそ
の放送の開始時点から自動的に受信することができる。
ブロックのプログラムタイプコード(PTY(ON))
によって表示される情報番組が、予めRDS受信機にセ
ットしておいた割り込み受信を希望する他のネットワー
クの情報番組に一致する場合、前記PTYバースト信号
の検知信号が発生した時点で、当該他ネットワークの情
報番組に対して割り込みをかければ、当該情報番組をそ
の放送の開始時点から自動的に受信することができる。
【0038】なお、前記第1実施例では、第2、第3、
第4ブロックの3つのブロックのすべてが1回以上連続
して一致したときにPTYバースト信号として検出する
ようにしたが、2回以上連続一致あるいは3回以上連続
一致など、その一致回数は任意に設定できるものであ
る。
第4ブロックの3つのブロックのすべてが1回以上連続
して一致したときにPTYバースト信号として検出する
ようにしたが、2回以上連続一致あるいは3回以上連続
一致など、その一致回数は任意に設定できるものであ
る。
【0039】図2に、本発明方法の第2の実施例を示
す。この第2実施例は、PTYバースト信号として送ら
れてきた各14Aグループの第2、第3、第4ブロック
の3つのブロックのすべてが、予め設定した時間T 0 内
において、1回以上一致したときにPTYバースト信号
として検出するようにした場合の例である。
す。この第2実施例は、PTYバースト信号として送ら
れてきた各14Aグループの第2、第3、第4ブロック
の3つのブロックのすべてが、予め設定した時間T 0 内
において、1回以上一致したときにPTYバースト信号
として検出するようにした場合の例である。
【0040】すなわち、第1番目の14Aグループにお
いて第2、第3、第4ブロックが正常に受信されたもの
とすると、この時点から設定時間T0 をタイマースター
トし、このT0 が経過する間に、第2、第3、第4ブロ
ックのすべてが同時に一致する14Aグループが受信さ
れたか否かを監視する。図2の場合、第3番目の14A
グループを受信した段階で第2、第3、第4ブロックの
3つのブロックのすべてが第1番目の14Aグループと
一致するので、この時点でPTYバースト信号として検
出する。
いて第2、第3、第4ブロックが正常に受信されたもの
とすると、この時点から設定時間T0 をタイマースター
トし、このT0 が経過する間に、第2、第3、第4ブロ
ックのすべてが同時に一致する14Aグループが受信さ
れたか否かを監視する。図2の場合、第3番目の14A
グループを受信した段階で第2、第3、第4ブロックの
3つのブロックのすべてが第1番目の14Aグループと
一致するので、この時点でPTYバースト信号として検
出する。
【0041】なお、この第2実施例の場合も、T0 内に
2回以上一致あるいは3回以上一致するなど、その一致
回数は任意に設定できるものである。また、設定時間T
0 も長短任意に設定できるものである。
2回以上一致あるいは3回以上一致するなど、その一致
回数は任意に設定できるものである。また、設定時間T
0 も長短任意に設定できるものである。
【0042】図3に、本発明方法の第3の実施例を示
す。この第3実施例は、14Aグループの第2、第3、
第4ブロックの各ブロックを少なくとも第2ブロックを
含む2つのペアに分け、それぞれのペア単位で一致する
か否かの比較を行ない、各ペアのそれぞれが連続して1
回以上一致したときに、PTYバースト信号の受信とし
て検出するようにした場合の例である。
す。この第3実施例は、14Aグループの第2、第3、
第4ブロックの各ブロックを少なくとも第2ブロックを
含む2つのペアに分け、それぞれのペア単位で一致する
か否かの比較を行ない、各ペアのそれぞれが連続して1
回以上一致したときに、PTYバースト信号の受信とし
て検出するようにした場合の例である。
【0043】すなわち、図3の場合、第2ブロックと第
4ブロックで1つのペア、第2ブロックと第3ブロック
で他の1つのペアを予め設定しておき、このペア単位で
データの一致・不一致を比較している。図3の場合、第
1番目と第2番目の14Aグループにおいて第2ブロッ
クと第4グループのペアが一致し、また第3番目と第4
番目の14Aグループにおいて第2ブロックと第3ブロ
ックのペアがそれぞれ一致するので、この2つのペアが
一致した時点でPTYバースト信号として検出する。
4ブロックで1つのペア、第2ブロックと第3ブロック
で他の1つのペアを予め設定しておき、このペア単位で
データの一致・不一致を比較している。図3の場合、第
1番目と第2番目の14Aグループにおいて第2ブロッ
クと第4グループのペアが一致し、また第3番目と第4
番目の14Aグループにおいて第2ブロックと第3ブロ
ックのペアがそれぞれ一致するので、この2つのペアが
一致した時点でPTYバースト信号として検出する。
【0044】なお、第2ブロックを含むペアとしたの
は、受信したRDSデータのグループタイプが14Aで
あることと、情報分類コード(Usage Code)が(13)
であることを認識しなければ、後のデータの読み取りが
異なるためである。周知のように、RDSデータは14
Aグループだけではないため、第2ブロックを検出でき
ないと14Aグループであるか否かがわからない。さら
に、14グループであっても、第3ブロックが何を意味
するかは第2ブロックを検出できないとわからず、また
第4ブロックが何を意味するかも第2ブロックを検出で
きないとわからないためである。
は、受信したRDSデータのグループタイプが14Aで
あることと、情報分類コード(Usage Code)が(13)
であることを認識しなければ、後のデータの読み取りが
異なるためである。周知のように、RDSデータは14
Aグループだけではないため、第2ブロックを検出でき
ないと14Aグループであるか否かがわからない。さら
に、14グループであっても、第3ブロックが何を意味
するかは第2ブロックを検出できないとわからず、また
第4ブロックが何を意味するかも第2ブロックを検出で
きないとわからないためである。
【0045】この第3実施例の場合も、2回以上一致あ
るいは3回以上一致など、一致回数は任意に設定するこ
とができるものである。
るいは3回以上一致など、一致回数は任意に設定するこ
とができるものである。
【0046】図4に、本発明方法の第4の実施例を示
す。この第4実施例は、14Aグループの第2、第3、
第4ブロックの各ブロックを少なくとも第2ブロックを
含むペアに分け、予め設定した時間T0 内において各ペ
アが1回以上一致したときにPTYバースト信号として
検出するようにした場合の例である。
す。この第4実施例は、14Aグループの第2、第3、
第4ブロックの各ブロックを少なくとも第2ブロックを
含むペアに分け、予め設定した時間T0 内において各ペ
アが1回以上一致したときにPTYバースト信号として
検出するようにした場合の例である。
【0047】すなわち、第3実施例と同様に、第2ブロ
ックと第4ブロックのペア、第2ブロックと第3ブロッ
クのペアを予め設定しておき、第1番目の14Aグルー
プにおいて第2、第4ブロックのペアが正常に受信され
たものとすると、この時点から設定時間T0 をタイマー
スタートし、このT0 が経過する間に、第2ブロックと
第3ブロックのペア、第2ブロックと第4ブロックのペ
アが一致する14Aグループを受信できたか否かを監視
する。図4の場合、第1番目と第2番目の14Aグルー
プで第2ブロックと第4ブロックのペアが一致し、また
第4番目と第5番目の14Aグループで第2ブロックと
第3ブロックのペアが一致するので、この時点でPTY
バースト信号として検出する。
ックと第4ブロックのペア、第2ブロックと第3ブロッ
クのペアを予め設定しておき、第1番目の14Aグルー
プにおいて第2、第4ブロックのペアが正常に受信され
たものとすると、この時点から設定時間T0 をタイマー
スタートし、このT0 が経過する間に、第2ブロックと
第3ブロックのペア、第2ブロックと第4ブロックのペ
アが一致する14Aグループを受信できたか否かを監視
する。図4の場合、第1番目と第2番目の14Aグルー
プで第2ブロックと第4ブロックのペアが一致し、また
第4番目と第5番目の14Aグループで第2ブロックと
第3ブロックのペアが一致するので、この時点でPTY
バースト信号として検出する。
【0048】なお、この第4実施例の場合も、T0 内に
2回以上一致あるいは3回以上一致するなど、その一致
回数は任意に設定できるものである。また、設定時間T
0 も長短任意に設定できるものである。
2回以上一致あるいは3回以上一致するなど、その一致
回数は任意に設定できるものである。また、設定時間T
0 も長短任意に設定できるものである。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
EON情報を利用して他のネットワークの任意の情報番
組を割り込み受信する際、PTYバースト信号を完全に
受信できない場合でも、他のネットワークの情報番組の
放送開始時点を検出して、放送開始時点から確実に割り
込みをかけることができる。このため、割り込み受信を
希望する他のネットワークの情報番組を途中から聴かさ
れてしまうなどの不具合を解消することができる。
EON情報を利用して他のネットワークの任意の情報番
組を割り込み受信する際、PTYバースト信号を完全に
受信できない場合でも、他のネットワークの情報番組の
放送開始時点を検出して、放送開始時点から確実に割り
込みをかけることができる。このため、割り込み受信を
希望する他のネットワークの情報番組を途中から聴かさ
れてしまうなどの不具合を解消することができる。
【0050】また、14Aグループの各ブロックのデー
タが所定回一致した時点でPTYバースト信号として検
出するようにしているので、PTYバースト信号の全デ
ータを受信した後に14Aグループの数を数えてPTY
バースト信号として検出する場合に比べて検出までの時
間が短くて済み、より高速に他のネットワークの情報番
組に切り換えることができる。
タが所定回一致した時点でPTYバースト信号として検
出するようにしているので、PTYバースト信号の全デ
ータを受信した後に14Aグループの数を数えてPTY
バースト信号として検出する場合に比べて検出までの時
間が短くて済み、より高速に他のネットワークの情報番
組に切り換えることができる。
【0051】さらに、PTYバースト信号が完全に受信
できない場合でも放送開始時点から確実に割り込みをか
けることができるので、走行環境によってはマルチパス
などの影響でPTYバースト信号を完全に受信できない
場合も生じる車載用のRDS受信機に用いて、特に優れ
た効果を発揮する。
できない場合でも放送開始時点から確実に割り込みをか
けることができるので、走行環境によってはマルチパス
などの影響でPTYバースト信号を完全に受信できない
場合も生じる車載用のRDS受信機に用いて、特に優れ
た効果を発揮する。
【図1】本発明方法の第1実施例を示す図である。
【図2】本発明方法の第2実施例を示す図である。
【図3】本発明方法の第3実施例を示す図である。
【図4】本発明方法の第4実施例を示す図である。
【図5】EON情報のデータフォーマットを示す図であ
る。
る。
【図6】PTYバースト信号の伝送形式を示す図であ
る。
る。
14A グループタイプ14AのEON情報 PI(ON) 他のネットワークのプログラム識別コ
ード PTY(ON) 他のネットワークのプログラムタイプ
コード
ード PTY(ON) 他のネットワークのプログラムタイプ
コード
Claims (5)
- 【請求項1】 グループタイプ14Aで、かつ、第2ブ
ロックの情報分類コード(Usage Code)=(13)から
なる同一のEON情報を短時間のうちに複数回伝送する
ことにより、他のネットワークの情報番組の放送切り換
わりを示すPTYバースト信号として規定したRDSシ
ステムにおけるRDS受信機のためのPTYバースト信
号の検出方法であって、 少なくとも前記14Aグループの第1ブロックを除く他
の3つのブロックのデータの各々をそれ以前に受信した
当該3つのブロックのデータと比較し、各データが所定
回一致したときにPTYバースト信号として検出するこ
とを特徴とするPTYバースト信号の検出方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のPTYバースト信号の検
出方法において、 前記比較する3つのブロックのデータのすべてが連続し
て所定回一致したときにPTYバースト信号として検出
することを特徴とするPTYバースト信号の検出方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のPTYバースト信号の検
出方法において、 前記比較する3つのブロックのデータのすべてが所定時
間内に所定回一致したときにPTYバースト信号として
検出することを特徴とするPTYバースト信号の検出方
法。 - 【請求項4】 請求項1記載のPTYバースト信号の検
出方法において、 前記比較する3つのブロックを第2ブロックと第3ブロ
ックの対および第2ブロックと第4ブロックの対に分け
て各対単位でデータを比較し、各対のデータがそれぞれ
所定回連続して一致したときにPTYバースト信号とし
て検出することを特徴とするPTYバースト信号の検出
方法。 - 【請求項5】 請求項1記載のPTYバースト信号の検
出方法において、 前記比較する3つのブロックを第2ブロックと第3ブロ
ックの対および第2ブロックと第4ブロックの対に分け
て各対単位でデータを比較し、各対のデータがそれぞれ
所定時間内に所定回一致したときにPTYバースト信号
として検出することを特徴とするPTYバースト信号の
検出方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12609294A JP3258171B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | Ptyバースト信号の検出方法 |
US08/479,183 US5577048A (en) | 1994-06-08 | 1995-06-07 | Method of detecting PTY burst signal |
EP95108843A EP0687082B1 (en) | 1994-06-08 | 1995-06-08 | Method of detecting PTY burst signal in a radio data system receiver |
EP01119932A EP1164728B1 (en) | 1994-06-08 | 1995-06-08 | RDS system using a PTY burst signal |
DE69534754T DE69534754T2 (de) | 1994-06-08 | 1995-06-08 | Radiodatensystem wo ein PTY-Burstsignal verwendet wird |
DE69525564T DE69525564T2 (de) | 1994-06-08 | 1995-06-08 | Verfahren zur Erfassung von PTY-Burstsignalen in Radiodatenempfängern |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12609294A JP3258171B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | Ptyバースト信号の検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07336251A true JPH07336251A (ja) | 1995-12-22 |
JP3258171B2 JP3258171B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=14926413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12609294A Expired - Fee Related JP3258171B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | Ptyバースト信号の検出方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5577048A (ja) |
EP (2) | EP0687082B1 (ja) |
JP (1) | JP3258171B2 (ja) |
DE (2) | DE69534754T2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP3260556B2 (ja) * | 1994-06-15 | 2002-02-25 | パイオニア株式会社 | Rds受信機の割り込み受信制御方法 |
DE4441789C1 (de) * | 1994-11-24 | 1995-11-23 | Becker Gmbh | Verfahren zur Erkennung von Daten in einem, insbesondere gestörten, RDS-Signal |
US5946605A (en) * | 1996-05-24 | 1999-08-31 | Digital Dj | Method and apparatus for communicating information using a data tuner |
KR19980074989A (ko) * | 1997-03-28 | 1998-11-05 | 배순훈 | 알디에스방송수신용 카오디오의 이오엔정보저장처리방법 |
EP1056203A1 (en) * | 1999-05-26 | 2000-11-29 | Mannesmann VDO Aktiengesellschaft | Method for selection of a tuning frequency |
US6317882B1 (en) | 1999-12-21 | 2001-11-13 | Thomas D. Robbins | System and method for automatically reminding a user of a receiver that a broadcast is on a data stream |
WO2001047269A1 (en) * | 1999-12-21 | 2001-06-28 | Robbins Thomas D | Automatic reminder system using transmitted id codes |
DE10011260A1 (de) * | 2000-03-08 | 2001-09-20 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur Aufzeichnung über eine Rundfunkfrequenz übertragener Information |
US6463265B1 (en) * | 2001-06-05 | 2002-10-08 | International Business Machines Corp. | Data source hand-off in a broadcast-based data dissemination environment |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3467648D1 (en) * | 1984-06-01 | 1987-12-23 | Itt Ind Gmbh Deutsche | Integrated circuit for decoding traffic radio announcement identification signals |
DE3810177C2 (de) * | 1988-03-25 | 1999-06-17 | Bosch Gmbh Robert | Rundfunkempfänger, insbesondere Fahrzeugempfänger |
GB8905252D0 (en) * | 1989-03-08 | 1989-04-19 | Philips Nv | Method for linking rds programme services and rds receiver for using the method |
NL8900566A (nl) * | 1989-03-08 | 1990-10-01 | Philips Nv | Methode voor de verwerking van een radio data signaal, alsmede ontvanger voor de uitvoering van deze methode. |
US5095532A (en) * | 1989-12-29 | 1992-03-10 | Robert Bosch Gmbh | Method and apparatus for route-selective reproduction of broadcast traffic announcements |
NL9000533A (nl) * | 1990-03-07 | 1991-10-01 | Philips Nv | Werkwijze voor de overdracht van radio-data-systeemsignalen met verkeersprogramma-identificatie en ontvanger voor dergelijke radio-data-systeemsignalen. |
US5289391A (en) * | 1992-02-10 | 1994-02-22 | Aerometrics, Inc. | Method and apparatus for optimum signal burst detection |
JP3108214B2 (ja) * | 1992-08-11 | 2000-11-13 | パイオニア株式会社 | Rdsチューナにおける交通情報受信方法 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP12609294A patent/JP3258171B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-06-07 US US08/479,183 patent/US5577048A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-06-08 DE DE69534754T patent/DE69534754T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-06-08 DE DE69525564T patent/DE69525564T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1995-06-08 EP EP01119932A patent/EP1164728B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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DE69525564T2 (de) | 2002-11-21 |
US5577048A (en) | 1996-11-19 |
EP1164728A2 (en) | 2001-12-19 |
DE69534754T2 (de) | 2006-08-31 |
EP1164728A3 (en) | 2002-10-23 |
DE69525564D1 (de) | 2002-04-04 |
EP0687082B1 (en) | 2002-02-27 |
EP0687082A1 (en) | 1995-12-13 |
EP1164728B1 (en) | 2006-01-25 |
DE69534754D1 (de) | 2006-04-13 |
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