JPH07335963A - 半導体レーザ内部共振型shg光源 - Google Patents

半導体レーザ内部共振型shg光源

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JPH07335963A
JPH07335963A JP12727394A JP12727394A JPH07335963A JP H07335963 A JPH07335963 A JP H07335963A JP 12727394 A JP12727394 A JP 12727394A JP 12727394 A JP12727394 A JP 12727394A JP H07335963 A JPH07335963 A JP H07335963A
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semiconductor laser
equation
reflectance
light source
mode
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Application number
JP12727394A
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English (en)
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Kazutami Kawamoto
和民 川本
Akitomo Itou
顕知 伊藤
Hiroshi Kaede
弘志 楓
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】赤外の半導体レーザ光を可視光に変換する擬位
相整合型第二高調波素子において、第二高調波変換効率
を高め発振波長を安定化するとともに、第二高調波の相
対雑音強度を低減する。 【構成】非線形光学基板1上に光導波路2を形成し、光
導波路2内に分極反転格子と分布ブラッグ反射器となる
回折格子を隣接して設置する。半導体レーザ5の分極反
転格子に近接する側の端部は低反射率、反対側の端部は
高反射率とし、高反射率端と分布ブラッグ反射器でレー
ザ発振の共振器とする。共振器の内部に波長変換素子で
ある分極反転格子を配置し、大きな基本波14の出力の
もとで第二高調波15を高効率に発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コヒーレント光を用い
る光ディスク装置やレーザビームプリンタの光情報処理
分野,光応用計測制御分野あるいはその他の光応用装置
に使用するレーザ光源に係り、特に、短波長のコヒーレ
ント光が望まれる光情報処理分野に好適なレーザ光源に
関する。
【0002】
【従来の技術】長波長帯の半導体レーザ光源は、GaA
s,InP等のIII−V 族半導体が使用され、600〜
1600nmの波長で発光させることができている。し
かし、光記録装置の記録密度を向上し、またレーザビー
ムプリンタを高精細化するためには、500nm以下の
波長でコヒーレント光を発光する光源が強く望まれてい
る。このためより短波長で発光する半導体レーザとし
て、III−V 族の新規の半導体材料やII−VI族の半導体
材料を用いたレーザが精力的に研究されているが、室温
連続発振がようやく確認された段階であり、上記の装置
に使用可能なレベルのレーザは実現されていない。この
ため現状では、例えば、波長800nm帯の半導体レー
ザ光を波長400nm帯の第二高調波に変換する方法が
注目されている。波長800nm帯では長寿命で信頼性
の高い高出力半導体レーザを得ることは比較的容易で、
これを高効率で第二高調波に変換すれば、上記装置に使
用可能な出力レベルの波長400nm帯のコヒーレント
光が得られる。例えば、アドバンスト ソリッドステー
ト レーザーズ アンド コンパクト ブルーグリーン
レーザーズ テクニカルダイジェスト、1993、第2
巻、480−482頁(Advanced Solid-State Lasers
and Compact Blue-Green Lasers TechnicalDigest,199
3,Vol2,pp.480-482)には、220%/Wの変換効率が得
られていることが報告されている。
【0003】しかし、このような基本波を第二高調波へ
変換する波長変換素子を光ディスク装置やレーザビーム
プリンタに使用する場合、高効率であると共に、出力の
安定化,相対雑音強度があるレベル以下に抑えられてい
ることが必要である。しかし、擬位相整合方式の波長変
換素子に対してこの雑音の問題が系統的に調べられた例
はまだない。従って、上記波長変換素子が光情報処理分
野の装置に使用できる完全な見通しがまだ得られていな
いのが実状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、第二高
調波発生(SHG)による波長400nm帯のコヒーレ
ント光源を光ディスク装置等に搭載する現在最大の課題
は、安定出力,雑音特性の解明と上記装置に必要とされ
るその特性を達成することである。例えば、光ディスク
装置で要求されている相対雑音強度(RIN)は1MH
zで−120dB/Hz以下、望ましくは−130dB
/Hz以下であるといわれている。
【0005】本発明の目的は、このような残された課題
を解決し、高効率で低雑音安定出力の短波長コヒーレン
ト光源を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体レーザ内部共振SHG光源は、
(1)自発分極を有する非線形光学基板内に自発分極の
向きを周期的に反転した分極反転格子を備えた光導波路
を形成し、この光導波路に半導体レーザ光を入射して第
二高調波へ変換するSHG光源で、分極反転格子の第二
高調波出力側の光導波路に、または分極反転格子を挟む
配置で光学基板外に半導体レーザ光を半導体レーザに反
射して戻す波長選択性の反射手段を設け、(2)光学基
板の半導体レーザ光を入射させる端面または光学基板と
半導体レーザとの間に、半導体レーザ光(基本波)のみ
を透過し半導体レーザ光の第二高調波を反射する手段を
設け、光学基板の他の端面は半導体レーザ光(基本波)
を反射し第二高調波を透過する手段を設け、(3)半導
体レーザの一方の端面は高反射率であると共に光学基板
と近接・対抗する側の端面は低反射率であり、(4)波
長選択性の反射手段から半導体レーザへの光帰還率が半
導体レーザの低反射端面の反射率に対応した特定の値以
上であると共に、波長選択性反射手段の波長選択性が特
定の特性を有することを特徴としている。
【0007】課題の解決のために上記の手段を取り入れ
た本発明の半導体レーザ内部共振SHG光源の構成を図
1に示す。図1において、3はLiNbO3やLiTa
3等の非線形光学基板の光導波路内に形成された分極
反転格子であり、この部分で第二高調波が発生される。
この基板の端面には上記(2)のように基本波と第二高
調波に対し無反射もしくは全反射となるように光学コー
トが施されている。5の半導体レーザは上記(3)のよ
うな端面反射率を持ち、4は上記(4)の波長選択性の
反射手段である分布ブラッグ反射器(DBR)である。
【0008】
【作用】図2は本発明の作用を定量的に説明するため、
本発明の特性解析に用いたモデルである。本発明の構成
では、各端面の反射率に対応して複数の共振モードが存
在するが、特に半導体レーザでの共振と分布ブラッグ反
射器を反射面とする共振が問題となるため、図2に示し
た複合共振モードを採用する。
【0009】半導体レーザのモード競合雑音について、
IEEEジャーナルオブカンタムエレクトロニクス、Q
E−22巻、ナンバー7、1052−1059頁、19
86年7月(IEEE JOURNAL OF QUANTUM ELECTRONICS,VO
L.QE-22,NO.7,PP1052-1059,JULY 1986)に記載されてい
るが、本発明の特性を定量的に説明するため、これを発
展させて数1,数2に示すレート方程式を出発点として
本発明の特性を解析し、この結果を用いて作用を説明す
る。
【0010】
【数1】 ∂Sp/∂t=(Ap−BSp−Σq≠pDSq−Gth(p))・Sp+CNV/τs +FpV−Tp …(数1)
【0011】
【数2】 ∂N/∂t=−1/V・Σppp−N/τs+I/(eV)+Fe …(数2) ここで Sp:pモードの光子数 N :注入電子密度 Ap:pモードの線形利得係数 B :対象モード、すなわちpモードに作用する三次の
飽和利得係数 D :対象モード以外、すなわちpモード以外に作用す
る三次の飽和利得係数 Gth(p):しきい値利得レベル C :自然放出係数 V :半導体レーザ活性層の体積 τs:注入電子の寿命 Fp:光子の揺らぎ I :注入電流 e :電子の電荷 Fe:注入電子の揺らぎ Tp:第二高調波の発生により単位時間に失われる光子
数 である。本発明では半導体レーザの共振器内部に第二高
調波発生素子を配置しているので、レート方程式中に第
二高調波の発生により単位時間に失われる光子数Tp
項が含まれる。次に、以下の数3乃至数8のように各量
を時間的に変化しないDC成分と時間的に変動する微小
な揺らぎ成分との和で表す。DC成分は添字Dで、揺ら
ぎ成分は添字tで表す。
【0012】
【数3】 Sp=SpD+Spt=SpD+∫S・exp(iΩt)dΩ …(数3)
【0013】
【数4】 N=ND+Nt=ND+∫NΩ・exp(iΩt)dΩ …(数4)
【0014】
【数5】 Fp=∫F・exp(iΩt)dΩ …(数5)
【0015】
【数6】 Fe=∫F・exp(iΩt)dΩ …(数6)
【0016】
【数7】 Ap=ApD+Apt=ApD+∫A・exp(iΩt)dΩ =ξap{Np−Ngp−b(λp−λ0)2} …(数7)
【0017】
【数8】 Tp=TpD+Tpt=TpD+∫T・exp(iΩt)dΩ …(数8) ここで ξ :半導体レーザ活性層への電磁界閉じ込め係数 Ng:線形利得が正になる注入電子密度を決めるパラメ
ータ である。また半導体レーザが多モードで発振している場
合には、これを基本波とする高調波成分は、単に各モー
ドの第二高調波のみだけでなく各モード間の和周波も含
まれる。従って、Tp は基本波の光子数Sにより次のよ
うに表される。
【0018】
【数9】 Tp=Σrhνκ・(Sp/τp(p))・(Sp+r/τp(p+r)) …(数9) ここで h :プランクの定数 ν :光の振動数 κ :基本波から高調波への変換性能の良さを示す性能
指数 τp:光子の寿命(=1/Gth) である。
【0019】数3,数4,数6,数7,数8を数1に代
入し、DC成分と揺らぎ成分を整理すると数10,数1
1となる。
【0020】
【数10】 (ApD−BSpD−ΣqDSqD−Gth(p))・SpD+CNDV/τs−TpD=0 …(数10)
【0021】
【数11】 {iΩ+CNDV/(τspD)+BSpD−TpD/SpD}・Spt +DSpDΣqDSqt+Tpt=ξaSpDt+VFpt …(数11) 同様に、関連式を数2に代入すると数12,数13が得
られる。
【0022】
【数12】 ΣppDpD=I/e−NDV/τs …(数12)
【0023】
【数13】 (iΩ+1/τs+ξa/V・ΣppD)・Nt+1/V・Σppt=Fet …(数13) DC出力(DC成分全光子数)は数10,数12より計
算できる。DC成分全光子数の計算では三次の利得は無
視できるので、数10より、数14となる。
【0024】
【数14】 Σp〔[ξap{ND−Ngp−b(λp−λ0)2}−Gth(p)]・SpD−TpD〕 +MCNDV/τs=0 …(数14) ここでMは全モードの数である。また、モード間隔が小
さくてIth,Ig,Ngの分散が無視できる場合には数1
5とできるから数16となる。
【0025】
【数15】 ξap=Gth(p)eV/{(Ith−Igs} …(数15) Ig=eVNg/τs
【0026】
【数16】 Σp[Gth(p)eV・{ND−Ngp−b(λp−λ0)2}/τs−Gth(p)(Ith−Ig)] ・SpD+MCNDV(Ith−Ig)/τs−(Ith−Ig)・ΣppD=0 …(数16) これに数12を連立させると数17が得られる。
【0027】
【数17】 e2pth(p)pD)2−e{I−Ith+MCIg−eΣppD}・Σpth(p)pD −(Ith−Ig)(MCI−eΣppD)=0 …(数17) ここで、ΣppDは数18で得られるから、これを代入
すると、数19となる。
【0028】
【数18】 ΣppD=ΣpΣrhνκ(SpD/τp(p))(Sp+r,D/τp(p+r)) =ΣpΣrhνκ(Gth(p)pD)(Gth(p+r)p+r,D) …(数18)
【0029】
【数19】 hνκe2pth(p)pD)3+{e+hνκ(Ith−Ig)}・(Σpth(p)pD)2 −e(I−Ith+MCIg)・(Σpth(p)pD)−MCI(Ith−Ig)=0 …(数19) 自然放出光を無視(C=0)し、数20として平均値G
thを定義すれば数21が得られる。
【0030】
【数20】 Gth=Σpth(p)pD/ΣppD …(数20)
【0031】
【数21】 ΣppD=〔−{e/(hνκ)+Ith−Ig}±√[{e/(hνκ)+Ith−Ig}2 +4(I−Ith)・e/(hνκ)]〕/(2eGth) …(数21) これが注入電流と基本波出力の関係を示す基本式である
が、注入電流の大小により次のように近似できる。
【0032】(1) 4(I−Ith)・e/(hνκ)≪{e/
(hνκ)+Ith−Ig}の場合
【0033】
【数22】
【0034】(2) 4(I−Ith)・e/(hνκ)≫{e/
(hνκ)+Ith−Ig}の場合
【0035】
【数23】
【0036】次に、この結果をもとに、本発明に係るノ
イズについて述べる。第二高調波のノイズは、基本波が
多モードの場合その各モードの第二高調波と各モード間
の和周波が発生するため、基本波の各モードの出力が揺
らぐと和周波を含む広義の高調波の出力は複雑に揺ら
ぐ。しかし基本波が二モードの場合について各モードの
第二高調波とモード間の和周波の揺らぎが分かれば、一
般の多モードの場合についてもこの現象は理解可能であ
る。そこで、ここでは基本波がp,q二モードの場合の
モード競合雑音についてその特性を述べる。
【0037】DC成分について数24,数25が成立す
るから、(数22)/SpD−(数23)/SqDに対し、数2
6,数27を代入すると、数28が得られる。
【0038】
【数24】 (ApD−BSpD−DSqD−Gth(p))・SpD+CNDV/τs−TpD=0 …(数24)
【0039】
【数25】 (AqD−BSqD−DSpD−Gth(q))・SqD+CNDV/τs−TqD=0 …(数25)
【0040】
【数26】 TpD=hνκp(SpD/τp(p))2+2hνκp,q(SpD/τp(p))・(SqD/τq(p)) =κpppD 2+2κpqpDqD …(数26)
【0041】
【数27】 κpp=hνκp/τp(p) 2 ; κpq=hνκp,q/(τp(p)τq(p)) …(数27)
【0042】
【数28】 ξa{ND−Ng−b(λp−λ0)2}−ξa{ND−Ng−b(λq−λ0)2} +(D−B)(SpD−SqD)−(Gth(p)−Gth(q))+CNDV/τs ・(1/SpD−1/SqD)−(κpppD+2κpqqD−κqqqD −2κpqpD)=0 …(数28) ここで、r=SpD/SqDと定義する。
【0043】(1) 4(I−Ith)・e/(hνκ)≪{e/
(hνκ)+Ith−Ig}の場合 ΣppDの近似式(数22)を用いて数28を変形する
と数29,数30,数31となる。
【0044】
【数29】
【0045】
【数30】
【0046】
【数31】 γ=1+(Ith−Ig)・hνκ/e …(数31) (2) 4(I−Ith)・e/(hνκ)≫{e/(hνκ)+I
th−Ig}の場合 ΣppD の近似式(数23)を用いて数28を変形する
と数32,数33となる。
【0047】
【数32】
【0048】
【数33】
【0049】ここで定義したr=SpD/SqDはp,qモ
ードのパワー比を表すから、上記の関係式はモードパワ
ー比rと両モードのしきい値利得の差Δthとの関係を示
すものである。また、モードパワー比の注入電流に対す
る依存性も上記に示した関係式で明らかになった。
【0050】次に、揺らぎ成分について数12,数14
より数34,数35が得られる。
【0051】
【数34】 {iΩ+CNDV/(τspD)+BSpD−TpD(ω)/SpD}・Spt +DSpDqt+Tpt(ω)=ξaSpDt+VFpt …(数34)
【0052】
【数35】 {iΩ+1/τs+ξa/V・(SpD+SqD)}・Nt +(ApDpt+AqDqt)/V=Fet …(数35) ここで、数36ないし数40の関係があり、これらを代
入すると、数34,数35より、数41が得られる。
【0053】
【数36】 Tp(ω)=hνpp(Sp/τp(p))2+2κp,q(Sp/τp(p))(Sq/τp(q))} ≒κpppD 2+2κpqpDqD +2(κpppD+κpqqD)Spt+2κpqpDqt …(数36) (Spt,Sqtに関する二次の項は無視)
【0054】
【数37】 TpD(ω)=κpppD 2+2κpqpDqD …(数37)
【0055】
【数38】 Tpt(ω)=2(κpppD+κpqqD)Spt+2κpqpDqt …(数38) 同様に
【0056】
【数39】 Tq(ω)≒κqqqD 2+2κpqqDpD +2(κqqqD+κpqpD)S+2κpqqD…(数39)
【0057】
【数40】 TqD(ω)=κqqqD 2+2κpqqDpD qt(ω)=2(κqqqD+κpqpD)Sqt+2κpqqDpt …(数40)
【0058】
【数41】 Spt+Sqt=V(Yξq′Fpt+Yξp′Fqt+ξa/V・Yeet)/Y …(数41) また、数42の関係があり、前記文献によれば、数43
ないし数45であるから、数46のような基本波に対す
る相対雑音強度(RIN)の式が求まる。
【0059】
【数42】 〈(Spt+Sqt)2〉=〈V2/Y2・(Fpt 2p 2+Fqt 2q 2+Fet 2e 2 +2Fptqtpq+2Fqtetqe+2Fetptep)〉 …(数42)
【0060】
【数43】 〈F〉=∫F(t)F(t+τ)exp(iωτ)dτ =2(SpD+1)CND/(τsV)δp,q …(数43)
【0061】
【数44】 〈F 2〉=2(1+CΣppD)ND/(τsV) …(数44)
【0062】
【数45】 〈F〉=SpDth(p)/V2−2(SpD+1)CND/(τsV) …(数45)
【0063】
【数46】
【0064】ここで、数46において各項は数47ない
し数56である。
【0065】
【数47】
【0066】
【数48】 Up=Yξ・Yq′ …(数48)
【0067】
【数49】 Uq=Yξ・Yp′ …(数49)
【0068】
【数50】 Ue=ξa/V・Ye …(数50)
【0069】
【数51】 Yp′=Yp−(D+2κpq)SpD …(数51)
【0070】
【数52】 Yq′=Yq−(D+2κpq)SqD …(数52)
【0071】
【数53】 Ye=SpDq′+SqDp′ …(数53)
【0072】
【数54】
【0073】
【数55】
【0074】
【数56】
【0075】次にSH波の相対雑音強度を求める。T
pD(ω),Tpt(ω)はSHGにより失われる基本波のフォ
トン数であるが、発生するSH波と和周波のフォトン数
p(2ω),Tq(2ω),Tpq(2ω) それぞれのDC成分及
び揺らぎ成分は、数57ないし数62となるから広義の
高調波の相対雑音強度(RIN)は数63と表わせる。
【0076】
【数57】 TpD(2ω)=1/2・κpppD 2 …(数57)
【0077】
【数58】
【0078】
【数59】 TqD(2ω)=1/2・κqqqD 2 …(数59)
【0079】
【数60】
【0080】
【数61】 TpqD(2ω)=2κpqpDqD …(数61)
【0081】
【数62】
【0082】
【数63】
【0083】ここで、数63において、各項は数64な
いし数74である。
【0084】
【数64】 Wp=−(κpppD+2κpqqD)・γpp+(κqqqD+2κpqpD)・γqp …(数64)
【0085】
【数65】 Wq=(κpppD+2κpqqD)・γpq−(κqqqD+2κpqpD)・γqq …(数65)
【0086】
【数66】 We=(κpppD+2κpqqD)・γpe−(κqqqD+2κpqpD)・γqe …(数66)
【0087】
【数67】
【0088】
【数68】
【0089】
【数69】
【0090】
【数70】
【0091】
【数71】
【0092】
【数72】
【0093】
【数73】
【0094】
【数74】
【0095】以上で相対雑音強度に関する式が得られた
ので、これを用いた計算結果を示し作用を説明する。
【0096】図3と図4は、1MHzにおける相対雑音
強度の計算結果を横軸に基本波二モードのパワー比rを
とって示したものであるが、先ずこれら計算の条件を述
べる。計算に使用した半導体レーザの定数は、発振波長
が800nm帯にあるAlGaAsの一般的な値を用いてい
る。具体的には、B=1.39×104/s ,C=3.5
×10-5,D=1.853×104/s,α=3000/
mとした。また、発振しきい値電流Ithで規格化した注
入電流I/Ith=3である。本発明に係る他のパラメー
タは、共振器の反射率が半導体レーザ側で90%,波長
変換素子を挟んで対向する側が87.5% である。共振
器長は図3,図4(a)の場合が90cm、図4(b)の場合
が9cmである。
【0097】図3(a),図4では第二高調波への変換効
率の良さを表すパラメータκをκpp=κqq=0.1 とし
ているが、図3(b)ではκpp=κqq=1として図3(a)
と(b)でκの影響を比較している。また図4(a)と(b)
で共振器長l+Lの影響を比較している。各図におい
て、相対雑音強度が極めて大きくなる特異なピークが二
つあるが、これはいわゆるモードホッピングによるノイ
ズである。
【0098】各図において基本波とSH波の相対雑音強
度を示しているが、この結果より分かることはまず基本
波に対してSH波の相対雑音強度が数dB高いことであ
る。また、相対雑音強度が低くなるのはモードパワー比
rが25dB以上(同じことであるが−25dB以下)
の領域か、またはr=0dB近傍のマルチモード領域で
ある。r=0dB近傍のマルチモード領域では、相対雑
音強度特性は共振器長l+Lにより大きく変化し、図4
(a)と(b)を比較すると分かるように、共振器長が短く
なると相対雑音強度が低い領域は非常に狭くなる。
【0099】また、マルチモード領域で低雑音であるた
めにはマルチモードが安定でなければならず、この安定
条件はまだ明らかでないから、広義の高調波の相対雑音
強度を低いレベルに維持する条件は基本波がシングルモ
ードであることである。このことを、即ち基本波がシン
グルモードであれば広義の高調波の相対雑音強度を低い
レベルに維持できることを、本発明で初めて定量的に明
らかにした。
【0100】光ディスク装置の光源としての応用を考え
ると、相対雑音強度は−120dB以下、望ましくは−
130dB以下であるから、本発明はモードパワー比r
が25dB以上(−25dB以下)のシングルモード領
域で動作することを条件としており、この点を特徴とし
ている。基本波をシングルモードにすることで高調波の
雑音を低くできるのは、基本波から高調波を発生させる
ということで理解できる。即ち、基本波がシングルモー
ドであれば、基本波の出力が多少揺らいでもその高調波
の揺らぎが大幅に増加することはない。
【0101】これに対し、基本波がマルチモードであれ
ばその各モードの第二高調波とそれぞれの和周波が発生
するから、たとえ基本波の一つのモードの出力だけが揺
らいだとしても、その第二高調波とその基本波が関わる
複数の和周波の出力が揺らぐため、(広義の)高調波の
相対雑音強度は大きく増加する。また基本波がマルチモ
ードであれば、一つのモードの出力が増大すれば他のモ
ードの出力が減少するから、即ち、基本波の一つのモー
ドの出力だけが揺らぐということは一般的にはないか
ら、基本波がマルチモードであると高調波の相対雑音強
度は増加する。
【0102】また本発明には次のような雑音特性の特徴
がある。即ち、図3(a)と(b)により比較して示したよ
うに、波長変換素子の効率が高ければ高いほど相対雑音
強度が低くなることである。これは、レート方程式から
も分かるように、効率が高い(κが大)と高調波の発生
が基本波の揺らぎを抑制するように作用するからであ
る。
【0103】
【実施例】上記のように、基本波をシングルモードにす
ることで低雑音で動作するコヒーレント光源が得られる
ことを述べたが、ここで基本波をシングルモードにする
本発明の一実施例を説明する。
【0104】本発明の構成は図1に示したが、半導体レ
ーザの波長変換素子側の端部の反射率を完全に0にする
ことは困難であるから、本発明では半導体レーザの両端
部をミラーとする共振器と、半導体レーザの高反射率側
の端部と波長変換素子を挟んで対向するミラーで構成す
る共振器との複合共振器ができる。以下半導体レーザの
高反射率側の端部を後方,波長変換素子側の端部を前
方,波長変換素子を挟んでLDと対向するミラーをLD
外部ミラー(または単に外部ミラー)と呼ぶことにす
る。前方反射率が高いと半導体レーザの両端を共振器と
するモードで基本波が発振することがある。これをLD
モードと呼ぶことにし、LDの後方ミラーとLD外部ミ
ラーの共振器で発振するモードを外部モードと呼ぶこと
にする。
【0105】本発明の前述の説明ではこのLDモードの
発振はないものとしたが、上記したように実際には発振
の可能性があるので、基本波をシングルモードで発振さ
せるにはまずこのLDモードの発振を抑圧する必要があ
る。このため、本実施例では以下のようにLDモードの
発振を抑圧した。
【0106】LDモードの発振を抑圧するには、LDの
前方反射率を低くして単一共振器となるようにすればよ
い。LDモードの発振抑圧度の具体的な値は数29〜数
31、または数32,数33においてp,qモードをL
Dモードと外部モードに置き換え、これに対応した共振
器損失よりしきい値利得Gth(LD),Gth(G) を計算すれ
ば上式より求まる。ここでGth(LD),Gth(G) はそれぞ
れLDモード及び外部モードのしきい値利得である。
【0107】図5はこの結果を示したものであり、横軸
はLD外部ミラーから反射されてきた基本波が再びLD
(半導体レーザ)に帰還する割合,帰還率をとり、縦軸
はLDモードに対する外部モードの比をdB単位で表示
した。ここでの帰還率にはLDと波長変換素子の光結合
効率を含めている。図5において、LDの前方反射率を
パラメータにとり、前方反射率が2%,5%,10%の
場合それぞれについて、規格化注入電流I/Ithが2と
3の場合のLDモードに対する外部モードの比を示し
た。
【0108】これから分かるように、前方反射率が大き
いと帰還率を大きくしなければ外部モード単一で発振さ
せることは困難である。しかし前方反射率が2%であれ
ば、帰還率を5%以上にすればLDモードに対し外部モ
ードを30dB以上の大きさにできる、逆に言えばLD
モードを−30dB以下に抑圧できることも分かる。反
射率を2%以下にする反射防止コートは、公知の無反射
コート技術で達成可能である。これより本実施例ではL
Dの前方反射率を2%とし、LDへの光帰還率は、光導
波路の損失を2dBとして、26.5% に設計した。こ
の場合、外部ミラーの反射率は87.5% とした。
【0109】次に、外部モードが縦単一モードで発振す
る条件を説明する。外部共振器はその内部に波長変換素
子を含むため、共振器長が長くなり縦モード間隔が狭く
なる。このため外部ミラーには鋭い波長選択性が要求さ
れる。
【0110】図6は外部ミラーのp,qモードに対する
反射率Rf(p),Rf(q)の差をRf(p)で規格化し、この規
格化反射率差に対するモードパワー比rの計算結果を示
したものである。図6(a)は規格化注入電流を、(b)は
LDの前方反射率をパラメータにとっているが、図6
(a)の場合、LDの前方反射率は0.1%であり、(b)
の場合規格化注入電流は3である。
【0111】図6において、他のモードを25dB以上
抑圧してシングルモードとするには、I/Ith=1.6
以上、LDの前方反射率は2%以下の条件のもとで、規
格化反射率差を0.05以上(同じことであるが−0.0
5以下)にすればよいことが分かる。規格化注入電流I
/Ithが1.1 の場合は、このような低電流でLDを動
作させることは光ディスク装置等の応用においてはまず
ないから、これを除外した。
【0112】以上により、低雑音で動作する半導体レー
ザ内部共振SHG素子の実施は、規格化反射率差を0.
05以上(−0.05以下)にする外部ミラーの実施に
帰着することを説明した。そこで最後に規格化反射率差
を0.05以上(−0.05以下)にする本実施例の外部ミ
ラーについて述べる。波長選択性を有する外部ミラーと
しては回折格子であってもよいし、波長変換素子の導波
路と同一の導波路の延長上にモノリシックに集積された
分布ブラッグ反射器(いわゆるDBR)であってもよ
い。しかし小形化やLDへの光帰還率の点で望ましいの
は明らかにモノリシックに集積された分布ブラッグ反射
器であるから、ここでは分布ブラッグ反射器(以下DB
Rとする)について述べる。DBRの波長選択性は次の
数75に示す複素反射率Rを与える式により示される。
【0113】
【数75】 R={−jktanh(γLB)}/{γ+(αl/2+iδ)tanh(γLB)} γ2={(αl/2+iδ)2}+k2 …(数75) ただし、 k:結合係数 αl:光導波路の光損失係数 LB:DBRの長さ δ:ブラッグ波数からのずれ 前記の外部ミラーの反射率Rf とはRf=|R|2の関係
にある。ブラッグ条件を満足するδ=0の場合には、次
の数76に示す最大値R0をとる。
【0114】
【数76】
【0115】図7はブラッグ波長、即ちδ=0の場合の
波長を850nmとしたときの波長と複素反射率Rの関
係、即ちDBRの波長選択性を示した図であり、本実施
例におけるLB=2.6mm,αl=0.8dB/cmの場合の
DBRの波長選択性を示したものである。DBRの設計
法は公知であるので詳述しないが、本実施例では共振器
長l+Lは20mm、kは7.1×10-4(1/μm)に設
計した。
【0116】このときδ=0の場合の反射率は87.5
%であり、反射率が83.13%以下となって規格化反
射率差が−0.05以下になるΔλはおよそ±0.01n
m以上である。即ち、共振器の縦モード間隔が0.01
nm以上であればこの範囲で規格化反射率差が−0.0
5以下になるので、基本波はシングルモード発振する。
本実施例の場合共振器長l+Lは20mmなので、縦モー
ド間隔が0.01nm 以上となり設計通り基本波はシン
グルモードで発振した。このとき、SH波の相対雑音強
度(RIN)は−132dB/Hz以下であった。光導
波路の損失αl =0.8dB/cmという値は、LiNb
3にプロトン交換法で光導波路を作製して実現した値
であるが、これは更に低減可能である。またこの値はL
iTaO3,KTPにおいてプロトン交換法,イオン交
換法等の他の公知の光導波路作製法でも容易に実現でき
る値である。
【0117】
【発明の効果】本発明で高調波の雑音を低減するには基
本波をシングルモードにすればよいことを初めて明らか
にし、シングルモードの一般的実現方法を述べ、具体例
を実施例で示した。この結果、光ディスク装置で要求さ
れる雑音レベル以下にこれを抑えることが実現でき、S
HG光源を光ディスク装置やその他の低雑音が要求され
る装置への搭載が可能になった。また本発明は共振器内
部に波長変換素子があり、特に説明はしなかったが、共
振器内部の強い基本波パワーを利用する構成をとってい
るので、高調波への変換効率を上げる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すLD内部共振器型SH
G光源の断面図。
【図2】本発明の実施例における特性解析モデルの説明
図。
【図3】本発明におけるモードパワー比と相対雑音強度
の関係を示す特性図。
【図4】本発明におけるモードパワー比と相対雑音強度
の関係を示す特性図。
【図5】本発明において、LDへの光帰還率に対するL
Dモードと外部モードのパワー比の関係を示す特性図。
【図6】本発明で、外部モードが縦二モードで発振する
モデルにおいて、外部ミラーの規格化した各モードの反
射率差とモードパワー比の関係を示す特性図。
【図7】外部ミラーにおけるブラッグ回折からの波数の
ずれと反射率の関係を示す特性図。
【符号の説明】
1…基板、2…光導波路、3…波長変換素子、4…外部
ミラー、5…半導体レーザ、6…コリメートレンズ系、
7…集光レンズ系、8…1/2波長板、9…コーティン
グ膜、10…コーティング膜、11…高反射コーティン
グ膜、12…無(低)反射コーティング膜、13…コリ
メートレンズ、14…基本波、15…第二高調波。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザを基本波光源とする第二高調
    波発生装置であって、一方の端面を高反射端とし他方の
    端面を低反射端とした半導体レーザチップと、前記半導
    体レーザチップに対しレーザ発振を起こすための光共振
    器を前記半導体レーザチップの高反射端とで構成する光
    学手段と、前記光共振器を構成する光学手段と前記半導
    体レーザチップの間の前記光共振器の内部に、前記半導
    体レーザチップの低反射端側に近接・対向して設けられ
    た第二高調波発生素子とからなるSHG光源であり、基
    本波が他の発振モードを−25dB以下に抑圧した縦単
    一モードであることを特徴とする半導体レーザ内部共振
    型SHG光源。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第二高調波発生素
    子が光導波路に周期的に自発分極の向きを反転させた分
    極反転格子を形成してこれにより位相整合を行う擬位相
    整合型の第二高調波発生素子である半導体レーザ内部共
    振型SHG光源。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記半導体レ
    ーザチップの低反射端面の反射率が5%以下であり、か
    つ、前記光学手段で反射された基本波が再び前記半導体
    レーザチップ内に帰還する帰還率が、前記半導体レーザ
    チップの低反射端面の反射率をR2%としたとき、3R2
    %以上である半導体レーザ内部共振型SHG光源。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3において、前記光学
    手段は前記光共振器内に存在し得る縦モードのうち反射
    率最大のモードに対する反射率が他の全てのモードの反
    射率の1.05 倍以上となる波長選択性反射率を有する
    光学手段である半導体レーザ内部共振型SHG光源。
  5. 【請求項5】請求項1または2において、前記光学手段
    が回折格子である半導体レーザ内部共振型SHG光源。
  6. 【請求項6】請求項1または2において、前記光学手段
    が前記擬位相整合型の第二高調波発生素子と同一基板上
    に集積された分布ブラッグ反射器である半導体レーザ内
    部共振型SHG光源。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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