JPH07334494A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH07334494A
JPH07334494A JP6150600A JP15060094A JPH07334494A JP H07334494 A JPH07334494 A JP H07334494A JP 6150600 A JP6150600 A JP 6150600A JP 15060094 A JP15060094 A JP 15060094A JP H07334494 A JPH07334494 A JP H07334494A
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JP6150600A
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English (en)
Inventor
Junichi Imura
淳一 井村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる基本ソフトウエア環境を持つサーバ装
置をネットワークを介して制御する情報処理装置におい
て、サーバ装置のプログラムのエラー出力を当該情報処
理装置へ出力させ、更に、これに応じたエラー処理も行
う。 【構成】 異なる基本ソフトウエア環境を持つサーバ装
置(2)をネットワーク(3)を介して制御する情報処
理装置(1)に、サーバ装置(2)上のプログラム(1
3)の起動指示および当該プログラムに対応するサーバ
装置のエラー情報(14)の出力先指示を含む簡易言語
プログラム(6)を解釈する解釈手段(8)と、解釈手
段(8)の解釈結果に基づいて、起動指示と出力先指示
とをサーバ装置(2)に送出する実行手段(9)と、サ
ーバ装置(2)に対する情報の授受の際に情報の相互の
形式変換を行う変換手段(11)と、出力先指示により
サーバ装置(2)から変換手段(11)を介して受信し
たエラー情報を出力する出力手段(7)と、受信したエ
ラー情報に基づいて簡易言語プログラム(6)によるエ
ラー処理を行うエラー処理手段(10)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる基本ソフトウエ
ア環境を持つサーバ装置をネットワークを介して制御す
る情報処理装置に関し、特に、起動されたサーバ装置の
プログラムの標準エラー出力を当該情報処理装置へ出力
させ、更に、これに応じたエラー処理も可能とした情報
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】簡易言語はユーザが簡単に処理を自動化
する等の目的でプログラムを作成するためのプログラミ
ング言語であり、これによって作成された簡易言語プロ
グラム(カスタマイズプログラムやエンドユーザプログ
ラムとも言う)は各種の情報処理装置において処理の自
動化を図るために利用されている。例えば、特開平4−
195458号公報に開示されている文書処理装置にお
いては、定型文書の処理効率を向上させるために、簡易
言語プログラムによって、フィールドデータの入力、フ
ィールドデータの計算処理、他の関連ファイルの参照処
理等を自動的に行わせている。すなわち、作成すべき文
書の文字記号が入力されると、文書作成部で適宜カナ漢
字変換や編集処理を施して文書データとしてメモリに格
納し、この文書データをディスプレイ表示するよう文書
処理装置において、フィールドデータの入力要求があっ
たときには、簡易言語プログラムを実行させて文書中に
設定しようとするフィールドに入力すべきフィールドデ
ータを発生させ、このフィールドデータを文書作成部で
メモリに格納されている文書データ中の対応するフィー
ルドに格納させることによって、フィールドデータの入
力等を自動化している。また、ファイル処理実行要求が
あったときには、簡易言語プログラムで他の関連ファイ
ルにあるデータを呼び出して入力させることによって、
関連ファイルの参照を自動化している。
【0003】また、複数の異なる環境のシステムをリン
クして、文書処理等を効率的に行う技術が従来より知ら
れている。例えば、特開平5−158934号公報に開
示されているDTP(ディスクトップパブリッシング)
システムにおいては、DTPシステムを複数のデータベ
ースを有するデータベースシステムとリンクさせ、利用
するデータベース、データの文書中における展開領域、
展開する際の文字フォント等をユーザーが指定した後、
DTPシステムで作成した文書を画面展開並びにハード
コピー出力するときに、データベースからのデータを作
成文書中に展開するようにして、データベースのデータ
変更を作成文書に反映させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平4−1
95458号公報に開示されている文書処理装置におい
ては、簡易言語プログラムで処理の自動化は図っている
ものの、簡易言語プログラムによる処理は全て該簡易言
語プログラムが存在している環境においてのみであり、
該簡易言語プログラムは異環境のシステムに係わる処理
を自動化しているものではない。また、特開平5−15
8934号公報に開示されているDTPシステムにおい
ては、異環境のシステムをリンクした処理を行うもので
はあるが、その処理のための操作を手操作で行うもので
あり、簡易言語プログラムを用いて行うのもではない。
すなわち、従来においては、異なる基本ソフトウエア環
境をもつ情報処理装置をリンクさせた場合に、これらの
間の情報処理について簡易言語プログラムによる自動化
を実現したものはなかった。
【0005】ここに、異なる基本ソフトウエア環境をも
つ情報処理装置間の情報処理としては種々なものがある
が、リンクされてリモート或いはローカルにある他方の
情報処理装置で発生したエラーについての情報処理を簡
易言語プログラムによって自動化することは、ユーザに
よる作業効率を向上させ、ひいては簡易言語プログラム
の複雑化を避けるために重要な課題である。例えば、U
NIX(AT&T社がライセンスしているオペレーティ
ングシステムの名称)の基本ソフトウエア環境の情報処
理装置とそれ以外の基本ソフトウエア環境の情報処理装
置とをネットワークを介して接続し、後者の情報処理装
置(クライアント装置)上の簡易言語プログラムからリ
モートにある前者の情報処理装置(サーバ装置)上のU
NIXプログラムの起動を行った場合、起動されたプロ
グラムの実行においてエラーが発生した場合は、そのエ
ラー情報は標準エラー出力に出力され、サーバ装置のコ
ンソール(出力装置)に表示される。そのため、サーバ
装置のプログラムの起動を行った簡易言語プログラムが
存在するクライアント装置側でエラー情報を直接受け取
ることができず、ユーザはエラー発生とその内容を即座
に知ることができない。このため、ユーザがリモートに
あるサーバ装置へ行ってそのコンソールに表示されてい
るエラー情報を見なければならないため、作業が煩雑と
なってしまうという問題があった。また、クライアント
装置側でユーザによってその都度エラー内容に対応する
エラー処理のオペレーションを行うこととなるため、簡
易言語プログラムの複雑化にもつながるという問題があ
った。
【0006】本発明は、上記従来の事情に鑑みなされた
もので、ネットワークを介して接続された異なる基本ソ
フトウエア環境を有するサーバ装置(他の情報処理装
置)を簡易言語プログラムによって起動する情報処理装
置において、サーバ装置で発生したエラー情報を直接受
け取ることができるようにした情報処理装置を提供する
ことを目的とする。すなわち、請求項1に記載した発明
は、サーバ装置で発生したエラー情報を直接受け取り、
このエラー情報をディスプレイ表示等によって出力でき
るようにした情報処理装置を提供することを目的とす
る。更に、請求項2に記載した発明は、サーバ装置で発
生したエラー情報を直接受け取り、このエラー情報に基
づいて簡易言語プログラムによるエラー処理を行うよう
にした情報処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した情報
処理装置は、異なる基本ソフトウエア環境を持つサーバ
装置(2)をネットワーク(3)を介して制御する情報
処理装置(1)において、前記サーバ装置(2)上のプ
ログラム(13)の起動指示および当該プログラムに対
応するサーバ装置のエラー情報(14)の出力先指示を
含む簡易言語プログラム(6)を解釈する解釈手段
(8)と、前記解釈手段(8)の解釈結果に基づいて、
前記起動指示と前記出力先指示とを前記サーバ装置
(2)に送出する実行手段(9)と、前記サーバ装置
(2)に対する情報の授受の際に情報の相互の形式変換
を行う変換手段(11)と、前記出力先指示によりサー
バ装置(2)から前記変換手段(11)を介して受信し
たエラー情報を出力する出力手段(7)とを具備するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項2に記載した情報処理装置は、異な
る基本ソフトウエア環境を持つサーバ装置(2)をネッ
トワーク(3)を介して制御する情報処理装置(1)に
おいて、前記サーバ装置(2)上のプログラム(13)
の起動指示および当該プログラムに対応するサーバ装置
(2)のエラー情報の出力先指示を含む簡易言語プログ
ラム(6)を解釈する解釈手段(8)と、前記解釈手段
(8)の解釈結果に基づいて、前記起動指示と前記出力
先指示とを前記サーバ装置(2)に送出する実行手段
(9)と、前記サーバ装置(2)に対する情報の授受の
際に情報の相互の形式変換を行う変換手段(11)と、
前記出力先指示によりサーバ装置(2)から前記変換手
段(11)を介して受信したエラー情報に基づいて、前
記簡易言語プログラム(6)によるエラー処理を行うエ
ラー処理手段(10)とを具備することを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載の情報処理装置によれば、サー
バ装置上のプログラムの起動指示およびサーバ装置のエ
ラー情報の出力先指示を含む簡易言語プログラムを解釈
手段で解釈し、これら起動指示と出力先指示とを実行手
段によってサーバ装置へネットワークを介して送出す
る。この送出に際して、起動指示や出力先指示等の情報
は変換手段によってサーバ装置が解釈できる形式に変換
する。そして、サーバ装置へ送出した出力先指示によっ
てエラー情報の出力先をクライアント装置となる情報処
理装置に指定しておくと、当該クライアント装置はサー
バ装置上のプログラムの実行において発生したエラー情
報を変換手段を介して直接受け取ることができ、出力手
段によってディスプレイ表示等してユーザにエラーの発
生及びその内容を知らせることができる。
【0010】請求項2に記載の情報処理装置によれば、
請求項1に記載の情報処理装置を同様にして起動指示と
出力先指示とをサーバ装置へ送出し、出力先指示によっ
てエラー情報の出力先をクライアント装置となる情報処
理装置に指定しておくと、当該クライアント装置はサー
バ装置上のプログラムの実行において発生したエラー情
報を直接受け取ることができる。そして、受信したエラ
ー情報に応じて、エラー処理手段において簡易言語プロ
グラムによるエラー処理を自動的に行う。
【0011】具体的には、例えばUNIXの基本ソフト
ウエア環境と異なるパーソナルコンピュータやDTP等
のデスクトップ(クライアント装置)に用意されている
簡易言語プログラムからリモートにあるUNIX環境の
情報処理装置(サーバ装置)上のUNIXプログラムを
起動し、起動されたプログラムで標準エラー出力が出力
された場合、出力先指示に応じて簡易言語プログラムが
存在するクライアント装置に標準エラー出力が送られ
る。そして、クライアント装置のディスプレイに自動的
に標準エラー出力表示用のエラー表示ウィンドウが作成
されて、そのウィンドウ内にこの標準エラー出力の内容
が表示され、ユーザはクライアント装置側でサーバ装置
でのエラー発生とその内容を即座に知ることができる。
また、エラー発生に対応したエラー処理(例外処理)も
簡易言語プログラムによって自動的に行われる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る情報処理装置
を図面を参照して説明する。図1に示すように、本実施
例の情報処理装置1はネットワーク3を介して第2の情
報処理装置2と接続されており、情報処理装置1はクラ
イアント装置、第2の情報処理装置2はサーバ装置とし
てクライアント・サーバの関係となっている。クライア
ント装置1とサーバ装置2はパーソナルコンピュータ等
のディスクトップであり、サーバ装置2はUNIX(A
T&T社がライセンスしているオペレーティングシステ
ムの名称)の基本ソフトウエア環境をもったマシン、ク
ライアント装置1はそれ以外の基本ソフトウエア環境を
もったマシンとなっている。
【0013】クライアント装置1は、基本ソフトウエア
に応じて操作環境を管理する操作環境管理部4と、操作
環境管理部4による管理の下に種々な情報処理を行う処
理部5と、簡易言語プログラムを格納しているメモリ6
と、操作環境管理部4を介して情報の入出力を行う入出
力部7とを有している。そして、処理部5にはメモリ6
から簡易言語プログラムを読み出して解釈する解釈部8
と、サーバ装置2との間の情報の授受を行う実行部9
と、サーバ装置2で発生したエラーに対して簡易言語プ
ログラムによってエラー処理(例外処理)を行うエラー
処理部10とが備えられており、更に、実行部9にはサ
ーバ装置2に対する情報の授受の際にクライアント装置
1及びサーバ装置2でそれぞれ解釈できる形式に変換テ
ーブルを用いて情報を変換する形式変換部11が備えら
れている。一方、サーバ装置2は、プログラムの解釈や
クライアント装置1との間の情報の授受といった種々な
情報処理を行う処理部12と、UNIXプログラムを格
納したメモリ13と、当該プログラムを起動して実行さ
せた場合に発生したエラーに関する情報を格納するメモ
リ14とを有している。
【0014】図2に上記したクライアント装置1とサー
バ装置2との更に具体的な構成を示してある。クライア
ント装置1は、種々の情報処理を行うプロセッサ17、
簡易言語プログラム等のメモリや情報の形式変換のため
の変換テーブル等の格納領域となる主メモリ装置18
と、種々の情報ファイル等を格納するローカルメモリ装
置19と、ネットワーク3を介したサーバ装置2との通
信を制御する通信制御装置20と、ユーザがプロセッサ
17へ情報を入力するためのキーボード21及びマウス
22を備えた入力手段と、プロセッサ17から出力され
た情報をユーザに対して表示出力するためのディスプレ
イ装置23とを有している。
【0015】サーバ装置2は、種々の情報処理を行うプ
ロセッサ27、プログラム等を格納するメモリやエラー
情報等を内部データとして格納するバッファとなる主メ
モリ装置28と、プログラム実行中に発生したエラーの
情報や標準エラー出力ファイル等の種々の情報ファイル
等を格納するローカルメモリ装置29と、ネットワーク
3を介したクライアント装置1との通信を制御する通信
制御装置30と、ユーザがプロセッサ27へ情報を入力
するためのキーボード31及びマウス32を備えた入力
手段と、プロセッサ27から出力された情報をユーザに
対して表示出力するためのディスプレイ装置33とを有
している。
【0016】クライアント装置1のメモリ6に格納され
ている簡易言語プログラムは種々な処理を自動化するプ
ログラムであり、この簡易言語プログラムにはサーバ装
置2のプログラム13の起動及び当該プログラム13の
実行で発生したエラー情報の出力先を指示するコマンド
を含んでいる。このコマンドとして、本実施例では、”
CALL UNIX[prog,(/home/imu
ra/temp/err.file)]”と”CALL
UNIX[prog]”がエラー情報の出力先に応じ
て用いられる。これらコマンドはその前半部の”CAL
L UNIX[prog,]”(コール ユニックス
[プログ])でサーバ装置2のプログラム13の起動指
示を行う。また、コマンドの後半部のパラメータに標準
エラー出力ファイルの指定”(/home/imura
/temp/err.file)”がある場合にはサー
バ装置2のローカルメモリ装置29に標準エラー出力フ
ァイルとしてエラー情報が出力され、このファイル指定
がない場合にはエラー情報はクライアント装置1側へ出
力されて、クライアント装置1のディスプレイ装置23
にそのエラーの内容が表示される。標準エラー出力ファ
イルの指定は木構造のファイルシステムにおける各ディ
レクトリを指定することによりなされ、各ファイル”h
ome”(ホーム)、”imura”(イムラ)、”t
emp”(テンプ)を順次辿って標準エラー出力ファイ
ル”err.file”(エル.ファイル)に到達す
る。
【0017】また、この起動コマンドの他に、後述する
エラー発生時のエラー処理を指示するためのエラー処理
コマンド”On Error{STOP}”(オン エ
ラー{ストップ})があり、この例のように{STO
P}の場合にはエラー発生時点でのプログラム実行の中
止を指示している。なお、本実施例ではエラー情報の出
力先の指示がない場合にはクライアント装置1側へエラ
ー情報を出力し、出力先の指示がある場合にはその出力
先へエラー情報を出力するようにしているが、この逆の
設定としても良い。また、クライアント装置1にプリン
タ装置を設け、送られてきたエラー情報の内容をプリン
ト出力させるようにすることもできる。
【0018】上記構成のクライアント装置1による動作
を図3及び図4に示すフローチャートにしたがって説明
する。まず、クライアント装置1のメモリ6から読み出
した簡易言語プログラムを解釈部8が解釈し、サーバ装
置2のプログラム13を起動するコマンドを実行部9に
送ると、実行部9はこの起動コマンドを形式変換部11
でサーバ装置2が解釈できる形式に変換した後にネット
ワーク3を介してサーバ装置2へ送信する。この結果、
サーバ装置2の処理部12がこの起動コマンドに対応し
てプログラム13を起動し、当該プログラム13中のデ
ーモンプロセス(一般的には、サーバプロセスとい
う。)によってエラー情報を受け渡すためのコネクショ
ンをサーバ装置2とクライアント装置1との間に設立す
る(ステップS1)。また、サーバ装置2では上記サー
バープロセスによってプログラム13を実行するための
シェルが起動され(ステップS2)、このシェルによっ
てプログラム13が実行される(ステップS3)。この
プログラム13の実行において、コマンドの間違いやフ
ァイル指定の間違い等によってエラーが発生した場合に
は、このエラー内容がエラー情報として処理部12によ
ってメモリ14に格納される。
【0019】そして、上記プログラム13の実行の終了
或いは後述するようにエラー発生による実行の中止をシ
ェルが確認すると(ステップS4)、処理部12によっ
てメモリ14内の内容を内部データとしてバッファ(主
メモリ装置28)内に読み込む(ステップS5)。ま
た、これと並行して、シェルからの通知を受けたサーバ
ープロセスがリターンステータスをクライアント装置1
へ送信してプログラム実行の終了或いは中止を通知す
る。この通知をクライアント装置1が受信すると、実行
部9が上記バッファ(主メモリ装置28)内にデータが
あるかを調べ(ステップS6)、バッファ内にデータが
ない場合には、プログラム13の実行においてエラーが
発生していないので処理を完了する。一方、バッファ内
に何らかのデータがある場合には、プログラム13の実
行において何らかのエラーが発生しているので、実行部
9はエラー発生のステータスをセットし(ステップS
7)、簡易言語プログラム6にエラー発生を知らせる。
【0020】次いで、実行部9が上記した起動コマンド
にエラー情報の出力先指示パラメータが含まれていたか
を判断し(ステップS8)、この出力先指示パラメータ
が含まれていない場合には、本実施例では自動的に出力
先はクライアント装置1側となるので、クライアント装
置1側でエラー情報の内容の表示及び例外処理のための
処理を行う。すなわち、実行部9が上記バッファ(主メ
モリ装置28)からエラー情報を読み込み、これを形式
変換部11でクライアント装置1が解釈できる形式に変
換して(ステップS9)、変換されたエラー情報を内部
データとしてバッファ(主メモリ装置18)内に格納す
る(ステップS10)。
【0021】次いで、操作環境管理部4を介して処理部
5が出力手段7のディスプレイ23にエラー情報表示用
のウインドウが作成されているを判断し(ステップS1
1)、このウインドウが存在する場合には、そこに上記
バッファ(主メモリ装置18)内に格納したエラー情報
の内容を表示する(ステップS13)。一方、エラー表
示用ウインドウが未だ無い場合には、処理部5によって
ウインドウ作成処理を行ってディスプレイ23上にウイ
ンドウを作成した後(ステップS12)、エラー情報の
内容を表示する(ステップS13)。
【0022】上記した一連の処理によると、図5に示す
ように、クライアント装置1の簡易言語プログラムに含
まれる起動コマンド”CALL UNIX[pro
g]”によってサーバ装置2のプログラムが起動される
と、当該プログラムの実行において発生したエラーの情
報はクライアント装置1へ出力される。そして、クライ
アント装置1は表示用ウインドウ40をディスプレイ画
面に形成して受信したエラー情報の内容を表示する。表
示用ウインドウ40へのエラー情報の表示は例えば図6
に示すようになされ、”prog1:Command
not found.”というエラー情報の内容表示
で、起動させたプログラム(prog1)でコマンドが
間違ったことをユーザに対して表示する。したがって、
クライアント装置1を操作しているユーザーはその場で
直接どのようなエラーが発生したかを迅速に知ることが
できる。なお、このウィンドウには表示内容を残すため
に表示内容を文書化する機能39があり、更に文書化時
の文書名には自動的に作成日時を追加する機能もあるた
め、エラー情報の保存や整理に役立つ。
【0023】また、簡易言語プログラム6にはエラース
テータスによってエラー発生が通知され、簡易言語プロ
グラム6に例外処理用のプログラムが記述されているか
が判断される(ステップS14)。この判断の結果、例
外処理用のプログラムの記述がない場合にはエラーステ
ータスは無視され、この記述がある場合には、エラース
テータスを参照して簡易言語プログラムにより例外処理
を行う(ステップS15)。すなわち、クライアント装
置1の簡易言語プログラムにはエラー発生のステータス
を参照した制御文が含まれており、エラーステータスに
応じて簡易言語プログラムの例外処理プロセスが起動さ
れて例外処理(ステップS15)がなされる。本実施例
では、エラー処理コマンド”On Error{STO
P}”をサーバ装置2へ送信し、エラー発生時点でプロ
グラムの実行を中止させる処理を行う。なお、この他に
も、エラー処理コマンド”On Error{DISP
LAY:・・・・・}”として、所定の文字列(・・・
・・)をディスプレイ画面に表示させる例外処理等、公
知の種々な例外処理を自動的に行わせることができる。
【0024】一方、上記の処理(ステップS8)におい
て、起動コマンドにエラー情報の出力先指示パラメータ
が含まれていると判断した場合には、この出力先指示パ
ラメータで指示されたファイルが存在するかを処理部1
2が確認した後(ステップS16)、当該ファイルへエ
ラー情報を出力する。本実施例では、この出力先をサー
バ装置2のローカルメモリ装置29に格納されているフ
ァイルシステム41のエラー情報ファイル42(/ho
me/imura/temp/err.file)とし
てあり、当該ファイルにサーバ装置2のバッファ(主メ
モリ装置28)からエラー情報を送って格納する(ステ
ップS17)。
【0025】すなわち、この場合には図7に示すよう
に、クライアント装置1の簡易言語プログラムに含まれ
る起動コマンド”CALL UNIX[prog,(/
home/imura/temp/err.fil
e)]”によってサーバ装置2のプログラムが起動され
ると、当該プログラムの実行において発生したエラーの
情報は指定したファイル42へ出力されて格納される。
一方、出力先指示パラメータで指示されたファイルが存
在しない場合には(ステップS16)、サーバ装置2側
でのプログラムエラーとなり(ステップS18)、サー
バ装置2側のプログラムで強制的に処理を中止する終了
処理を行って完了する(ステップS19)。上記実施例
において、クライアント装置に例外処理を起動させるた
めの簡易言語プログラムを記述しておくことにより、サ
ーバ装置から受信したエラー情報に対しクライアント装
置を操作するユーザがどのように例外処理を行うかを容
易に設定することができ、かつ例外処理を自動化するこ
とができる。
【0026】なお、上記実施例では、UNIXオペレー
ティングシステムによる基本ソフトウエア環境が異なる
情報処理装置間の制御を説明したが、本発明は、他の種
類の基本ソフトウエア環境が異なる情報処理装置間の制
御にも適用することができる。また、上記実施例では、
ネットワークで接続された2つの情報処理装置間の制御
を説明したが、本発明は、2つ以上の情報処理装置間の
制御にも適用することができる。また、エラー情報の出
力先は任意に設定することができ、サーバ装置を制御す
るクライアント装置1側のローカルメモリ装置へ出力さ
せたり、或いは、ネットワークで接続された他の出力手
段やメモリ装置に出力させたりすることもできる。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、サーバ装置のプログラムを起動する指示と共にエ
ラー出力の出力先指示をサーバ装置に送出するようにし
たため、サーバ装置のプログラムの実行で発生したエラ
ー情報をクライアントとなる情報処理装置側で直接受け
取ることができ、簡易言語プログラムによるエラー情報
に対応した種々の処理を自動的に行うことができる。特
に、請求項1に記載した情報処理装置によれば、受け取
ったエラー情報の内容を出力手段によって出力すること
ができるため、当該情報処理装置を操作しているユーザ
がその場で迅速にエラー情報を確認することができ、作
業効率の向上が図れる。また特に、請求項2に記載した
情報処理装置によれば、エラー処理手段によって自動的
にエラー処理を行うようにしたため、ユーザによる作業
効率の向上とともにエラー処理を行う簡易言語プログラ
ムの複雑化を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る情報処理装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る情報処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例に係る情報処理装置の処理手
順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例に係る情報処理装置の処理手
順を示すフローチャートである。
【図5】標準エラー出力の出力先を情報処理装置とした
場合の処理を説明する概念図である。
【図6】ディスプレイ表示されたエラー情報を説明する
概念図である。
【図7】標準エラー出力の出力先をサーバ装置とした場
合の処理を説明する概念図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置(クライアント装置) 2 サーバ装置 3 ネットワーク 6 簡易言語プログラム 7 入出力手段 8 解釈手段 9 実行手段 10 エラー処理手段 11 変換手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる基本ソフトウエア環境を持つサーバ
    装置をネットワークを介して制御する情報処理装置にお
    いて、 前記サーバ装置上のプログラムの起動指示および当該プ
    ログラムに対応するサーバ装置のエラー情報の出力先指
    示を含む簡易言語プログラムを解釈する解釈手段と、 前記解釈手段の解釈結果に基づいて、前記起動指示と前
    記出力先指示とを前記サーバ装置に送出する実行手段
    と、 前記サーバ装置に対する情報の授受の際に情報の相互の
    形式変換を行う変換手段と、 前記出力先指示によりサーバ装置から前記変換手段を介
    して受信したエラー情報を出力する出力手段とを具備す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】異なる基本ソフトウエア環境を持つサーバ
    装置をネットワークを介して制御する情報処理装置にお
    いて、 前記サーバ装置上のプログラムの起動指示および当該プ
    ログラムに対応するサーバ装置のエラー情報の出力先指
    示を含む簡易言語プログラムを解釈する解釈手段と、 前記解釈手段の解釈結果に基づいて、前記起動指示と前
    記出力先指示とを前記サーバ装置に送出する実行手段
    と、 前記サーバ装置に対する情報の授受の際に情報の相互の
    形式変換を行う変換手段と、 前記出力先指示によりサーバ装置から前記変換手段を介
    して受信したエラー情報に基づいて、前記簡易言語プロ
    グラムによるエラー処理を行うエラー処理手段とを具備
    することを特徴とする情報処理装置。
JP6150600A 1994-06-09 1994-06-09 情報処理装置 Pending JPH07334494A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998014873A1 (en) * 1996-10-04 1998-04-09 Honeywell Inc. Error management system for supporting the identification and logging of error messages
JP2009223888A (ja) * 2008-02-22 2009-10-01 Ricoh Co Ltd データ処理システム、コンピュータで実行する方法及びコンピュータ読取可能な媒体

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