JP2553801B2 - グラフィカルユーザインタフェース管理方式 - Google Patents

グラフィカルユーザインタフェース管理方式

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JP2553801B2
JP2553801B2 JP4117115A JP11711592A JP2553801B2 JP 2553801 B2 JP2553801 B2 JP 2553801B2 JP 4117115 A JP4117115 A JP 4117115A JP 11711592 A JP11711592 A JP 11711592A JP 2553801 B2 JP2553801 B2 JP 2553801B2
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博之 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置のグラフ
ィカルユーザインタフェース管理方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在グラフィカルユーザインタフェース
(以下、GUIと略記する)作成においては、エックス
ビュー、ユー・アイ・エル(XView、UIL)等のツールキ
ットを用いて、更にはデヴェロッパズ・ガイド(Develo
per's Guide(サン・マイクロシステム社:Sun Microsy
stemsInc.が開発))、インターフェース・アーキテク
ト(Interface Architect(米国のヒューレット・パッ
カド社:HPとカナダのビジュアル・エッジ:Visual Edg
eが共同開発)等のインタフェースビルダを用いて行う
ことができる。これらのツールの利点は、ツールキット
を用いることでOPENLOOKやOFS/Motif等のスタイルガイ
ドに沿ったGUIが容易に作成でき、インタフェースビ
ルダを用いることで画面設計が対話的に行え、アプリケ
ーション開発者が紙上で設計するのではなく、直接マウ
スを使用して専用のWYSIWYG(What You See Is
What You Get)形式のエディタにより描きながら、アプ
リケーションの個々の機能に対するGUIの構築が容易
に実現できる。更に、使用するツールキットにあったソ
ースファイルをも作成してくれる点にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の手法では、それらのツールを用いても、アプリケー
ションの個々の機能に対するGUIの部品(GUIオブ
ジェクトと呼ぶ)の属性(マウスマーカの形状、ボタン
やメニューの表示形態、メッセージ表示の有無、ウィン
ドウサイズ等)の変更については、アプリケーション開
発者もしくはGUI部分の開発者がアプリケーションの
機能およびGUIオブジェクトの形態を理解した上で、
個々の機能に対応するGUIオブジェクトの選定を行な
い、該当するGUIオブジェクトの属性の変更の処理方
法の決定を行なわなければならず、かなりの工数を必要
としていた。したがって、ツールキットおよびユーザイ
ンタフェースの変更や、GUIに対する処理を司る部分
(以下UI部と呼ぶ)とアプリケーションの個々の機能
に対して実際の処理を行なう部分(以下アプリケーショ
ン本体と呼ぶ)との切り分け手法が、個々のアプリケー
ション開発に依存したものとなっており、非常に柔軟性
に乏しい開発形態となっているという課題を有してい
た。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、GUIオブジェクトの属性の変更に対して、アプリ
ケーション本体ではGUIオブジェクトの形態を意識す
る必要がなく、逆にUI部ではアプリケーション本体の
処理内容を意識する必要がなく、ツールキットおよびG
UIの変更がUI部のみで行なえ、アプリケーション本
体には影響が及ばない、開発工数を低減する非常に柔軟
性に富む開発形態を実現するグラフィカルユーザインタ
フェース管理方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のグラフィカルユーザインタフェース設計方
式は、GUIのGUIオブジェクトを生成するGUIオ
ブジェクト生成手段と、GUIオブジェクト生成手段で
生成されたGUIオブジェクトを管理するGUIオブジ
ェクト管理手段と、GUIオブジェクト生成手段で生成
されたGUIオブジェクトにおいて発生するイベントの
処理とアプリケーションの個々の処理完了の受け付け処
理を行なうイベント処理手段と、アプリケーションの個
々の機能のGUIに関わる部分の属性を保持するUI情
報構造体と、GUIオブジェクト生成手段で生成された
GUIオブジェクトにおけるアプリケーションの個々の
機能のGUIに関わる部分の属性を保持するために、
I情報構造体を生成するUI情報構造体生成手段と、
UIに対する処理を司る部分とアプリケーションの個々
の機能に対してイベント処理手段で処理されるイベント
に関わる実際の処理を行なう部分において、GUIオブ
ジェクトの属性を管理するためにUI情報構造体生成手
段で生成されたUI情報構造体の各属性の設定/変更お
よび獲得を行なうUI情報構造体管理手段と、GUIオ
ブジェクト生成手段で生成されたGUIオブジェクトの
属性の変更を行なうGUIオブジェクト属性変更処理ラ
イブラリと、イベント処理手段で処理されるイベントに
関わるアプリケーションの処理に対して設定/変更され
たUI情報構造体の内容をUI情報構造体管理手段によ
り獲得しGUIオブジェクト属性変更処理ライブラリを
用いてGUIオブジェクト生成手段で生成された該当す
るGUIオブジェクトの属性の変更をイベント処理手段
からの要求を受けて処理するGUIオブジェクト属性変
更処理手段を有している。
【0006】
【作用】本発明では、アプリケーションの開発におい
て、アプリケーションの個々の機能のGUIに関わる部
分の属性を保持するUI情報構造体を設け、UI情報構
造体生成手段により、UI情報構造体を生成し、生成さ
れたUI情報構造体の各属性の設定/変更および獲得
を、アプリケーション本体ならびにUI部はUI情報構
造体管理手段により行なう。UI部では、GUIのGU
Iオブジェクトを生成するGUIオブジェクト生成手段
と、生成されたGUIオブジェクトを管理するGUIオ
ブジェクト管理手段を設け、アプリケーションの個々の
機能に必要な生成すべきGUIオブジェクトをGUIオ
ブジェクト生成手段により生成し、生成したGUIオブ
ジェクトをGUIオブジェクト管理手段により管理し、
作成したGUIオブジェクトのアプリケーションの個々
の機能のGUIに関わる部分の属性の設定をUI情報構
造体管理手段に依頼し、UI情報構造体の生成したGU
Iオブジェクトに対応する属性の設定を行なう。更に、
GUIオブジェクト生成手段で生成された個々のGUI
オブジェクトにおいて発生するイベントの処理を行なう
イベント処理手段を設ける。イベント処理手段では、発
生したUI部に対するイベントの内容およびアプリケー
ション本体で必要な情報をアプリケーション本体に通知
する。アプリケーション本体では、イベント処理手段か
ら通知された、イベントの内容およびアプリケーション
本体で必要な情報により必要なアプリケーション本体で
の処理を行なう。そして、アプリケーション本体は個々
の機能のGUIに関わる部分の属性の設定/変更を、U
I情報構造体管理手段に依頼し、UI情報構造体の対応
する属性の設定/変更を行ない、処理が終了したことを
イベント処理手段に通知する。次にUI部において、
ベント処理手段では、アプリケーション本体からの通知
を受け、イベント処理手段で処理されるイベントに関わ
るアプリケーションの処理に対して、対応するGUIオ
ブジェクトの属性を変更するために、GUI属性変更処
理手段を呼び出す。GUI属性変更処理手段では、アプ
リケーション本体で設定/変更されたアプリケーション
の個々の機能のGUIに関わる部分の属性を、UI情報
構造体管理手段によりUI情報構造体から獲得し、対応
するGUIオブジェクトをGUIオブジェクト管理手段
により獲得し、GUIオブジェクトの属性の変更を行な
うGUIオブジェクト属性変更処理ライブラリを用い
て、対応するGUIオブジェクトの属性の変更処理をG
UIオブジェクト属性変更処理手段により行なう。
【0007】このことにより、GUIオブジェクトの属
性の変更に対して、アプリケーション本体では、アプリ
ケーションの個々の機能のGUIに関わる部分の属性の
設定/変更は、UI情報構造体管理手段を用いて属性の
設定/変更を依頼し、UI情報構造体の対応する属性の
設定/変更をするだけで良く、UI部で扱うGUIオブ
ジェクトの形態を意識する必要がなく、逆にUI部で
は、アプリケーション本体でUI情報構造体管理手段に
より設定/変更された、UI情報構造体の内容をUI情
報構造体管理手段により獲得し、GUIオブジェクトの
属性の変更を行なうGUIオブジェクト属性変更処理ラ
イブラリを用いて対応するGUIオブジェクトの属性の
変更処理をGUIオブジェクト属性変更処理手段により
行なうこととなり、アプリケーション本体の処理内容を
意識する必要がないという、開発形態を実現することが
可能となる。更に、ツールキットおよびユーザインタフ
ェースの変更は、GUIオブジェクト生成手段ならびに
GUIオブジェクト属性変更処理ライブラリをツールキ
ットおよびユーザインタフェースに対応するものに変更
するだけで良く、GUIの変更についても、GUIオブ
ジェクト属性変更処理手段での対応する属性変更処理ラ
イブラリを変更するだけで良く、UI部のみで行なえ、
アプリケーション本体には影響を及ぼさない開発が可能
となる。したがって、開発工数を低減する非常に柔軟性
に富む開発形態を実現することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明について詳し
く説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例におけるグラフィ
カルユーザインタフェース管理方式のブロック概念図で
あり、UI情報構造体11には、アプリケーションの個
々の機能のGUIに関わる部分の属性が保持され、UI
情報構造体生成手段12により、UI情報構造体11が
生成される。UI情報構造体管理手段13では、生成さ
れたUI情報構造体11の各属性の設定および獲得を行
なう。GUIオブジェクト生成手段14は、アプリケー
ションの個々の機能に必要なGUIオブジェクトを生成
し、GUIオブジェクト管理手段15により、GUIオ
ブジェクト生成手段14で生成されたGUIオブジェク
トが管理される。イベント処理手段16は、GUIオブ
ジェクト生成手段14で生成された個々のGUIオブジ
ェクトにおいて、ボタンが選択された場合や、ウィンド
ウが表示された場合等に発生するイベントの処理を行な
う。すなわち、発生したイベントを受けとり、発生した
イベントの内容Iおよびアプリケーション本体で必要な
情報Jをアプリケーション本体に通知する。更に、イベ
ント処理手段16は、アプリケーション本体からの処理
の終了の通知を受け取り、GUIオブジェクト属性変更
処理手段17にGUIオブジェクトの属性変更処理の依
頼を行なう。GUIオブジェクト属性変更処理ライブラ
リ18は、個々のGUIオブジェクトの属性の変更を行
なうためのライブラリである。GUIオブジェクト属性
変更処理手段17は、設定/変更されたアプリケーショ
ンの個々の機能のGUIに関わる部分の属性を、UI情
報構造体管理手段13により獲得し、対応するGUIオ
ブジェクトの属性の変更を行なう。
【0010】以上のように構成されるグラフィカルユー
ザインタフェース管理方式について、図2および図3を
用いてその処理手順の一例を説明する。
【0011】アプリケーションのGUIの開発において
は、開発するアプリケーションの機能の論理的なグルー
プ分けと対応するGUIオブジェクトの決定が必要とな
る。
【0012】一例として、「機能A1」「機能A2」
「機能B1」「機能B2」「機能B3」を持つアプリケ
ーションを開発する場合を考える。更にこれらの機能は
論理的なグループ分けとして、次に示すような、機能と
して同じ範疇に属する2種類の「機能カテゴリ1」と
「機能カテゴリ2」に分類される場合を考える。
【0013】
【表1】
【0014】更に、アプリケーションの個々の機能のG
UIに関わる部分の属性に対する処理として、以下の場
合を考える。 処理1:機能A1と機能A2は常にどちらか一方が選択
されている。 処理2:機能A1が選択されている場合、機能B1が選
択可能となり、機能B2は選択不可能となる。 処理3:機能A2が選択されている場合、機能B2が選
択可能となり、機能B1は選択不可能となる。 処理4:機能B3が選択された場合、メッセージを表示
し、メッセージは3種類に分類され、各々IDにより管
理される。
【0015】次に、UI情報構造体11は、機能メンバ
ー、属性メンバーならびに属性値により構成され、次の
ように表現することとする。
【0016】u.target.informations = information_
value u : UI情報構造体 target : アプリケーションの機能に対応する、対象と
するUI情報構造体「u」の機能メンバー informations : 「target」に対するGUIの設定/変
更に必要なUI情報構造体の属性メンバー 但し、informations が存在しない場合もある。
【0017】information_value : UI情報構造体の
属性メンバーに対応する属性値 ここで、「target」、「informations」は、UI情報構
造体のメンバー(名前)を抽象化したものである。すな
わち、UI情報構造体「u」がそのまま「target」とい
う名前のメンバーを持つのではなく、「target」および
「informations」と記した位置に、アプリケーションの
個々の機能ならびに、機能のGUIに関わる部分の属性
に対応する名前を持つことを表している。 「informati
on_value」については、数値あるいはアプリケーション
の個々の機能のGUIに関わる部分の属性値に対応する
名前を持つことを表している。そして、前記処理1、処
理2 、処理3および処理4に対して、アプリケーショ
ンの個々の機能のGUIに関わる部分の属性を保持する
UI情報構造体11の一例として、「target」の取りう
る値として、 AVAILABLE_COMMANDS : 次に実行することができる機能
に関する情報 MESSAGE : ユーザへの通知メッセージに関する情報 を用意し、更に、これら各々の「target」に対する「in
formations」ならびに「information_value」の取りう
る値として、AVAILABLE_COMMANDS に対しては、「infor
mations」の取りうる値として、 FUNCTION_A1 : 機能A1を表す属性名 FUNCTION_A2 : 機能A2を表す属性名 FUNCTION_B1 : 機能B1を表す属性名 FUNCTION_B2 : 機能B2を表す属性名 FUNCTION_B3 : 機能B3を表す属性名 を用意し、「information_value」の取りうる値とし
て、 AVAILABLE : 実行可能(選択可能)状態であることを
示す属性値 NOT_AVAILABLE : 実行不可能(選択不可能)状態であ
ることを示す属性値を用意する場合を考える。MESSAGE
に対しては、「informations」は存在せず、「inform
ation_value」の取りうる値として、3種類のメッセー
ジを区別するIDとしての数値を対応させ、 0 : メッセージを表示しない場合を表す属性値 1 : 第1のメッセージを表示する場合を表す属性値 2 : 第2のメッセージを表示する場合を表す属性値 3 : 第3のメッセージを表示する場合を表す属性値 を用意する場合を考える。
【0018】次に、アプリケーションの前記各機能に対
応するGUIの一例として、図2に示すGUIの画面構
成を対応させた場合を考える。
【0019】ベースウィンドウ21は、アプリケーショ
ンのGUIにおいてベースとなるウィンドウであり、ボ
タン22は、機能カテゴリ1に含まれる機能A1および
機能A2を表示するメニュー23を表示するためのメニ
ュー表示用のボタンであり、ボタン24は、機能カテゴ
リ2に含まれる機能B1あるいは機能B2、および機能
B3を表示するメニュー25を表示するためのメニュー
表示用のボタンである。処理結果表示エリア26は、ア
プリケーションの個々の機能の処理結果を出力するウィ
ンドウであり、メッセージ表示エリア27は、アプリケ
ーションからのメッセージを表示するウィンドウであ
る。
【0020】以上のような機能A1、機能A2、機能B
1、機能B2、機能B3および図2に示す画面構成を持
つGUIならびにUI情報構造体11を持つアプリケー
ションの開発において、GUIに対する処理を司る部分
であるUI部では、UI情報構造体生成手段12によ
り、UI情報構造体11を生成し、GUIオブジェクト
生成手段14により、図2に示すような画面構成に必要
なGUIオブジェクトを生成する。更に、生成したGU
IオブジェクトをGUIオブジェクト管理手段15によ
り管理し、作成したGUIオブジェクトの属性に対し
て、アプリケーションの個々の機能のGUIに関わる部
分の属性の設定をUI情報構造体管理手段13に依頼
し、UI情報構造体11の対応する属性の設定を行な
う。アプリケーションの個々の機能に対して実際の処理
を行なう部分であるアプリケーション本体では、アプリ
ケーションの個々の機能のGUIに関わる部分の属性の
設定/変更を、UI情報構造体管理手段13に依頼し、
UI情報構造体11の対応する属性の設定/変更を行な
う。すなわち、機能A1に対するアプリケーション本体
での処理の場合は、前記処理2の内容により、機能A1
が選択されている場合、機能B1が選択可能となり、機
能B2は選択不可能となるため、UI情報構造体管理手
段13を用いて、UI情報構造体11に、 u.AVAILABLE_COMMANDS.FUNCTION_B1 = AVAILABLE u.AVAILABLE_COMMANDS.FUNCTION_B2 = NOT_AVAILABLE が設定される。同様に、機能A2に対するアプリケーシ
ョン本体での処理の場合は、前記処理3の内容により、
機能A2が選択されている場合、機能B2が選択可能と
なり、機能B1は選択不可能となるため、 u.AVAILABLE_COMMANDS.FUNCTION_B1 = NOT_AVAILABLE u.AVAILABLE_COMMANDS.FUNCTION_B2 = AVAILABLE が、機能B3に対するアプリケーション本体での処理の
場合は、前記処理4の内容により、機能B3が選択され
た場合、メッセージを表示し、メッセージは3種類に分
類され、各々IDにより管理されるため、 u.MESSAGE = id (ここでidは、id = 1 or 2 or 3) が、UI情報構造体管理手段13を用いて、UI情報構
造体11に設定される。
【0021】次に、以上のような、UI部で生成された
UI情報構造体11および図2に示す画面構成を持つG
UIオブジェクトならびに、アプリケーション本体での
UI情報構造体11の属性の設定/変更における、アプ
リケーションでの各機能の処理手順を図3を用いて説明
する。
【0022】説明を簡単にするために、図2に示す画面
構成において、ボタン22が選択され、メニュー23が
表示された状態で、機能A1が選択された場合について
説明する。
【0023】まず、GUIオブジェクト生成手段で生成
された個々のGUIオブジェクトにおいて発生するイベ
ントの処理を行なうために設けられたイベント処理手段
16により、機能A1が選択されたというイベントの内
容Iをアプリケーション本体で必要な情報Jと共にアプ
リケーション本体に通知する(図3の31)。
【0024】アプリケーション本体では、イベント処理
手段16から通知された、機能A1が選択されたという
イベントの内容Iとアプリケーション本体で必要な情報
Jにより必要なアプリケーション本体での処理を行なう
(図3の32)。
【0025】更にこの場合は、機能A1の選択に対する
アプリケーション本体での処理の場合であるので、前記
処理2の内容により、機能A1が選択されている場合、
機能B1が選択可能となり、機能B2は選択不可能とな
るため、アプリケーションの個々の機能のGUIに関わ
る部分の属性の設定/変更に対して、UI情報構造体管
理手段13を用いて、UI情報構造体の対応する属性の
設定/変更すなわち、UI情報構造体11に、 u.AVAILABLE_COMMANDS.FUNCTION_B1 = AVAILABLE u.AVAILABLE_COMMANDS.FUNCTION_B2 = NOT_AVAILABLE が設定される(図3の33)。
【0026】したがって、GUIオブジェクトの属性の
変更に対して、アプリケーション本体では、アプリケー
ションの個々の機能のGUIに関わる部分の属性の設定
/変更は、UI情報構造体管理手段13を用いて属性の
設定/変更を依頼し、UI情報構造体11の対応する属
性の設定/変更をするだけで良く、GUIオブジェクト
の形態を意識する必要がない。
【0027】次に、アプリケーション本体は処理が終了
したことをイベント処理手段16に通知する(図3の3
4)。
【0028】イベント処理手段16は、アプリケーショ
ン本体からの通知を受け、アプリケーションの処理に対
して、対応するGUIオブジェクトの属性を変更するた
めに、GUI属性変更処理手段17を呼び出す(図3の
35)。
【0029】GUI属性変更処理手段17では、アプリ
ケーション本体で設定/変更されたアプリケーションの
個々の機能のGUIに関わる部分の属性を、UI情報構
造体管理手段13により獲得し、即ち、UI情報構造体
11に、 u.AVAILABLE_COMMANDS.FUNCTION_B1 = AVAILABLE u.AVAILABLE_COMMANDS.FUNCTION_B2 = NOT_AVAILABLE が設定されたことを獲得する(図3の36)。
【0030】更に、対応するGUIオブジェクトをGU
Iオブジェクト管理手段15により獲得し(図3の3
7)、GUIオブジェクトの属性の変更を行なうGUI
オブジェクト属性変更処理ライブラリ18を用いて、対
応するGUIオブジェクトの属性の変更処理をGUIオ
ブジェクト属性変更処理手段17により行なう(図3の
38)。
【0031】即ち、上記UI情報構造体に対する、 u.AVAILABLE_COMMANDS.FUNCTION_B2 = NOT_AVAILABLE を設定すると、GUIオブジェクト管理手段15は、FU
NCTION_B2 に対応するGUIオブジェクトであるメニ
ュー24のメニュー項目「機能B2」を獲得する。GU
Iオブジェクト属性変更処理手段17は、対応するGU
Iオブジェクト属性変更処理ライブラリ18を用いて、
このメニュー項目に対し NOT_AVAILABLEの意味する実
行不可能(選択不可能)状態であることを示す表示状態
に属性変更を行なうのである。
【0032】したがって、UI部での処理として、実行
不可能(選択不可能)状態であることを示す表示状態と
して、対応するメニュー項目をグレー表示(薄くかすれ
た状態で表示)することで表現する場合は、メニュー項
目をグレー表示するためのライブラリを呼び出すことに
より、対応するメニュー24のGUIオブジェクトのメ
ニュー項目「機能B2」の属性を変更する。また、UI
部での処理として、実行不可能(選択不可能)状態であ
ることを示す表示状態として、対応するメニュー項目を
メニューから削除することにより表現する場合は、メニ
ュー項目をメニューから削除するためのライブラリを呼
び出すことにより、対応するメニュー24のGUIオブ
ジェクトのメニュー項目「機能B2」の属性を変更す
る。このように、UI部では、アプリケーション本体で
設定/変更された、UI情報構造体11の内容をUI情
報構造体管理手段13により獲得し、GUIオブジェク
トの属性の変更を行なうGUIオブジェクト属性変更処
理ライブラリ18を用いて対応するGUIオブジェクト
の属性の変更処理をGUIオブジェクト変更処理手段1
7により行なうこととなり、アプリケーション本体の処
理内容を意識する必要がない。
【0033】更に、ツールキットの変更は、GUIオブ
ジェクト生成手段14ならびにGUIオブジェクト属性
変更処理ライブラリ18をツールキットに対応するもの
に変更するだけで良く、GUIの変更についても、GU
Iオブジェクト属性変更処理手段17での対応する属性
変更処理ライブラリ18を変更するだけで良く、UI部
のみで行なえ、アプリケーション本体には影響を及ぼさ
ない開発が可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、アプリケーショ
ンの開発において、アプリケーションの個々の機能のG
UIに関わる部分の属性を保持するUI情報構造体を設
け、UI情報構造体生成手段により、UI情報構造体を
生成し、生成されたUI情報構造体の各属性の設定/変
および獲得を、アプリケーション本体ならびにUI部
UI情報構造体管理手段により行なう。UI部では、
GUIのGUIオブジェクトを生成するGUIオブジェ
クト生成手段と、生成されたGUIオブジェクトを管理
するGUIオブジェクト管理手段を設け、アプリケーシ
ョンの個々の機能に必要な生成すべきGUIオブジェク
トをGUIオブジェクト生成手段により生成し、生成し
たGUIオブジェクトをGUIオブジェクト管理手段に
より管理し、作成したGUIオブジェクトのアプリケー
ションの個々の機能のGUIに関わる部分の属性の設定
をUI情報構造体管理手段に依頼し、UI情報構造体の
生成したGUIオブジェクトに対応する属性の設定を行
なう。更に、GUIオブジェクト生成手段で生成された
個々のGUIオブジェクトにおいて発生するイベントの
処理を行なうイベント処理手段を設ける。イベント処理
手段では、発生したUI部に対するイベントの内容およ
びアプリケーション本体で必要な情報をアプリケーショ
ン本体に通知する。アプリケーション本体では、イベン
ト処理手段から通知された、イベントの内容およびアプ
リケーション本体で必要な情報により必要なアプリケー
ション本体での処理を行なう。そして、アプリケーショ
ン本体は、UI情報構造体管理手段に個々の機能のGU
Iに関わる部分の属性の設定/変更を依頼し、UI情報
構造体の対応する属性の設定/変更を行ない、処理が終
了したことをイベント処理手段に通知する。次にUI部
において、イベント処理手段は、アプリケーション本体
からの通知を受け、イベント処理手段で処理されるイベ
ントに関わるアプリケーションの処理に対して、対応す
るGUIオブジェクトの属性を変更するために、GUI
属性変更処理手段を呼び出す。GUI属性変更処理手段
では、アプリケーション本体で設定/変更されたアプリ
ケーションの個々の機能のGUIに関わる部分の属性
を、UI情報構造体管理手段によりUI情報構造体から
獲得し、対応するGUIオブジェクトをGUIオブジェ
クト管理手段により獲得し、GUIオブジェクトの属性
の変更を行なうGUIオブジェクト属性変更処理ライブ
ラリを用いて、対応するGUIオブジェクトの属性の変
更処理をGUIオブジェクト属性変更処理手段により行
なう。
【0035】このことにより、GUIオブジェクトの属
性の変更に対して、アプリケーション本体では、アプリ
ケーションの個々の機能のGUIに関わる部分の属性の
設定/変更は、UI情報構造体管理手段を用いて属性の
設定/変更を依頼し、UI情報構造体の対応する属性の
設定/変更をするだけで良く、UI部で扱うGUIオブ
ジェクトの形態を意識する必要がなく、逆にUI部で
は、アプリケーション本体でUI情報構造体管理手段に
より設定/変更された、UI情報構造体の内容をUI情
報構造体管理手段により獲得し、GUIオブジェクトの
属性の変更を行なうGUIオブジェクト属性変更処理ラ
イブラリを用いて対応するGUIオブジェクトの属性の
変更処理をGUIオブジェクト属性変更処理手段により
行なうこととなり、アプリケーション本体の処理内容を
意識する必要がないという、開発形態を実現することが
可能となる。更に、ツールキットおよびユーザインタフ
ェースの変更は、GUIオブジェクト生成手段ならびに
GUIオブジェクト属性変更処理ライブラリをツールキ
ットおよびユーザインタフェースに対応するものに変更
するだけで良く、GUIの変更についても、GUIオブ
ジェクト属性変更処理手段での対応する属性変更処理ラ
イブラリを変更するだけで良く、UI部のみで行なえ、
アプリケーション本体には影響を及ぼさない開発が可能
となる。したがって、開発工数を低減する非常に柔軟性
に富む開発形態を実現することを可能とする優れたグラ
フィカルユーザインタフェース管理方式を実現できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるグラフィカルユーザ
インタフェース管理方式のブロック概念図
【図2】同実施例におけるグラフィカルユーザインタフ
ェース管理方式の処理手順におけるアプリケーションの
GUIの画面構成図
【図3】同実施例におけるグラフィカルユーザインタフ
ェース管理方式の処理手順説明のための処理手順図
【符号の説明】
11 UI情報構造体 12 UI情報構造体生成手段 13 UI情報構造体管理手段 14 GUIオブジェクト生成手段 15 GUIオブジェクト管理手段 16 イベント処理手段 17 GUIオブジェクト属性変更処理手段 18 GUIオブジェクト属性変更処理ライブラリ 21 ベースウィンドウ 22 ボタン 23 メニュー 24 ボタン 25 メニュー 26 処理結果表示エリア 27 メッセージ表示エリア

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィカルユーザインタフェース(G
    UI)のGUIの部品を生成するGUIオブジェクト生
    成手段と、前記GUIオブジェクト生成手段で生成され
    たGUIの部品を管理するGUIオブジェクト管理手段
    と、前記GUIオブジェクト生成手段で生成されたGU
    Iの部品において発生するイベントの処理とアプリケー
    ションの個々の処理完了の受け付け処理を行なうイベン
    ト処理手段と、アプリケーションの個々の機能のGUI
    に関わる部分の属性を保持するUI情報構造体と、前記
    GUIオブジェクト生成手段で生成されたGUIの部品
    におけるアプリケーションの個々の機能のGUIに関わ
    る部分の属性を保持するために、前記UI情報構造体を
    生成するUI情報構造体生成手段と、GUIに対する処
    理を司る部分とアプリケーションの個々の機能に対して
    前記イベント処理手段で処理されるイベントに関わる実
    際の処理を行なう部分において、GUIの部品の属性を
    管理するために前記UI情報構造体生成手段で生成され
    た前記UI情報構造体の各属性の設定/変更および獲得
    を行なうUI情報構造体管理手段と、前記GUIオブジ
    ェクト生成手段で生成されたGUIの部品の属性の変更
    を行なうGUIオブジェクト属性変更処理ライブラリ
    と、前記イベント処理手段で処理されるイベントに関わ
    るアプリケーションの処理に対して設定/変更された前
    記UI情報構造体の内容を前記UI情報構造体管理手段
    により獲得し前記GUIオブジェクト属性変更処理ライ
    ブラリを用いて前記GUIオブジェクト生成手段で生成
    された該当するGUIの部品の属性の変更を前記イベン
    ト処理手段からの要求を受けて処理するGUIオブジェ
    クト属性変更処理手段を有するグラフィカルユーザイン
    タフェース管理方式。
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