JPH07334118A - 多階調表示装置 - Google Patents

多階調表示装置

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JPH07334118A
JPH07334118A JP6127408A JP12740894A JPH07334118A JP H07334118 A JPH07334118 A JP H07334118A JP 6127408 A JP6127408 A JP 6127408A JP 12740894 A JP12740894 A JP 12740894A JP H07334118 A JPH07334118 A JP H07334118A
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逸夫 佐々木
Yasoji Suzuki
八十二 鈴木
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俊夫 柳澤
Kazuyoshi Yamamoto
和義 山本
Isao Arita
績 有田
Hiroyoshi Murata
浩義 村田
Hiroyuki Hamakawa
裕之 浜側
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この本発明の多階調表示装置は、第1配列さ
れる複数の表示画素を一制御単位としてmフレーム期間
で一表示階調が得られる第1階調パターンを発生する第
1階調パターン発生回路と、第1配列と異なる第2配列
される複数の表示画素を他の一制御単位としてmフレー
ム期間で一表示階調が得られる第2階調パターンを発生
する第2階調パターン発生回路とを備えている。 【効果】 この発明によれば、少ない電圧レベル数でフ
リッカ等の発生のない高品位な多階調表示を実現するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示装置、エレ
クトロルミネッセンス(EL)表示装置等の表示装置に
係り、特に多階調表示を可能とする多階調表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置に代表される表示装
置には、高精細化は勿論のこと、多階調表示の要求が高
まっている。各表示画素毎に薄膜トランジスタ(以下、
TFTと略称する。)等のスイッチ素子が設けられて成
るアクティブマトリクス型の液晶表示装置を例にとる
と、各画素電極と、画素電極に対向する対向電極と、画
素電極と対向電極との間に保持される液晶組成物とから
成り、一表示画素を構成する電極間にはそれぞれ1フレ
ーム(F)期間の間、所定の電位が保持されることによ
り画像表示が成される。
【0003】このような液晶表示装置において、上記し
た多階調、例えば64(26 )階調の表示を実現するた
めに画素電極に印加する電圧としては、液晶組成物の劣
化を防止するために交流駆動させる必要があることか
ら、64×2個もの電圧レベルが必要となってしまう。
【0004】しかし、64×2個の電圧レベルを用意す
ることは、駆動回路を構成するICの消費電力の増大、
あるいはコストの点においても好ましい方法ではい。そ
こで、多階調表示を実現する他の方法としては、各画素
電極毎に印加される階調電圧の電圧レベルを表示階調に
応じて種々異ならしめるのではなく、その電圧の印加期
間、即ちパルス幅を変更して、各階調に応じた表示を実
現する、いわゆるパルス幅変調方式が知られている。し
かしながら、このような方法も、64(26 )階調等の
多階調の表示においては駆動回路の複雑化や制御の困難
性を招くといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した問題点を解決
する他の方法として、連続する複数のフレーム(F)期
間を1周期として1表示期間を構成し、1表示期間内で
ONされるフレーム(F)期間を制御して多階調表示を
実現する、いわゆるフレーム・レイト・コントロール
(FRC)方式が知られている。また、例えば特開平2
−115893号等には、上記したFRC方式に加え、
複数の隣接表示画素を一制御単位とし、隣接表示画素間
でONされるフレーム(F)期間を異ならしめることに
より、フリッカ等の発生を防止する方法も知られてい
る。
【0006】このようなFRC方式によれば、複数の階
調電圧を不要にでき、しかも上記したパルス幅変調方式
の不都合も解消することができる。しかしながら、この
ようなFRC方式により、一層の多階調表示を実現させ
るためには、1表示期間を構成するフレーム(F)期間
数を更に増大させる必要がある。例えば、64(26
階調等の多階調表示を実現させようとすると、フレーム
(F)期間数の増大に伴い、視覚的に多階調表示が認識
されなくなったり、フリッカの発生を招くといった問題
を引き起こしてしまう。
【0007】この発明は、上記した技術課題に対処して
成されたものであってフリッカ等の発生がなく、しかも
表示品位を損なうことがない多階調表示を実現すること
ができる多階調表示装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載される発
明は、入力される多階調表示データに応じて所定の電圧
レベルが選択されて画像表示を行なう多階調表示装置に
おいて、複数の表示画素を備えた表示パネルと、第1配
列される複数の表示画素を一制御単位としてm(mは2
以上の正の整数)フレーム期間で一表示階調が得られる
第1階調パターンを発生する第1階調パターン発生回路
と、前記第1配列と異なる第2配列される複数の表示画
素を他の一制御単位としてmフレーム期間で一表示階調
が得られる第2階調パターンを発生する第2階調パター
ン発生回路と、前記多階調表示データが前記第1階調パ
ターンまたは前記第2階調パターンに基づく一表示階調
に対応する場合、前記第1階調パターン発生回路または
前記第2階調パターン発生回路のいずれか一方の出力に
基づいて前記所定の電圧レベルの内の一電圧レベルを選
択して出力する選択制御手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の多
階調表示データは、k(kは2よりも大きい正の整数)
ビットのディジタル信号であることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の多階調表示装置
は、2k+1 よりも少ない電圧レベルを供給する階調電圧
発生回路を備えていることを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、入力される多階調
表示データに応じて所定の電圧レベルが選択されて画像
表示を行なう多階調表示装置において、少なくとも複数
の赤表示画素、青表示画素および緑表示画素を備えた表
示パネルと、複数の前記赤表示画素を第1制御単位とし
てmフレーム(mは2以上の正の整数)期間で一表示階
調が得られる第1階調パターンを発生する第1階調パタ
ーン発生回路と、複数の前記緑表示画素を第2制御単位
としてmフレーム期間で一表示階調が得られる第2階調
パターンを発生する第2階調パターン発生回路と、複数
の前記青表示画素を第3制御単位としてmフレーム期間
で一表示階調が得られる第3階調パターンを発生する第
3階調パターン発生回路と、前記多階調表示データが前
記第1階調パターン、前記第2階調パターンまたは前記
第3階調パターンに基づく一表示階調に対応する場合、
各前記階調パターン発生回路のいずれか一つの出力に基
づいて前記所定の電圧レベルの内の一電圧レベルを選択
して出力する選択制御手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0011】請求項5に記載される発明は、入力される
多階調表示データに応じて所定の電圧レベルが選択され
て画像表示を行なう多階調表示装置において、少なくと
も複数の赤表示画素、青表示画素および緑表示画素を備
えた表示パネルと、前記赤表示画素、前記緑表示画素お
よび前記青表示画素から構成される画素群を一制御単位
としてmフレーム(mは2以上の正の整数)期間で一表
示階調が得られる階調パターンを発生する階調パターン
発生回路と、前記多階調表示データが前記階調パターン
に基づく一表示階調に対応する場合、各前記階調パター
ン発生回路の出力に基づいて前記所定の電圧レベルの内
の一電圧レベルを選択して出力する選択制御手段とを備
えたことを特徴としている。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の階
調パターン発生回路はm×m個の階調補償データから成
るテーブルがm枚で構成される階調パターンを備えてい
ることを特徴としている。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項6記載の階
調補償データ一は完全魔法陣もしくは魔法陣に基づいて
構成されていることを特徴としている。請求項8記載の
発明は、請求項5記載の多階調表示装置は、入力される
前記多階調表示データがテキストデータであるか否かを
検出する検出手段を備えていることを特徴としている。
【0014】
【作用】この発明の多階調表示装置によれば、上記した
ように、第1配列される複数の表示画素を一制御単位と
してm(mは2以上の正の整数)フレーム期間で一表示
階調が得られるよう制御すると共に、第2配列される複
数の表示画素を一制御単位としてmフレーム期間で一表
示階調が得られるよう制御される。
【0015】このように、2種類以上の異なる制御単位
により制御可能な構成とすることにより、表示画像の形
態によって最適な制御を選択することができ、これによ
り少ない電圧レベル数で、優れた多階調表示を実現する
ことができる。
【0016】また、少なくとも赤(R)、緑(G)、青
(B)の表示画素を備えてカラー表示が可能な表示装置
にあっては、赤(R)、緑(G)、青(B)のそれぞれ
の表示画素を含む画素単位を一制御単位として制御す
る、もしくは各色画素群毎に一制御単位として制御する
ことにより、少ない電圧レベル数で、それぞれ最適な多
階調表示を実現することができる。
【0017】
【実施例】以下に本発明の一実施例として、64(2
6 )階調表示が可能なアクティブマトリクス型の液晶表
示装置を例にとり、図面を参照して説明する。この液晶
表示装置(1) は、図1に示すように、一表示絵素が赤
(R),緑(G),青(B)の3つの表示画素から構成
されるカラー表示装置であって、(640×3)行×4
80列でマトリクス状に配列される表示画素を備えた液
晶パネル(11)と、この液晶パネル(11)に電気的に接続さ
れるXドライバ(101) およびYドライバ(201) と、これ
らXドライバ(101) およびYドライバ(201) を制御する
液晶コントローラ(251) と、外部から入力される6ビッ
ト階調表示データを4ビット階調表示データに変換して
液晶コントローラ(251) に出力する階調信号変換回路(3
01) と、図3に示すように1フレーム(F)期間毎に基
準電圧に対して極性反転される16個の方形波電圧から
なる階調電圧(V0 ,V1 ,V2 …V15)をXドライバ
(101) に出力する階調電圧発生回路(501) とを備えて構
成されている。尚、この実施例では、フレーム反転駆動
を例にとっているが、よりフリッカ等の発生を防止する
ために、フレーム反転駆動にライン反転駆動等を組み合
わせても良く、この場合は1フレーム(F)期間毎に基
準電圧に対して極性反転されると共に、所定の水平走査
線期間毎にも基準電圧に対して極性反転される方形波電
圧を階調電圧(V0 ,V1 ,V2 …V15)として用いる
と良い。
【0018】この液晶パネル(11)は、いわゆるアクティ
ブマトリクス型と呼ばれ、信号線(15)に沿って平行なス
トライプ状のR(赤),G(緑),B(青)の3原色か
ら成るカラーフィルタ(71)を備えている。そして、この
液晶パネル(11)は、各表示画素電極(21)毎にTFT(31)
が設けられている。TFT(31)に接続される走査線(13)
には、シフトレジスタで構成されるYドライバ(201) か
ら走査パルス(VG )が供給され、所定期間、TFT(3
1)が導通状態となる。これにより、Xドライバ(101) に
接続された信号線(15)からの階調電圧がTFT(31)を介
して表示画素電極(21)に書き込まれ、液晶容量(Clc)
と、補助容量線(51)によって液晶容量(Clc)と並列に
設けられる補助容量(Cs )とに1フレーム(F)期間
保持され画像表示が成される仕組みとなっている。
【0019】Xドライバ(101) は、図2に示すように、
入力される4ビット階調表示データをシフトクロック
(CK)とスタートパルス(ST)に基づいて順次転送する
シフトレジスタ(111) と、シフトレジスタ(111) からの
出力を変換するデコーダ(113)と、デコーダ(113) の出
力に応じて16個の階調電圧(V0 ,V1 ,…V15)の
内の一つを選択して出力する選択回路(115) と、この出
力を所定期間保持するラッチ回路(117) とを備えてい
る。
【0020】次に、この液晶表示装置(1) の階調信号変
換回路(301) について説明する。この階調信号変換回路
(301) は、外部から入力される6ビット階調表示データ
を、階調電圧発生回路(501) に用意された16個の階調
電圧(V0 ,V1 ,…V15)のいずれかに対応するよう
4ビット階調表示データに変換する階調制御回路(331)
を備えている。
【0021】また、この階調信号変換回路(301) は、入
力される6ビット階調表示データが階調電圧発生回路(5
01) に予め用意された階調電圧に対応する場合は、変換
された4ビット階調表示データを演算処理することなく
出力し、また入力される6ビット階調表示データが階調
電圧発生回路(501) に予め用意された階調電圧の中間の
電圧レベルに対応する階調に相当する場合は、この中間
の階調を表現するため4ビット階調表示データに演算処
理を施した後に出力する演算処理回路(351) とを備えて
いる。
【0022】そして、演算処理回路(351) は、階調電圧
発生回路(501) に予め用意された階調電圧の中間の電圧
レベルに対応する階調を表現するためのドット単位階調
制御回路(315) とピクセル単位階調制御回路(325) に選
択回路(341) を介して接続されている。
【0023】ドット単位階調制御回路(315) は、各表示
画素色に対応した赤(R)ドット単位階調パターン発生
回路(311a)、緑(G)ドット単位階調パターン発生回路
(311b)および青(B)ドット単位階調パターン発生回路
(311c)の3つのドット単位階調パターン発生回路(311
a),(311b),(311c)を備えている。また、ピクセル単位階
調制御回路(325) は、ピクセル単位階調パターン発生回
路(321) を備えている。
【0024】赤(R)ドット単位階調パターン発生回路
(311a)は、液晶パネル(11)の表示画素領域を、図4
(b)に示すように、隣接する6行、6列の赤(R)ド
ットで構成された四角形状を成す36個の表示画素(6
×6マトリクス)を赤(R)ドット制御単位とし、一表
示画面を80行×240列のブロックに区切って制御す
るものである。緑(G)ドット単位階調パターン発生回
路(311b)も赤(R)ドット単位階調パターン発生回路(3
11a)と同様に、液晶パネル(11)の表示画素領域を隣接す
る6行、6列の緑(G)ドットで構成された四角形状を
成す36個の表示画素(6×6マトリクス)を緑(G)
ドット制御単位とし、一表示画面を80行×240列の
ブロックに区切って制御するものである。また、青
(B)ドット単位階調パターン発生回路(311c)も、液晶
パネル(11)の表示画素領域を隣接する6行、6列の青
(B)ドットで構成された四角形状を成す36個の表示
画素(6×6マトリクス)を青(B)ドット制御単位と
し、一表示画面を80行×240列のブロックに区切っ
て制御するものである。そして、各ドット単位階調パタ
ーン発生回路(311a),(311b),(311c)は、連続する6フレ
ーム(F)期間を一表示期間として各ドット制御単位を
制御するものである。
【0025】したがって、一表示階調を実現するための
各階調パターンは、各ドット制御単位に対応する36個
の階調補助データから成る一テーブルが、例えば図7中
(a)〜(f)に示すように6枚で一表示階調を実現す
るよう構成され、各ドット単位階調パターン発生回路(3
11a),(311b),(311c)には、このような階調パターンがそ
それぞれ5階調分記憶されている。
【0026】そして、ドット単位階調制御回路(315)
は、各ドット単位階調パターン発生回路(311a),(311b),
(311c)の各階調パターンを構成する第1〜6テーブル中
の一テーブルを選択する6フレームカウンタ、一テーブ
ル中から表示画素に対応した階調補償データを得るため
の6ラインカウンタおよび6カラムカウンタから成る第
1指定回路(313) を備えている。
【0027】また、ピクセル単位階調パターン発生回路
(321) は、液晶パネル(11)の表示画素領域を、図4
(a)に示すように、隣接する6行、6列の四角形状を
成す36個の表示画素(6×6マトリクス)、即ち12
絵素をピクセル制御単位とし、一表示画面を80行×2
40列のブロックに区切って制御するものである。
【0028】したがって、一表示階調を実現するための
各階調パターンは、各ピクセル制御単位に対応する36
個の階調補助データから成る一テーブルが、例えば図1
4中(a)〜(f)に示すように6枚で一表示階調を実
現するよう構成され、ピクセル単位階調パターン発生回
路(321) には、このような階調パターンが5階調分記憶
されている。
【0029】そして、ピクセル単位階調制御回路(325)
は、ピクセル単位階調パターン発生回路(321) の各階調
パターンを構成する第1〜6テーブル中の一テーブルを
選択する6フレームカウンタ、一テーブル中から表示画
素に対応した階調補償データを得るための6ラインカウ
ンタおよび6カラムカウンタから成る第2指定回路(32
3) を備えて構成されている。
【0030】上記した各ドット単位階調パターン発生回
路(311a),(311b),(311c)やピクセル単位階調制御回路(3
25) は、ROMあるいはRAM等で構成することがで
き、この実施例では、それぞれROMで構成した。
【0031】このようにして構成される階調信号変換回
路(301) によれば、外部から入力される6ビット階調表
示データを階調制御回路(331) により4ビット階調表示
データに変換すると共に、6ビット階調表示データが階
調電圧発生回路(501) に予め用意された階調電圧に対応
する場合、変換された4ビット階調表示データを演算処
理回路(351) にて演算処理することなく液晶コントロー
ラ(251) を介してXドライバ(101) に出力し、また、6
ビット階調表示データが予め階調電圧発生回路(501) に
用意された階調電圧の中間の電圧レベルに対応する階調
に相当する場合、選択回路(341) によって選択されたい
ずれか一つの階調パターン制御回路(315),(325) の階調
補償データに基づいて演算処理回路(351) で中間の表示
階調が表現されるように変換された4ビット階調表示デ
ータを演算処理し、この演算処理が施された4ビット階
調表示データを液晶コントローラ(251) を介してXドラ
イバ(101) に出力する。
【0032】また、階調信号変換回路(301) は、外部か
ら入力される6ビット階調表示データがテキストデータ
であるか否かを検出した後、この6ビット階調表示デー
タを階調制御回路(331) に出力するテキストデータ検出
回路(361) を備えている。そして、6ビット階調表示デ
ータがテキストデータである場合は、この6ビット階調
表示データが階調電圧発生回路(501) に予め用意された
16個の階調電圧(V0 ,V1 ,…V15)に対応するか
否かを問わず階調制御回路(331) によって変換された4
ビット階調表示信号を演算処理回路(351) にて演算処理
することなく液晶コントローラ(251) に出力するための
第1セレクタ回路(371) および第2セレクタ回路(381)
とを備えている。尚、この実施例では、文字等のテキス
トデータあるいは罫線など図形表示データを一括してテ
キストデータと略称する。
【0033】以下に、この実施例の液晶表示装置(1) で
用いられている中間の表示階調を実現する具体的手法に
ついて述べる。16個の方形波電圧で構成される階調電
圧(V0 ,V1 ,…V15)が用意される液晶表示装置で
は、各階調電圧(V0 ,V1 ,…V15)の一つを選択す
ることにより16階調の画像表示が可能となる。そこ
で、この液晶表示装置(1) では、16個の方形波電圧で
構成される階調電圧(V0 ,V1 ,…V15)を用い、6
4階調の画像表示を実現するため、次のような表示動作
を行う。
【0034】一階調電圧(Vi )(i=0,1,2,…,14 )と
これに隣接する他の階調電圧(Vi+1 )との中間の1/
6階調を実現するために、連続する6フレーム(F)期
間中、5フレーム(F)期間は階調電圧(Vi )を、残
りの1フレーム(F)期間は階調電圧(Vi+1 )を選択
するよう制御する。一階調電圧(Vi )(i=0,1,2,…,1
4 )とこれに隣接する他の階調電圧(Vi+1 )との中間
の2/6階調を実現するために、連続する6フレーム
(F)期間中、4フレーム(F)期間は階調電圧(Vi
)を、残りの2フレーム(F)期間は階調電圧(Vi+1
)を選択するよう制御する。一階調電圧(Vi )(i=
0,1,2,…,14 )とこれに隣接する他の階調電圧(Vi+1
)との中間の3/6階調を実現するために、連続する
6フレーム(F)期間中、3フレーム(F)期間は階調
電圧(Vi )を、残りの3フレーム(F)期間は階調電
圧(Vi+1 )を選択するよう制御する。一階調電圧(V
i )(i=0,1,2,…,14 )とこれに隣接する他の階調電圧
(Vi+1 )との中間の4/6階調を実現するために、連
続する6フレーム(F)期間中、2フレーム(F)期間
は階調電圧(Vi )を、残りの4フレーム(F)期間は
階調電圧(Vi+1 )を選択するよう制御する。一階調電
圧(Vi )(i=0,1,2,…,14 )とこれに隣接する他の階
調電圧(Vi+1 )との中間の5/6階調を実現するため
に、連続する6フレーム(F)期間中、1フレーム
(F)期間は階調電圧(Vi )を、残りの5フレーム
(F)期間は階調電圧(Vi+1 )を選択するよう制御す
る。
【0035】以上のように、フレーム(F)期間の制御
と16個の階調電圧(V0 ,V1 ,…V15)との組み合
わせにより、図5に示す如く、理論的には91階調を実
現することができる。そして、この実施例では、91階
調中から特に表示状態の好ましい64階調を選択して6
4階調の画像表示を実現する。
【0036】例えば、この実施例では、91階調中か
ら、階調電圧(V0 )と階調電圧(V1 )との間の1/
6階調(図5中の理論階調2)と5/6階調(図5中の
理論階調6)、階調電圧(V1 )と階調電圧(V2 )と
の間の1/6階調(図5中の理論階調8)を表示に用
い、他の階調電圧(Vi )と階調電圧(Vi+1 )との間
の1/6階調および5/6階調は表示に用いていない。
これは、1/6階調あるいは5/6階調は、表示画像に
よってはフリッカが視認されることもあるため、視角的
に階調を認識しにくい領域でのみ使用した。
【0037】次に、この実施例で用いられる各階調パタ
ーンについて説明する。この実施例の各階調パターンの
選定は、魔法陣の概念に基づいて考えられている。魔法
陣とは、例えばN行,N列のN×Nマトリクスの各マト
リクスに1からN2 までの数字が、各行および各列での
数字の合計がいずれも等しくなるように割り当てられて
構成されるものである。また、更に各斜列で数字の合計
も等しくなるように割り当てられて構成されるものが完
全魔法陣である。
【0038】この実施例の各階調パターンは、6×6マ
トリクスで構成されるものであって、完全魔法陣が存在
しないマトリクス[(4r+2)×(4r+2)マトリ
クス:rは1以上の正数]であることから、魔法陣に基
づいて構成されている。
【0039】図6に、6×6マトリクスの魔法陣におい
て、1〜6の数字が割り当てられたマトリクスに1を、
7〜12の数字が割り当てられたマトリクスに2を、1
3〜18の数字が割り当てられたマトリクスに3を、1
9〜24の数字が割り当てられたマトリクスに4を、2
5〜31の数字が割り当てられたマトリクスに5を、3
1〜36の数字が割り当てられたマトリクスに6がそれ
ぞれ割り当てられた補助魔法陣を示している。
【0040】このようにして魔法陣から構成される補助
魔法陣を用い、各階調パターンは以下のようにして選定
されている。一表示画素が階調電圧(Vi )とこれに隣
接する階調電圧(Vi+1 )との間の1/6階調を実現す
るのであれば、連続する6フレーム(F)期間中の1フ
レーム(F)期間だけ階調電圧(Vi+1 )を選択し、他
の5フレーム(F)期間は階調電圧(Vi )を選択する
よう制御すれば良い。そこで、図7(a)に示すよう
に、図6における1の数字が割り当てられたマトリクス
に階調補償データ{1}を割り当て、他は階調補償デー
タ{0}を割り当てて、第1階調パターンの1/6階調
を実現するための6テーブル中の第1テーブルを構成す
る。また、図7(b)に示すように、図6における2の
数字が割り当てられたマトリクスに階調補償データ
{1}を割り当て、他は階調補償データ{0}を割り当
てて第1階調パターンの1/6階調を実現するための6
テーブル中の第2テーブルを、3の数字が割り当てられ
たマトリクスに階調補償データ{1}を割り当て、他は
階調補償データ{0}を割り当てて第1階調パターンの
1/6階調を実現するための6テーブル中の第3テーブ
ルを、4の数字が割り当てられたマトリクスに階調補償
データ{1}を割り当て、他は階調補償データ{0}を
割り当てて第1階調パターンの1/6階調を実現するた
めの6テーブル中の第4テーブルを、5の数字が割り当
てられたマトリクスに階調補償データ{1}を割り当
て、他は階調補償データ{0}を割り当てて第1階調パ
ターンの1/6階調を実現するための6テーブル中の第
5テーブルを、更に6の数字が割り当てられたマトリク
スに階調補償データ{1}を割り当て、他は階調補償デ
ータ{0}を割り当てて第1階調パターンの1/6階調
を実現するための6テーブル中の第6テーブルをそれぞ
れ構成する。
【0041】このようにして構成される第1〜第6テー
ブルを6フレーム(F)期間を1表示期間として順次繰
り返すことにより、6フレーム(F)期間で階調電圧
(Vi)とこれに隣接する階調電圧(Vi+1 )との間の
1/6階調が実現できる。
【0042】また、一表示画素が階調電圧(Vi )とこ
れに隣接する階調電圧(Vi+1 )との間の2/6階調を
実現する場合は、連続する6フレーム(F)期間中の2
フレーム(F)期間だけ階調電圧(Vi+1 )を選択し、
他の4フレーム(F)期間は階調電圧(Vi )を選択す
るよう制御すれば良い。そこで、図6に示す1,2の数
字が割り当てられたマトリクスに階調補償データ{1}
を割り当て、他は階調補償データ{0}を割り当てて、
第1階調パターンの2/6階調を実現するための6テー
ブル中の第1テーブルを構成する。また、図6に示す
3,4の数字が割り当てられたマトリクスに階調補償デ
ータ{1}を割り当て、他は階調補償データ{0}を割
り当てて、第1階調パターンの2/6階調を実現するた
めの6テーブル中の第2テーブルを構成する。また、同
様にして第1階調パターンの2/6階調を実現するため
の6テーブル中の第3〜6テーブルを構成する。
【0043】同様にして、一表示画素が階調電圧(Vi
)とこれに隣接する階調電圧(Vi+1 )との間の2/
6階調を実現するための第1〜6テーブル(図8参
照)、一表示画素が階調電圧(Vi )とこれに隣接する
階調電圧(Vi+1 )との間の3/6階調を実現するため
の第1〜6テーブル(図9参照)、一表示画素が階調電
圧(Vi )とこれに隣接する階調電圧(Vi+1 )との間
の4/6階調を実現するための第1〜6テーブル(図1
0参照)、一表示画素が階調電圧(Vi )とこれに隣接
する階調電圧(Vi+1 )との間の5/6階調を実現する
ための第1〜6テーブル(図11参照)をそれぞれ構成
する。
【0044】以上のようにして構成される図7〜11に
示す階調パターンが、この実施例によれば赤(R)ドッ
ト単位階調パータン発生回路(311a)にそれぞれ記憶され
ている。
【0045】また、他の魔法陣に基づいて構成される階
調パターンが、緑(G)ドット単位階調パータン発生回
路(311b)、青(B)ドット単位階調パータン発生回路(3
11c)にそれぞれ記憶されている。
【0046】更に、他の魔法陣に基づいて構成される階
調パターンが、ピクセル単位階調パータン発生回路(32
1) にも記憶されている。図12に緑(G)ドット単位
階調パータン発生回路(311b)に記憶される2/6階調を
表現するための階調パータンを、図13に青(B)ドッ
ト単位階調パータン発生回路(311c)に記憶される2/6
階調を表現するための階調パータンを、図14にピクセ
ル単位階調パータン発生回路(321) に記憶される2/6
階調を表現するための階調パータンをそれぞれ示して
る。
【0047】次に、この実施例の液晶表示装置(1) の動
作について詳細に説明する。まず、動画等の表示に適し
ている赤(R),緑(G),青(B)のドット単位階調
パターン発生回路(315) に基づいてきめ細かい階調制御
を行う場合について説明する。
【0048】図1に示すように、ドット単位階調制御回
路(315) に基づいて中間階調の制御が成されるよう外部
から切り換え信号(SW)を入力し、これに基づいて階
調制御回路(331) は選択回路(341) を制御してドット単
位階調パターン制御回路(315) からの階調補償データを
選択出力するように設定される。
【0049】例えば、第1フレーム(F)期間におい
て、図15に示すように、赤(R)表示画素(1,1)
にテキストデータでない第1階調に相当する6ビット階
調表示データ{000000}が入力されると、この6
ビット階調表示データ{000000}はテキストデー
タ検出回路(361) を介して階調制御回路(331) に入力さ
れる。この6ビット階調表示データ{000000}
は、階調制御回路(331) によって16個の階調電圧(V
0 ,V1 ,…V15)に対応する4ビット階調信号{00
00}に変換される。また、入力される6ビット階調表
示データ{000000}はテキストデータでなたい
め、変換された4ビット階調信号{0000}は第1セ
レクタ回路(371) により演算処理回路(351) に導かれ
る。
【0050】この第1階調を表示させるための6ビット
階調表示データ{000000}は、用意された16個
の階調電圧(V0 ,V1 ,…V15)の内、階調電圧(V
0 )に対応するため、変換された4ビット階調信号{0
000}は演算処理回路(351) にて演算処理されること
なく第2セレクタ回路(381) 、液晶コントローラ(251)
を介してXドライバ(101) に出力される。そして、Xド
ライバ(101) により、この4ビット階調データ{000
0}に基づいて階調電圧(V0 )が選択され出力される
こととなる。
【0051】また、第1フレーム(F)期間において、
緑(G)表示画素(1,8)にテキストデータでない第
3階調を表示させる場合、第3階調に相当する6ビット
階調表示データ{000010}がテキストデータ検出
回路(361) を介して階調制御回路(331) に入力される。
この6ビット階調表示データ{000010}は、階調
制御回路(331) によって16個の階調電圧(V0 ,V1
,…V15)に対応する4ビット階調信号{0000}
に変換される。また、入力される6ビット階調表示デー
タはテキストデータでなたいめ、変換された4ビット階
調信号{0000}は第1セレクタ回路(371) により演
算処理回路(351) に導かれる。そして、この第3階調を
表示させるための6ビット階調表示データ{00001
0}は用意された16個の階調電圧(V0 ,V1 ,…V
15)のいずれにも対応しない表示階調であるため、変換
された4ビット階調信号{0000}は演算処理回路(3
51)にて以下のような演算処理が施される。
【0052】この第3階調は、図5に示すように、階調
電圧(V0 )と階調電圧(V1 )との間の2/6階調に
相当する。また、ドット単位階調パターン制御回路(31
5) に基づく制御であって、この緑(G)表示画素
(1,8)は、緑(G)ドット単位階調パータン中の第
1ライン、第3カラムの階調補償データに相当する。
【0053】従って、第1指定回路(313) によって図1
2中(a)に示す第1テーブルの第1ライン、第3カラ
ムの階調補償データ{0}が抽出され、選択回路(341)
を介して演算処理回路(351) に出力される。そして、4
ビット階調信号{0000}は、演算処理回路(351) に
よって緑(G)ドット単位階調パターン発生回路(311b)
からの階調補償データ{0}が加算処理され、この演算
処理回路(351) からの4ビット階調データ{0000}
が液晶コントローラ(251) を介してXドライバ(101) に
出力される。そして、Xドライバ(101) により、この4
ビット階調データ{0000}に基づいて階調電圧(V
0 )が選択され出力されることとなる。
【0054】第2フレームも第1フレームと同様に第3
階調を表示させるのであれば、図12(b)に示す1ラ
イン、3カラムの階調補償データ{1}が演算処理回路
(351) で加算処理され、この4ビット階調データ{00
01}に基づいて階調電圧(V1 )が選択され出力され
ることなる。
【0055】第3〜6フレーム(F)期間も同様に第3
階調を表示させるのであれば、図12(c)〜(f)に
示す階調補償データが演算処理回路(351) で加算処理さ
れ、これに基づいて表示がなされる。
【0056】このように、第1〜6フレーム(F)期間
の間、同一の第3階調を表示させるのであれば、連続す
る6フレーム(F)期間中、第2,5フレーム(F)期
間では階調電圧(V1 )が、第1,3,4,6フレーム
(F)期間では階調電圧(V0 )が選択出力され、階調
電圧(V0 )と階調電圧(V1 )との間の2/6階調に
相当する第3階調が表現される。
【0057】ところで、動画等にいては、各に表示画素
に入力される6ビット階調表示データが各フレーム
(F)期間で異なる、例えば、青(G)表示画素(1,
8)に第2フレーム(F)期間では第3階調とは異なる
表示階調に対応する6ビット階調表示データが入力され
る場合がある。
【0058】このような場合は、前フレーム(F)期間
の表示動作とは全く無関係に、入力される6ビット階調
表示データに基づいて表示動作を行えば良い。これは、
現実に16個の階調電圧(V0 ,V1 ,…V15)で表現
しきれない階調が存在しても、動画では視覚的に階調を
区別することは困難となるため、問題となることはほと
んどない。
【0059】以上詳述したように、この実施例では、1
6個の階調電圧(V0 ,V1 ,…V15)を用いて64階
調表示を実現することができる。しかも、この実施例の
液晶表示装置(1) では、各色毎に構成される36個の表
示画素を一階調単位とし、魔法陣から構成される階調パ
ターンに基づいて中間調の表示が制御されるため、仮に
全ての表示画素で同一の階調を表現する場合であって
も、フリッカ等の発生なく、特に動画等を良好に表示さ
せることができる。
【0060】ところで、上記した実施例は、いずれもテ
キストデータでない6ビット階調表示データが入力され
る場合について説明したが、テキストデータから成る6
ビット階調表示データが入力される場合については次の
通りである。
【0061】例えば、赤(R)表示画素(1,1)にテ
キストデータであって第4階調に相当する6ビット階調
表示データ{000011}が入力される場合について
説明する。
【0062】入力される6ビット階調表示データ{00
0011}は、テキストデータ検出回路(361) を介して
階調制御回路(331) に入力される。この6ビット階調表
示データ{000011}は、上記したと同様に階調制
御回路(331) によって16個の階調電圧(V0 ,V1 ,
…V15)に対応する4ビット階調信号{0000}に変
換される。
【0063】この6ビット階調表示データ{00001
1}は、用意された16個の階調電圧(V0 ,V1 ,…
V15)に対応しない中間階調、即ち階調電圧(V0 )と
階調電圧(V1 )の中間にある3/6階調に相当する
が、この6ビット階調表示データ{000011}がテ
キストデータであるため、テキストデータ検出回路(36
1) の出力に基づいて、4ビット階調信号{0000}
は演算処理回路(351) を介することなく第1セレクタ回
路(371) から第2セレクタ回路(381) を介して液晶コン
トローラ(251) に直接出力される。そして、Xドライバ
(101) から、この4ビット階調データ{0000}に基
づいて階調電圧(V0 )が選択され出力される。
【0064】以上のように、この実施例の液晶表示装置
(1) では、入力される6ビット階調表示データがテキス
トデータであるか否かに応じて演算処理回路(351) によ
り処理されるか否かが決定される。このため、フリッカ
等の発生し易い文字等のテキストデータの表示に対して
は、入力される6ビット階調表示データに近い階調に相
当する階調電圧が4ビット階調信号に基づいて選択され
るため、テキストデータと非テキストデータが混在する
6ビット階調表示データ群が入力されても、フリッカ等
のない良好な表示画像を得ることができる。
【0065】次に、この実施例の液晶表示装置(1) にお
いて、OA用途等における表示に適しているピクセル単
位階調パターン制御回路(325) に基づいて階調制御を行
う場合について説明する。
【0066】まず、ピクセル単位階調パターン制御回路
(325) に基づいて階調制御が成されるよう、図1に示す
ように、外部から切り換え信号(SW)を階調制御回路
(331) に入力する。これにより、選択回路(341) からは
ピクセル単位階調パターン制御回路(325) からの階調補
償データのみが出力されるように設定される。
【0067】例えば、第1フレーム(F)期間に、赤
(R)表示画素(1,1)にテキストデータでない第3
階調を表示させる場合、第3階調に相当する6ビット階
調表示データ{000010}がテキストデータ検出回
路(361) を介して階調制御回路(331) に入力される。こ
の6ビット階調表示データ{000010}は、上述し
たと同様に、階調制御回路(331) によって4ビット階調
信号{0000}に変換される。6ビット階調表示デー
タ{000010}は、予め用意された16個の階調電
圧(V0 ,V1 ,…V15)に対応しない中間階調、即ち
階調電圧(V0 )と階調電圧(V1 )の中間にある2/
6階調に相当し、ピクセル単位階調制御回路(325) によ
って制御される必要がある。従って、ピクセル単位階調
制御回路(325) のピクセル単位階調パターン発生回路(3
21) から2/6階調に対応する階調パターン、即ち図1
4(a)に示す階調パターン中から、1ライン、1カラ
ムの階調補償データ{1}が出力される。
【0068】従って、変換された4ビット階調信号{0
000}には、階調補償データ{1}が演算処理回路(3
51) によって加算処理され、この演算処理回路(351) か
らの4ビット階調データ{0001}が液晶コントロー
ラ(251) を介してXドライバ(101) に出力される。そし
て、Xドライバ(101) からは、この4ビット階調データ
{0001}に基づいて階調電圧(V1 )が選択され出
力される。
【0069】第2フレーム(F)期間も第1フレーム
(F)期間と同様に第3階調を表示させるのであれば、
図114(b)に示す階調パターン中の1ライン、1カ
ラムの階調補償データ{0}が変換された4ビット階調
信号{0000}に演算処理回路(351) で加算処理さ
れ、この4ビット階調データ{0000}に基づいて階
調電圧(V0 )が選択され出力される。
【0070】更に、第3フレーム(F)期間〜第6フレ
ーム(F)期間まで同様にして所定の階調電圧(V0 )
もしくは階調電圧(V1 )が選択され出力される。この
ように6フレーム(F)期間の間、第3階調に対応する
6ビット階調表示データ{000010}が入力される
と、連続する6フレーム(F)期間を一表示期間とし
て、第3階調の階調表示が実現される。
【0071】また、図15に示す如く、第1フレーム
(F)期間で緑(G)表示画素(1,8)にテキストデ
ータでない第3階調を表示させる場合、第3階調に相当
する6ビット階調表示データ{000010}がテキス
トデータ検出回路(361) を介して階調制御回路(331) に
入力される。この6ビット階調表示データ{00001
0}は、上述したと同様に階調制御回路(331) によって
4ビット階調信号{0000}に変換される。この6ビ
ット階調表示データ{000010}は用意された16
個の階調電圧(V0 ,V1 ,…V15)に対応しない中間
階調、即ち階調電圧(V0 )と階調電圧(V1 )の中間
にある2/6階調に相当し、ピクセル単位階調パターン
制御回路(325) によって制御される必要がある。従っ
て、階調制御回路(331) からの出力によってピクセル単
位階調パターン発生回路(323) の2/6階調に対応する
階調パターン、即ち図14(a)に示す階調パターン中
の1ライン、2カラムの階調補償データ{1}を出力す
る。そして、4ビット階調信号{0000}は、ピクセ
ル単位階調パターン発生回路(323) からの階調補償デー
タ{1}が演算処理回路(351) によって加算処理され、
演算処理回路(351) から4ビット階調データ{000
1}が液晶コントローラ(251) を介してXドライバ(10
1) に出力される。そして、Xドライバ(101) から、こ
の4ビット階調データ{0001}に基づいて階調電圧
(V1 )が選択され出力される。
【0072】また、上述したピクセル単位階調パターン
制御回路(325) における中間調の制御は、いずれも入力
される6ビット階調表示データがテキストデータでない
場合を例にとり説明したが、6ビット階調表示データが
テキストデータの場合は、前述したドット単位階調パタ
ーン制御回路(315) における中間調の制御の場合と同様
に、演算処理回路(351) にて加算処理することなく4ビ
ット階調データを液晶コントローラ(251) に出力すれば
良い。
【0073】以上説明したように、この実施例の液晶表
示装置(1) によれば、少ない階調電圧数で64階調の多
階調表示を実現することができ、より一層の低消費電力
化、装置の低廉価を達成することができた。
【0074】しかも、この実施例によれば、中間調の実
現を、魔法陣に基づいて構成される階調パターンによっ
て実現しているため、フリッカ等の発生を招くことな
く、優れた表示品位を確保することができた。
【0075】また、この実施例の液晶表示装置(1) で
は、入力される6ビット階調表示データがテキストデー
タであるか否かに応じて演算処理回路(351) により処理
されるか否かが決定される。このため、フリッカ等の発
生し易い文字等のテキストデータの表示に対しては、入
力される6ビット階調表示データに近い階調に相当する
階調電圧が4ビット階調信号に基づいて選択されるた
め、テキストデータと非テキストデータが混在する6ビ
ット階調表示データ群が入力されても、フリッカ等のな
い良好な表示画像を得ることができる。
【0076】更に、この実施例によれば、中間調の実現
を、各色ドット単位で一制御単位を構成して制御する場
合と、ピクセル単位で一制御単位を構成して制御する場
合とが切り換え可能に構成されている。このため、表示
画像に合わせて、いずれか一方の制御を選択し、より最
適な表示状態を実現することが可能となった。例えば、
各色毎のドット単位階調制御回路(315) の出力に基づい
て制御する方が動画等の表示には適しているが、静止画
やテキストデータなどではピクセル単位階調パターン発
生回路の出力に基づいて制御する方が適している。
【0077】ところで、上述した実施例では、中間調の
表示を連続する6フレーム(F)期間を一表示期間とし
て6×6マトリクスの階調パターンによって実現する場
合について述べたが、連続する7フレーム(F)期間を
一表示期間として7×7マトリクスの階調パターンで行
っても良いし、また連続する6フレーム(F)期間を一
表示期間として6×6マトリクスの階調パターンによっ
て実現する場合と連続する4フレーム(F)期間を一表
示期間として4×4マトリクスの階調パターンによって
実現する場合とを組み合わせて実現しても良い。
【0078】例えば、4フレーム(F)期間の制御と6
フレーム(F)期間の制御とを組み合わせて用いる場合
は、連続する4フレーム(F)期間を一表示期間として
4×4マトリクスの階調パターンによって実現される1
/4階調,2/4階調,3/4階調、および連続する6
フレーム(F)期間を一表示期間として6×6マトリク
スの階調パターンによって実現される2/6階調,4/
6階調を用いると良い。
【0079】これは、高品位な表示画像を確保するため
には、1/4階調以上、3/4階調以下の階調を用いる
ことが好ましいためである。上述した実施例では、16
個の階調電圧(V0 ,V1 ,…V15)を用意したが、こ
の発明はこれに限定されるものではなく、種々の階調電
圧と組み合わせて有効に作用する。
【0080】また、この実施例では、各階調パターン
を、表示画素に対応させ正方配列されたものとしたが、
正方配列されている必要はない。更に、この実施例で
は、予め用意された階調電圧の中間の表示階調を実現す
る具体的な手法として、連続する複数フレーム(F)期
間で隣接する階調電圧のいずれか一方が選択出力される
ように構成したが、このように必ずしも隣接する階調電
圧を選択する必要はなく、階調電圧(V1 )と階調電圧
(V2 )との中間の階調表示を行う場合、階調電圧(V
0 )と階調電圧(V2 )あるいは階調電圧(V0 )と階
調電圧(V3 )等を選択するようにしても良く、また複
数フレーム(F)期間で2種類以上の階調電圧を選択す
るように制御しても良い。このような制御は、各階調パ
ターンに用意される階調補償データを2ビット以上で構
成することにより容易に実現することができ、これによ
り一層の多階調化を実現することもできる。
【0081】尚、この実施例では、直視型のアクティブ
マトリクス型の液晶表示装置を例にとり説明したが、投
射型の表示装置であっても良い。例えば、赤(R),緑
(G),青(B)のそれぞれの液晶パネルで構成される
投射型の表示装置においては、各液晶パネルをそれぞれ
独立して制御することにより色毎の制御ができ、各液晶
パネル間を関連させて制御することにより、絵素単位で
の制御が可能となる。また、この発明は、この他にも種
々の表示装置に適用することができ有効に作用する。
【0082】
【発明の効果】この発明の多階調表示装置によれば、少
ない電圧レベル数でフリッカ等の発生のない高品位な多
階調表示を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の液晶表示装置の概
略構成図である。
【図2】図2は、図1におけるXドライバの概略構成図
である。
【図3】図3は、図1における階調電圧発生回路によっ
て発生される階調電圧波形を示す図である。
【図4】図4は、一実施例の液晶表示装置のドット制御
単位およびピクセル制御単位を示す図である。
【図5】図5は、一実施例の液晶表示装置の階調表示の
概念を説明するための図である。
【図6】図6は、図1における赤(R)ドット単位階調
パターン発生回路に記憶される階調パターンの選定に用
いた補助魔法陣を示す図である。
【図7】図7は、図1における赤(R)ドット単位階調
パターン発生回路に記憶されている1/6階調を実現す
るための階調パターンを示す図である。
【図8】図8は、図1における赤(R)ドット単位階調
パターン発生回路に記憶されている2/6階調を実現す
るための階調パターンを示す図である。
【図9】図9は、図1における赤(R)ドット単位階調
パターン発生回路に記憶されている3/6階調を実現す
るための階調パターンを示す図である。
【図10】図10は、図1における赤(R)ドット単位
階調パターン発生回路に記憶されている4/6階調を実
現するための階調パターンを示す図である。
【図11】図11は、図1における赤(R)ドット単位
階調パターン発生回路に記憶されている5/6階調を実
現するための階調パターンを示す図である。
【図12】図12は、図1における緑(G)ドット単位
階調パターン発生回路に記憶されている2/6階調を実
現するための階調パターンを示す図である。
【図13】図13は、図1における青(B)ドット単位
階調パターン発生回路に記憶されている2/6階調を実
現するための階調パターンを示す図である。
【図14】図14は、図1におけるピクセル単位階調パ
ターン発生回路に記憶されている2/6階調を実現する
ための階調パターンを示す図である。
【図15】図15は、一実施例の液晶表示装置の表示状
態を示す図である。
【符号の説明】
(1) …液晶表示装置 (11)…液晶パネル (101) …Xドライバ (201) …Yドライバ (251) …液晶コントローラ (301) …階調信号変換回路 (311a),(311b),(311c)…ドット単位階調パターン発生回
路 (315) …ドット単位階調制御回路 (321) …ピクセル単位階調パターン発生回路 (325) …ピクセル単位階調制御回路 (331) …階調制御回路 (341) …選択回路 (351) …演算処理回路 (371),(381) …セレクタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 和義 兵庫県姫路市余部区上余部50番地 株式会 社東芝姫路工場内 (72)発明者 有田 績 東京都杉並区上井草1−19−4 (72)発明者 村田 浩義 兵庫県姫路市余部区上余部50番地 株式会 社東芝姫路工場内 (72)発明者 浜側 裕之 兵庫県姫路市余部区上余部50番地 株式会 社東芝姫路工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される多階調表示データに応じて所
    定の電圧レベルが選択されて画像表示を行なう多階調表
    示装置において、 複数の表示画素を備えた表示パネルと、 第1配列される複数の表示画素を一制御単位としてm
    (mは2以上の正の整数)フレーム期間で一表示階調が
    得られる第1階調パターンを発生する第1階調パターン
    発生回路と、 前記第1配列と異なる第2配列される複数の表示画素を
    他の一制御単位としてmフレーム期間で一表示階調が得
    られる第2階調パターンを発生する第2階調パターン発
    生回路と、 前記多階調表示データが前記第1階調パターンまたは前
    記第2階調パターンに基づく一表示階調に対応する場
    合、前記第1階調パターン発生回路または前記第2階調
    パターン発生回路のいずれか一方の出力に基づいて前記
    所定の電圧レベルの内の一電圧レベルを選択して出力す
    る選択制御手段とを備えたことを特徴とする多階調表示
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多階調表示データは、k
    (kは2よりも大きい正の整数)ビットのディジタル信
    号であることを特徴とする多階調表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の多階調表示装置は、2
    k+1 よりも少ない電圧レベルを供給する階調電圧発生回
    路を備えていることを特徴とする多階調表示装置。
  4. 【請求項4】 入力される多階調表示データに応じて所
    定の電圧レベルが選択されて画像表示を行なう多階調表
    示装置において、 少なくとも複数の赤表示画素、青表示画素および緑表示
    画素を備えた表示パネルと、 複数の前記赤表示画素を第1制御単位としてmフレーム
    (mは2以上の正の整数)期間で一表示階調が得られる
    第1階調パターンを発生する第1階調パターン発生回路
    と、 複数の前記緑表示画素を第2制御単位としてmフレーム
    期間で一表示階調が得られる第2階調パターンを発生す
    る第2階調パターン発生回路と、 複数の前記青表示画素を第3制御単位としてmフレーム
    期間で一表示階調が得られる第3階調パターンを発生す
    る第3階調パターン発生回路と、 前記多階調表示データが前記第1階調パターン、前記第
    2階調パターンまたは前記第3階調パターンに基づく一
    表示階調に対応する場合、各前記階調パターン発生回路
    のいずれか一つの出力に基づいて前記所定の電圧レベル
    の内の一電圧レベルを選択して出力する選択制御手段と
    を備えたことを特徴とする多階調表示装置。
  5. 【請求項5】 入力される多階調表示データに応じて所
    定の電圧レベルが選択されて画像表示を行なう多階調表
    示装置において、 少なくとも複数の赤表示画素、青表示画素および緑表示
    画素を備えた表示パネルと、 前記赤表示画素、前記緑表示画素および前記青表示画素
    から構成される画素群を一制御単位としてmフレーム
    (mは2以上の正の整数)期間で一表示階調が得られる
    階調パターンを発生する階調パターン発生回路と、 前記多階調表示データが前記階調パターンに基づく一表
    示階調に対応する場合、各前記階調パターン発生回路の
    出力に基づいて前記所定の電圧レベルの内の一電圧レベ
    ルを選択して出力する選択制御手段とを備えたことを特
    徴とする多階調表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の階調パターン発生回路は
    m×m個の階調補償データから成るテーブルがm枚で構
    成される階調パターンを備えていることを特徴とした多
    階調表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の階調補償データ一は完全
    魔法陣もしくは魔法陣に基づいて構成されていることを
    特徴とした多階調表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の多階調表示装置は、入力
    される前記多階調表示データがテキストデータであるか
    否かを検出する検出手段を備えていることを特徴とした
    多階調表示装置。
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CN107845365A (zh) * 2017-11-22 2018-03-27 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 Amoled显示器的补偿系统及补偿方法

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