JPH07334056A - クリーナ、現像器および該クリーナと現像器を用いた電子写真装置 - Google Patents
クリーナ、現像器および該クリーナと現像器を用いた電子写真装置Info
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- JPH07334056A JPH07334056A JP12793994A JP12793994A JPH07334056A JP H07334056 A JPH07334056 A JP H07334056A JP 12793994 A JP12793994 A JP 12793994A JP 12793994 A JP12793994 A JP 12793994A JP H07334056 A JPH07334056 A JP H07334056A
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- photosensitive drum
- toner
- seal brush
- cleaner
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Abstract
トナー、記録媒体に定着後のトナーが現像器のホッパ、
或いはクリーナユニットより外部に飛散しない装置を目
的とする。 【構成】 感光ドラム1上に被着現像され、記録媒体に
転写後の残留トナーを除去するクリーナのクリーニング
ユニットの両端部に設けられ、前記感光ドラム1の両端
部を押圧し、該感光ドラム1より除去したトナーの外部
への飛散を防止するシールブラシ12の繊維21の倒れ込む
方向を、前記クリーニングユニットの内部方向として構
成する。
Description
に複写機やプリンタ、ファクシミリ等に用いられる電子
写真装置のクリーナ部や現像部に於いて、感光ドラムと
上記クリーナ部のクリーニングユニット基台との隙間、
及び感光ドラムと現像ローラとの隙間から、トナーの外
部への飛散を防止するためのシールブラシを備えたクリ
ーナ、或いは現像器、または上記クリーナと現像器の片
方、或いは両者を備えた電子写真装置に関する。
光ドラム1の表面に設けた感光体を帯電器2で一様に帯
電した後、該感光ドラムの表面を印字情報に基づいて露
光光源3で露光する。次いで現像器4のホッパ32内の図
示しない攪拌ローラでトナー33を攪拌して帯電させ、供
給用ローラでトナー33を掻き上げ、前記帯電したトナー
33を現像ローラ31に供給し、該現像ローラ31に供給され
たトナー33を前記感光ドラム1の露光部に静電的に被着
して現像する。
写器6で転写した後、転写後のトナーを図示しない熱ロ
ーラやフラッシュ光等で記録媒体5に定着している。こ
こで10は除電ランプで、感光ドラム1や定着後の残留し
たトナーの帯電電荷を除去している。
表面に残留しているトナーを除去するために、クリーナ
ユニット7を感光ドラム1の面に沿って設けており、こ
のクリーナユニット7を、前記した図6(a)と該図6(a)を
部分的に拡大した正面図の図6(b)と、該正面図を矢印A
方向より見た側面図の図6(c)と、該図6(c)を矢印B方向
より見た平面図の図7に示す。
7に示すように、クリナーユニット7はブレードホルダ
8に取り付けられたウレタン樹脂製の弾性ゴムより成る
クリーニングブレード9と、コの字状のプラスチック製
のクリーニングユニット基台11の両端部に取り付けら
れ、感光ドラム1の両端を圧接し、トナー33がクリーナ
ユニット7より外部に飛散しないようにしたシールブラ
シ12とより成る。上記シールブラシ12はアクリル繊維を
プラスチック製のベース(図示せず)に植設して形成し
ている。
トナー33の飛散を防止し、ポリエチレンテレフタレート
(商品名;マイラ)樹脂より成る飛散防止ブレード13を
備えている。
1の両端を圧接して、掻き取ったトナー33が、クリーナ
ユニット7より外部に飛散しないようにしている。また
図8(a)の現像ローラ31と感光ドラムの正面図、図8(b)の
現像器4の側面図に示すように、現像器4のホッパ32
で、現像ローラ31が前記した感光ドラム1と対向してい
る箇所で、感光ドラム1の両端部を圧接するように前記
したシールブラシ12を備えており、このシールブラシ12
によって感光ドラム1と現像ローラ31の隙間のトナー33
が現像ローラ31の軸方向に沿って飛散しないような措置
をとっている。なお、図8(b)で35はトナー33の供給ロー
ラである。
ールブラシ12の繊維21の倒れる方向は、このシールブラ
シ12を両面テープの接着剤等を用いてクリーニングユニ
ット基台11に取り付ける時、或いはホッパ32に取り付け
る時点で決定される。
の繊維21が感光ドラム1の中心方向でない方向、つまり
感光ドラム1の両端より外側方向に向いて傾斜している
場合、或いは現像ローラ31の両端より外側方向に傾斜し
ている場合は、シールブラシ12と感光ドラム1の間隙、
或いはシールブラシ12と現像ローラ31の間に入り込んだ
トナー33が、シールブラシ12の繊維21の倒れている方向
に沿って移動する。
或いはホッパ32の外側に飛散するように成り、この飛散
したトナー33が電子写真装置内に飛散し、記録媒体を汚
染したり、帯電器や、露光装置の光学器械に迄飛散し、
印字障害をもたらすことがしばしば発生する問題があ
る。
の感光ドラム表面より掻き取り除去したトナーがクリー
ナユニットの外部に飛散しないような、或いは現像ロー
ラと感光ドラムの隙間にあるトナーが感光ドラムの軸方
向に沿ってホッパ32の外部に飛散しないようにした現像
器を目的とする。
の両方、またはクリーナユニット、或いは現像器の何れ
かを備えた電子写真装置の提供を目的とするものであ
る。
る本発明のクリーナは請求項1に示すように、感光ドラ
ム上に被着現像され、記録媒体に転写後の残留トナーを
除去するクリーナのクリーニングユニットの両端部に設
けられ、前記感光ドラムの両端部を押圧し、該感光ドラ
ムより除去したトナーの外部への飛散を防止するシール
ブラシの繊維の倒れ込む方向を、前記クリーニングユニ
ットの内部方向としたことを特徴とするものである。
形成された静電潜像にトナーを被着現像させる現像器に
設けられ、前記感光ドラムの両端部を圧接し、前記感光
ドラムと現像ローラの間のトナーの外部への飛散を防止
するシールブラシの繊維の倒れ込む方向を、前記感光ド
ラムの内部方向としたことを特徴とする。
求項1に記載したクリーナと請求項2に記載した現像器
の両方を備えているか、或いはその内の一つを備えてい
ることを特徴とする。
を、感光ドラムの中央部の側に向かう方向とすると、シ
ールブラシと感光ドラムの間に入り込んだトナーは、再
度クリーナユニットの内部に押し戻され、クリーナユニ
ット内部のクリーニングブレードで除去されて、クリー
ナの外部に飛散しなく成る。
込む方向を、現像ローラの両端部より内側の方向とする
と、感光ドラムと現像ローラの間の現像用トナーがホッ
パより外部に飛散しなくなる。
感光ドラム、或いは現像ドラムの中央部の側に向かう方
向とする為には、感光ドラムとシールブラシを張りつけ
るクリーニングユニット基台、或いはホッパとの間隙を
感光ドラムの両端より外側に向く方向を狭く、内側に向
く方向を広くすると良い。
によって、感光ドラムが回転するにつれてシールブラシ
の繊維に掛かる応力が、感光ドラムの回転方向に対して
内側に掛かるようになるので、シールブラシの繊維を感
光ドラムの中心部側に倒れさせることが可能となる。
つけるクリーニングユニット基台、或いは感光ドラムと
シールブラシを貼りつけるホッパとの間の隙間の寸法に
は適正値がある。
図示しないがプラスチック製の平板状のベースに植設さ
れ、このベースを両面テープ等の接着物を用いてクリー
ニングユニット基台、或いはホッパに貼着している。
植設したシールブラシの繊維が、感光ドラムを押圧した
時、その押圧力で繊維が植設したベースより剥がれない
状態で、且つ繊維の倒れる方向が感光ドラムの中心側に
倒れ込むようになる寸法は、実験の結果、ベースに植設
したシールブラシの密度を300 乃至1100束/inch2とした
時、0.7 〜0.3mm である。
細に説明する。図1、図2は本発明の第1実施例の平面
図、斜視図および正面図である。ここで図1(a)はシール
ブラシをクリーニングユニット基台に取り付けた状態の
平面図、図1(b)はシールブラシをクリーニングユニット
基台に取り付けた状態の斜視図、図1(c)は図1(b)を矢印
A方向より見た正面図、図2はシールブラシをホッパに
取り付けた正面図である。
1(c)に示すように、シールブラシ12は、感光ドラム1の
両端を押圧するように、コの字状のクリーニングユニッ
ト基台11に取り付けている。
は、感光ドラム1の両端を押圧するように、感光ドラム
1と現像ローラ31が対向する位置のホッパ32の部分に取
り付けられている。
クリル樹脂よりなり、直径が0.1mm程度、長さが0.2mm
程度で有り、この繊維21は厚さが0.5mm 程度の平板状の
プラスチック製のベース(図示せず)に植設されてい
る。
着テープ等を用いてコの字状のプラスチック製のクリー
ニングユニット基台11、或いはホッパ32に取り付けてい
る。植設された繊維21が倒れ込む方向は、感光ドラム1
の両端部より中心の方向に向いている。なお、前記した
クリーニングユニット基台11には、金属製のブレードホ
ルダ8を備えており、該ブレードホルダ8には、ウレタ
ン樹脂より成るクリーニングブレード9を取り付けてい
る。
11には、クリーニングブレード9で掻き取ったトナーの
飛散を防止し、ポリエチレンテレフタレート(商品名;
マイラ)樹脂より成る飛散防止ブレード13を設けてい
る。
込みの方向は、繊維21を前記したベースに植設した後
で、負荷が掛かる方向によって決定さる。つまりシール
ブラシ12を重ね合わせたりすると、重ね合わせた時のシ
ールブラシ12の繊維21に掛かる負荷の方向等によって決
定される。
に裁断する一枚の生地内でも、植設される繊維21はあら
ゆる方向を向いているため、裁断した各々のシールブラ
シ12の繊維21の方向は、生地を裁断する度に異なってい
る。
一定の方向である場合でも、裁断してシールブラシ12と
してクリーニングユニット基台11やホッパ32に取り付け
る際に、繊維21の方向が所望の方向を向かない場合があ
り、シールブラシ12の繊維の方向を所望の方向とするの
は困難である。
施例に示すように、前記シールブラシ12を取り付けるク
リーニングユニット基台11の両端部、或いは前記したホ
ッパ32の両端部と、前記感光ドラム1との間隙dを、前
記感光ドラム1、或いは現像ローラ31の中心方向に向か
って連続的に拡大する。
ブラシ12の摩擦によってシールブラシ12の繊維21に掛か
る応力の方向が、感光ドラム1の中心の方向に向くこと
に成る。
込む方向が、感光ドラム1の中心の方向に向くことに成
り、トナーがクリーナユニット、或いはホッパより外部
へ飛散しなく成る。
記シールブラシ12を取り付けるクリーニングユニット基
台11の両端部、或いはホッパ32と、前記感光ドラム1と
の間隙dで、該間隙dの一部を感光ドラム1の中心方向
に向かって広くし、かつ感光ドラム1より外側方向に向
かって狭くしても良い。
前記シールブラシ12を取り付けるクリーニングユニット
基台11の両端部、ホッパ32と、感光ドラム1との間隙d
の内、少なくとも1箇所を狭くしても良い。
記感光ドラム1の両端部に該感光ドラム1を回転させる
カップリングギア(図示せず)等の回転手段と連結する
フランジ22を設け、このフランジ22の直径を感光ドラム
1の直径より大きく保つようにしても良い。
は、シールブラシの繊維の密度が、300 〜1100束/inch2
程度とした時、0.7 乃至3.0mm の値とすることを本発明
者等は実験的に確認した。
ルブラシの張りつけ部と感光ドラムとの間の間隔d(mm)
の値で、図の縦軸はシールブラシの繊維の植え込み密度
( 束/inch2) を示す。ここで1束は複数の繊維を互いに
組み合わせて編んだ単位である。
シと感光ドラムとの間の摩擦が大と成り、シールブラシ
を植設したベースより抜け出る現象が生じる。またd が
3.0mm以上となると、シールブラシの倒れる方向が規制
されなく成り、トナーがクリーニングユニット、或いは
ホッパより外部に飛散する。
繊維の密度が大となって、シールブラシの弾性が損なわ
れて、シールブラシを植設したベースより抜け出る恐れ
があるので、シールブラシの繊維の密度は、300 〜1100
束/inch2程度が望ましい。
シをクリニーングユニット基台に取り付けたクリーナ構
造、或いは現像器のホッパに取り付けた現像器の構造と
すると、シールブラシの繊維の方向が回転する感光ドラ
ムの中心側に向かって倒れ込む形となる。
グユニットから、或いは現像用のトナーが現像器のホッ
パより外部に飛散しなくなって印字損傷が無くなり、ま
た電子写真装置の汚染も無くなり、このようなクリーナ
構造、現像器を電子写真装置に備えると高信頼度の電子
写真装置が得られる。
置によると、シールブラシの繊維の方向が回転する感光
ドラム、の中心側に向かって倒れ込む形となり、トナー
がクリーニングユニット、或いは現像器のホッパより外
部に飛散しなくなって、帯電器、露光装置、または記録
媒体にトナーが飛散し無くなり、印字損傷の発生し難い
高信頼度の電子写真装置が得られる効果がある。
よび正面図である。
実施例の正面図である。
ラム間の間隙およびシールブラシの密度との関係図であ
る。
側面図である。
ある。
現像器の側面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 感光ドラム(1) 上に被着現像され、記録
媒体に転写後の残留トナーを除去するクリーナユニット
の両端部に設けられ、前記感光ドラム(1) の両端部を押
圧し、該感光ドラム(1) より除去したトナーの外部への
飛散を防止するシールブラシ(12)の繊維(21)の倒れ込む
方向を、前記クリーナユニットの内部方向としたことを
特徴とするクリーナ。 - 【請求項2】 感光ドラム(1) に形成された静電潜像に
トナーを被着現像させる現像器(4) に設けられ、前記感
光ドラム(1) の両端部を圧接し、前記感光ドラム(1) と
現像ローラ(31)の間のトナーの外部への飛散を防止する
シールブラシ(12)の繊維(21)の倒れ込む方向を、前記感
光ドラム(1) の内部方向としたことを特徴とする現像
器。 - 【請求項3】 請求項1記載のクリーナを備えたことを
特徴とする電子写真装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の現像器を備えたことを特
徴とする電子写真装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のクリーナと請求項2記載
の現像器を備えたことを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12793994A JP2947071B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | クリーナ、現像器および該クリーナと現像器を用いた電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12793994A JP2947071B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | クリーナ、現像器および該クリーナと現像器を用いた電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07334056A true JPH07334056A (ja) | 1995-12-22 |
JP2947071B2 JP2947071B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=14972382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12793994A Expired - Lifetime JP2947071B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | クリーナ、現像器および該クリーナと現像器を用いた電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2947071B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6115566A (en) * | 1997-08-20 | 2000-09-05 | Tsuchiya Tsco Co., Ltd. | Seal member for impeding leakage of toner in a printing apparatus |
US6178301B1 (en) * | 1998-08-26 | 2001-01-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Cleaning apparatus for cleaning an image carrier, process cartridge having a cleaning apparatus for removing remaining developer on an image carrier, and image forming apparatus having a cleaning member for removing remaining developer on an image carrier |
JP2007079066A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US7206535B2 (en) * | 2004-06-14 | 2007-04-17 | Oki Data Corporation | Developing device and image forming apparatus |
JP2009258260A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2017062516A (ja) * | 2012-10-22 | 2017-03-30 | 株式会社リコー | シール取付構造及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP12793994A patent/JP2947071B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007079066A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US7502574B2 (en) * | 2005-09-13 | 2009-03-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus including a seal member in contact with an image bearing member and a flange provided at an end of the image bearing member |
JP2009258260A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2017062516A (ja) * | 2012-10-22 | 2017-03-30 | 株式会社リコー | シール取付構造及び画像形成装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2947071B2 (ja) | 1999-09-13 |
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