JPH07334026A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH07334026A
JPH07334026A JP14702194A JP14702194A JPH07334026A JP H07334026 A JPH07334026 A JP H07334026A JP 14702194 A JP14702194 A JP 14702194A JP 14702194 A JP14702194 A JP 14702194A JP H07334026 A JPH07334026 A JP H07334026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
roller
detecting
remaining amount
fixing roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP14702194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kizaki
泰男 木崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP14702194A priority Critical patent/JPH07334026A/ja
Publication of JPH07334026A publication Critical patent/JPH07334026A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ウェブの弛みによる残量検出用レ
バーの回動を防ぎ、誤検出を起こすことのない定着装置
を供給することを目的としている。 【構成】 ウェブ7の横方向の端部外側に、軸10を中
心に回動するウェブ検出レバー11を設け、ウェブ検出
レバー11がウェブ7に形成された切り欠きに落ち込ん
で回動することにより、検知素子12を遮断するように
構成する。そして、ウェブローラ6とウェブ巻取りロー
ラ9の間に位置するウェブ7の下部に、上記ウェブ検出
レバー11が最低限回動可能な切り欠き部を有するウェ
ブ弛み防止板16を設け、ウェブローラ6とウェブ巻取
りローラ9の間に位置するウェブ7が弛みによる誤検出
を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置または静
電記録装置等に用いられる定着装置、特に、定着ローラ
や加圧ローラにオフセットしたトナー等を除去するため
のクリーニング機構を備えた定着装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やレーザビームプリンタ等
の画像形成装置にて、記録材上に形成された未定着トナ
ー像を永久像とするためには、ヒータ等の加熱源により
加熱される定着ローラと、これに圧接して回転する加圧
ローラとの間に形成されるニップ部にて、上記記録材を
狭圧搬送する方式の定着装置が多用されている。
【0003】このような定着装置では、記録材上の未定
着トナーの一部が狭圧搬送時に上記定着ローラや加圧ロ
ーラに付着し、これが、再び次の記録材に転写されて画
像を汚してしまう、所謂オフセット現象が生ずることが
ある。
【0004】そこで、このオフセット現象による汚れや
定着ローラそして加圧ローラの劣化・短命化を避けるた
めに、上記オフセット防止用としてシリコーンオイル等
の離型剤を定着ローラに塗布する離型剤塗布装置を有す
る場合が多い。また、定着ローラに付着したトナーを除
去するために、ウェブ及びウェブローラ等によるクリー
ニング機構を設ける場合が多い。
【0005】図4は、このような離型剤塗布装置を有す
る従来の定着装置の一例を示す。図4において、1は内
部に加熱源たるヒータ(図示せず)を有する定着ローラ
で、該定着ローラ1には加圧ローラ2が圧接して従動回
転している。この一対のローラ1、2間に形成される圧
接部(ニップ部)にて、未定着トナー像をもつ記録材を
加熱しながら狭圧搬送することにより上記未定着トナー
像は定着される。
【0006】上記定着ローラ1には、その上方位置で該
定着ローラ1に接触して離型剤Sを該定着ローラ1に塗
布する回転自在な塗布ローラ3が配設されている。該塗
布ローラ3には、一部が容器4中のシリコーンオイル等
の離型剤Sに浸されて回転自在に配設され、その回転に
より該離型剤Sを汲み上げて上記塗布ローラ3に供給す
る汲み上げローラ5が接触している。従って、塗布ロー
ラ3によって離型剤Sが定着ローラ1へ、そして該定着
ローラ1を経て加圧ローラ2に塗布されて、オフセット
現象が防止される。
【0007】また、定着ローラ1にはウェブ供給ローラ
8から供給されたウェブ7がウェブローラ6によって当
接されており、定着ローラ1に付着したトナー等は該ウ
ェブ7によって除去され、定着ローラ1に付着したトナ
ー等を除去した該ウェブ7はウェブ巻取りローラ9に巻
き取られる。
【0008】ウェブ7の巻き終わりのエッジ部には残量
検出用の切り欠き(図示せず)が設けてあり、ウェブ7
が巻き終わりに近づくと軸10を中心に回動する干渉部
材たる検出レバー11が上記残量検出用切り欠きに落ち
込むことによって回動し、この回動により検知素子12
を遮断するため、ウェブ7の残量が無いことが検知され
る。
【0009】また、加圧ローラ2にはクリーニングブレ
ード14が当接されており、加圧ローラ2に塗布された
離型剤Sのうち記録材に吸収されなかった離型剤Sは、
該クリーニングブレード14により掻き取られ滴下し、
回収トレイ13に回収される。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記の従来例では、ウェブ7が図4に鎖線で示すように検
出レバー11近傍で弛んでしまった場合にも、検出レバ
ー11が回動して検知素子12を遮断し、ウェブ7の残
量が充分有るにも拘らずウェブ残量無しと検知してしま
うという問題点があった。
【0011】本発明は、係る問題を解決し、ウェブ7の
残量検出用の切り欠きが検出部に到達したときのみに残
量検出用レバー11が回転して検知素子12を遮断する
ことにより、ウェブ7の確実な残量検知が可能である定
着装置を供給することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、加熱源により加熱される定着ローラ及び該定着ロ
ーラに圧接して回転する加圧ローラの一対のローラと、
該一対のローラの少なくとも一方のローラ表面に摺擦す
るウェブを備えたクリーニング装置と、該ウェブの表面
に上方から接触し、上下移動自在に配設された干渉部材
を備え、該干渉部材の下方への移動の有無により、上記
ウェブの残量の有無を検出するウェブ残量検出手段とを
有する定着装置において、上記干渉部材と上記ウェブの
接触領域の下部には、上記ウェブが弛むことを防止する
弛み防止手段が設置されていることにより達成される。
【0013】
【作用】本発明によれば、ウェブの終端部に設けられた
切り欠き部が、該ウェブの移動により検出手段の干渉部
材とウェブとの接触領域に搬送されると、該干渉部材が
上記切り欠き部に落ち込んで下方へ移動し、ウェブの残
量が無いことが検出される。また、上記切り欠き部が上
記接触領域に搬送されない間は、上記干渉部材の下方へ
の移動が無いためにウェブの残量があることが検出さ
れ、仮にウェブが弛んだ場合でも、上記接触領域の下方
に設けられた弛み防止手段により、上記接触領域におけ
るウェブの弛みはなく、上記干渉部材の下方への移動が
生じないため、誤検知されることがない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0015】(第1の実施例)先ず、本発明の第1の実
施例を図1ないし図2に基づいて説明する。図1は、本
発明の第1の実施例における定着装置の一部破断斜視
図、図2は図1装置の断面図である。
【0016】本実施例においては、図1に示すように、
定着ローラ1に伴って回転する塗布ローラ3は、容器4
に内蔵される汲み上げローラ5からの離型剤(図示せ
ず)を上記定着ローラ1の周面に塗布し、紙等の記録材
(図示せず。以下、記録紙とする)からのトナー付着を
防止しようとする。しかし、加圧ローラ2に圧接ながら
回転して記録紙を搬送する該定着ローラ1の周面には、
上記離型剤だけではオフセットが防止しきれなかった
り、或いは紙詰まりの処理等によりトナー及び記録紙か
ら出る紙粉が付着するので、上記定着ローラ1にはウェ
ブ供給ローラ8から供給されたウェブ7が、ウェブロー
ラ6によって当接されている。従って、上記定着ローラ
1に付着したトナー及び紙粉は、上記ウェブ7によって
除去され、上記定着ローラ1に付着したトナー及び紙粉
を除去して汚れた上記ウェブ7は、ウェブ巻取りローラ
9に巻き取られる。
【0017】また、ウェブ7の横方向の端部外側には、
軸10を中心に回動する干渉部材たるウェブ検出レバー
11と、検知素子12からなるウェブ残量検出手段が設
けられている。図に示す状態においては、該ウェブ検出
レバー11の一端は、ウェブローラ6とウェブ巻取りロ
ーラ9の間の位置で、上記ウェブ7の上に乗っているた
め、上記ウェブ検出レバー11の他の一端は検知素子1
2を遮断することなく、ウェブ7の残量が有ることが検
知される。
【0018】しかし、ウェブ7の巻き終りのエッジ部に
は図1に示す残量検出用の切り欠き15が設けてあり、
ウェブ7が巻き終りに近づくと上記軸10を中心に回動
する上記ウェブ検出レバー11が上記残量検出用切り欠
き15に落ち込むことにより回動し、この回動により検
知素子12を遮断して、ウェブ7の残量が無いことを検
知する。
【0019】そして、ウェブローラ6とウェブ巻取りロ
ーラ9の間に位置する上記ウェブ7の下部には、図1及
び図2に示すように上記ウェブ検出レバー11が最低限
回動可能な切り欠き部を有する弛み防止手段たるウェブ
弛み防止板16を設けてあり、ウェブローラ6とウェブ
巻取りローラ9の間に位置する上記ウェブ7が弛んで
も、ウェブ弛み防止板16の上面以下には弛まないの
で、上記ウェブ検出レバー11は回動することなく、上
記ウェブ検出レバー11の他の一端が上記検知素子12
を遮断しないので、上記ウェブ7の残量が有ることを正
しく検知できる。
【0020】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例を図3に基づいて説明する。なお、第1の実施例と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0021】第1の実施例では、ウェブローラ6とウェ
ブ巻取りローラ9の間に位置する上記ウェブ7の下部に
は、上記ウェブ検出レバー11が最低限回動可能な切り
欠き部を有する板状のウェブ弛み防止板が設けてあった
が、本実施例にあっては図3に示される如く、弛み防止
手段として、軸形状のウェブ弛み防止軸17が設けられ
ている。
【0022】従って、本発明によれば、ウェブローラ6
とウェブ巻取りローラ9の間に位置する上記ウェブ7が
弛んでも、ウェブ弛み防止軸17の配設位置以下には弛
まないので、上記ウェブ検出レバー11は回動すること
なく、上記ウェブ検出レバー11の他の一端が上記検知
素子12を遮断しないので、上記ウェブ7の残量が有る
ことを正しく検知できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウェブと干渉部材との接触領域の下部に、ウェブ弛み防
止手段を設けることにより、ウェブの弛みによるウェブ
残量の誤検知を防止し、ウェブの残量検出用切り欠き部
が上記接触領域に来たときのみ干渉部材が回動し、確実
に残量検知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における定着装置の一部
破断斜視図である。
【図2】図1装置の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例における定着装置の断面
図である。
【図4】従来装置の断面図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 7 ウェブ(クリーニング装置を構成する手段) 8 ウェブ供給ローラ(クリーニング装置する手段) 9 ウェブ巻取りローラ(クリーニング装置する手段) 11 ウェブ検出レバー(干渉部材、ウェブ残量検出手
段を構成する部材) 12 ウェブ検知素子(ウェブ残量検出手段を構成する
部材) 16 弛み防止板(弛み防止手段) 17 弛み防止軸(弛み防止手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱源により加熱される定着ローラ及び
    該定着ローラに圧接して回転する加圧ローラの一対のロ
    ーラと、該一対のローラの少なくとも一方のローラ表面
    に摺擦するウェブを備えたクリーニング装置と、該ウェ
    ブの表面に上方から接触し、上下移動自在に配設された
    干渉部材を備え、該干渉部材の下方への移動の有無によ
    り、上記ウェブの残量の有無を検出するウェブ残量検出
    手段とを有する定着装置において、上記干渉部材と上記
    ウェブの接触領域の下部には、上記ウェブが弛むことを
    防止する弛み防止手段が設置されていることを特徴とす
    る定着装置。
JP14702194A 1994-06-07 1994-06-07 定着装置 Pending JPH07334026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14702194A JPH07334026A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14702194A JPH07334026A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07334026A true JPH07334026A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15420759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14702194A Pending JPH07334026A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 定着装置

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JP (1) JPH07334026A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8055172B2 (en) 2007-12-11 2011-11-08 Sharp Kabushiki Kaisha Fusing device with a web end detector and image forming apparatus incorporating same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8055172B2 (en) 2007-12-11 2011-11-08 Sharp Kabushiki Kaisha Fusing device with a web end detector and image forming apparatus incorporating same

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