JPH0733340Y2 - ソリッドステートリレー - Google Patents

ソリッドステートリレー

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Publication number
JPH0733340Y2
JPH0733340Y2 JP4857791U JP4857791U JPH0733340Y2 JP H0733340 Y2 JPH0733340 Y2 JP H0733340Y2 JP 4857791 U JP4857791 U JP 4857791U JP 4857791 U JP4857791 U JP 4857791U JP H0733340 Y2 JPH0733340 Y2 JP H0733340Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
state relay
frame body
metal
solid state
metal frame
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Application number
JP4857791U
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JPH052348U (ja
Inventor
泰雄 小平
Original Assignee
日本開閉器工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日本開閉器工業株式会社 filed Critical 日本開閉器工業株式会社
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ソリッドステートリレ
ーに係り、特に枠体を金属製とし、組立が簡単で放熱効
果の優れたソリッドステートリレーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば図8に示すようにアルミ基板1の上面にプリント
パターン(図示なし)を形成して、電子部品や端子等を
搭載してはんだ付けにより固定し、そのアルミ基板1の
上面に枠体3の端面に対応した溝2を形成して枠体3を
位置決めし、液体接着剤を塗布して接着乾燥し、その
後、その枠体内にエポキシ樹脂を流し込んで乾燥硬化し
てソリッドステートリレーを作製していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のソリッドステートリレーは、基板と枠体の接着
作業により、接着剤が外側にはみ出してしまい、外観不
良が出やすく、接着剤の塗布量管理が難しい他、接着作
業に多くの時間を費やしてしまう欠点があった。また、
接着に欠落部分があると、そこからエポキシ樹脂が流出
してしまう欠点があった。
【0004】本考案は、上記問題点を除去し、組立を簡
単に、かつ的確に行うことができ、しかも性能の良いソ
リッドステートリレーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、プリントパターンを設けた基板に部品を
搭載し、該部品を取り囲む枠体を固定してエポキシ樹脂
を流し込んでなるソリッドステートリレーにおいて、前
記基板を金属製基板で形成すると共に、前記枠体を金属
製枠体で形成し、該金属製枠体の端面外周に対応する前
記金属製基板にプリントパターンを設け、前記金属製基
板に部品を搭載し、クリームはんだを用いてリフローは
んだ付けにより固定すると共に、前記金属製枠体を固定
するようにしたものである。
【0006】
【作用】本考案によれば、上記のように、プリントパタ
ーンを設けた金属性基板に取り付ける枠体を金属製で形
成し、電子部品や端子類と一緒にクリームはんだを用い
てリフローはんだ付けすることにより、枠体と基板とを
固定することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本考案の実施例を示すソ
リッドステートリレーの正面断面図、図2はそのソリッ
ドステートリレーの分解斜視図、図3はそのソリッドス
テートリレーの平面図、図4はそのソリッドステートリ
レーの基板の平面図である。
【0008】これらの図において、10は金属製基板、
10a〜10dは金属製枠体をはんだ付けするためのプ
リントパターン、10bは電子部品を搭載するためのプ
リントパターン、11は電子部品、12は端子、13は
取付孔、15は金属製枠体、16はフィンである。これ
らの図に示すように、板状でアルミ等の金属製基板10
の上面にプリントパターンを形成し、その金属製基板1
0の左右に一対の取付孔13を設ける。金属製基板10
の上面のプリントパターンには、クリームはんだを塗布
してコンデンサ、抵抗、トランジスターやトライアック
等の電子部品11を搭載する。これらの電子部品11を
取り囲む枠体を金属製で形成し、この金属製枠体15の
端面に対応する前記金属製基板10に、その金属製枠体
15をはんだ付けするためのプリントパターン10aを
設けてクリームはんだを塗布し、電子部品11と同様に
搭載する。そして、リフローはんだ付けすることによ
り、電子部品11と金属製枠体15とを一緒に金属製基
板10に固定する。
【0009】この状態で、複数の端子12が突出してい
る金属製枠体15の上面の開口部よりエポキシ樹脂を流
し込んで、ソリッドステートリレーが得られる。金属製
枠体15の外周に複数突出するフィン16を設けて、表
面積を大きくして放熱効果を高める。その金属製枠体1
5の上面の開口部の見栄えを良くするため、蓋を設ける
ようにしてもよい。
【0010】図5は本考案の他の実施例を示すソリッド
ステートリレーの斜視図、図6は図5のA−A′線断面
図、図7は図5のB−B′線断面図である。これらの図
において、20は金属製基板、21は電子部品、22は
端子、23は取付孔、25は金属製枠体、26は連結部
である。この実施例においては、金属製枠体25内に帯
状の連結部26を設け、金属製基板に実装されるトライ
アック等の発熱タイプの出力素子(電子部品)21を金
属製基板20とその連結部26間であって、連結部26
と電子部品21とが当接するように配置する。
【0011】したがって、連結部26の介在により、発
熱電子部品の放熱効果やシールド効果を高めることがで
きる。なお、本考案は、上記実施例に限定されるもので
はなく、本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であ
り、それらを本考案の範囲から排除するものではない。
【0012】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)基板に搭載する電子部品や端子類と一緒に、一工
程で枠体を固定することができるので、組立作業が簡単
であり、生産性の向上を図ることができる。特に組立の
自動化が容易となり、組立コストの低減を図ることがで
きる。
【0013】(2)従来の接着剤付け作業に比べて、ク
リームはんだの塗布は均一化され、はんだ付け後に外部
へのはみだしによる外観不良を生ずることがない。 (3)枠体を金属製としたので、放熱面積の増加により
放熱効果が優れ、制御電流のアップ等、性能の優れたソ
リッドステートリレーを提供することができる。また、
枠体の外周にフィンを形成することにより、別部品とし
て放熱器を取り付ける必要がなく、小形で、しかも放熱
効果のより優れたソリッドステートリレーを得ることが
できる。
【0014】(4)金属製枠体内に、連結部を設けるよ
うにすることにより、例えばその連結部に発熱タイプの
出力素子を配設して、放熱効果やシールド効果を高めた
り、ノイズに対し、強い性能の優れたソリッドステート
リレーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すソリッドステートリレー
の正面断面図である。
【図2】本考案の実施例を示すソリッドステートリレー
の分解斜視図である。
【図3】本考案の実施例を示すソリッドステートリレー
の平面図である。
【図4】本考案の実施例を示すソリッドステートリレー
の基板の平面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示すソリッドステートリ
レーの斜視図である。
【図6】図5のA−A′線断面図である。
【図7】図5のB−B′線断面図である。
【図8】従来のソリッドステートリレーの概略分解斜視
図である。
【符号の説明】
10,20 金属製基板 10a 金属製枠体をはんだ付けするためのプリント
パターン 10b 電子部品を搭載するためのプリントパターン 11,21 電子部品 12,22 端子 13,23 取付孔 15,25 金属製枠体 16 フィン 26 連結部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントパターンを設けた基板に部品を
    搭載し、該部品を取り囲む枠体を固定してエポキシ樹脂
    を流し込んでなるソリッドステートリレーにおいて、前
    記基板を金属製基板で形成すると共に、前記枠体を金属
    製枠体で形成し、該金属製枠体の端面外周に対応する前
    記金属製基板にプリントパターンを設け、前記金属製基
    板に部品を搭載し、クリームはんだを用いてリフローは
    んだ付けにより固定すると共に、前記金属製枠体を固定
    することを特徴としたソリッドステートリレー。
  2. 【請求項2】 前記金属製枠体の外周に複数のフィンを
    具備する請求項1記載のソリッドステートリレー。
  3. 【請求項3】 前記金属製枠体内に前記金属製基板に搭
    載される部品に当接される連結部を具備する請求項1記
    載のソリッドステートリレー。
JP4857791U 1991-06-26 1991-06-26 ソリッドステートリレー Expired - Lifetime JPH0733340Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4857791U JPH0733340Y2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 ソリッドステートリレー

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JP4857791U JPH0733340Y2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 ソリッドステートリレー

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Publication Number Publication Date
JPH052348U JPH052348U (ja) 1993-01-14
JPH0733340Y2 true JPH0733340Y2 (ja) 1995-07-31

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ID=12807261

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4857791U Expired - Lifetime JPH0733340Y2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 ソリッドステートリレー

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US4497098A (en) * 1982-09-07 1985-02-05 Hitco Fill yarn removal apparatus
JP2006331782A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Nec Tokin Corp 電磁リレー

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JPH052348U (ja) 1993-01-14

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