JPH07333373A - 沸騰水型原子炉用燃料集合体 - Google Patents
沸騰水型原子炉用燃料集合体Info
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- JPH07333373A JPH07333373A JP6126213A JP12621394A JPH07333373A JP H07333373 A JPH07333373 A JP H07333373A JP 6126213 A JP6126213 A JP 6126213A JP 12621394 A JP12621394 A JP 12621394A JP H07333373 A JPH07333373 A JP H07333373A
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Abstract
力密度の増大を抑制し、十分な熱的余裕を有する。 【構成】長尺燃料棒と、短尺燃料棒とで構成された高燃
焼度用燃料集合体において、長尺燃料棒の軸方向を上下
端のブランケット領域を除く上中下部の3領域に分け、
各領域の可燃性毒物入り燃料棒の本数,濃度を調整す
る。これにより、運転サイクル初期および後期における
最大線出力密度を同時に低減するとともに、運転サイク
ル中期のスペクトルシフト効果を助長し、運転サイクル
を通じて十分な熱的余裕を有し、しかも経済的に優れた
燃料集合体とすることができる。
Description
集合体に係り、特に、高燃焼度化に適した燃料集合体に
関する。
に、燃料の高燃焼度化が進められている。このような高
燃焼度用燃料集合体の一例を図9に示す。燃料集合体1
は、長尺燃料棒2,短尺燃料棒3および太径ウォータロ
ッド6をスペーサ8で正方格子状に束ねて、これを上部
タイプレート4および下部タイプレート5に固定して燃
料棒束とし、この燃料棒束をチャンネルボックス7で包
囲して構成されている。さらに、外部スプリング9が長
尺燃料棒2と上部タイプレート4との間に介在されてい
る。
体は例えば特開平2-296192号公報に開示されている従来
の低燃焼度用燃料集合体と比較して以下のような特徴を
有している。すなわち、高燃焼度化を達成するためには
燃料の高濃縮度化が必要であるが、これはボイド分布に
起因する軸方向出力ピーキングをより一層増大させる。
また、炉内滞在期間が異なることにより多種の燃料が炉
心に混在することになるため、径方向出力ピーキングも
増大する。
出力比などの熱的余裕が減少する。これを改善するため
に、図9の燃料集合体1では、燃料棒配列を従来燃料の
8行8列から9行9列にして燃料棒本数を増加してい
る。
増大し、これによって原子炉の安定性が損なわれること
になる。そこで図9の燃料集合体1では、一部の燃料棒
の長さを長尺燃料棒2よりも短くした短尺燃料棒3を使
用して、冷却材が二相流であるために圧損が大きい燃料
上部の流路を拡大して、燃料棒本数の増加による圧損の
増大を打ち消している。短尺燃料棒3の長さは長尺燃料
棒2の約 2/3である。
ら冷却材への熱伝達が効率のよい核沸騰から効率の悪い
膜沸騰へ沸騰遷移するときの燃料集合体の出力が限界出
力である。この沸騰遷移は燃料棒上部で発生する可能性
が高いので、短尺燃料棒3は限界出力を向上させること
ができる。この目的のために、短尺燃料棒3の位置は燃
料棒の冷却効率の悪い場所を選定しており、これにより
最小限界出力比を増大させている。
させる作用がある。原子炉停止時においては、炉心上端
から全長の 1/4ないし 1/3だけ下の部位において中性子
束がピークを形成する。原子炉停止時には冷却材は、温
度が低く密度が高いため中性子吸収材として作用するの
で、軸方向上部において燃料棒本数を減らし冷却材量を
増すことによって、炉停止余裕を向上させることができ
る。
2と短尺燃料棒3とから構成された燃料集合体1では、
短尺燃料棒3が存在しない軸方向上部領域(図9(b)
断面)と、短尺燃料棒3が存在する軸方向下部領域(図
9(c)断面)とにおいて燃料棒の本数が異なるため、
燃料集合体の上下で運転時の反応度特性が大きく異な
る。
方が核分裂によって発生した高エネルギー中性子が減速
されやすいので、上部の無限増倍率が下部よりも大きく
なる。沸騰水型原子炉ではもともと、出力運転中は軸方
向のボイド分布のために下部に出力ピークを生じやす
い。
た炉心では、燃料棒本数の相違による無限増倍率の上下
差がこれを緩和し、燃焼の長期にわたって軸方向出力分
布を平坦化するという好ましい効果を有する。
燃料棒本数の上下差は、逆に下部に生じる出力ピーキン
グを増大させるという問題がある。一般に沸騰水型原子
炉に用いられる燃料集合体では、反応度制御のために一
部の燃料棒にガドリニアなどの可燃性毒物が混入され
る。
せて、炉心の余剰反応度の燃焼変化を平坦にし、原子炉
の運転性および安全性を高めている。ガドリニアによる
燃焼初期の反応度制御量はガドリニア入り燃料棒本数に
ほぼ比例し、反応度制御が持続する期間はガドリニア濃
度にほぼ比例する。
含む燃料集合体1では、各領域のガドリニア入り燃料棒
本数が等しい場合であっても、燃焼初期における反応度
制御量は、断面あたりの燃料棒本数が少なく減速材量が
多い上部において下部または中央部よりも大きくなる。
において、上部の無限増倍率が下部または中央部よりも
小さくなり、軸方向のボイド分布による効果と相まっ
て、炉心下部の出力ピーキングが増大することになる。
ニアを全く含まない場合の、図9の燃料集合体1のボイ
ド率40%時の無限増倍率を図10に示す。曲線9が下部、
曲線10が上部の無限増倍率である。図10中、Iで示した
燃焼期間は1サイクル目の燃料集合体、IIで示した燃焼
期間は2サイクル目の燃料集合体にほぼ相当し、以下で
は、Iを燃焼初期,燃焼中期,燃焼後期の3つに分ける
ことにする。
期,中期,後期の3つの燃焼期間は、それぞれ、この燃
料が装荷された平衡炉心における、運転サイクル初期,
中期,後期の運転期間に対応している。
40%よりも小さく、上部では40%よりも大きいので、上
下各々のボイド率における無限増倍率を比較する方がよ
り厳密である。しかしながら、ここでは、上下の無限増
倍率の相対的な大小関係が重要であるから、同じボイド
率で比較することにする。
部の方が下部よりも大きく、その差は燃焼初期で最大で
あり、燃焼とともに減少していく。一般に沸騰水型原子
炉の軸方向出力分布は、運転サイクル初期で最も下方ピ
ークであり、燃焼に伴い下部の燃焼が上部よりも進行す
るため、運転サイクル末期に向かって徐々に上方にシフ
トしている。図10に示された無限増倍率の上下差は、上
述した出力分布の燃焼変化を是正し、運転サイクルを通
じて平坦な軸方向出力分布を与えるのに好適である。
全長にわたって、可燃性毒物である濃度 3.5wt%(以
下、%と略す)のガドリニアを添加した場合の無限増倍
率の燃焼変化を図10に示す。ここで、曲線11が下部、曲
線12が上部の無限増倍率である。上部の方が下部よりも
ガドリニアによる反応度制御能力が大きいため、燃焼初
期で無限増倍率は上下逆転しており、運転サイクル初期
の下方ピークを増大させることになる。
性として、66本の長尺燃料棒2と8本の短尺燃料棒3で
構成された第1の燃料集合体を装荷した炉心と、74本の
長尺燃料棒2のみで構成された第2の燃料集合体を装荷
した炉心について、図11(a)に軸方向出力ピーキング
を、図11(b)に最大線出力密度を示す。
尺燃料棒2の上下端に天然ウラン領域が設けられてお
り、14本の長尺燃料棒2には天然ウラン領域を除く内部
全域に濃度 3.5%のガドリニアが添加されている。
よび第2の燃料集合体の軸方向出力ピーキングが曲線13
および曲線14で、最大線出力密度が曲線15および曲線16
で示されている。
2の燃料集合体を装荷した炉心に比べて、運転サイクル
初期から中期にかけて軸方向出力分布が下方ピークとな
るため軸方向出力ピーキングが増大しており、最大線出
力密度が運転サイクル初期で最大0.6KW/ft増大してい
る。
第2の燃料集合体ともに軸方向出力分布が下方ピークと
なるため、最大線出力密度が運転サイクル初期に次いで
高くなっている。なお、運転サイクル中期から後期にか
けては軸方向出力分布の相違は小さく、最大線出力密度
は同程度となっている。
の特徴は経済性を向上させる作用があり、例えば特開平
2-296192号公報に述べられている。すなわち、運転サイ
クル初期から中期にかけて下方ピークの出力分布で運転
されることにより炉心の平均ボイド率が高まる。
が硬化する結果、プルトニウムの生成が促進され、運転
サイクル末期では出力分布が上方ピークとなり上部に蓄
積されたプルトニウムが効率的に燃焼される。このよう
な作用はスペクトルシフト効果と呼ばれている。
無限増倍率特性において、燃料棒本数の相違に起因する
無限増倍率の上下差は、運転サイクル初期の下方ピーク
を是正し出力分布を平坦化するためスペクトルシフト効
果を減少させる。一方、燃焼初期におけるガドリニアの
反応度制御量の相違に起因する無限増倍率の上下差は、
下方ピークをより一層強調するためスペクトルシフト効
果を増大させる作用がある。
たもので、短尺燃料棒を有する燃料集合体において、運
転サイクル初期および運転サイクル後期における最大線
出力密度の増大を同時に抑制し、十分な熱的余裕を有す
る高燃焼度用燃料集合体を提供することにある。
化するだけではスペクトルシフト効果が減少してしまう
ので、図11(b)に見られるように最大線出力密度が比
較的低くなる運転サイクル中期においては、燃料棒本数
およびガドリニアの反応度制御量の差に起因する無限増
倍率特性を活用しスペルトルシフト効果を十分に発揮し
た経済性の高い高燃焼度用燃料集合体を提供することも
目的としている。
料ペレットを被覆管内に充填し両端部を密封してなる複
数本の燃料棒を格子に束ね、この燃料棒束をチャンネル
ボックスで包囲して構成された燃料集合体において、前
記複数本の燃料棒は第1群の長尺燃料棒と第1群よりも
有効部分が短い第2群の短尺燃料棒とからなり、前記第
2群の燃料棒の有効部分の上端より上の領域を上部と
し、前記第2群の燃料棒の有効部分を中央部と下部に2
分し、軸方向を上下端のブランケット領域を除いて上中
下の3領域に分けた場合、可燃性毒物を含有する燃料棒
の本数が下部領域,中央部領域,上部領域の順で多く、
かつ、下部領域で最低濃度の可燃性毒物を含有する燃料
棒を除く可燃性毒物を含有する燃料棒の本数が下部領域
より中央部領域で多くなるように構成する。
燃料棒とからなり、軸方向を上下端のブランケット領域
を除いて前記3領域に分けた燃料集合体において、可燃
性毒物を含有する燃料棒の本数が上部領域で最も少な
く、同一ボイド率における未燃焼時の可燃性毒物の全反
応度価値が中央部領域より下部領域で高く、かつ、燃料
集合体の最外周位置に配置された可燃性毒物を含有する
燃料棒を除く可燃性毒物を含有する燃料棒の本数が下部
領域より中央部領域で多くなるように構成する。
とからなり、軸方向を上下端のブランケット領域を除い
て前記3領域に分けた燃料集合体において、中央部領域
より下部領域で可燃性毒物濃度が高くなっている可燃性
毒物入り燃料棒を少なくとも1本以上含有させることを
特徴とする。
イクルを通じて以下の作用がある。運転サイクル初期で
は、可燃性毒物入り燃料棒の本数が下部領域>中央部領
域>上部領域の順に多いか、または、可燃性毒物入り燃
料棒の本数が上部領域で最小でかつ未燃焼時の可燃性毒
物の全反応度価値が中央部領域より下部領域で高くなる
ので、軸方向平均濃縮度が一様である場合は、燃焼初期
での各領域の同一ボイド率における無限増倍率が、下部
領域<中央部領域<上部領域の順で大きくなる。
は、短尺燃料棒上端を境界としたガドリニアの反応度制
御量の上下差と軸方向ボイド分布による各領域の無限増
倍率の差に起因する軸方向出力分布の下方ピークを是正
できる。その結果、図11(b)に見られるようは運転サ
イクル初期の最大線出力密度を低減でき、熱的余裕を十
分確保することができる。
可燃性毒物入り燃料棒、または、可燃性毒物の反応度価
値が高く燃焼の進行が速い燃料集合体最外周位置の可燃
性毒物入り燃料棒の可燃性毒物が焼失するので、下部領
域の同一ボイド率履歴における無限増倍率が中央部領域
の無限増倍率と同等かまたはより大きくなる。
となるので、スペクトルシフト効果の実現により経済性
を高めることができるとともに、次の運転サイクル初期
の下方ピークを小さくすることができる。
増倍率は次第に上部の方が下部よりも大きくなるので、
運転サイクル初期においても、新燃料以外の燃料集合体
では軸方向出力分布を平坦化する性質を有している。こ
の効果は下方ピークの燃焼をより長く経験しているほど
有効である。
(a)の曲線17に示したように炉心の径方向ピーキング
が小さくなるので、軸方向出力分布の下方ピークを強調
しても、最大線出力密度に過度な増加を招くことはな
い。
毒物濃度が高い可燃性毒物入り燃料棒を含有させれば、
運転サイクル後期において、下部領域の可燃性毒物が中
央部領域に比べ多く燃え残っているため、下部領域の同
一ボイド率履歴における無限増倍率が中央部領域の無限
増倍率より小さくなる。したがって、運転サイクル後期
の軸方向出力分布の下方ピークを抑制でき、最大線出力
密度を低減することができる。
域の可燃性毒物入り燃料棒の本数,濃度を調整したこと
により可能となる。仮に、短尺燃料棒の有効部分の上端
で軸方向を2分した軸方向上下2領域燃料では、運転サ
イクル初期の下方ピークは抑制できるが、運転中期のス
ペクトルシフト効果の実現と運転サイクル後期の下方ピ
ークの抑制を同時に達成することはできない。
て、運転中期のスペクトルシフト効果を実現するために
は、燃焼中期の無限増倍率の上下差を小さくする必要が
あるが、これは燃焼後期における無限増倍率の上下差も
小さくすることになり、運転サイクル後期の下方ピーク
を抑制できない。
クを抑制するには、燃焼後期における無限増倍率の上下
差を大きくする必要があるが、これは燃焼中期の無限増
倍率の上下差を増加させ、運転中期のスペクトルシフト
効果を低減させる。
縮度の設計を採用しても運転サイクルを通じて最大線出
力密度を低減できる。したがって、濃縮度の上限(燃料
製造時の臨界管理の観点からは現在は 5.0%となってい
る)があり、かつ、取出燃焼度を可能なかぎり高めたい
場合は、軸方向出力分布の平坦化のため軸方向濃縮度分
布をつける従来技術に比べ、本発明の方が燃料集合体全
体の平均濃縮度を高めることができるので有利である。
集合体を図1により説明する。本実施例は図9に示した
燃料集合体を適用したもので、チャンネルボックス7内
の燃料棒の配列は9行9列の正方格子配列であり、燃料
棒束は番号4を除いた番号1から7で示す66本の長尺燃
料棒2と、番号4で示す8本の短尺燃料棒3および2本
の太径ウォータロッド6で構成されている。燃料ペレッ
トが充填されている有効部分の長さは、長尺燃料棒2で
は約 370cm、短尺燃料棒3では約 220cmである。
および下端約15cmの部分に天然ウランペレットが充填さ
れているが、内部の約 325cmの部分の濃縮度は軸方向に
一様であり、各燃料棒の内部に充填されている燃料ペレ
ットの濃縮度はa>b>c>dの順に高い。
面平均濃縮度に等しく 4.1%であり、従って上下端天然
ウラン部を除いて集合体断面平均濃縮度は軸方向に一様
である。軸方向一様濃縮度の燃料は製造工程を簡略化さ
せるメリットがある。なお、上下端天然ウランブランケ
ット部を含めた平均濃縮度は約 3.7%である。
4.5%のガドリニアが、中央部および上部領域に濃度 3.
5%のガドリニアが含有されている。また、番号6の長
尺燃料棒は、中央部領域のみに濃度 3.5%のガドリニア
が含まれ、番号7の長尺燃料棒は、下部領域のみに濃度
1.0%のガドリニアが含まれている。
ア入り燃料棒本数を示し、特に、括弧内には最低濃度の
ガドリニア入り燃料棒、または、最外周位置に配置され
たガドリニア入り燃料棒を除いた本数を記した。
は、各領域の同一ボイド率履歴における無限増倍率の値
が、下部<中央部<上部の順となるので、軸方向出力分
布の下方ピークが抑えられる。
料棒のガドリニアが焼失するので、下部領域と中央部お
よび上部上領域の無限増倍率の差が縮まりスペクトルシ
フト効果が助長される。
5の燃料棒では濃度の高い下部のガドリニアが中央部に
比べて燃え残っているので、下部の無限増倍率が中央
部、上部より小さくなり軸方向出力分布の下方ピークが
抑えられ最大線出力密度を低減できる。
度用燃料集合体を図2により説明する。本実施例は図1
の燃料集合体形状とは異なり、上端の天然ウランブラン
ケット部を下端と同じ長さとし、番号3と8の短尺燃料
棒3の本数および位置を変更した場合である。上端の天
然ウランブランケット部は燃料集合体の平均濃縮度を高
めるために短くした。
(2,2)位置と対称位置4本にガドリニア入り燃料棒
を配置して燃料集合体周辺部の局所出力を抑えるためで
あり、短尺燃料棒の本数を8本から10本に増加させたの
は、炉停止余裕を改善するためである。
ットの濃縮度はe>g>h>fの順に高くなっている。
短尺燃料棒の濃縮度は集合体断面平均濃縮度より若干高
く 4.9%であるが、上中下3領域の集合体断面平均濃縮
度は約 4.7%で、ほぼ軸方向一様濃縮度と見なせる。な
お、上下端天然ウランブランケット部を含めた平均濃縮
度は約 4.4%である。
3.5%のガドリニアが、中央部および上部領域に濃度 2.
5%のガドリニアが含有されており、本発明における第
1群の長尺燃料棒を形成している。また、番号5の長尺
燃料棒は、下部および中央部領域に濃度 3.5%のガドリ
ニアが含まれ、番号6の長尺燃料棒は、下部および中央
部領域に濃度 2.5%のガドリニアが、上部領域に濃度
3.5%のガドリニアが含有されている。
短尺燃料棒には、下部領域の最低濃度である濃度 0.5%
のガドリニアが計6本含有されており、さらに、番号7
の長尺燃料棒の中央部および上部領域に濃度 3.5%のガ
ドリニアが含まれている。
倍率の燃焼変化を示す。また、図3に燃焼初期,燃焼中
期,燃焼後期の燃焼範囲を模式的に示す。燃焼初期では
各領域のガドリニア入り燃料棒本数が、下部26本,中央
部22本,上部18本の順で小さくなっている。
値が高いため、無限増倍率は下部が最小で、中央部およ
び上部は同程度となっている。これにより、運転サイク
ル初期の軸方向出力分布の下方ピークは抑えられる。
料棒の 0.5%濃度のガドリニアは焼失し下部と中央部の
ガドリニア入り燃料棒の本数差が逆転するので下部と中
央部の無限増倍率は同程度となる。上部領域はガドリニ
ア反応度価値が高く燃焼が速く進むので、無限増倍率の
勾配がやや大きくなる傾向にある。
ては3領域の無限増倍率はほぼ同等となり、軸方向にボ
イド率が異なる効果により、運転サイクル中期の軸方向
出力分布は下方ピークが強調される。
度の高い下部のガドリニアが中央部に比べて燃え残って
いるので、下部の無限増倍率が中央部、上部より小さく
なり軸方向出力分布の下方ピークが抑えられる。
ついて、図4(a)に軸方向および径方向出力ピーキン
グを、図4(b)に最大出力密度を示す。ただし、従来
例の比較対象として、図12に示すように、番号3および
6で示す短尺燃料棒を境界とした上下2領域燃料を選
び、同じ装荷パターン、シャッフリング・パターン、制
御棒パターンで平衡炉心を作成した。
たもので、本発明に係る燃料集合体の比較対象とする。
上部および下部領域のガドリニア入り燃料棒本数がそれ
ぞれ18本,22本であり、上部および中央部領域のガドリ
ニア入り燃料棒本数は、図2の燃料と同じである。
の燃料棒)下部領域の最低濃度のガドリニア入り燃料棒
は使用していない。図12の燃料棒の上下領域の40%ボイ
ド履歴での無限増倍率の燃焼変化を図13に示す。運転サ
イクル初期および後期の軸方向出力分布の下方ピークを
抑えるため、燃焼初期および後期で図2の燃料と比べ無
限増倍率の上下差が多くつけてある。
線21:図2の燃料)から、本発明により、運転サイクル
初期の線出力密度が1KW/ft 程度、運転サイクル後期の
線出力密度のピーク(8GWd/st時点)が0.5KW/ft程度低
減でき、運転サイクルを通じての最大線出力密度が0.5K
W/ft程度低減してきたことがわかる。
領域の最低濃度のガドリニア入り燃料棒の効果で、運転
サイクル初期の軸方向ピーキング(曲線18:図12の従来
燃料,曲線19:図2の燃料)抑えられたこと、最低濃度
のガドリニア入り燃料棒のガドリニアが燃え尽きたあ
と、径方向のピーキング(曲線22:図2の燃料)の小さ
い運転サイクル中期で下方ピークが強調され新燃料の下
部領域の燃焼が進み、従来例の8GWd/st時点での下方ピ
ークが緩和されたことによる。
上下差を多くつけているものの、運転サイクル中期での
下部領域の燃焼が遅れるため、逆に、運転サイクル初期
および後期の線出力密度が悪化している。なお、図4
(a)の径方向ピーキングは、本発明による燃料である
が、従来燃料の場合も同じ装荷パターン・シャッフリン
グ・パターンで平衡炉心を作成したので、ほとんど同じ
値となる。
度用燃料集合体を図5により説明する。本実施例は図2
と同じ燃料集合体形状を持ち、各燃料棒の内部に充填さ
れている燃料ペレットの濃縮度はi>j>kの順に高く
なっている。
面平均濃縮度より若干高く 4.9%であるが、上中下3領
域の集合体断面平均濃縮度は約 4.7%で、ほぼ軸方向一
様濃縮度と見なせる。なお、上下端天然ウランブランケ
ット部を含めた平均濃縮度は約 4.4%である。
4.0%のガドリニアが、中央部および上部領域に濃度 3.
0%のガドリニアが含有されている。番号4の長尺燃料
棒には中央部領域のみに濃度 2.0%のガドリニアが含ま
れている。
領域を除く内部全域に濃度 3.0%のガドリニアが含有さ
れている。番号6の長尺燃料棒には下部領域に濃度 1.0
%のガドリニアが含有され、燃料集合体最外周位置に計
4本配置されている。
入り燃料棒は、チャンネルボックス間の非沸騰水領域に
面してガドリニアの燃焼速度が大きいので、図2の燃料
では、 0.5%のガドリニアを用いていたが、ここでは
1.0%のガドリニアを用いた。なお、コーナー位置4本
のガドリニア入り燃料棒は、(1,2)、(2,1)位
置と対称位置8本の燃焼初期の局所出力を抑える効果が
ある。
倍率の燃焼変化を示す。燃焼初期では、各領域のガドリ
ニア入り燃料棒本数が下部22本,中央部22本,上部18本
となっており、上部で最小となっている燃料集合体コー
ナー位置4本のガドリニアの反応度価値が高いため、無
限増倍率は下部で最小となっており、図2の燃料以上に
無限増倍率の上下差がついている。また、中央部および
上部の無限増倍率は同程度となっている。
力分布の下部ピークはより抑制される。また、燃焼中期
では、番号6の燃料棒の 1.0%濃度のガドリニアが焼失
し下部と中央部のガドリニア入り燃料棒の本数差が逆転
し、下部の無限増倍率が中央部を上回っている。
ークが強調される。一方、燃焼後期では、図2の燃料よ
りも下部のガドリニアが燃え残り下部の無限増倍率が中
央部、上部より小さくなっているので、より下方ピーク
が抑えられる。
ついて、図7(a)に軸方向(曲線23:図12の従来燃
料、曲線24:図5の燃料)および径方向出力ピーキング
(曲線27:図5の燃料),図7(b)に最大線出力密度
(曲線25:図12の従来燃料,曲線26:図5の燃料)を示
す。ただし、比較対象として、図12に示した従来の上下
2領域燃料を選ぶ。
クル初期の線出力密度が1.5KW/ft程度、運転サイクル後
期の線出力密度のピークが1.0KW/ft程度低減でき、運転
サイクルを通じての最大線出力密度が0.8KW/ft程度低減
できた。
領域の最低濃度のガドリニア入り燃料棒の効果で運転サ
イクル初期の軸方向ピーキング係数が抑えられたこと、
サイクル中期で新燃料の下部領域の燃焼が進み、サイク
ル後期(8GWd/st時)の下方ピークが緩和されたことに
よる。
を図5から 0.5〜 1.0%程度高めれば、2GWd/st時の下
方ピークを低減でき、最大線出力密度をさらに低減する
ことができる。したがって、下部領域の最低濃度のガド
リニア入り燃料棒のガドリニア濃度は、その本数,位置
によって最大線出力密度をより低減できるように適切に
選択する必要がある。
焼度用燃料集合体を図8により説明する。本実施例は図
1の燃料集合体形状とは異なり、短尺燃料棒3の位置を
変更した場合である。番号3の短尺燃料棒の位置をウォ
ータロッド6の周囲に集めたのは、低温時においてウォ
ータロッド6およびその周囲に巨大な水の領域を作り、
水の中性子吸収効果で炉停止余裕を改善するためであ
る。
ットの濃縮度はl>m>n>oの順に低くなっており、
番号3の短尺燃料棒3の濃縮度は集合体断面平均濃縮度
より若干高く 4.9%であるが、上中下3領域の集合体断
面平均濃縮度は約 4.7%で、ほぼ軸方向一様濃縮度と見
なすことができる。なお、上下端天然ウランブランケッ
ト部を含めた平均濃縮度は約 4.2%である。
4.0%のガドリニアが、中央部および上部領域に濃度 3.
0%のガドリニアが含有されている。また、番号5の長
尺燃料棒は、中央部領域のみに濃度 2.0%のガドリニア
が含まれ、番号6および7の長尺燃料棒は、上下ブラン
ケット領域を除く内部全域に濃度 3.0%のガドリニアが
含有されている。
る番号7の燃料棒の濃縮度は、熱伝導度の低いガドリニ
ア入り燃料棒の局所出力を燃焼後期に低減するため、番
号6の燃料棒より下げている。また、番号8の長尺燃料
棒には、下部領域の濃度である 2.0%のガドリニアが含
有され、燃料集合体最外周位置に計2本配置されてい
る。
燃料棒を燃料集合体コーナー位置に4本配置したが、こ
こでは本数を減らし濃度を 2.0%に高めている。運転サ
イクル初期においては、番号8の2本のコーナー位置の
ガドリニア反応度価値が番号5の4本の価値より高いた
め、各領域の同一ボイド率履歴における無限増倍率の値
が、下部<中央部<上部の順となっており、軸方向出力
分布の下方ピークが抑えられる。
料棒のガドリニアが焼失するので、下部領域と中央部お
よび上部領域の無限増倍率の差が縮まりスペクトルシフ
ト効果が増加する。また、運転サイクル後期において
は、濃度の高い番号4の下部のガドリニアが中央部に比
べて燃え残っているので、下部の無限増倍率が中央部、
上部より小さくなり下方ピークが抑えられる。
方向各領域の平均濃縮度を調整し無限増倍率に上下差を
つけること」も有効であり、本発明と組み合わせて用い
てももよい。また、炉停止余裕を改善するために、特
に、上部領域の濃縮度を下げてもよい。いずれの場合
も、図3,図6に示したような無限増倍率を実現するよ
うに軸方向濃縮度分布,軸方向各領域の可燃性毒物入り
燃料棒の本数,濃度を調整すればよい。
ンケット領域を除く3領域に分割したが、4領域以上に
分け各領域の可燃性毒物入り燃料棒の本数,濃度を調節
しても同様な効果が得られる。しかしながら、3領域か
ら4領域以上に軸方向領域を分けても、燃料が複雑とな
るだけで、軸方向出力分布の平坦化,スペクトルシフト
効果を増大させる作用は少ない。
理、輸送時の放射線遮蔽の観点から、現在は 5.0Wt%と
なっている)があり、かつ、取出燃焼度を可能なかぎり
高めたい場合には、軸方向濃縮度差をつけることは燃料
集合体平均濃縮度を低下させるので望ましくない。
上端を境界とする無限増倍率の燃焼特性の違いおよび軸
方向各領域の可燃性毒物入り燃料棒の本数、濃度の調整
に頼らざるを得ない。また、燃料集合体平均濃縮度をよ
り高めるために上下端のブランケット領域を除いて軸方
向3領域燃料を構成してもよい。
棒とで構成された高燃焼度用燃料集合体において、軸方
向を上下端のブランケット領域を除く3領域に分け、各
領域の可燃性毒物入り燃料棒の本数,濃度を調整する。
これにより、運転サイクル初期および後期における最大
線出力密度を同時に低減するとともに、運転サイクル中
期のスペクトルシフト効果を助長する。
余裕を有し、しかも経済性に優れた高燃焼度用燃料集合
体を提供することができる。また、軸方向一様濃縮度の
設計も可能であるので、濃縮度の上限の範囲内で燃料集
合体平均濃縮度をより高め、取出燃焼度を可能なかぎり
高めることができる。
例を示す横断面図、(b)は(a)における各燃料棒の
濃縮度およびガドリニアの軸方向分布図。
例を示す横断面図、(b)は(a)における各燃料棒の
濃縮度およびガドリニアの軸方向分布図。
の燃焼変化(ボイド率40%)を示す曲線図。
較するための上下2領域燃料集合体を装荷した炉心にお
ける軸方向および径方向出力ピーキング特性図、(b)
は同じく最大線出力密度特性図。
例を示す横断面図、(b)は(a)における各燃料棒の
濃縮度およびガドリニアの軸方向分布図。
の燃焼変化を示す(ボイド率40%)特性図。
較するための上下2領域燃料集合体を装荷した炉心にお
ける軸方向および径方向出力ピーキング特性図、(b)
は同じく最大線出力密度を比較した特性図。
例を示す横断面図、(b)は(a)における各燃料棒の
濃縮度およびガドリニアの軸方向分布図。
面で示す立面図、(b)は(a)のb−b矢視断面図、
(c)は(a)のc−c矢視断面図。
場合、および 3.5%のガドリニアを添加した燃料棒を14
本配置した場合の無限増倍率の燃料変化(ボイド率40
%)を示す特性図。
料棒3で構成された従来の第1の燃料集合体または74本
の長尺燃料棒2のみで構成された従来の第2の燃料集合
体を装荷した炉心の出力ピーキングを示す特性図、
(b)は同じく各々の最大線出力密度を示す特性図。
す横断面図、(b)は各燃料棒の濃縮度およびガドリニ
アの軸方向分布図。
限増倍率の燃焼変化(ボイド率40%)を示す特性図。
…上部タイプレート、5…下部タイプレート、6…太径
ウォータロッド、7…チャンネルボックス、8…スペー
サ、9…外部スプリング。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数個の燃料ペレットを被覆管内に充填
し両端部を密封してなる複数本の燃料棒を格子に束ね、
この燃料棒束をチャンネルボックスで包囲して構成され
た燃料集合体において、前記複数本の燃料棒は第1群の
長尺燃料棒と第1群よりも有効部分が短い第2群の短尺
燃料棒とからなり、前記第2群の燃料棒の有効部分の上
端より上の領域を上部とし、前記第2群の燃料棒の有効
部分を中央部と下部に2分し、軸方向を上下端のブラン
ケット領域を除いて上中下の3領域に分けた場合、可燃
性毒物を含有する燃料棒の本数が下部領域、中央部領
域、上部領域の順で多く、かつ、下部領域で最低濃度の
可燃性毒物を含有する燃料棒を除く可燃性毒物を含有す
る燃料棒の本数が下部領域より中央部領域で多いことを
特徴とする沸騰水型原子炉用燃料集合体。 - 【請求項2】 複数個の燃料ペレットを被覆管内に充填
し両端部を密封してなる複数本の燃料棒を格子に束ね、
この燃料棒束をチャンネルボックスで包囲して構成され
た燃料集合体において、前記複数本の燃料棒は第1群の
長尺燃料棒と第1群よりも有効部分が短い第2群の短尺
燃料棒とからなり、前記第2群の燃料棒の有効部分の上
端より上の領域を上部とし、前記第2群の燃料棒の有効
部分を中央部と下部に2分し、軸方向を上下端のブラン
ケット領域を除いて上中下の3領域に分けた場合、可燃
性毒物を含有する燃料棒の本数が上部領域で最も少な
く、同一ボイド率における未燃焼時の可燃性毒物の全反
応度価値が中央部領域より下部領域で高く、かつ、チャ
ンネルボックス内の最外周位置に配置された可燃性毒物
を含有する燃料棒を除く可燃性毒物を含有する燃料棒の
本数が下部領域より中央部領域で多いことを特徴とする
沸騰水型原子炉用燃料集合体。 - 【請求項3】 前記中央部領域より下部領域で可燃性毒
物濃度が高くなっている可燃性毒物を含有する燃料棒部
を、少なくとも1本以上有することを特徴とする請求項
1または2に記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12621394A JP3846810B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12621394A JP3846810B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07333373A true JPH07333373A (ja) | 1995-12-22 |
JP3846810B2 JP3846810B2 (ja) | 2006-11-15 |
Family
ID=14929536
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12621394A Expired - Lifetime JP3846810B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
Country Status (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009145363A (ja) * | 2009-03-30 | 2009-07-02 | Toshiba Corp | 燃料集合体 |
JP2009162739A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-23 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 燃料集合体 |
JP2012122937A (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-28 | Nuclear Fuel Ind Ltd | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
JP2014048159A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 燃料集合体及び原子炉の炉心 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP12621394A patent/JP3846810B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8311180B2 (en) | 2007-12-13 | 2012-11-13 | Hitachi, Ltd. | Fuel assembly |
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