JPH073331U

JPH073331U - 柄の無い傘装置並び傘頭部固定及び保持具

Info

Publication number: JPH073331U
Application number: JP4378893U
Authority: JP
Inventors: 千秋笠原
Original assignee: 千秋笠原
Priority date: 1993-06-25
Filing date: 1993-06-25
Publication date: 1995-01-20

Abstract

(57)【要約】【目的】傘を頭部保持具で固定して使用することによ
って、柄の無い状態で使用でき、両手は解放され自由自
在に快適な行動が取れ、なおかつ傘の上部より雨水の侵
入が無い。【構成】上部傘骨止め要部（５）が穴が筒情に空いて
いて、上部に蓋止めネジ（３）を設け、開閉蓋（１）を
蓋止めネジ（３）で保持し雨水侵入防止を図り、上り止
め部（７）と、開き止め部（４）から構成され、下部傘
骨止め要部（６）の上部に、パッキン（８）を設け、開
き具（２）は、下部傘骨止め要部（６）に固定され、上
部傘骨止め要部（５）の筒情穴を通り抜け自在に出入り
し、開き具（２）を引くと、下部傘骨止め要部（６）が
引き上げられ傘は開き、頭部保持具（１８）は、頭部安
定引き部（１９）で、各方面に引かれ、空中保持され、
頭部保持具（１８）を被り使用する、ことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、雨及び日光からの防護具に関する、傘装置に係るものであり、詳しくは、傘及び日傘の柄無し傘装置並び傘頭部固定及びその保持具である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の傘装置としては、柄を設け、手で握って使用していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。（イ）柄を握って使用するので、手はふさがり、大きな荷物や両手に荷物がある場合は、使用が制限され不便であった。（ロ）上部引き開きによる傘は、雨水侵入の防止策がなかった。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における柄無し傘装置は、上部傘骨止め要部（５）が穴が筒情に空いていて、上部に蓋止めネジ（３）を設け、開閉蓋（１）を蓋止めネジ（３）で保持し雨水侵入防止を図り、上り止め部（７）と、開き止め部（４）から構成され、下部傘骨止め要部（６）の上部に、パッキン（８）を設け、開き具（２）は、下部傘骨止め要部（６）に固定され、上部傘骨止め要部（５）の筒情穴を通り抜け自在に出入りし、開き具（２）を引くと、下部傘骨止め要部（６）が引き上げられ傘は開き、頭部保持具（１８）は、頭部安定引き部（１９）で、各方面に引かれ、空中保持され、頭部保持具（１８）を被り使用する。本考案は、以上のような構成による、柄無し傘装置である。

【０００５】

【作用】上部傘骨止め要部（５）を支えて、開き具（２）を引くと、下部傘骨止め要部（６）が引き上げられ傘は開き、頭部保持具（１８）は、頭部保持具安定引き具（１９）で、各方面に引かれ、空中保持され、頭部保持具（１８）を頭で被り使用する。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。（イ）上部傘骨止め要部（５）が筒情に穴が空いていて、上部に蓋止めネジ（３）を設け、開閉蓋（１）を上部より入れ、蓋止めネジ（３）で保持し雨水侵入防止を図り、上り止め部（７）と、開き止め部（４）から構成される。（ロ）下部傘骨止め要部（６）の上部に、パッキン（８）を設け、開き具（２）は、下部傘骨止め要部（６）の底部に固定され、上部傘骨止め要部（５）の筒情穴と開閉蓋（１）を通り抜け自在に出入りする。（ハ）頭部保持具（１８）の各方面に、頭部安定引き部（１９）を設け頭部安定引き部補助具（２０）を頭部安定引き部（１９）の各箇所に配置する。本考案は、以上の構造で、これを使用するときは、上部傘骨止め要部（５）の上部を支えて、開き具（２）を引くと下部傘骨止め要部（６）が引き上げられ開き具（２）は開き止め部（４）で止められ傘は開き、頭部保持具（１８）は、頭部安定引き部（１９）で、各方面に引かれ、空中保持し安定され、頭部保持具（１８）を頭で被り使用し、傘の柄が無く両手が自由に使用できる。

【０００７】

【考案の効果】

上部及び下部引き開き装置で頭部保持具により柄の無い状態で使用でき、両手が解放されて、自由自在の快適な行動が取れる。

【０００８】上部引き開きによる傘でも雨水の侵入がなく快適である。

【０００９】伸縮多段引き開き具により小さく格納できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の要部、上部引き開き具断面図である。

【図２】上部引き開き具斜視図である。

【図３】下部引き開き断面図である。

【図４】伸縮多段引き開き具、要部断面図である。

【図５】伸縮多段引き開き具、分解斜視図である。

【図６】傘を開いた状態の頭部保持具の要部、一部を断
面にした側面図である。

【図７】頭部保持具の要部、側面図である。

【符号の説明】

１開閉蓋２開き具３蓋止めネジ４開き止め具５上部傘骨止め要部６下部傘骨止め要部７上がり止め部８パッキン９伸縮多段引き開き具１０キャップ１１伸縮多段引き開き具支え止め部１２バネ１３バネ受け部１４かかり止め部１５ボタン部１６かかり止め受け部１７防水保持具１８頭部保持具１９頭部安定引き部２０頭部安定引き部補助具２１水きり部２２バネ２３傘骨部２４あご掛け保持具

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】上部傘骨止め要部（５）の内部は穴が筒
情に空き、上部に蓋止めネジ（３）を設け、開閉蓋
（１）を蓋止めネジ（３）で保持し、上り止め部（７）
と開き止め部（４）から構成され、下部傘骨止め要部
（６）の上部に、パッキン（８）を設け、開き具（２）
は下部傘骨止め要部（６）に固定され、上部傘骨止め要
部（５）の筒情穴を通り抜け自在に出入りし、開き具
（２）を引き、下部傘骨止め要部（６）が引き上げられ
傘が開く、頭部保持具（１８）の各方面に、頭部安定引
き部（１９）に固定し、頭部安定引き部（１９）の先端
は水きり部（２１）に固定され、頭部安定引き部補助具
（２０）を頭部安定引き部（１９）の各箇所に設け、傘
が開く時に各方面に引かれ、空中保持される装置。
【請求項２】伸縮多段引き開き具（９）の上部にキャ
ップ（１０）を設け下部に、伸縮多段引き開き具支え止
め部（１１）に設け、バネ（１２）とバネ受け部（１
３）かかり止め部（１４）ボタン部（１５）を下部傘骨
止め要部（６）に納め、伸縮多段引き開き具（９）は伸
縮多段引き開き具支え止め部（１１）を通じて下部傘骨
止め要部（６）に固定されて、上部傘骨止め要部（５）
の筒情穴を伸縮多段引き開き具（９）は通り抜け白在に
出入りし、上部傘骨止め要部（５）の上部は蓋止めネジ
が有り、防水保持具（１７）を固定し、下部は上り止め
部（７）と、かかり止め受け部（１６）を設け、伸縮多
段引き開き具（９）を引くと、下部傘骨止め要部（６）
が引き上げられ、かかり止め部（１４）が、かかり止め
受け部（１６）で、かみ合い固定され傘が開く、ボタン
部（１５）を押すと、かかり止め部（１４）が、かかり
止め受け部（１６）から外れ閉じる事ができる装置。
【請求項３】上部傘骨止め要部（５）の筒情穴上部
に、開閉蓋（１）のバネ（２２）を設け常に閉の状態で
雨水が切れ目より外にほうしつし、蓋止めネジ（３）で
保持する、雨水侵入防止具。
【請求項４】開き止め部（４）のコロ作用で、開き具
（２）を止め、さらに方向を変えて、開き具（２）を引
くと、開き止め部（４）から外れ傘が閉じる装置具。
【請求項５】請求項１の装置において、上部傘骨止め
要部（５）に開き具（２）を固定し、下部傘骨止め要部
（６）の内部は穴が筒情に空き、開き具（２）は筒情穴
を通り抜け自在に出入りし、開き具（２）を引き、下部
傘骨止め要部（６）を押し上げ傘を開く装置具。
【請求項６】伸縮多段引き開き具（９）の上部にキャ
ップ（１０）を設け雨水侵入防止し、下部に伸縮多段引
き開き具支え止め部（１１）にネジ山を設け、下部傘骨
止め要部（６）に固定し、バネ（１２）と、バネ受け部
（１３）かかり止め部（１４）ボタン部（１５）を、下
部傘骨止め要部（６）上部に納め、ボタン部（１５）
を、下部傘骨止め要部（６）下部より押すとかかり止め
部（１４）が、かかり止め受け部（１６）から外れる装
置具。
【請求項７】円錐状に上部に行くほど狭くなり、内部
は頭部が保持されるように空いている頭部保持具（１
８）に、あご掛け保持具（２４）と弾性紐状の頭部安定
引き部（１９）が少なくとも四点以上で固定され、一方
は水きり部（２１）線上に固定し、頭部安定引き部補助
具（２０）で傘閉じ時に、頭部安定引き部（１９）もつ
れ防止具。
【請求項８】頭部安定引き部補助具（２０）はクリッ
プ状で、先端に弾性ゴムを掛けて、頭部安定引き部（１
９）のもつれ防止具。
【請求項９】請求項２の装置で、伸縮多段引き開き具
（９）は伸縮自在で、伸縮多段引き開き具（９）を引き
伸ばし傘を開き、かかり止め部（１４）で固定し、伸縮
多段引き開き具（９）を縮め、上部のキャップ（１０）
が雨水侵入防止装置。