JPH07332958A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPH07332958A
JPH07332958A JP14538094A JP14538094A JPH07332958A JP H07332958 A JPH07332958 A JP H07332958A JP 14538094 A JP14538094 A JP 14538094A JP 14538094 A JP14538094 A JP 14538094A JP H07332958 A JPH07332958 A JP H07332958A
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JP
Japan
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cylinder
piston
pulse current
permanent magnet
probe head
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Application number
JP14538094A
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English (en)
Inventor
Atsuyuki Yamawaki
敦行 山脇
Shuichi Mine
修一 峯
Hiroyuki Funada
博幸 舩田
Tomoji Ito
智司 伊藤
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Yamamura Glass KK
Macome Corp
Original Assignee
Yamamura Glass KK
Macome Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B9/00Blowing glass; Production of hollow glass articles
    • C03B9/13Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines
    • C03B9/193Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines in "press-and-blow" machines
    • C03B9/1932Details of such machines, e.g. plungers or plunger mechanisms for the press-and-blow machine, cooling of plungers
    • C03B9/1936Hydraulic or pneumatic displacement means of the plunger

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り付けや保守が容易で耐久性が良く、ピス
トンの位置を連続的に高精度で検出できる。 【構成】 製瓶機の粗型装置のシリンダピストン11
a,11bに永久磁石14を取り付け、エアーシリンダ
11a,11bの外側にコイルを内蔵した磁歪線が収納
される補強パイプ35を平行配備する。プローブヘッド
16は一定の時間間隔でコイルにパルス電流を供給して
おり、これにより磁歪線には瞬間的に環状磁場が生じ
る。この環状磁場と永久磁石14からの磁場とが相互に
作用して、磁歪線に歪みが生じ、超音波として磁歪線上
を伝播してプローブヘッド16に伝えられる。プローブ
ヘッド16に接続されるコントローラ18は、プローブ
ヘッド16によるパルス電流の供給タイミングと歪みの
検出タイミングとの時間差から永久磁石14の位置を算
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製瓶機の粗型装置な
どに導入されシリンダ内のピストンの位置を検出する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に瓶を成形する際には、ゴブを粗型
装置へ供給し、エアーシリンダ機構により昇降動作する
プランジャを用いてパリソンを成形した後、このパリソ
ンを仕上型装置へ移送して瓶形状の仕上げを行ってい
る。
【0003】図6〜図10は、粗型装置を用いたパリソ
ン8の成形手順を示している。図6は、ゴブ1が粗型2
へ投入される状態を示す。図中、3はピストンロッド、
4はプランジャ、5は口型であって、プランジャ4は、
型内の所定の位置で待機している。なおピストンロッド
3とプランジャ4は、エアーシリンダにより往復動され
る。
【0004】つぎの図7では、バッフル6が粗型2にセ
ットされた後、プランジャ4の上昇により型内でゴブ1
が加圧される。これによりゴブ1の一部は口型5へ導か
れて瓶口となり、粗型2とプランジャ4との間には瓶口
を備えたパリソン8(図8)が生成されることになる。
【0005】図8は、プランジャ4が上死点に達した状
態を示しており、プランジャ4の内部へ、エアーチュー
ブ7の空気孔7aからエアを送ってパリソン8の冷却を
行っている。なおこの上死点は、瓶の成形条件に応じて
一定の位置に定められている。
【0006】図9では、バッフル6が除かれかつ粗型2
が開放されるとともに、プランジャ4を下方へ移行させ
ている。
【0007】こうして型成形されたパリソン8は、図1
0に示すように、反転移送装置9により口型5とともに
仕上型装置(図示せず)に移送されることになる。
【0008】上記の粗型工程において、ゴブ1の供給量
が設定量より多すぎたり少なすぎたりすると、プランジ
ャ4は定められた上死点よりも上または下の位置に停止
し、成形条件に応じた加圧処理がなされないため、パリ
ソン8の不良品が発生する。またゴブ1の供給量が適正
でも、ピストンロッド3が設定外の運動をすると、プラ
ンジャ4は設定された上死点からはずれて停止し、やは
りパリソン8の不良品が発生する。不良品を早く発見
し、すみやかな不良対策を行うためには、ピストンロッ
ド3またはプランジャ4の位置を検出する必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピスト
ンロッド3はエアーチューブ7が中心を貫通する中空構
造を有しており、位置検出用の機械部材を取り付けると
機械的強度が弱くなり、エアが漏れるおそれがある上、
下部にも製瓶機の他の機械部材が密集して配置されてい
るので、位置検出用の機械部材を配置するのは困難であ
る。またシリンダとピストンとの間に機械的な接触型の
位置検出器を取り付けることも考えられるが、この種の
位置検出器は磨耗が激しく、頻繁に交換する必要があ
り、製瓶機の複雑な構造を考えると、取り付けや保守作
業を行うのは困難である。その上、機械的な位置検出器
は、計測地点の数が限られ、離散的な計測結果しか得ら
れないため、ピストンロッド3またはプランジャ4の上
死点を正確に検出できないという問題もある。
【0010】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、隔壁内の移動体に永久磁石を設け、隔壁の外側
に移動体の運動方向と平行に磁歪線を配備して、電磁的
に非接触で移動体の位置を計測することにより、取り付
けや保守が容易で耐久性が良く、しかも移動体の位置を
連続的に高精度で検出できる移動体の位置検出装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、シリンダ内
で往復運動するピストンの位置を前記シリンダの外側よ
り検出する位置検出装置であって、永久磁石と磁歪セン
サとから成る。前記永久磁石は、磁場が前記シリンダの
外側へ及ぶように前記ピストンに設けられる。前記磁歪
センサは、前記シリンダの外側に前記ピストンの運動方
向と平行に配備された磁歪線と、前記磁歪線にパルス電
流を供給するパルス電流供給部と、前記パルス電流供給
部により供給されたパルス電流により発生した磁歪線の
歪みを検出する磁歪検出部と、前記磁歪検出部による歪
みの検出タイミングと前記パルス電流供給部によるパル
ス電流の供給タイミングとから前記ピストンの位置を求
める位置計測部とを備えている。
【0012】前記シリンダは、請求項2の発明では空気
圧によりピストンを駆動させるエアーシリンダであり、
請求項3の発明では油圧によりピストンを駆動させる油
圧式シリンダである。
【0013】請求項4の発明では、前記シリンダは製瓶
機の粗型内へ配備されており、前記ピストンの往復運動
により粗型内へプランジャが出没する。
【0014】
【作用】磁歪線にパルス電流を供給すると、ピストンに
設けられた永久磁石がつくる磁場によって磁歪線に歪み
が生じる。その歪みは磁歪線上を一定の速さで伝わるの
で、磁歪検出部による歪みの検出タイミングとパルス電
流供給部によるパルス電流の供給タイミングとからピス
トンの位置が求められる。
【0015】請求項2の発明ではエアーシリンダ内のピ
ストンの位置が、請求項3の発明では油圧シリンダ内の
ピストンの位置が、それぞれシリンダ外部から検出され
る。
【0016】請求項3の発明では、シリンダ内のピスト
ンの位置を検出することにより、粗型内のプランジャの
位置が検出されて、製瓶作業に有効なデータが得られ
る。
【0017】
【実施例】図1は、この発明の一実施例である位置検出
装置を適用した製瓶機の粗型装置の外観を示す。この粗
型装置10は、2個のパリソンを同時に製造するための
2本のエアーシリンダ11a,11bを備えている。破
断部分に示されるように、エアーシリンダ11aは内部
にシリンダピストン12を備えており、図示しないエア
ー供給機構からエアーシリンダ11a内に圧搾空気を送
り込むことにより、シリンダピストン12はエアーシリ
ンダ11a内を往復動作する。ピストンロッド13の上
端部には、プランジャ(図示せず)が連結されており、
ピストンロッド13を往復運動させることにより、プラ
ンジャが粗型内に出没してパリソンが成形される。
【0018】シリンダピストン12の上面には、シリン
ダピストン12とほぼ同一の外径を有するリング状の永
久磁石14が取り付けられている。この永久磁石14
は、外周部がN極に、内周部がS極に、それぞれ着磁処
理されており、N極から発生した磁力線は、エアーシリ
ンダ11aの外壁を貫通する。永久磁石14は、シリン
ダピストン12と一体に上下に往復運動するもので、エ
アーシリンダ11aは、永久磁石14の発生する磁場
が、エアーシリンダ11aの外部に形成されるように非
磁性体、例えばアルミニウムで形成されている。
【0019】前記エアーシリンダ11aの外側には、1
本の補強パイプ35が、永久磁石14の全可動範囲にわ
たって、ピストンロッド13の運動方向と平行に配備さ
れている。この補強パイプ35は約1cmの直径を有す
る非磁性金属製の筒状体であって、下端に接続されるプ
ローブヘッド16,ケーブル17,およびコントローラ
18と共に前記永久磁石の位置を検出するための位置検
出装置19を構成する。
【0020】図2は、前記位置検出装置19の構造およ
び位置検出方法の原理を示す。前記補強パイプ35内に
は、磁歪線15が収納されている。この磁歪線15は、
1mm程度の直径を有する円管状の磁性金属体であっ
て、中空内部をコイル線36が貫通する構造のものであ
る。
【0021】エアーシリンダ11a内の永久磁石14か
ら発生する磁場20は、エアーシリンダ11aおよび補
強パイプ35の外壁を通って磁歪線15に作用する。
【0022】前記コイル線36に瞬間的に電流を流す
と、磁歪線15には環状磁場21が発生する。このとき
前記の永久磁石14からの磁場20はこの環状磁場21
に直交する向きに作用するため、磁歪線15上の磁場2
0に対向する部分はねじれ変形を起こす(ウイーデマン
効果)。この歪みは超音波として磁歪線15上を一定速
度で通過する。
【0023】前記プローブヘッド16は、磁歪線15内
のコイル線36に一定時間毎に高周波のパルス電流を供
給するとともに、磁歪線15を伝播した歪みを検出す
る。コントローラ18は、ケーブル17を介してプロー
ブヘッド16に電力を供給するとともに、プローブヘッ
ド16からの後述する時間検出信号を変換して、永久磁
石14の位置を示す位置信号を出力する。なお磁歪線1
5の上端には、供給されたパルス電流の終端となるター
ミナル(図示せず)が備えられている。なお、他方のエ
アーシリンダ11bも上記と同様の構成を有するもので
ある。
【0024】図3は、プローブヘッド16およびケーブ
ル17の構成を示す。プローブヘッド16は、電圧安定
部30,モジュレータ31,クロックジェネレータ3
2,パルス電流供給部33および磁歪検出部34を構成
として含んでおり、ケーブル17は、電源ラインVおよ
び信号ラインSGを有する。
【0025】電圧安定部30は、ノイズフィルタなどで
構成され、電源ラインVを介してコントローラ18から
電力を受け取り、各部へと供給する。
【0026】クロックジェネレータ32は、同期信号と
なるクロック信号をモジュレータ31およびパルス電流
供給部33に与える。パルス電流供給部33は、クロッ
ク信号に同期してコイル36にパルス電流を供給してお
り、磁歪検出部34は、このパルス電流に応答して磁歪
線15に発生する歪みを検出し、検出信号をモジュレー
タ31に出力する。モジュレータ31は、前記クロック
信号と磁歪検出部34からの磁歪検出信号とからパルス
電流が出力されてから歪みが検出されるまでの時間を検
出し、この検出結果を時間検出信号として信号ラインS
Gに出力する。
【0027】前記コントローラ18は、図4に示すよう
に、定電圧発生部40と位置計測部41とから構成され
る。定電圧発生部40は、外部の電源から得た電圧を一
定にして、電源ラインVに一定電圧を与えるためのもの
である。位置計測部41は、信号ラインSGよりモジュ
レータ31からの時間検出信号を受け取り、この信号を
用いてプローブヘッド16から磁歪線15上の歪みを生
じた位置までの距離を算出する。得られた計測結果は、
永久磁石14の位置に相当するものであり、この計測結
果は、さらに後段の回路に与えられて、プランジャの位
置の算出や表示、さらにピストンロッド13の運動の制
御などに用いられる。
【0028】つぎに、上記のピストンロッド13の位置
検出の動作の手順について、図5に示す各部の信号波形
を参照して説明する。クロックジェネレータ32は、パ
ルス電流供給部33に一定の周期Tのクロック信号を与
えており(図5(a))、クロック信号がLレベルから
Hレベルになるタイミングで、パルス電流供給部33は
コイル36へパルス電流を供給する(図5(b))。そ
の瞬間、磁歪線15には環状磁場21が発生し、この環
状磁場21と永久磁石14からの磁場20との磁気相互
作用により、磁歪線15では永久磁石14との対向位置
に歪みが生じる。
【0029】磁歪線15に発生した歪みは、永久磁石1
4との対向位置からプローブヘッド16へ向けて磁歪線
15上を伝播し、磁歪検出部34に与えられる。磁歪検
出部34は、この歪みに対応して磁歪検出信号を出力す
る(図5(c))。
【0030】一方、モジュレータ31の出力は、前記ク
ロックジェネレータ32からのクロック信号に同期して
Hレベルになっており、磁歪検出部34から磁歪検出信
号が入力されたとき、再びLレベルに復帰する(図5
(d))。
【0031】前記コントローラ18は、モジュレータ3
1の出力信号のレベルの変化を検出して、Hレベルの期
間、すなわちパルス電流供給部33がパルス電流を供給
した時点(図中t1 で示す)から歪みが検出された時点
(図中t2 で示す)までの時間差T1 を検出する。磁歪
線15を伝わる歪みの速度は一定であるので、時間差T
1 は、時刻t1 において磁歪線15上に歪みが生じた位
置とプローブヘッド16との距離に比例する。位置計測
部41は、この比例関係を用いて時間差T1 から、時刻
1 において歪みが発生した位置、すなわち永久磁石1
4の位置を算出する。
【0032】つぎに時刻t3 において、クロックジェネ
レータ32よりつぎのクロック信号が出力されると、同
様の処理が行われ、時間差T2 (=t4 ─t3 )から、
時刻t3 における永久磁石14の位置が求められる。
【0033】この永久磁石14は、前記したようにシリ
ンダピストン12の上面に取り付けられているので、永
久磁石14の位置を検出すれば、シリンダピストン12
の位置も検出できる。また永久磁石14とプランジャと
の間の距離は、粗型装置10の設計時に確定しているの
で、永久磁石14の位置から、プランジャの位置を算出
でき、プランジャの運動状態も把握できる。
【0034】図示例の場合、最初に検出された時間差T
1 よりもつぎの時間差T2 の方が長くなっており、時刻
1 から時刻t3 までの間に、シリンダピストン12が
上方に運動していることが把握できる。
【0035】また、時刻t1 および時刻t3 における、
それぞれの位置計測で算出された距離の差を求め、クロ
ック信号の周期Tで割れば、時刻t1 から時刻t3 まで
の間のシリンダピストン12の平均の移動速度が算出で
きる。磁歪センサ19のサンプリング周期は、数ミリ秒
に設定することが可能であるので、シリンダピストン1
2の位置や速度は、ほぼ連続的に検出できる。また、速
度が瞬間的に「0」になり、シリンダピストン12の運
動方向が上方から下方に変化したときには、プランジャ
が上死点に達したものと判断して、その時の計測結果か
ら上死点の位置を求めることができる。
【0036】この上死点が、設定された位置を大きくは
ずれている場合には、ランプやブザーなどの報知手段に
より異常動作を報知するように製瓶機を構成すれば、機
械を直ちに停止して、ゴブの量やピストンの作動状態の
確認を行い、上死点を正常な位置に戻すことができ、不
良品の発生を抑制できる。
【0037】上記の構成において、シリンダピストン1
2は簡易な構造をしているので、ピストンロッド13を
損傷せずに、永久磁石14を容易に取り付けられる。ま
た磁歪線15はエアーシリンダ11aの外部に取り付け
られるので、交換がしやすく保守も容易である。さらに
磁歪線15は、非接触で永久磁石14の位置を検出する
ので、耐久性が良い。
【0038】なお以上の実施例では、リング状の永久磁
石14を配備したが、磁歪線15に磁場を作用させるこ
とができ、エアーシリンダ11a内に収納可能な大きさ
のものであればどのような形状のものでもよい。また永
久磁石14の取り付け位置は、シリンダピストン12の
下面など、ピストンロッド13に損傷を与えない位置な
らどこでもよい。また、プローブヘッド16とコントロ
ーラ18を分離した例を示したが、一体化することも可
能である。
【0039】この実施例では、製瓶機の粗型装置に導入
されるエアーシリンダのピストンの位置を検出している
が、これに限らず、油圧式のシリンダやモータ駆動のシ
リンダについても同様の方法を適用してピストンの位置
を検出することが可能であり、製瓶機に限らず、シリン
ダを用いたあらゆる機器に適用できる。
【0040】
【発明の効果】この発明は上記のごとく、シリンダ内の
ピストンに永久磁石を設けるとともに、シリンダの外側
にピストンの運動方向と平行に磁歪線を配備して、この
磁歪線にパルス電流を供給して生じる歪みを検出し、歪
みの検出タイミングとパルス電流の供給タイミングとか
らピストンの位置を検出するようにしたので、ピストン
の位置を連続的に高精度で検出できる。
【0041】また請求項2の発明ではエアーシリンダ
に、請求項3の発明では油圧式シリンダに、それぞれこ
の位置検出装置を適用したので、シリンダの構造が複雑
であっても簡単に取り付けられ、保守も容易に行うこと
ができる。
【0042】さらに請求項4の発明では、製瓶機の粗型
内に配備されるシリンダにこの位置検出装置を適用した
ので、パリソンの良品が成形される位置までプランジャ
が移動しているか否かが即座に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である移動体の位置検出装
置を適用した製瓶機の粗型装置の斜面図である。
【図2】磁歪線の構造と位置検出方法の原理を示す説明
図である。
【図3】プローブヘッドの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】コントローラの構成を示すブロック図である。
【図5】プローブヘッドの各部の出力波形を示すタイミ
ングチャートである。
【図6】従来の粗型工程を示す粗型装置の断面図であ
る。
【図7】従来の粗型工程を示す粗型装置の断面図であ
る。
【図8】従来の粗型工程を示す粗型装置の断面図であ
る。
【図9】従来の粗型工程を示す粗型装置の断面図であ
る。
【図10】従来の粗型工程を示す粗型装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
11a,11b エアーシリンダ 12 シリンダピストン 13 ピストンロッド 14 永久磁石 15 磁歪線 19 位置検出装置 33 パルス電流供給部 34 磁歪検出部 41 位置計測部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舩田 博幸 西宮市浜松原町2番21号 山村硝子株式会 社内 (72)発明者 伊藤 智司 長野県上伊那郡箕輪町帯無工業団地内 株 式会社マコメ研究所伊那工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内で往復運動するピストンの位
    置を前記シリンダの外側より検出する位置検出装置であ
    って、 永久磁石と磁歪センサとから成り、 前記永久磁石は、磁場が前記シリンダの外側へ及ぶよう
    に前記ピストンに設けられ、 前記磁歪センサは、 前記シリンダの外側に前記ピストンの運動方向と平行に
    配備された磁歪線と、 前記磁歪線にパルス電流を供給するパルス電流供給部
    と、 前記パルス電流供給部により供給されたパルス電流によ
    り発生した磁歪線の歪みを検出する磁歪検出部と、 前記磁歪検出部による歪みの検出タイミングと前記パル
    ス電流供給部によるパルス電流の供給タイミングとから
    前記ピストンの位置を求める位置計測部とを備えて成る
    移動体の位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記シリンダは空気圧によりピストンを
    駆動させるエアーシリンダである請求項1に記載された
    位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記シリンダは油圧によりピストンを駆
    動させる油圧式シリンダである請求項1に記載された位
    置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記シリンダは製瓶機の粗型内へ配備さ
    れ、前記ピストンの往復運動により粗型内へプランジャ
    を出没させる請求項1〜3のいずれかに記載された位置
    検出装置。
JP14538094A 1994-06-02 1994-06-02 位置検出装置 Pending JPH07332958A (ja)

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