JPH07332348A - 二軸に対する軸ロック装置 - Google Patents

二軸に対する軸ロック装置

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Publication number
JPH07332348A
JPH07332348A JP12843194A JP12843194A JPH07332348A JP H07332348 A JPH07332348 A JP H07332348A JP 12843194 A JP12843194 A JP 12843194A JP 12843194 A JP12843194 A JP 12843194A JP H07332348 A JPH07332348 A JP H07332348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
shaft body
bodies
shafts
torque
Prior art date
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Pending
Application number
JP12843194A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Furujiku
優 古軸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP12843194A priority Critical patent/JPH07332348A/ja
Publication of JPH07332348A publication Critical patent/JPH07332348A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロック解除機構を別途具備する必要がなく、二
軸に対し無段階の角度調整が各々独立して可能となる軸
ロック装置を提供することを目的とする。 【構成】第1の軸体1の両端には第1の部材の端部5
a,5bが回動不能に装着されており、第1の軸体1と
第1の部材5は一体的に作動するように形成される。前
記第1の軸体1と直交するように配した第2の軸体2の
両端には第2の部材6の端部6a,6bが回動不能に装
着されており、第2の軸体と第2の部材6は一体的に作
動するように形成される。二軸体1,2を保持する部材
3は第1の軸体1と第2の軸体2を回動可能に保持し、
トルク制御部材4が第1の軸体1と第2の軸体2の間に
介在され、各々の軸体1,2に回動に抗するトルクを発
生させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器装置に使用さ
れるディスプレイ装置などを二軸に対し任意の角度で確
実に停止させることができる二軸に対する軸ロック装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の軸ロック装置は、特開昭5
9−99111号公報に記載されているように、軸に外
挿されたコイルバネなどの締め付け力による摩擦力、あ
るいは特開昭63−266207号公報に記載されてい
るように、軸と一体となった固定板などを軸に外挿され
た皿バネなどで軸方向に押圧することによる摩擦力で、
ディスプレイ装置を所定位置に保持するものがあった。
【0003】そしてそれらは一軸に関するものであり、
二軸の場合には各々の軸に対し別々に前記のような軸ロ
ック装置を組み込むことにより行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、二軸各々に軸ロック装置を設けなければならず、軸
ロック装置の占める体積が大きくなり、装置自体が大型
化するという問題点があった。
【0005】本発明は二軸に対し、ディスプレイ装置な
どを任意の角度で確実に停止させることができる軸ロッ
ク装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、第1の発明は同時に回動可能なかつ直交する
方向に配した二軸体各々の回動に抗するようなトルクを
発生させる部材を、回動可能な二軸間に介在する構成と
し、また第2の発明は直交、接触する二軸体の少なくと
も一方に弾性体からなる軸を用い、弾性体からなる軸を
変形させた状態で、これら二軸体を回動可能に保持する
構成とする。
【0007】
【作用】上記第1の発明は、二軸間に圧縮されて装着さ
れた部材の押圧力により、同時に二軸体各々の回動に抗
するトルクを発生させ、可動部材を任意の位置で確実に
停止させることが可能である。
【0008】また第2の発明は、二軸体のうち少なくと
も一方を弾性変位範囲内で変形させ、さらにこれら二軸
体を回動可能な状態で保持することによって軸に垂直に
発生する押圧力により、同時に二軸体各々の回動に抗す
るトルクを発生させ、可動部材を任意の位置で確実に停
止させることが可能である。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。第1の発明の一実施例を図1、図2および図3を参
照して説明する。
【0010】なお図1は第1の発明の一実施例の構成を
示す斜視図、図2はその要部の平面断面図、図3はその
要部の側面断面図である。図中の1は第1の軸体で、そ
の両端1a,1bにはコ字状をした第1の部材5の端部
5a,5bがDカット軸の軸合等で回動不能に装着され
ており、第1の軸体1と部材5は一体的に作動するよう
に形成される。第1の部材5には、回動させるディスプ
レイ装置(図示せず)などが連結される。2は前記第1
の軸体1と直交する方向に配置された第2の軸体で、そ
の両端2a,2bにはコ字状をした第2の部材6の端部
6a,6bが同じくDカット軸の軸合等で回動不能に装
着されており、第2の軸体2と第2の部材6は一体的に
作動するように形成される。第2の部材6の先端側には
回動するディスプレイ装置をもつ電子機器装置などの本
体(図示せず)が連結される。
【0011】3は二軸体1,2を保持するコ字状に形成
された部材であり、両端が第1の軸体1の両端部に軸合
し、中央部から突出した上下2つの突片3aが第2の軸
体2の両端部に軸合して、第1の軸体1と第2の軸体2
を回動可能に保持するものである。この部材3は、第1
の軸体1と第2の軸体2から脱落するのを、第1の部材
5と第2の部材6の端部が軸合部の外側にあることによ
り防止されている。トルク制御部材4は第1の軸体1と
第2の軸体2の間に介在され、各々の軸体1,2に同時
に押圧力を加えており、この実施例の場合、弾性変位可
能な材質で形成している。
【0012】したがってこのように形成された本実施例
では、一定範囲以下の負荷であれば図示矢印Aに対する
回転については第1の軸体1とトルク制御部材4との摩
擦力により、矢印Aに対する回転については第1の軸体
1とトルク制御部材4との摩擦力により、第1の軸体1
と一体的に作動する第1の部材5は回動しないが、第1
の部材5に対し、矢印Aの方向へそれ以上の負荷が加わ
ると、トルク制御部材4が第1の軸体1の胴部1c上を
押圧することにより発生している摩擦力に打ち勝ち、ト
ルク制御部材4が軸体1の胴部1c上を滑動することに
より、軸体1と一体的に第1の部材5が負荷方向に回動
する。矢印Bに対する回転について、第2の部材6につ
いても第1の部材5と同じ原理で一定範囲内の負荷であ
れば回動しないが、矢印Bの方向へそれ以上の負荷が加
わると回動する。
【0013】したがって本実施例ではトルク制御部材4
と第1の軸体1および第2の軸体2の間に発生する摩擦
力によりロックがなされるから、ロック解除機構を別途
具備する必要がなく、ロック解除をしないで無段階の角
度調整が可能となる。
【0014】なお、本実施例ではトルク制御部材4を弾
性変位可能な材質で形成しているが図4に示すようにコ
イルバネ4cなどを2つの部材4a,4b間に組み込む
ことで押圧力を発生させても同様の効果が得られる。
【0015】また任意の角度を保持するのに必要なトル
クは軸体1の胴部1cおよび軸体2の胴部2cの形状お
よびそれと接するトルク制御部材4の摺動面の形状、ま
た弾性体の圧縮量などにより発生する押圧力を適宜設定
することにより第1の軸体1、第2の軸体2各々に適宜
トルクを設定することが可能である。
【0016】次に第2の発明の一実施例を図5、図6を
参照して説明する。なお図5は第2の発明の一実施例の
要部の平面断面図、図6はその要部の側面断面図であ
る。
【0017】図中の7は第1の軸体であり、弾性体で形
成されている。8は前記第1の軸体1と直交するように
配された第2の軸体である。第1の軸体7の両端にはコ
状の第1の部材10の両端10a,10bがDカット軸
合等で非回動に結合され、また第2の軸体8の両端には
コ状の第2の部材11の両端11a,11bがDカット
軸合等で非回動に結合されている。また第1の軸体7と
第2の軸体8の両端は、第1の軸体7が弾性変位した状
態でコ状の部材9の端片に回動可能な状態で保持されて
いる。
【0018】前記実施例で、前述の第1実施例における
制御部材4により発生させた押圧力と同様に、軸体7,
8の接触部に第1の軸体7の弾性力により第1の軸体の
胴部7cには矢印Cの向きに、第2の軸体の胴部8cに
は矢印Dの向きに押圧力が発生している。この押圧力に
より発生する摩擦力により第1の発明と同様の効果を得
ることが可能であり、第1の軸体7と第2の軸体8の間
の摩擦力により第1の軸体7と第2の軸体8は各々の回
動に対してロックがなされるから、ロック解除機構を別
途具備する必要のない無段階の角度調整が可能となる。
【0019】なお、本実施例では第1の軸体7のみに弾
性体を用いているが、第2の軸体8のみを弾性体とす
る、あるいは第1の軸体7と第2の軸体8の両方に弾性
体を用いても同様の効果を得ることが可能である。また
本実施例では第1の軸体7と第2の軸体8と直接接した
構成となっているが、図6、図7に示すように第1の軸
体7と第2の軸体8の間にトルク制御部材12を挿入す
ることによって軸体を弾性変形させ、同様の効果を得る
ことが可能である。
【0020】
【発明の効果】前記実施例の説明より明らかなように、
本発明によれば、二軸体に同時にトルクを発生させるこ
とより可動部材を停止させているので、確実に二軸体の
回動に対し任意の位置で停止されることができる。ま
た、二軸体に摺接する部材の形状、材質、あるいは押圧
力を変えることにより、これら二軸体各々に異なるトル
クを発生させることができ、これにより大小広範囲の装
置に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例の二軸に対する軸ロック
装置の構成を示す斜視図
【図2】同二軸に対する軸ロック装置の要部の平面断面
【図3】同二軸に対する軸ロック装置の要部の側面断面
【図4】同実施例における制動部材の別の構成を示す断
面図
【図5】第2の発明の一実施例の軸ロック装置の要部の
平面断面図
【図6】同二軸に対する軸ロック装置の要部の側面断面
【図7】第2の発明の別の実施例の要部の平面断面図
【図8】同要部の側面断面図
【符号の説明】
1 第1の軸体 1a,1b 第1の軸体の端部 1c 第1の軸体の胴部 2 第2の軸体 2a,2b 第2の軸体の端部 2c 第2の軸体の胴部 3 軸体保持部材 4 トルク制御部材 5 第1の部材 5a,5b 第1の部材の端部 6 第2の部材 6a,6b 第2の部材の端部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交する二本の軸体と、これら二本の軸
    体を各々回動可能に保持する部材、これら二本の軸体各
    々の回動に抗するように二本の軸体の間に摺接するよう
    に介在された部材とから構成されることを特徴とする二
    軸に対する軸ロック装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方が弾性材料からなり、直
    交し、かつ接触する二本の軸体と、これら二本の軸体を
    各々回動可能な状態で保持し、さらにこれら二本の軸体
    各々の回動に抗するように弾性変位状態を保持する部材
    とから構成されることを特徴とする二軸に対する軸ロッ
    ク装置。
JP12843194A 1994-06-10 1994-06-10 二軸に対する軸ロック装置 Pending JPH07332348A (ja)

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JP12843194A JPH07332348A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 二軸に対する軸ロック装置

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JP12843194A JPH07332348A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 二軸に対する軸ロック装置

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JPH07332348A true JPH07332348A (ja) 1995-12-22

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JP12843194A Pending JPH07332348A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 二軸に対する軸ロック装置

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JP (1) JPH07332348A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010217541A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Ricoh Co Ltd ヒンジ装置、開閉装置及び画像形成装置
JP2012125440A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Hoshizaki Electric Co Ltd 飲料ディスペンサ

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010217541A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Ricoh Co Ltd ヒンジ装置、開閉装置及び画像形成装置
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