JPH0733220U - 湯沸し器 - Google Patents

湯沸し器

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JPH0733220U
JPH0733220U JP6384493U JP6384493U JPH0733220U JP H0733220 U JPH0733220 U JP H0733220U JP 6384493 U JP6384493 U JP 6384493U JP 6384493 U JP6384493 U JP 6384493U JP H0733220 U JPH0733220 U JP H0733220U
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JP
Japan
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spout
opening
projecting portion
projecting
water heater
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Pending
Application number
JP6384493U
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English (en)
Inventor
貢 丸山
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Nisshin Sangyo KK
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Nisshin Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に注ぎ口を開口部に取付けできる湯沸し
器を提供する。 【構成】 開口部17の縁に第1の突設部18を奥側へやや
突設すると共に外側へ折曲する。注ぎ口16から第2の突
設部20を奥側へやや突設すると共に外側へ折曲する。第
1,2の突設部18,20の先端部を溶接部18Aとする。こ
れら突設部18,20を仕切り板21の縁部23を回り込ませる
ことによって一体化する。 【効果】 注ぎ口16を湯沸し本体11の開口部17に確実に
固定することができる。美観も向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、湯沸し本体から注ぎ口が突設した湯沸し器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のものは図8に示すように、湯沸し本体1の側面2に形成した開口 部3に鶴口等と称せられる筒状の注ぎ口4を挿入すると共に、注ぎ口4に設けら れた径大部5を開口部3に係止した状態で位置決めし、そして注ぎ口4の基端を 湯沸し本体1に溶接して製作されるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術においては、開口部3に直接溶接によって注ぎ口4を接続するもので あるが、このような場合には該溶接箇所が熱によって組成が変化し、変色してし ます。このために変色した箇所を、研磨、バフ等によって後処理して変色部分を なくすと言う作業が必要であった。さらにこの後処理作業は注ぎ口4によって狭 くなっている基端側をしなければならず、その作業が繁雑であった。
【0004】 そこで、本考案は前記問題を解決して簡単に注ぎ口を開口部に取付けできる湯 沸し器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の湯沸し器は、湯沸し本体の側面に形成した開口部と、前記開口 部に係止する径大部を有し該開口部に挿入して連結される筒状の注ぎ口とを備え た湯沸し器において、前記開口部の縁に設けられ奥側へやや突設すると共に外側 へ折曲した第1の突設部と、前記径大部の奥側へやや突設すると共に外側へ折曲 した第2の突設部と、前記注ぎ口の基端に奥側から挿入される第3の突設部と一 体に設けられ縁部が前記第1及び第2の突設部の各縁部を回り込んで覆うように 設けられた仕切り板と、前記仕切り板に設けた連通孔とを備えたことを特徴とす る。
【0006】 請求項2記載の湯沸し器は、湯沸し本体の側面に形成した開口部と、前記開口 部に係止する径大部を有し該開口部に挿入して連結される筒状の注ぎ口とを備え た湯沸し器において、前記開口部の縁に設けられ奥側へやや突設すると共に外側 へ折曲した第1の突設部と、前記径大部の奥側へやや突設すると共に外側へ折曲 した第2の突設部と、前記注ぎ口の基端に奥側から圧入される第3の突設部と一 体に設けられた仕切り板と、前記仕切り板に設けた連通孔とを備えたことを特徴 とする。
【0007】 請求項3記載の湯沸し器は、前記第1の突設部と第2の突設部の各先端側を溶 接して連結したことを特徴とする。
【0008】 請求項4記載の湯沸し器は、前記注ぎ口は、基端に第1のフランジ部を設けた 注ぎ口本体と、この第1のフランジ部に接続する第2のフランジ部を設けた第2 の突設部からなることを特徴とする。
【0009】
【作用】
前記請求項1記載の構成によって、第1の突設部と第2の突設部によって簡単 に注ぎ口を取付でき、また第3の突設部が第1及び第2の突設部の各縁部を回り 込んで覆うことによって、簡単に注ぎ口を開口部に取付けることができると共に 、前記第1及び第2の突設部が隠れ美観も優れる。
【0010】 前記請求項2記載の構成によって、第1の突設部と第2の突設部によって簡単 に注ぎ口を取付でき、また第3の突設部が注ぎ口の基端に圧入されて仕切り板を 簡単に取付けられる。
【0011】 前記請求項3記載の構成によって、第1及び第2の突設部の水密性を向上す ることができる。
【0012】 前記請求項4記載の構成によって、径大部を有する注ぎ口を簡単に製作するこ とができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図1乃至図3を参照して説明する。図1に示すよ うに湯沸し本体11は、底面12に側面13が設けられると共に、上面には着脱可能な 蓋14及び取手15が設けられている。前記側面13の適所には、注ぎ口16を取付ける ための開口部17が形成されている。そしてこの開口部17には前記湯沸し本体11の やや奥側へ突設してリング状の第1の突設部18が設けられている。該第1の突設 部18は前記側面13に沿うように外側へ折曲されている。前記注ぎ口16は筒状であ って、その基端側には径大部19が形成されると共に、該径大部19には前記湯沸し 本体11のやや奥側へ突設してリング状の第2の突設部20が設けられている。そし て該第2の突設部20は前記第1の突設部18に密着して折り重なるように外側へ折 曲されている。そして、前記第1の突設部18の先端側と第2の突設部20の先端側 は溶接されている。尚18Aはその溶接部である。
【0014】 前記注ぎ口16の基端に設けられる仕切り板21には連通孔22が多数形成されてお り、該仕切り板21は前記第1の突設部18、第2の突設部20を覆うように設けられ ると共に、その縁部23は前記第1の突設部18、第2の突設部20の縁部を回り込ん で覆うと共に前記側面13へ押圧して食込んでいる。さらに食込んでいる前記縁部 23は前記注ぎ口16の径大部19を囲むように配設されている。尚、24は前記仕切り 板21と一体に儲けられ、前記注ぎ口16に嵌合するリング状の第3の突設であり、 前記湯沸し本体11の内側から開口部17を通して注ぎ口16に嵌合して挿入されるも のである。
【0015】 次に製造工程について図2及び図3を参照して説明する。図2は第1工程を示 しており、開口部17の第2の突設部20に注ぎ口16の第1の突設部18を挿入した後 に、第1の突設部18と第2の突設部20の先端を溶接する。次に図3に示すように 、まず第1の突設部18と第2の突設部20を鎖線で示すように外側へ折曲する。次 に仕切り板21を配設すると共に、該仕切り板21の縁部23を第1,2の突設部18, 20に巻込む。そして図1に示すように前記縁部23側を側面13方向へ押圧すること によって、前記第1,2の突設部18,20と仕切り板21を一体化すると共に、仕切 り板21の縁部23を折曲しながら側面13へ押圧して、注ぎ口16を湯沸し本体11に固 着する。
【0016】 以上のように、前記実施例では開口部17の縁に設けられ奥側へやや突設すると 共に外側へ折曲した第1の突設部18と、注ぎ口16から湯沸し本体11奥側へやや突 設すると共に外側へ折曲した第2の突設部20とを設けて、これら突設部18,20を 仕切り板21の縁部23を回り込ませることによって一体化して、注ぎ口16を湯沸し 本体11の開口部17に確実に固定することができる。
【0017】 さらに水密性の向上のために前記第1,2の突設部18,20を溶接するときには 、その先端部を溶接部18Aとすることができる。したがって、前記溶接部18Aの 位置を側面13から隔てることができ、該側面13への熱影響を一掃することができ る。
【0018】 また、仕切り板21は前記第1,2の突設部18,20を覆うように設けられるため に、該突設部18,20が隠れ美観が優れる。
【0019】 図4乃至図7は本考案の第2乃至5実施例を示しており、前記第1実施例と同 一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0020】 図4に示した第2実施例では、第1の突設部18と第2の突設部20の接触によっ て水密性が保たれる場合を示したものである。この場合には第1,2の突設部18 ,20を溶接しないで状態で、仕切り板21の縁部23を第1の突設部18、第2の突設 部20の縁部に回り込ませて開口部17に注ぎ口16を簡単に取付けることができる。 図5に示した第3実施例では、図2のように先端部を溶接部18Aによって連結 した第1,2の突設部18,20を側面13に沿うように折曲し、さらに開口部17に該 開口部17より僅かに径大な第3の突設24Aを圧入して仕切り板21を取付けたもの である。
【0021】 この場合には前記第1,2の突設部18,20を溶接するときには、その先端部を 溶接部18Aとすることができる。したがって、前記溶接部18Aの位置を側面13か ら隔てることができ、該側面13への熱影響を一掃することができる。また第3の 突設24Aを注ぎ口16に圧入して仕切り板21を簡単に固定して、該第3の突設24A によって前記第1,2の突設部18,20を覆うことによって、美観を向上すること ができる。
【0022】 図6に示した第4実施例では、図2のように先端部を溶接部18Aによって連結 した第1,2の突設部18,20を側面13に沿うように折曲し、さらに開口部17に該 開口部17より僅かに径大な第3の突設24Aを圧入して仕切り板21を取付けたもの である。したがって、前記溶接部18Aの位置を側面13から隔てることができ、該 側面13への熱影響を一掃して、簡単に注ぎ口16を取付けることができる。また、 突設24Aを注ぎ口16に圧入して仕切り板21を簡単に固定できる。
【0023】 図7に示した第5実施例は、注ぎ口の構造を示したものであり、前記第1乃至 第4実施例の予め一体な注ぎ口16に替えて取付けるものである。注ぎ口は、基端 に一側のフランジ部25を形成した注ぎ口本体16Aと、前記フランジ部25に溶接に より一体化される他側のフランジ部26を形成した第2の突設部20Aからなり、前 記フランジ部25,26によって、第1乃至第5実施例における径大部19を形成する ものである。
【0024】 このように比較的複雑な形状を有する注ぎ口を注ぎ口本体16Aと第2の突設部 20Aを一体化することによって、簡単に製作することとができる。またフランジ 部25,26によって径大部19も簡単に製作することができる。
【0025】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば溶接部をろう付け 等によって行ってもよく、また前記第1,2実施例においては注ぎ口の径大部を 囲むように仕切り板を湯沸し本体の側面に食込ませるようにしたが、食込みがな いように形成してもよい等種々の変形が可能である。
【0026】
【考案の効果】
請求項1記載の湯沸し器は、湯沸し本体の側面に形成した開口部と、前記開口 部に係止する径大部を有し該開口部に挿入して連結される筒状の注ぎ口とを備え た湯沸し器において、前記開口部の縁に設けられ奥側へやや突設すると共に外側 へ折曲した第1の突設部と、前記径大部の奥側へやや突設すると共に外側へ折曲 した第2の突設部と、前記注ぎ口の基端に奥側から挿入される第3の突設部と一 体に設けられ縁部が前記第1及び第2の突設部の各縁部を回り込んで覆うように 設けられた仕切り板と、前記仕切り板に設けた連通孔とを備えたことによって、 美観を損なうことなく簡単に注ぎ口を開口部に取付けることができる。
【0027】 請求項2記載の湯沸し器は、湯沸し本体の側面に形成した開口部と、前記開口 部に係止する径大部を有し該開口部に挿入して連結される筒状の注ぎ口とを備え た湯沸し器において、前記開口部の縁に設けられ奥側へやや突設すると共に外側 へ折曲した第1の突設部と、前記径大部の奥側へやや突設すると共に外側へ折曲 した第2の突設部と、前記注ぎ口の基端に奥側から圧入される第3の突設部と一 体に設けられた仕切り板と、前記仕切り板に設けた連通孔とを備えたことによっ て、簡単に注ぎ口を開口部に取付けることができる。
【0028】 請求項3記載の湯沸し器は、前記第1の突設部と第2の突設部の各先端側を溶 接して連結したことによって、水密性を向上することができると共に、湯沸し本 体の側面に溶接による熱影響を与えることなく製作することができる。
【0029】 請求項4記載の湯沸し器は、前記注ぎ口は、基端に第1のフランジ部を設けた注 ぎ口本体と、この第1のフランジ部に接続する第2のフランジ部を設けた第2の 突設部からなることによって、簡単に注ぎ口を製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す一部を拡大した一部
切り欠き正面図である。
【図2】本考案の第1実施例の第1工程を示す概略説明
図である。
【図3】本考案の第1実施例の第2工程を示す概略説明
図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す一部を拡大した一部
切り欠き正面図である。
【図5】本考案の第3実施例を示す一部を拡大した一部
切り欠き正面図である。
【図6】本考案の第3実施例を示す一部を拡大した一部
切り欠き正面図である。
【図7】本考案の第4実施例を示す概略説明図である。
【図8】従来例を示す概略説明図である。
【符号の説明】
11 湯沸し本体 13 側面 16 注ぎ口 16A 注ぎ口本体 17 開口部 18 第1の突設部 18A 溶接部 19 径大部 20 20A 第2の突設部 21 仕切り板 22 連通孔 23 縁部 24 24A 第3の突設部 25 26 フランジ部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯沸し本体の側面に形成した開口部と、
    前記開口部に係止する径大部を有し該開口部に挿入して
    連結される筒状の注ぎ口とを備えた湯沸し器において、
    前記開口部の縁に設けられ奥側へやや突設すると共に外
    側へ折曲した第1の突設部と、前記径大部の奥側へやや
    突設すると共に外側へ折曲した第2の突設部と、前記注
    ぎ口の基端に奥側から挿入される第3の突設部と一体に
    設けられ縁部が前記第1及び第2の突設部の各縁部を回
    り込んで覆うように設けられた仕切り板と、前記仕切り
    板に設けた連通孔とを備えたことを特徴とする湯沸し
    器。
  2. 【請求項2】 湯沸し本体の側面に形成した開口部と、
    前記開口部に係止する径大部を有し該開口部に挿入して
    連結される筒状の注ぎ口とを備えた湯沸し器において、
    前記開口部の縁に設けられ奥側へやや突設すると共に外
    側へ折曲した第1の突設部と、前記径大部の奥側へやや
    突設すると共に外側へ折曲した第2の突設部と、前記注
    ぎ口の基端に奥側から圧入される第3の突設部と一体に
    設けられた仕切り板と、前記仕切り板に設けた連通孔と
    を備えたことを特徴とする湯沸し器。
  3. 【請求項3】 前記第1の突設部と第2の突設部の各先
    端側を溶接して連結したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の湯沸し器。
  4. 【請求項4】 前記注ぎ口は、基端に第1のフランジ部
    を設けた注ぎ口本体と、この第1のフランジ部に接続す
    る第2のフランジ部を設けた第2の突設部からなること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の湯沸し器。
JP6384493U 1993-11-29 1993-11-29 湯沸し器 Pending JPH0733220U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100407553B1 (ko) * 2001-10-29 2003-11-28 이정송 주전자와 그 성형방법

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