JPH0417476Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0417476Y2
JPH0417476Y2 JP1986201386U JP20138686U JPH0417476Y2 JP H0417476 Y2 JPH0417476 Y2 JP H0417476Y2 JP 1986201386 U JP1986201386 U JP 1986201386U JP 20138686 U JP20138686 U JP 20138686U JP H0417476 Y2 JPH0417476 Y2 JP H0417476Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mouth frame
frame
fitting
container
folded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986201386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63107928U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986201386U priority Critical patent/JPH0417476Y2/ja
Publication of JPS63107928U publication Critical patent/JPS63107928U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0417476Y2 publication Critical patent/JPH0417476Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主としてチユーブ入り歯磨きと歯ブ
ラシとを入れる軟質樹脂フイルム製容器の口枠を
簡易にして強固に取り付けるようにした取付構造
に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、この種の容器本体と口枠とは実公昭30−
685号公報に開示されているように容器本体の略
筒状になした一端に内側口枠を差し込むととも
に、この外周に外側口枠を嵌合して本体の口部を
内外より挟持し固定していた。しかるに、容器本
体の開口部端筒上部が一重であるため、内、外側
口枠の嵌合時位置がずれたり、少し強い力で容器
本体を引つ張ると、内外側口枠間から開口筒状部
が滑つて抜けることがあつた。しかも外側の短円
筒は、外周面に凸状リングを備えた内側の短円筒
内に嵌入するため、外側の短円筒内径は内側の短
円筒リング部の外径より小なるため嵌めにくいも
のとなつている。
本考案は、これに鑑みてなしたもので、容器本
体と口枠とを簡易にして確固に固定できるように
した軟質樹脂フイルム製容器の口枠の取付構造を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するためになしたもの
で、一端を略筒状に、かつ他端を偏平状に溶着
し、上記筒状部に口枠を取り付けた軟質樹脂フイ
ルム製容器において、上記容器本体の開口側端筒
状部の先端縁を、折目を介して内側に折り返して
二重とした折込部を形成するとともに、上記折込
部の内側先端縁を係止するようにして内側口枠の
外周に設けた嵌合凹部内に嵌合し、かつこの折込
部の外周に、内周面に嵌合凸部を形成した外側口
枠を嵌めて前記折込部の内外口枠の嵌合凹部と嵌
合凸部間にて挟持したことを要旨とする。
〔作用〕
本考案は前記の手段により、折込部2を内側に
折り曲げて二重式としているので、この折り曲げ
た片が絶えず内方に拡がる方向に作用し、かつ口
枠の外周に設けた嵌合凹部内に嵌合係止され、こ
の二重となつた折込部を外側口枠との内外より挟
持されているため、内側口枠の嵌合凹部内から抜
けるのを防止することができ、筒状本体と口枠と
の係合が簡易にして強固に行われる。
〔実施例〕
以下本考案を図示の実施例にもとづいて説明す
る。
図においてCは容器で、軟質樹脂フイルム製の
容器本体Aと蓋付きの口枠Bとからなる。上記容
器本体Aは、所要の大きさの略長方形に裁断した
軟質樹脂フイルム1の一端に折目aを形成し、こ
の折目aを介して上端の折込部2を内側に折り込
んで二重とするとともに、略筒状に湾曲してその
重合部分を溶着して有底筒状体になしたものであ
る。
口枠Bは従来と同様で、所要形状に一体形成し
た内側口枠3と、この内側口枠の胴部に嵌合する
外側口枠4とからなり、上記内側口枠3の胴部に
は周回する凹部3aを設け、また外側口枠4の内
周面にはこの凹部と対向する位置に嵌合凸部4a
を設けて成る。
そして、容器本体Aを口枠Bに取り付けるに
は、折込部2を内側に折り込むとともに略筒状に
湾曲して、口部端縁を二重とした折込部2を内側
口枠3の嵌合3a内に位置するよう配した後、こ
の外周に外側口枠4を嵌合する。この外側口枠4
を嵌着することにより二重となつた折込部は内外
口枠間にて、かつ凹部内で嵌合凸部とにより挟持
される。これにより、折込部2が折目aを介して
内方に拡がる方向に作用し、たとえ容器本体を下
方に引つ張つても、折込部2の下端が内側口枠3
の嵌合凹部3aの段部に係合して抜けるのを防止
することができる。
〔考案の効果〕
本考案は一端を略筒状に、かつ他端を偏平状に
溶着し、上記筒状部に口枠を取り付けた軟質樹脂
フイルム製容器において、上記容器本体の開口側
端筒状部の先端縁を、折目を介して内側に折り返
して二重とした折込部を形成するとともに、上記
折込部の内側先端縁を係止するようにして内側口
枠の外周に設けた嵌合凹部内に嵌合し、かつこの
折込部の外周に、内周面に嵌合凸部を形成した外
側口枠を嵌めて前記折込部の内外口枠の嵌合凹部
と嵌合凸部間にて挟持したため、構造簡単で、確
実に容器本体と口枠とを固定でき、しかも外側口
枠を嵌合して二重となつた折込部と内側口枠の嵌
合凹部との嵌合位置がずれることなく美麗に仕上
がる等の実用的利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の拡大断面図、第2図は容器本体
を示し、aは展開図、bは要部斜視図、第3図は
全体斜視図である。 Aは容器本体、Bは口枠、Cは容器、aは折
目、1は軟質樹脂フイルム、2は折込部、3は内
側口枠、3aは嵌合凹部、4は外側口枠、4aは
嵌合凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端を略筒状に、かつ他端を偏平状に溶着し、
    上記筒状部に口枠を取り付けた軟質樹脂フイルム
    製容器において、上記容器本体の開口側端筒状部
    の先端縁を、折目を介して内側に折り返して二重
    とした折込部を形成するとともに、上記折込部の
    内側先端縁を係止するようにして内側口枠の外周
    に設けた嵌合凹部内に嵌合し、かつこの折込部の
    外周に、内周面に嵌合凸部を形成した外側口枠を
    嵌めて前記折込部の内外口枠の嵌合凹部と嵌合凸
    部間にて挟持したことを特徴とする軟質樹脂フイ
    ルム製容器の口枠の取付構造。
JP1986201386U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0417476Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986201386U JPH0417476Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986201386U JPH0417476Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63107928U JPS63107928U (ja) 1988-07-12
JPH0417476Y2 true JPH0417476Y2 (ja) 1992-04-20

Family

ID=31164788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986201386U Expired JPH0417476Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0417476Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626644B2 (ja) * 1972-05-18 1981-06-19

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626644U (ja) * 1979-08-03 1981-03-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626644B2 (ja) * 1972-05-18 1981-06-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63107928U (ja) 1988-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0417476Y2 (ja)
JPS629232Y2 (ja)
JPH04905U (ja)
JPS601057Y2 (ja) 摺切片付缶口
JPH072445Y2 (ja) 二重蓋
JPS6226016Y2 (ja)
JPH037303Y2 (ja)
JPS6295551U (ja)
JPS5830522Y2 (ja) まほうびんの肩体取付構造
JPH035560Y2 (ja)
JPS5811645A (ja) 合成樹脂製底付き容器およびその製造方法
JPS6414657U (ja)
JPS6395818U (ja)
JPS646479U (ja)
JPS61123012U (ja)
JPS6258319U (ja)
JPH0453652U (ja)
JPS6317032U (ja)
JPS62108229U (ja)
JPH0448161U (ja)
JPS62152942U (ja)
JPS6321209U (ja)
JPH01137862U (ja)
JPS63117749U (ja)
JPS62127927U (ja)