JPH0448126U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は、この考案の実施例による金属罐の正
面図である。第２図は、第１の実施例による罐本
体の巻き締め部の断面構造図である。第３図は、
第２の実施例による巻き締め部の断面構造図であ
る。第４図は、第３の実施例による巻き締め部の
断面構造図である。第５図は、第１図に示す上蓋
１０の部分断面構造図である。第６図は、従来の
金属罐の正面図である。第７図は、従来の金属罐
の巻き締め部の断面構造図である。第８図は、第
７図の巻き締め部の製造工程断面図である。 図において、１は金属罐、２は罐胴体、３ａ，
３ｂ，３ｃは罐胴体２の突出部、５は底蓋、５ａ
，５ｂ，５ｃ，５ｄ，５ｅは各々底蓋５の平坦部
、段差部、第１折返し部、第２折返し部および突
出部、６は第１の空間、７は第２の空間を示して
いる。なお、図中、同一符号は同一または相当部
分を示す。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中空の罐胴体の底縁部と、底蓋の周縁部と
   を巻き締めして成形した金属罐であつて、 前記底蓋は、罐の内部底面を構成する平坦な第
   １の部分と、この第１の部分の周縁部から底蓋平
   面外方へ向かつて段差状に延びる第２の部分と、
   この第２の部分の周縁部に連なり、底蓋平面内方
   へ向かつて折返された第３の部分と、この第３の
   部分の周縁部に連なり、前記第２の部分と前記第
   ３の部分とに挟まれた空間内に折返された第４の
   部分とを有し、前記第３の部分と前記第４の部分
   との間に第１の空間を形成し、かつ前記第４の部
   分と前記第２の部分との間に第２の空間を形成し
   ており、 前記罐胴体は、中空胴部を有し、その下端部先
   端が前記底蓋の前記第２の空間内に位置するよう
   に前記第２の空間内に挿入され、該第２の空間内
   に位置する前記中空胴体の下端部には、前記底蓋
   の第４の部分の前記第２の空間側に向く表面に当
   接する突出部が形成されている、金属罐。 (2) 中空の罐胴体の底縁部と、底蓋の周縁部と
   を巻き締めして成形した金属罐であつて、 前記底蓋は、罐の内部底面を構成する平坦部と
   、この平坦部の外周部を前記罐の外部側へ折返し
   た折返し部とを有する第１の部分と、この第１の
   部分の前記折返し部の周縁から前記平坦部に対し
   て段差状に底蓋平面外方へ向かつて延びる第２の
   部分と、この第２の部分の周辺部に連なり、底蓋
   平面内方へ向かつて折返された第２の部分と、こ
   の第３の部分の周縁部に連なり、前記第２の部分
   と前記第３の部分とに挟まれた空間内に折返され
   た第４の部分とを有し、前記第３の部分と前記第
   ４の部分との間に第１の空間を形成し、かつ前記
   第４の部分と前記第２の部分との間に第２の空間
   を形成しており、 前記罐胴体は、中空胴部を有し、その下端部先
   端が前記底蓋の前記第２の空間内に位置するよう
   に前記第２の空間内に挿入され、該第２の空間内
   に位置する前記中空胴部の下端部には、前記底蓋
   の前記第１の部分の前記折返し部に当接する突出
   部が形成されている、金属罐。