JPH07331982A - 地盤改良機のロッド掴み替え制御方法及び装置 - Google Patents
地盤改良機のロッド掴み替え制御方法及び装置Info
- Publication number
- JPH07331982A JPH07331982A JP15528994A JP15528994A JPH07331982A JP H07331982 A JPH07331982 A JP H07331982A JP 15528994 A JP15528994 A JP 15528994A JP 15528994 A JP15528994 A JP 15528994A JP H07331982 A JPH07331982 A JP H07331982A
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- Japan
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- rod
- chuck
- ground improvement
- hydraulic
- gripping
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Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】主軸のチャックと油圧ロッドホルダーの掴み替
え作業を誤動作することなく行う。 【構成】スイベルヘッドが下死点に達すると、押釦スイ
ッチ(PB6)61を押すと、常閉接点(TR)80を
解放しスピンドルの回転を停止させる。交互リレー63
の交互接点64は移動し、オンディレイタイマー(HC
R)65を作動させる。この動作により、電磁切換弁2
5はオフになり油圧ロッドホルダー8はロッド19をク
ランプする。電磁切換弁22すなわちチャックはロッド
19の把持を解放する。これでスピンドル回転が停止
し、油圧ロッドホルダー8が緩めの状態で、かつチャッ
クが緩めの状態になる。スイベルヘッド本体2をフィー
ドレバーを操作して、手動切換弁27を切換えて上昇さ
せ前記と逆の動作をさせる。
え作業を誤動作することなく行う。 【構成】スイベルヘッドが下死点に達すると、押釦スイ
ッチ(PB6)61を押すと、常閉接点(TR)80を
解放しスピンドルの回転を停止させる。交互リレー63
の交互接点64は移動し、オンディレイタイマー(HC
R)65を作動させる。この動作により、電磁切換弁2
5はオフになり油圧ロッドホルダー8はロッド19をク
ランプする。電磁切換弁22すなわちチャックはロッド
19の把持を解放する。これでスピンドル回転が停止
し、油圧ロッドホルダー8が緩めの状態で、かつチャッ
クが緩めの状態になる。スイベルヘッド本体2をフィー
ドレバーを操作して、手動切換弁27を切換えて上昇さ
せ前記と逆の動作をさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、管、棒材などを連続
的に送る地盤改良機のロッド掴み替え制御方法及び装置
に関する。更に詳しくは、ボーリングマシン、地盤改良
機、アースオーガ機などに使うパイプ、ロッドなどを切
削、地盤改良などのために掴み替え操作をするときの地
盤改良機のロッド掴み替え制御方法及び装置に関する。
的に送る地盤改良機のロッド掴み替え制御方法及び装置
に関する。更に詳しくは、ボーリングマシン、地盤改良
機、アースオーガ機などに使うパイプ、ロッドなどを切
削、地盤改良などのために掴み替え操作をするときの地
盤改良機のロッド掴み替え制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来技術】通常のボーリングマシンで岩盤を掘削する
場合、先端にビットが付いたロッドに、ボーリングマシ
ンのスピンドルが回転と掘進力を与えることにより、穴
を掘り進んでいく。しかし、スピンドルの1ストローク
は50cm〜1mの長さしかないため、スピンドルのス
トロークエンド(下死点)まで掘削すると、一旦スピン
ドルの回転を止め、ロッドをホルダーでクランプ後、ロ
ッドをクランプしているスピンドルのチャックを緩めて
ロッドとチャックのクランプを解除後、スピンドルを最
上部まで送り装置を上げて、ロッドをチャックで再び掴
みスピンドルとトロッドを拘束し、ホルダーを緩めてロ
ッドを解放し、再び送り装置を作動させ掘削を再開す
る。普通のボーリングマシンで掘削する場合、このよう
にどうしても掴み替え作業を伴う。この作業を手動で行
うのは、繁雑である。
場合、先端にビットが付いたロッドに、ボーリングマシ
ンのスピンドルが回転と掘進力を与えることにより、穴
を掘り進んでいく。しかし、スピンドルの1ストローク
は50cm〜1mの長さしかないため、スピンドルのス
トロークエンド(下死点)まで掘削すると、一旦スピン
ドルの回転を止め、ロッドをホルダーでクランプ後、ロ
ッドをクランプしているスピンドルのチャックを緩めて
ロッドとチャックのクランプを解除後、スピンドルを最
上部まで送り装置を上げて、ロッドをチャックで再び掴
みスピンドルとトロッドを拘束し、ホルダーを緩めてロ
ッドを解放し、再び送り装置を作動させ掘削を再開す
る。普通のボーリングマシンで掘削する場合、このよう
にどうしても掴み替え作業を伴う。この作業を手動で行
うのは、繁雑である。
【0003】一方、地盤改良のために、モルタルなどの
地盤改良材が知られている。このモルタルなどの地盤改
良材は、地盤改良機に把持した中空のロッドを通してモ
ルタルを加圧し注入する。この時、ロッドの先端から地
盤改良材を吐出しながら、ロッドを回転させ引き上げつ
つモルタルを注入していく。この従来の地盤改良機で
は、ロッド先端から地盤改良材を注入しながら行うが、
ロッドの引き上げは自動的に行うのが良い。
地盤改良材が知られている。このモルタルなどの地盤改
良材は、地盤改良機に把持した中空のロッドを通してモ
ルタルを加圧し注入する。この時、ロッドの先端から地
盤改良材を吐出しながら、ロッドを回転させ引き上げつ
つモルタルを注入していく。この従来の地盤改良機で
は、ロッド先端から地盤改良材を注入しながら行うが、
ロッドの引き上げは自動的に行うのが良い。
【0004】これは、地盤改良機がロッドを送るとき、
送り装置のストロークに限界があり、ロッドを掴んでい
るチャックを握り替える必要があるため、一旦停止して
マニュアルでチャックを下方に移動させる必要があるか
らである。だが、これは均一な固結体である地盤改良柱
を作るという点からは望ましくはない。そこでロッドを
自動送りするものも提案されている。
送り装置のストロークに限界があり、ロッドを掴んでい
るチャックを握り替える必要があるため、一旦停止して
マニュアルでチャックを下方に移動させる必要があるか
らである。だが、これは均一な固結体である地盤改良柱
を作るという点からは望ましくはない。そこでロッドを
自動送りするものも提案されている。
【0005】例えば、本出願人等が提案した特開平3−
206289号公報、特開平5−195682号公報に
開示された発明である。しかしながら、比較的深度が浅
いボーリング及び地盤改良では、ロッド交換又は送りの
ためのロッド掴み替え作業はマニュアル作業が行われて
いる。
206289号公報、特開平5−195682号公報に
開示された発明である。しかしながら、比較的深度が浅
いボーリング及び地盤改良では、ロッド交換又は送りの
ためのロッド掴み替え作業はマニュアル作業が行われて
いる。
【0006】前記したようにこのマニュアル作業は、ス
ピンドルがストロークエンドまで掘削すると、スピンド
ルの回転を停止し、ホルダーでロッドをクランプし、ス
ピンドルのチャックを緩めロッドを解放し、スピンドル
を最上部まで送り装置で上昇させて、ロッドをチャック
で再び掴み、送り装置を作動させ掘削を再開する。オペ
レータがこの操作手順を間違えると、再びロッドを掘削
された削孔に落とすこともあった。
ピンドルがストロークエンドまで掘削すると、スピンド
ルの回転を停止し、ホルダーでロッドをクランプし、ス
ピンドルのチャックを緩めロッドを解放し、スピンドル
を最上部まで送り装置で上昇させて、ロッドをチャック
で再び掴み、送り装置を作動させ掘削を再開する。オペ
レータがこの操作手順を間違えると、再びロッドを掘削
された削孔に落とすこともあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記した
ような技術的背景で発明されたものであり、以下の目的
を達成するものためのものである。
ような技術的背景で発明されたものであり、以下の目的
を達成するものためのものである。
【0008】この発明の目的は、ロッド掴み替えのマニ
ュアル操作において、誤操作がない地盤改良機のロッド
掴み替え制御方法及び装置を提供することにある。
ュアル操作において、誤操作がない地盤改良機のロッド
掴み替え制御方法及び装置を提供することにある。
【0009】この発明の他の目的は、ロッド掴み替えの
マニュアル操作を早くできる地盤改良機のロッド掴み替
え制御方法及び装置を提供することにある。
マニュアル操作を早くできる地盤改良機のロッド掴み替
え制御方法及び装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような技術的課題を
解決するため、次のような手段を採る。
解決するため、次のような手段を採る。
【0011】この発明は、地盤改良機の本体を構成する
フレームと、前記地盤改良機の回転するロッドを把持又
は解放するための第1チャック手段と、前記第1チャッ
ク手段を前記ロッドの軸線方向に送り駆動するための第
1チャック送り手段と、前記フレームに固定され前記ロ
ッドを把持又は解放するための第2チャック手段とから
なる地盤改良機において、前記第1チャック手段が前記
ロッドを把持するとき、前記第2チャック手段が解放の
状態か、又は前記第1チャック手段が前記ロッドを解放
するとき、前記第2チャック手段が把持の状態のいずれ
か一方の状態であるように制御して前記ロッドの掴み替
えを制御することを特徴とする地盤改良機のロッド掴み
替え制御方法である。
フレームと、前記地盤改良機の回転するロッドを把持又
は解放するための第1チャック手段と、前記第1チャッ
ク手段を前記ロッドの軸線方向に送り駆動するための第
1チャック送り手段と、前記フレームに固定され前記ロ
ッドを把持又は解放するための第2チャック手段とから
なる地盤改良機において、前記第1チャック手段が前記
ロッドを把持するとき、前記第2チャック手段が解放の
状態か、又は前記第1チャック手段が前記ロッドを解放
するとき、前記第2チャック手段が把持の状態のいずれ
か一方の状態であるように制御して前記ロッドの掴み替
えを制御することを特徴とする地盤改良機のロッド掴み
替え制御方法である。
【0012】前記ロッドの掴み替えのとき、前記ロッド
の回転駆動を止めることを特徴とする地盤改良機のロッ
ド掴み替え制御方法である。
の回転駆動を止めることを特徴とする地盤改良機のロッ
ド掴み替え制御方法である。
【0013】地盤改良機の本体を構成するフレームと、
前記地盤改良機の回転するロッドを把持又は解放するた
めの第1チャック手段と、前記第1チャック手段を前記
ロッドの軸線方向に送り駆動するための第1チャック送
り手段と、前記フレームに固定され前記掘削ロッドを把
持又は解放するための第2チャック手段と、前記第1チ
ャック手段が前記ロッドを把持又は解放状態のいずれか
を制御する第1チャック制御手段と、前記第2チャック
手段が前記ロッドを把持又は解放状態のいずれかを制御
する第2チャック制御手段と、前記第1チャック手段又
は前記第2チャック手段の把持又は解放を選択的に切換
えるためのチャック状態切換手段とからなることを特徴
とする地盤改良機のロッド掴み替え制御装置である。
前記地盤改良機の回転するロッドを把持又は解放するた
めの第1チャック手段と、前記第1チャック手段を前記
ロッドの軸線方向に送り駆動するための第1チャック送
り手段と、前記フレームに固定され前記掘削ロッドを把
持又は解放するための第2チャック手段と、前記第1チ
ャック手段が前記ロッドを把持又は解放状態のいずれか
を制御する第1チャック制御手段と、前記第2チャック
手段が前記ロッドを把持又は解放状態のいずれかを制御
する第2チャック制御手段と、前記第1チャック手段又
は前記第2チャック手段の把持又は解放を選択的に切換
えるためのチャック状態切換手段とからなることを特徴
とする地盤改良機のロッド掴み替え制御装置である。
【0014】
【作用】ロッドを第1チャック手段を把持し、第1チャ
ック送り手段で上方又は下方に送る。ストロークエンド
で第1チャック送り手段が停止すると、掴み替え用の押
釦スイッチを押して第2チャック手段でロッドを把持
し、第1チャックの把持を解放した後、第1チャック手
段を移動させて元の位置に戻す。再び第1チャック手段
でロッドを把持し、第2チャック手段を解放する。この
ように交互に前記動作を反転させて把持又は解放を行
う。
ック送り手段で上方又は下方に送る。ストロークエンド
で第1チャック送り手段が停止すると、掴み替え用の押
釦スイッチを押して第2チャック手段でロッドを把持
し、第1チャックの把持を解放した後、第1チャック手
段を移動させて元の位置に戻す。再び第1チャック手段
でロッドを把持し、第2チャック手段を解放する。この
ように交互に前記動作を反転させて把持又は解放を行
う。
【0015】
【実施例】以下、この発明を地盤改良機に適用した実施
例を図面にしたがって説明する。図1は地盤改良機の正
面図であり、図2は同左側面図である。フレーム1は、
構造用の鋼材で作られたものでほぼ直方体状の構造であ
る。フレーム1の前面には、スイベルヘッド本体2がボ
ルトで固定されている。スイベルヘッド本体2の両サイ
ド上下には、2本の送り油圧シリンダ3a,3bが固定
されている。
例を図面にしたがって説明する。図1は地盤改良機の正
面図であり、図2は同左側面図である。フレーム1は、
構造用の鋼材で作られたものでほぼ直方体状の構造であ
る。フレーム1の前面には、スイベルヘッド本体2がボ
ルトで固定されている。スイベルヘッド本体2の両サイ
ド上下には、2本の送り油圧シリンダ3a,3bが固定
されている。
【0016】送り油圧シリンダ3a,3bのピストンロ
ッド4a,4bの上端は、フランジ5を介してフレーム
1の上部に固定されている。スイベルヘッド本体2の上
方には図示しないスピンドルを介して、ボーリングロッ
ド(以下、ロッドという。)19をチャックするための
油圧チャックを内蔵した油圧チャック本体6が設けられ
ている。また、スイベルヘッド本体2内には、スピンド
ルを介してボーリングロッド又は二重管等のロッド19
を変速歯車及び油圧チャックを介して回転駆動するため
の油圧モータ7(図3参照)が設けられている。
ッド4a,4bの上端は、フランジ5を介してフレーム
1の上部に固定されている。スイベルヘッド本体2の上
方には図示しないスピンドルを介して、ボーリングロッ
ド(以下、ロッドという。)19をチャックするための
油圧チャックを内蔵した油圧チャック本体6が設けられ
ている。また、スイベルヘッド本体2内には、スピンド
ルを介してボーリングロッド又は二重管等のロッド19
を変速歯車及び油圧チャックを介して回転駆動するため
の油圧モータ7(図3参照)が設けられている。
【0017】ロッド19は、油圧チャック本体6に把持
された状態で、送り油圧シリンダ3a,3bによる軸線
方向への送りと共に、油圧モータ7による回転とが行わ
れる。スイベルヘッド本体2の下方には油圧ロッドホル
ダ8が配置されている。油圧ロッドホルダ8は、準備作
業などの一時的にロッド19を固定しておくときと、ロ
ッド19を後記する手動による掴み替えするときに使用
するものである。油圧ロッドホルダ8は、油圧シリンダ
8a,8bで駆動される爪の間でロッド19を把持して
使用される。
された状態で、送り油圧シリンダ3a,3bによる軸線
方向への送りと共に、油圧モータ7による回転とが行わ
れる。スイベルヘッド本体2の下方には油圧ロッドホル
ダ8が配置されている。油圧ロッドホルダ8は、準備作
業などの一時的にロッド19を固定しておくときと、ロ
ッド19を後記する手動による掴み替えするときに使用
するものである。油圧ロッドホルダ8は、油圧シリンダ
8a,8bで駆動される爪の間でロッド19を把持して
使用される。
【0018】フレーム1の側面には、動力制御盤10が
設けられている。動力制御盤10内には、油圧ポンプ駆
動用のモータのなど制御する電源回路が組み込まれてい
る。更に、動力制御盤10には、後述するチャック掴み
替え用のリレー回路、ウィンチ制御回路、スピンドル回
転制御回路、油圧回路制御用リレー回路等を内蔵してい
る。ゲージパネル9は、各種指標をモニターするための
油圧圧力計などが配置されている。
設けられている。動力制御盤10内には、油圧ポンプ駆
動用のモータのなど制御する電源回路が組み込まれてい
る。更に、動力制御盤10には、後述するチャック掴み
替え用のリレー回路、ウィンチ制御回路、スピンドル回
転制御回路、油圧回路制御用リレー回路等を内蔵してい
る。ゲージパネル9は、各種指標をモニターするための
油圧圧力計などが配置されている。
【0019】操作盤11は、この地盤改良機を操作する
ために油圧チャック、油圧ロッドホルダ8、ロッド掴み
替え用の押釦スイッチ等をオン・オフするためのボタ
ン、スイッチなどを配した操作盤である。油圧操作レバ
ー12は、油圧系統を手動操作するためのレバー類であ
る。油圧操作レバー12の中の4本のアウトリガー操作
レバー12aは、4個のアウトリガーを駆動してベース
全体を含め地盤改良機全体を上昇、下降させるために手
動油圧バルブ(後述)操作するためのそれぞれのレバー
である。
ために油圧チャック、油圧ロッドホルダ8、ロッド掴み
替え用の押釦スイッチ等をオン・オフするためのボタ
ン、スイッチなどを配した操作盤である。油圧操作レバ
ー12は、油圧系統を手動操作するためのレバー類であ
る。油圧操作レバー12の中の4本のアウトリガー操作
レバー12aは、4個のアウトリガーを駆動してベース
全体を含め地盤改良機全体を上昇、下降させるために手
動油圧バルブ(後述)操作するためのそれぞれのレバー
である。
【0020】スライド操作レバー12bは、ベース16
上の地盤改良機全体を前後に移動させるために手動油圧
バルブ(後述)を操作するためのレバーである。ロッド
ブレーカー操作レバー12cは、ロッド19を把持する
ロッドブレーカー20の開閉を行うために手動油圧バル
ブ(後述)を操作するためのレバーである。ロッドブレ
ーカー操作レバー12dは、ロッドを把持するロッドブ
レーカー20のクランプアームをクランプするための手
動油圧バルブ(後述)を操作するためのレバーである。
上の地盤改良機全体を前後に移動させるために手動油圧
バルブ(後述)を操作するためのレバーである。ロッド
ブレーカー操作レバー12cは、ロッド19を把持する
ロッドブレーカー20の開閉を行うために手動油圧バル
ブ(後述)を操作するためのレバーである。ロッドブレ
ーカー操作レバー12dは、ロッドを把持するロッドブ
レーカー20のクランプアームをクランプするための手
動油圧バルブ(後述)を操作するためのレバーである。
【0021】オイルポンプ13は、可変容量ピストンポ
ンプ型の2台のオイルポンプからなるものであり、加圧
された油は各部に供給される。電動モータ14は、オイ
ルポンプ13を回転駆動するためのモータである。スラ
イドベース15はこの上部に搭載されたマシン本体を支
持するためのベースである。スライドベース15は、ベ
ース16上に前後動可能に支持されている。
ンプ型の2台のオイルポンプからなるものであり、加圧
された油は各部に供給される。電動モータ14は、オイ
ルポンプ13を回転駆動するためのモータである。スラ
イドベース15はこの上部に搭載されたマシン本体を支
持するためのベースである。スライドベース15は、ベ
ース16上に前後動可能に支持されている。
【0022】スライドベース15のベース16上での前
後動はスライドシリンダ17で駆動される。スライドベ
ース15の側面には、4本のアウトリガー18が設けら
れている。アウトリガー18は油圧シリンダであり、こ
れがスライドベース15に固定されているので、この油
圧シリンダ内に油圧を導入することによりピストンを伸
長させて、地盤改良機全体を上下に駆動する。地盤改良
機全体を前後動させるときは、このアウトリガー18及
びスライドシリンダ17を駆動して前後動に寸動させ移
動させることができる。
後動はスライドシリンダ17で駆動される。スライドベ
ース15の側面には、4本のアウトリガー18が設けら
れている。アウトリガー18は油圧シリンダであり、こ
れがスライドベース15に固定されているので、この油
圧シリンダ内に油圧を導入することによりピストンを伸
長させて、地盤改良機全体を上下に駆動する。地盤改良
機全体を前後動させるときは、このアウトリガー18及
びスライドシリンダ17を駆動して前後動に寸動させ移
動させることができる。
【0023】ロッドブレーカー20は、ロッド20のネ
ジ部分の継ぎ・切りの操作を行うための把持装置であ
る。この継ぎ・切りの操作は、油圧チャックと主軸の回
転を利用してマニュアルで行う。
ジ部分の継ぎ・切りの操作を行うための把持装置であ
る。この継ぎ・切りの操作は、油圧チャックと主軸の回
転を利用してマニュアルで行う。
【0024】油圧回路40 図3は、この地盤改良機のオートフィード装置の油圧回
路40の回路図である。アンクランプシリンダ21は、
掘削ロッド19を把持する把持爪(図示せず)をアンク
ランプするための油圧シリンダ装置であり、油圧チャッ
ク本体6に備えられている。掘削ロッド19の把持力
は、皿バネで与えられている。油圧シリンダ装置が作動
しないときは、アンクランプシリンダ21はロッド19
を常時把持している。
路40の回路図である。アンクランプシリンダ21は、
掘削ロッド19を把持する把持爪(図示せず)をアンク
ランプするための油圧シリンダ装置であり、油圧チャッ
ク本体6に備えられている。掘削ロッド19の把持力
は、皿バネで与えられている。油圧シリンダ装置が作動
しないときは、アンクランプシリンダ21はロッド19
を常時把持している。
【0025】アンクランプシリンダ21の油圧供給、排
出口には、電磁切換弁22が接続されている。アンクラ
ンプシリンダ21の作動位置は、回路中に設けた感圧ス
イッチ(図示せず)により検出される。この電磁切換弁
22には、前記した油圧ポンプ13aに接続されてい
る。油圧ポンプ13は2台の油圧ポンプ13に接続され
ている。油圧ポンプ13は2台の油圧ポンプ13bがあ
り、電動モータ14により同時に回転駆動される。
出口には、電磁切換弁22が接続されている。アンクラ
ンプシリンダ21の作動位置は、回路中に設けた感圧ス
イッチ(図示せず)により検出される。この電磁切換弁
22には、前記した油圧ポンプ13aに接続されてい
る。油圧ポンプ13は2台の油圧ポンプ13に接続され
ている。油圧ポンプ13は2台の油圧ポンプ13bがあ
り、電動モータ14により同時に回転駆動される。
【0026】電磁切換弁22から出た油は、オイルクー
ラ22などを通りオイルタンク24に戻される。油圧ロ
ッドホルダ8は、爪を駆動するために2台のシリンダ装
置8a,8bを備えている。油圧ロッドホルダ8には、
油圧ポンプ13aから電磁切換弁25、逆止弁26を介
して油圧が供給される。
ラ22などを通りオイルタンク24に戻される。油圧ロ
ッドホルダ8は、爪を駆動するために2台のシリンダ装
置8a,8bを備えている。油圧ロッドホルダ8には、
油圧ポンプ13aから電磁切換弁25、逆止弁26を介
して油圧が供給される。
【0027】2本の送りシリンダ3a,3bは、スイベ
ルヘッド本体2を上下方向に送り駆動させるためのシリ
ンダである。送り油圧シリンダ3a,3bには、電磁手
動切換弁27を介して油圧ポンプ13aから圧油が供給
される。油圧モータ7は、掘削ロッド19を把持し回転
駆動するスピンドル(図示せず)を駆動するためのもの
である。
ルヘッド本体2を上下方向に送り駆動させるためのシリ
ンダである。送り油圧シリンダ3a,3bには、電磁手
動切換弁27を介して油圧ポンプ13aから圧油が供給
される。油圧モータ7は、掘削ロッド19を把持し回転
駆動するスピンドル(図示せず)を駆動するためのもの
である。
【0028】手動切換弁27と送りシリンダ3a,3b
との間には、遮断電磁弁36が介在されている。電磁遮
断弁36は、油圧の供給を一時的に遮断して送り、すな
わちスイベルヘッド2の地盤改良時の上昇を一定距離ご
とに、すなわちステップ状に一時的に止めるためのもの
である。油圧モータ7に通じる油路には、電磁切換弁2
8が接続されている。電磁切換弁28は、油圧モータ7
を正転、逆転のどちらにでも選択できるように方向を切
り換えることができる。
との間には、遮断電磁弁36が介在されている。電磁遮
断弁36は、油圧の供給を一時的に遮断して送り、すな
わちスイベルヘッド2の地盤改良時の上昇を一定距離ご
とに、すなわちステップ状に一時的に止めるためのもの
である。油圧モータ7に通じる油路には、電磁切換弁2
8が接続されている。電磁切換弁28は、油圧モータ7
を正転、逆転のどちらにでも選択できるように方向を切
り換えることができる。
【0029】油圧モータ7に圧油を供給する油圧ポンプ
13bは、油圧ロッドホルダ8に供給する油圧ポンプ1
3aと別な油圧ポンプである。このため、油圧モータ7
は、安定した回転が得られる。電磁切換弁29は、油圧
モータ7の回転速度を変えるための弁である。アウトリ
ガーシリンダ18a,18b,18c及び18dは、4
本のアウトリガー18をそれぞれ駆動するためのもので
ある。
13bは、油圧ロッドホルダ8に供給する油圧ポンプ1
3aと別な油圧ポンプである。このため、油圧モータ7
は、安定した回転が得られる。電磁切換弁29は、油圧
モータ7の回転速度を変えるための弁である。アウトリ
ガーシリンダ18a,18b,18c及び18dは、4
本のアウトリガー18をそれぞれ駆動するためのもので
ある。
【0030】アウトリガーシリンダ18a,18b,1
8c及び18dへの圧油の供給、遮断は、手動切換弁3
0a,30b,30c及び30dによりアウトリガー操
作レバー12aを操作してそれぞれ行う。前記したよう
にスライドシリンダ17は、地盤改良機全体を位置調節
のときに、地盤改良機を下部から支えるベース16上で
スライドベース15をスライドさせるための駆動用シリ
ンダである。
8c及び18dへの圧油の供給、遮断は、手動切換弁3
0a,30b,30c及び30dによりアウトリガー操
作レバー12aを操作してそれぞれ行う。前記したよう
にスライドシリンダ17は、地盤改良機全体を位置調節
のときに、地盤改良機を下部から支えるベース16上で
スライドベース15をスライドさせるための駆動用シリ
ンダである。
【0031】スライドシリンダ17への油圧の供給は、
油圧ポンプ13aから手動切換弁31を介して行う。手
動切換弁31の操作はスライド操作レバー12cで行
う。ベース16上で地盤改良機を移動させるときは、ス
ライド操作レバー12cを作動させて行う。ロッドブレ
ーカーシリンダ32は、ロッドブレーカー20の把持爪
を揺動させてロッド19を把持できるように開くための
駆動シリンダである。
油圧ポンプ13aから手動切換弁31を介して行う。手
動切換弁31の操作はスライド操作レバー12cで行
う。ベース16上で地盤改良機を移動させるときは、ス
ライド操作レバー12cを作動させて行う。ロッドブレ
ーカーシリンダ32は、ロッドブレーカー20の把持爪
を揺動させてロッド19を把持できるように開くための
駆動シリンダである。
【0032】ロッドブレーカーシリンダ32への油圧の
供給、遮断は、手動切換弁33により行われる。手動切
換弁33の操作は、ロッドブレーカー操作レバー12c
(図2参照)を操作してそれぞれ行う。ロッドブレーカ
ークランプシリンダ34a及び34bは、ロッド19を
クランプ、アンクランプするためのシリンダである。ロ
ッドブレーカークランプシリンダ34a及び34bへの
油圧の供給、遮断は、手動切換弁35により行われる。
手動切換弁35の操作は、ロッドブレーカー操作レバー
12d(図2参照)を操作してそれぞれ行う。
供給、遮断は、手動切換弁33により行われる。手動切
換弁33の操作は、ロッドブレーカー操作レバー12c
(図2参照)を操作してそれぞれ行う。ロッドブレーカ
ークランプシリンダ34a及び34bは、ロッド19を
クランプ、アンクランプするためのシリンダである。ロ
ッドブレーカークランプシリンダ34a及び34bへの
油圧の供給、遮断は、手動切換弁35により行われる。
手動切換弁35の操作は、ロッドブレーカー操作レバー
12d(図2参照)を操作してそれぞれ行う。
【0033】動力制御リレー回路50 図4は、動力制御盤10内の動力制御リレー回路50と
油圧回路40及びセンサー類との相互の接続を示す接続
図である。動力制御リレー回路50は、油圧回路40を
主にシーケンス制御するためのリレー回路である。この
リレー回路は、センサー、電磁弁を駆動するソレノイド
に接続され、地盤改良機の動作をシーケンス制御する。
油圧回路40及びセンサー類との相互の接続を示す接続
図である。動力制御リレー回路50は、油圧回路40を
主にシーケンス制御するためのリレー回路である。この
リレー回路は、センサー、電磁弁を駆動するソレノイド
に接続され、地盤改良機の動作をシーケンス制御する。
【0034】上限停止用近接スイッチ52は、スイベル
ヘッド本体2が最上端に位置するとこれを検知し停止さ
せる。ステップ用近接スイッチ53は、予め決められた
距離間隔でスイベルヘッド本体2の送りを停止させるた
めに、スイベルヘッド本体2の移動を検知するための近
接スイッチである。スピンドル回転用ロータリエンコー
ダ54は、スイベルヘッド本体2内のスピンドルの回転
を検知するためのエンコーダである。
ヘッド本体2が最上端に位置するとこれを検知し停止さ
せる。ステップ用近接スイッチ53は、予め決められた
距離間隔でスイベルヘッド本体2の送りを停止させるた
めに、スイベルヘッド本体2の移動を検知するための近
接スイッチである。スピンドル回転用ロータリエンコー
ダ54は、スイベルヘッド本体2内のスピンドルの回転
を検知するためのエンコーダである。
【0035】ウインチ制御回路54は、地盤改良機に組
み込まれたウインチ(図示せず)を駆動するモータを制
御するための制御回路である。動力制御リレー回路50
は油圧ポンプ13を駆動する電動モータ14及びオイル
クーラ23のオンオフを制御する。また、動力制御回路
51は、スピンドル逆転、正転切り替え用の電磁切換弁
28、スピンドルの高速又は低速のスピード切り替えの
ための電磁切換弁29、油圧ロッドホルダー8の電磁切
換弁25、スイベルヘッド本体2内のチャックを解放す
るための電磁切換弁22及びスイベルヘッド本体2の駆
動を一時的に停止させるための電磁切換弁36のオンオ
フを制御する。
み込まれたウインチ(図示せず)を駆動するモータを制
御するための制御回路である。動力制御リレー回路50
は油圧ポンプ13を駆動する電動モータ14及びオイル
クーラ23のオンオフを制御する。また、動力制御回路
51は、スピンドル逆転、正転切り替え用の電磁切換弁
28、スピンドルの高速又は低速のスピード切り替えの
ための電磁切換弁29、油圧ロッドホルダー8の電磁切
換弁25、スイベルヘッド本体2内のチャックを解放す
るための電磁切換弁22及びスイベルヘッド本体2の駆
動を一時的に停止させるための電磁切換弁36のオンオ
フを制御する。
【0036】図5は、動力制御リレー回路50の一部の
展開接続図である。この展開接続図は、スイベルヘッド
本体2内のチャックと油圧ホルダー8との掴み替え動作
のためのリレー回路である。押釦スイッチ(PB6)6
0は、チャック及びホルダーを掴み替えるときにオペレ
ータが手動で押すためのスイッチである。押釦スイッチ
60が押されると、オフディレイタイマー61の電磁コ
イルに電流が流れる。
展開接続図である。この展開接続図は、スイベルヘッド
本体2内のチャックと油圧ホルダー8との掴み替え動作
のためのリレー回路である。押釦スイッチ(PB6)6
0は、チャック及びホルダーを掴み替えるときにオペレ
ータが手動で押すためのスイッチである。押釦スイッチ
60が押されると、オフディレイタイマー61の電磁コ
イルに電流が流れる。
【0037】このオフディレイタイマー(TR)61
は、予め設定された時間(本例では2.5秒)のみ作動
し、この時間だけ常開接点(TR)62を閉じる。常閉
接点(TR)62が導通されると、交互リレー(LAR
Y)63の交互接点64を介してオンディレイタイマー
65が導通される。オンディレイタイマー(HCR)6
5の電磁コイルに電流が流されると、常開接点(HC
R)66が導通される。
は、予め設定された時間(本例では2.5秒)のみ作動
し、この時間だけ常開接点(TR)62を閉じる。常閉
接点(TR)62が導通されると、交互リレー(LAR
Y)63の交互接点64を介してオンディレイタイマー
65が導通される。オンディレイタイマー(HCR)6
5の電磁コイルに電流が流されると、常開接点(HC
R)66が導通される。
【0038】常開接点(HCR)66が導通されると、
補助リレー(CR4)67の電磁コイルに電流が流さ
れ、その常開接点(CR4)68aが閉じ自己保持す
る。常開接点68aと同時に交互接点68bが作動し、
電磁切換弁22すなわちチャックのロッド19の把持を
開放する(図3参照)。同時にネオンランプ69の点灯
を消してチャックがアンクランプである表示をする。
補助リレー(CR4)67の電磁コイルに電流が流さ
れ、その常開接点(CR4)68aが閉じ自己保持す
る。常開接点68aと同時に交互接点68bが作動し、
電磁切換弁22すなわちチャックのロッド19の把持を
開放する(図3参照)。同時にネオンランプ69の点灯
を消してチャックがアンクランプである表示をする。
【0039】他方、交互リレー63の交互接点(LAR
Y)64が他方の接点に位置したとき、オンディレイタ
イマー(CHR)70が導通される。オンディレイタイ
マー(CHR)70は、設定された時間(本例では0.
2秒)ののち作動するリレーである。この設定時間の
後、常開接点(CHR)71が閉じられ補助リレー(C
R3)73が導通され、この電磁コイルに電流が流され
ると、その常開接点(CR3)73aが閉じ自己保持す
る。
Y)64が他方の接点に位置したとき、オンディレイタ
イマー(CHR)70が導通される。オンディレイタイ
マー(CHR)70は、設定された時間(本例では0.
2秒)ののち作動するリレーである。この設定時間の
後、常開接点(CHR)71が閉じられ補助リレー(C
R3)73が導通され、この電磁コイルに電流が流され
ると、その常開接点(CR3)73aが閉じ自己保持す
る。
【0040】これと同時に交互接点73bが作動し、電
磁切換弁25すなわち油圧ロッドホルダー8を開放す
る。同時に、ネオンランプ74の点灯を消して油圧ロッ
ドホルダー8が開放された表示をする。図6は、動力制
御回路51の他の部分の展開接続図である。この展開接
続図は、電動モータ及びスピンドル回転制御用のリレー
回路である。
磁切換弁25すなわち油圧ロッドホルダー8を開放す
る。同時に、ネオンランプ74の点灯を消して油圧ロッ
ドホルダー8が開放された表示をする。図6は、動力制
御回路51の他の部分の展開接続図である。この展開接
続図は、電動モータ及びスピンドル回転制御用のリレー
回路である。
【0041】電動モータ14のリレー回路は本発明の要
旨ではないので、説明を省略する。前記したオフディレ
イタイマー(TR)61が作動されると、最初に常閉接
点(TR)80が開く。常閉接点(TR)80が開く
と、スピンドル回転を制御する電磁切換弁28の電磁コ
イルに電流が一切流れなくなる。このため電磁切換弁2
8は中立位置に位置し、油圧モータ7に油圧の供給を一
切遮断し、スピンドルの回転は停止される。結局、押釦
スイッチ60が押されると、最初にスピンドルの回転が
停止されることになる。
旨ではないので、説明を省略する。前記したオフディレ
イタイマー(TR)61が作動されると、最初に常閉接
点(TR)80が開く。常閉接点(TR)80が開く
と、スピンドル回転を制御する電磁切換弁28の電磁コ
イルに電流が一切流れなくなる。このため電磁切換弁2
8は中立位置に位置し、油圧モータ7に油圧の供給を一
切遮断し、スピンドルの回転は停止される。結局、押釦
スイッチ60が押されると、最初にスピンドルの回転が
停止されることになる。
【0042】押釦スイッチ(PB41)75は、油圧ロ
ッドホルダ8にクランプ動作をさせるときに押す手動用
ボタンである。押釦スイッチ(PB42)76は、油圧
ロッドホルダー8にアンクランプ動作をさせるときに押
す手動用ボタンである。押釦スイッチ(PB51)77
は、チャックにクランプ動作をさせるときに押す手動用
ボタンである。押釦スイッチ(PB52)78は、チャ
ックにアンクランプ動作をさせるときに押す手動用ボタ
ンである。
ッドホルダ8にクランプ動作をさせるときに押す手動用
ボタンである。押釦スイッチ(PB42)76は、油圧
ロッドホルダー8にアンクランプ動作をさせるときに押
す手動用ボタンである。押釦スイッチ(PB51)77
は、チャックにクランプ動作をさせるときに押す手動用
ボタンである。押釦スイッチ(PB52)78は、チャ
ックにアンクランプ動作をさせるときに押す手動用ボタ
ンである。
【0043】作動 次に地盤改良機の削孔時を例にとってチャック・油圧ロ
ッドホルダの掴み替え動作の概要を説明する。ロッド1
9の先端に掘削ビットを取付けて削孔するときの掴み替
え動作を例に説明する。削孔を行っているとき、スライ
ドヘッド本体2が下死点に到達したらその送りは停止す
る。オペレータは、チャック・油圧ロッドホルダを掴み
替えるために押釦スイッチ(PB6)60を押す。
ッドホルダの掴み替え動作の概要を説明する。ロッド1
9の先端に掘削ビットを取付けて削孔するときの掴み替
え動作を例に説明する。削孔を行っているとき、スライ
ドヘッド本体2が下死点に到達したらその送りは停止す
る。オペレータは、チャック・油圧ロッドホルダを掴み
替えるために押釦スイッチ(PB6)60を押す。
【0044】押釦スイッチ(PB6)60を押すと、前
記したリレー回路の動作により常閉接点(TR)80
(図6参照)を開放しスピンドルの回転を停止させる。
更に、交互リレー63の交互接点64は移動し、オンデ
ィレイタイマー(HCR)65を作動させる。オンディ
レイタイマー(HCR)65の作動により、電磁切換弁
25がオフになり油圧ロッドホルダ8はロッド19をク
ランプし、ネオランプ74を点灯させる。
記したリレー回路の動作により常閉接点(TR)80
(図6参照)を開放しスピンドルの回転を停止させる。
更に、交互リレー63の交互接点64は移動し、オンデ
ィレイタイマー(HCR)65を作動させる。オンディ
レイタイマー(HCR)65の作動により、電磁切換弁
25がオフになり油圧ロッドホルダ8はロッド19をク
ランプし、ネオランプ74を点灯させる。
【0045】更に、電磁切換弁22すなわちチャックの
ロッド19の把持を開放する。同時にネオンランプ69
の点灯を消してチャックがアンクランプである表示をす
る。これでスピンドル回転が停止し、油圧ロッドホルダ
8が締めの状態で、かつチャックが緩めの状態になる。
ロッド19の把持を開放する。同時にネオンランプ69
の点灯を消してチャックがアンクランプである表示をす
る。これでスピンドル回転が停止し、油圧ロッドホルダ
8が締めの状態で、かつチャックが緩めの状態になる。
【0046】次に、スイベルヘッド本体2をフィードレ
バー(図示せず)を操作して、手動切換弁27を切換え
て上昇させる。スイベルヘッド本体2が上死点に達した
ら、再び押釦スイッチ(PB6)60を押すと、前記と
逆の油圧ロッドホルダ8が緩めの状態で、かつチャック
が締めの状態になる。削孔開始は、スピンドル回転をオ
ンにしてフィードレバーを手動で操作し再びスイベルヘ
ッド本体2を移動させる。このように、チャックと油圧
ロッドホルダ8のクランプ、アンクランプを交互に確実
に行う。
バー(図示せず)を操作して、手動切換弁27を切換え
て上昇させる。スイベルヘッド本体2が上死点に達した
ら、再び押釦スイッチ(PB6)60を押すと、前記と
逆の油圧ロッドホルダ8が緩めの状態で、かつチャック
が締めの状態になる。削孔開始は、スピンドル回転をオ
ンにしてフィードレバーを手動で操作し再びスイベルヘ
ッド本体2を移動させる。このように、チャックと油圧
ロッドホルダ8のクランプ、アンクランプを交互に確実
に行う。
【0047】なお、つかみ替え後の解除はチャック締め
の押釦スイッチ77、チャック緩めの押釦スイッチ78
を押して行う。同様にホルダー締めは押釦スイッチ7
5、ホルダー緩めは押釦スイッチ76を押して解除す
る。
の押釦スイッチ77、チャック緩めの押釦スイッチ78
を押して行う。同様にホルダー締めは押釦スイッチ7
5、ホルダー緩めは押釦スイッチ76を押して解除す
る。
【0048】[他の実施例]前記実施例は、地盤改良機
に適用したものであるが、前記説明から明らかなよう
に、地盤改良時のロッドの送りにも適用できる。またボ
ーリング機械にも適用できることは前記説明から明かで
ある。前記地盤改良機は、制御するのにリレーを使った
シーケンス回路を用いた。しかし、前記原理に基づく動
作であれば、プログラマブルコントローラすなわちシー
ケンサ、マイクロコンピュータによる制御装置など公知
のいかなる制御装置でも良い。図7は、マイクロコンピ
ュータで前記した掴み替え動作の例を示すフロー図であ
る。動作の概要は前記したリレー回路と同一であるが、
交互リレーに替えてフラッグを立てて1又は0かを判別
して交互の動作を行うで異なる。
に適用したものであるが、前記説明から明らかなよう
に、地盤改良時のロッドの送りにも適用できる。またボ
ーリング機械にも適用できることは前記説明から明かで
ある。前記地盤改良機は、制御するのにリレーを使った
シーケンス回路を用いた。しかし、前記原理に基づく動
作であれば、プログラマブルコントローラすなわちシー
ケンサ、マイクロコンピュータによる制御装置など公知
のいかなる制御装置でも良い。図7は、マイクロコンピ
ュータで前記した掴み替え動作の例を示すフロー図であ
る。動作の概要は前記したリレー回路と同一であるが、
交互リレーに替えてフラッグを立てて1又は0かを判別
して交互の動作を行うで異なる。
【0049】
【発明の効果】以上、詳記したように、この発明の地盤
改良機のロッド掴み替え制御装置は、ロッドの掴み替え
作業の動作をミスすることもなくできる。また作業速度
も早くなった。
改良機のロッド掴み替え制御装置は、ロッドの掴み替え
作業の動作をミスすることもなくできる。また作業速度
も早くなった。
【図1】図1は、地盤改良機の正面図である。
【図2】図2は、図1の側面図である。
【図3】図3は、地盤改良機の油圧回路図である。
【図4】図4は、動力制御リレー回路と他の電気部品と
の接続図である。
の接続図である。
【図5】図5は、動力制御回路の一部を示すリレー回路
図である。
図である。
【図6】図6は、動力制御回路の他の一部を示すリレー
回路図である。
回路図である。
【図7】図7は、マイクロコンピュータで制御するとき
のチャック・油圧ロッドホルダ掴み替え動作の概要を示
すフロー図である。
のチャック・油圧ロッドホルダ掴み替え動作の概要を示
すフロー図である。
1…フレーム 2…スイベルヘッド本体 3…送り油圧シリンダ 4…ピストンロッド 5…フランジ 6…油圧チャック本体 7…油圧モータ 8…油圧ロッドホルダ 8a,8b…爪 10…動力制御盤 11…操作盤 12…油圧操作盤 13…オイルポンプ 14…電動モータ 18…アウトリガー 60…押釦スイッチ 64…交互リレー
Claims (3)
- 【請求項1】地盤改良機の本体を構成するフレームと、 前記地盤改良機の回転するロッドを把持又は解放するた
めの第1チャック手段と、 前記第1チャック手段を前記ロッドの軸線方向に送り駆
動するための第1チャック送り手段と、 前記フレームに固定され前記ロッドを把持又は解放する
ための第2チャック手段とからなる地盤改良機におい
て、 前記第1チャック手段が前記ロッドを把持するとき、前
記第2チャック手段が解放の状態か、又は前記第1チャ
ック手段が前記ロッドを解放するとき、前記第2チャッ
ク手段が把持の状態のいずれか一方の状態であるように
制御して前記ロッドの掴み替えを制御することを特徴と
する地盤改良機のロッド掴み替え制御方法。 - 【請求項2】請求項1において、 前記ロッドの掴み替えのとき、前記ロッドの回転駆動を
止めることを特徴とする地盤改良機のロッド掴み替え制
御方法。 - 【請求項3】地盤改良機の本体を構成するフレームと、 前記地盤改良機の回転するロッドを把持又は解放するた
めの第1チャック手段と、 前記第1チャック手段を前記ロッドの軸線方向に送り駆
動するための第1チャック送り手段と、 前記フレームに固定され前記掘削ロッドを把持又は解放
するための第2チャック手段と、 前記第1チャック手段が前記ロッドを把持又は解放状態
のいずれかを制御する第1チャック制御手段と、 前記第2チャック手段が前記ロッドを把持又は解放状態
のいずれかを制御する第2チャック制御手段と、 前記第1チャック手段又は前記第2チャック手段の把持
又は解放を選択的に切換えるためのチャック状態切換手
段とからなることを特徴とする地盤改良機のロッド掴み
替え制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15528994A JPH07331982A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 地盤改良機のロッド掴み替え制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15528994A JPH07331982A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 地盤改良機のロッド掴み替え制御方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07331982A true JPH07331982A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15602649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15528994A Pending JPH07331982A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 地盤改良機のロッド掴み替え制御方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07331982A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010242344A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Kajima Corp | コアサンプリング装置 |
JP2014173383A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | チュービング装置 |
JP2014173384A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | チュービング装置 |
JP2017128866A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 前田建設工業株式会社 | 地盤改良装置 |
JP2019127765A (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 大成建設株式会社 | 地盤改良装置及び地盤改良方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5568994A (en) * | 1978-11-21 | 1980-05-24 | Onoda Cement Co Ltd | Device for automatically opening*closing rod holder and chuck of drilling machine in connection with each other |
JPH05195682A (ja) * | 1992-01-21 | 1993-08-03 | Nippon Kensetsu Kikai Shoji Kk | 地盤改良機のオートフィード制御装置 |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP15528994A patent/JPH07331982A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5568994A (en) * | 1978-11-21 | 1980-05-24 | Onoda Cement Co Ltd | Device for automatically opening*closing rod holder and chuck of drilling machine in connection with each other |
JPH05195682A (ja) * | 1992-01-21 | 1993-08-03 | Nippon Kensetsu Kikai Shoji Kk | 地盤改良機のオートフィード制御装置 |
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JP2014173383A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | チュービング装置 |
JP2014173384A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | チュービング装置 |
JP2017128866A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 前田建設工業株式会社 | 地盤改良装置 |
JP2019127765A (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 大成建設株式会社 | 地盤改良装置及び地盤改良方法 |
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