JPH06344255A - 舶用弁と弁座の研磨、摺合装置 - Google Patents
舶用弁と弁座の研磨、摺合装置Info
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- JPH06344255A JPH06344255A JP15631493A JP15631493A JPH06344255A JP H06344255 A JPH06344255 A JP H06344255A JP 15631493 A JP15631493 A JP 15631493A JP 15631493 A JP15631493 A JP 15631493A JP H06344255 A JPH06344255 A JP H06344255A
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
置を提供することより、経済効果を高めるとともに、船
舶内での作業やスペ−スの改善に寄与する。 [構成] チャッキング機構と駆動部とが舶用弁と弁座
を回転させ、砥石機構が舶用弁と弁座の双方を研磨する
とともに、研磨終了のあと、上下運動機構が、研磨済の
弁をチャッキング機構で回転される研磨済の弁座から押
し上げ落下させ当接させる運動を繰り返すことで、研磨
済の弁と弁座の摺合がなされることにより、一台の装置
で舶用弁と弁座の研磨と摺合とを得る。
Description
される舶用弁と弁座の研磨、摺合装置に関する。
装置で研磨できる研磨装置を開発し、既に特願平5−5
8004号で提案し、この装置は現実に使われている。
しかし、研磨済の舶用弁と弁座の摺合は、主として手作
業による別途の装置に頼っているのが現実であった。
磨装置は双方の研磨をすることはできるが、しかし舶用
弁と弁座の摺合は、主として手作業による別途の装置に
頼っているのが現実であった。そのため船舶は弁と弁座
の研磨装置の他に摺合装置を使用するという不経済を余
儀なくされ、しかも設置場所や熟練労働力が制限される
船舶内で、二つの装置を設置しなければならないという
問題点があった。
置で研磨と摺合のできる兼用機の出現が望まれていた。
本発明はこの要望を解決するため、弁と弁座の研磨及び
摺合を一台の装置で達成できる装置を開発し提供するも
のである。
位置し弁座をチャックしかつ駆動部によって回転される
チャッキング機構を備え、基台には、弁を弁座から押し
上げ、押し上げた弁を落下させ弁座に当接させる上下運
動機構を備えることを特徴とする。空気圧又は油圧の流
体圧によって作動するシリンダを有する上下運動機構を
備えることを特徴とする。基台上のチャッキング機構に
よりチャックされた弁座の研磨済シ−ト面に弁の研磨済
シ−ト面が当接するまで挿入された弁シャフトの基台下
に延びた下縁面に、押金付ピストンがシリンダ内でスト
ロ−クの最下位にあるとき、その上縁面が近接するよう
にシリンダを設置することを特徴とする。
部とチャッキング機構とで回転する研磨済の弁座から押
し上げ落下させ当接させる上下運動を繰り返えさせ、そ
の際、研磨済の弁座面にラッピングパウダーと機械油を
混和したラッピング剤を塗布することにより、弁と弁座
との摺合わせ仕上げを得る。
下運動機構の構成を示すフロ−図である。電磁バルブ4
3の給気口44は船舶内の圧縮空気配管に耐圧ホ−スを
介して接続する。圧縮空気の給気フロ−は、給気口44
を導管53を介して絞り弁の流量制御機構41に接続
し、流量制御機構41を導管53を介して、ピストン4
0を挿着したシリンダ39に接続することにより、構成
する。圧縮空気の排気フロ−は、シリンダ39を導管5
3を介して、絞り弁の自由流れ機構42と電磁バルブ4
3の排気口45の順に接続することにより、構成する。
取り付けられ、ピストン40がストロ−クの最下位にあ
るとき、押金37の上縁面は弁座に当接した弁の弁シャ
フトの下縁面36に近接するようにシリンダ39を架台
55に設置する。
り、端子46とヒュ−ズ54は、船舶内の単相交流10
0ボルト、60サイクルの受電部である。スイッチ52
をオンすることで、タイミングモ−タ−48が回転しマ
イクロスイッチ49のオン、オフが繰り返される。マイ
クロスイッチ49がオフのときは、電磁バルブ43の排
気口45が開き給気口44が閉じ、圧縮空気が排気さ
れ、シリンダ39内のピストン40はストロ−クの最下
位まで下がり、弁は弁座に当接する。マイクロスイッチ
49がオンのときは、電磁バルブ43の給気口44が開
き排気口45が閉じ、圧縮空気が給気され、シリンダ3
9内のピストン40はストロ−クの最上位まで上がり、
ピストン40の上縁面に取り付けられた押金37を介し
て、弁を弁座から押し上げる。
駆動部モ−タ11と切り換えスイッチ50、ア−ス端子
47は、既に提案した舶用弁と弁座の研磨装置と同様の
ものである。
キング機構3と駆動部2は、既に提案した舶用弁と弁座
の研磨機構のものと同様である。
る上下運動機構の実施例を記載したが、本発明の上下運
動機構には、この他シリンダに双方向から空気圧を交互
に作用させる等の公知の機構を使用でき、また空気圧に
替わって油圧による上下運動機構の実施は容易である。
さらにカムとモ−タによる上下運動機構を実施すること
は容易に類推される。
記載する。図中1が基台で、この基台内に位置するチャ
ッキング機構にチャックされた弁7又は弁座8を回転駆
動する駆動部2を有し、この駆動部2は駆動モータ11
及び駆動力伝達ベルト12によって構成される。3がチ
ャッキング機構で、弁7及び弁座8を選択してチャック
することができる公知の機構と同様のもので基台1上に
設けてある。
構3に隣接して設けた垂直昇降機構で、基台1上に固設
したスライドベース取付プレート13に対して昇降可能
に取付けた昇降用ベース部材14を有する。この昇降用
ベース部材14には基台1上に垂直に装備した昇降用送
り螺杆15に螺合するベベルギヤー系16を回転自在に
設けてあり、昇降用操作ハンドル17の回転操作により
ベベルギヤーを回転し昇降用ベース部材14を昇降す
る。この昇降用ベース部材14の昇降により後述する研
磨砥石及び砥石回転駆動モータを垂直方向に昇降し、砥
石を弁7又と弁座8のシート面に対向当接する。
向微小送り機構で、上記垂直昇降機構4の昇降用ベース
部材14上に設けた水平移動テーブル18に水平移動可
能に設けた水平移動部材19を有し、該昇降用ベース部
材14に水平方向に取付けた水平方向微小送り螺杆20
を取付け、微小研磨ハンドル21の微小回転操作により
該螺杆20を回転操作して水平移動部材19を水平方向
に移動し、砥石及び砥石回転駆動モータを水平方向に移
動するようにしてある。22は目盛環で、微小研磨ハン
ドル21の回転操作量を示すものであり、図示実施例で
は微小研磨ハンドル21の1目盛回転により回転砥石の
水平方向の移動量を5/1000mmに設定してある。
材19上に斜めに取付けた傾斜送り機構である。この傾
斜送り機構6は、斜め出入操作ハンドル23の回転操作
により回転される斜め出入螺杆24を有する傾斜ベース
部材25と、この傾斜ベース部材25に沿って上記斜め
出入用螺杆24との共働により斜めに出入移動する斜め
出入用テーブル26とからなり、この斜め出入用テーブ
ル26がグラインダー取付台となって研磨砥石9及び砥
石回転駆動モータ10からなるグラインダを取付けてあ
る。そしてこの傾斜送り機構6の送り操作により研磨砥
石9を弁7又は弁座8のシート面に当接する。
調整機構は、上記水平移動部材19の両壁27を起立さ
せて、この両壁27間に傾斜ベース部材25を介在さ
せ、その最下先端部を固定軸31によって軸支し、固定
ネジによって緊密に固定することができるようにしてあ
る。水平移動部材19の上端両壁27には角度調整用長
孔32が穿ってあり、この長孔32に角度調整ネジ33
を介入し、傾斜ベース部材25に形成したネジ孔に固定
するようにしてある。該傾斜ベース部材25と両壁27
とには、それぞれ弁用のテーパピン孔34と弁座用のテ
ーパピン孔35を形成してあり、これらテーパピン孔に
テーパピンを挿入することによって弁7用の傾斜角と弁
座用の傾斜角とを確定するようにしてある。因みに図示
した実施例では弁7用の傾斜角は30.3°に、弁座8
用の傾斜角は30°に設定してある。
座8用のテーパピン孔35にテーパピンを貫入して傾斜
送り機構6の傾斜角を確定する。次に、弁7用にするた
めには、先ず角度調整ネジ33並びに固定軸31のネジ
を緩めると共に、弁座用テーパピン孔35に貫入してい
たテーパピンを抜き出し、傾斜送り機構6を動くように
して、その角度を固定軸31を中心に僅かに大きい角度
となるよう変角する。そこで、テーパピンを弁7用のテ
ーパピン孔34に貫入させて位置決めし、固定軸31を
ネジ止めして固定し、最後に角度調整ネジ33を締め付
けて位置固定する。
に研磨済の弁座をチャックして、斜め出入操作ハンドル
23の回転操作により砥石回転駆動モ−タ10と研磨砥
石9とを弁の上下運動が自由になる位置に移動し、研磨
済の弁を弁座に当接するまで挿入し、上下運動機構によ
り研磨済弁の上下運動と、従前の機構による研磨済弁座
の回転運動とを併行してできるように構成したから、弁
と弁座の研磨及び摺合とを一台の装置によってできるよ
うになし得た効果を有し、兼用機によっての経済効果を
高めたものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 駆動部を有する基台上に位置し弁座をチ
ャックしかつ駆動部によって回転されるチャッキング機
構を備え、基台には、弁を弁座から押し上げ、押し上げ
た弁を落下させ弁座に当接させる上下運動機構を備える
ことを特徴とする舶用弁と弁座の研磨、摺合装置。 - 【請求項2】 空気圧又は油圧の流体圧によって作動す
るシリンダを有する上下運動機構を備えることを特徴と
する請求項1に記載の舶用弁と弁座の研磨、摺合装置。 - 【請求項3】 基台上のチャッキング機構によりチャッ
クされた弁座の研磨済シ−ト面に弁の研磨済シ−ト面が
当接するまで挿入された弁シャフトの基台下に延びた下
縁面に、押金付ピストンがシリンダ内でストロ−クの最
下位にあるとき、その上縁面が近接するようにシリンダ
を設置することを特徴とする請求項2に記載の舶用弁と
弁座の研磨、摺合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156314A JP2808067B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 舶用弁と弁座の研磨、摺合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5156314A JP2808067B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 舶用弁と弁座の研磨、摺合装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32517797A Division JP3276909B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 舶用弁と弁座の研磨装置における傾斜送り機構の角度調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06344255A true JPH06344255A (ja) | 1994-12-20 |
JP2808067B2 JP2808067B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=15625096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5156314A Expired - Lifetime JP2808067B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 舶用弁と弁座の研磨、摺合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2808067B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103522146A (zh) * | 2013-09-18 | 2014-01-22 | 浙江威能消防器材股份有限公司 | 铝瓶肩部打磨机 |
JP5862908B1 (ja) * | 2014-08-15 | 2016-02-16 | 株式会社ウエイクフィールド | 弁座研削装置及び弁座研削方法 |
CN107627198A (zh) * | 2017-08-30 | 2018-01-26 | 重庆市永川区泰兴机械厂 | 用于船舶柴油机的打磨装置 |
Citations (3)
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JPS5997851U (ja) * | 1982-12-18 | 1984-07-03 | 株式会社河村精機製作所 | 排気弁等の自重による自動調心チヤツク装置 |
JPS62130859U (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-18 |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP5156314A patent/JP2808067B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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CN107627198B (zh) * | 2017-08-30 | 2019-03-26 | 重庆市永川区泰兴机械厂 | 用于船舶柴油机的打磨装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2808067B2 (ja) | 1998-10-08 |
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