JPH0733184A - 電子機器の包装箱 - Google Patents

電子機器の包装箱

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Publication number
JPH0733184A
JPH0733184A JP19666993A JP19666993A JPH0733184A JP H0733184 A JPH0733184 A JP H0733184A JP 19666993 A JP19666993 A JP 19666993A JP 19666993 A JP19666993 A JP 19666993A JP H0733184 A JPH0733184 A JP H0733184A
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JP
Japan
Prior art keywords
box
plate body
flaps
packaging box
electronic device
Prior art date
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JP19666993A
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English (en)
Inventor
Norio Hirota
則夫 広田
Masahiro Koda
昌弘 国府田
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RKC Instrument Inc
Original Assignee
Rika Kogyo Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器を簡単に包装できるようにするとと
もに衝撃が加えられても包装した電子機器が損傷を受け
ないようにする。 【構成】 板体11は折曲部17a〜17fによって側
面部13a〜13eと、側面部13aから突出するフラ
ップ15a、15bを有する。側面部13b〜13eは
両対向縁21a、21bの近傍に切込み23a〜23d
を有する。切込み23a〜23dと対向縁21a、21
b間で抑え部25a〜25dを形成する。側面部13a
に電子機器19を載せてフラップ15a、15bを折り
立て、フラップ15a、15bの先端に側面部13b〜
13eを当接するとともに対向縁21a、21bが競出
すように板体11を巻く。抑え部25a〜25dをフラ
ップ15a、15b上にL字型に折込んで電子機器19
を包装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御用電子機器その他一
般の電子機器の包装箱の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器、例えば制御用電子機器
である温度調節計1は、図11に示すように、製品化さ
れた後にいわゆるエアーバルブシートと称される気泡付
緩衝性シート3で包装して端を粘着テープ(図示せず)
で止め、包装されたこの温度調節計5を図12のように
蓋付き包装箱7に入れるとともに、その包装箱7内に隙
間が生じる場合には折返した段ボール板9を適宜差し込
むことによって電子機器5が包装箱7内で動かないよう
に包装して輸送されるのが一般的である。包装箱7内に
差込む段ボール板9は、包装箱7が温度調節計5の外形
寸法に合わせて作られていれば不要であるが、温度調節
計1には外形寸法の異なるものが複数種類存在するのが
一般的であるから、温度調節計1の中で大きいものに合
わせた包装箱7を1種類作っておき、外形の小さい温度
調節計1を包装するには折返した段ボール板9で適宜隙
間を埋める等して1種類の包装箱7を共通使用する例が
多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た包装箱7では、輸送や取扱い時に丁寧に扱われれば問
題ないが、例えば1mを超える高さから落下されると言
ったように乱暴に扱われると、たとえ包装箱7で包装さ
れていてもその際の衝撃によって温度調節計1が破損す
る心配がある。特に、温度調節計1はそのケースがプラ
スチックで形成される場合が多いし、その前面パネル1
a(図11参照)に設定スイッチや表示用のLED(い
ずれも図示せず)を配置するとともに裏面パネル(隠れ
て見えない)にコネクタ端子類を配置する一方、これら
を配置するために前面パネル1aや裏面パネルに複雑な
成形加工を施すことが行われており、前面パネル1aや
裏面パネル部分の機械的強度が劣り易く、その部分が損
傷し易かった。
【0004】もっとも、前面パネル1aや裏面パネルに
気泡付緩衝性シート3を厚く重ねるようにして温度調節
計1を包装すればよいが、包装作業が煩雑になって効率
的ではない。本発明はこのような従来の欠点を解決する
ためになされたもので、大きな衝撃が加えられても電子
機器の損傷を抑えることができるとともに包装作業の簡
単な包装箱の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、1枚の厚手の板体を巻くように折り
曲げて直方体又は立方体状の箱体に組立て、この箱体の
中に電子機器を収納する電子機器の包装箱であり、その
板体の巻き方向に沿った対向縁よりも内側領域から互い
に逆方向に突出するように形成されるとともに内側領域
にて互いに対面するように折曲げ可能に形成されフラッ
プと、その板体の対向縁近傍に形成された切込みとそれ
ら対向縁との間で形成された抑え部であって、対面する
ように折曲げられたフラップの先端に当接して競り出す
ようにその板体を巻いて箱体に組立てられたとき、それ
らのフラップ上に折込まれてこれら各フラップを抑える
抑え部とを具備している。
【0006】また、本発明は、それら対向縁より内側領
域にて互いに対面するとともに複数の折曲げ位置にて折
曲げ可能に上記フラップを形成し、それら複数の折曲げ
位置に対応して板体の対向縁近傍に形成された切込みと
個々の対向縁との間で上記抑え部を形成することが可能
である。そして、それらの構成において、上記板体が箱
体に組立てられたとき角部に位置するよう上記抑え部を
形成すると良い。さらに、それらの構成において、複数
回巻くように折り曲げて上記箱体に組立てられる長さを
有するように上記板体を形成し、巻かれたその板体の内
側層に位置するよう上記抑え部を形成することもでき
る。
【0007】
【作用】そのような手段を備えた本発明では、電子機器
を板体に載せ、フラップを対面するように折曲げてその
電子機器に重ね、フラップの先端に当接して競り出すよ
うにその板体を巻いて箱体に組立て、抑え部をそれらの
フラップ上に折込むと、それらフラップが抑え部で挟持
されるとともに、フラップよりも競り出した板体の対向
縁部分が緩衝部材として機能する。また、上記フラップ
を複数の折曲げ位置にて折曲げ可能に形成するとともに
対応する複数の抑え部を形成する構成では、それらフラ
ップの折曲げ位置および抑え部を選択することによって
フラップ間の間隔を調整できる。そして、上記板体が箱
体に組立てられたとき角部に位置するよう上記抑え部を
形成する構成では、抑え部を折込み易くなる。さらに、
複数回巻けるように上記板体を形成する構成では、フラ
ップよりも競り出した板体の対向縁部分の緩衝部材とし
て機能が一層向上する。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1および図2は本発明に係る包装箱の一実施例を
示す展開斜視図および展開図である。図1および図2に
おいて、1枚の厚手の板体11は、例えば従来公知の段
ボール板から形成されており、一方向に連続する5面の
側面部13a、13b、13c、13d、13eと、一
の側面部例えば側面部13aから互いに逆方向に突出す
るように形成された一対のフラップ15a、15bを有
してT形形状になっている。
【0009】それら側面部13a〜13eおよびフラッ
プ15a、15bは、予め折曲げ加工された折曲部17
a、17b、17c、17d、17e、17fによって
区画されている。そのため、それら側面部13a〜13
eを巻くように折り曲げるとともにフラップ15a、1
5bを折り立てて直方体又は立方体状の箱体に組立てれ
ば、フラップ15a、15bが図3に示す制御用電子機
器としての温度調節計19の前面パネル19aおよび裏
面パネル19bに当接し、側面部13a〜13eが温度
調節計19本体の他の4側面に当接するようになってい
る。なお、板体11は当然ある厚みを有するが、便宜上
厚みを図示しない。
【0010】図1および図2に戻って、板体11におい
て側面部13a〜13eの延びる方向に沿う両対向縁2
1a、21bから各々若干内側に入った各内側領域に
は、それら各対向縁21a、21bに沿った切込み23
a、23b、23c、23dが折曲部17a〜17dと
直交するように形成されており、切込み23a〜23d
と対向縁21a、21b間で抑え部25a、25b、2
5c、25dが形成されている。これら抑え部25a〜
25dの機能については後述する。板体11の側面部1
3aと隣合う側面部13bの境目領域には、対向縁21
a、21bから切込み23aや23b、23cや23d
と同位置まで入り込んだスリット27a、27bがあ
り、上述した折曲部17e、17fがスリット27a、
27bの奥先端部から切込み23aや23b、23cや
23dのほぼ延長線上に延びている。
【0011】折曲部17e、17fを境目にして側面部
13aから互いに反対方向に突出する上述したフラップ
15a、15bの先端の3辺は、折曲部17aと17b
間、17bと17c間、17cと17d間の間隔とほぼ
等長になっている。スリット27a、27b間におい
て、側面部13bから側面部13aにかけて形成された
コ字状の切込みによって側面部13bに片持ち支持され
た差込片29が形成されており、差込片29の両側かつ
スリット27a、27b間の延長線近傍には挿入孔31
が貫通形成されている。側面部13eにおける側面部1
3dとは反対辺には挿入孔31に挿入される挿入片33
が突出形成されており、この挿入片33には差込片29
が差込まれる差込孔35が貫通形成されている。
【0012】次に、上述した電子機器の包装箱の使用例
を図3〜図6に基づき説明する。まず、図3に示すよう
に、板体11の側面部13aに直方体又は立方体状の温
度調節計19を載せ、折曲部17e、17fで折曲げて
一対のフラップ15a、15bを対面するように折り立
て、温度調節計19の前面パネル19aおよび裏面パネ
ル19bに当接させる。そして、折曲部17a〜17d
を折曲げてフラップ15a、15bの各先端を側面部1
3b〜13eに当接させるとともに側面部13b〜13
eの対向縁21a、21bが競り出すように板体11を
巻き、図4のように箱体に組立てて温度調節計19を収
納する。
【0013】その後、図5に示すように、側面部13e
の挿入片33を挿入孔31に挿入するとともに、側面部
13bの差込片29を一端く字状に曲げてから差込孔3
5に差込んで板体11を箱型に組立てる。そして、図6
に示すように、折曲部17b、17dを横切るように形
成された抑え部25a〜25dをフラップ15a、15
b上にL字型に折込むことにより、それら抑え部25a
〜25dでフラップ15a、15bを抑えるように挟持
して組立包装が完成する。このように構成された本発明
の包装箱では、板体11の側面部13aに温度調節計1
9を載せてフラップ15a、15bをその前面パネル1
9aおよび裏面パネル19bに当接させ、側面部13b
〜13eがフラップ15a、15bよりも競り出すよう
に板体11を巻き、抑え部25a〜25dをフラップ1
5a、15b上にL字型に折込めば温度調節計19を包
装できるので、包装作業が極めて簡単である。
【0014】さらに、上述した構成の包装箱では、温度
調節計19の前面パネル19aおよび裏面パネル19b
にフラップ15a、15bが当接し、これらが抑え部2
5a〜25dによって挟持されて保護されるとともに、
フラップ15a、15b面よりも抑え部25a〜25d
の幅分だけ板体11の側面部13b〜13eが競り出し
ているから、包装箱が乱暴に扱われても、競り出したそ
の側面部13b〜13e部分が曲がったり潰れる等して
緩衝部として機能し、温度調節計19の前面パネル19
aおよび裏面パネル19bを損傷し難い。しかも、組立
てられた包装箱の角部、すなわち組立てられたときの対
角位置に抑え部25a〜25dが形成されているので、
抑え部25a〜25dをL字型に折込み易くなって組立
が容易であるうえ、温度調節計19の角部の保護が可能
でる。
【0015】そして、本発明の包装箱では、組立てられ
たときの4隅に抑え部を配置できるように切込みを形成
すれば、簡単な包装作業を確保しつつフラップ15a、
15bの抑えが確実にできる。もっとも、必ずしも対角
位置に抑え部25a〜25dを形成する必要はなく、1
箇所以上の角部に抑え部を形成すれば折込み易くなる
し、角部に限らず適当な箇所に1個以上抑え部を形成し
ても本発明の目的達成が可能である。さらに、切込み2
3aや23b、23cや23dは、必ずしも折曲部17
e、17fと同一延長線上に形成されていなくとも若干
内外にずれていても良いが、好ましくは折曲部17e、
17fよりも僅かに外側に寄った位置に形成した方が抑
え部25a〜25dをフラップ15a、15b上に折込
み易くなって組立が容易である(以下同じ)。
【0016】次に本発明の他の実施例を説明する。図7
および図8は本発明に係る他の実施例を示す展開図およ
び組立て後の斜視図である。この実施例では、板体11
において切込み23a〜23dより更にtだけ内側へ入
った領域に切込み23e、23f、23g、23hを切
込み23a〜23dと同様に形成して構成されている。
そして、切込み23e〜23hと対向縁21a、21b
間で抑え部25a〜25dが形成されている。すなわ
ち、図1の実施例に比べて抑え部25a〜25dが間隔
tだけ幅広になっている。
【0017】側面部13aには、切込み23eや23
f、23gや23hのほぼ延長線上近傍に位置するよう
に折曲部17g、17hが形成されており、スリット切
27a、27bもそれだけ深く形成されている。このよ
うな包装箱では、板体11の側面部13aに温度調節計
19を載せ、折曲部17g、17hで折曲げたフラップ
15a、15bを温度調節計19の前面パネル19aお
よび裏面パネル19bに当接させ、折曲部17a〜17
dを折曲げてフラップ15a、15bよりも側面部13
b〜13eが競り出すように板体11を巻き、図8のよ
うに箱体に組立てるとともに、抑え部25a〜25dを
フラップ15a、15b上にL字型に折込むことによっ
てそれらフラップ15a、15bを抑えれば組立包装が
完成する。すなわち、図1に係る板体11に複数の切込
み23a〜23dや23e〜23hを形成するとともに
これらに対応する折曲部17e、17f、17g、17
hを形成するだけで、前面パネル19aと裏面パネル1
9b間の間隔が短い温度調節計19を包装できる。
【0018】このように、板体11に形成した抑え部2
5a〜25dは、切込み23e〜23hでL字型に折込
めば、対向縁21a、21bと切込み23e〜23h間
の領域となり、切込み23a〜23dでL字型に折込め
ば、対向縁21a、21bと切込み23a〜23d間が
抑え部として機能する。そのため、板体11の側面部1
3a〜13eに形成する切込み23a〜23bと23e
〜23f間の距離t1および切込み23c〜23dと2
3g〜23h間の距離t2、さらにこれに対応する折曲
部17e、17f、17g、17hを適当に形成すれ
ば、前面パネル19aと裏面パネル19b間の寸法が異
なる4種類以上の温度調節計19を1枚の箱体11で包
装可能となる。
【0019】さらに、切込みおよびこれに対応する折曲
部を3個以上形成すれば、寸法が異なる多種類の温度調
節計19を1枚の箱体11で包装可能となることは言う
までもない。もっとも、フラップ15a、15bは使用
する切込みに応じて開放先端を切断する等して短くする
方が好ましい。図9および図10は本発明の包装箱の更
に別の実施例を示す概略展開図および概略組立側面図で
ある。この実施例は、図1に示す板体11の側面部13
eに続けてほぼ同様な側面部13f〜13iを連結さ
せ、フラップ15a、15bよりも側面部13b〜13
iが競り出しかつ2層に巻けるようにその板体11が形
成されており、側面部13a〜13eに切込み23a〜
23dを形成したものである。
【0020】なお、2層巻が可能なように側面部13f
〜13iは側面部13a〜13eより僅かに幅を広に形
成されている以外、他の構成は図1の板体11と同様で
あり、差込片29、挿入孔31、挿入片33および差込
孔35の図示は省略した。このような構成の包装箱で
は、フラップ15a、15bよりも側面部13b〜13
iが競り出すように板体11を巻いて温度調節計19を
包装し、図10に示すように、抑え部25a〜25d
(25c、25dは見えない)をフラップ15a、15
b上にL字型に折込むことによりそれらフラップ15
a、15bを抑えて組立てられる。すなわち、この実施
例では、側面部13f〜13iより内側層の側面部13
a〜13e側の抑え部25a〜25dがL字型に折込ま
れてフラップ15a、15bを抑えるとともに、折込ま
れた抑え部25a〜25dが外層の側面部13f〜13
iによって保護されるし、側面部13b〜13iが二重
の厚みで競り出す緩衝部として機能しているから、包装
箱が乱暴に扱われても温度調節計19を損傷させ難い
し、とりわけ包装箱が斜に落されても損傷しない。
【0021】ところで、本発明の実施に当っては上述し
た各実施例を相互に組合せることが可能であることは言
うまでもないし、上述した板体11の材料は上述した段
ボール板に限らず種々の包装材料で形成可能である。さ
らに、上述した本発明の包装箱におけるフラップ15
a、15bは温度調節計19の前面パネル19aと裏面
パネル19bに重ねる構成に限らず、特に保護の必要な
温度調節計19の特定面に重ねるものであれば良い。そ
して、上述した本発明の各包装箱で温度調節計19を包
装した後、従来の蓋付きの外包装箱に入れても良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の包装箱は、
巻くように折り曲げて箱体に組立て可能な1枚の厚手の
板体に、その内側領域にて互いに対面するように折曲げ
可能にフラップを形成し、折曲げられたそれらフラップ
の先端に当接して競り出すようにその板体を巻いて箱体
に組立てられたときそれらフラップ上に折込まれてこれ
ら各フラップを抑える抑え部を形成したから、包装作業
が簡単であるとともに、フラップより競り出したその板
体が緩衝部材として機能し、大きな衝撃が加えられても
電子機器の損傷を抑えることができる。また、そのフラ
ップを複数の折曲げ位置にて折曲げ可能に形成するとと
もに対応する複数の抑え部を形成する構成では、それら
フラップの折曲げ位置および抑え部を選択することによ
ってフラップ間の間隔が調整できるから、複数の外形寸
法を有する電子機器を1種類の包装箱で包装可能とな
り、包装箱の在庫管理が容易になるとともにコスト低減
を図ることができる。そして、上記板体が箱体に組立て
られたとき角部に位置するよう上記抑え部を形成する構
成では、抑え部を折込み易くなって組立能率が向上す
る。さらに、複数回巻けるように上記板体を形成する構
成では、フラップよりも競り出した板体の対向縁部分の
緩衝部材として機能が一層向上するから、収納された電
子機器の一層の保護を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装箱の一実施例を示す展開斜視
図である。
【図2】図1の包装箱の一実施例を示す展開図である。
【図3】図1の包装箱による包装手順を示す斜視図であ
る。
【図4】図1の包装箱による包装手順を示す斜視図であ
る。
【図5】図1の包装箱による包装手順を示す斜視図であ
る。
【図6】図1の包装箱による包装状態を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明に係る包装箱の他の実施例を示す展開図
である。
【図8】図7の包装箱による包装状態を示す斜視図であ
る。
【図9】本発明に係る包装箱の更に別の実施例を示す展
開図である。
【図10】図7の包装箱による包装状態を示す側面図で
ある。
【図11】従来の包装箱による包装手順を示す斜視図で
ある。
【図12】従来の包装箱による包装手順を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1、19 温度調節計(電子機器、制御用電子機器) 1a、19a 前面パネル 5 包装された温度調節計 7 包装箱 9 段ボール板 11 板体 13a〜13i 側面部 15a、15b フラップ 17a〜17l 折曲部 19b 裏面パネル 21a、21b 対向縁 23a〜23h 切込み 25a〜25d 抑え部 27a、27b スリット 29 差込片 31 挿入孔 33 挿入片 35 差込孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の厚手の板体を巻くように折り曲げ
    ることによって直方体又は立方体状の箱体に組立て、こ
    の箱体の中に電子機器を収納する電子機器の包装箱にお
    いて、 前記板体の巻き方向に沿った対向縁よりも内側領域から
    互いに逆方向に突出するように形成されるとともに前記
    内側領域にて互いに対面するように折曲げ可能に形成さ
    れ前記電子機器を挟むフラップと、 前記板体の対向縁の近傍に形成された切込みと個々の前
    記対向縁との間で形成された抑え部であって、対面する
    ように折曲げられた前記フラップの先端に当接して競り
    出すように前記板体を巻いて箱体に組立てられたとき個
    々の前記フラップ上に折込まれて前記両フラップを抑え
    る抑え部と、 を具備することを特徴とする電子機器の包装箱。
  2. 【請求項2】 前記抑え部は、前記板体が箱体に組立て
    られたとき角部に位置するよう形成されてなる請求項1
    記載の電子機器の包装箱。
  3. 【請求項3】 前記板体は複数回巻くように折り曲げて
    箱体に組立てられる長さを有するとともに、前記抑え部
    は巻かれた前記板体の内側層に位置するよう形成されて
    なる請求項2記載の電子機器の包装箱。
  4. 【請求項4】 1枚の厚手の板体を巻くように折り曲げ
    ることによって直方体又は立方体状の箱体に組立て、こ
    の箱体の中に電子機器を収納する電子機器の包装箱にお
    いて、 前記板体の巻き方向に沿った対向縁よりも内側領域から
    互いに逆方向に突出するように形成され、前記対向縁よ
    り内側領域にて互いに対面するとともに複数の折曲げ位
    置にて折曲げ可能に形成され前記電子機器を挟むフラッ
    プと、 複数の前記折曲げ位置に対応して前記板体の対向縁の近
    傍に形成された切込みと個々の前記対向縁との間で形成
    された抑え部であって、対面するように折曲げられた前
    記フラップの先端に当接して競り出すように前記板体を
    巻いて箱体に組立てられたとき個々の前記フラップ上に
    折込まれて前記両フラップを抑える抑え部と、 を具備することを特徴とする電子機器の包装箱。
  5. 【請求項5】 前記抑え部は、前記板体が箱体に組立て
    られたとき角部に位置するよう形成されてなる請求項4
    記載の電子機器の包装箱。
  6. 【請求項6】 前記板体は複数回巻くように折り曲げて
    箱体に組立てられる長さを有するとともに、前記抑え部
    は巻かれた前記板体の内側層に位置するよう形成されて
    なる請求項5記載の電子機器の包装箱。
JP19666993A 1993-07-15 1993-07-15 電子機器の包装箱 Pending JPH0733184A (ja)

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