JPH07331631A - 排水管まわりの水みち防止構造 - Google Patents
排水管まわりの水みち防止構造Info
- Publication number
- JPH07331631A JPH07331631A JP12995394A JP12995394A JPH07331631A JP H07331631 A JPH07331631 A JP H07331631A JP 12995394 A JP12995394 A JP 12995394A JP 12995394 A JP12995394 A JP 12995394A JP H07331631 A JPH07331631 A JP H07331631A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- drain pipe
- outside
- water way
- gutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sewage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 堤防内に設置される樋管のような排水管に沿
った水抜け路の形成が起こらないようにする。 【構成】 堤防12を横切って埋設される樋管13の外
面に、この樋管13の外面に沿って形成されるおそれの
ある水の流れ18に対し邪魔板として機能するスティフ
ナー16を設けた。
った水抜け路の形成が起こらないようにする。 【構成】 堤防12を横切って埋設される樋管13の外
面に、この樋管13の外面に沿って形成されるおそれの
ある水の流れ18に対し邪魔板として機能するスティフ
ナー16を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排水管まわりの水みち
防止構造に関する。
防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】河川が増水したときに堤防からの溢水や
堤防の決壊を防止するために、増水した水を別の河川や
排水処理場へ排水するための樋管などの排水設備が設置
される。この排水設備は、たとえば図3に示すように、
河川1の堤防2を横断するようにこの堤防2内に埋設さ
れた樋管3を有している。この樋管3における河川1側
の端部にはゲート4が設置され、また樋管3における河
川とは反対側の部分は排水機場5に導かれている。排水
機場5には、樋管3に接続されるポンプ6が設けられて
いる。
堤防の決壊を防止するために、増水した水を別の河川や
排水処理場へ排水するための樋管などの排水設備が設置
される。この排水設備は、たとえば図3に示すように、
河川1の堤防2を横断するようにこの堤防2内に埋設さ
れた樋管3を有している。この樋管3における河川1側
の端部にはゲート4が設置され、また樋管3における河
川とは反対側の部分は排水機場5に導かれている。排水
機場5には、樋管3に接続されるポンプ6が設けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、樋管3は堤防
を横断して設けられているため、河川1側から、岸側に
おける堤防の外へ向けて抜ける水抜け路すなわち水みち
(水道)7が、この樋管3に沿って形成されるおそれが
あるという問題点を有する。
を横断して設けられているため、河川1側から、岸側に
おける堤防の外へ向けて抜ける水抜け路すなわち水みち
(水道)7が、この樋管3に沿って形成されるおそれが
あるという問題点を有する。
【0004】そこで本発明はこのような問題点を解決
し、堤防内に設置される樋管のような排水管に沿った水
抜け路の形成が起こらないようにすることを目的とす
る。
し、堤防内に設置される樋管のような排水管に沿った水
抜け路の形成が起こらないようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、地中に埋設される排水管の外面に、この排水
管の外面に沿って形成されるおそれのある水抜け路に対
し邪魔板として機能するスティフナーを設けたものであ
る。
本発明は、地中に埋設される排水管の外面に、この排水
管の外面に沿って形成されるおそれのある水抜け路に対
し邪魔板として機能するスティフナーを設けたものであ
る。
【0006】
【作用】このような構成によれば、排水管に沿った水の
流れがスティフナーによって阻止されるため、水抜け路
の形成が防止されることになる。
流れがスティフナーによって阻止されるため、水抜け路
の形成が防止されることになる。
【0007】
【実施例】図1において、11は河川、12は堤防であり、
この堤防を横断する樋管13がこの堤防12内に埋設されて
いる。樋管13における河川側の端部には、ゲート14が設
けられている。
この堤防を横断する樋管13がこの堤防12内に埋設されて
いる。樋管13における河川側の端部には、ゲート14が設
けられている。
【0008】樋管13は多数の管体15が接続された構成と
されており、この管体15の周囲には、スティフナー16が
取り付けられている。すなわち、図2に詳細に示すよう
に、スティフナー16は管体15よりも一回り大きく形成さ
れてこの管体15に外ばめされるつば状の板体にて構成さ
れており、周方向に複数のリブ17によって管体15への取
り付け部分が補強された構成となっている。図1に示す
ように、スティフナー16は、一つの管体15について、そ
の管体15の長さ方向に一枚または距離をおいて複数枚が
取り付けられている。
されており、この管体15の周囲には、スティフナー16が
取り付けられている。すなわち、図2に詳細に示すよう
に、スティフナー16は管体15よりも一回り大きく形成さ
れてこの管体15に外ばめされるつば状の板体にて構成さ
れており、周方向に複数のリブ17によって管体15への取
り付け部分が補強された構成となっている。図1に示す
ように、スティフナー16は、一つの管体15について、そ
の管体15の長さ方向に一枚または距離をおいて複数枚が
取り付けられている。
【0009】このような構成によれば、図1に示すよう
に、樋管13に沿った水の流れ18がスティフナー16によっ
て阻止されるため、この水の流れ18が堤防12の外まで抜
けることが防止される。
に、樋管13に沿った水の流れ18がスティフナー16によっ
て阻止されるため、この水の流れ18が堤防12の外まで抜
けることが防止される。
【0010】なお、上記においては堤防12に埋設される
樋管13を例として説明を行ったが、地中に埋設されるそ
の他の排水管にも同様に本発明を適用することができ
る。
樋管13を例として説明を行ったが、地中に埋設されるそ
の他の排水管にも同様に本発明を適用することができ
る。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、地中
に埋設される排水管の外面に、この排水管の外面に沿っ
て形成されるおそれのある水抜け路に対し邪魔板として
機能するスティフナーを設けたため、このスティフナー
によって排水管に沿った水の流れを阻止でき、水抜け路
の形成を確実に防止することができる。
に埋設される排水管の外面に、この排水管の外面に沿っ
て形成されるおそれのある水抜け路に対し邪魔板として
機能するスティフナーを設けたため、このスティフナー
によって排水管に沿った水の流れを阻止でき、水抜け路
の形成を確実に防止することができる。
【図1】本発明の一実施例の排水管まわりの水みち防止
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
【図2】図1における樋管の詳細図である。
【図3】樋管の敷設状況の従来例を示す図である。
12 堤防 13 樋管 15 管体 16 スティフナー
Claims (1)
- 【請求項1】 地中に埋設される排水管の外面に、この
排水管の外面に沿って形成されるおそれのある水抜け路
に対し邪魔板として機能するスティフナーを設けたこと
を特徴とする排水管まわりの水みち防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12995394A JPH07331631A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 排水管まわりの水みち防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12995394A JPH07331631A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 排水管まわりの水みち防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07331631A true JPH07331631A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15022524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12995394A Pending JPH07331631A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 排水管まわりの水みち防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07331631A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007231530A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | National Agriculture & Food Research Organization | 樋管の止水壁構造 |
JP2007231531A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | National Agriculture & Food Research Organization | 樋管の止水構造 |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP12995394A patent/JPH07331631A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007231530A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | National Agriculture & Food Research Organization | 樋管の止水壁構造 |
JP2007231531A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | National Agriculture & Food Research Organization | 樋管の止水構造 |
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